JP2014172075A - 鍛造加工方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】鍛造加工により、カップ部と、該カップ部の外側壁から突出した大径部とを一体的に有する成形体を得る。
【解決手段】鍛造加工装置30は、ワーク16の円柱部12を上端面側から押圧するパンチ40と、該ワーク16のフランジ部14の上端面に当接するリングパンチ42とを有する。パンチ40とリングパンチ42は、個別に昇降変位することが可能である。リングパンチ42は、フランジ部14の肉がパンチ40による押圧方向と逆方向に流動する間、該フランジ部14に対する当接を維持しながら、該フランジ部14から離間する方向に変位する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ワークに対して少なくとも後方押出し加工を施す鍛造加工方法及びその装置に関する。
四輪自動車や二輪自動車をはじめとする各種自動車には、走行駆動源として駆動用モータが用いられている場合がある。すなわち、内燃機関及び駆動用モータの双方が搭載されるハイブリッド自動車や、駆動用モータのみが搭載される電気自動車(又は燃料電池電気自動車)等である。
この種の自動車では、駆動用モータの回転駆動力が、等速ジョイントによって該駆動用モータに連結されたドライブシャフトを介して駆動輪(タイヤ)に伝達される。その結果として駆動輪が回転動作し、これにより自動車が走行する。
周知の通り、等速ジョイントは、有底穴が形成されたカップ部を有するアウタ部材と、前記有底穴に挿入され且つ前記ドライブシャフトの先端に嵌合されるインナ部材とを有する。例えば、特許文献1記載の電動車両用パワーユニットを構成する摺動型等速ジョイントにおいては、有底穴の内壁に複数本の溝が長手方向に沿って形成されるとともに、インナ部材に、前記溝の各々に挿入される突起部が設けられる。突起部が溝を摺動することにより、ドライブシャフトの先端が有底穴の奥に向かって前進したり、逆に、有底穴の開口に向かって後退したりすることが可能である。
近時、このような構成の電動車両用パワーユニットの構成を簡素化するべく、部品点数を削減することが試みられている。そこで、例えば、等速ジョイントのアウタ部材(カップ部)に歯部を形成するとともに、この歯部を、例えば、2段ヘリカル歯車の第1の歯部等と噛合させることが考えられる。この場合、該2段ヘリカル歯車の第2の歯部を、駆動用モータの作用下に回転する歯車部材と噛合させれば、等速ジョイントのアウタ部材を、減速機構を構成する部材としても兼用することができる。
このような歯部を、カップ部の外側壁に直接刻設することは困難である。このため、カップ部の外壁から径方向外方に向かって突出し、他の部位よりも大径な大径部の側周壁に刻設することが想起される。
しかしながら、カップ部と、該カップ部の外側壁から突出した大径部とを一体的に有するアウタ部材を鍛造加工によって得ることは容易ではない。この点につき、概略説明する。
図7A〜図7Cは、第1パンチ部1と、該第1パンチ部1を囲繞する円筒状の第2パンチ部2を有する二重パンチ3によって円柱体4を押圧し、該円柱体4からカップ部5及び大径部6(ともに図7C参照)の双方を成形する過程の概略フローである。ここで、第1パンチ部1と第2パンチ部2はいずれも、二重パンチ3の一部位であり、従って、これら第1パンチ部1と第2パンチ部2は、一体的に下降又は上昇する。なお、第2パンチ部2の下端面は、第1パンチ部1の下端面よりも上方となるように設定されている。
この場合、二重パンチ3が円柱体4に向かって下降すると、先ず、図7Aに示すように、第1パンチ部1の下端面が円柱体4の上端面に当接する。
その後、二重パンチ3がさらに下降すると、図7Bに示すように、円柱体4が第1パンチ部1によって押圧され、その外縁近傍の肉が上昇する。上昇した肉の外縁近傍は第2パンチ部2によって堰止され、残余の肉は、図7Cに示すように、第1パンチ部1と第2パンチ部2の間のクリアランス7に進入してさらに上昇する。これにより、カップ部5と大径部6が成形されるとも考えられる。
しかしながら、この場合、キャビティ8の末端まで肉が流動し難い。換言すれば、図7C中に×で示したように未充填部分が生じ易く、このために成形体に欠肉部が生じ易いという不具合がある。すなわち、成形体を歩留まりよく得ることが困難である。
また、第2パンチ部2の下端面には、該第2パンチ部2からの押圧に抗して上昇しようとする肉の応力が作用し、内周壁には、前記クリアランス7を流動する肉の応力が作用する。このような大きな応力に対して十分な耐久性をもたらすためには、例えば、第2パンチ部2を、肉厚を大きなものとして剛性を大きくする必要がある。
そこで、特許文献2に提案されるように、アウタ部材と大径部を別個の部材として作製し、その後、両部材を連結することが有効であるとも考えられる。
特許第4379867号公報 特開2007−10029号公報
等速ジョイントは高速で回転する必要がある上、負荷も大きい。このため、特許文献2に記載されるようにカップ部と別部材として作製した大径部の側周壁に歯部を刻設し、且つ該歯部に他の部材(2段ヘリカル歯車等)の歯部を噛合して大径部を回転させる場合、該大径部とカップ部との連結が解除され、その結果、大径部が空転する懸念がある。加えて、カップ部を作製する鍛造加工装置と、大径部を作製する鍛造加工装置とを個別に設ける必要があるので、設備投資が高騰するという不具合もある。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、カップ部と、該カップ部の外側壁から突出した大径部とを一体的に有する成形体を得ることが容易な鍛造加工方法及びその装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、円柱部と、該円柱部の側周壁から径方向に突出するフランジ部とを有するワークから、前記円柱部から設けられる中空のカップ部と、前記フランジ部から設けられて前記カップ部に比して大径な大径部とを有する成形体を得る鍛造加工方法であって、
ダイに支持された前記ワークの前記フランジ部に対し、リングパンチの円筒部を当接させる工程と、
前記ワークの前記円柱部をパンチで押圧して後方押出し加工を行い、前記円柱部から前記円筒部を成形する工程と、
を有し、
前記円柱部の肉が前記パンチによる押圧方向と逆方向に流動することに伴って前記フランジ部の肉が前記パンチによる押圧方向と逆方向に流動する間、前記リングパンチの前記円筒部の前記フランジ部に対する当接を維持するとともに、該円筒部を、前記フランジ部の肉が流動する方向に変位させることを特徴とする。
また、本発明は、円柱部と、該円柱部の側周壁から径方向に突出するフランジ部とを有するワークから、前記円柱部から設けられる中空のカップ部と、前記フランジ部から設けられて前記カップ部に比して大径な大径部とを有する成形体を得るための鍛造加工装置であって、
前記ワークを支持するためのキャビティが形成されたダイと、
前記ダイに支持された前記ワークの前記円柱部を押圧して後方押出し加工を行い、前記円柱部から前記カップ部を成形するためのパンチと、
前記パンチを前記ワークに対して接近又は離間する方向に変位させるための昇降機構と、
前記パンチを外方から囲繞する円筒部を有し、且つ前記パンチが前記ワークの前記円柱部を押圧する間、前記円筒部の先端面が該ワークの前記フランジ部に当接するリングパンチと、
前記リングパンチを、前記パンチとは別個に前記ワークに対して接近又は離間する方向に変位させるための第2の昇降機構と、
を有し、
前記リングパンチは、前記円柱部の肉が前記パンチによる押圧方向と逆方向に流動することに伴って前記フランジ部の肉が前記パンチによる押圧方向と逆方向に流動する間、前記円筒部の前記フランジ部に対する当接を維持することを特徴とする。
すなわち、リングパンチは、パンチとは独立して変位可能であり、後方押出し加工(鍛造加工)の最中には、フランジ部に対する当接を維持しながら、該フランジ部の肉の流動方向に変位する。リングパンチをこのように動作させることにより、キャビティ中に未充填部分が形成されることを回避することができる。その結果、カップ部と大径部を一体的に有する成形体を容易に得ることができる。
従って、カップ部を作製する鍛造加工装置と、大径部を作製する鍛造加工装置とを個別に設ける必要がない。このため、設備投資が高騰することもない。
しかも、得られた成形体にカップ部と大径部が同一部材中の別部位として設けられている(一体的に設けられている)ので、例えば、大径部の側周壁に歯部を形成し、他の部材の歯部と噛合させてギアを構成する場合においても、大径部が空転する懸念が払拭される。
後方押出し加工の最中、ワークの円柱部の肉は、パンチとリングパンチの間のクリアランスに進入して流動する。従って、リングパンチには、流動する肉からの応力が作用する。
そこで、リングパンチを、複数個の分割ピースによって構成すること、換言すれば、分割体として構成することが好ましい。この場合、リングパンチの剛性が小さくなるので、流動する肉から応力を受けたときには、分割ピース同士の間が若干開いたり、又は、分割ピースが弾性変形域内で撓んだりする。これにより、応力が吸収(緩和)される。
従って、リングパンチやダイ等を、応力に耐え得るような厚肉のものとする必要がない。このため、鍛造加工装置が大型化・重量化することを回避することができる。
分割ピース同士は、同一形状であることが好ましい。この場合、応力を略均等に緩和することが可能となるからである。このためには、リングパンチの円筒部を、直径方向及び長手方向に沿って分割した形状とすればよい。
また、リングパンチの円筒部が、フランジ部の肉がパンチによる押圧方向と逆方向に流動する際に該フランジ部に対する当接を維持する間、第2の昇降機構により、リングパンチをフランジ部側に進行する力を付与することが好ましい。この場合、流動するフランジ部の肉がリングパンチによってある程度押圧されるので、フランジ部の肉が過剰に流動することを抑制することができる。従って、寸法精度が良好な大径部を得ることができる。
キャビティには、前記大径部の一端面から突出して前記カップ部とは逆方向に延在する軸部を形成するための凹部を形成するようにしてもよい。この場合、後方押出し加工の最中に前方押出し加工が営まれ、カップ部、大径部及び軸部を一工程で成形することができる。
本発明によれば、パンチとは独立して変位可能なリングパンチを設け、ワークに対して後方押出し加工を施す最中、前記パンチによる押圧方向と逆方向に流動するフランジ部の肉に前記リングパンチが当接した状態を維持するようにしている。これによりキャビティ中に未充填部分が形成されることが回避され、その結果、カップ部と大径部を一体的に有する成形体を容易に得ることができる。
このため、カップ部を作製する鍛造加工装置と、大径部を作製する鍛造加工装置とを個別に設ける必要がないので、設備投資が高騰することを回避することができる。
加えて、カップ部と大径部を一体的に有する成形体が得られるので、該成形体の大径部からギアを構成したときに大径部が空転する懸念がない。
図1A〜図1Dは、ビレットから成形体を得るまでの過程を断面で示した概略フローである。 本発明の実施の形態に係る鍛造加工装置の概略正面縦断面図である。 前記鍛造加工装置に含まれるリングパンチを構成する分割ピースの平面図である。 図4A〜図4Dは、前記鍛造加工装置においてワークから成形体を得るまでの過程を断面で示した概略フローである。 前記鍛造加工装置において、パンチが下死点に到達して成形体が成形された状態を示す概略正面縦断面図である。 図6A及び図6Bは、成形体が成形された後、パンチ及びリングパンチが上昇する過程を断面で示した概略フローである。 図7A〜図7Cは、二重パンチによって円柱体から成形体を得るまでの過程を断面で示した概略フローである。
以下、本発明に係る鍛造加工方法につき、それを実施する鍛造加工装置との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態では、等速ジョイントのアウタ部材を得るための中間体を成形体として作製する場合を例示する。
はじめに、本実施の形態に係る鍛造加工装置によって鍛造加工が施されるワーク、及び、該ワークから得られる成形体につき、図1A〜図1Dを参照して説明する。
ワークは、図1Aに示す略円柱体形状のビレット10を出発素材として得られる。なお、最終製品が等速ジョイントのアウタ部材であることから、ビレット10としては、SCR、SCM等の機械構造用合金鋼からなるものが好適である。
このような材質からなるビレット10に対し、予備加熱、潤滑剤塗布、本加熱等を行った後、据込み加工(一般的には温間鍛造加工)を行う。これにより、図1Bに示すように、円柱部12と、該円柱部12の一端部(図1Bにおける上端部)に設けられて該円柱部12よりも大径なフランジ部14とを有する第1次中間体としてのワーク16が成形される。
次に、このワーク16を、図1Cに示すように上下反転させた状態で鍛造加工装置30(図2参照)のキャビティ32に収容し、後方押出し加工を行う。すなわち、円柱部12の肉を押圧方向とは逆方向に流動させつつ、該円柱部12に有底穴18を形成する。この際、フランジ部14の肉も、押圧方向とは逆方向に流動する。その結果、図1Dに示すように、円柱部12から設けられたカップ部20と、フランジ部14から設けられた大径部22とを有する第2次中間体としての成形体24が得られるに至る。
この成形体24は、大径部22から突出し、カップ部20とは逆方向に指向する小径な軸部26をさらに有する。後述するように、軸部26は、カップ部20及び大径部22を成形する鍛造加工時に同時に成形される。
本実施の形態に係る鍛造加工装置30は、ワーク16(図1B及び図1C参照)に対して前記の後方押出し加工を実施し、成形体24(図1D参照)を得るためのものである。以下、当該鍛造加工装置30につき詳細に説明する。
図2は、本実施の形態に係る鍛造加工装置30の概略正面縦断面図である。この鍛造加工装置30は、下ダイ34及び上ダイ36を備える固定盤38と、パンチ40及びリングパンチ42を備え、前記固定盤38に対して接近又は離間する方向に変位する可動盤44とを有する。
固定盤38は、作業ステーションに設けられた設置台(図示せず)に位置決め固定される。この固定盤38には第1圧入孔46が形成され、該第1圧入孔46には、略円盤形状をなす内ベース48及び外ベース50が内方側からこの順序で圧入される。勿論、内ベース48は、外ベース50に貫通形成された第2圧入孔51に圧入されている。
内ベース48及び外ベース50上には、これら内ベース48と外ベース50に跨るようにして台座52が位置決め固定される。さらに、台座52上には、下ダイ34が配設されるとともに、該下ダイ34に外嵌される下ダイホルダ54が載置される。下ダイ34は、下ダイホルダ54に形成された嵌合孔56に嵌合されている。
内ベース48及び下ダイ34には、可動盤44に指向して延在する摺動孔58が形成される。この摺動孔58には、ノックアウトピン60が摺動する。
下ダイ34の外縁近傍と、下ダイホルダ54の嵌合孔56の近傍には、加工用穴62が形成されて略円筒体形状の上ダイ36が配置される。ノックアウトピン60の上端面と、下ダイ34における上端面に略円形状に陥没形成された円状段部64(図4A参照)と、上ダイ36の加工用穴62の内周壁とでキャビティ32が形成される。
ノックアウトピン60の上端面は、円状段部64よりも若干下方に位置する(図2参照)。従って、キャビティ32には、ノックアウトピン60の上端面と、下ダイ34の摺動孔58の上端近傍の内周壁とで形成される凹部66が含まれる。
加工用穴62の内径は、ワーク16のフランジ部14の直径に略一致する。一方、円状段部64の直径は、フランジ部14に比して若干小径である。このため、ワーク16がキャビティ32に収容された時点では、フランジ部14の側周壁が加工用穴62の内周壁に当接する一方、該フランジ部14の下ダイ34に臨む端面(下端面)は、円状段部64から若干離間した位置にある(図4A参照)。
上ダイ36には、上ダイホルダ67が外嵌され、さらに、台座52、下ダイホルダ54及び上ダイホルダ67には、固定盤38の上端面に設置された下スリーブ68が外嵌される(図2参照)。換言すれば、台座52、下ダイ34、下ダイホルダ54、上ダイ36及び上ダイホルダ67は、下スリーブ68内に収容される。
下スリーブ68には、天井壁と側周壁を有し、この中の天井壁に第1挿通孔70が貫通形成されたダイ側キャップ72が嵌着される。このダイ側キャップ72の側周壁によって下スリーブ68の外周壁が径方向内方に押圧されることにより、台座52、下ダイホルダ54及び上ダイホルダ67が径方向内方に押圧されて圧入された状態となり、各々の位置決め固定がなされる。
一方の可動盤44は、図示しない油圧シリンダ(第1の昇降機構)のロッドが連結される。可動盤44は、該ロッドが固定盤38側に指向して前進(下降)することに伴って、固定盤38に接近するように変位する。これとは逆に、該ロッドが固定盤38から離間するように後退(上昇)したときには、固定盤38から離間するように変位する。
可動盤44には、第3圧入孔74が貫通形成されている。この第3圧入孔74にはパンチホルダ76が圧入される。さらに、パンチホルダ76において、固定盤38を臨む側の端部(下端部)には、前記パンチ40が設けられる。図2から諒解されるように、パンチ40及びリングパンチ42は、ダイ側キャップ72の第1挿通孔70を通ってキャビティ32に進入する。
このパンチ40には、円柱部12からカップ部20を成形する際に、該カップ部20の内壁に、その長手方向に沿って複数本(例えば、3本)の溝を形成するための図示しないランドが設けられる。
パンチホルダ76には、可動盤44の下端面に設置された上スリーブ78が外嵌される。この上スリーブ78に、底壁に第2挿通孔80が貫通形成されたパンチ側キャップ82が嵌着されることにより、パンチホルダ76が径方向内方に押圧されて圧入された状態となる。すなわち、パンチホルダ76の位置決め固定がなされる。パンチ40は、第2挿通孔80を通ってパンチ側キャップ82から露呈している。
パンチホルダ76の上端部には、第2の昇降機構である複数個の油圧シリンダ84を配置するための収容室86が形成される。ここで、油圧シリンダ84は図示しない支持盤に支持されており、パンチホルダ76には、収容室86の底壁から固定盤38に指向して延在するロッド孔88が複数本貫通形成されている。各ロッド孔88には、油圧シリンダ84の各ロッド90が通される。
ロッド90の下端部は、ロッド孔88から露呈する。前記リングパンチ42は、ロッド孔88から露呈したロッド90の下端部先端に取り付けられる。
リングパンチ42は、略円筒形状をなす円筒部92と、前記円筒部92の上端部に設けられた取付部94とを有する。この中の円筒部92は、前記パンチ40を囲繞する。一方、該円筒部92に比して大径な取付部94には、図3に示すように取付穴96が複数個形成され、前記ロッド90の下端部先端は、この取付穴96に嵌合される。
この図3に示すように、リングパンチ42は、第1分割ピース98と第2分割ピース100からなる分割体である。すなわち、第1分割ピース98及び第2分割ピース100は、取付部94及び円筒部92の直径方向に沿って、且つその長手方向に2分割することで形成された形状をなす。従って、第1分割ピース98及び第2分割ピース100には、それぞれ、円筒部92を長手方向に2分割に切断した形状の半円筒部92a、92bと、取付部94を直径方向に沿って2分割した形状の半円盤形状部94a、94bとが存在する。
なお、第1分割ピース98と第2分割ピース100は互いに当接はしているものの、連結はされていない。従って、第1分割ピース98と第2分割ピース100の剛性は比較的小さく、リングパンチ42が、その内方から押圧を受けたときには、互いの間が若干開いたり、又は、第1分割ピース98や第2分割ピース100が弾性変形域内で撓んだりすることが可能である。
本実施の形態に係る鍛造加工装置30は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その作用効果につき、本実施の形態に係る鍛造加工方法との関係で説明する。
ワーク16に対して後方押出し加工を施すには、先ず、鍛造加工装置30を型開き状態とする。そして、上記のようにして得られたワーク16(図1B及び図1C参照)を、図1C、図2及び図4Aに示すように、フランジ部14が下方、円柱部12が上方を臨むようにして加工用穴62に挿入し、キャビティ32に収容する。図4Aから諒解されるように、この時点では、フランジ部14の側周壁が加工用穴62の内周壁に当接する一方で、該フランジ部14の下端面が円状段部64から若干離間する。
次に、油圧シリンダ84を付勢し、各ロッド90を固定盤38側に指向して前進(下降)させる。これに伴ってリングパンチ42(第1分割ピース98及び第2分割ピース100)が下降し、加工用穴62(キャビティ32)に進入する。最終的に、リングパンチ42の円筒部92の下端面が、ワーク16のフランジ部14の上端面に着座する。
この着座と同時に、該ワーク16の円柱部12がリングパンチ42内に挿入される。換言すれば、リングパンチ42は、その内周壁で円柱部12を囲繞する。
油圧シリンダ84は、上記の着座後も滅勢されない。従って、フランジ部14には、ロッド90を介して押圧力が付与される。ただし、その押圧力は、フランジ部14を塑性変形させ得る程度の大きなものではなく、円柱部12に対する後方押出し加工時にフランジ部14の肉が過度に上昇することを抑制し得る程度である。
この状態で、次に、図示しない前記油圧シリンダを付勢し、そのロッドを固定盤38側に指向して前進(下降)させる。これにより可動盤44が下降し、結局、パンチ40が下降する。パンチ40は、ダイ側キャップ72の第1挿通孔70を通り、加工用穴62(キャビティ32)に進入する。図2及び図4Aは、リングパンチ42の下端面がフランジ部14の上端面に着座し、且つキャビティ32に進入したパンチ40の下端面が円柱部12の上端面に当接した状態を断面にして示している。
パンチ40の側周壁と、リングパンチ42の内周壁との間には所定のクリアランス102が形成される。すなわち、パンチ40の下端面は、円柱部12の外縁近傍には当接しない。
可動盤44がさらに下降すると、パンチ40によって円柱部12が押圧される(すなわち、パンチ40による押圧力の方向は鉛直下方である)。ここで、パンチ40の側周壁と、リングパンチ42の内周壁との間にはクリアランス102が形成されているので、図4Bに示すように、円柱部12の外縁近傍の肉は、このクリアランス102に沿って上昇するように流動する。このように、円柱部12の肉が、パンチ40によって付与される押圧力と反対方向に流動することにより、後方押出し加工が営まれる。
その一方で、円柱部12の下端面では、大部分の肉が円状段部64に流動するとともに、一部の肉が凹部66(ノックアウトピン60の上端面側)に流入する。すなわち、前方押出し加工が営まれ、凹部66の形状に対応する形状の軸部26が成形される。
図4Cに示すように、パンチ40がさらに下降すると、円柱部12の肉が一層上昇する。これにより、有底穴18が形成されたカップ部20が成形される。パンチ40にはランドが設けられているので、カップ部20が成形されると同時に、該カップ部20(有底穴18)の内壁に溝が形成される。
円柱部12の肉の大部分は上記したように上昇するが、一部はフランジ部14に向かって流動する。フランジ部14の肉は、この余剰の肉によって押し出され、結局、リングパンチ42からの押圧に抗して上昇する。すなわち、フランジ部14も、パンチ40による押圧力の方向と反対方向に流動し、これにより大径部22(図1D参照)が成形される。
リングパンチ42には、油圧シリンダ84による前進駆動力、すなわち、フランジ部14側に進行する力が作用している。従って、リングパンチ42は、上昇(後退)しながらもフランジ部14に対する当接を維持しつつ、所定の押圧力でフランジ部14を押圧している。このため、円柱部12の肉が過剰にフランジ部14側に流動することや、フランジ部14の肉が所定量を超えて上昇することが回避される。従って、カップ部20及び大径部22の高さ方向の寸法精度が良好となる。
図4D及び図5に示すようにパンチ40が下死点に到達すると、これに伴って円柱部12(カップ部20)及びフランジ部14(大径部22)の肉の流動が停止し、後方押出し加工が終了する。すなわち、成形体24が得られるに至る。
本実施の形態においては、カップ部20と大径部22を一体的に有する成形体24を、一度の後方押出し加工によって作製するようにしている。このため、該成形体24を効率よく得ることができる。また、カップ部20を作製する鍛造加工装置30と、大径部22を作製する鍛造加工装置30とを個別に設ける必要がないので、設備投資が高騰することを回避することもできる。
以上のようにしてカップ部20、大径部22及び軸部26が成形される間、リングパンチ42には、該リングパンチ42の内周壁に沿って流動する肉から応力を受ける。本実施の形態においては、リングパンチ42が、第1分割ピース98及び第2分割ピース100からなる分割体であり、しかも、第1分割ピース98と第2分割ピース100は連結されていない。このため、リングパンチ42の内方から作用する前記応力は、第1分割ピース98と第2分割ピース100の間が若干開いたり、又は、第1分割ピース98や第2分割ピース100が弾性変形域内で撓んだりすることによって緩和される。
従って、リングパンチ42に、過度に大きな応力が作用することが回避される。このため、リングパンチ42が変形したり、破損したりする懸念が払拭される。
以上のようにして成形体24が得られた後、図示しない前記油圧シリンダのロッドが後退(上昇)し、図6Aに示すように、これに追従してパンチ40が上昇する。その結果、パンチ40がカップ部20から離脱する。
さらに、パンチ40が所定量後退(上昇)すると、油圧シリンダ84のロッド90が後退する。図6Bに示すように、これに伴ってリングパンチ42が上昇し、大径部22から離間する。
可動盤44が固定盤38に対して所定間隔離間することにより、型開きがなされる。その最中、又はその前後に、摺動孔58内に配設されたノックアウトピン60が上昇し、成形体24をキャビティ32から押し出す。これにより、成形体24がキャビティ32から取り出される。
以上のようにして得られた成形体24に対し、必要に応じ、球状化焼鈍処理、ショットブラスト処理及び潤滑皮膜形成処理等を施す。さらに、この成形体24に対してしごき加工(一般的には冷間鍛造加工)を行い、等速ジョイントのアウタ部材の形状に仕上げる。
そして、大径部22の側周壁に対して歯部を刻設することにより、最終製品としてのアウタ部材が得られるに至る。
前記歯部からギアを構成した場合、大径部22が回転すると、これに追従してカップ部20が回転する。カップ部20及び大径部22のいずれも、アウタ部材の一部位であるからである。
すなわち、この場合、大径部22が空転する懸念のないアウタ部材を構成することができる。
本発明は、上記した実施の形態に特に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、リングパンチ42の分割ピースの個数を3個以上としてもよい。
また、成形体24として、等速ジョイントのアウタ部材となる中間体を例示しているが、成形体24は、特にこれに限定されるものではなく、中空のカップ部20と、該カップ部20に比して大径な大径部22とを有するものであればよい。
さらに、リングパンチ42がフランジ部14の上端面に着座すると同時にパンチ40が円柱部12の上端面に着座するように、リングパンチ42とパンチ40を下降させるようにしてもよい。
1…第1パンチ部 2…第2パンチ部
3…二重パンチ 4…円柱体
5、20…カップ部 6、22…大径部
7、102…クリアランス 8、32…キャビティ
10…ビレット 12…円柱部
14…フランジ部 16…ワーク
18…有底穴 24…成形体
26…軸部 30…鍛造加工装置
34…下ダイ 36…上ダイ
38…固定盤 40…パンチ
42…リングパンチ 44…可動盤
60…ノックアウトピン 62…加工用穴
64…円状段部 66…凹部
84…油圧シリンダ 88…ロッド孔
90…ロッド 92…円筒部
92a、92b…半円筒部 94…取付部
94a、94b…半円盤形状部 96…取付穴
98…第1分割ピース 100…第2分割ピース

Claims (7)

  1. 円柱部と、該円柱部の側周壁から径方向に突出するフランジ部とを有するワークから、前記円柱部から設けられる中空のカップ部と、前記フランジ部から設けられて前記カップ部に比して大径な大径部とを有する成形体を得る鍛造加工方法であって、
    ダイに支持された前記ワークの前記フランジ部に対し、リングパンチの円筒部を当接させる工程と、
    前記ワークの前記円柱部をパンチで押圧して後方押出し加工を行い、前記円柱部から前記円筒部を成形する工程と、
    を有し、
    前記円柱部の肉が前記パンチによる押圧方向と逆方向に流動することに伴って前記フランジ部の肉が前記パンチによる押圧方向と逆方向に流動する間、前記リングパンチの前記円筒部の前記フランジ部に対する当接を維持するとともに、該円筒部を、前記フランジ部の肉が流動する方向に変位させることを特徴とする鍛造加工方法。
  2. 請求項1記載の加工方法において、前記フランジ部の肉が前記パンチによる押圧方向と逆方向に流動する際、前記リングパンチの前記円筒部が前記フランジ部に対する当接を維持しながら該フランジ部の肉が流動する方向に変位する間、前記リングパンチに、前記フランジ部側に進行する力を付与することを特徴とする鍛造加工方法。
  3. 円柱部と、該円柱部の側周壁から径方向に突出するフランジ部とを有するワークから、前記円柱部から設けられる中空のカップ部と、前記フランジ部から設けられて前記カップ部に比して大径な大径部とを有する成形体を得るための鍛造加工装置であって、
    前記ワークを支持するためのキャビティが形成されたダイと、
    前記ダイに支持された前記ワークの前記円柱部を押圧して後方押出し加工を行い、前記円柱部から前記カップ部を成形するためのパンチと、
    前記パンチを前記ワークに対して接近又は離間する方向に変位させるための昇降機構と、
    前記パンチを外方から囲繞する円筒部を有し、且つ前記パンチが前記ワークの前記円柱部を押圧する間、前記円筒部の先端面が該ワークの前記フランジ部に当接するリングパンチと、
    前記リングパンチを、前記パンチとは別個に前記ワークに対して接近又は離間する方向に変位させるための第2の昇降機構と、
    を有し、
    前記リングパンチは、前記円柱部の肉が前記パンチによる押圧方向と逆方向に流動することに伴って前記フランジ部の肉が前記パンチによる押圧方向と逆方向に流動する間、前記円筒部の前記フランジ部に対する当接を維持することを特徴とする鍛造加工装置。
  4. 請求項3記載の加工装置において、前記リングパンチが複数個の分割ピースによって構成されることを特徴とする鍛造加工装置。
  5. 請求項4記載の加工装置において、前記リングパンチの前記円筒部が直径方向及び長手方向に沿って分割されていることを特徴とする鍛造加工装置。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載の加工装置において、前記第2の昇降機構は、前記フランジ部の肉が前記パンチによる押圧方向と逆方向に流動する際に前記リングパンチの前記円筒部が前記フランジ部に対する当接を維持する間、前記リングパンチを前記フランジ部側に進行する力を付与することを特徴とする鍛造加工装置。
  7. 請求項3〜6のいずれか1項に記載の加工装置において、前記キャビティに、前記大径部の一端面から突出して前記カップ部とは逆方向に延在する軸部を形成するための凹部が形成されていることを特徴とする鍛造加工装置。
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