JP2014171258A - 移動局装置、基地局装置、通信方法及び演算回路 - Google Patents

移動局装置、基地局装置、通信方法及び演算回路 Download PDF

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Abstract

【課題】迅速にギャップを生成することができ、無線リソースの消費を減らす。
【解決手段】基地局装置と通信する移動局装置であって、前記移動局装置と前記基地局装置で共通した、前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うギャップを生成可能な時間が測定種別ごとに予め設定されており、前記基地局装置から前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を受信した場合は、前記ギャップを生成し、前記ギャップにおいて前記測定種別の周辺セルを測定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動局装置、基地局装置、通信方法及び演算回路に関する。
現在、3GPP(3rd Generation Partnership Project)デキテイサレテイルW−CDMA(Wideband−Code Division Multiple Access、非特許文献1参照)の無線アクセス技術RAT:Radio Access Technology)が第三世代セルラ移動通信方式として標準化され、順次サービスが開始されている。W−CDMA方式では、同一RAT異周波数ハンドオーバ、異種RAT間ハンドオーバ、及びRAT内ハンドオーバを行う際に異なる周波数を使用する基地局装置の測定を行うための機能としてコンプレストモードが規定されている。
図13の(a)は、W−CDMAの個別チャネル(DPCH:Dedicated Physical Channel)にてコンプレストモードが適用されて、異周波数を使用する基地局装置の測定が行なわれている場合の図である。
基地局装置は、図13の(a)のような伝送中断時間であるギャップを生成して、当該ギャップでの個別チャネルでのデータの送信を停止させる。図13の(a)において、1フレームは10msの時間長を有しており、そのあるフレームにおいて部分的に上述のギャップが生成されている。一方、移動局装置は、このギャップ内の時間を利用して周波数を切り替えて異周波数を使用する基地局装置の測定を行う。
また、3GPPでは、W−CDMA無線インタフェースを拡張した最大伝送速度14.4Mbps程度の高速パケット伝送を下りリンクにおいて実現するHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)が標準化されている。コンプレストモードが本来適用される個別チャネルとは別の独立したチャネルとして、下りリンクでは、高速共用制御チャネル(HS−SCCH:High Speed−Downlink Shared Control Channel)、高速共用データチャネル(HS−PDSCH:High Speed−Physical Downlink Shared Channel)が追加して設けられている。また、上りリンクでは、高速個別制御チャネル(HS−DPCCH:High Speed Dedicated Physical Control Channel)が追加して設けられている。
HSDPAでは、適応変調技術(AMCS:Adaptive Modulation and Coding Scheme)が採用されている。適応変調技術とは、高速パケットデータ伝送を効率的に行うために、各移動局装置の伝搬路状況である下り受信品質指標CQI(Channel Quality Indication)に応じて、共用データチャネルのデータ変調多値数、誤り訂正方式、誤り訂正の符号化率、データ変調多値数、時間・周波数軸の符号拡散率(SF:Spreading Factor)、マルチコード多重数など無線伝送パラメータを切り替える方式である。また、ハイブリッド自動再送(HARQ:Hybrid Automatic Repeat reQuest)を採用している。移動局装置は、受信した通達確認情報であるACK/NACK(Acknowledgement/Negative Acknowledgement)及び受信品質指標を、個別制御チャネルを通じて基地局装置にフィードバックする。HSDPA利用時にコンプレストモードによってギャップが存在する移動局装置に対しては、ギャップ区間中の移動局装置宛には高速共用データチャネルを送信しないように基地局装置にてスケジューリングを行っている(後述の図13の(c))。
図13の(b)、図13の(c)は、基地局装置から移動局装置に送信されるパケット信号の一例を示す図である。図13の(b)は、上述した基地局装置から移動局装置に送信される共用制御チャネルの一例を示す図である。また、図13の(c)は、上述した基地局装置から移動局装置に送信される共用データチャネル高速共用データチャネルの一例を示す図である。
高速共用制御チャネル(図13の(b))は、高速共用データチャネル(図13の(c))で伝送されているパケットデータが、自移動局装置宛か他移動局宛装置宛かを通知するために使用される。
図13の(b)は高速共用制御チャネルにより、自移動局装置宛のパケットデータが通知されたことを示している(図中の斜線枠内)。矢印m1〜m5は、高速共用制御チャネルのどのサブフレームに対して、実際に移動局装置が受信するパケットデータが伝送されているかを示している。
図14は、コンプレストモード実施時の移動通信システムの処理を示すシーケンス図である。移動局装置は、現在測定している在圏セルや周辺セルなどの測定結果を含むメッセージを基地局装置に報告する(ステップS01)。基地局装置は、受信した測定結果から、移動局装置毎に異周波数測定が必要な各ハンドオーバのためにギャップを生成する必要があるか否かを判定し(ステップS02)、ギャップを生成する必要があると判定した移動局装置に対し、ギャップパターン情報を含むメッセージを送信する(ステップS03)。このメッセージを受信した移動局装置は、基地局装置へ応答メッセージを返すとともに(ステップS04)、ギャップパターンに従ってギャップ生成制御を行い、異周波数が割り当てられた基地局装置の測定を開始する(ステップS05)。ステップS01、S03、S04における移動局装置と基地局装置間の無線通信は、上位のネットワーク層であるL3(Layer 3)におけるL3メッセージと呼ばれる制御信号により行われている。
また、HSDPAにおいて、パケット通信中で一定の区間に自移動局装置宛のパケットデータがない場合、すなわち移動局装置が高速共用データチャネルを介してデータを受信しない間に上りリンクの高速個別制御チャネルによるCQI報告を停止し、移動局装置の送信電力及び上りリンク干渉量の低減を目的とした方法が提案されている(非特許文献3参照)。
図15は、上述のCQI報告の停止に関わる移動通信システムの処理を示すシーケンス図である。基地局装置は、送信データバッファの監視機能を持ち、バッファが空となってから一定時間経過しても送信データが発生しない場合、CQI報告の停止を移動局装置へ指示する(ステップS11)。これにより、移動局装置は基地局装置に対するCQI報告を停止する(ステップS12)。CQI報告の停止は高速共用制御チャネルを用いて基地局装置から移動局装置へ通知される。
送信データの発生を検出した場合、基地局装置は直ちに高速共用制御チャネルを用いて移動局装置へCQI報告の再開を指示する(ステップS13)。これにより、移動局装置は基地局装置に対してCQI報告を再開する(ステップS14)。高速共用制御チャネルは、上位レイヤに転送されずにL1(Layer 1)で終端するL1メッセージであり、移動局装置は高速共用制御チャネルの信号ビットを復号することでCQI報告の停止又は再開を知ることができる。
一方、第三世代RATの進化(Evolved Universal Terrestrial Radio Access、以降EUTRAと称する)及び第三世代RATアクセスネットワークの進化(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network、以降EUTRANと称する)という通信方式がある(非特許文献4参照)。EUTRAの下りリンクとして、AMCS技術を適用したOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)方式が提案されており、また、CQIに基づいた下りリンク無線フレームの構成、無線チャネルのマッピング方法についても提案されている(非特許文献4参照)。
EUTRA/EUTRANにおけるギャップ制御方法として、図14と同様に、移動局装置の測定結果を基に、基地局装置がギャップの要否を判定し、ギャップが必要な移動局装置を考慮したスケジューリングを行う方法のほか、移動局装置が測定したCQI瞬時値を基地局装置へフィードバックすることにより自律的にギャップの生成を制御する方法(Autonomous Gap Control Method)が提案されている(非特許文献5参照)。
ここで、EUTRA/EUTRANにおけるギャップとは、基地局装置のパケットスケジューリングによって移動局装置にデータ送受信の割り当てがされず、異周波数を使用する基地局装置の測定が可能な区間のことを示し、W−CDMAのコンプレストモード実施区間とは異なる。
図16の(a)及び図16の(b)は、移動局装置が自律的にギャップの生成を制御する方法を説明する図である。移動局装置は基地局装置から共通パイロットチャネルのパイロット信号を受信し、一定のCQI測定間隔でCQI瞬時値を測定し、基地局装置に報告する。CQI瞬時値とは、一例としてパイロット信号の瞬時電力値である。同時に移動局装置はある一定の周期でCQI瞬時値を平均化し、CQI平均値を算出する。移動局装置は測定したCQI平均値を、システムパラメータのCQI閾値と比較し、そのCQI平均値がCQI閾値より大きい場合には、通常モードに移動局装置を設定する(図16の(a)参照)。また、移動局装置はCQI平均値がCQI閾値より小さい場合には、異なる周波数を使用する基地局装置の測定のための測定モードに移動局装置を設定する(図16の(a)参照)。測定モードにおいて、測定したCQI瞬時値がCQI平均値以下である場合、移動局装置は接続している基地局装置の周波数での受信又は送信を停止し、ギャップを生成する。基地局装置では、移動局装置と同様にCQI瞬時値の報告を受け、該当移動局装置のCQI平均値を算出する。算出したCQI平均値をシステムパラメータのCQI閾値と比較し、CQI閾値より大きい場合は通常モードに、CQI閾値より小さい場合は測定モードに設定する。測定モードにおいて、測定したCQI瞬時値がCQI平均値より小さい場合、接続している該当移動局装置宛てのパケットデータ送信を停止し、ギャップを生成する。なお、図16の(b)は、図16の(a)の一部分の拡大図であり、複数のギャップが連続して生成される様子を概略的に示している。
立川 敬二, "W−CDMA移動通信方式", ISBN4−621−04894−5 3GPP TR(Technical Report)25.858及び3GPPのHSDPA仕様関連資料(http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html−info/25−series.htm) 3GPP TR(Technical Report)25.903, V0.2.0(2005−11), Continuous Connectivity for Packet Data Users.(http://www.3gpp.org/ftp/Specs/ html−info/25903.htm) 3GPP TR(Technical Report)25.814, V1.1.1(2006−2), Physical Layer Aspects for Evolved UTRA.(http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html−info/25814.htm) NTT DoCoMo,Inc. "Measurement for LTE Intra−and Inter−RAT Mobility",3GPP TSG RAN WG2 Meeting #50, Sophia Antipolis, France, 9−13 January, 2006, R2−060086.(http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_50/Documents/)
EUTRA/E−UTRANにおけるギャップの生成方法として、前記2通りの方法(図14及び図16参照)が提案されている。
しかしながら、移動局装置の測定結果を基にしてギャップ生成の可否を基地局装置において判定する方法は、ギャップの生成までに制御信号としてL3メッセージを複数やり取りする必要があり、無線リソースを消費するという問題があった。また、移動局装置がギャップ生成の要求を送信してから、実際にギャップ生成が行われるまでに必要な制御時間がかかるという別の問題があった。
一方、自律的にギャップの生成を制御する方法では、OFDMA通信方式において一つの移動局装置に複数のリソースブロックがマッピングされることがあり、移動局装置は受信した複数のリソースブロック分のCQI瞬時値を基地局装置へ報告する必要があるため、上り無線リソースの消費が増加するという問題があった。また、上り無線リソースの消費を抑えるため、削減されたCQI瞬時値を送信することによって、ギャップの開始又は終了タイミングが一致しなくなるという別の問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、迅速にギャップを生成することができ、無線リソースの消費を減らすことができる移動局装置、基地局装置、通信方法及び演算回路を提供することである。
本発明の移動局装置は、基地局装置と通信する移動局装置であって、前記移動局装置と前記基地局装置で共通した、前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うために生成するギャップの時間長が測定種別ごとに予め設定されており、前記移動局装置が自律的に判断したギャップの要否を前記基地局装置に通知し、、前記基地局装置から前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を受信した場合は、前記予め設定された時間長の一つであって前記測定種別に基づいて独自に選択した時間長のギャップを生成し、前記ギャップにおいて前記測定種別の周辺セルを測定することを特徴とする。
本発明の基地局装置は、移動局装置と通信する基地局装置であって、前記移動局装置と前記基地局装置で共通した、前記移動局装置が前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うために生成するギャップの時間長が測定種別ごとに予め設定されており、前記移動局装置が自律的に判断したギャップの要否を前記移動局装置から受信し、前記予め設定された時間長の一つであって前記測定種別に基づいて前記移動局装置が独自に選択した時間長の前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を前記移動局装置に対して送信することを特徴としている。
本発明の通信方法は基地局装置と通信する移動局装置の通信方法であって、前記移動局装置と前記基地局装置で共通した、前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うために生成するギャップの時間長が、測定種別ごとに予め設定されており、前記移動局装置が自律的に判断したギャップの要否を前記基地局装置に通知し、前記基地局装置から前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を受信した場合は、前記予め設定された時間長の一つであって前記測定種別に基づいて前記移動局装置が独自に選択した時間長のギャップを生成し、前記ギャップにおいて前記測定種別の周辺セルを測定することを特徴としている。
本発明の通信方法は、移動局装置と通信する基地局装置の通信方法であって、前記移動局装置と前記基地局装置で共通した、前記移動局装置が前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うために生成するギャップの時間長が測定種別ごとに予め設定されており、前記移動局装置が自律的に判断したギャップの要否を前記移動局装置から受信し、前記予め設定された時間長の一つであって前記測定種別に基づいて前記移動局装置が独自に選択した時間長の前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を前記基地局装置が前記移動局装置に対して送信することを特徴としている。
本発明の演算回路は基地局装置と通信する移動局装置の演算回路であって、前記移動局装置と前記基地局装置とで共通した、前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うために生成するギャップの時間長が、測定種別ごとに予め設定されており、自律的に判断したギャップの要否を前記基地局装置に通知し、前記基地局装置から前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を受信した場合は、前記予め設定された時間長の一つであって前記測定種別に基づいて独自に選択した時間長のギャップを生成し、前記ギャップにおいて前記測定種別の周辺セルを測定する通信方法を前記移動局装置に実行させることを特徴としている。
本発明の演算回路は移動局装置と通信する基地局装置の演算回路であって、前記移動局装置と前記基地局装置で共通した、前記移動局装置が前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うために生成するギャップの時間長が測定種別ごとに予め設定されており、前記移動局装置が自律的に判断したギャップの要否を前記移動局装置から受信し、前記予め設定された時間長の一つであって前記測定種別に基づいて前記移動局装置が独自に選択した時間長の前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を前記基地局装置が前記移動局装置に対して送信する通信方法を前記基地局装置に実行させることを特徴とする演算回路。
本発明の移動局装置、基地局装置、通信方法及び演算回路によれば、迅速にギャップを生成することができ、無線リソースの消費を減らすことができる。
本発明の第1の実施形態による移動局装置10の構成を示す概略ブロック図である。 移動局装置10の記憶部21が記憶するテーブルであって、ギャップの長さを決定するためのテーブルT1の一例を示す図である。 移動局装置10の記憶部21が記憶するテーブルであって、RsvCQIを定義するためのテーブルT2の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態による基地局装置30の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態で利用するリソースブロックについて説明する図である。 本発明の第1の実施形態による移動局装置10の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態による移動局装置10の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態による基地局装置30の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態による移動通信システムによる処理を示すシーケンス図である。 移動局装置と基地局装置との間の通信量を削減する方法を説明するための図である。 移動局装置と基地局装置との間の通信量を削減する方法を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態による移動通信システムによる処理を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態による移動通信システムによる処理を示すシーケンス図である。 W−CDMAの個別チャネルにてコンプレストモードが適用されて、異周波数を使用する基地局装置の測定が行なわれている場合について説明する図等である。 コンプレストモード実施時の移動通信システムの処理を示すシーケンス図である。 CQI報告の停止と再開に関わる移動通信システムの処理を示すシーケンス図である。 移動局装置が自律的にギャップの生成を制御する方法を説明する図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による移動局装置10の構成を示す概略ブロック図である。移動局装置10は、アンテナ部11、送受信部12(ギャップ生成要求信号送信手段、制御信号受信手段)、信号処理部13(送信制御手段)、CQI判定部14、ギャップ生成部15、CQI生成部16(要求信号生成手段)、演算処理部17を備えている。
演算処理部17は、無線制御に関する一連の制御を行い、測定処理部18、ギャップ要否判定部19、ギャップ長決定部20、記憶部21を備えている。
なお、CQI生成部16によって特定の同一の値に設定されたCQI報告値を以降RsvCQIと称する。
アンテナ部11は、無線信号の送受信を行うために利用される。アンテナ部11で受信した無線信号は送受信部12に出力される。送受信部12は、受信した無線信号の復調及び復号化の処理を行うとともに、送信データの符号化及び変調の処理を行って通信データをアンテナ部11に送出する。また、送受信部12は、アンテナ部11を介して基地局装置との間で制御信号及びデータを送受信する。また、送受信部12は、CQI生成部16が生成したギャップ生成要求信号をL1メッセージとして(物理チャネルを用いて)アンテナ部11を介して基地局装置に送信する。
信号処理部13は、送受信部12より転送された基地局装置からの制御データ(制御信号)を解析し、入力されたパラメータ設定(後述)に従って、送受信部12を制御する。
また、信号処理部13は、送受信部12が受信した制御信号に基づいて基地局装置に対するCQI報告値の送信の停止又は再開を行う。
CQI判定部14は、信号処理部13で解析された制御データのうち、共通パイロットチャネル(CPICH:Common Pilot Channel)のパイロット信号の受信レベルに応じてCQI報告値を求める。なお、CQI報告値とは、例えばパイロット信号のリソースブロックごとの瞬時電力値である。または、パイロット信号の瞬時電力値をリソースブロックごとにある時間平均した値である。または、パイロット信号の瞬時電力値をリソースブロック全体である時間平均した値である。ギャップ生成部15は、後述するギャップ要否判定部19がギャップを生成すると判定した場合に、ギャップ長決定部20が決定する長さのギャップを生成する。ここで、ギャップとは移動局装置10が基地局装置の測定を行う時間をいう。移動局装置と基地局装置はギャップの間はデータの送受信を停止する。
CQI生成部16は、CQI判定部14で求めたCQI報告値に基づいてCQI信号を生成する。また、CQI生成部16は、基地局装置の測定を行う時間であるギャップの生成を基地局装置に要求するギャップ生成要求信号を生成する。より具体的には、CQI生成部16は、移動局装置10から基地局装置に通知する複数のCQI報告値の全てを特定の同一の所定値に設定することによりギャップ生成要求信号とする。この複数のCQI報告値とは、自移動局装置に割り当てられている複数のリソースブロックにおける値である。移動局装置10は自移動局装置に割り当てられた複数のリソースブロックにおけるCQI報告値を基地局装置に通知する。
測定処理部18は、信号処理部13より共通パイロットチャネルの受信レベルやCQI報告値などの測定に必要な情報を取得し、共通パイロットチャネルの受信レベルをギャップ要否判定部19へ出力する。また、測定処理部18は、信号処理部13へ測定制御に必要なパラメータを出力する。
ギャップ要否判定部19は、測定処理部18の指示に従い、共通パイロットチャネルの受信レベルからギャップの要否を判定する。ギャップの要否を判定する方法としては、例えば自律的にギャップの生成を制御する方法などが用いられる。ギャップ要否判定部19が、ギャップが必要と判定した場合、CQI生成部16にRsvCQIの生成を指示する。
ギャップ長決定部20は、記憶部21に記憶されている後述するテーブルT1に基づいて、ギャップ生成部15で生成するギャップの長さを決定する。記憶部21は、ギャップの長さを決定するためのテーブルT1(後述する図2参照)や、RsvCQIを定義するためのテーブルT2(後述する図3参照)を記憶する。
図2は、移動局装置10の記憶部21が記憶するテーブルであって、ギャップの長さを決定するためのテーブルT1の一例を示す図である。テーブルT1には、測定種別、移動局装置クラス、必要ギャップ長が関連付けられて記録されている。測定種別は、移動局装置が行う基地局装置の測定内容を示している。測定種別には、異周波数ハンドオーバのための周波数間測定、RAT間ハンドオーバのためのハンドオーバが可能なRATの一覧(RAT#a、RAT#b)が記載されている。RAT#a、RAT#bは、例えばUTRA(Universal Terrestrial Radio Access)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、また3GPPの規定外の無線アクセス技術などである。
移動局装置クラスとは、移動局装置が持つ測定能力に従って順位付けられた性能を示す指標である。必要ギャップ長とは、測定に最低限必要な長さをTTI(Transmission Timing Interval、以降TTIと称する)数で表したものである。
図3は、移動局装置10の記憶部21(図1)が記憶するテーブルであって、RsvCQIを定義するためのテーブルT2の一例を示す図である。テーブルT2には、CQI報告値、符号化方式、変調方式などが関連付けられて記録されている。符号化方式には、Type 1、・・・、Type 7がある。また、変調方式には、Type a、・・・、Type cがある。CQI報告値は、共通パイロットチャネルの受信レベルに応じて定まる値である。本実施形態では、RsvCQIの値として、実際には測定されないCQI報告値ではなく、実際に測定され得るCQI報告値として定義している。そのため、本来ギャップ生成が必要ない場合であっても、全てのCQI報告値がRsvCQIとして報告してしまう場合が生じる。そこで、ここではCQI報告値が0の場合、すなわち基地局装置によるパケットスケジューリングを要求しない値、をRsvCQIと定義している。
RsvCQIを0と定義することによって、ギャップが必要ないときにCQI報告値が全て0で送信されたとしても、無駄な無線リソースの消費がなくすことが可能となる。なお、CQI報告値が0以外のその他の値をRsvCQIとして定義しても勿論よい。
図4は、本発明の第1の実施形態による基地局装置30の構成を示す概略ブロック図である。基地局装置30は、アンテナ部31、送受信部32(制御信号送信手段)、信号処理部33、制御信号生成部34(制御信号生成手段)、ギャップ生成部35、演算処理部36を備えている。
アンテナ部31は、無線信号の送受信を行うために利用される。アンテナ部31で受信した無線信号は送受信部32に出力される。
送受信部32は、アンテナ部31を介して受信した無線信号の復調及び復号化の処理を行うとともに、送信データの符号化及び変調の処理を行う。また、送受信部32は、移動局装置10から物理チャネルを用いて複数のCQI報告値を受信する。物理チャネルは、符号化方式や変調方式などにより定まり、移動局装置と基地局装置との間で無線通信を行うための通信路に送信される無線信号をいう。また、送受信部32は、制御信号生成部34が生成した制御信号を、アンテナ部31を介して移動局装置10に送信する。
信号処理部33は、送受信部32より転送された信号を制御データとして解析し、入力されたパラメータ設定に従って、送受信部32を制御する。
制御信号生成部34は、ギャップ要否判定部37の判定結果に基づいて、ギャップの生成を許可するか却下するかを移動局装置10に通知するための制御信号を生成する。つまり、制御信号生成部34は、ギャップ要否判定部37の判定結果に基づいて移動局装置10から基地局装置30に通知されるCQI報告値の送信の停止又は再開を制御する制御信号を生成する。
ギャップ生成部35は、ギャップ要否判定部37がギャップを生成すると判定した場合に、記憶部40に記憶されているテーブルT1(図2)に基づいてギャップ長決定部38が決定する長さのギャップを生成する。または、次のCQI報告周期となるまでの時間をギャップの長さとして決定する。つまり、ギャップ生成部35は、送受信部32が受信した複数のCQI報告値に基づいてギャップを生成する。
演算処理部36は、無線制御に関する一連の制御を行い、ギャップ要否判定部37(ギャップ生成判定手段)、ギャップ長決定部38、パケットスケジューリング部39、記憶部40を備えている。
ギャップ要否判定部37は、移動局装置10から通知される複数のCQI報告値に基づいて、基地局装置30から移動局装置10に対して送信する信号に対して、ギャップを生成する必要があるか否かを判定する。ギャップ要否判定部37は、送受信部32が受信した複数のCQI報告値の全てにRsvCQI(同一の値)が設定されている場合に移動局装置10からギャップの生成を要求されたと判定する。ギャップ長決定部38は、記憶部40に記憶されているテーブルT1に基づいて、ギャップ生成部35で生成するギャップの長さを決定する。または、次のCQI報告周期となるまでの時間をギャップの長さとして決定する。
パケットスケジューリング部39は、基地局装置30から各移動局装置10に対して送信する信号を、周波数と時間とにより定まる二次元平面上のどのリソースブロック(図5)に割り当てるかについて制御する。具体的には、基地局装置30のパケットスケジューリング部39は、ギャップ長決定部38が決定したギャップの長さに基づいて生成されるギャップの区間に、パケットを割り当てないようにスケジューリングを行う。
図5は、本発明の実施形態で利用するリソースブロックについて説明する図である。ここでは、時間軸と周波数軸により定まる二次元平面が、時間軸方向にM個、周波数軸方向にN個、合計M×N個のリソースブロックに分割されている場合について説明する。下りリンク無線フレームは、周波数軸の複数サブキャリアの塊で周波数帯域幅Bchと時間軸のサブフレーム間隔TTIによる2次元の複数無線リソースブロックにより構成されている。
図5中のBWは下りリンク周波数帯域幅、Bchはリソースブロックの周波数帯域幅を表す。リソースブロックの一部はトラフィックチャネルTCH(1,1)〜TCH(1,N)、TCH(2,1)〜TCH(2,N)、TCH(M,1)〜TCH(M,N)として使用され、AMCSを用いて移動局装置MS1〜MS3の各々にマッピングされている。3台の移動局装置MS1〜MS3は各々にマッピングされたリソースブロックのCQI報告値を共通パイロットチャネルの受信レベルから計算し、基地局装置へ報告する。
ここでは、一例として、移動局装置MS1にはトラフィックチャネルTCH(1,1)、TCH(1,N)、TCH(2,1)〜TCH(2,3)が割り当てられている。移動局装置MS1は、割り当てられたリソースブロックのCQI(1,1)、CQI(1,N)、CQI(2,1)〜CQI(2,3)を共通パイロットチャネルCPICH(1,1)、CPICH(1,N)、CPICH(2,1)〜CPICH(2,3)の受信レベルからそれぞれ計算する。
また、移動局装置MS2にはトラフィックチャネルTCH(1,3)が割り当てられている。移動局装置MS2は、割り当てられたリソースブロックのCQI(1,3)を共通パイロットチャネルCPICH(1,3)の受信レベルからそれぞれ計算する。
また、移動局装置MS3にはトラフィックチャネルTCH(1,2)、TCH(2,N)が割り当てられている。移動局装置MS3は、割り当てられたリソースブロックのCQI(1,2)、CQI(2,N)を共通パイロットチャネルCPICH(1,2)、CPICH(2,N)の受信レベルからそれぞれ計算する。
ここで、CQI報告値はHSDPAと同様、L1メッセージによって基地局装置へ送信される。また、各移動局装置宛のスケジューリングなどの制御情報も、L1メッセージとして各リソースブロックに割り当てられ送信される(図示省略)。
図4に戻り、記憶部40は、移動局装置10の記憶部21が記憶しているテーブルT1(図2参照)及びT2(図3参照)と同じテーブルT1及びT2を記憶する。
図6は、本発明の第1の実施形態による移動局装置10の処理を示すフローチャートである。このフローチャートは、移動局装置によりギャップの生成の要否を判定する処理を示している。
始めに、送受信部12はアンテナ部11を介して、基地局装置30から共通パイロットチャネルを利用して送信される制御信号を受信する。信号処理部13は、送受信部12が受信した共通パイロットチャネルの受信レベルを測定し、その受信レベルをギャップ要否判定部19に出力する。これにより、ギャップ要否判定部19は、共通パイロットチャネルの受信レベルを取得する(ステップS21)。
次に、ギャップ要否判定部19は、共通パイロットチャネルの受信レベルに基づいてギャップの生成が必要か否かについて判定する(ステップS22)。このとき、ギャップ要否判定部19における判定条件としては、自律的にギャップの生成を制御する方法などを使用することができる。また、測定した共通パイロットチャネルの受信レベルと所定の閾値とを比較し、共通パイロットチャネルの受信レベルがその所定の閾値を下回ったときに、ギャップを生成する必要があると判定することができる。所定の閾値は、移動局装置10と基地局装置30との間で無線通信を開始する前、つまり図6のフローチャートによる処理を開始する前に、報知情報やL3メッセージによって移動局装置10に予め基地局装置30から通知されるか、移動通信システム内で特定の値として定められるか、移動局装置でシステムパラメータとして定められ移動局装置10の記憶部21に記憶される。
ギャップ要否判定部19がステップS22でギャップの生成が必要と判定した場合には、CQI生成部16に対して、移動局装置10から基地局装置30に通知する複数のCQI報告値の全てに、記憶部21のテーブルT2に記憶されているRsvCQI(ここでは、0)を設定するように指示を出力する(ステップS24)。ギャップ要否判定部19からRsvCQIの生成指示を受けたCQI生成部16は、基地局装置30に通知する複数のCQIを全てRsvCQIに設定することによりCQI信号を生成し、そのCQI信号を基地局装置に送信する(ステップS25)。
一方、ギャップ要否判定部19がステップS22でギャップの生成が不要と判定した場合には、CQI判定部14はCQI報告値を計算し(ステップS23)、CQI生成部16はそのCQI報告値に基づいて、CQI信号を生成し、そのCQI信号を基地局装置に送信する(ステップS25)。CQI生成部16が生成したCQI信号は、信号処理部13と送受信部12を経由してアンテナ部11よりL1メッセージとして(物理チャネルを用いて)基地局装置30へ送信される。
図7は、本発明の第1の実施形態による移動局装置10(図1)の処理を示すフローチャートである。このフローチャートは、基地局装置30からCQI報告値の報告停止又は再開を指示する制御信号を移動局装置10が受信した場合の処理を示している。
始めに、基地局装置30からL1メッセージで送信されるCQI制御信号(制御信号)を、アンテナ部11(図1)を介して送受信部12が受信する(ステップS31)。信号処理部13は、送受信部12が受信したCQI制御信号によりCQI停止(CQI off)が通知されたか否かについて判定する(ステップS32)。
ステップS32でCQI停止が通知されたと判定した場合には、移動局装置10がCQI制御信号を受信する前にRsvCQIを基地局装置30に送信済みであるか否かについて判定する(ステップS36)。ステップS36でRsvCQIを基地局装置30に送信済みであると判定した場合には、ギャップ生成部15はギャップの生成要求が許可されたと判定し、ギャップを生成する(ステップS38)。一方、ステップS36でRsvCQIを基地局装置30に送信済みではない場合には、移動局装置10から基地局装置30に対するCQI報告値の報告を停止する(ステップS37)。
一方、ステップS32でCQI停止が通知されなかった場合、つまり基地局装置30から移動局装置10にCQI再開(CQI restart)が通知された場合には、RsvCQIを移動局装置10から基地局装置30に送信済みであるか否かについて判定する(ステップS33)。この判定処理は、信号処理部13で解析された制御データを基に測定処理部18で実施される。
ステップS33でRsvCQIを移動局装置10から基地局装置30に送信済みであると判定した場合には、移動局装置10から基地局装置30に対するギャップの生成要求が却下されたと判定し、通常処理を継続する(ステップS35)。一方、ステップS33でRsvCQIを移動局装置10から基地局装置30に送信済みではない場合には、停止していた移動局装置10から基地局装置30に対するCQI報告値の報告を再開する(ステップS34)。
図8は、本発明の第1の実施形態による基地局装置30(図4)の処理を示すフローチャートである。このフローチャートは、基地局装置30におけるギャップ許可判定処理を示している。
始めに、基地局装置30の送受信部32は、各移動局装置からL1メッセージで報告されるCQI報告値を受信する(ステップS41)。そして、ギャップ要否判定部37は、記憶部40のテーブルT2に記憶されているRsvCQIを参照することにより、CQI報告周期において受信した複数のCQI報告値が全てRsvCQIであるか否かについて判定する(ステップS42)。ここで、ギャップ要否判定部37は受信した全てのCQI報告値がRsvCQIであった場合、RsvCQIを報告した移動局装置10がギャップの生成要求を行ったと判定する。次に、パケットスケジューリング部39はギャップ生成を要求した移動局装置10に対して、パケットスケジューリングを行うことによりギャップを生成することが可能か否かについて判定する(ステップS44)。ギャップ生成のためのパケットスケジューリングが可能か否かについての判定には、既知の技術を用いる。
パケットスケジューリング部39は、ステップS44でギャップ生成のためのパケットスケジューリングが可能と判定した場合、つまり移動局装置10からのギャップ要求を許可する場合(ステップS46)、当該移動局装置10に対してL1メッセージ内にCQI報告値の報告停止を示す値を設定して、スケジュール情報を生成し(ステップS47)、移動局装置10へ送信する。一方、ステップS44でギャップ生成のためのパケットスケジューリングが可能ではないと判定した場合、つまり移動局装置10からのギャップ要求を拒否する場合(ステップS45)、当該移動局装置10に対してL1メッセージ内にCQIの報告再開を示す値を設定して、スケジュール情報を生成し(ステップS47)、移動局装置10へ送信する。
なお、このときのCQI報告値の報告停止又は再開を示す値は逆でもよい。つまり、上述した図9の説明では、ステップS54で基地局装置から送信される判定結果がギャップ許可のときに、CQI停止を示す制御信号を基地局装置から移動局装置に送信する方式について説明したが、ステップS54においてCQI再開を示す制御信号を基地局装置から移動局装置に送信するようにしてもよい。この場合、ギャップの生成を却下する際にCQI停止となる。なお、この場合、図7のステップS32では、CQI再開が通知されたか否かについて判定する。
一方、受信したCQI報告値が一つでもRsvCQIと異なっているとステップS42で判定した場合には、通常のパケットスケジューリングを行う(ステップS43)。
図9は、本発明の第1の実施形態による移動通信システムによる処理を示すシーケンス図である。移動局装置10は共通パイロットチャネルのパイロット信号の受信レベルから、周辺セル測定のためのギャップ生成が必要か否かについて判定する(ステップS51)。このステップS51の処理は、図6で説明したフローチャートの処理に対応している。
ステップS51でギャップの生成が必要と移動局装置10が判定した場合には、移動局装置10はギャップ生成要求として、新たに制御信号を生成することなく、通常のCQI報告値に代えて、報告する全てのリソースブロック毎のCQI報告値に特定のCQI報告値を設定したL1メッセージを用いて基地局装置30へギャップ生成要求信号を送信する(ステップS52)。
ここで、RsvCQIは、ギャップ生成要求を意味する特別なCQI値ではなく、通常のCQI値として定義されている(図3参照)。基地局装置30は受信した複数のCQI報告値が全てRsvCQIであった場合、移動局装置10よりギャップの生成要求があったと判定し、ギャップの生成を許可するか否かについて判定する(ステップS53)。このステップS53の処理は、図8で説明したフローチャートの処理に対応している。
基地局装置30は、ギャップ生成要求の許可あるいは却下のために新たな制御信号は使用せず、従来のCQI報告の停止又は再開を通知するL1メッセージを利用することによって、移動局装置10へ判定結果を送信する(ステップS54)。この判定結果によりギャップ生成要求が許可された場合には、移動局装置10はギャップを利用して基地局装置の測定を行う(ステップS55)。
なお、移動局装置10から基地局装置30へのCQI報告値の送信方法として、例えば下記の(1)〜(5)のいずれかの方法を使用することにより、移動局装置10と基地局装置30との間の通信量を削減することができる。
(1)移動局装置10で測定したCQI報告値のうち、上位M個(Mは自然数)のCQI報告値のみ報告する。例えば、移動局装置10に5個のリソースブロックが割り当てられており、それらのリソースブロックにおけるCQI報告値として0、1、2、3、4という値を測定した場合、移動局装置10は上位3個(M=3)のCQI報告値として2、3、4という値を基地局装置30に対して送信する。
(2)周波数軸方向又は時間軸方向に隣接するリソースブロックのCQI報告値の差分をとり、その差分値のみを移動局装置10から基地局装置30に送信する。例えば、あるリソースブロックのCQI報告値(例えば0)と、周波数軸方向又は時間軸方向に隣接するリソースブロックのCQI報告値(例えば1)との差分をとり、その差分値(例えば+1)を移動局装置10から基地局装置30に送信する。
(3)CQI報告値に対応するリソースブロックをビットマップで表したものを移動局装置10から基地局装置30に送信する。
(4)リソースブロックを階層構造で表して、CQI報告値を移動局装置10から基地局装置30に送信する。
(5)離散コサイン変換などを用いてCQI情報量を圧縮したものを移動局装置10から基地局装置30に送信する。
上記の(3)及び(4)の方法についてより具体的に説明する。ここでは、図10Aに示すように、8個のリソースブロックX1〜X8が移動局装置に割り当てられている場合について説明する。図10Aにおいて、横軸は周波数を示している。このとき、リソースブロックX1〜X8を識別するために3ビット必要であり、CQI報告値を表現するのに5ビット必要なため、受信リソースブロックがn個ある場合には、(3+5)×nのビット数が必要になる。CQI報告値としては、受信リソースブロックの全体の平均値、又は、個別のリソースブロックの値を用いることができる。
上記の(3)の方法は、1リソースブロックを1ビットで表す方法であり、図10AのリソースブロックX1〜X8を8ビットで表現する。例えば、リソースブロックX1、X3、X4を移動局装置が受信し、そのCQI平均値が5である場合には、[1,0,1,1,0,0,0,0][05]という形で表すことができるため、ビット数は8+5=13ビットと必要となる。ここでは、CQI報告値として、受信リソースブロックX1〜X8の全体の平均値を用いている。
上記(4)の方法では、図10Bに示すような階層構造でリソースブロックY1〜Y15を表す。図10Bにおいて、横軸は周波数を示している。リソースブロックY9はリソースブロックY1とY2をまとめたものである。また、リソースブロックY13はリソースブロックY1〜Y4をまとめたものである。このとき、各リソースブロックを識別するのに4ビット必要であり、CQI報告値を表現するのに5ビット必要となるため、ビット数は4+5=9ビット必要となる。ここでは、CQI報告値として、受信リソースブロックの全体の平均値を用いている。
なお、本実施形態による移動通信方法を使用する場合に、上記(1)〜(5)の方法を併せて適用することが可能である。(1)の方法では、上位M個をRsvCQIとすればよい。(2)の方法では、RsvCQIとなる差分値を定義し、全て当該差分値とすればよい。(3)の方法では、ビットマップと併せてRsvCQIを報告すればよい。(4)の方法では、階層構造で指定されるCQI報告値をRsvCQIとすればよい。(5)の方法では、RsvCQIを設定した後に圧縮し、伸張後に元のRsvCQIを受信すればよい。そのため、全てのCQI報告値をRsvCQIとすればよい。
ギャップの長さをCQI報告周期と等しくなるように設定すると、例えば高性能な測定能力を持つ移動局装置10に対しては、必要以上のギャップの長さを割り当てることになる。以下では、テーブルT1(図2参照)を用いて、移動局装置10の測定能力と測定する内容に応じて適切な長さのギャップを割り当てる。具体的には、移動局装置10のギャップ長決定部20は、移動局装置10の移動局装置クラス(測定能力)と測定種別(周辺セル情報)とに基づいて必要ギャップ長(ギャップの長さ)を異なるように決定する。また、基地局装置30のギャップ長決定部38は、同様にして移動局装置10の移動局装置クラスと測定種別とに基づいてギャップの長さを異なるように決定する。
図2のテーブルT1の移動局装置クラスの情報は、在圏セルとの通信開始前に移動局装置10から基地局装置30へ通知される。また、測定種別は、在圏セルの周辺セル情報として、異周波数ハンドオーバ可能区域、及びRAT間ハンドオーバ可能区域(図2ではRAT#a、RAT#bへのRAT間ハンドオーバが可能な場合を示している)、及びその優先度が、報知情報より事前に取得される。このため、移動局装置10と基地局装置30は、図2に示すテーブルT2を通信開始時に作成することができる。このとき、ギャップの生成が必要と判定し、RsvCQIを基地局装置30に送信した移動局装置10、並びにRsvCQIを移動局装置10から受信した基地局装置30において、測定種別と移動局装置クラスから必要なギャップ長をテーブル引きし、ギャップ区間を求めるようにする。測定種別は優先度の高い順に行い、ある一定回数測定を行ってもハンドオーバに至る測定結果を満たさなければ次に移る。
上述したように本発明の第1の実施形態によれば、EUTRA/EUTRANにおけるギャップの生成に関し、L1メッセージを用いてギャップの生成要求及びその応答を実現することが可能となるため、ギャップの生成のための制御信号を別途送信する必要がなく、無線リソースの消費を抑制することができる。
また、新規のパラメータや制御信号が不要なことから、基地局装置30及び移動局装置10のギャップ生成に関わる処理が簡易化・高速化され、消費電力を抑制することができる。
更に、CQI報告値の情報量が削減されている場合であっても、L1メッセージを用いて移動局装置10と基地局装置30との間でギャップ生成に関する相互確認が可能であり、ギャップの開始又は終了タイミングを同一にすることができる。
更に、移動局装置のL1から基地局装置のL1に対してギャップ生成要求を行う本実施形態では、上位レイヤでの通信によるオーバヘッドを回避することができるため、移動局装置の上位レイヤから基地局装置の上位レイヤに対してギャップ生成要求を行う場合よりも、基地局装置30は迅速にギャップを生成することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、CQI報告値を1回だけ移動局装置10から基地局装置30に送信する場合について説明したが、本実施形態では、CQI報告値を複数回移動局装置10から基地局装置30に送信する場合について説明する。
図11は、本発明の第2の実施形態による移動通信システムによる処理を示すシーケンス図である。始めに、移動局装置10(図1)は共通パイロットチャネルのパイロット信号の受信レベルから、異周波数基地局装置である周辺セル測定のためのギャップ生成が必要か否かについて判定する(ステップS61)。ステップS61でギャップの生成が必要と判定した場合には、移動局装置10はギャップ生成要求として、新たな制御信号は使用せず、通常のCQI報告に代えて、報告する全てのリソースブロック毎のCQI報告値をRsvCQIに設定したL1メッセージを用いて基地局装置30へ複数回送信する。具体的には、CQI生成部16はRsvCQIを複数回生成し、送受信部12はCQI生成部16が複数回生成したRsvCQIを物理チャネルを用いて基地局装置30に複数回送信する。
図11では、CQI報告とRsvCQIの送信を移動局装置10から基地局装置30に対して合計4回行っている場合を示している(ステップS62〜S65)。なお、CQI報告とRsvCQIの送信の回数は、在圏セルにおける報知情報又は制御信号により事前に基地局装置30から移動局装置10に通知されている。移動局装置10は偶数回目の送信(ステップS63、S65)では、CQI報告を行う代わりにRsvCQIを送信する。なお、移動局装置10は奇数回目の送信(ステップS62、S64)において、CQI報告を行う代わりにRsvCQIを送信するようにしてもよい。
また、送信回数を前半(ステップS62、S63)と後半(ステップS64、S65)とに分け、どちらか一方でCQI報告を行い、他方でRsvCQIを送信するようにしてもよい。RsvCQIをCQI報告の何回目で送信するかについては、固定的に決めてもよいし、基地局装置30から移動局装置10に送信される報知情報により通知してもよいし、基地局装置30から移動局装置10に事前に指示してもよい。
上述したように、本発明の第2の実施形態によれば、物理チャネルを利用して移動局装置から基地局装置にRsvCQIを複数回送信しているので、物理チャネルを利用して移動局装置から基地局装置にRsvCQIを複数回送信する場合よりも、基地局装置30におけるRsvCQIの受信誤り率を低下させることができる。また、RsvCQIを送信しないときには通常のCQI報告が行われるため、RsvCQIを送信することによる情報の欠落をなくすことができる。
更に、移動局装置のL1から基地局装置のL1に対して複数回ギャップ生成要求を行う本実施形態では、上位レイヤでの通信によるオーバヘッドを回避することができるため、移動局装置の上位レイヤから基地局装置の上位レイヤに対して複数回ギャップ生成要求を行う場合よりも、基地局装置30は迅速にギャップを生成することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第1の実施形態では、移動局装置10から基地局装置30にRsvCQIを送信した後、基地局装置30から移動局装置10に対して応答を行う場合について説明した。本実施形態では、基地局装置30から移動局装置10への応答を行わない場合について説明する。
図12は、本発明の第3の実施形態による移動通信システムによる処理を示すシーケンス図である。始めに、移動局装置10は共通パイロットチャネルのパイロット信号の受信レベルから、異周波数基地局装置である周辺セル測定のためのギャップ生成が必要か否かについて判定する(ステップS71)。
ステップS71でギャップの生成が必要と判定した場合には、移動局装置10はギャップ生成要求として、新たな制御信号は使用せず、通常のCQI報告に代えて、報告する全てのリソースブロック毎のCQI報告値をRsvCQIに設定したL1メッセージを用いて基地局装置30へ送信する(ステップS72)。
RsvCQIを送信した移動局装置10は、事前にスケジュールされた自局宛のリソースブロックの受信が全て完了すると、基地局装置30からの応答を待たずに次のTTIからギャップが開始されたと判定し、ギャップを利用して基地局装置の測定を開始する(ステップS73)。すなわち、本実施形態では常にギャップの生成要求が許可されたと判定する。このとき、基地局装置30はRsvCQIを送信した移動局装置10に対するパケットスケジューリングを優先的に実施し、ギャップを確実に生成する。ギャップの長さは、固定的に決定してもよいし、第1の実施形態で説明したように、図2のテーブルT1を利用することにより決定してもよい。
本発明の第3の実施形態によれば、基地局装置30が移動局装置10に対して応答する必要がなくなるため、第1の実施形態と比べて更なる無線リソースの削減が可能となる。
上述した本発明の第1〜第3の実施形態によれば、ギャップ生成に関する制御信号として、既存のL1メッセージを利用して送信を行うため、無線リソースの消費を最小限に抑えることができる。また、新規のパラメータや制御信号が不要なため、基地局装置30及び移動局装置10の処理の高速化、並びに消費電力を抑制することができる。
なお、以上説明した実施形態において、図1の送受信部12、信号処理部13、CQI判定部14、ギャップ生成部15、CQI生成部16、演算処理部17、測定処理部18、ギャップ要否判定部19、ギャップ長決定部20、図4の送受信部32、信号処理部33、制御信号生成部34、ギャップ生成部35、演算処理部36、ギャップ要否判定部37、ギャップ長決定部38、パケットスケジューリング部39の機能又はこれらの機能の一部を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより移動局装置10又は基地局装置30の制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明の移動局装置は、基地局装置と通信する移動局装置であって、前記移動局装置と前記基地局装置で共通した、前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うギャップを生成可能な時間が測定種別ごとに予め設定されており、前記基地局装置から前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を受信した場合は、前記ギャップを生成し、前記ギャップにおいて前記測定種別の周辺セルを測定する。
本発明の基地局装置は、移動局装置と通信する基地局装置であって、前記移動局装置と前記基地局装置で共通した、前記移動局装置が前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うギャップを生成可能な時間が測定種別ごとに予め設定されており、前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を前記移動局装置に対して送信する。
本発明の移動通信システムは、移動局装置と基地局装置とが通信する移動通信システムであって、前記移動局装置と前記基地局装置で共通した、前記移動局装置が前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うギャップを生成可能な時間が測定種別ごとに予め設定されており、前記基地局装置は、前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を前記移動局装置に対して送信し、前記移動局装置は、前記周辺セルの測定の許可を示す通知を前記基地局装置から受信した場合は、前記ギャップを生成し、前記ギャップにおいて前記測定種別の周辺セルを測定する。
本発明の通信方法は、基地局装置と通信する移動局装置の通信方法であって、前記基地局装置と共通した、前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うギャップを生成可能な時間が、測定種別ごとに予め設定されており、前記基地局装置から前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を受信した場合は、前記ギャップを生成し、前記ギャップにおいて前記測定種別の周辺セルを測定する。
本発明の通信方法は、移動局装置と通信する基地局装置の通信方法であって、前記移動局装置と共通した、前記移動局装置が通信を一時中断して周辺セルの測定を行うギャップを生成可能な時間が測定種別ごとに予め設定されており、前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を前記移動局装置に対して送信する。
本発明の通信方法は、移動局装置と基地局装置との通信方法であって、前記移動局装置と前記基地局装置で共通した、前記移動局装置が前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うギャップを生成可能な時間が測定種別ごとに予め設定されており、前記基地局装置は、前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を前記移動局装置に対して送信し、前記移動局装置は、前記周辺セルの測定の許可を示す通知を前記基地局装置から受信した場合は、前記ギャップを生成し、前記ギャップにおいて前記測定種別の周辺セルを測定する。
本発明の演算回路は、基地局装置と通信する移動局装置の通信方法を実行する演算回路であって、前記基地局装置と共通した、前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うギャップを生成可能な時間が、測定種別ごとに予め設定されており、前記基地局装置から前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を受信した場合は、前記ギャップを生成し、前記ギャップにおいて前記測定種別の周辺セルを測定する通信方法を実行する。
10 移動局装置
11 アンテナ部
12 送受信部
13 信号処理部
14 CQI判定部
15 ギャップ生成部
16 CQI生成部
17 演算処理部
18 測定処理部
19 ギャップ要否判定部
20 ギャップ長決定部
21 記憶部
30 基地局装置
31 アンテナ部
32 送受信部
33 信号処理部
34 制御信号生成部
35 ギャップ生成部
36 演算処理部
37 ギャップ要否判定部
38 ギャップ長決定部
39 パケットスケジューリング部
40 記憶部

Claims (6)

  1. 基地局装置と通信する移動局装置であって、
    前記移動局装置と前記基地局装置で共通した、前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うために生成するギャップの時間長が測定種別ごとに予め設定されており、
    前記移動局装置が自律的に判断したギャップの要否を前記基地局装置に通知し、
    前記基地局装置から前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を受信した場合は、前記予め設定された時間長の一つであって前記測定種別に基づいて独自に選択した時間長のギャップを生成し、前記ギャップにおいて前記測定種別の周辺セルを測定することを特徴とする移動局装置。
  2. 移動局装置と通信する基地局装置であって、
    前記移動局装置と前記基地局装置で共通した、前記移動局装置が前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うために生成するギャップの時間長が測定種別ごとに予め設定されており、
    前記移動局装置が自律的に判断したギャップの要否を前記移動局装置から受信し、
    前記予め設定された時間長の一つであって前記測定種別に基づいて前記移動局装置が独自に選択した時間長の前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を前記移動局装置に対して送信することを特徴とする基地局装置。
  3. 基地局装置と通信する移動局装置の通信方法であって、
    前記移動局装置と前記基地局装置で共通した、前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うために生成するギャップの時間長が、測定種別ごとに予め設定されており、
    前記移動局装置が自律的に判断したギャップの要否を前記基地局装置に通知し、
    前記基地局装置から前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を受信した場合は、前記予め設定された時間長の一つであって前記測定種別に基づいて前記移動局装置が独自に選択した時間長のギャップを生成し、前記ギャップにおいて前記測定種別の周辺セルを測定することを特徴とする通信方法。
  4. 移動局装置と通信する基地局装置の通信方法であって、
    前記移動局装置と前記基地局装置で共通した、前記移動局装置が前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うために生成するギャップの時間長が測定種別ごとに予め設定されており、
    前記移動局装置が自律的に判断したギャップの要否を前記移動局装置から受信し、
    前記予め設定された時間長の一つであって前記測定種別に基づいて前記移動局装置が独自に選択した時間長の前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を前記基地局装置が前記移動局装置に対して送信することを特徴とする通信方法。
  5. 基地局装置と通信する移動局装置の演算回路であって、
    前記移動局装置と前記基地局装置とで共通した、前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うために生成するギャップの時間長が、測定種別ごとに予め設定されており、
    自律的に判断したギャップの要否を前記基地局装置に通知し、
    前記基地局装置から前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を受信した場合は、前記予め設定された時間長の一つであって前記測定種別に基づいて独自に選択した時間長のギャップを生成し、前記ギャップにおいて前記測定種別の周辺セルを測定する通信方法を前記移動局装置に実行させることを特徴とする演算回路。
  6. 移動局装置と通信する基地局装置の演算回路であって、
    前記移動局装置と前記基地局装置で共通した、前記移動局装置が前記基地局装置との通信を一時中断して周辺セルの測定を行うために生成するギャップの時間長が測定種別ごとに予め設定されており、
    前記移動局装置が自律的に判断したギャップの要否を前記移動局装置から受信し、
    前記予め設定された時間長の一つであって前記測定種別に基づいて前記移動局装置が独自に選択した時間長の前記ギャップを用いた前記周辺セルの測定の許可を示す通知を前記基地局装置が前記移動局装置に対して送信する通信方法を前記基地局装置に実行させることを特徴とする演算回路。
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