JP2014171105A - 情報処理装置、画像形成システム及び画像処理方法。 - Google Patents

情報処理装置、画像形成システム及び画像処理方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成された用紙に基づいて、形成された画像と対応する利用性の高いデータを取得できるようにすること。
【解決手段】
画像が形成された用紙から、画像に関するバージョン情報、画像に係る文書データのURL情報、および画像に係る印刷データのURL情報をそれぞれ読み取り(S41〜S43)、その読み取った文書データURLから入手可能な文書データのバージョン情報を取得し(S44)、その取得したバージョン情報と読み取ったバージョン情報とが一致しているか否か判断し(S45)、一致している場合には、読み取った文書データURLを出力し(S47)、一致していない場合には、読み取った印刷データURLを出力する(S49)ようにした。
【選択図】図10

Description

本発明は、情報処理装置、画像形成システム及び画像処理方法に関する。
例えば、会議などで配布された印刷物にメモ書きをすることがよくあるが、メモ書きする前の印刷物が後で必要になるケースがある。
このようなケースに対応するため、印刷物に地紋、バーコード、電子透かしなどで元データのIDを埋め込みつつ、印刷データをプリンタ等の画像形成装置に保存しておくことが既に知られている。このようにすれば、メモ書きをした印刷物をスキャンしたときに埋め込まれたIDを読み取り、スキャンした画像のかわりにプリンタ本体に保存していた印刷データを印刷することで、メモ書きする前の印刷物を得ることができる。
また、特許文献1には、無断複製を防止するための地紋模様等が埋め込まれている原稿に対して、複製許可がされている場合は当該原稿のオリジナルの電子データを用いて画像品位の高い複製原稿を印刷出力することを許可することが開示されている。当該印刷出力されたものに対しては無断複製を抑止することも開示されている。より具体的には、印刷されたものに付されている特定情報(識別子)をスキャナ等で読み取り、読み取った特定情報に基づいて、ネットワークに接続されたサーバに保持されている電子データを検索して転送を要求するものである。また、当該電子データを受信し、複製を防止するための地紋画像を形成し、地紋画像が形成された電子データを印刷するものである。
しかし、上述した従来の手法では、印刷物に基づき得られるデータの再利用性が低いという問題があった。書き込み等する前の印刷物を得ることを想定しているため、保存しておくデータは印刷データである。この印刷データはPCL(Printer Control Language)、PostScript、ラスタイメージ等であり、アプリケーションで再編集することには向かない形式のため、データとして入手したとしても、編集が困難であったためである。
例えば、ラスタイメージはビットマップ画像と実質的に同じものである。このため、文字を追加する場合、追加する位置より後の段組みは画像を切り貼りしてすべて修正する必要があるし、文字の位置、行間隔、文字間隔もすべて手動で調整しなければならない。
特許文献1に記載の発明についても、コピーによる画質の劣化を避け、高品位な複製原稿を提供するために、オリジナルの電子データを用いて印刷することを目的とするものであり、オリジナルの電子データをユーザが元のアプリケーションで再編集することを想定していない。
このような問題を解決するためには、印刷データに代えて、あるいはこれに加えて、描画前の、アプリケーションで編集した文書データを配布用にどこかに保存しておき、文書に埋め込むIDと対応させてこの文書データを管理するようにすることが考えられる。このようにすれば、IDの読み取りに応じて、アプリケーションでの再編集が容易なデータを提供することができる。
しかしながら、この手法では、印刷物に基づいて文書データを入手する際に、アプリケーションでの編集時点で保存されていた保存場所がわからない。従って、印刷物に基づいて入手した文書データを編集した結果を、元の文書データに反映させることができない。
本発明は、かかるネットワークを利用した画像形成システムにおける上述のような問題点に鑑み為されたものであり、画像形成された用紙に基づいて、形成された画像と対応する利用性の高いデータを取得できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明の情報処理装置は、画像が形成された用紙から、その画像に関するバージョン情報、その画像に係る文書データを取得するための第1のアクセス先、およびその画像に係る印刷データを取得するための第2のアクセス先をそれぞれ読み取る読取手段と、上記読取手段が読み取った第1のアクセス先から入手可能な文書データのバージョン情報を取得するバージョン情報取得手段と、上記バージョン情報取得手段が取得したバージョン情報と、上記読取手段が読み取ったバージョン情報とが一致している場合に、上記読取手段が読み取った第1のアクセス先を出力し、上記バージョン情報取得手段が取得したバージョン情報と、上記読取手段が読み取ったバージョン情報とが一致していない場合に、上記読取手段が読み取った第2のアクセス先を出力する出力手段と、を備えるものである。
以上のような構成によれば、画像形成された用紙に基づいて、形成された画像と対応する利用性の高いデータを取得できるようにすることができる。
本発明の情報処理装置の第1の実施形態である画像形成装置を含む画像形成システムの構成を示す図である。 図1に示した画像形成装置のハードウェア構成を示す図である。 図1に示した印刷管理サーバのハードウェア構成を示す図である。 図1に示した文書管理サーバのハードウェア構成を示す図である。 画像形成装置を、利用可能なプリンタとして印刷管理サーバに登録するシーケンスを示す図である。 印刷管理サーバが印刷ジョブを登録するシーケンスを示す図である。 印刷管理サーバに保存される印刷管理情報テーブルの一例を示す図である。 印刷媒体への画像形成及び情報埋込時の画像形成装置及び印刷管理サーバの動作について説明するためのフローチャートである。 電子記憶媒体が付された印刷媒体を示す図である。 画像形成装置が実行する、用紙に埋め込まれた情報に基づき印刷の元にしたデータを取得するためのアクセス先を出力する処理のフローチャートである。 本発明の情報処理装置の第2の実施形態のハードウェア構成を示す図である。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、本発明の情報処理装置の第1の実施形態である画像形成装置10と、印刷管理サーバ20、文書管理サーバ30及びクライアント端末(PC)40がネットワーク50を介して相互に通信可能に接続された画像形成システムを示す図である。ネットワーク50は、例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)やWAN(ワイドエリアネットワーク)、インターネットが利用可能であり、有線/無線の別を問わない。
画像形成装置10は、印刷データに基づき用紙(シート材)に画像を形成する装置である。画像形成方式としては、電子写真方式、インクジェット方式など任意の方式を用いることができる。印刷データについては、外部装置から送信されるものを受信したり、外部装置にアクセスして該外部装置から取得したりすることができる。
また、画像形成装置10は、画像を形成するに際し、所望の情報を、その画像に地紋、バーコード、電子透かし等として埋め込んだり、用紙上に設けた電子記憶媒体に書き込んだりして、当該情報を用紙上に埋め込む機能を備える。さらに、画像が形成された用紙からその情報を読み取り、読み取った情報に従った動作を行う機能も備える。これらの機能については、追って詳述する。
印刷管理サーバ20は、ネットワーク50を介して接続された画像形成装置10に実行させる印刷などのジョブを管理する機能を備える。印刷管理サーバ20は、文書管理サーバ30やPC40などの外部装置から、画像形成装置10に実行させるジョブの情報を受け付けて保管し、定期的にアクセスしてくる画像形成装置10に対し、そのジョブの情報を送信してそのジョブに関する印刷を実行させる。もちろん、複数の画像形成装置に関するジョブを管理することも可能である。また、画像形成装置10からのアクセスに応じてジョブの情報を送信するため、画像形成装置10がファイアウォールの内側にあっても構わない。
印刷管理サーバ20をインターネット上に配置して不特定多数の画像形成装置10、文書管理サーバ30及びPC40からのアクセスを受け付けるようにする場合、印刷管理サーバ20はいわゆるクラウド印刷のサービスを提供することができる。
文書管理サーバ30は、ユーザが作成した文書データを保管するとともに、その文書データのバージョン情報を管理し、その文書データの内容が更新された場合は、バージョン情報を更新する管理も行う。この文書管理サーバ30としては、たとえばGoogle Docs等の文書作成・共有システムを利用することができる。バージョン情報の管理は、例えば、文書のプロパティを参照し、作成日時等に変更があれば更新するようにすることが考えられる。また、文書管理サーバ30は、ユーザからの指示に基づき、印刷管理サーバ20に対して、画像形成装置10に実行させるジョブの情報を送信して登録させることもできる。
PC40は、このシステムを利用するユーザが、PC40にインストールされているアプリケーションソフトや、ブラウザで動く同様なソフトを使用して文書(ドキュメント)を作成する機能を備える。ここで、アプリケーションソフトとは、例えば、文書作成ソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフト、作画ソフトなどである。
また、PC40は、文書管理サーバ30にアクセスして、作成した文書ファイルをアップロードして保管したり、保管してある文書ファイル(文書データ)をダウンロードして編集したりすることができる。あるいは、文書管理サーバ30が必要な機能を提供していれば、文書管理サーバ30にアクセスするためのブラウザ等のクライアントプログラム上で編集することもできる。
さらに、PC40は、文書管理サーバ30に保管した文書データについて、印刷管理サーバ20を介して画像形成装置10に対して印刷指示を行うことができる。この指示を受け付ける機能は、PC40自身が備えていてもよいが、ここでは文書管理サーバ30が提供し、PC40が文書管理サーバ30にアクセスしてその機能を利用するとする。
以上の各装置は、一定程度連携して動作するものの、所要の機能を備えたものであれば任意の装置と連携可能な、オープンなシステムとして構成することができる。すなわち、画像形成装置10、印刷管理サーバ20、文書管理サーバ30及びPC40は、それぞれ別の主体が製造あるいは管理するものであって構わないし、その数も任意である。
ただし、このようなオープンなシステムとする場合、各装置が通信を行う際に、必要に応じて認証処理を行い、通信相手の装置あるいはそれを操作するユーザを特定するようにすることが望ましい。
次に、図1に示した各装置の構成及び機能についてより詳細に説明する。
図2は、画像形成装置10のハードウェア構成を示す図である。
図2に示す画像形成装置10は、送受信部11、記憶部12、印刷部13、情報埋込部14、情報読取部15、設定操作部16、制御部17を備えている。
このうち送受信部11は、外部装置との通信を行う通信手段である。送受信部11は、少なくともネットワーク50を介した通信が可能なインタフェースを備える。
記憶部12は、データを記憶するための記憶手段であり、HDD(ハードディスクドライブ)などにより構成される。
印刷部13は、用紙等の印刷媒体に画像を形成する画像形成手段である。
情報埋込部14は、画像形成に際し、印刷媒体に所望の情報を埋め込む機能を備える。この埋め込みは、形成すべき画像に地紋、バーコード、電子透かし等として埋め込んだり、用紙上に設けた電子記憶媒体(たとえばICチップ等)に書き込んだりすることのうち、少なくとも一つの手法で行うことができれば足りる。
また、埋め込むべき情報としては、画像形成する文書のバージョン情報、文書データを取得するためのアクセス先(以下、「第1のアクセス先」ともいう)の情報、印刷データを取得するためのアクセス先(以下、「第2のアクセス先」ともいう)の情報等が考えられる。
これらのアクセス先は、例えば、URL(Uniform Resource Locator)あるいはIP(Internet Protocol)アドレス+ファイルパス等により表現することができる。
情報読取部15は、情報埋込部14が印刷媒体に埋め込んだ情報を読み取る機能を備える。画像中に情報が埋め込まれている場合、印刷媒体に形成された画像を読み取り、これを解析してバーコード、地紋、電子透かし等の情報を取得し、デコードすればよい。印刷媒体に付された電子記憶媒体に情報が記憶されている場合、その電子記憶媒体にアクセスして情報を読み取ればよい。
操作設定部16は、ユーザがこの画像形成装置10を操作して設定や動作指示を行うためのものである。
制御部17は、CPU17a、ROM17b及びRAM17cを備え、画像形成装置10全体を制御する制御手段である。CPU17aが、ROM17b等に記憶されている所要のプログラムを実行して、画像形成装置10の各部を制御することにより、種々の機能を実現する。
例えば、制御部17と情報読取部15が協働することにより、画像が形成された用紙から、該画像に関するバージョン情報、第1のアクセス先、および第2のアクセス先をそれぞれ読み取る読取手段としての機能が実現される。情報読取部15の実施形態としては、例えばイメージスキャナや、ICカードリーダ等が考えられる。
また、制御部17と送受信部11とが協働することにより、文書データのバージョン情報を第1のアクセス先から取得するバージョン情報取得手段としての機能が実現される。
また、制御部17と送受信部11とが協働することにより、バージョン情報取得手段が取得したバージョン情報と、読取手段が読み取ったバージョン情報とが一致している場合には、読取手段が読み取った第1のアクセス先を出力し、一致していない場合には、読取手段が読み取った第2のアクセス先を出力する出力手段としての機能が実現される。この際に、どのような方法(電子メールあるいはインスタントメッセンジャーなど)で送付するか、どこに送付するか(メールアドレス等の設定)をユーザに設定させる機能を有するのが操作設定部16である。
また、制御部17と送受信部11が協働することにより、外部装置から、形成すべき画像に関するバージョン情報、該画像に係る文書データを取得するための第1のアクセス先、および該画像に係る印刷データを取得するための第2のアクセス先の情報を受信する受信手段としての機能が実現される。
また、制御部17と送受信部11が協働することにより、形成すべき画像を示す印刷データを取得する印刷データ取得手段としての機能が実現される。
また、制御部17、印刷部13及び情報埋込部14が協働することにより、受信手段が受信したデータ及び印刷データ取得手段が取得した印刷データに基づき、用紙上に画像を形成すると共に、用紙上にバージョン情報ならびに第1及び第2のアクセス先の情報を埋め込む情報埋込手段としての機能が実現される。
なお、画像形成装置10の実施例としては、コピー機、プリンタ、イメージスキャナ、ファクシミリ等の機能が1台に収められている、いわゆるデジタル複合機(MFP)が考えられる。
なお、「文書データ」とは、ワープロ、表計算、ドローイングなどのアプリケーションソフトウェアで作成・編集したデータを指し、再編集が可能なデータである。
また「印刷データ」とは、文書データに基づいて生成された、アプリケーションソフトウェアに依存せずに印刷する文書の内容を特定できるデータである。この印刷データは、Postscriptのようなページ記述言語やラスタデータのように画像の内容を直接示すデータだけでなく、PDF(Portable Document Format)やXPS(XML Paper Specification)のような印刷中間データでもよい。
図3は、印刷管理サーバ20のハードウェア構成を示す図である。
印刷管理サーバ20は、図3に示すように、送受信部21、記憶部22、制御部23を備える。
このうち送受信部21は、外部装置との通信を行う通信手段である。送受信部21は、少なくともネットワーク50を介した通信が可能なインタフェースを備える。
記憶部22は、データを記憶するための記憶手段であり、大容量のHDDなどにより構成される。
制御部23は、CPU23a、ROM23b及びRAM23cを備え、印刷管理サーバ20全体を制御する制御手段である。CPU23aが、ROM23b等に記憶されている所要のプログラムを実行して、印刷管理サーバ20の各部を制御することにより、種々の機能を実現する。
例えば、制御部23と送受信部21が協働することにより、印刷指示、印刷すべき画像に関するバージョン情報、第1のアクセス先、および第2のアクセス先の情報を受信する受信手段としての機能が実現される。
また、制御部23と記憶部22が協働することにより、受信手段が受信したバージョン情報、第1のアクセス先、および第2のアクセス先の情報を対応付けて記憶する記憶手段としての機能が実現される。
また、制御部23と、記憶部22及び送受信部21が協働することにより、画像形成装置10からのアクセスに応じて、記憶部22に記憶されているバージョン情報、第1のアクセス先及び第2のアクセス先の情報を画像形成装置10に対して送信する送信手段としての機能が実現される。
図4は、文書管理サーバ30のハードウェア構成を示す図である。
文書管理サーバ30は、図4に示すように、送受信部31、記憶部32、制御部33を備える。
このうち送受信部31は、外部装置との通信を行う通信手段である。送受信部31は、少なくともネットワーク50を介した通信が可能なインタフェースを備える。
記憶部32は、データを記憶するための記憶手段であり、大容量のHDDなどにより構成される。
制御部33は、CPU33a、ROM33b及びRAM33cを備え、文書管理サーバ30全体を制御する制御手段である。CPU33aが、ROM33b等に記憶されている所要のプログラムを実行して、文書管理サーバ30の各部を制御することにより、種々の機能を実現する。
例えば、制御部33と送受信部31が協働することにより、文書データ、その文書データのバージョン情報、文書データのURL(第1のアクセス先)、印刷データ、および印刷データURL(第2のアクセス先)の情報の送受信を外部装置との間で行う機能が実現される。
また、制御部33と記憶部32が協働することにより、文書のバージョン情報を更新して記憶する記憶手段としての機能が実現される。
また、制御部33と、記憶部32及び送受信部31が協働することにより、画像形成装置10からのアクセスに応じて、記憶部32に記憶されている文書データのバージョン情報を画像形成装置10に対して送信する送信手段としての機能が実現される。
以上の画像形成システムにおいて特徴的な点の一つは、画像形成装置10が、印刷物に埋め込まれた文書のバージョン情報、第1のアクセス先の情報及び第2のアクセス先の情報を読み取り、その第1のアクセス先又は第2のアクセス先を出力する点である。以下、この点に関連する各装置の動作について説明する。
まず、文書のバージョン情報、第1のアクセス先の情報及び第2のアクセス先の情報が埋め込まれた印刷物が生成されるまでの処理の流れを説明する。
画像形成装置10は、印刷管理サーバ20を経由してジョブを受け取る場合、まず印刷管理サーバ20に自身の情報を登録する。
図5は、画像形成装置10を、利用可能なプリンタとして印刷管理サーバ20に登録するシーケンスを示す図である。以下、図5に基づいて説明する。
すなわち、まず、画像形成装置10は、ユーザの指示に従いあるいは自動的に、印刷管理サーバ20に対して登録を要求する(S1)。これに応じて、印刷管理サーバ20が画像形成装置10に対して、画像形成装置10がサポートする機能とその設定可能な値について問い合わせを行う(S2)。これに対し、画像形成装置10が装置自身がサポートする機能とその設定可能な値の情報と、自身の識別情報であるプリンタIDとを印刷管理サーバ20へ返答する(S3)。印刷管理サーバ20は、これらの情報を登録すると共に、画像形成装置10を利用可能なプリンタ(MFP)として登録する(S4)。
これにより、印刷管理サーバ20は、ユーザが文書管理サーバ30に保管した文書データの印刷をPC40からクラウド印刷機能を利用して指示する際に、画像形成装置10を利用可能なプリンタとして提示することができる。また、画像形成装置10において利用可能な機能をユーザに提供する事ができる。なお、画像形成装置10は、自身の情報を印刷管理サーバ20に登録する際に、自身を利用可能な装置あるいはユーザを合わせて登録し、その装置あるいはユーザに対してのみ自身を利用させるようにすることができる。
次に、印刷管理サーバ20が、所定の外部装置から、印刷指示、印刷対象の文書データのバージョン情報、印刷対象の文書データを取得するためのアクセス先(第1のアクセス先)と、印刷データを取得するためのアクセス先(第2のアクセス先)を受信して、印刷ジョブとして登録するシーケンスについて説明する。
図6は、印刷管理サーバ20が印刷ジョブを登録するシーケンスを示した図である。
まず、ユーザが、文書管理サーバ30に保管した文書データの印刷をPC40からクラウド印刷機能を利用して指示する(S11)。
すると、文書管理サーバ30は、印刷管理サーバ20に対して利用可能な画像形成装置の情報及びその機能の情報を要求する(S12)。
印刷管理サーバ20は、文書管理サーバ30に対し、利用可能な画像形成装置の情報(プリンタID)及びその機能の情報を返答する(S13)。
文書管理サーバ30は、PC40に対し、プリンタID及びその機能の情報を送信する(S14)。
そして、PC40を操作するユーザから、文書管理サーバ30に対し、印刷を実行させる画像形成装置の選択(プリンタID)及び用紙や両面/片面などの印刷設定を送信する(S15)。
文書管理サーバ30は、PC40から送信されたプリンタID及び印刷設定を受け付ける(S16)。
そして、ユーザが印刷の実行を指示すると(S17)、文書管理サーバ30は、印刷対象の文書データから、印刷に用いる画像形成装置が解釈可能な印刷データを生成し、適当な位置に格納する(S18)。
また、受け付けた印刷設定の内容を示すジョブチケットを生成して、適当な位置に格納する(S19)。
これらの格納先は、文書管理サーバ30の内部であっても、別の装置であってもよい。印刷データとジョブチケットを別々の装置に格納しても構わない。
ただし、少なくとも画像形成装置10がアドレス情報に基づきこれらのデータにアクセス可能な位置に格納する。また、印刷データについては、ユーザもPC40等からアクセス可能であることが望ましい。
そして、文書管理サーバ30は、印刷を実行させる画像形成装置を特定する情報(プリンタID)と、第1のアクセス先(文書データURL)と、第2のアクセス先(印刷データURL)と、ジョブチケットを取得するためのアクセス先(ジョブチケットURL)と、印刷対象の文書データのバージョン情報とを印刷管理サーバ20に送信して、これらに従った印刷ジョブの登録を要求する(S20)。
文書データのバージョン情報は、文書管理サーバ30が管理している値を送信すればよい。また、これらと合わせて、印刷ジョブのタイトルとして、印刷対象の文書データのファイル名等を送信してもよい。
印刷管理サーバ20は、文書管理サーバ30からの要求に応じて印刷ジョブを登録する(S21)。この処理が、印刷管理サーバ20の受信手順及び記憶手順に該当する。
図7に、印刷管理サーバ20がジョブを登録する印刷管理情報テーブルの一例を示す。
図7において、「ID」101は、印刷ジョブを一意に特定する識別情報である。
「タイトル」102は、印刷ジョブの名称である。この名称には、上述のように印刷する文書データのファイル名を用いることができる。
「Ver.」103は、印刷すべき文書データのバージョン情報であり、ジョブ登録時点での文書のバージョンある。
「ステータス」104は、印刷ジョブのステータスである。「スプール済み」とは、印刷管理サーバ20にジョブが登録された後、まだその情報が画像形成装置10に渡されていない状態を示す。「印刷実行中」は画像形成装置10が印刷ジョブを受け付けた状態である。「印刷完了」は画像形成装置10によって印刷が完了した状態である。「エラー」は何かしらのエラーが発生して印刷が実行できない状態を示す。
「文書データURL」105は、文書データを取得するためのアクセス先(第1のアクセス先)であるURLである。
「印刷データURL」106は、印刷データを取得するためのアクセス先(第2のアクセス先であるURLである。
「ジョブチケットURL」107は、ジョブチケットを取得するためのアクセス先であるURLである。
「プリンタID」108は、印刷に用いる画像形成装置を特定するためのIDである。
なお、印刷データやジョブチケットの格納先を印刷管理サーバ20とする場合、文書管理サーバ30から印刷管理サーバ20へ、これらを取得するためのアクセス先に代えて、印刷データやジョブチケット自体を送信してもよい。
この場合、印刷管理サーバ20側でこれらのデータを適当な位置に登録し、そのアクセス先を、「印刷データURL」及び「ジョブチケットURL」として登録すればよい。
次に、図8に、画像形成装置10が実行する、印刷管理サーバ20に登録された印刷ジョブを実行する際の、画像形成装置10及び印刷管理サーバ20が実行する動作を示す。図8は、これらの装置が実行する動作をまとめて1本のフローチャートに示したものである。
まず、画像形成装置10は、印刷管理サーバ20に対し、自身が実行すべき印刷ジョブが登録されているか否かの問い合わせを所定の間隔で定期的に行う(S31)。
印刷管理サーバ20において図7の印刷管理情報テーブルに該当の印刷ジョブが登録されていない場合は(S32のN)、印刷管理サーバ20はジョブがないことを画像形成装置10へ返答する(S33)。
この場合、画像形成装置は所定時間待機し(S34)、その後ステップS31で再度の問い合わせを行う。
一方、ステップS32で印刷管理サーバ20に該当の印刷ジョブが登録されていると、印刷管理サーバ20は画像形成装置10に対し、画像形成装置10に実行させる印刷ジョブの情報として、文書データURL、印刷データURL、ジョブチケットURL及びバージョン情報を送信する(S35)。バージョン情報は、図7に符号103で示した、印刷すべき文書データのバージョン情報である。また、画像形成装置10はこれらの情報を受信して記憶する。
次に、画像形成装置10は、印刷管理サーバ20から受信した印刷データURLにアクセスして印刷データを取得し、ジョブチケットURLにアクセスしてジョブチケットを取得する(S36)。そして、画像形成装置10は、その印刷データをジョブチケットが示す印刷設定に従って印刷すべく、描画等の必要な処理を行う。このとき、用紙上に、ステップS35で印刷管理サーバ20から送信された文書データURL、印刷データURL及びバージョン情報を埋め込む(S37)。
埋め込みを地紋、バーコード、あるいは電子透かしにより行う場合には、印刷データに従って描画した画像データに対し、地紋、バーコード、あるいは電子透かしを付加する処理を行った後でその画像データについて画像形成を行えばよい。埋め込みを用紙上に設けた電子記憶媒体への書き込みにより行う場合には、画像形成の際にその書き込みを行えばよい。
また、画像形成装置10は、ステップS36で1つの印刷ジョブについて印刷に必要な印刷データ及びジョブチケットが取得できると、印刷管理サーバ20にその旨を通知し、該当の印刷ジョブのステータスを「印刷実行中」に変更させる(ステップS38)。
また、画像形成装置10は、1つの印刷ジョブについて印刷が完了した後、印刷管理サーバ20にその旨を通知し、該当の印刷ジョブのステータスを「印刷完了」に変更させる(ステップS39)。
画像形成装置10がステップS35で印刷管理サーバ20から送信された全ての印刷ジョブの実行を完了すると、ステップS31に戻って処理を繰り返す。
以上の図8の手順によって、画像形成装置10において、画像と埋込情報が形成された印刷媒体(印刷物)が生成される。
また、図8において、ステップS35が印刷管理サーバ20の送信手順及び画像形成装置10の受信手順に、ステップS36及びステップS37が画像形成装置10の印刷データ取得手順及び埋め込み手順にそれぞれ該当する。
図9は、印刷媒体60の上に電子記憶媒体70が付され、電子記憶媒体70に文書バージョン情報、文書データURL及び印刷データURLの情報が書き込まれた印刷物を示すものである。埋め込まれる情報が、地紋、バーコード、あるいは電子透かしの形態である場合の印刷物については、図示を省略した。
なお、埋め込まれる情報の画像が、印刷される画像と渾然一体でなく、それぞれ独立している場合(例えば、バーコードを別に付す場合等)の形態は、図9の電子記憶媒体70の部分をバーコード等に置換えたものになる。
次に、画像形成装置10が実行する、用紙に埋め込まれた情報に基づき印刷の元にしたデータを取得するためのアクセス先を出力する処理について説明する。
図10はその処理のフローチャートである。なお、図10に示すのは、図8の処理において、文書データURL、印刷データURL及びバージョン情報を、地紋、バーコード若しくは電子透かしのように、画像中に埋め込む場合と対応する処理である。電子記憶媒体に書き込む場合と対応する処理については後述する。
ユーザが用紙を情報読取部15にセットし、読み取りの開始を指示すると、画像形成装置10のCPU17aは図10のフローチャートに示す処理を開始する。
図10の処理において、CPU17aはまず、情報読取部15を制御して、セットされた用紙をスキャンして、用紙上に形成された画像を読み取る(S41)。
次に、CPU17aは、スキャン時のオプションとして、埋め込まれている文書データURLの取得が「有効」に設定されているか否か判断する(S42)。この設定は、ユーザが設定操作部16を操作して行うことができる。
そして、ステップS42で「有効」でない場合、すなわち「無効」の場合には、通常のスキャンに係る処理を実行して(S50)、処理を終了する。この処理は、読み取った画像を保存したり送信したりする処理であるが、公知のものでよいのでここでは説明を省略する。
一方、ステップS42で「有効」の場合、CPU17aは、ステップS41の読み取りで得た画像を解析し、地紋、バーコード、あるいは電子透かし等により文書のバージョン情報、文書データURL(第1のアクセス先)及び印刷データURL(第2のアクセス先)が用紙に埋め込まれているか否か判断する(S43)。
ここで埋め込まれていた場合、その文書データURLにアクセスして、そのURLに格納されている文書データの現在のバージョン情報を取得する(S44)。バージョン情報を取得するためにアクセスすべきアクセス先を、文書データURLを一部加工して生成すべき場合には、画像形成装置10に予めその設定をしておき、加工したアクセス先にアクセスするようにすることができる。
なお、ここで埋め込まれていなかった場合は(S43のN)、必要な情報が検出できないことをユーザに通知する(S51)。例えば、操作設定部16にその旨を表示したりする方法が考えられる。
次に、CPU17aは、画像を解析して得たバージョン情報(ジョブ登録時のバージョン情報)と、ステップS44で取得したバージョン情報が同一か否かを判断する(S45)。
ここで同一であれば(S45のY)、印刷ジョブの登録後、印刷の元にした文書データが更新されていないと判断できる。このため、文書データを、印刷内容と対応するデータとしてユーザに利用させて差し支えないことがわかる。
そこで、CPU17aは、文書データURLを送付する方法(メール、インスタントメッセンジャーなど)について、画像形成装置10の操作設定部16で選択するようユーザに促し、ユーザからその選択を受け付ける(ステップS46)。
その後、CPU17aは、ステップS46で選択された方法で、ステップS43で画像を解析して得た文書データURLを出力し、ユーザに送付する(ステップS47)。その後、ステップS50の通常のスキャンに係る処理に進む。
一方、ステップS45でバージョン情報が一致しない場合は、印刷ジョブの登録後、印刷の元にした文書データが更新されたことが考えられる。従って、文書データの内容は印刷内容とは一致しておらず、文書データを、印刷内容と対応するデータとしてユーザに利用させることは望ましくないことがわかる。このため、これに代えて、文書データを作成したアプリケーションでの編集はできないが内容は印刷内容と一致する印刷データをユーザに利用させるべく、ステップS48以下の処理に進む。
すなわち、CPU17aは、印刷データURLを送付する方法(メール、インスタントメッセンジャーなど)について、画像形成装置10の操作設定部16で設定するようユーザに促し、ユーザからその選択を受け付ける(ステップS48)。
その後、CPU17aは、ステップS48で選択された方法で、ステップS43で画像を解析して得た印刷データURLを出力し、ユーザに送付する(ステップS49)。その後、ステップS50の通常のスキャンに係る処理に進む。
図10において、ステップS41及びS43が画像形成装置10の読取手順に、ステップS44が同じくバージョン情報取得手順に、ステップS45乃至S49が同じく出力手順にそれぞれ該当する。
そして、図10の処理によって、ユーザは、印刷物から読み取られた文書のバージョン情報と、印刷物に係る文書の現在のバージョン情報とが一致していれば、文書データURLが取得でき、一致しなければ印刷データURLが取得できる。
そして、これらのURLに基づき、文書データあるいは印刷データが取得できる。従って、いずれの場合であっても、元の印刷物と同じ内容のデータを取得できるという効果がある。
特に、前者の場合には、アプリケーションでの編集が容易な形式のデータを取得できるため、利用性が優れている。
また、この文書データは、印刷対象として指定された文書データそのものであるので、編集後に上書き保存することにより、印刷対象として指定された文書データそのものを更新することができる。従って、印刷物を見て文書データの誤りに気づいたような場合に、速やかにその誤りを訂正することができる。また、誤りを含む元の文書データが残らないようにすることもできる。印刷対象として指定された文書データのコピーを取得できるのみでは、このような効果は得られない。
なお、図8の処理において、文書データURL、印刷データURL及びバージョン情報を、電子記憶媒体に書き込む場合には、図10の処理を以下のように変更すればよい。
まず、ステップS41のスキャンは、ステップS50の通常のスキャンに関する処理の中で行えばよい。そして、ステップS42でYESの場合、ステップS43の判断を行う際に、CPU17aが電子記憶媒体に記憶されている情報を読み取り、文書のバージョン情報、文書データURL及び印刷データURLが記憶されているか否か判断すればよい。
そして、その後の処理において、文書のバージョン情報、文書データURL及び印刷データURLとして、電子記憶媒体から読み出した情報を用いればよい。
以上の処理によっても、図10の処理の場合と同様な効果が得られる。
次に、この発明の情報処理装置の第2の実施形態について説明する。
図11は、この発明の情報処理装置の第2の実施形態のハードウェア構成を示す図である。
図11の情報処理装置10′が第1の実施形態である図2の画像形成装置10と異なる点は、図11の情報処理装置10′は、印刷部13及び情報埋込部14を備えていないことである。すなわち、印刷部13及び情報埋込部14は必ずしもこの情報処理装置10′に内蔵されている必要はなく、情報が埋め込まれた印刷物は他のプリンタ等で制作してもよい。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、各装置の具体的な構成、処理の内容、データの構成、使用する装置の台数等は、実施形態で説明したものに限るものではない。
例えば、上述した実施形態では、文書管理サーバ30に登録された文書の印刷を行う例について説明したが、PC40がローカルで編集及び保存した文書を、同様に印刷できるようにしてもよい。この場合、印刷管理サーバ20へのジョブ登録に必要なデータの送信は、PC40が行う。
この構成を採用する場合でも、印刷データやジョブチケットについては、印刷管理サーバ20に保存させるようにすれば、画像形成装置10からのアクセスに特に支障がないようにすることができる。
しかし、文書データについては、上述のように元データを編集できることによる効果を得るためには、外部にコピーを保存して元データに代えることはできない。
このため、PC40においてアクセス権限の設定を適切に行い、PC40に対して画像形成装置10がアクセスしてそのバージョン情報を確認したり、第1のアクセス先を入手したユーザが、PC40にアクセスして文書データを取得したりできるようにする必要がある。
また、バージョン情報としては、バージョンそのものを直接示す数字等でなくても、印刷ジョブ登録時から文書データが更新されたかの判断基準となる情報であれば、任意の情報を用いることができる。例えば、ファイルの最終更新日時をバージョン情報として用いることが考えられる。
また、図10の処理において、画像形成装置10が、文書データURLに基づいて文書管理サーバ30から文書データそのものを取得して、画像形成装置10においてバージョン情報をチェックするようにしてもよい。
また、印刷管理サーバ20あるいは文書管理サーバ30の機能を、複数の装置に分散して設け、これらの装置に協働してその機能を実現させるようにしてもよい。逆に、印刷管理サーバ20と文書管理サーバ30が一つのサーバ装置で構成されていてもよい。また、画像形成装置10やPC40が、これらの装置の全部又は一部の機能を担うようにしてもよい。
さらに、以上説明した各実施形態、動作及び変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることはもちろんである。
10:画像形成装置、10’:情報処理装置、11:送受信部、12:記憶部、13:印刷部、14:情報読取部、15:情報埋込部、16:操作設定部、17:制御部、20:印刷管理サーバ、21:送受信部、22:記憶部、23:制御部、30:文書管理サーバ、31:送受信部、32:記憶部、33:制御部、40:PC、50:ネットワーク、60:印刷媒体、70:電子記憶媒体
特開2006−166139号公報

Claims (9)

  1. 画像が形成された用紙から、該画像に関するバージョン情報、該画像に係る文書データを取得するための第1のアクセス先、および該画像に係る印刷データを取得するための第2のアクセス先をそれぞれ読み取る読取手段と、
    前記読取手段が読み取った第1のアクセス先から入手可能な文書データのバージョン情報を取得するバージョン情報取得手段と、
    前記バージョン情報取得手段が取得したバージョン情報と、前記読取手段が読み取ったバージョン情報とが一致している場合に、前記読取手段が読み取った第1のアクセス先を出力し、前記バージョン情報取得手段が取得したバージョン情報と、前記読取手段が読み取ったバージョン情報とが一致していない場合に、前記読取手段が読み取った第2のアクセス先を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    所定の外部装置から、印刷すべき画像に関するバージョン情報、該画像に係る文書データを取得するための第1のアクセス先、および該画像に係る印刷データを取得するための第2のアクセス先のデータを受信する受信手段と、
    前記印刷すべき画像の印刷データを取得する印刷データ取得手段と、
    前記受信手段が受信したデータ及び前記印刷データ取得手段が取得した印刷データに基づき、用紙上に前記印刷すべき画像を形成すると共に、該用紙上に前記バージョン情報ならびに第1及び第2のアクセス先の情報を埋め込む情報埋込手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記情報埋込手段は、前記バージョン情報及び第1及び第2のアクセス先を、地紋、バーコード、あるいは電子透かしとして、印刷すべき画像に埋め込むことにより、用紙上に埋め込むことを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記情報埋込手段は、前記バージョン情報及び第1及び第2のアクセス先を、用紙上に設けた電子記憶媒体への書き込みにより、用紙上に埋め込むことを特徴とする情報処理装置。
  5. 印刷指示、該印刷指示に応じて印刷すべき画像に関するバージョン情報、該画像に係る文書データを取得するための第1のアクセス先、および該画像に係る印刷データを取得するための第2のアクセス先を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信したバージョン情報、第1のアクセス先、および第2のアクセス先の情報を対応付けて記憶する記憶手段と、
    画像形成装置からのアクセスに応じて、前記記憶手段に記憶されているバージョン情報、第1のアクセス先及び第2のアクセス先の情報を該画像形成装置に対して送信する送信手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  6. 画像形成装置とサーバ装置とを備える画像形成システムであって、
    前記サーバ装置が、
    印刷指示、該印刷指示に応じて印刷すべき画像に関するバージョン情報、該画像に係る文書データを取得するための第1のアクセス先、および該画像に係る印刷データを取得するための第2のアクセス先を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信したバージョン情報、第1のアクセス先、および第2のアクセス先の情報を対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記画像形成装置のアクセスに応じて、前記記憶手段に記憶されているバージョン情報、第1のアクセス先及び第2のアクセス先の情報を該画像形成装置に対して送信する送信手段とを備え、
    前記画像形成装置が、
    前記サーバ装置にアクセスする手段と、
    前記サーバ装置へのアクセスに応じて、前記サーバ装置から、印刷すべき画像に関するバージョン情報、該画像に係る文書データを取得するための第1のアクセス先、および該画像に係る印刷データを取得するための第2のアクセス先のデータを受信する受信手段と、
    前記印刷すべき画像の印刷データを取得する印刷データ取得手段と、
    前記受信手段が受信したデータ及び前記印刷データ取得手段が取得した印刷データに基づき、用紙上に前記印刷すべき画像を形成すると共に、該用紙上に前記バージョン情報及び第1及び第2のアクセス先の情報を埋め込む情報埋込手段とを備えたことを特徴とする画像形成システム。
  7. 請求項6に記載の画像形成システムであって、
    前記画像形成装置が、
    画像が形成された用紙から、該画像に関するバージョン情報、該画像に係る文書データを取得するための第1のアクセス先、および該画像に係る印刷データを取得するための第2のアクセス先をそれぞれ読み取る読取手段と、
    前記読取手段が読み取った第1のアクセス先から入手可能な文書データのバージョン情報を取得するバージョン情報取得手段と、
    前記バージョン情報取得手段が取得したバージョン情報と、前記読取手段が読み取ったバージョン情報とが一致している場合に、前記読取手段が読み取った第1のアクセス先を出力し、前記バージョン情報取得手段が取得したバージョン情報と、前記読取手段が読み取ったバージョン情報とが一致していない場合に、前記読取手段が読み取った第2のアクセス先を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする画像形成システム。
  8. 画像形成装置とサーバ装置とを備える画像形成システムにおいて、
    前記サーバ装置が、
    印刷指示、該印刷指示に応じて印刷すべき画像に関するバージョン情報、該画像に係る文書データを取得するための第1のアクセス先、および該画像に係る印刷データを取得するための第2のアクセス先を受信する受信手順と、
    前記受信手順で受信したバージョン情報、第1のアクセス先、および第2のアクセス先の情報を対応付けて記憶する記憶手順と、
    前記画像形成装置のアクセスに応じて、前記記憶手順で記憶したバージョン情報、第1のアクセス先及び第2のアクセス先の情報を該画像形成装置に対して送信する送信手順とを実行し、
    前記画像形成装置が、
    前記サーバ装置にアクセスする手順と、
    前記サーバ装置へのアクセスに応じて、前記サーバ装置から、印刷すべき画像に関するバージョン情報、該画像に係る文書データを取得するための第1のアクセス先、および該画像に係る印刷データを取得するための第2のアクセス先のデータを受信する受信手順と、
    前記印刷すべき画像の印刷データを取得する印刷データ取得手順と、
    前記受信手順で受信したデータ及び前記印刷データ取得手順で取得した印刷データに基づき、用紙上に前記印刷すべき画像を形成すると共に、該用紙上に前記バージョン情報及び第1及び第2のアクセス先のデータを埋め込む埋め込み手順とを実行することを特徴とする画像処理方法。
  9. 請求項8に記載の画像処理方法であって、
    前記画像形成装置が、
    画像が形成された用紙から、該画像に関するバージョン情報、該画像に係る文書データを取得するための第1のアクセス先、および該画像に係る印刷データを取得するための第2のアクセス先をそれぞれ読み取る読取手順と、
    前記読取手順で読み取った第1のアクセス先から入手可能な文書データのバージョン情報を取得するバージョン情報取得手順と、
    前記バージョン情報取得手順で取得したバージョン情報と、前記読取手順で読み取ったバージョン情報とが一致している場合に、前記読取手順で読み取った第1のアクセス先を出力し、前記バージョン情報取得手順で取得したバージョン情報と、前記読取手順で読み取ったバージョン情報とが一致していない場合に、前記読取手順で読み取った第2のアクセス先を出力する出力手順とを実行することを特徴とする画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017227960A (ja) * 2016-06-20 2017-12-28 株式会社Yslソリューション 図面管理装置及び図面管理システム

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