JP2006092113A - 情報提供システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザの手を煩わすことなくユーザの余裕時間を計算し、当該余裕時間に応じた情報をユーザに提示する情報提供システムを提供する。
【解決手段】 ユーザは電車に乗るため、携帯電話200を自動改札機300にかざす。ICチップ210はチケットデータが記憶領域に存在する場合にはこれを読み出し、チケットデータが存在しない場合にはスケジュールデータ、もしくは定期券データを読み出し、自動改札機300を経由してコンピュータ100へ送信する。コンピュータ100は携帯電話200からデータを受信し、ユーザの余裕時間を計算し、当該余裕時間内に受けられるサービスの一覧を記憶部110をアクセスして読み出し、ネットワークを経由して携帯電話200へ送信する。携帯電話200はネットワーク経由でコンピュータ100からデータを受信し、これを表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ユーザは電車に乗るため、携帯電話200を自動改札機300にかざす。ICチップ210はチケットデータが記憶領域に存在する場合にはこれを読み出し、チケットデータが存在しない場合にはスケジュールデータ、もしくは定期券データを読み出し、自動改札機300を経由してコンピュータ100へ送信する。コンピュータ100は携帯電話200からデータを受信し、ユーザの余裕時間を計算し、当該余裕時間内に受けられるサービスの一覧を記憶部110をアクセスして読み出し、ネットワークを経由して携帯電話200へ送信する。携帯電話200はネットワーク経由でコンピュータ100からデータを受信し、これを表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯電話等の携帯端末のユーザに情報提供を行う情報提供システムに関する。
近年、多くの人々がインターネットの接続機能を備えた携帯電話等の携帯端末を使用してインターネット上のサイトをアクセスし、種々の情報提供サービスを受けている。こうしたサービスの中には特許文献1に示すように、携帯端末のユーザの空き時間に関する情報を得て、この空き時間にユーザが利用することができる近隣の店舗などに関する情報を選んで提供するものがある。しかし、特許文献1に記載の技術では、サービスの提供を受ける度毎にユーザが自身の空き時間を入力する必要があり、ユーザが煩わしさを感じることがある問題点がある。
特開2004−5502号公報
本発明は上記の事情を考慮してなされたもので、その目的は、ユーザの手を煩わすことなくユーザの空き時間を計算し、当該空き時間に応じた情報をユーザに提示する情報提供システムを提供することである。
この発明は前述の課題を解決するためになされたもので、請求項1の発明は、所定の場所に設置され、処理開始要求信号を発信する発信装置と、ユーザの予定情報を1個以上格納する記憶手段と、前記処理開始要求信号を受信し、前記記憶手段中に前記予定情報が存在するか否かを所定の優先順位に従ってチェックし、最初に見つかった予定情報を読み出すデータ選択手段と、前記データ選択手段が読み出した予定情報を送信する送信手段と、前記ユーザに提供されるサービスに関するデータであるサービス一覧データを受信して表示部に表示する表示処理手段とを具備する携帯端末と、サービスを受けるために必要な時間の情報を含むサービステーブルを格納する記憶部と、前記予定情報を受信し、現在時刻と、前記予定情報とからユーザの余裕時間を計算して出力する時間計算手段と、前記余裕時間を入力し、前記サービステーブルをアクセスして前記余裕時間内に利用可能なサービスの情報を選んで読み出し、サービス一覧データを生成して送信するルート演算手段とを具備するコンピュータとを具備することを特徴とする情報提供システムである。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の情報提供システムであって、前記発信装置は自動改札機に備えられ、前記携帯端末は集積回路チップを備えた携帯電話機であり、前記自動改札機は、前記携帯端末から予定情報を受信した時に前記予定情報を前記コンピュータへ送信する予定情報送信手段を具備することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の情報提供システムであって、前記携帯端末は、出発時刻を伴うチケットの情報であるチケットデータを格納する一時記憶手段を更に備え、前記データ選択手段は、前記チケットデータを前記予定情報と共にチェックすることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3に記載の情報提供システムであって、前記チケットデータは前記優先順位の中で最上位にあることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の情報提供システムであって、前記予定情報は前記ユーザのスケジュールに関する情報であるスケジュールデータを含むことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の情報提供システムであって、前記ルート演算手段は、電子メールによって前記サービス一覧データを送信することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、携帯端末のコンピュータに、ユーザに提供されるサービスに関するデータであるサービス一覧データの送信要求を前記サービス一覧データの提供元に送信する処理と、前記サービス一覧データを前記提供元から受信する処理と、受信した前記サービス一覧データを表示する処理と、を実行させるためのプログラムである。
請求項1、または請求項7の発明によれば、ユーザの空き時間を計算し、当該空き時間に応じた情報であるサービス一覧データを携帯端末に表示してユーザに提示することができるため、ユーザにわずらわしさを感じさせることなく、余裕時間内に受けることができるサービスを知らせることができる効果がある。
また、請求項2の発明によれば、既存の自動改札機や集積回路チップを利用するため、汎用性を高めることができる効果がある。また、請求項3の発明によれば、チケットに記載された乗車時間等の予定は変更されることがほとんどない情報であり、このような予定情報を参照することで一層利用される可能性の高いサービスの一覧をユーザに提供することができる効果がある。また、請求項4の発明によれば、チケットの情報に対してより高い優先順位を与えることにより、更に利用される可能性の高いサービスの一覧をユーザに提供することができる効果がある。
また、請求項5の発明によれば、ユーザのスケジュールにあわせてサービスの一覧を選択することにより、一層利用される可能性の高いサービスの一覧をユーザに提供することができる効果がある。また、請求項6の発明によれば、電子メールによってユーザにサービスの一覧を提示することにより、ユーザが自身の都合の良い時に当該サービスの一覧を参照できる効果がある。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1と、図2とは本実施の形態におけるシステムのハードウェア構成を表している。図1のコンピュータ100は携帯電話200のユーザに情報提供を行う。また、記憶部110はこのコンピュータ100がユーザに提供する情報を格納する。
携帯電話200は情報提供を受けるユーザの所有する携帯電話であり、記憶領域中にユーザの予定に関するデータであるスケジュールデータを格納する。また、携帯電話200はIC(Integrated Circuit、集積回路)チップ210を備える。
自動改札機300は鉄道の駅に備えられた自動改札機である。また、ICチップ210は自動改札機300と電気的に接触又は電波的に非接触にて通信及び電源の供給を受ける。このようなICチップには例えば、従来から鉄道用ICカードとして電車の乗り降りや駅の売店等での買い物の際に使用される「スイカ(登録商標)」等があり、ICチップ210も「スイカ(登録商標)」等と同様にチケットの情報や定期券の情報、あるいは、買い物の履歴の情報等を記録する。
また、ユーザはこの携帯電話200を自動改札機300にかざして改札口を入退場することができる。更に、ICチップ210は、ユーザが自動改札機300を入退場する時、携帯電話200のアプリケーションソフトを起動させ、情報を表示させることができる。このような鉄道用ICチップを搭載した携帯電話機には「モバイルスイカ(登録商標)」がある。
このICチップ210の構成は図2に示すものである。CPU212(Central Processing Unit)はICチップ210全体の制御を行う。RF(Radio Frequency)回路211は図1に示す自動改札機300との間で非接触によって無線交信を行う。
このため、例えば、携帯電話200がバッテリ容量の低下や故障等の情況にあっても、独立して、通常の無電源方式の非接触式ICカードと同様に機能することができる。また、ICチップ210は、ユーザの予定に関する情報であるスケジュールデータ等の様に自身が直接管理しないものであって、携帯電話200のCPU230が管理するデータが必要となる場合には、読み書き装置220を経由してこれを得る。
メモリ回路215は、CPU212が使用する一時記憶領域であって読み書き可能なメモリであるRAM(Random Access Memory)213と、CPU212で稼動するアプリケーションソフトなどを格納する読出し専用のメモリであるROM(Read−Only Memory)214と、電車等の利用のためのチケットデータや、ユーザの購買履歴である履歴データ、あるいは、電車等の定期券の情報である定期券データを格納する読出し専用の不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)216を有する。
更に、図3は本実施の形態におけるシステムのソフトウェア構成を表している。ICチップ210の通信制御部241は通信機能である。制御部242はICチップ210の制御機能であり、詳細は後述する。データ管理部243は制御部242から指示を受けてRAM213、ROM214、あるいは、EEPROM216のアクセスを行う。表示処理部244は制御部242の指示を受け、図2の読み書き装置220を介して携帯電話200の表示部にデータを表示させる。
コンピュータ100において、制御部121はコンピュータ100の制御機能であり、詳細は後述する。通信制御部122は携帯電話の公衆網を含むネットワークを経由してデータの送受信を行う通信機能である。時間計算部123は制御部121からデータを入力して携帯電話200のユーザが電車に乗るまでの間の時間等に該当する余裕時間を計算する。ルート演算部124は制御部121の指示を受けて余裕時間内にユーザが受けることができるサービスに関する情報であるサービス一覧データを生成する。データ管理部125は記憶領域中のサービステーブルをアクセスする。このサービステーブルは携帯電話200のユーザに提供するためのサービスに関する情報を“北口−食事−30分”のように、サービスの提供場所と、サービス内容と、サービスを受けるために必要な時間とを格納する。
次に、図4を参照して本実施の形態における処理の流れを説明する。携帯電話200のユーザは、携帯電話200を使用して電車に乗るために予めチケットを購入し、駅の改札を通過しようとしている。即ち、ICチップ210のEEPROM216にはチケットデータが格納されている状態である。このチケットデータにはユーザが乗る電車の出発時刻が含まれる。そして、ユーザは携帯電話200を自動改札機300に接触させる(図4のステップS01)。
携帯電話200において、ICチップ210の制御部242はユーザが携帯電話200を自動改札機300に接触させてICチップ210を起動させたことを検知し、ユーザがチケットを購入したか否かの確認を試みる。このため、制御部242はデータ管理部243を経由してEEPROM216にチケットデータが格納されているか否かをチェックする(図4のステップS02)。ここではユーザが既にチケットを購入済みであるため、図4のステップS02が“有”のケースである。また、図4のステップS02が“無”のケースはユーザが定期券などで電車に乗るケースであるが、これについては後述する。
このように、制御部242は最初にユーザがチケットを購入したか否かをチェックする。即ち、ICチップ210はチケットデータに対して最も高い優先順位を与えている。これは、新幹線の出発時刻などのチケットに関する情報の方が、ユーザ自身のスケジュール等よりも優先される可能性が高いためである。
次に、制御部242はデータ管理部243を経由してEEPROM216からチケットデータと、利用履歴とを読み出し、読み出したチケットデータと、利用履歴とを通信制御部241へ出力してコンピュータ100への送信を指示する。通信制御部241は制御部242からチケットデータと、利用履歴とを入力し、入力したデータを携帯電話200の通信機能を利用して携帯電話の公衆網を含むネットワーク経由でコンピュータ100へ送信する。
コンピュータ100の通信制御部122はネットワークを経由して携帯電話200からチケットデータと、利用履歴とを受信し、受信したデータを制御部121へ出力する。
制御部121は通信制御部122からチケットデータと、利用履歴とを入力し、ユーザが電車に乗るまでの時間である余裕時間の計算を試みる。このために、制御部121は入力したチケットデータを時間計算部123へ出力して余裕時間の計算を要求する。
時間計算部123は制御部121からデータを入力し、入力したチケットデータに含まれる出発時刻から現在時刻を差し引いて余裕時間を得て(図4のステップS03)、当該余裕時間を制御部121へ出力する。この計算は図5に示される方法1に該当する。即ち、予定時刻から現在時刻を減算してユーザの使用可能時間である余裕時間を計算する。
制御部121は時間計算部123から余裕時間を入力し、この余裕時間内でユーザが受けることができるサービスに関する情報であるサービス一覧データの取得を試みる。このため、制御部121は先ほど得た余裕時間と、先ほど入力した利用履歴とをルート演算部124へ出力し、サービス一覧データの作成を要求する。
ルート演算部124は制御部121からデータを入力し、データ管理部125経由で記憶部110中のサービステーブルをアクセスし、入力した余裕時間内に受けられるサービスに関するデータを選択して読み出し(図4のステップS04)、サービス一覧データを生成する。このサービス一覧データには、例えば余裕時間が15分であれば、図4に示す記憶部110のテーブル中の“南口−お茶−10分”と、“改札内−本屋−5分”とが含まれる。
次に、ルート演算部124はサービス一覧データの中から余裕時間内に2個以上のサービスが受けられるケースをチェックし、この組み合わせの生成を試みる。例えば余裕時間内に“本屋”と、“お茶”との両方を提供可能な場合、“南口、改札内−お茶、本屋−15分”を生成し、サービス一覧データに追加する(図4のステップS05)。これにより、複数のサービスを受けるケースについてもユーザに提案することができる。
次に、ルート演算部124はサービス一覧データの中から先ほど入力した利用履歴に含まれないものを除外する。例えば利用履歴に“本屋”が無い場合、即ち、ユーザがほとんど本屋に立ち寄らない場合には、サービス一覧データの中から“本屋”に該当するデータを削除する。これにより、ユーザの嗜好に合わない情報はサービス一覧データから削除される(図4のステップS06)。
次に、ルート演算部124は得られたサービス一覧データを制御部121へ出力する。制御部121はルート演算部124からデータを入力し、通信制御部122にネットワーク経由でサービス一覧データを携帯電話の公衆網を含むネットワークを介し携帯電話200へ送信する。
携帯電話200において、ICチップ210の制御部242は通信制御部241を経由してコンピュータ100からデータを受信する。そして、制御部242は受信したサービス一覧データを表示処理部244へ出力して携帯電話200の表示部に表示させる。ユーザは携帯電話200の表示を確認し、電車に乗るまでの間の余裕時間内に受けることのできるサービスを知る。
次に、図4のステップS02が“無”のケースについて説明する。制御部242は読み書き装置220を経由して携帯電話200にユーザのスケジュールデータが存在するか否かをチェックする(図4のステップS07)。ユーザのスケジュールデータが存在する場合(図4のステップS07が“有”)、制御部242は読み書き装置220を経由してスケジュールデータを読み出し、読み出したスケジュールデータを通信制御部241へ出力してコンピュータ100への送信を指示する。通信制御部241は制御部242からスケジュールデータを入力し、入力したデータを携帯電話200の通信機能を使用して携帯電話の公衆網を含むネットワークを介してコンピュータ100へ送信する。
このように、制御部242はチケットの次にユーザのスケジュールをチェックする。即ち、ユーザのスケジュールについて二番目に高い優先順位を与えている。これは、新幹線の出発時刻などのチケットに関する情報の方が、ユーザ自身のスケジュール等よりも優先される可能性が高く、また、ユーザのスケジュールにあわせたサービス一覧を提示するためである。
コンピュータ100の通信制御部122はネットワークを経由して携帯電話200からスケジュールデータを受信し、受信したデータを制御部121へ出力する。
制御部121は通信制御部122からスケジュールデータを入力し、ユーザが電車に乗るまでの時間である余裕時間の計算を試みる。このために、制御部121は入力したスケジュールデータを時間計算部123へ出力して余裕時間の計算を要求する。
時間計算部123は制御部121からデータを入力し、入力したスケジュールデータに含まれる次の予定の開始時刻から現在時刻を差し引いて余裕時間を得て(図4のステップS08)、当該余裕時間を制御部121へ出力する。以降の処理は前述の図4のステップS04〜ステップS06と同様である。
また、携帯電話200にユーザのスケジュールデータが存在しない場合(図4のステップS07が“無”)、制御部242はデータ管理部243を経由してEEPROM216に定期券データが存在するか否かをチェックする(図4のステップS09)。EEPROM216に定期券データが存在する場合、制御部242はデータ管理部243を経由してEEPROM216から定期券データと、履歴データとを読み出し、読み出した定期券データと、履歴データとを通信制御部241へ出力してコンピュータ100への送信を指示する。通信制御部241は制御部242から定期券データと、履歴データとを入力し、入力したデータを携帯電話200の通信機能を使用して携帯電話の公衆網を含むネットワークを介してコンピュータ100へ送信する。
コンピュータ100の通信制御部122はネットワークを経由して携帯電話200から定期券データと、履歴データとを受信し、受信したデータを制御部121へ出力する。
制御部121は通信制御部122から定期券データと、履歴データとを入力し、ユーザが電車に乗るまでの時間である余裕時間の計算を試みる。このために、制御部121は入力した定期券データを時間計算部123へ出力して余裕時間の計算を要求する。この場合の余裕時間の計算方法は通勤や通学等のユーザの日常の行動に基づくものであり、図5の方法3に当たるものである。
時間計算部123は制御部121からデータを入力し、入力した定期券データに含まれる路線名に該当する路線の時刻表を記憶領域から読み出し、次の電車の発車時刻から現在時刻を差し引いて余裕時間を得て、当該余裕時間を制御部121へ出力する。以降の処理は前述の図4のステップS04〜ステップS06と同様である。
また、EEPROM216に定期券データが存在しない場合、制御部242はユーザへの情報提供をスキップし、処理を終了する。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、本実施の形態は駅における実施に関して説明を行ったが、コンサート会場や映画館、あるいは、スポーツ観戦などに適用しても良い。コンサート会場に適用する場合には、開演時刻に基づいて余裕時間の計算を行えばよい。同じように、映画館であれば上映開始時刻を適用し、スポーツ観戦であれば競技開始時刻を適用すればよい。ユーザはコンサートや映画、あるいはスポーツ観戦の前に食事を取る場合等に、容易に店舗等に関する情報を得ることができるといった効果がある。
また、本実施の形態において、コンピュータ100はサービス一覧データをネットワークを経由してユーザの携帯電話200へ送信したが、これを携帯電話200から要求しても良い。これは例えば、携帯電話200がインターネットのアクセス機能を備えるブラウザ等のアプリケーションプログラムを稼動させ、当該アプリケーションプログラムがユーザの指示に基づいてコンピュータ100からサービス一覧データを得ても良い。また、この場合には、コンピュータ100がWEBサーバ機能と、サービス一覧データを元にしたHTML(Hyper Text Markup Language)データの生成機能とを備えても良い。
また、本実施の形態において、コンピュータ100はサービス一覧データをネットワークを経由してユーザの携帯電話200へ送信したが、これを電子メールによって行っても良い。ユーザが後でサービス一覧データを参照する場合等に有効である。
また、本実施の形態において、図4のステップS02ではチケットデータと、現在時刻からユーザが電車に乗るまでの余裕時間を計算し、この余裕時間内に受けることができるサービス一覧を提示したが、これを電車の目的地への到着時刻に適用しても良い。即ち、図4のステップS02で携帯電話200はチケットデータから到着時刻を読み出し、ユーザのスケジュールデータから到着後の予定を読み出し、図5の方法2に示すようにこの到着時間と到着後の予定との差分を余裕時間とすればよい。同じように、コンサートに適用する場合には、余裕時間の計算には終演時刻を適用する。あるいは、映画館であれば上映終了時刻を適用し、スポーツ観戦であれば競技終了予定時刻を適用すればよい。ユーザはコンサートや映画、あるいはスポーツ観戦の後で食事を取る場合等、容易に店舗等に関する情報を得ることができるといった効果がある。
また、本実施の形態において、ユーザがコンピュータ100の提供するサービス一覧データの中に気に入った店舗などを見つけた場合、携帯電話200はユーザから当該店舗の指定を受けても良い。コンピュータ100が記憶領域に地図情報を格納し、携帯電話200からの指示を受けて当該店舗近隣の地図データを携帯電話200へ送信しても良い。ユーザは容易に気に入った店舗等へたどり着けるため、有効である。また、携帯電話200がナビゲーション機能を備えても良い。ユーザは迷うこと無く店舗等へ到着できる効果がある。
また、本実施の形態において、ユーザのスケジュールに関する情報であるスケジュールデータを携帯電話200が格納しているものとしたが、これをユーザの自宅や職場のPC等からネットワークを経由して得ても良い。また、本実施の形態における予定情報の個数は1個以上であれば良く、特に制限は無い。
また、本実施の形態において、ICチップ210はEEPROM216を備えたが、これをフラッシュメモリ等で置き換えても良い。
また、本実施の形態においてはユーザが携帯電話200を使用するケースに関して説明したが、ICチップ210を搭載する端末装置であれば携帯電話の他にもPHS(Personal Handypone System)や、PDA(Personal Digital Assistants)等であっても良い。
また、本実施の形態において、携帯電話200のCPU220と、ICチップ210のCPU212とが各々独立にROMやRAMを備え、ICチップ210のCPU212がチケット等に関する情報を管理し、携帯電話200のCPU220がメールアドレスや電話番号、ユーザのスケジュール情報等を格納し、携帯電話200のCPU220が、ICチップ210のCPU212から必要に応じてデータを得ても良い。即ち、ユーザがチケットを購入する場合にはチケットデータがICチップ210のCPU212が管理するROMやRAMに格納されるが、携帯電話200のCPU220がこのチケットデータを得て、自身の管理するスケジュール情報にフィードバックをかけても良い。
100…コンピュータ
110…記憶部
121…制御部
122…通信制御部
123…時間計算部
124…ルート演算部
125…データ管理部
200…携帯電話
210…ICチップ
211…RF回路
212…CPU
213…RAM
214…ROM
215…メモリ回路
216…EEPROM
220…読み書き装置
230…CPU
241…通信制御部
242…制御部
243…データ管理部
244…表示処理部
300…自動改札機
NW…ネットワーク
110…記憶部
121…制御部
122…通信制御部
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200…携帯電話
210…ICチップ
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NW…ネットワーク
Claims (7)
- 所定の場所に設置され、処理開始要求信号を発信する発信装置と、
ユーザの予定情報を1個以上格納する記憶手段と、前記処理開始要求信号を受信し、前記記憶手段中に前記予定情報が存在するか否かを所定の優先順位に従ってチェックし、最初に見つかった予定情報を読み出すデータ選択手段と、前記データ選択手段が読み出した予定情報を送信する送信手段と、前記ユーザに提供されるサービスに関するデータであるサービス一覧データを受信して表示部に表示する表示処理手段とを具備する携帯端末と、
サービスを受けるために必要な時間の情報を含むサービステーブルを格納する記憶部と、前記予定情報を受信し、現在時刻と、前記予定情報とからユーザの余裕時間を計算して出力する時間計算手段と、前記余裕時間を入力し、前記サービステーブルをアクセスして前記余裕時間内に利用可能なサービスの情報を選んで読み出し、サービス一覧データを生成して送信するルート演算手段とを具備するコンピュータと
を具備することを特徴とする情報提供システム。 - 前記発信装置は自動改札機に備えられ、
前記携帯端末は集積回路チップを備えた携帯電話機であり、
前記自動改札機は、
前記携帯端末から予定情報を受信した時に前記予定情報を前記コンピュータへ送信する予定情報送信手段を具備する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。 - 前記携帯端末は、出発時刻を伴うチケットの情報であるチケットデータを格納する一時記憶手段を更に備え、
前記データ選択手段は、前記チケットデータを前記予定情報と共にチェックする
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報提供システム。 - 前記チケットデータは前記優先順位の中で最上位にあることを特徴とする請求項3に記載の情報提供システム。
- 前記予定情報は前記ユーザのスケジュールに関する情報であるスケジュールデータを含むことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の情報提供システム。
- 前記ルート演算手段は、電子メールによって前記サービス一覧データを送信することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の情報提供システム。
- 携帯端末のコンピュータに、
ユーザに提供されるサービスに関するデータであるサービス一覧データの送信要求を前記サービス一覧データの提供元に送信する処理と、
前記サービス一覧データを前記提供元から受信する処理と、
受信した前記サービス一覧データを表示する処理と、
を実行させるためのプログラム。
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JP2015060546A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 日本電気株式会社 | 情報提供装置、情報提供方法、及びプログラム |
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2004
- 2004-09-22 JP JP2004274989A patent/JP2006092113A/ja active Pending
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