JP2014170981A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】左目用の画像のオブジェクトの位置を特定するための画像の垂直方向の位置と、右目用の画像のオブジェクトの位置を特定するための画像の垂直方向の位置とを一致させつつ、重畳させる画像について使用者に立体感を感じさせるように出力できる撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】第1特定画像データにより特定される位置と、垂直方向において同一の位置であって、水平方向において異なる位置を特定する第2特定画像データを生成し、第1特定画像データと、第1特定画像データが位置を特定する所定のオブジェクトが含まれる画像データとを重畳して出力し、第2特定画像データと、左目用の画像データと右目用の画像データとのうち第1特定画像データが位置を特定する所定のオブジェクトが含まれない方の画像データとを重畳して出力する出力部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は撮像装置に関し、特に、3D(three-dimension)画像における左目用の画像データと右目用の画像データとを生成できる撮像装置に関する。
特許文献1は、他映像を立体映像に重畳する場合に、自動的に見やすい奥行きに表示する再生装置を開示する。この再生装置は、立体映像における注目位置の奥行きを取得し、この奥行きに基づいて、立体映像に重畳して表示するための立体映像以外の他映像の画像データを生成し、生成した画像データを立体映像に重畳して表示する。
これにより、立体映像に立体映像以外の他映像を重畳する場合に、自動的にみやすい奥行きに表示できる。
特開2011−10128号公報
ところで、特許文献1に開示されている再生装置は、立体映像に重畳して表示する立体映像以外の他映像の画像データとしてテロップを開示している。テロップのような特に立体映像内のオブジェクトと直接関係のない画像は、左目用の画像と右目用の画像とにおいて垂直方向で異なる位置に表示されない。しかしながら、立体映像内のオブジェクトの位置を示す画像(例えば、人物の顔の位置を示す顔枠画像)については、左目用の画像に重畳して表示する画像の位置と右目用の画像に重畳して表示する画像の位置とで垂直方向の表示位置がずれる場合がある。例えば、左目用の画像を撮像する光学系と右目用の画像を撮像する光学系とが垂直方向に多少のずれを有し、各画像からオブジェクトが検出され、検出されたオブジェクトの位置を示す画像が各画像に重畳表示されるような場合にこのような事態が生じる。左目用の画像の垂直方向の位置と右目用の画像の垂直方向の位置とがずれている立体画像の立体表示を行うと、使用者にとって非常に見づらい画像が表示されることとなる。
本発明は、左目用の画像データに重畳させる特定のオブジェクトの位置を特定するための画像の垂直方向の位置と、右目用の画像データに重畳させる特定のオブジェクトの位置を特定するための画像の垂直方向の位置とを一致させつつ、重畳させる画像について使用者に立体感を感じさせるように出力できる撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる撮像装置は、左目用の像と右目用の像とを撮像し、左目用の画像データと右目用の画像データとを生成可能な撮像部と、撮像部により生成された左目用の画像データと右目用の画像データとの少なくとも一方の画像データから所定のオブジェクトの位置を検出可能なオブジェクト検出部と、オブジェクト検出部により検出された位置を示す画像データと、所定のオブジェクトが検出された画像データとを合成し、オブジェクト検出部により検出された位置と、垂直方向において同一の位置であって、水平方向において異なる位置を示す画像データと、撮像部により生成された左目用の画像データと右目用の画像データとのうち所定のオブジェクトの位置が検出された画像データ以外の画像データとを合成する合成部と、を備える。
本発明によれば、左目用の画像データに重畳させる特定のオブジェクトの位置を特定するための画像の垂直方向の位置と、右目用の画像データに重畳させる特定のオブジェクトの位置を特定するための画像の垂直方向の位置とを一致させつつ、重畳させる画像について使用者に立体感を感じさせるように出力できる撮像装置を提供できる。
デジタルビデオカメラ100の電気的構成を示すブロック図 2D撮影モードにおける顔枠の表示動作を説明するためのフローチャート 2D撮影モードにおける顔枠の表示例を示す模式図 3D撮影モードにおける顔枠の表示動作を説明するためのフローチャート 3D撮影モードにおける撮像画像に対する顔枠の重畳表示例を示す模式図 複数の人物の顔を同時に検出した場合の顔枠の表示例を示す模式図 3D撮影モードにおける顔枠の大きさを示す模式図
1.実施の形態1
本発明をデジタルビデオカメラに適用した実施の形態1について図面を用いて説明する。
1−1.概要
デジタルビデオカメラ100は、右目用画像生成ユニット200と左目用画像生成ユニット300とを有する。デジタルビデオカメラ100は、右目用画像生成ユニット200と左目用画像生成ユニット300とを介して二つの画像データを同時に生成できる。デジタルビデオカメラ100は、3D映像における左目用の画像データと右目用の画像データとを同時に生成することで3D画像データを生成できる。
デジタルビデオカメラ100は、生成した画像データが示す画像に含まれる人物の顔を検出できる。デジタルビデオカメラ100は、被写体像の撮像中に撮像画像をLCD440に表示する。デジタルビデオカメラ100は、撮像中の撮像画像と、検出した人物の顔の位置を特定する顔枠とを重畳させてLCD440に表示する。
デジタルビデオカメラ100は、右目用画像生成ユニット200若しくは左目用画像生成ユニット300で生成した画像データが示す画像に含まれる顔の位置を検出し、その位置を特定する第1の顔枠画像を生成する。また、デジタルビデオカメラ100は、第1の顔枠画像が特定する位置と垂直方向の位置は同一であって、水平方向の位置は異なる第2の顔枠画像を生成する。そして、デジタルビデオカメラ100は、左目用の画像データと右目用の画像データとのうち顔の位置を検出した画像データと第1の顔枠画像とを重畳して出力し、他方の画像データと第2の顔枠画像とを重畳して出力する。
これにより、デジタルビデオカメラ100は、左目用の画像データに重畳させる第1の顔枠画像の垂直方向の位置と、右目用の画像データに重畳させる第2の顔枠画像の垂直方向の位置とを一致させつつ、重畳させる顔枠画像について使用者に立体感を感じさせるように出力できる。
1−2.構成
デジタルビデオカメラ100の電気的構成について図1を用いて説明する。図1は、デジタルビデオカメラ100の電気的構成を示すブロック図である。デジタルビデオカメラ100は、光学系210により形成された被写体像をCMOSイメージセンサ240で撮像する。また、デジタルビデオカメラ100は、光学系310により形成された被写体像をCMOSイメージセンサ340で撮像する。CMOSイメージセンサ340で撮像された画像データ(以下、左目用の画像データと称する)は、画像処理部330で各種処理が施される。CMOSイメージセンサ240で撮像された画像データ(以下、右目用の画像データと称する)は、画像処理部230で各種処理が施される。画像処理部230は、画像処理部330から受信した左目用の画像データと各種処理を施した右目用の画像データとを同じタイミングでバス480に出力する。バス480に出力された画像データは、LCD440に表示されたり、記録メディアI/F470を介して記録メディアに記録されたりする。以下、各構成について詳細に説明する。
右目用画像生成ユニット200は、光学系210、レンズ駆動部220、CMOSイメージセンサ240、画像処理部230を含む。右目用画像生成ユニット200は、出力時に3D画像の右目用の画像として出力される右目用の画像データを生成する。
光学系210は、ズームレンズ、手振れ補正レンズ、フォーカスレンズ、絞りにより構成される。ズームレンズを光軸に沿って移動させることにより、被写体像の拡大、縮小をすることができる。また、フォーカスレンズを光軸に沿って移動させることにより、被写体像のピントを調整できる。また、手振れ補正レンズは、光学系210の光軸に垂直な面内で移動可能である。デジタルビデオカメラ100の振れを打ち消す方向に手振れ補正レンズを移動することで、デジタルビデオカメラ100の振れが撮像画像に与える影響を低減できる。また、絞りは、開口部の大きさを調整し、透過する光の量を調整する。
レンズ駆動部220は、光学系210に含まれる各種レンズ及び絞りを駆動する。レンズ駆動部220は、例えば、光学系210に含まれるズームアクチュエータや、フォーカスアクチュエータや、手振れ補正アクチュエータや、絞りアクチュエータを制御する。
CMOSイメージセンサ240は、光学系210で形成された被写体像を撮像して、右目用の画像データを生成する。CMOSイメージセンサ240は、露光、転送、電子シャッタなどの各種動作を行う。
画像処理部230は、CMOSイメージセンサ240で生成された画像データに対して各種処理を施す。例えば、画像処理部230は、CMOSイメージセンサ240で生成された画像データに対して、ガンマ補正、ホワイトバランス補正、傷補正等の各種処理を行う。
左目用画像生成ユニット300は、光学系310、レンズ駆動部320、CMOSイメージセンサ340、画像処理部330を含む。左目用画像生成ユニット300は、出力時に3D画像の左目用の画像として出力される左目用の画像データを生成する。光学系310は、光学系210と同一の構成を有し、レンズ駆動部320は、レンズ駆動部220と同一の構成を有し、CMOSイメージセンサ340は、CMOSイメージセンサ240と同一の構成を有し、画像処理部330は、画像処理部230と同一の構成を有する。
視差検出回路400は、画像処理部230から受信した左目用の画像データと右目用の画像データとから左目用の画像と右目用の画像との視差量を検出する回路である。例えば、視差検出回路400は、左目用の画像データの一部と右目用の画像データの一部とのパターンマッチングを行うことで、左目用の画像の一部が、対応する右目用の画像の一部とどれだけずれているかを検出する。視差検出回路400は、検出したずれ量のうちの水平成分を視差量としてコントローラ510に出力する。
圧縮/伸張部410は、画像処理部230から受信した画像データの圧縮を行う。また、圧縮/伸張部410は、記録メディアI/F470から読み出した画像データの伸張を行う。例えば、圧縮/伸張部410は、画像データに対して、H.264規格に準拠した方式や、H.264/MVC規格に準拠した方式で圧縮/伸張処理を施す。
OSD生成部420は、LCD440に重畳表示させるOSD(On Screen Display)を生成する。
LCDI/F430は、画像処理部230から受信した画像データをLCD440が受信可能な形式に変換する。例えば、受信した画像データのサイズをLCD440が表示可能なサイズへとリサイズしたり、LCD440の表示形式に合わせて左目用の画像データと右目用の画像データの出力順序を変換したりする。
LCD440は、右目用画像生成ユニット200で生成された右目用の画像データと、左目用画像生成ユニット300で生成された左目用の画像データとを用いて撮像画像を立体表示できる。また、LCD440は、記録メディアI/F470を介して接続されている記録メディアに記憶されている3D画像データが示す画像を立体表示できる。また、LCD440は、2D画像データが示す画像を平面表示できる。
OSD生成部450は、外部モニタI/F460を介して接続される外部モニタに重畳表示させるOSDを生成する。
外部モニタI/F460は、接続されている外部モニタが受信可能な形式に画像処理部230から受信した画像データを変換する。
記録メディアI/F470は、記録メディアを着脱可能である。記録メディアI/F470は、機械的及び電気的に記録メディアと接続可能である。例えば、記録メディアI/F470は、SDカードと接続可能である。
顔検出回路500は、画像処理部330から受信した左目用の画像データに含まれる人物の顔の領域を検出する。例えば、顔検出回路500は、予め内部メモリ530に記憶している顔の特徴を示すデータに類似するデータが左目用の画像データに含まれているか否かを検出することにより顔の領域を検出する。
コントローラ510は、デジタルビデオカメラ100全体を制御する制御部である。画像処理部230、画像処理部330、視差検出回路400、圧縮/伸張部410、OSD生成部420、LCDI/F430、OSD生成部450、外部モニタI/F460、記録メディアI/F470、顔検出回路500、コントローラ510は、DSP(Digital Signal Processor)やマイコン等で実現可能である。
ジャイロセンサ520は、デジタルビデオカメラ100の角速度を検出するセンサである。ジャイロセンサ520は、ヨー方向、ピッチ方向、ロール方向の角速度を検出可能である。
内部メモリ530は、フラッシュメモリや強誘電体メモリなどで構成される。内部メモリ530は、デジタルビデオカメラ100全体を制御するための制御プログラム等を記憶している。
操作部材540は、使用者からの操作を受け付けるユーザーインターフェースの総称である。例えば、使用者からの操作を受け付ける十字キーや決定釦等がこれにあたる。
1−3.用語の対応
右目用画像生成ユニット200と左目用画像生成ユニット300とからなる構成は、本発明の撮像部の一例である。顔検出回路500は、本発明のオブジェクト検出部の一例である。OSD生成部420及び/若しくはOSD生成部450は、本発明の第1の特定画像データ生成部の一例である。OSD生成部420及び/若しくはOSD生成部450は、本発明の第2の特定画像データ生成部の一例である。LCDI/F430及び/若しくは外部モニタI/F460は、本発明の出力部の一例である。
1−4.動作
本実施の形態にかかるデジタルビデオカメラ100は、2D撮影モードと3D撮影モードとに設定できる。2D撮影モードに設定されている場合には、デジタルビデオカメラ100は、右目用画像生成ユニット200による撮像を行わず、左目用画像生成ユニット300による撮像のみを行う。一方、3D撮影モードに設定されている場合には、デジタルビデオカメラ100は、右目用画像生成ユニット200による撮像と左目用画像生成ユニット300による撮像とを同時に行う。以下、2D撮影モード時及び3D撮影モード時のLCD440及び/若しくは外部モニタI/F460を介して接続されている外部モニタへの顔枠の表示動作について説明する。
1−4−1.2D撮影モードにおける顔枠表示
2D撮影モードにおける顔枠の表示動作について図2、図3を用いて説明する。図2は、2D撮影モードにおける顔枠の表示動作を説明するためのフローチャートである。図3は、2D撮影モードにおける顔枠の表示例を示す模式図である。
使用者により2D撮影モードに設定されると、デジタルビデオカメラ100は、左目用画像生成ユニット300による画像データの撮像を開始する(S100)。左目用画像生成ユニット300による画像データの撮像が開始されると、顔検出回路500は、撮像された画像データが示す画像に人物の顔が含まれているか否かを監視する(S110)。顔検出回路500により人物の顔が含まれていると判断されると、コントローラ510は、検出された人物の顔の領域に重畳表示する顔枠画像を示す顔枠画像データを生成するようOSD生成部420及び/若しくはOSD生成部450を制御する(S120)。具体的には、OSD生成部420及び/若しくはOSD生成部450は、図3に示す顔枠600のような顔枠画像を示す顔枠画像データを生成する。
なお、外部モニタI/F460に外部モニタが接続されている場合には、ステップS120において、コントローラ510は、OSD生成部420及びOSD生成部450に対して顔枠画像データを生成するよう指示する。一方、外部モニタI/F460に外部モニタが接続されていない場合には、ステップS120において、コントローラ510は、OSD生成部420に対して顔枠画像データを生成するよう指示する。
1−4−2.3D撮影モードにおける顔枠表示
次に、3D撮影モードにおける顔枠の表示動作について図4〜図6を用いて説明する。図4は、3D撮影モードにおける顔枠の表示動作を説明するためのフローチャートである。図5は、3D撮影モードにおける左目用画像に対する顔枠の重畳表示例と右目用画像に対する顔枠の重畳表示例とを示す模式図である。図6は、複数の人物の顔を同時に検出した場合の顔枠の表示例を示す模式図である。
使用者により3D撮影モードに設定されると、デジタルビデオカメラ100は、右目用画像生成ユニット200と左目用画像生成ユニット300による画像データの撮像を開始する(S200)。画像データの撮像が開始されると、顔検出回路500は、左目用画像生成ユニット300で撮像された画像データが示す画像に人物の顔が含まれているか否かを監視し、画像に含まれている全ての人物の顔を検出する(S210)。顔検出回路500により画像に人物の顔が含まれていると判断され、全ての人物の顔が検出されると、コントローラ510は、左目用の画像データに含まれる一つの顔と右目用の画像データに含まれる対応する顔との視差量を算出するよう視差検出回路400を制御する(S220)。一つの顔の視差量の算出が完了すると、コントローラ510は、ステップS210で検出した全ての顔の視差量の算出が完了したかを判断する(S230)。完了していないと判断すると、コントローラ510は、全ての顔の視差量の算出が完了するまで、視差量の算出をするよう視差検出回路400を制御する(S220〜S230)。
全ての顔の視差量の算出が完了したと判断すると、コントローラ510は、撮像画像に重畳表示させる顔枠画像にどれだけの視差量をつけるかを決定する(S240)。具体的には、コントローラ510は、ステップS220で算出した複数の顔の視差量のうち最も大きい視差量に10画素加算した量を顔枠画像の視差量とする。
顔枠画像の視差量を決定すると、決定した視差量と、ステップS220で算出した複数の顔の視差量のうち最も大きい視差量を除いた他の全ての視差量との差分を算出する(S250)。
全ての差分を算出すると、コントローラ510は、ステップS240で決定した視差量が所定値α以下であるかを判断する(S260)。
所定値α以下でないと判断すると(ステップS260でNo)、コントローラ510は、ステップS250で算出した差分が所定値β以下である全ての顔の位置を特定する顔枠画像を生成するようOSD生成部420及び/若しくはOSD生成部450を制御する(S270)。ここで、コントローラ510がOSD生成部420及び/若しくはOSD生成部450に生成させる顔枠画像は、ステップS260で判断した所定値αの視差をつけたオレンジ色の顔枠画像である。つまり、ここでの顔枠画像にはステップS240で決定した量の視差がつけられていない。
ステップS260において、ステップS240で決定した視差量が所定値α以下であると判断すると(ステップS260でYes)、コントローラ510は、ステップS250で算出した差分が所定値β以下である全ての顔の位置を特定する顔枠画像を生成するようOSD生成部420及び/若しくはOSD生成部450を制御する(S280)。ここで、コントローラ510がOSD生成部420及び/若しくはOSD生成部450に生成させる顔枠画像は、ステップS240で決定した量の視差をつけた緑色の顔枠画像である。つまり、図6に示すように、最も飛び出し量が多いAさんの視差量に基づいて決定した視差量を付けた顔枠画像を、Aさんと、視差量の差が所定値β以下であるBさんとに重畳表示する。一方、視差量の差が所定値βより大きいCさんに対しては顔枠画像を重畳表示しない。
このように、本実施の形態にかかるデジタルビデオカメラ100は、3D撮影モードに設定されている場合、左目用の画像データにおける人物の顔の位置情報に基づいて左目用の画像データに重畳させる顔枠画像データを生成し、さらに左目用の画像データに重畳させる顔枠画像データと垂直方向の位置は同一の位置であって、水平方向の位置が異なる位置を示す顔枠画像データを右目用の画像データに重畳させる顔枠画像データとして生成する。つまり、デジタルビデオカメラ100は、右目用の画像データにおける人物の顔の位置情報を用いることなく、右目用の画像データに重畳させる顔枠画像データを生成する。このように構成している理由について次に説明する。
仮に、デジタルビデオカメラ100が左目用の画像データに重畳させる顔枠画像データを左目用の画像データに含まれる人物の顔の位置情報に基づいて生成し、右目用の画像データに重畳させる顔枠画像データを右目用の画像データに含まれる人物の顔の位置情報に基づいて生成するとする。この場合には、図5に示すように、左目用の画像データに重畳される顔枠630と、右目用の画像データに重畳される顔枠660とは、垂直方向に異なる位置に表示されることとなる。このように、垂直方向に異なる位置に表示された左目用の画像と右目用の画像とに基づいて立体表示が行われると、使用者にとって非常に見づらい画像が表示されてしまう。そこで、本実施の形態にかかるデジタルビデオカメラ100は、水平方向には視差を付けつつ、垂直方向の位置は左目用の画像データと右目用の画像データとで同一の位置となるような顔枠画像データを生成するため、3D撮影モードに設定されている場合、左目用の画像データにおける人物の顔の位置情報に基づいて左目用の画像データに重畳させる顔枠画像データを生成し、さらに左目用の画像データに重畳させる顔枠画像データと垂直方向の位置は同一の位置であって、水平方向の位置が異なる位置を示す顔枠画像データを右目用の画像データに重畳させる顔枠画像データとして生成することとした。これにより、左目用の画像データに重畳される顔枠画像データの垂直方向の位置と、右目用の画像データに重畳される顔枠画像データの垂直方向の位置とを同一にでき、かつ、顔枠画像データを立体的に表示可能な画像データとできる。
また、本実施の形態にかかるデジタルビデオカメラ100は、顔検出回路500により複数の顔が検出された場合、最も視差量が大きい(飛び出し量が大きい)人物の顔の視差量に基づいて、顔枠画像の視差量を決定した。これにより、人物の顔毎に別々の視差量を与えた顔枠を管理する必要がなくなり、簡単な方法で各人物の顔に対して立体感のある顔枠画像を表示できる。
また、本実施の形態にかかるデジタルビデオカメラ100は、決定した顔枠画像の視差量との差が所定値βより大きい顔に対しては顔枠画像を重畳表示しないこととした。このように構成している理由について次に説明する。
仮に、デジタルビデオカメラ100が決定した顔枠画像の視差量との差が所定量より大きい顔に対しても顔枠画像を重畳表示したとする。この場合には、顔枠画像を重畳される顔の飛び出し量と、重畳される顔枠画像の飛び出し量とが大幅に異なることとなる。その結果、立体表示されたこの画像を見た使用者は、顔枠画像と顔画像との両方に同時に焦点を合わせることが難しくなる。そこで、デジタルビデオカメラ100は、決定した顔枠画像の視差量との差が所定値βより大きい顔に対しては顔枠画像を重畳表示しないこととした。これにより、立体表示されたこの画像を見た使用者は、顔画像に容易に焦点を合わせることができる。
また、本実施の形態にかかるデジタルビデオカメラ100は、決定した顔枠画像の視差量が所定値αよりも大きい場合と、所定値αよりも小さい場合とで顔枠画像の色を変更することにした。これにより、視差がつきすぎて見づらい画像を撮像していることについて使用者に容易に知らせることができる。
また、本実施の形態にかかるデジタルビデオカメラ100は、決定した顔枠画像の視差量が所定値αよりも大きい場合に、所定値αの視差をつけた顔枠画像を撮像画像に重畳表示することとした。これにより、LCD440及び/若しくは外部モニタI/F460を介して接続された外部モニタに、使用者にとって見づらい顔枠画像を表示することを防止できる。
2.他の実施の形態
以上により、本発明の実施の形態として、実施の形態1を説明した。しかし、本発明は、これらには限定されない。そこで、本発明の他の実施の形態を本欄にまとめて説明する。
実施の形態1においては、イメージセンサとしてCMOSイメージセンサ240及びCMOSイメージセンサ340を用いた。しかしながら、必ずしもこのような構成である必要はない。例えば、CCDイメージセンサや、NMOSイメージセンサを用いてもよい。要するに被写体像を撮像し、画像データを生成できるデバイスであればよい。
また、実施の形態1においては、画像表示媒体としてLCD440を用いた。しかしながら、必ずしもこのような構成である必要はない。例えば、有機ELディスプレイや無機ELディスプレイやプラズマディスプレイを用いてもよい。要するに、画像を表示できるデバイスであればよい。
また、実施の形態1においては、画像処理部230、画像処理部330、視差検出回路400、圧縮/伸張部410、OSD生成部420、LCDI/F430、OSD生成部450、外部モニタI/F460、記録メディアI/F470、顔検出回路500、コントローラ510を別々に構成したが必ずしもこのような構成である必要はない。例えば、一部の構成を1つのチップで実現してもよいし、全部の構成を1つのチップで実現してもよい。
また、実施の形態1においては、生成した画像データの記録先として、記録メディアI/F470に接続された記録メディアを用いた。しかしながら、必ずしもこのような構成である必要はない。例えば、デジタルビデオカメラ100に内蔵されたフラッシュメモリやハードディスク等に記録してもよい。
また、実施の形態1においては、画像処理部230は、バス480に左目用の画像データと右目用の画像データとを同時のタイミングで出力することとした。しかしながら、必ずしもこのような構成である必要はない。例えば、左目用の画像データと右目用の画像データとを交互に出力するようにしてもよい。
また、実施の形態1においては、撮像画像から検出するオブジェクトの例として人物の顔をあげた。しかしながら、必ずしもこのような構成である必要はない。例えば、人物の上半身や人物全体やペットの顔やペットであってもよい。若しくは、ペットボトルや時計といった物であってもよい。要するに1つの独立した単位であるオブジェクトであればよい。
また、実施の形態1においては、CMOSイメージセンサ240、CMOSイメージセンサ340という2つのイメージセンサを用いた。しかしながら、必ずしもこのような構成とする必要はない。例えば、1つのイメージセンサ上に左目用の画像と右目用の画像とを結像できる光学系を有し、1つのイメージセンサで実現してもよい。要するに、左目用の画像データと右目用の画像データとを生成できればどのような構成でもよい。
また、実施の形態1においては、左目用の画像データから人物の顔を検出することとした。しかしながら、必ずしもこのような構成である必要はない。右目用の画像データから人物の顔を検出してもよいし、両方の画像データから人物の顔を検出してもよい。
また、実施の形態1においては、LCD440への出力内容と、外部モニタI/F460を介して接続された外部モニタへの出力内容とを同一とした。しかしながら、必ずしもこのような構成である必要はない。例えば、LCD440へ出力する顔枠の視差を外部モニタへ出力する顔枠の視差よりも大きくしてもよい。これにより、小さい画面においても顔枠の飛び出し量を十分に実感できる。また、LCD440へ出力する顔枠の視差を外部モニタへ出力する顔枠の視差よりも小さくしてもよい。これにより、小さい画面においては顔枠の飛び出し量を落ち着かせ、大きい画面に対しては顔枠量の飛び出し量に迫力を持たせることができる。また、LCD440へ出力する顔枠の大きさのLCD440に対する比率を外部モニタへ出力する顔枠の大きさの外部モニタの大きさに対する比率よりも大きくしてもよい。これにより、小さい画面においても顔枠の位置をはっきりと認識できる。また、LCD440へ出力する顔枠のLCD440に対する比率を外部モニタへ出力する顔枠の外部モニタの大きさに対する比率よりも小さくしてもよい。これにより、小さい画面においては顔枠を落ち着かせ、大きい画面に対しては顔枠に迫力を持たせることができる。
また、実施の形態1においては、2D撮影モードにおける顔枠画像の大きさと3D撮影モードにおける顔枠画像の大きさとを同一とした。しかしながら必ずしもこのような構成とする必要はない。例えば、2D撮影モードにおける顔枠画像の大きさよりも3D撮影モードにおける顔枠画像の大きさを大きくしてもよい。例えば、図7に示すように3D撮影モードにおける顔枠画像を2D撮影モードにおける顔枠画像よりも大きくしてもよい(B>A)。これにより、図5の顔枠620のように顔が顔枠からはみ出そうな場合にもはみ出さずにすますことができる。
本発明は、デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラやカメラ機能付携帯電話やカメラ機能付スマートフォン等の撮像装置に適用できる。
100 デジタルビデオカメラ
200 右目用画像生成ユニット
210 光学系
220 レンズ駆動部
230 画像処理部
300 左目用画像生成ユニット
310 光学系
320 レンズ駆動部
330 画像処理部
400 視差検出回路
410 圧縮/伸張部
420 OSD生成部
430 LCDI/F
440 LCD
450 OSD生成部
460 外部モニタI/F
470 記録メディアI/F
500 顔検出回路
510 コントローラ
520 ジャイロセンサ
530 内部メモリ
540 操作部材

Claims (5)

  1. 左目用の像と右目用の像とを撮像し、左目用の画像データと右目用の画像データとを生成可能な撮像部と、
    前記撮像部により生成された左目用の画像データと右目用の画像データとの少なくとも一方の画像データから所定のオブジェクトの位置を検出可能なオブジェクト検出部と、
    前記オブジェクト検出部により検出された位置を示す画像データと、前記所定のオブジェクトが検出された画像データとを合成し、前記オブジェクト検出部により検出された位置と、垂直方向において同一の位置であって、水平方向において異なる位置を示す画像データと、前記撮像部により生成された左目用の画像データと右目用の画像データとのうち前記所定のオブジェクトの位置が検出された画像データ以外の画像データとを合成する合成部と、を備える、
    撮像装置。
  2. 前記オブジェクト検出部により検出された位置を示す画像データが示す画像の大きさは、前記オブジェクト検出部により検出された位置と、垂直方向において同一の位置であって、水平方向において異なる位置を示す画像データが示す画像の大きさと同一である、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像部により生成された左目用の画像データと右目用の画像データとに基づいて、左目用の画像と右目用の画像との視差を検出する視差検出部をさらに備え、
    前記オブジェクト検出部により検出された位置と、前記オブジェクト検出部により検出された位置と、垂直方向において同一の位置であって、水平方向において異なる位置とは、前記視差検出部により検出された視差以上の視差が水平方向に与えられている、
    請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記視差検出部により検出された視差の大きさが所定値以上の場合と、所定値未満の場合とで、前記オブジェクト検出部により検出された位置を示す画像データが示す画像と、前記オブジェクト検出部により検出された位置と、垂直方向において同一の位置であって、水平方向において異なる位置を示す画像データが示す画像との少なくとも何れか一方の画像の色を変える、
    請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記オブジェクト検出部により検出された位置と、垂直方向において同一の位置であって、水平方向において異なる位置は、前記オブジェクト検出部が複数のオブジェクトを検出した場合には、前記視差検出部により検出された視差が最も大きなオブジェクトの視差に基づいて決定される、
    請求項3または4に記載の撮像装置。
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