JP2014171485A - 人工炭酸泉システム - Google Patents

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洋平 漣
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Abstract

【課題】低温暖房回路を備えた給湯暖房用熱源機を利用する人工炭酸泉システムを提供する。
【解決手段】炭酸泉添加追焚が選択された場合には、三方弁V3は炭酸泉添加追焚系統C4側が開となり、浴槽水は太線の流路で循環する。同時に開閉弁V1が開となり、炭酸ガスボンベ4から炭酸ガス溶解部3aに炭酸ガスが供給され、炭酸ガスを溶解した浴槽循環水が炭酸泉となり、浴槽5に落とし込まれる。一方、通常追焚が選択された場合には、三方弁V3は通常追焚系統C3側が開となり、これにより浴槽水は図5(c)の流路で循環する。この場合は、炭酸ガスの添加は行われない。
【選択図】図5(d)

Description

本発明は人工炭酸泉システムに係り、特に、低温暖房回路を備えた給湯暖房用熱源機を利用する人工炭酸泉システムに関する。
従来、浴槽水を循環させる回路中に炭酸ガス溶解手段を介在させて、炭酸浴を可能とする人工炭酸泉システムが公知である。このような人工炭酸泉システムでは、循環する湯水をヒーター加熱する際に、湯水に溶解した炭酸ガスの蒸発により炭酸濃度が低下する恐れがある。また、配管内への炭酸塩の析出、緑青の発生等の問題がある。このような問題を解消する技術として、特許文献1のシステムが提案されている。
図8を参照して、同文献の人工炭酸泉システム100は、本体内に炭酸ガス溶解部104を備えた追焚機能を有する給湯器101を用いるシステムであり、追焚循環回路108を介して炭酸ガス溶解部104に導かれる循環浴槽水に、炭酸ガスボンベ103からの炭酸ガスを溶解させて、炭酸泉を浴槽102に供給するように構成されている。
さらに、給湯器101は風呂追焚方式として「人工炭酸泉モード」と「通常風呂モード」という2モードを有している。「通常風呂モード」では、炭酸ガスボンベ103に付設される弁105閉の状態で循環ポンプ106を運転し、浴槽水を循環しつつ熱交換器107で浴槽循環水を追焚加熱する。一方、「人工炭酸泉モード」では、弁105開として浴槽循環水に炭酸ガスを溶解させるとともに、通常風呂モード時より低温で追焚加熱する。このような追焚制御により、人工炭酸泉モード時における配管内の炭酸塩析出、緑青発生等の防止、炭酸濃度低下抑制を図るものである。
特開2011−212129号公報
しかしながら、文献1のシステムは熱源機(給湯器)本体内に炭酸ガス溶解部を備えた構成であるため、市販されている熱源機を用いることができず、コストアップ要因となり、普及を阻害する。
さらに、炭酸ガス成分を含む浴槽水を熱源機内で循環させるため、追焚加熱温度を下げたとしても機内配管系統に炭酸塩の析出、緑青の発生等による腐食リスクを排除できない。
本発明は、このような問題を解決するためのものであって、現在市販されている熱源機をそのまま使用できる人工炭酸泉技術を提供するものである。
本発明は、以下の内容を要旨とする。すなわち本発明に係る人工炭酸泉システムは、
(1)浴槽に炭酸泉を供給する人工炭酸泉システムであって、
給湯機能及び暖房機能を有する給湯暖房用熱源機(2)と、
該熱源機と浴槽間を結び、浴槽にお湯を落とし込み可能とする給湯配管(W3)と、
該給湯配管(W3)経路内に介装される炭酸泉供給ユニット(3)と、
炭酸泉供給ユニット(3)に炭酸ガスを供給可能とする炭酸ガス供給手段(4)と、
浴槽と炭酸泉供給ユニット間を結び、浴槽水を追焚可能とする追焚配管(B1,B2)と、を備え、
炭酸泉供給ユニット(3)は、
炭酸ガス供給手段(4)から供給される炭酸ガスを、給湯配管(W3)を介して供給されるお湯に溶解させる炭酸ガス溶解部(3a)と、
熱源機(2)から循環供給される暖房温水と、追焚配管(B1,B2)を介して循環供給される浴槽水と、を熱交換する熱交換部(3b)と、を備えて成り、さらに、
熱源機(2)から供給される給湯水を炭酸ガス溶解部(3a)において炭酸泉にして、給湯配管(W3)を介して浴槽に落とし込む炭酸泉給湯系統(C1)と、
熱源機(2)から供給される給湯水を、そのまま給湯配管(W3)を介して浴槽に落とし込む通常給湯系統(C2)と、
浴槽循環水を熱交換部(3b)において加熱して、そのまま追焚配管(B2)を介して浴槽に戻す落とし込む通常追焚系統(C3)と、
浴槽循環水を熱交換部(3b)において加熱したのち、炭酸ガス溶解部(3a)において炭酸泉にして、給湯配管(W3)を介して浴槽に戻す落とし込む炭酸泉添加追焚系統(C4)と、
炭酸泉給湯系統(C1)、通常給湯系統(C2)、通常追焚系統(C3)又は炭酸泉添加追焚系統(C4)を適宜、切り替え可能とする系統切替手段と、
を備えて成ることを特徴とする。
本発明において「炭酸泉」とは、炭酸ガス溶解部(3a)において炭酸ガスを溶解させた状態の給湯水又は浴槽循環水をいう。
(2)上記発明において、前記熱源機(2)は、高温暖房回路(A1)と低温暖房回路(A2)とを備え、かつ、前記暖房温水が低温暖房回路(A2)を利用して循環供給される温水であることを特徴とする。
(3)上記発明において、炭酸泉給湯系統(C1)、通常給湯系統(C2)、通常追焚系統(C3)及び炭酸泉添加追焚系統(C4)内の配管材料として、耐炭酸ガス腐食性の高い材料を用いたことを特徴とする。
本発明によれば、熱源機とは別個に炭酸泉供給ユニットを備える構成としたため、浴槽循環水が熱源機内を通過することがなく、熱源機内配管内の炭酸塩析出、緑青の発生等、配管腐食の問題を払拭できるという効果がある。
また、市販の熱源機の構造を変えることなく使用できるため、人工炭酸泉システムのコストダウンが可能となり、普及促進に資するという効果がある。
また、炭酸泉モード時に追焚温度を下げることなく、所望温度に追焚温度を高めることができるため、風呂快適性が向上するという効果がある。
さらに、炭酸泉供給ユニットは炭酸ガスを添加しない追焚循環系統を備えているため、従来、腐食、変色への懸念から推奨できなかった硫黄入りの入浴剤や、洗剤の利用も可能となるという効果がある。
さらに、炭酸泉供給ユニットのポンプ循環量を高めれば、ジェットバス効果が発揮できるなど、お風呂の価値を高めることができるという効果がある。
さらに、炭酸泉供給ユニット内の熱交換器材料として炭酸塩折出に強い材質(例えばSUS304)のものを用いた発明にあっては、耐腐食安全性をより向上させることができるという効果がある。
本発明の一実施形態に係る人工炭酸泉システム1の全体構成を示す図である。 熱源機2の詳細構成を示す図である。 炭酸泉供給ユニット3の詳細構成を示す図である。 熱源機2の高温暖房回路A1を示す図である。 同じく低温暖房回路A2を示す図である。 同じく機内循環回路A3を示す図である。 炭酸泉供給ユニット3の炭酸泉給湯系統C1を示す図である。 同じく通常給湯系統C2を示す図である。 同じく通常追焚系統C3を示す図である。 同じく炭酸泉添加追焚系統C4を示す図である。 人工炭酸泉システム1における湯張り運転制御フローを示す図である。 同じく追焚運転制御フローを示す図である。 従来の人工炭酸泉システム100を示す図である。
以下、本発明に係る給湯暖房用熱源機の実施形態について、図1乃至7を参照してさらに詳細に説明する。なお、重複を避けるため、各図において同一構成には同一符号を用いて示している。なお、本発明の範囲は特許請求の範囲記載のものであって、以下の実施形態に限定されないことはいうまでもない。
<全体構成>
図1を参照して、本実施形態に係る人工炭酸泉システム1は、低温暖房回路を備えた給湯暖房用熱源機2(以下適宜、熱源機2と略記する)、給湯水又は浴槽循環水に炭酸ガスを溶解させて浴槽5に供給する炭酸泉供給ユニット3、炭酸泉供給ユニット3に炭酸ガスを供給する炭酸ガスボンベ4、及びこれら装置間を結ぶ配管群、及び本実施形態の運転制御を司る制御部7並びに熱源機制御部2hと、を主要構成とする。
<熱源機2の構成>
図2を参照して、熱源機2は筐体2a内部に給湯用燃焼部2b、暖房用燃焼部2c、風呂熱交換器2d,開放型シスターン2e、熱源機2の運転を指示する制御部2hと、を主要構成として備えている。なお、給湯用燃焼部2b、暖房用燃焼部2cはバーナ、燃焼用ファン、熱交換部、燃焼室、排気部等を備えているが、同図では簡単のため熱交換器のみ表示している。
<給湯系統>
熱源機2の給湯系統は、水道供給配管W1、給湯用燃焼部2b、給湯配管W2及び機内配管W1’、W2’を備え、水道供給配管W1から供給される水道水を、機内配管W1’を経由して給湯用燃焼部2bに導き、所望温度のお湯にして機内配管W2’、給湯配管W2を介して炭酸泉供給ユニット3に供給可能に構成されている。
<暖房系統>
熱源機2の暖房系統は、高温暖房回路A1、低温暖房回路A2及び機内循環回路A3により構成されている。
図4(a)(太線部)を参照して、高温暖房回路A1は、暖房用燃焼部2c→高温往き側配管H3→不図示の高温端末器(例えば浴室乾燥暖房機)→高温戻り側配管H2→低温戻り側配管H2→シスターン2e→循環ポンプ2f→暖房用燃焼部2cの順に循環する回路により構成されており、暖房用燃焼部2cにおいて高温(例えば80℃)にした温水を高温端末器に循環供給する。
なお、シスターン2eは、暖房運転時の配管内温水膨張に対するバッファタンクであり、温水が所定の水位以上に上昇すると、不図示のオーバーフロー管を介して外部に排水するように構成されている。また、シスターン2eには、機内配管W1’から分岐するいずれも不図示の補給水配管、制御弁が付設されており、タンク水位を一定範囲に制御可能とするように構成されている。
図4(b)(太線部)を参照して、低温暖房回路A2はシスターン2e→循環ポンプ2f→熱動弁V6→低温往き側配管H1→炭酸泉供給ユニット3の熱交換部3b→低温戻り側配管H2→シスターン2eの順に循環する回路により構成されている。なお、低温暖房回路A2は風呂追焚以外に他の低温端末(例えば床暖房パネル)を備えているが、図示を省略している。
図4(c)(太線部)を参照して、機内循環系統A3は、開放型シスターン2e→循環ポンプ2f→暖房用燃焼部2c→バイパス配管2j→開放型シスターン2eの順に循環する回路により構成されている。機内循環系統A3は、低温暖房回路A2による低温暖房温水の温度を、暖房用燃焼部2cの燃焼量制御により所定温度(例えば60℃)に調整するために用いられる。
次に、図2を参照して、風呂追焚系統は風呂熱交換器2dを介して機内循環回路と浴槽循環配管B3,B4による二次側風呂追焚回路間で熱交換するように構成されている。本実施形態では風呂追焚系統を使用しないため、詳細説明を省略する。
<炭酸泉供給ユニット3>
図3を参照して、炭酸泉供給ユニット3は、ガス浸透性を有する中空糸膜フィルターを内蔵する炭酸ガス溶解部3a、熱源機2の追焚系統から供給される低温温水と浴槽水とを熱交換させる熱交換部3b、浴槽水を循環させる循環ポンプ3c、系統切り替えを行う三方弁V3,逆止弁V4及びこれらを結ぶ配管群、浴槽水戻り温度を検知する温度センサS1、浴槽水位を検知する水位センサS2、を主要構成として備えている。
炭酸泉供給ユニット3は、以下説明する炭酸泉給湯系統C1、通常給湯系統C2、通常追焚系統C3及び炭酸泉添加追焚系統C4の4系統により構成されている。
図5(a)(太線部)を参照して、炭酸泉給湯系統C1は、給湯配管W2→炭酸ガス溶解部3a→給湯配管W3→逆止弁V5→開閉弁V2→浴槽5に至る給湯系統と、炭酸ガスボンベ4→開閉弁V1→炭酸ガス溶解部3aに至る炭酸ガス供給系統と、により構成される系統である。炭酸泉給湯系統C1においては、以下のフローにより炭酸泉が作られる。すなわち、熱源機2から給湯配管W2を介して供給されるお湯は、炭酸ガス溶解部3aに送られ中空糸膜内側を通過する。その際、炭酸ガスボンベ4から中空糸膜外側から内側に浸透する炭酸ガスを溶解して人工炭酸泉が作られる。炭酸泉は、給湯配管W3を経由して浴槽に落とし込まれる。
また、図5(b)(太線部)を参照して、通常給湯系統C2は、上記炭酸泉給湯系統C1において、炭酸ガス供給系統を含まない系統である。
図5(c)(太線部)を参照して、通常追焚系統C3は、循環アダプター5a→追焚配管B2→循環ポンプ3c→熱交換部3b→三方弁V4→追焚配管B1により構成され、浴槽水を循環ポンプ3c運転により熱交換部3bに導入し、ここで上述の低温暖房回路A2による低温暖房水と熱交換させて加熱後に、追焚配管B1を介して浴槽5に戻す機能を有する。なお、通常追焚系統C3を稼働させるときには、炭酸ガス添加は行われない。
図5(d)(太線部)を参照して炭酸泉添加追焚系統C4は、循環アダプター5a→追焚配管B2→循環ポンプ3c→熱交換部3b→三方弁V4→炭酸ガス溶解部3a→給湯配管W3により構成され、浴槽内の炭酸泉濃度を増したい場合に、低温暖房回路A2による低温暖房水との熱交換による加熱後に、炭酸ガス溶解部3aでさらに炭酸ガス添加を行い、その後給湯配管W3を介して浴槽5に戻すことができる。
炭酸泉添加追焚系統C4は、炭酸ガスが溶解していない浴槽水を追焚時に炭酸泉にしたい場合に用いることができる。
<制御系統>
人工炭酸泉システム1の制御系統は、炭酸泉供給ユニット3に付設される制御部7、熱源機2内に格納され、制御部7の指示により熱源機2の燃焼、給湯、暖房運転を行う熱源機制御部2h、追焚配管B2経路中に配設される温度センサS1、水位センサS2、及び各配管経路中に配設される弁V1乃至V6等により構成され、以下説明する湯張り運転制御、追焚制御を可能としている。
<湯張り運転制御フロー>
人工炭酸泉システム1は以上のように構成されており、次に図6を参照して人工炭酸泉システム1における湯張り運転制御フローについて説明する。
使用者による制御部7からの湯張り指示により(S101)、熱源機2側に給湯開始指示が送信され熱源機2による給湯運転が開始される(S102)。
次いで、炭酸泉給湯が選択されたか否かが判定される(S103)。炭酸泉給湯が選択された場合には(S103においてYES)、炭酸泉給湯系統C1(図5(a)参照)の稼働により開閉弁V1が開となり、炭酸ガス溶解部3aにおいて炭酸ガスを溶解した炭酸泉の浴槽5への注湯が行われる(S104)。炭酸泉給湯が選択されない場合には(S103においてNO)、炭酸ガス開閉弁V1閉となる。この場合には、通常給湯系統C2(図5(b)参照)により、浴槽5に注湯される(S105)。
次に、浴槽内の水位、湯温を検知するために循環ポンプ3cの運転が開始される(S106)。制御中は、所定の間隔で浴槽水位が設定水位に達しているか否かが、水位センサS2の検知値に基づいて判定される(S107)。設定水位以下の場合には(S107においてNO)、一旦循環ポンプ3cの運転を停止するとともに所定流量分注湯を継続し(S111)、その後、再度水位判定を行う(S107)。
S107においてYES、すなわち設定水位以上に至った場合には、さらに浴槽水戻り温度が設定温度に至っているか否かが、温度センサS1の検知値に基づいて判定される(S108)。設定温度以上の場合には(S108においてYES)、循環ポンプ3cの運転を停止して(S109)、熱源機2による給湯を停止し湯張り運転終了となる(S110)。
S108においてNO、すなわち設定温度未満の場合には所定時間。低温暖房系統による追焚運転(後述)が行われ(S112)、その後、再度、浴槽湯温判定が行われる(S108)。
<追焚運転制御フロー>
次に、図7を参照して人工炭酸泉システム1の追焚運転制御フローについて説明する。
使用者による制御部からの追焚運転指示があると(S201)、制御部7は熱源機2の制御部2hに追焚運転指令を送信し、熱源機2の低温暖房回路A2(条件により低温暖房回路A3も)の運転が開始される(S202)。さらに、循環ポンプ3cの運転が開始される(S203)。
次いで、浴槽循環水に炭酸ガスを添加する追焚(炭酸泉添加追焚)が選択されたか否かが判定される(S204)。炭酸泉添加追焚が選択された場合には(S204においてYES)、三方弁V3は炭酸泉添加追焚系統C4側が開となり、浴槽水は図5(d)太線の流路で循環する(S205)。同時に開閉弁V1が開となり(S206)、炭酸ガスボンベ4から炭酸ガス溶解部3aに炭酸ガスが供給され、浴槽循環水に炭酸ガスが添加され、浴槽5に戻される。
一方、通常追焚が選択された場合には(S204においてNO)、三方弁V3は通常追焚系統C3側が開となり(S207)、これにより浴槽水は図5(c)の流路で循環する。この場合は、炭酸ガスの添加は行われない。
追焚運転中は温度センサS1により浴槽水戻り温度が計測される(S208)。浴槽水戻り温度が設定温度Tr(例えば42℃)に達していない場合には(S208においてNO)、設定温度Trに達するまで追焚運転を継続する(S211)。
一方、S208においてYES、、設定温度Trに達している場合には、循環ポンプ3cの運転を停止する(S209)。さらに、熱源機2に対して運転停止が指示され、追焚運転終了となる(S210)。
1・・・・人工炭酸泉システム
2・・・・給湯暖房用熱源機
2b・・・給湯用燃焼部
2c・・・暖房用燃焼部
2d・・・風呂熱交換器
2h・・・熱源機制御部
3・・・・炭酸泉供給ユニット
3a・・・炭酸ガス溶解部
3b・・・熱交換部
3c・・・循環ポンプ
4・・・・炭酸ガスボンベ
5・・・・浴槽
7・・・・制御部
A1・・・高温暖房回路
A2・・・低温暖房回路
A3・・・機内循環回路
C1・・・炭酸泉給湯系統
C2・・・通常給湯系統
C3・・・通常追焚系統
C4・・・炭酸泉添加追焚系統
S1・・・温度センサ
S2・・・水位センサ
V1、V2,V4・・・開閉弁
V3・・・三方弁
V4、V5・・・逆止弁
V6・・・熱動弁

Claims (3)

  1. 浴槽に炭酸泉を供給する人工炭酸泉システムであって、
    給湯機能及び暖房機能を有する給湯暖房用熱源機(2)と、
    該熱源機と浴槽間を結び、浴槽にお湯を落とし込み可能とする給湯配管(W3)と、
    該給湯配管(W3)経路内に介装される炭酸泉供給ユニット(3)と、
    炭酸泉供給ユニット(3)に炭酸ガスを供給可能とする炭酸ガス供給手段(4)と、
    浴槽と炭酸泉供給ユニット間を結び、浴槽水を追焚可能とする追焚配管(B1,B2)と、を備え、
    炭酸泉供給ユニット(3)は、
    炭酸ガス供給手段(4)から供給される炭酸ガスを、給湯配管(W3)を介して供給されるお湯に溶解させる炭酸ガス溶解部(3a)と、
    熱源機(2)から循環供給される暖房温水と、追焚配管(B1,B2)を介して循環供給される浴槽水と、を熱交換する熱交換部(3b)と、を備えて成り、さらに、
    熱源機(2)から供給される給湯水を炭酸ガス溶解部(3a)において炭酸泉にして、給湯配管(W3)を介して浴槽に落とし込む炭酸泉給湯系統(C1)と、
    熱源機(2)から供給される給湯水を、そのまま給湯配管(W3)を介して浴槽に落とし込む通常給湯系統(C2)と、
    浴槽循環水を熱交換部(3b)において加熱して、そのまま追焚配管(B2)を介して浴槽に戻す落とし込む通常追焚系統(C3)と、
    浴槽循環水を熱交換部(3b)において加熱したのち、炭酸ガス溶解部(3a)において炭酸泉にして、給湯配管(W3)を介して浴槽に戻す落とし込む炭酸泉添加追焚系統(C4)と、
    炭酸泉給湯系統(C1)、通常給湯系統(C2)、通常追焚系統(C3)又は炭酸泉添加追焚系統(C4)を適宜、切り替え可能とする系統切替手段と、
    を備えて成ることを特徴とする人工炭酸泉システム。
  2. 前記熱源機(2)は、高温暖房回路(A1)と低温暖房回路(A2)とを備え、かつ、前記暖房温水が低温暖房回路(A2)を利用して循環供給される温水であることを特徴とする請求項1に記載の人工炭酸泉システム。
  3. 炭酸泉給湯系統(C1)、通常給湯系統(C2)、通常追焚系統(C3)及び炭酸泉添加追焚系統(C4)内の配管材料として、耐炭酸ガス腐食性の高い材料を用いたことを特徴とする請求項1又は2に記載の人工炭酸泉システム。
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