JP2014171475A - 点滴監視装置、サーバおよびプログラム - Google Patents

点滴監視装置、サーバおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】点滴容器からの点滴の異常を看護師等に知らせることができる点滴監視装置、サーバおよびプログラムを提供する。
【解決手段】実施形態の点滴監視装置は、計測部と、報知部と、を備える。計測部は、点滴する液体が入った点滴容器の重量を計測する。報知部は計測された重量の変化に基づいて液体の点滴速度を算出するとともに、算出した点滴速度が、予め設定された点滴速度を基準とする許容速度範囲外である場合、液体の点滴の異常を報知する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、点滴監視装置、サーバおよびプログラムに関する。
従来から、点滴用の液体(例えば、薬剤など)が入った点滴容器からの点滴の終了通知、点滴容器からの点滴の終了時刻の通知を行う方法が開示されている。例えば、点滴容器の重さを計測しかつ当該計測した重さに基づいて点滴容器に入っている液体の残量が少なくなったことを知らせる方法、点滴容器に入った液体を注射針から一滴ずつ投与する際の液体の投与回数や単位時間内における投与回数に基づいて点滴の終了時刻を予測する方法がある。
また、点滴容器の重量を計測しかつ当該計測した重さが基準重量(例えば、点滴開始時における点滴容器の重量の5%など)となった場合に、点滴終了予告信号を外部機器に出力する技術が開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術においては、点滴容器からの点滴の終了をナース等に知らせることができるが、点滴容器や当該点滴容器に入った液体を投与する注射針等に不具合が生じて、点滴容器からの点滴速度が、患者に対して安全に点滴可能な予め設定された点滴速度を基準とする範囲から外れた場合に、点滴容器からの点滴の異常をナース等に知らせることはできない、という課題がある。
実施形態の点滴監視装置は、計測部と、報知部と、を備える。計測部は、点滴する液体が入った点滴容器の重量を計測する。報知部は計測された重量の変化に基づいて液体の点滴速度を算出するとともに、算出した点滴速度が、予め設定された点滴速度を基準とする許容速度範囲外である場合、液体の点滴の異常を報知する。
図1は、第1の実施形態にかかる点滴監視システムの構成を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態にかかる点滴監視システムが有する点滴監視装置の概略構成を示す図である。 図3は、第1の実施形態にかかる点滴監視システムが有する点滴監視装置のハードウェア構成を示す図である。 図4は、第1の実施形態にかかる点滴監視システムが有するサーバのハードウェア構成を示す図である。 図5は、第1の実施形態にかかる点滴監視システムが有する点滴監視装置およびサーバの機能構成を示すブロック図である。 図6は、第1の実施形態にかかる点滴監視システムが有する点滴監視装置における重量の送信処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、第1の実施形態にかかる点滴監視システムが有するサーバにおける点滴の異常の報知処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、第2の実施形態にかかる点滴監視装置の機能構成を示すブロック図である。 図9は、第2の実施形態にかかる点滴監視装置における点滴の異常の報知処理の流れを示すフローチャートである。
以下、添付の図面を参照して、本実施形態にかかる点滴監視システムについて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる点滴監視システムの構成を示すブロック図である。本実施形態にかかる点滴監視システム1は、図1に示すように、点滴監視装置10と、無線AP(Access Point)11と、サーバ12と、端末装置13と、表示装置14とが、有線または無線のLAN(Local Area Network)15を介して通信可能に接続されている。
点滴監視装置10は、病院内の病室等において患者への点滴を監視する装置である。点滴監視装置10は、病院内の各病室等に設けられた無線AP11を介して、病院内のサーバルームに設置されたサーバ12に、患者への点滴の監視結果(本実施形態では、点滴する薬剤等の液体が入った点滴容器16の重量)などを送信する。
端末装置13は、病院内の看護師等により携帯される携帯型の情報処理端末である。端末装置13は、無線AP11を介して、サーバ12にアクセスして、各種情報(例えば、患者への点滴の監視結果、患者の電子カルテ等)を受信して当該各種情報を表示可能である。
無線AP11は、点滴監視装置10や端末装置13等をLAN15に接続する機能を有している。
サーバ12は、病院内での看護作業等に必要な各種情報(例えば、患者への点滴の監視結果、患者の電子カルテ等)を記憶するとともに、当該各種情報を端末装置13や表示装置14等との間で送受信する。
表示装置14は、病院内のナースステーションに設置され、サーバ12から各種情報を受信し、受信した各種情報を表示可能である。
次に、図1および図2を用いて、第1の実施形態にかかる点滴監視システム1が有する点滴監視装置10の概略構成について説明する。図2は、第1の実施形態にかかる点滴監視システムが有する点滴監視装置の概略構成を示す図である。
点滴監視装置10は、自装置をイルリガートルスタンド等のスタンド17に吊り下げ支持可能な第1支持部100と、点滴する液体が入った点滴容器16を自装置に吊り下げ支持可能な第2支持部101と、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成され点滴容器16から患者への点滴の監視結果等の各種情報を表示する表示部103と、ハードウェアキー等で構成され点滴監視装置10に対する操作内容を入力可能な入力部104と、を備えている。
図3は、第1の実施形態にかかる点滴監視システムが有する点滴監視装置のハードウェア構成を示す図である。図3に示すように、点滴監視装置10は、CPU(Central Processing Unit)105、ROM(Read Only Memory)106、RAM(Random Access Memory)107、入力部104、表示部103、加速度センサ108、重量センサ109および通信インターフェース(I/F)110を備えている。
CPU105は、ROM106に記憶された各種プログラムを実行することにより、点滴監視装置10の各部を制御する。ROM106は、CPU105により実行される各種プログラム等を記憶している。RAM107は、点滴監視装置10の主記憶装置であり、CPU105の作業領域として機能する。
また、CPU105には、各種の入出力回路(図示しない)を介して、入力部104および表示部103が接続されている。入力部104は、上述したように、ハードウェアキー等で構成され、看護師により入力された点滴監視装置10に対する操作内容をCPU105に通知する。表示部103は、上述したように、LCD等で構成され、各種情報を表示する。本実施形態では、入力部104をハードウェアキーで構成するものとしたが、これに限定するものではなく、表示部103の表示画面上に積層配置されたタッチパネルで構成しても良い。
また、CPU105には、加速度センサ108、重量センサ109および通信I/F110が接続されている。加速度センサ108は、点滴監視装置10の加速度を検出する。重量センサ109は、点滴容器16の重量を計測する計測部として機能する。本実施形態では、重量センサ109は、第2支持部101により点滴監視装置10に吊り下げられている点滴容器16の重量を計測する。通信I/F110は、無線LANモジュール等で構成され、無線AP11を介してサーバ12等と通信を行うためのインターフェースである。
図4は、第1の実施形態にかかる点滴監視システムが有するサーバのハードウェア構成を示す図である。図4に示すように、サーバ12は、CPU120、ROM121、RAM122、入力部123、表示部124、記憶部125および通信I/F126を備えている。
CPU120は、ROM121および記憶部125に記憶された各種プログラムを実行することにより、サーバ12の各部を制御する。ROM121は、CPU120により実行される各種プログラム等を記憶している。RAM122は、サーバ12の主記憶装置であり、CPU120の作業領域として機能する。
また、CPU120には、入力部123および表示部124が接続されている。入力部123は、キーボードやポインティングデバイス等で構成され、点滴監視システム1の管理者等により入力されたサーバ12に対する操作内容をCPU120に通知する。表示部124は、LCD等で構成され、各種情報を表示する。
また、CPU120には、記憶部125および通信I/F126が接続されている。記憶部125は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等で構成され、CPU120が実行する各種プログラム等を記憶する。また、記憶部125は、点滴監視装置10を識別可能な装置情報(例えば、点滴監視装置10のIPアドレス、MACアドレスなど)と対応付けて、点滴を行っている患者を特定する患者情報(例えば、患者ID、患者の体重など)と、点滴する液体を特定する液体情報(例えば、点滴する薬剤の名称など)と、点滴監視装置10により計測された点滴容器16の重量を表す重量情報と、を記憶する重量テーブルを有している。さらに、記憶部125は、点滴する液体を特定する液体情報と、当該液体情報により特定される液体の点滴容器16の重量である容器重量(言い換えると、液体が入っていない状態での点滴容器16の容器重量)を表す容器重量情報(以下、容器重量情報を容器重量と記す)と、を対応付けて記憶する容器重量テーブルを有している。通信I/F126は、点滴監視システム1が備えた他の機器と通信を行うためのインターフェースである。
次に、図5および図6を用いて、第1の実施形態にかかる点滴監視システム1における点滴の異常を報知する処理について説明する。図5は、第1の実施形態にかかる点滴監視システムが有する点滴監視装置およびサーバの機能構成を示すブロック図である。図6は、第1の実施形態にかかる点滴監視システムが有する点滴監視装置における重量の送信処理の流れを示すフローチャートである。図7は、第1の実施形態にかかる点滴監視システムが有するサーバにおける点滴の異常の報知処理の流れを示すフローチャートである。
まず、点滴監視装置10における重量の送信処理について説明する。点滴監視装置10は、CPU105がROM106に記憶されたプログラムを実行することにより、送信部1050を実現する。また、サーバ12は、CPU120がROM121(または記憶部125)に記憶されたプログラムを実行することにより、取得部1200および報知部1201を実現する。
送信部1050は、入力部104から、点滴監視の開始、すなわち、点滴容器16の重量の計測開始が指示されたか否かを判断する(ステップS601)。点滴容器16の重量の計測開始が指示された場合、送信部1050は、重量センサ109による点滴容器16の重量の計測を開始する(ステップS602)。重量センサ109は、予め設定された時間毎に点滴容器16の重量を計測する。
そして、送信部1050は、通信I/F110を介して、重量センサ109による点滴容器16の重量を計測する間隔(予め設定された時間)より長い所定時間毎に、重量センサ109により計測された重量を表す重量情報(以下、重量情報は重量と記す)をサーバ12に送信する(ステップS603)。本実施形態では、送信部1050は、重量センサ109により計測された重量を、当該重量の計測開始が指示されてから最初にサーバ12に送信する場合、重量センサ109により計測された重量とともに、自装置を識別可能な装置情報と、入力部104から予め入力された患者情報および液体情報と、をサーバ12に送信する。
また、本実施形態では、送信部1050は、重量センサ109により計測された重量をサーバ12に送信する際、当該重量が計測された時刻を表す時刻情報(以下、時刻情報を時刻と記す)を付加する。これにより、送信部1050は、重量センサ109により計測された重量を、当該重量が計測された時刻を表す時刻情報とともに送信する。点滴監視装置10は、RTC(Real Time Clock)等の計時装置を有し、送信部1050は、この計時装置から、重量センサ109により重量が計測された時刻を取得し、取得した時刻を、重量が計測された時刻として、計測された重量に付加する。
また、送信部1050は、重量センサ109により計測された重量を、計測開始が指示されてから2回目以降にサーバ12に送信する場合、重量センサ109により計測された重量とともに、少なくとも、装置情報をサーバ12に送信すれば良い。
次いで、送信部1050は、重量センサ109により計測された重量をサーバ12に送信する度に、入力部104から、点滴容器16の重量の計測終了が指示されたか否かを判断する(ステップS604)。点滴容器16の重量の計測終了が指示されていない場合(ステップS604:No)、送信部1050は、ステップS603に示す処理に戻り、重量センサ109により計測された重量のサーバ12への送信を繰り返す。
一方、点滴容器16の重量の計測終了が指示された場合(ステップS604:Yes)、送信部1050は、重量センサ109により計測された重量の送信を終了するとともに、重量センサ109による点滴容器16の重量の計測も終了する。
次に、サーバ12における点滴の異常を報知する処理について説明する。取得部1200は、点滴監視装置10から、当該点滴監視装置10の重量センサ109により計測された点滴容器16の重量を取得する(ステップS701)。本実施形態では、重量に当該重量が計測された時刻が付加されているため、取得部1200は、重量を取得することにより、当該重量が計測された時刻も取得できる。本実施形態では、取得部1200は、点滴監視装置10により点滴容器16の重量の計測が開始されてから最初に重量を取得する場合、点滴監視装置10の重量センサ109により計測された点滴容器16の重量とともに、点滴監視装置10を識別可能な装置情報と、点滴監視装置10の入力部104から予め入力された患者情報および液体情報と、を点滴監視装置10から取得する。そして、取得部1200は、取得した装置情報に対応付けて、患者情報と、液体情報と、点滴容器16の重量と、を記憶部125(重量テーブル)に記憶させる。
また、取得部1200は、点滴監視装置10により点滴容器16の重量の計測が開始されてから2回目以降に重量を取得する場合、点滴監視装置10の重量センサ109により計測された点滴容器16の重量とともに、少なくとも、装置情報を点滴監視装置10から取得すれば良い。そして、取得部1200は、取得した重量を、取得した装置情報と一致する装置情報と対応付けて記憶部125(重量テーブル)に記憶させる。
報知部1201は、記憶部125に記憶された装置情報毎に、当該装置情報と対応付けて記憶された重量の変化および当該重量に付加された時刻に基づいて、液体の点滴速度を算出する(ステップS702)。本実施形態では、報知部1201は、記憶部125に記憶された装置情報毎に、当該装置情報と対応付けて記憶された複数の重量のうち、最も新しい時刻が付加された重量と、当該最も新しい時刻の次に新しい時刻が付加された重量との差分(以下、現在の点滴容器16の重量という)を、最も新しい時刻と当該最も新しい時刻の次に新しい時刻との間の時間により除算した値を、液体の点滴速度として算出する。
本実施形態では、報知部1201は、最も新しい時刻が付加された重量と、当該最も新しい時刻の次に新しい時刻が付加された重量との差分を、最も新しい時刻と当該最も新しい時刻の次に新しい時刻との間の時間により除算した値を、液体の点滴速度として算出しているが、これに限定するものではない。例えば、報知部1201は、最も古い時刻が付加された重量と、最も新しい時刻が付加された重量との差分を、最も古い時刻と最も新しい時刻との間の時間により除算した値を、液体の点滴速度として算出しても良い。また、報知部1201は、最も新しい時刻が付加された重量と、当該最も新しい時刻から所定時間前の時刻が付加された重量との差分を、最も新しい時刻と当該最も新しい時刻から所定時間前の時刻との間の時間により除算した値を、液体の点滴速度として算出しても良い。
本実施形態では、報知部1201は、記憶部125において装置情報と対応付けて記憶された複数の重量のうち、最も新しい時刻が付加された重量と当該最も新しい時刻の次に新しい時刻が付加された重量との差分を、現在の点滴容器16の重量としているが、液体が入っていない状態の点滴容器16の容器重量を考慮して、現在の点滴容器16の重量を算出することも可能である。
具体的には、報知部1201は、記憶部125(重量テーブル)において装置情報と対応付けて記憶された液体情報を特定するとともに、記憶部125(容器重量テーブル)において、当該特定した液体情報と対応付けて記憶された点滴容器16の容器重量(液体が入っていない状態での点滴容器16の容器重量)を読み出す。そして、報知部1201は、記憶部125(重量テーブル)において装置情報と対応付けて記憶された複数の重量のうち、最も新しい時刻が付加された重量と当該最も新しい時刻の次に新しい時刻が付加された重量との差分から、読み出した点滴容器16の容器重量を減算した値を、現在の点滴容器16の重量としても良い。これにより、現在、点滴容器16に残っている液体の残量をより正確に算出することができる。本実施形態では、液体が入っていない状態での点滴容器16の容器重量を予め記憶部125(容器重量テーブル)に記憶させているが、これに限定するものではなく、例えば、点滴監視装置10において計測された重量とともに、点滴監視装置10から、液体が入っていない状態での点滴容器16の容器重量を取得しても良い。
また、本実施形態では、報知部1201は、記憶部125(重量テーブル)において装置情報と対応付けて記憶された重量の変化に基づいて、点滴容器16からの液体の点滴が終了する時刻(以下、終了予測時刻という)を算出する。具体的には、報知部1201は、現在の点滴容器16の重量を点滴速度で除算して、点滴が終了するまで時間を算出する。次いで、報知部1201は、現在時刻から当該算出した時間後の時刻を、終了予測時刻として算出する。
次に、報知部1201は、算出した点滴速度が、予め設定された点滴速度を基準とする許容速度範囲外であるか否かを判断する(ステップS703)。本実施形態では、報知部1201は、点滴監視装置10から最初に重量を取得する際に、点滴監視装置10から、予め設定された点滴速度を取得する。そして、報知部1201は、算出した点滴速度が、取得した予め設定された点滴速度を基準とする許容速度範囲外であるか否かを判断する。ここで、許容速度範囲は、予め設定された点滴速度を基準として、その変化が許容される点滴速度の範囲である。本実施形態では、サーバ2には、予め設定された点滴速度を基準として、変化が許容される点滴速度の変化量が予め設定されている。報知部1201は、予め設定された変化量および予め設定された点滴速度に基づいて、許容速度範囲を決定する。
また、本実施形態では、報知部1201は、点滴監視装置10から、予め設定された点滴速度を取得しているが、これに限定するものではない。例えば、報知部1201は、記憶部125(重量テーブル)に装置情報と対応付けて記憶された患者情報(例えば、患者ID、患者の体重など)および液体情報(例えば、点滴する薬剤)の少なくともいずれか一方に基づいて、予め設定された点滴速度を取得しても良い。
そして、報知部1201は、算出した点滴速度が許容速度範囲外であると判断した場合(ステップS703:Yes)、液体の点滴の異常に関する異常情報を、通信I/F126を介して端末装置13および表示装置14(いずれも外部機器の一例)に送信して、液体の点滴の異常を報知させる(ステップS704)。ここで、異常情報とは、液体の点滴の異常に関する情報であり、例えば、点滴の異常が発生した点滴監視装置10の装置情報、点滴の異常が発生した患者情報、ステップS702において算出した点滴速度、点滴の異常を知らせるメッセージなどである。
端末装置13および表示装置14は、異常情報を受信すると、受信した異常情報を自身が備える表示部(図示しない)に表示させたりして、点滴の異常を看護師等に報知する。本実施形態では、端末装置13および表示装置14は、自身が備える表示部(図示しない)に異常情報を表示させて、点滴の異常を報知しているが、これに限定するものではなく、例えば、自身が備えるスピーカ(図示しない)から音声を出力して、点滴の異常を看護師等に報知しても良い。
一方、報知部1201は、算出した点滴速度が許容速度範囲内であると判断した場合(ステップS703:No)、算出した終了予測時刻を、通信I/F126を介して端末装置13および表示装置14(いずれも外部機器の一例)に送信して、当該終了予測時刻を報知する(ステップS705)。また、報知部1201は、算出した終了予測時刻とともに、現在の点滴容器16の重量、当該現在の点滴容器16の重量が所定重量以下である場合には点滴の終了を通知するメッセージなどを、通信I/F126を介して端末装置13および表示装置14に送信することも可能である。
このように、第1の実施形態の点滴監視システム1によれば、点滴容器16からの点滴速度が、患者に対して安全に点滴可能な予め設定された点滴速度を基準とする許容速度範囲から外れた場合に、点滴容器16からの点滴の異常を看護師等に知らせることができる。
(第2の実施形態)
本実施形態は、点滴監視装置が、点滴容器からの液体の点滴の異常を報知する例である。以下の説明では、第1の実施形態と同様の箇所については説明を省略する。
図8は、第2の実施形態にかかる点滴監視装置の機能構成を示すブロック図である。図9は、第2の実施形態にかかる点滴監視装置における点滴の異常の報知処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態にかかる点滴装置800は、報知部801を有している。
報知部801は、入力部104から、点滴容器16の重量の計測開始が指示されたか否かを判断する(ステップS901)。点滴容器16の重量の計測開始が指示された場合(ステップS901:Yes)、報知部801は、重量センサ109による点滴容器16の重量の計測を開始する(ステップS902)。重量センサ109は、予め設定された時間毎に点滴容器16の重量を計測する。本実施形態では、報知部801は、重量センサ109により計測された重量に、計時装置により計時された時刻を付加して、RAM107に記憶させる。
次いで、報知部801は、重量センサ109により計測された重量(RAM107に記憶された重量)の変化に基づいて、液体の点滴速度を算出する(ステップS903)。報知部801は、算出した点滴速度が、予め設定された点滴速度を基準とする許容速度範囲外であるか否かを判断する(ステップS904)。ステップS903およびステップS904に示す処理の詳細は、第1の実施形態にかかるサーバ12の報知部1201における処理と同様である。
次いで、報知部801は、算出した点滴速度が許容速度範囲外であると判断した場合(ステップS904:Yes)、液体の点滴の異常に関する異常情報を、表示部103に表示させたり、通信I/F126を介して端末装置13および表示装置14(いずれも外部機器の一例)に送信したりして、液体の点滴の異常を報知させる(ステップS905)。
一方、報知部801は、算出した点滴速度が許容速度範囲内であると判断した場合(ステップS904:No)、算出した終了予測時刻を、表示部103に表示させたり、通信I/F126を介して端末装置13および表示装置14(いずれも外部機器の一例)に送信したりして、当該終了予測時刻を報知する(ステップS906)。
次いで、報知部801は、入力部104から、点滴容器16の重量の計測終了が指示されたか否かを判断する(ステップS907)。点滴容器16の重量の計測終了が指示されていない場合(ステップS907:No)、報知部801は、ステップS903に示す処理に戻り、点滴速度の算出を繰り返す。
一方、点滴容器16の重量の計測終了が指示された場合(ステップS907:Yes)、報知部801は、点滴速度の算出を終了するとともに、重量センサ109による点滴容器16の重量の計測も終了する。
また、報知部801は、点滴容器16からの点滴が行われている間、加速度センサ108(検出部)により検出された加速度が所定の加速度より大きいか否かを判断する。そして、報知部801は、加速度センサ108により検出された加速度が所定の加速度より大きい場合、ステップS905と同様にして、点滴の異常を報知する。これにより、何らかの原因によりスタンド17が倒れる等して、点滴に異常が発生した場合に、点滴の異常を看護師等に知らせることができる。
このように、第2の実施形態の点滴監視装置800によれば、点滴容器16からの点滴速度が、患者に対して安全に点滴可能な予め設定された点滴速度を基準とする許容速度範囲から外れた場合に、点滴容器16からの点滴の異常を看護師等に知らせることができる。
以上説明したとおり、第1,2の実施形態によれば、点滴容器16からの点滴の異常を看護師等に知らせることができる。
上述の実施形態の点滴監視装置およびサーバで実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、上述の実施形態の点滴監視装置およびサーバで実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上述の実施形態の点滴監視装置およびサーバで実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 点滴監視システム
10,800 点滴監視装置
11 無線AP
12 サーバ
13 端末装置
14 表示装置
15 LAN
16 点滴容器
17 スタンド
100 第1支持部
101 第2支持部
103,124 表示部
104,123 入力部
105,120 CPU
106,121 ROM
107,122 RAM
108 加速度センサ
109 重量センサ
110,126 通信I/F
125 記憶部
1050 送信部
1200 取得部
1201,801 報知部
特開2005−224418号公報

Claims (6)

  1. 点滴する液体が入った点滴容器の重量を計測する計測部と、
    計測された前記重量の変化に基づいて前記液体の点滴速度を算出するとともに、算出した前記点滴速度が、予め設定された点滴速度を基準とする許容速度範囲外である場合、前記液体の点滴の異常を報知する報知部と、
    を備えた点滴監視装置。
  2. 前記報知部は、計測された前記重量の変化に基づいて前記液体の点滴の終了予測時刻を算出するとともに、算出した前記終了予測時刻を報知する請求項1に記載の点滴監視装置。
  3. 自装置をスタンドに対して吊り下げ支持可能とする第1支持部と、
    前記点滴容器を自装置に吊り下げ支持可能な第2支持部と、
    自装置の加速度を検出する検出部と、を備え、
    前記報知部は、前記検出部により検出された加速度が所定の加速度より大きい場合、前記液体の点滴の異常を報知する請求項1または2に記載の点滴監視装置。
  4. 点滴する液体が入った点滴容器の重量を計測する計測部と、
    前記計測部により計測された前記重量および当該重量が計測された時刻を、サーバに送信する送信部と、
    を備えた点滴監視装置。
  5. 点滴する液体が入った点滴容器の重量を計測する計測部を備えた点滴監視装置から、計測された前記重量および当該重量が計測された時刻を取得する取得部と、
    取得した前記重量の変化および取得した前記時刻に基づいて前記液体の点滴速度を算出するとともに、算出した前記点滴速度が、予め設定された点滴速度を基準とする許容速度範囲外である場合、前記液体の点滴の異常に関する異常情報を外部機器に送信して、前記液体の点滴の異常を報知させる報知部と、
    を備えたサーバ。
  6. コンピュータを、
    点滴する液体が入った点滴容器の重量を計測する計測部を備えた点滴監視装置から、計測された前記重量および当該重量が計測された時刻を取得する取得部と、
    取得した前記重量の変化および取得した前記時刻に基づいて前記液体の点滴速度を算出するとともに、算出した前記点滴速度が、予め設定された点滴速度を基準とする許容速度範囲外である場合、前記液体の点滴の異常に関する異常情報を外部機器に送信して、前記液体の点滴の異常を報知させる報知部と、
    として機能させるためのプログラム。
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