JP2014174094A - 施設情報検索システム及び施設情報検索方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】周辺施設を効率よく検索して使用者の利便性を向上することができる。
【解決手段】入力部14により入力されたサービスの種類に該当する施設情報を取得部により取得し、周辺施設と予定場所との間の移動時間及び利用時間に基づいて、予定時刻に予定場所に戻ることができる周辺施設の施設情報が所定の第1表示状態で表示部13に表示し、予定時刻に予定場所に戻ることができない周辺施設の施設情報を非表示とする、あるいは第1表示状態とは異なる第2表示状態で表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、予定場所周辺の施設情報を検索する施設情報検索システム及び施設情報検索方法に関する。
近年、通信インフラの発達により、通信に関する様々な付加サービスが普及するようになってきた。例えば、特許文献1〜特許文献3、非特許文献1には携帯電話網等により通信を行う携帯端末を用いた施設情報検索システムが提案されている。
特許文献1のシステムでは現在地からサービス提供施設まで移動する時間とサービスを受け始めるまでの時間とを算出して最短でサービス提供可能な施設を検索する。また、予想されるサービスの時間を加味してサービス終了時刻が最短になる施設を検索することもできる。
また、特許文献2のシステムでは使用者の到着予定時刻や経路通過時刻を提供するだけではなく、予定された時刻と実際に到着する時刻の差分を算出して余裕時間を推定する。また、余裕時間を利用して利用可能な施設を提案して使用者の携帯端末に送信する。
また、特許文献3のシステムでは電車やバス等の公共交通機関を利用する際に、利用しようとする公共交通機関の乗車駅等の出発地点と、降車駅等の到着地点の情報を入力する。これにより、最適な乗り換えルートおよび出発時点での乗車時刻を検索して乗り換え案内情報を使用者の携帯端末に送信する。
また、非特許文献1では予め設定した時間内で往復可能なゾーンが地図上に円形グラフィックで携帯端末に表示される。また、時間経過とともに表示されるゾーンが小さくなる。これにより、使用者はゾーン内で散策していれば、設定した時間までに出発地に戻ることが可能な範囲を予測しながら移動することができる。
特許4781481号公報 特開2008−2905号公報 特開2003−058663号公報 "報道資料"、[online]、2011年10月25日、パイオニア株式会社、[平成25年2月28日検索]、インターネット<http://pioneer.jp/press/2011/1025-1.html>
携帯端末を所持する使用者に予定があり、使用者が予定時刻よりも前に予定場所に到着する場合がある。この時、予定時刻までの空き時間に使用者が周辺施設に立ち寄りたい場合に周辺施設を検索して携帯端末に表示されると利便性がよい。しかしながら、上記特許文献1のシステムでは使用者がサービスを受けて予定場所に戻るまでの移動時間が考慮されていない。このため、使用者はサービスを利用して予定場所に戻る時刻を予測することが困難であった。また、特許文献2のシステムでは使用者が利用する予定のないサービス提供施設も提案される。このため、使用者は提案された施設情報の中から利用したい施設を探すために余裕時間を浪費する問題があった。また、特許文献3及び非特許文献1では使用者が移動時間に基づいて往復可能な範囲しか表示されない。このため、使用者は施設で受けるサービスに要する所要時間を予測することができない。
このように、使用者は利用したいサービスの種類に該当する施設の中から予定場所に予定時刻に戻ることができる施設を検索するのに利便性が悪いという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、周辺施設を効率よく検索して使用者の利便性を向上することができる施設情報検索システムと施設情報検索方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、施設の場所及び標準の利用時間を含む施設情報を記憶するサーバと、予め登録された予定時刻と予定場所とを含む予定情報を抽出する抽出部と、使用者の現在位置を測位する測位部と、現在時刻を検出する計時部と、サービスの種類を入力する入力部と、前記サーバから前記予定場所の周辺施設の前記施設情報を検索して取得する取得部と、前記取得部により取得した前記施設情報を表示する表示部とを備えた周辺施設情報検索システムにおいて、前記入力部により入力されたサービスの種類に該当する前記施設情報を前記取得部により取得し、周辺施設と前記予定場所との間の移動時間及び前記利用時間に基づいて、前記予定時刻に前記予定場所に戻ることができる周辺施設の前記施設情報を所定の第1表示状態で表示するとともに、前記予定時刻に前記予定場所に戻ることができない周辺施設の前記施設情報を非表示とする、あるいは第1表示状態とは異なる第2表示状態で表示することを特徴としている。
この構成によると、使用者は予定時刻までに予定場所へ戻ることを考慮し、入力したサービスの種類に該当する周辺施設の中から利用可能な施設を選択することができる。このため、使用者は受けたいサービスの種類に絞って周辺施設を効率よく検索することができる。また、利用時間に基づいて施設が検索されており、使用者はサービスを利用した後、予定場所に戻る時刻を予測して移動することができる。また、予定時刻に予定場所に戻ることができない周辺施設の施設情報は非表示とされる、あるいは第1表示状態と異なる第2表示状態で表示されるため、使用者は利用できない施設を容易に区別することができる。このため、使用者は短時間で利用したい施設を選択することができる。
また、本発明は、上記構成の施設情報検索システムであって、現在位置に対して通行できない場所の周辺施設の前記施設情報を非表示とする、あるいは第1表示状態とは異なる第2表示状態で表示することを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の施設情報検索システムであって、電子マネーによる支払いを行う電子マネー部を備え、前記抽出部が前記電子マネー部の利用履歴に基づいて前記予定情報を抽出することを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の施設情報検索システムであって、前記測位部と前記入力部と前記表示部とメモリとを有した携帯端末を備え、前記取得部は、前記測位部により測位した現在位置が前記予定場所に到着する前に前記施設情報を取得して前記メモリに記憶し、前記入力部によりサービスの種類の入力があった際に該サービスの種類に該当する前記施設情報を前記メモリから抽出することを特徴としている。
また、本発明は、予め登録された予定時刻と予定場所とを含む予定情報を抽出する抽出ステップと、使用者の現在位置を測位する測位ステップと、現在時刻を検出する計時ステップと、サービスの種類を入力する入力ステップと、施設の場所及び標準の利用時間を含む施設情報を記憶するサーバから前記予定場所の周辺施設の前記施設情報を検索して取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得した前記施設情報を表示する表示ステップとを備えた施設情報検索方法において、前記入力ステップにより入力されたサービスの種類に該当する前記施設情報を前記取得ステップにより取得し、周辺施設と前記予定場所との間の移動時間及び前記利用時間に基づいて、前記予定時刻に前記予定場所に戻ることができる周辺施設の前記施設情報を所定の第1表示状態で表示するとともに、前記予定時刻に前記予定場所に戻ることができない周辺施設の前記施設情報を非表示とする、あるいは第1表示状態とは異なる第2表示状態で表示することを特徴としている。
また、本発明は、予め登録された予定時刻と予定場所とを含む予定情報を抽出する抽出ステップと、使用者の現在位置を測位する測位ステップと、現在時刻を検出する計時ステップと、サービスの種類を入力させる入力ステップと、施設の場所及び標準の利用時間を含む施設情報を記憶するサーバから前記予定場所の周辺施設の前記施設情報を検索して取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得した前記施設情報を表示する表示ステップとを備えた施設情報検索プログラムにおいて、前記入力ステップにより入力されたサービスの種類に該当する前記施設情報を前記取得ステップにより取得し、周辺施設と前記予定場所との間の移動時間及び前記利用時間に基づいて、前記予定時刻に前記予定場所に戻ることができる周辺施設の前記施設情報を所定の第1表示状態で表示するとともに、前記予定時刻に前記予定場所に戻ることができない周辺施設の前記施設情報を非表示とする、あるいは第1表示状態とは異なる第2表示状態で表示することを特徴としている。
本発明の施設情報検索システム及び施設情報検索方法によれば、周辺施設を効率よく検索して使用者の利便性を向上することができる。
本発明に係る施設情報検索システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る携帯電話の構成を示すブロック図である。 本発明の施設情報検索システムが実施する施設情報検索処理を示すフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る施設情報検索システムの構成を示すブロック図である。施設情報検索システム1は携帯電話(携帯端末)100、携帯電話網200、インターネット網300、外部端末400、管理サーバ(サーバ)500を含んで構成される。
携帯電話100は携帯電話網200に接続されることにより、携帯電話網200を介した音声通信やデータ通信が可能になる。また、携帯電話100は管理サーバ500に記憶された施設情報を携帯電話網200及びインターネット網300を介して受信することができる。
携帯電話網200は複数の携帯電話100が無線接続された広域無線通信網である。携帯電話100は携帯電話網200に接続されることにより、相互に通信が可能となっている。なお、携帯電話網200を構成する物理的な手段としては、例えばW−CDMA等の無線通信方式があげられる。また携帯電話網200はインターネット網300にも接続されている。
インターネット網300は複数のネットワークを相互接続して構築された広域通信網である。インターネット網300は大小様々なコンピュータネットワークを相互に連結させて、国際的な通信ネットワークが構築されている。通信プロトコルとしては主に、TCP/IPが標準的なプロトコルとして採用されている。
管理サーバ500は施設の場所及び標準の利用時間を含む施設情報がデータベース化して記憶されている。施設の標準の利用時間は施設ごとに利用に要する時間を平均して算出している。例えば、コンビニエンスストアは3分、自動販売機は15秒、喫茶店は10分等と設定することができる。また、各施設は例えば、「飲み物を飲みたい」、「食事がしたい」、「お手洗いに行きたい」といったサービスの種類別に記憶されている。なお、使用者選択項目として、上記項目を表示して使用者に選択させる構成にしてもよい。
外部端末400は各施設の管理人が操作入力する端末であり、施設の混雑状況及びサービス提供に要する利用時間等の入力を実行して管理サーバ500に記憶された施設情報データを更新することができる。例えば、「カフェ」が混雑している場合、店側が外部端末400で利用時間を更新する。
〈携帯電話の構成〉
次に、携帯電話100の内部構成を、図2のブロック図を用いながら説明する。図2に示すように、携帯電話100は制御部11、通信部12、表示部13、入力部14、メモリ15、計時部16、スピーカ部17、音声入力部18、測位部19、電子マネー部20を含む。
制御部11は携帯電話100を構成する各部の動作を制御することにより、通話処理や画面表示処理等を行う。制御部11は複数のマイクロプロセッサから構成されている。また、制御部11は各装置の制御やデータの計算、加工処理等を行う中枢部分となっている。また制御部11は後述する使用者の入力を受け付けるとともに画面表示を行い、通信部12を介して管理サーバ500とデータの送受信を行う。
通信部12は図示しないアンテナにより受信する受信処理を行う。そして受信データを、所定の通信プロトコルに基づいて制御部11に送る。また、通信部12は制御部11から送られてくるデータを携帯電話網200及びインターネット網300を介して通信を行う。
表示部13は液晶ディスプレイ等から成り各種情報の表示を行う。
入力部14はキーパッド等を用いて使用者が携帯電話100に対して発信指示、予定場所、予定時刻、サービスの種類の入力指示等の各種指示を入力する。入力部14により入力された指示は制御部11により受け付けられ、指示の内容に基づいて各種制御処理が行われる。
スピーカ部17は制御部11から与えられる音声データのD/A変換を行い、変換により得られた音声信号に基づいて音声の出力を行う。音声入力部18は、図示しないマイクより入力された音声から音声信号を生成し、さらにA/D変換を行うことにより音声データに変換して制御部11に与える。
測位部19はGPS等によって携帯電話100の現在地の位置情報(経度・緯度など)を取得する。具体的には、単独測位GPS方式、ネットワークアシストGPS方式、無線基地局の電波強度による位置検出方式、無線基地局からの信号到達時間による位置検波方式等を用いることができる。
メモリ15はプログラム15aや地図データベース(DB)15bや工場出荷時の各種設定情報等が記憶されている。
地図データベース15bは地図画像、施設の住所及び地図上の位置を記憶している。また、地図画像と施設の位置を一致させるデータも記憶している。これにより、位置情報を抽出して周辺施設の地図表示を行うことができる。また、地図データベース15bから使用者の移動時間が算出される。なお、移動時間は階段や信号等の有無などを考慮して算出されることが望ましい。例えば、通常の通路では使用者の移動速度を80m/minとして移動時間を距離から算出する。また、階段を使用する場合、1フロア分の上下の移動を夫々1分間と設定して移動時間に加算する。また、信号は1箇所につき1分間と設定して移動時間に加算する。また、通行不能な場所にあると判断される施設は「利用できない施設」として判別される。例えば、予定情報として「列車に乗る」が登録されている場合であって、測位部19の測位結果あるいは電子マネー部20の利用履歴から使用者の現在地が駅の改札内に入っていると判断される場合、改札の外にある施設へは通行不能であると判断され、「利用できない施設」として判別される。
電子マネー部20は電子マネーによる支払いを行うことができ、電子マネー部20の利用履歴に予定情報が記憶されている。
〈情報検索の処理〉
ここで、本発明の一実施形態における携帯電話100を用いた周辺情報検索の処理について、図3のフローチャートを用いながら説明する。図3に示す処理フローは携帯電話100の電源が起動されている状態において、情報検索アプリ(プログラム15a)の起動指示が検知された時点で開始される。本処理の開始後、制御部11はステップ♯110において、情報検索アプリの起動を行う。
次に、予め登録された予定場所、予定時刻を含む予定情報を抽出する(ステップ♯111)。具体的には、入力部14によって予め入力された予定場所及び予定時刻を抽出する。なお、ステップ♯111における処理により、予定時刻と予定場所とを含む予定情報を抽出する抽出部が構成される。
なお、使用者が事前に携帯電話100のカレンダー部(不図示)及びスケジュール部(不図示)へ予定情報を登録している場合、この予定情報を抽出することもできる。具体的には、カレンダー部に「17:00 ハチ公前で○○さんと待ち合わせ」とある場合、予定場所として「ハチ公前」、予定時刻として「17:00」を抽出する。
また、電子マネー部20の利用履歴に予定情報が記憶されている場合、電子マネー部の利用履歴に基づいて予定情報を抽出してもよい。具体的には、Felica(登録商標)やNFC等の利用履歴に「のぞみ1号 東京6:00発 5号車10番A席」と切符情報が入っている場合、予定場所として「東京駅」、予定時刻として「6:00」を抽出する。また、「6:00」にはその新幹線に乗車している必要があるため、予定場所として「東京駅の〇番ホーム」、予定時刻として「5:50」を抽出してもよい。予め入力された予定情報を自動的に抽出部が抽出することにより、使用者の利便性が向上する。
次にステップ♯112では制御部11は測位部19を使用して自己の現在位置を検出する。また、ステップ♯113では使用者が予定場所から所定の領域(例えば、予定場所から200mの範囲)内に位置しているか否かを判断する。使用者が領域内に入っていないと判断すると、ステップ♯112に戻る。また、使用者が領域内に入ったと判断すると、ステップ♯114に移行する。ステップ♯114では制御部11が携帯電話網200を経由してインターネット網300に接続し、管理サーバ500に記憶される予定場所周辺の施設情報を取得する。これにより、使用者の移動中、測位部19が随時自己の現在位置を検出し、領域内に使用者が入ったか否かを繰り返し判断する。
ステップ♯115では取得した施設情報がメモリ15に記憶される。なお、ステップ♯114における処理により、管理サーバ500から予定場所の周辺施設の施設情報を検索して取得する取得部が構成される。
なお、予定場所の周辺施設の施設情報を取得するか否かは使用者の所在地により判断する場合には限定されない。例えば、現在時刻により判断してもよい。この場合、計時部16が現在時刻を検出して予定時刻から所定の時間内(例えば、予定時刻の10分前)であると判断した場合にステップ♯114に移行する。
また、使用者が予定場所に近付く経路でホットスポット等の高速通信を確保できる場所を通過する場合、その場所を認識したときに自動的にステップ♯114に移行して予定場所周辺の施設情報を取得してもよい。これにより、情報量の多い施設情報を短時間で取得することができる。
また、ステップ♯111において予定情報を抽出した直後に予定場所周辺の施設情報を取得しておき、ステップ♯114では施設情報のうち更新可能な情報部分のみを取得してもよい。これにより、予定場所に使用者が到着後、周辺施設の情報検索の取得に時間を浪費するのを防止することができる。
次に、ステップ♯116では検索された周辺施設ごとに予定場所との間の往復の移動時間及び利用時間を算出する。なお、検索された施設に予定場所、予定時刻に基づく制限情報(例えば、営業時間による制限、改札の内側又は外側にあることによる移動の制限)がある場合、その施設は「利用できない施設」として判別する。
次に、ステップ♯117では抽出した周辺施設を予め用意されたサービスの種類を表す項目(例えば、「お手洗い」、「飲み物」、「お土産」)ごとに分類し、往復の移動時間及び利用時間の合計が短い順に周辺施設を整理してメモリ15に記憶する。
ステップ♯118では使用者からのサービスの種類の選択を受け付ける。具体的には、予め用意された「お手洗」、「飲み物」、「お土産」等の項目を表示部13に表示し、入力部14による入力操作があるまで待機する。なお、使用者がサービス名を直接入力してもよい。
次に、サービスの種類が入力されると、ステップ♯119で計時部16により現在時刻を検出する。ステップ♯120では選択されたサービスの種類に属する施設の中から検出された現在時刻に基づいて予定時刻に予定場所に戻ることができる施設の施設情報を取得する。また、予定時刻に予定場所に戻ることができない施設は「利用できない施設」として判別する。なお、ステップ♯112〜ステップ♯117において、使用者がサービスの種類の選択する前に施設情報を取得してメモリ15に記憶している。これにより、使用者が入力部14にサービスの種類の入力をした際、サービスの種類に該当する施設情報をメモリ15から抽出するだけで施設情報を取得することができる。
ステップ♯121ではステップ♯120で取得した施設情報を所定の第1表示状態で表示部13に表示する。一方で、「利用できない施設」については非表示とする。ここで「利用できない施設」とは、ステップ♯116で制限情報があると判別された周辺施設やステップ♯120で予定時刻に予定場所に戻ることができないと判別された周辺施設を指す。なお、「利用できない施設」は非表示とする以外に第1表示状態とは異なる第2表示状態で表示してもよい。このとき、第2表示状態が第1表示状態に対して目立たず、利用できない事を暗示するような表示にして使用者が区別し易い表示にすることが好ましい。具体的には、第1表示状態の施設情報を黒い文字で表示し、第2表示状態の施設情報を灰色の文字で表示する場合が挙げられる。また、第2表示状態の施設情報を取り消し線で消して表示したり、第1表示状態より小さな文字で表示してもよい。また、第1表示状態と第2表示状態とで書体を変えて表示してもよい(例えば、第1表示状態は読みやすい太字にし、第2表示状態は読みにくい斜体にする)。また、検索された周辺施設を施設名のみで表示し、第1表示状態で表示された施設名には、その施設の詳細な説明へのリンクを設定してもよい。このとき、第2表示状態で表示された施設名は詳細な説明へのリンクは設定せずに無効にすることが好ましい。これにより、短時間で情報を得たいときであるにもかかわらず、使用者が「利用できない施設」の詳細情報を参照してしまう、という無駄な操作を行うのを防ぐことができる。
次に、ステップ♯122では計時部16で現在時刻を検出し、予定時刻を経過しているか否かが判断される。予定時間を経過していない場合にはステップ♯119に移動する。これにより、使用者が各項目を確認している間に時間が経過した場合、予定時刻までの残り時間に応じて利用可能な周辺施設が再表示される。また、予定時刻を経過した場合、プログラムは終了する。あるいは予定時刻を経過した旨を表示する。
なお、ステップ♯122において、予定時刻を経過していない場合、ステップ♯114に移動して最新の施設情報を取得してもよい。これにより、ステップ♯121で最新の利用時間が反映された施設情報を表示することができる。例えば、「カフェ」が混雑している場合、店側が外部端末400で利用時間を更新しており、この「カフェ」の施設情報が第1表示状態から非表示あるいは第2表示状態に変更される。
また、ステップ♯122において、予定時刻が近づいたときに携帯電話100のスピーカ部17から警告音を発してもよい。これにより、使用者は予定時刻が近づいていることを認識することができる。
また、予定時刻以降の使用者の行動予定が記憶されている場合、行動予定に基づく情報を表示部13に表示してもよい。具体的には、電子マネー部に列車の切符の情報が記憶されている場合、サービスの種類の選択で「飲み物を飲みたい」が入力された場合、周辺施設の施設情報を表示するとともに列車の車内販売や食堂車の情報を併せて表示してもよい。なお、ステップ♯111で抽出される予定情報は状況に応じて変更することができる。例えば、使用者が入力部14に入力して直接変更してもよい。また、電子マネー部20の利用履歴に記憶された列車の発車時刻が変更されたり、プラットフォームが変更されたりした場合、自動的に予定情報を抽出して再度、情報検索の処理を行ってもよい。これにより、変更された予定情報に基づいて施設情報が再表示される。
本実施形態によれば、入力部14により入力されたサービスの種類に該当する施設情報を取得部により取得し、周辺施設と予定場所との間の移動時間及び利用時間に基づいて、予定時刻に予定場所に戻ることができる周辺施設の施設情報が所定の第1表示状態で表示部13に表示される。これにより、使用者は予定時刻までに予定場所へ戻ることを考慮し、入力したサービスの種類に該当する周辺施設の中から利用可能な施設を選択することができる。このため、使用者は受けたいサービスの種類に絞って周辺施設を効率よく検索することができる。また、利用時間に基づいて施設が検索されており、使用者はサービスを利用した後、予定場所に戻る時刻を予測して移動することができる。また、予定時刻に予定場所に戻ることができない周辺施設の施設情報は非表示にされるか、あるいは第1表示状態と異なる第2表示状態で表示されるため、使用者は利用できない施設を容易に区別することができる。このため、使用者は容易に利用したい施設を識別することができる。使用者は入力されたサービスの種類に該当する周辺施設から予定場所に予定時刻に戻ることができる施設を効率よく検索することができる。
また、現在位置に対して通行できない場所の周辺施設の施設情報を非表示にするか、或いは第2表示状態で表示することにより、使用者は施設の選択をより効率的に行うことができる。
また、電子マネーによる支払いを行う電子マネー部20を備え、ステップ♯111から成る抽出部が電子マネー部20の利用履歴に基づいて予定情報を抽出することにより、使用者は予定情報を入力する手間を省くことができる。これにより、使用者の利便性が向上する。
また、測位部19と入力部14と表示部13とメモリ15とを有した携帯電話(携帯端末)100を備え、取得部は、測位部19により測位した現在位置が予定場所に到着する前に施設情報を取得してメモリ15に記憶し、入力部14によりサービスの種類の入力があった際にサービスの種類に該当する施設情報をメモリ15から抽出する。予め、現在位置が予定場所に到着する前に施設情報を取得してメモリ15に記憶することにより、サービスの種類の入力があった際にサービスの種類に該当する施設情報を抽出する時間が短縮される。これにより、使用者は施設の選択をより効率的に行うことができる。
また、本発明は、予め登録された予定時刻と予定場所とを含む予定情報を抽出する抽出ステップ(ステップ♯111)と、使用者の現在位置を測位する測位ステップ(ステップ♯112)と、現在時刻を検出する計時ステップ(ステップ♯119)と、サービスの種類を入力する入力ステップ(ステップ♯118)と、施設の場所及び標準の利用時間を含む施設情報を記憶するサーバから予定場所の周辺施設の施設情報を検索して取得する取得ステップ(ステップ♯120)と、取得ステップ(ステップ♯120)により取得した施設情報を表示する表示ステップ(ステップ♯121)とを備えた施設情報検索方法において、入力ステップ(ステップ♯118)により入力されたサービスの種類に該当する施設情報を取得ステップ(ステップ♯120)により取得し、周辺施設と予定場所との間の移動時間及び前記利用時間に基づいて、予定時刻に予定場所に戻ることができる周辺施設の施設情報を所定の第1表示状態で表示するとともに、予定時刻に予定場所に戻ることができない周辺施設の施設情報を非表示にするか、あるいは第1表示状態と異なる第2表示状態にした。
この構成により、使用者は入力されたサービスの種類に該当する周辺施設から予定場所に予定時刻に戻ることができる施設を効率よく検索することができる。
なお、本実施形態では携帯電話100内のプログラムが周辺施設と予定場所との間の移動時間を算出し利用時間との合計から周辺施設を抽出したが、これらの処理をネットワーク上に配したプログラムにより行ってもよい。例えば、ネットワーク上のプログラムが本発明の抽出部、計時部、取得部を備え、携帯電話100が測位部と表示部を備える場合が考えられる。この場合、携帯電話100は自己の現在位置情報を送信し、ネットワーク上のプログラムが周辺施設の施設情報を取得して携帯電話100に送信する。
また、本実施形態では携帯端末として携帯電話100を利用した場合を用いて説明しているが、広域通信網に接続可能な端末装置であれば、PDA、ノートパソコン、タブレット端末等において実施する形態であってもよい。また、広域通信網に直接接続する機能がない携帯端末を用いて、その携帯端末を例えば携帯電話のような広域通信網に接続可能な端末と有線あるいは無線で接続し、その携帯電話等の通信機能を利用することで広域通信網に接続するような実装で実施する形態であっても同様に適用することができる。
100 携帯電話
200 携帯電話網
300 インターネット
400 外部端末
500 管理サーバ
11 制御部
12 通信部
13 表示部
14 入力部
15 メモリ
15a プログラム
15b 地図データベース
16 計時部
17 スピーカ部
18 音声入力部
19 表示制御部
20 電子マネー部

Claims (5)

  1. 施設の場所及び標準の利用時間を含む施設情報を記憶するサーバと、予め登録された予定時刻と予定場所とを含む予定情報を抽出する抽出部と、使用者の現在位置を測位する測位部と、現在時刻を検出する計時部と、サービスの種類を入力する入力部と、前記サーバから前記予定場所の周辺施設の前記施設情報を検索して取得する取得部と、前記取得部により取得した前記施設情報を表示する表示部とを備えた施設情報検索システムにおいて、
    前記入力部により入力されたサービスの種類に該当する前記施設情報を前記取得部により取得し、周辺施設と前記予定場所との間の移動時間及び前記利用時間に基づいて、前記予定時刻に前記予定場所に戻ることができる周辺施設の前記施設情報を所定の第1表示状態で表示するとともに、前記予定時刻に前記予定場所に戻ることができない周辺施設の前記施設情報を非表示とする、あるいは第1表示状態とは異なる第2表示状態で表示することを特徴とする施設情報検索システム。
  2. 現在位置に対して通行できない場所の周辺施設の前記施設情報を非表示とする、あるいは第1表示状態とは異なる第2表示状態で表示することを特徴とする請求項1に記載の施設情報検索システム。
  3. 電子マネーによる支払いを行う電子マネー部を備え、前記抽出部が前記電子マネー部の利用履歴に基づいて前記予定情報を抽出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の施設情報検索システム。
  4. 前記測位部と前記入力部と前記表示部とメモリとを有した携帯端末を備え、前記取得部は、前記測位部により測位した現在位置が前記予定場所に到着する前に前記施設情報を取得して前記メモリに記憶し、前記入力部によりサービスの種類の入力があった際に該サービスの種類に該当する前記施設情報を前記メモリから抽出することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の施設情報検索システム
  5. 予め登録された予定時刻と予定場所とを含む予定情報を抽出する抽出ステップと、使用者の現在位置を測位する測位ステップと、現在時刻を検出する計時ステップと、サービスの種類を入力する入力ステップと、施設の場所及び標準の利用時間を含む施設情報を記憶するサーバから前記予定場所の周辺施設の前記施設情報を検索して取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得した前記施設情報を表示する表示ステップとを備えた施設情報検索方法において、
    前記入力ステップにより入力されたサービスの種類に該当する前記施設情報を前記取得ステップにより取得し、周辺施設と前記予定場所との間の移動時間及び前記利用時間に基づいて、前記予定時刻に前記予定場所に戻ることができる周辺施設の前記施設情報を所定の第1表示状態で表示するとともに、前記予定時刻に前記予定場所に戻ることができない周辺施設の前記施設情報を非表示とする、あるいは第1表示状態とは異なる第2表示状態で表示したことを特徴とする施設情報検索方法。
JP2013049027A 2013-03-12 2013-03-12 施設情報検索システム及び施設情報検索方法 Pending JP2014174094A (ja)

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