JP2014170435A - 受配電監視システム - Google Patents

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宏明 大西
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Abstract

【課題】この発明は、例えば受配電設備に故障などのイベントが発生した時に見たい関連情報画面に容易に遷移させることができる受配電監視システムを提供することである。
【解決手段】受配電設備に故障などのイベントが発生した時に表示される状態・故障履歴画面に画面遷移ボタン表示欄27を設け、故障波形画面およびデマンド監視画面ならびにトレンド画面などの関連情報画面に遷移する画面遷移ボタンを表示したものであり、ユーザ(利用者)が画面遷移ボタンをクリック(選択または押下)するだけで容易に必要な画面へと画面遷移する。
【選択図】図5

Description

この発明は、例えば受配電設備に発生した電気事故(故障)やアナログ値の上下限異常ならびに電力デマンド監視などの受配電設備の監視制御を行なう受配電監視システムに関するものである。
従来の受配電監視システムは、例えば受配電設備に発生した電気事故(故障)を監視するシステムと使用電力量を監視する電力デマンド監視システムなどは、独立した個々のシステムとして構築されているのが一般的であり、そのようなシステムとして事故波形収集処理装置が提案されている。(例えば特許文献1)
特開2003−143775号公報
従来の受配電監視システムにおいては、独立した複数のシステムが存在し、かつ連携(画面遷移)が不十分であるため、以下に記載するようなさまざまな課題があった。
・受配電監視システムにおいて故障発生は部分停電あるいは全停電に繋がるため故障を1分1秒でも早く復旧させる必要があるが、「故障の原因が直ぐに分からない。」「故障波形は受配電監視システム上にあるが、その故障波形を表示するまで時間を要する。」「故障している場所、設備が分からない。」と言った問題があった。
・受配電監視システムにおけるデマンド監視は電力会社との契約電力を厳守するために監視しているが、デマンド警報(第1段、第2段、第3段)が発生し、状態・故障履歴画面へ画面が遷移しても、現状の電力デマンド値や使用電力状況および最終電力デマンド予想値は直ぐに分からない状況であった。ユーザ(利用者)は直ぐにでも電力デマンド値や使用電力状況および最終電力デマンド予想値を確認したいが、それらを確認するためには画面遷移を複数回実施する必要があった。
・様々な監視画面から故障などのイベント発生時に状態・故障履歴画面へ自動で切り替わる機能はあったが、状態・故障履歴画面から故障波形画面に移動するには、一旦監視画面メニュー表示に戻ってから故障波形画面を選択する必要があった。また、故障波形画面内においても見たい(確認したい)故障波形を選択する必要があった。
・状態・故障履歴画面から電力デマンド監視画面に移動するには、監視画面メニュー表示から電力デマンド監視画面を選択する必要があった。また、電力デマンド監視画面内においても見たい(確認したい)電力デマンドを選択する必要があった。
・状態・故障履歴画面からトレンド画面に移動するには、監視画面メニュー表示からトレンド画面を選択する必要があった。また、トレンド画面が表示されても見たい(確認したい)トレンドが表示されているとはかぎらず、トレンド画面を選択する必要があった。
・状態・故障履歴画面からシステム構成画面に移動するには、監視画面メニュー表示からシステム構成画面を選択する必要があった。また、システム構成画面内においても例えば故障した機器がシステム構成図上のどこにあるかなど、見たい(確認したい)部位を選択する必要があった。
・トレンド画面から故障波形画面に移動するには、監視画面メニュー表示から故障波形画面を選択する必要があった。また、故障波形画面内においても見たい(確認したい)故障波形を選択する必要があった。
・受配電監視システムに保存されている故障波形データの数は有限であり、状態・故障履歴画面で故障履歴は残っていても故障波形データが保存され残っていて表示可能かどうか分からなかった。
この発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、受配電設備に故障などのイベントが発生した時に見たい関連情報画面に容易に遷移させることができる受配電監視システムを得ることを目的とする。
この発明に係る受配電監視システムは、監視対象の受配電システムに異常が生じた場合に表示される状態・故障履歴画面と、該状態・故障履歴画面の関連情報画面である故障波形画面およびデマンド監視画面ならびにトレンド画面を備えた受配電監視システムにおいて、イベント発生時に表示される画面に異常信号に対応した画面遷移ボタンを設けるとともに、該画面遷移ボタンと上記関連情報画面を結びつける画面遷移データを備えたことを特徴とするものである。
この発明の受配電監視システムによれば、イベント発生時に表示される画面に異常信号に対応した画面遷移ボタンが設けられており、該画面遷移ボタンと関連情報画面を結びつける画面遷移データを備えているため、故障などのイベント発生時に見たい関連情報画面に容易に遷移させることが可能な受配電監視システムを得ることができる効果がある。
この発明の実施の形態1における受配電監視システムを示す概略構成図である。 この発明の実施の形態1における受配電監視システムの監視PCの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1における受配電監視システムの画面構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態1における受配電監視システムの状態・故障履歴画面を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における受配電監視システムの画面遷移ボタンが表示された状態・故障履歴画面を説明する説明図である。 この発明の実施の形態2における受配電監視システムの画面遷移ボタンが表示された状態・故障履歴画面を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における受配電監視システムの関連画面表示を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における受配電監視システムの電力デマンド監視画面を説明する説明図である。
この発明の実施の形態1における受配電監視システムのシステム構成画面を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における受配電監視システムの故障波形画面を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における受配電監視システムのトレンド表示画面を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における受配電監視システムの画面遷移データを説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における受配電監視システムの画面遷移を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における受配電監視システムの関係画面が個別の場合の画面遷移を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における受配電監視システムの関係画面が複数の場合の画面遷移を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における受配電監視システムの画面遷移ボタンの表示動作を説明するフロー図である。 この発明の実施の形態1における受配電監視システムの画面遷移動作を説明するフロー図である。
この発明の実施の形態3における受配電監視システムの監視PC内のデータ構成を説明する説明図である。 この発明の実施の形態3における受配電監視システムの画面遷移ボタンの表示動作を説明するフロー図である。 この発明の実施の形態3における受配電監視システムの故障表示がある場合のトレンド画面を説明する説明図である。 この発明の実施の形態3における受配電監視システムの故障表示がない場合のトレンド画面を説明する説明図である。 この発明の実施の形態4における受配電監視システムの画面遷移を説明する説明図である。 この発明の実施の形態5における受配電監視システムの画面遷移を説明する説明図である。 この発明の実施の形態6における受配電監視システムの携帯端末における画面例を説明する説明図である。 この発明の実施の形態6における受配電監視システムの保守会社へ電話のボタンが押された場合の動作を説明するフロー図である。
以下、この発明の実施の形態について説明するが、各図において同一、または相当部分については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における受配電監視システムを示す概略構成図、図2はこの発明の実施の形態1における受配電監視システムの監視PCの構成を示すブロック図、図3はこの発明の実施の形態1における受配電監視システムの画面構成を示す説明図、図4はこの発明の実施の形態1における受配電監視システムの状態・故障履歴画面を説明する説明図、図5はこの発明の実施の形態1における受配電監視システムの画面遷移ボタンが表示された状態・故障履歴画面を説明する説明図、図7はこの発明の実施の形態1における受配電監視システムの関連画面表示を説明する説明図、図8はこの発明の実施の形態1における受配電監視システムの電力デマンド監視画面を説明する説明図である。
図9はこの発明の実施の形態1における受配電監視システムのシステム構成画面を説明する説明図、図10はこの発明の実施の形態1における受配電監視システムの故障波形画面を説明する説明図、図11はこの発明の実施の形態1における受配電監視システムのトレンド表示画面を説明する説明図、図12はこの発明の実施の形態1における受配電監視システムの画面遷移データを説明する説明図、図13はこの発明の実施の形態1における受配電監視システムの画面遷移を説明する説明図、図14はこの発明の実施の形態1における受配電監視システムの関係画面が個別の場合の画面遷移を説明する説明図、図15はこの発明の実施の形態1における受配電監視システムの関係画面が複数の場合の画面遷移を説明する説明図、図16はこの発明の実施の形態1における受配電監視システムの画面遷移ボタンの表示動作を説明するフロー図、図17はこの発明の実施の形態1における受配電監視システムの画面遷移動作を説明するフロー図である。
図1において、受配電設備(図示せず)の保護、制御および計測を一体化したマルチリレー1は、受配電設備の情報である計測値4、故障波形値5、故障情報6および機器の状態情報7をシリアル通信を介してPLC(プログラマブル ロジック コントローラ)2に送付する。PLC2は送付された計測値4、故障波形値5、故障情報6および機器の状態情報7を定期的または必要に応じて光ファイバ通信を介して監視PC(パソコン)3へ転送する。監視PC3は計測値4の瞬時データを例えば1分毎などの定期的にロギングして各計測値毎にトレンドデータ8を生成する。また、監視PC3は計測値4から電力デマンドを計算して警報の有無を確認するとともに、設定された警報監視値を超えた場合は電力デマンド第一段警報、第二段警報、第三段警報を状態・故障履歴画面に表示し、デマンド監視データ9として保存する。さらに、監視PC3は計測値4と予め設定されているアナログ値の上下限監視値とを比較して、設定値の上限を超えていたら上限異常、設定値の下限を下回っていたら下限異常を状態・故障履歴画面に表示する。また、監視PC3は故障情報6によって故障が発生したことを認識すると、故障発生時の故障波形値5をPLC2経由マルチリレー1から取得し、内部に故障波形データ10を蓄積する。また、監視PC3は故障情報6および状態情報7から故障の発生または復旧および状態の変化を検知して、状態・故障履歴データを生成するとともに画面に表示する。また、監視PC3はこれらのデータを必要に応じてLANおよび無線LANを介して携帯端末12に送付する。
以上説明した監視PC3の内部詳細機能について図2にもとづき説明する。マルチリレー1からの受配電設備情報をPLC2および光ファイバ通信を経由して通信部13が受信し、ワードデータとビットデータに分類する。ワードデータはアナログ計測演算部15でアナログ表示する為のデータに加工された後、アナログ上下限比較部16で警報の発生有無を確認する。また、アナログ計測演算部15で加工されたデータはデマンド演算部17でのデマンド演算にも使用され、その演算結果からデマンド警報比較部18でデマンド警報発生の有無を確認する。ビットデータ比較部14は通信部13から取得した最新情報が前回の取得値と異なっているかどうかを確認する。以上のようにして得られたデータにより、以下に説明する3分類のイベント情報が発生する。
まず1つはアナログ値の上下限警報である。アナログ信号1つ1つに上限および下限監視の設定値があり、その設定値をオーバーした場合に発生する。2つ目はデマンド監視警報である。ワードデータから電力デマンドを計算し、その結果が予め設定された値より大きくなった場合に警報を発報する。3つ目はビットデータ(情報)の変化である。ビット情報は故障警報と復旧などの状態変化がある。表示切替部19ではこれらのイベント情報と後で詳述する図12に示す関連データから、表示する画面を決定して表示部22に表示させる。また表示切替部19では利用者がマウスやキーボードなどの操作部20を操作した情報を受けて表示画面の切替も実行する。なお、上記のようにして得られた各種のデータは関連データ21に所定期間保存される。画面の種類としては図3に示すように目的に応じて各種保有しており、また、同一種類の画面でもグループ番号やページ番号により数種類に分けて保有されている。以下に代表的な画面例を説明する。
図4は従来の状態・故障履歴画面を示しており、イベント発生時刻23、発生したイベント名称24、現時点における発生または復旧の状態を示す状態情報25および発生したイベントの種類を示すイベント情報26が表形式で表示されている。イベント情報26は故障の重要度などを示すもので、図4に記載のように重故障、軽故障、デマンド警報およびアナログ警報などがある。図5は本発明の状態・故障履歴画面を示しており、表形式の画面の右端に画面遷移ボタン表示欄27が設けられている。画面遷移ボタンとしては関連情報画面が1個のみの場合はデマンド監視表示、故障波形表示およびトレンド表示など関連情報名称が表示されるが、関連情報画面が複数ある場合には「関係画面表示」と表示さ
れる。なお、関連情報画面が無い場合には図5に示すように画面遷移ボタンは表示されず、画面遷移ボタン表示欄27はブランク(空白)の状態である。
図7は関連情報画面が複数ある場合の表示画面例を示しており、図5の「関係画面表示」の画面遷移ボタンをクリック(押下)した場合に表示される画面である。関連情報画面が複数ある場合には、図7に示すように画面を複数に分割(図7では4分割)して、分割された各部分に関連情報画面の縮小画面が表示される。図7ではトレンド表示画面31、故障波形画面32および電力系統図画面33が縮小表示されている。また、キャンセル(C)ボタン34
は関係画面が表示される前の画面(例えば図5の状態・故障履歴画面)に戻る。なお、図7では画面を4分割している場合を示しているが、画面は関連情報画面の数に応じて2分割あるいは9分割など適宜分割して関係画面全ての縮小表示をするのが望ましい。また、この縮小表示は画面遷移ボタンにもなっており、見たい画面をクリック(選択)すれば選択された画面が拡大されて表示される。
図8は電力デマンド監視画面例を示しており、図5の「デマンド監視表示」の画面遷移ボタンをクリック(押下)した場合に表示される画面である。電力デマンド値35が時間の経過とともに上昇していることを表示しており、20分の時点で第1段デマンド警報36の設定値を超えて、第1段デマンド警報が発令されている状態を示している。なお、第2段デマンド警報37および第3段デマンド警報38の設定値はまだ超えていない状態である。図9はシステム構成画面例であり、マルチリレー1、PLC2、監視PC3および携帯端末12のシステム構成を示しており、システム異常が発生すると異常個所表示39が表示されることにより、受配電システムのどの設備のどの場所で異常が発生したかが分かる画面である。
図10は故障波形画面例を示しており、図5の「故障波形表示」の画面遷移ボタンをクリック(押下)した場合に表示される画面である。電気事故が発生した場合、受配電監視システムでは故障波形を取得して保持するが、ユーザ(利用者)は電気事故復旧のために故障波形画面を表示して、原因の推定・検討を行ない、原因を除去することによって電気事故を復旧させる。図11はトレンド表示画面例を示しており、図5の「トレンド表示」の画面遷移ボタンをクリック(押下)した場合に表示される画面である。
図12は監視PC3内に保有している関連データのデータ構成を示しており、信号種別および信号名称に対応する表示画面があれば○印がマトリクス表に付されており、表中の数字は表示画面のグループ番号またはページ番号の情報である。このマトリクス表に生成された関連データを使用することで、イベント発生時にユーザ(利用者)が見ることができる監視のために必要な画面を監視PC3の表示部22に表示させることが可能となる。具体的には、例えばNo.1の○○線特高変圧器二次電流の場合、図12の関連データに○印が付されている状態・故障履歴表示(イベントロガー)と計測値リスト(アナログ)およびトレンドの画面が関係しており、状態・故障履歴画面からは計測値リスト画面およびトレンド画面に遷移可能である。また、計測値リスト(アナログ)においては(アナログ)グループ番号が1に登録されているので、画面遷移ではグループ1の画面を表示することになり、トレンドにおいてはトレンドグループ番号が1に登録されているので、画面遷移ではグループ1の画面を表示することになる。同様にNo.40の×デマンドの場合には、デマンド監視にしか○印が付いていないためデマンド監視画面にしか遷移できないこととなり,デマンドページで登録された3ページの画面に遷移するような画面遷移ボタンが表示されることとなる。
次に動作について説明する。まず最初に図5に示す状態・故障履歴画面への画面遷移ボタンの表示については、図16のフロー図に示すように図12の関連データ表において○印の付された関係画面数が複数(2個以上)の場合には、「関係画面表示」の画面遷移ボタンが画面遷移ボタン表示欄27に表示され、1個のみの場合には該当する「トレンド表示」や「故障波形表示」などの画面遷移ボタンが表示され、関係画面数が0(○印が無い)場合には画面遷移ボタンは表示されない。また、関連データ表に○印が付いていたとしても、該当するデータの保存が無い場合には画面遷移ボタンは表示されないかまたは見え消し状態にしてクリック(押下)できなくする。この図16に示す動作が全てのイベント名称24に対応されて行われることにより、図5の画面遷移ボタン表示欄27への画面遷移ボタンの表示(非表示)が実行される。また、表示された画面遷移ボタンには画面遷移先として図12のグループ番号またはページ番号の画面がリンクされる。このようにして生成された図5の状態・故障履歴画面において、画面遷移ボタンがクリック(押下)されると図17のフロー図に示すように、クリック(押下)された画面遷移ボタンに登録された該当画面に画面遷移する。
次に具体的な画面遷移例について説明する。ここでは発明の内容をより分かり易くするために従来のものと比較して説明する。図13は従来の画面遷移例である。図13において、通常監視画面40としてユーザ(利用者)が例えば電力系統図を監視PC3の表示部22に表示させているとき、受配電設備に故障や警報などのイベントが発生するとイベント発生時に表示される画面41として図4に示す状態・故障履歴画面が表示される。ユーザは発生したイベントに関するより詳しい情報を得るため一旦メニュー画面42を表示させて、メニュー画面から表示させたい画面、すなわち図8で説明した電力デマンド監視画面43や図11で説明したトレンド表示画面44および図10で説明した故障波形画面45などを選択して表示させる。ここで例えば故障波形画面45を表示させたとしても、該当のイベント発生時の故障波形画面45になっていなければ、複数ある故障波形画面45の中から該当するものを探して選択し表示させる必要があり、場合によっては監視PC3が該当する故障波形画面45に関する故障波形データを保存していない場合もあった。
本発明の画面遷移例は図14に示すように、通常監視画面40からイベント発生画面46として図5に示す状態・故障履歴画面が表示され、状態・故障履歴画面の画面遷移ボタン表示欄27に表示された画面遷移ボタンをクリック(押下)することで、関係画面が1個の場合には見たい関連情報画面である図8で説明した電力デマンド監視画面43や図11で説明したトレンド表示画面44および図10で説明した故障波形画面45などを直ぐに表示できる。また、関係画面が複数ある場合には図15に示すようにイベント発生画面46としての図5に示す状態・故障履歴画面の「関係画面表示」の画面遷移ボタンをクリック(押下)することで、関係画面縮小表示47として図7で説明の画面が表示され、その表示された縮小画面をクリック(選択または押下)することで、見たい画面である図11で説明したトレンド表示画面44や図10で説明した故障波形画面45などに画面遷移して表示される。
以上説明したように、この発明の実施の形態1においてはイベント発生時に表示される状態・故障履歴画面に異常信号に対応した画面遷移ボタンを設けるとともに、該画面遷移ボタンと関連情報画面を結びつける画面遷移データを備えているため、以下に示すような種々の効果が得られる。
・状態・故障履歴画面表示から電気事故の当該故障波形を迅速かつ容易に表示できるため、ユーザ(利用者)は故障波形画面から電気事故の原因を推定・検討し、早期事故復旧が可能となる。
・監視PCは全ての故障波形データを記録保存しているとは限らないが、故障波形データの記録が無い故障は画面遷移ボタンが表示されないかまたは見え消し状態となってクリック(押下)できないため、ユーザ(利用者)の誤操作はなくなる。
・状態・故障履歴画面表示ではデマンド警報が表示されていても、デマンド監視時間や使用電力は分からないが、画面遷移ボタンにより迅速かつ容易に当該のデマンド監視画面が表示されるため、使用電力を抑制することが可能となる。
・状態・故障履歴画面表示におけるアナログ上限警報やアナログ下限警報から画面遷移ボタンをクリック(押下)することで、当該のアナログ計測値のトレンド画面が容易に表示可能となり、トレンド画面を見て警報が発生したアナログ計測点の過去の情報を把握することができ、原因の推定や検討を行うことにより警報発令の原因となった故障の復旧を早期に行うことが可能となる。
・関係画面として図9に示すようなシステム構成画面を保有していれば、状態・故障履歴画面の画面遷移ボタンをクリック(押下)してシステム構成画面を表示させ、システム異常(障害)がシステム構成上のどの設備機器で発生しているか容易に確認可能となる。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2における受配電監視システムの画面遷移ボタンが表示された状態・故障履歴画面を説明する説明図である。上記実施の形態1では図5に示すように状態・故障履歴画面に画面遷移ボタン表示欄27を設ける場合について説明したが、図6に示すようにイベント名称欄を画面遷移ボタン表示欄28としてもよい。具体的には関連情報画面が有る場合にはイベント名称欄を二重枠(立体)表示の画面遷移ボタンとし、マウスのカーソル29がこのセル(枠)内に入ると画面遷移先として関連付けされているトレンド表示が吹き出し表示30され、その状態でマウスの左ボタンをクリック(押下)するとトレンド表示画面に画面遷移する。このように画面遷移ボタンを構成することで、上記実施の形態1の効果に加え、状態・故障履歴画面に必要であった画面遷移ボタン表示欄27のスペースを無くすことが可能となり、状態・故障履歴画面の文字サイズを小さくしたり、情報量を減らすことなく画面遷移ボタンを設けることが可能となる。
実施の形態3.
図18はこの発明の実施の形態3における受配電監視システムの監視PC内のデータ構成を説明する説明図、図19はこの発明の実施の形態3における受配電監視システムの画面遷移ボタンの表示動作を説明するフロー図、図20はこの発明の実施の形態3における受配電監視システムの故障表示がある場合のトレンド画面を説明する説明図、図21はこの発明の実施の形態3における受配電監視システムの故障表示がない場合のトレンド画面を説明する説明図である。上記実施の形態1では状態・故障履歴画面からトレンド画面や故障波形画面へ画面遷移する場合について説明したが、トレンド画面に画面遷移ボタンを設けてトレンド画面から故障波形画面へ画面遷移するようにしたものが実施の形態3である。図18において実施の形態1では監視PC3は保有している状態・故障履歴データ48に関連するデータ(情報)として、トレンドデータ49や故障波形データ50があるか確認して画面遷移ボタンを表示していたが、実施の形態3では画面表示されているトレンドデータ49に関連する故障波形データ50があるかどうかをチェックし、関連する故障波形データ50がある場合には、状態・故障履歴画面に戻ることなく、表示されているトレンド画面から直接故障波形画面に遷移できる方が便利である。
この場合の動作説明を図19のフロー図にもとづき説明する。表示中のトレンド画面に故障表示の設定があるか確認し、図20に示すように故障表示の設定枠51にチェックマークが入っていれば、表示中のトレンドデータに関連する故障があるかどうかをチェックし、図21に示すように故障表示の設定枠51にチェックマークが入っていなければ何もしない。チェックマークが入っていれば関連する故障波形データ50が有るか確認し、故障波形データ50があれば図20に示すようにイベント名称52と「故障波形表示」と表記された画面遷移ボタン53を吹き出し表示する。故障波形データ50が無ければイベント名称52のみを表示する。このようにして表示された画面遷移ボタン53をクリック(押下)することにより、例えば図10に示す故障波形画面に画面遷移する。このようにトレンド画面から故障(事故)の原因究明・調査が行える故障波形画面に容易に画面遷移可能となり、ユーザ(利用者)は事故・故障発生時に素早く事象を解析することが可能となる。また、故障波形データが記録(保存)されていない故障イベントに関しては故障波形表示への画面遷移ボタン53を表示させないことによりユーザの誤操作を防止できる。なお、この吹き出し表示は常時は表示せずに、該当位置付近にマウスによるカーソルが来た場合にのみ表示するようにしてもよい。
実施の形態4.
図22はこの発明の実施の形態4における受配電監視システムの画面遷移を説明する説明図である。上記実施の形態1ではイベント発生時に表示される画面が状態・故障履歴画面の場合について説明したが、イベント発生時に表示される画面として図22に示すように元の通常監視画面40上にイベント名称と画面遷移ボタンを表示したポップアップ表示54としてもよい。この場合にも画面遷移ボタンがクリック(押下)されると該当する状態・故障履歴画面46やトレンド表示画面44および故障波形画面45に画面遷移する。
実施の形態5.
図23はこの発明の実施の形態5における受配電監視システムの画面遷移を説明する説明図である。上記実施の形態1ではイベント発生時に表示される画面が状態・故障履歴画面の場合について説明したが、イベント発生時に表示される画面として図23に示すように画面を分割して関係画面を縮小表示した画面55としてもよい。この場合にも縮小画面がクリック(選択)されると該当する状態・故障履歴画面46やトレンド表示画面44および故障波形画面45などに画面遷移する。
実施の形態6.
図24はこの発明の実施の形態6における受配電監視システムの携帯端末における画面例を説明する説明図、図25はこの発明の実施の形態6における受配電監視システムの保守会社へ電話のボタンが押された場合の動作を説明するフロー図である。上記実施の形態1から5では監視PC3におけるイベント発生時の画面表示について説明したが、実施の形態6では携帯端末12におけるイベント発生時の画面表示について説明する。監視PC3は受配電設備に発生するイベントを監視しており、イベントが発生した場合は必要に応じてLANおよび無線LANを介して携帯端末12へイベント情報を転送する。イベント情報を受けた携帯端末12はアラーム音または振動でユーザ(利用者)にイベントの発生を告知するとともに、図24に示すイベント発生時の画面を表示する。携帯端末12に表示されるイベント発生時の画面は図24に示すように、イベント名称と以下に説明する画面遷移等のボタンが表示されている。具体的にはイベント画面表示、電力系統図表示、トレンド表示および故障波形表示などの画面遷移ボタンと他の登録ユーザへ電話するボタンおよび受配電設備を保守している会社へ電話するボタンなどである。
画面遷移ボタンがクリック(選択)された場合の動作については、監視PC3からクリック(選択)された画面遷移ボタンに該当する画面の情報が送付されてきて画面遷移するが、画面遷移等は上記説明した監視PC3の場合と同様であるため説明を省略し、保守会社へ電話のボタンがクリック(選択)された場合について図25のフロー図にもとづき説明する。保守会社へ電話のボタンをクリック(選択)すると、携帯端末12は保有しているGPS機能を使用して現在の所在地を確認する。次に現在の時刻を確認する。一般に保守会社は昼間と夜間の連絡先が異なっており、現在の時刻が昼間であれば昼間登録電話番号の内で保守会社の現在地から一番近い保守拠点へ電話する。また現在の時刻が夜間であれば夜間登録電話番号の内で保守会社の現在地から一番近い保守拠点へ電話する。このようにユーザ(利用者)は受配電設備の事故や故障などのイベント発生時に、現在位置や時間帯を気にすることなく保守会社へ連絡することができ、受配電設備の事故や故障を迅速に復旧させることができる。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 マルチリレー、2 PLC、3 監視PC、4 計測値、5 故障波形値、6 故障情報、7 状態情報、8 トレンドデータ、9 デマンド監視データ、10 故障波形データ、11 状態・故障履歴データ、12 携帯端末、27 画面遷移ボタン表示欄。

Claims (6)

  1. 監視対象の受配電システムに異常が生じた場合に表示される状態・故障履歴画面と、該状態・故障履歴画面の関連情報画面である故障波形画面およびデマンド監視画面ならびにトレンド画面を備えた受配電監視システムであって、イベント発生時に表示される画面に異常信号に対応した画面遷移ボタンを設けるとともに、該画面遷移ボタンと上記関連情報画面を結びつける画面遷移データを備えたことを特徴とする受配電監視システム。
  2. 上記イベント発生時に表示される画面は上記状態・故障履歴画面であることを特徴とする請求項1に記載の受配電監視システム。
  3. 上記画面遷移データは上記異常信号と上記関連情報画面とがマトリクス表に生成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の受配電監視システム。
  4. 上記関連情報画面が複数ある場合は画面を分割して該複数の関連情報画面を表示することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の受配電監視システム。
  5. 上記トレンド画面に上記故障波形画面への画面遷移ボタンを設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の受配電監視システム。
  6. 監視端末として携帯端末を使用するとともに、関係先への電話発信ボタンを設けたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の受配電監視システム。
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