JP2014170248A - 給紙装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱部材の表面温度が変化しても分離部材によって加熱部材が傷つけられることがなく、記録媒体を良好に分離する定着装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着装置5は、定着ベルト26と、定着ベルト26に圧接される加圧部材19と、定着ベルト26を加熱する熱源30と、定着ベル26との表面に対して所定の間隔を隔てた状態にて定着ベルト26の表面から定着処理後の記録媒体を分離させる分離部材51と、定着ベルト26の内側に配置された押圧部材55を備える。押圧部材55は押圧パッド56を有する。押圧パッド56は定着ベルト26の内周面に配設され、定着ベルト26を介して加圧部材19に対向する。分離部材51は、定着ベルト26を介して押圧パッド56と対向しない位置に配置される。
【選択図】図7

Description

本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる定着装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
画像形成装置に用いる定着装置では、加熱部材と加圧部材との間のニップ部に未定着トナー像を担持した記録媒体が送り込まれ、加熱部材による加熱作用によって記録媒体上のトナーが溶融されると同時に、溶融したトナー像に対して加圧部材から加圧作用が付与されることによって記録媒体上にトナー像が定着される。
従来の定着装置では、トナー像が定着された記録媒体が加熱部材に巻き付くのを防ぐために分離爪等からなる分離部材を設けることがある。この分離部材は加熱部材の表面にその先端部を圧接させているので、記録媒体を加熱部材の表面から分離させるときに、トナーや紙粉も剥がされ、剥がされたトナーや紙粉が分離部材に留まることになる。また、加熱部材の表面が分離部材によって傷つけられることになる。これら不具合を防ぐために、分離部材を加熱部材の表面に対して非接触に配設し、記録媒体を加熱部材の表面から分離させているものがある。分離部材の非接触方式では、定着処理前の待機時から加熱部材の昇温、記録媒体の定着処理、そして定着処理後までの一連のサイクルにおいて、加熱部材の表面温度が変化しても、回転する加熱部材の表面が分離部材によって傷つけられることがないように、分離部材が加熱部材の表面に常に当接することがないように構成しておくことが必要である。また、記録媒体を加熱部材の表面から分離させるときには、分離部材と加熱部材の表面とは所定の間隔を有するように構成することが必要である。
そこで、例えば特許文献1の定着装置では、加熱部材である定着ベルトの表面と分離部材との間隔を一定に保持するための分離部材制御ユニットが設けられている。分離部材制御ユニットは、分離部材を駆動する駆動モーターと、定着ベルトの表面と分離部材との間隔を検知するレーザー測定器と、レーザー測定器からの情報に基づいて分離部材を定着ベルトの表面に対して揺動させる制御回路と、を備えている。駆動モーターで分離部材を揺動させることによって、定着ベルトの表面と分離部材との間隔を一定に保っている。
また、特許文献2の定着装置では、分離部材が揺動可能に支持され、分離部材の長手方向の両端部にはギャップ調整部材が配設されている。ギャップ調整部材が分離部材の先端部から僅かに加熱ローラーの表面側へ突出し、加熱ローラーの表面に当接することで、この突出幅が分離部材と加熱ローラー表面とを所定の間隔とする。加熱ローラーが加熱されることにより、加熱ローラーの表面が径方向外側に熱膨張するが、加熱ローラー表面の径変動に応じてギャップ調整部材が追従して移動し、ギャップ調整部材による突出幅が一定に保持されるので、加熱ローラーの表面と分離部材との間隔を一定に保っている。
通常、記録媒体にトナー像を定着させるため加熱部材に加えられる熱を受けて、定着ベルトを保持する保持ローラーや加熱ローラー等のローラーの外径が熱膨張する。熱膨張する際に、加熱するためのヒーター等の温度勾配がローラーの中央部と端部で異なることや、ローラーの端部は外気温の影響を受けやすい等の理由により、加熱部材表面の中央部と端部とでは膨張量が異なっている。
このために、上記特許文献1の定着装置では、例えばレーザー測定器が定着ベルトの端部側において、定着ベルトの表面と分離部材との間隔を検知している場合、定着処理の一連のサイクルにおいて、加熱部材が昇温すると、レーザー測定器の測定結果に基づいて加熱部材の表面と分離部材との間隔が設定される。定着ベルトの端部側は、定着ベルトの表面と分離部材との間隔を常に一定に保たれている。しかし、定着ベルトの中央部は、その端部に比べて膨張量が大きいために、定着ベルトの表面と分離部材との間隔が小さくなる。その結果、分離部材が定着ベルト表面の中央部に当接すると、定着ベルトの表面を傷つけることになる。
また上記特許文献2の定着装置では、定着処理の一連のサイクルにおいて、加熱ローラーが昇温すると、加熱ローラーの端部側は、ギャップ調整部材によって加熱ローラーの表面と分離部材との間隔を常に一定に保たれているが、加熱ローラーの中央部は、その端部に比べて膨張量が大きいために、加熱ローラーの表面と分離部材との間隔が小さくなる。その結果、分離部材が加熱ローラー表面の中央部に当接すると、加熱ローラーの表面を傷つけることになる。
そこで、特許文献3の定着装置では、加熱ローラーの表面と分離部材との間隔を一定に保持するための当接部材が設けられ、当接部材は、分離部材と一体に設けられ、端部の定着領域外で加熱ローラーの表面に当接している。そして、加圧ローラーは定着領域を含む長手方向の長さを有し、一方、加熱ローラーは加圧ローラーに比べて長手方向に長く構成されている。このように加熱ローラーを端部方向へ延長することで、当接部材に当接する加熱ローラーの表面部分と加熱ローラー表面の中央部とで、加熱ローラーの熱による膨張量の差を小さくし、その結果、加熱ローラーの表面と分離部材との間隔の変動を小さくしている。
特開2008−197535号公報(段落[0024]、[0025]、第1図) 特開2008−197237号公報(段落[0014]〜[0020]、第5図、第6図) 特開2009−14771号公報(段落[0007]、[0008]、第3図)
しかしながら、上述した特許文献3の定着装置では、加熱ローラーが長手方向に長くなることで、定着装置の大型化やコストアップが避けられないという不都合があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、大型化やコストアップすることなく、また、加熱部材の表面温度が変化しても、分離部材によって加熱部材の表面が傷つけられることがなく、記録媒体を加熱部材から良好に分離する定着装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1の発明は、加熱部材と該加熱部材に圧接される加圧部材とにより形成されるニップ部で未定着トナー像を担持した記録媒体を挟持して、記録媒体上の未定着トナー像を溶融定着する定着装置において、前記加熱部材の表面に対して所定の間隔を隔てた状態にて前記加熱部材の表面から定着処理後の記録媒体を分離させる分離部材と、前記加熱部材の長手方向端部の表面温度を検知する温度検知部と、前記分離部材の長手方向の両端部にて前記加熱部材の表面に対する前記分離部材の間隔を可変にする間隔調整部と、を備え、前記間隔調整部は、検知された表面温度に基づいて前記分離部材を揺動させ、表面温度が定着可能温度であるとき、前記加熱部材の表面と分離部材との間隔が所定の間隔となるように前記分離部材を移動させ、表面温度が定着可能温度より低いとき、前記加熱部材の表面と分離部材との間隔が、前記加熱部材の端部と中央部との熱膨張量の差より大きくなるように前記分離部材を移動させることを特徴としている。
また、第2の発明では、上記の定着装置において、前記温度検知部は、前記加熱部材の表面に対向して配設され、検知した温度が定着可能温度であるとき前記加熱部材の表面から離間する第1の方向に変形し、検知した温度が定着可能温度より低いとき前記加熱部材の表面に近接する第2の方向に変形するセンサー部であり、前記間隔調整部は、前記分離部材を揺動可能に支持する支持部材と、前記分離部材の前記加熱部材に近接する端部から前記加熱部材の表面側に突出して配設され前記分離部材と前記加熱部材とを所定の間隔に保持する突出部材と、該突出部材の先端に変形可能に支持された前記センサー部と、を有し、前記センサー部が第1の方向に変形したとき前記突出部材が前記加熱部材の表面に当接するとともに、前記センサー部が第2の方向に変形したとき前記センサー部が前記加熱部材の表面に当接することを特徴としている。
また、第3の発明では、上記の定着装置において、前記間隔調整部は、前記分離部材を揺動可能に支持する支持部材と、前記分離部材の前記加熱部材に近接する 端部から前記加熱部材の表面側に突出して配設され前記分離部材と前記加熱部材とを所定の間隔に保持する突出部材と、前記分離部材を揺動させる作動部と、を有し、前記作動部は、前記温度検知部により検知された前記加熱部材の表面温度が定着可能温度より低いとき、前記突出部材を前記加熱部材の表面から離間した位置に移動させ、前記加熱部材の表面温度が定着可能温度であるとき、前記突出部材を前記加熱部材の表面に当接する位置に移動させることを特徴としている。
また、第4の発明では、上記の定着装置において、前記作動部は、前記突出部材が前記加熱部材の表面から離間する方向に前記分離部材を押圧するソレノイドと、前記突出部材が前記加熱部材の表面に近づく方向に前記分離部材を付勢するバネ部材と、を有することを特徴としている。
また、第5の発明では、上記の構成の定着装置を備えた画像形成装置である。
定着処理を行うために加熱部材が昇温すると加熱部材の表面が膨張する。加熱部材の表面温度が定着可能温度に到達するまでは、加熱部材の表面が膨張する際に、加熱部材の中央部が端部に比べて大きく膨張する。第1の発明によれば、定着処理前において加熱部材の表面温度が定着可能温度より低いとき、加熱部材の表面と分離部材との間隔が、加熱部材の端部と中央部との熱膨張量の差より大きくなるように、間隔調整部が分離部材を移動させるために、分離部材が加熱部材の表面に当接することがなく、分離部材によって加熱部材の表面が傷つけられることがない。そして、加熱部材の表面温度が定着可能温度であるとき、加熱部材の端部と中央部が略同じ温度となり、ニップ部にて記録媒体の定着処理が行われる。次に分離部材によって記録部材が加熱部材の表面から分離されるとき、定着処理の直後であるために、加熱部材の表面温度が定着可能温度であり、間隔調整部によって、加熱部材の表面と分離部材との間隔が所定の間隔に保持されており、分離部材によって記録部材が加熱部材の表面から良好に分離される。
本発明の第1実施形態に係る定着装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図 第1実施形態に係る定着装置を示す側面断面図 第1実施形態に係る定着装置の間隔調整部を示す側面図 第1実施形態に係る定着装置の間隔調整部の配置を示す平面図 第1実施形態に係る定着装置の間隔調整部を示す断面図 第1実施形態に係る定着装置の定着処理前の間隔調整部を示す断面図 第2実施形態に係る定着装置を示す側面図 第2実施形態に係る定着装置の間隔調整部を示す側面図
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る定着装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。画像形成装置1は、その下部に配設された給紙部2と、この給紙部2の側方に配設された用紙搬送部3と、この用紙搬送部3の上方に配設された画像形成部4と、この画像形成部4よりも排出側に配設された定着装置5と、画像形成部4及び定着装置5の上方に配設された画像読取部6とを備えている。
給紙部2は、記録媒体である用紙9を収容する複数の給紙カセット7を備えており、給紙ローラー8の回転により、複数の給紙カセット7のうち選択された給紙カセット7から用紙9を1枚ずつ用紙搬送部3に送り出す。
用紙搬送部3に送られた用紙9は、用紙搬送経路10を経由して画像形成部4に向けて搬送される。画像形成部4は、電子写真プロセスによって、用紙9にトナー像を形成するものであり、図1の矢印方向に回転可能に支持された感光体11と、この感光体11の周囲にその回転方向に沿って、帯電部12、露光部13、現像部14、転写部15、クリーニング部16、及び除電部17を備えている。
帯電部12は、高電圧を印加される帯電ワイヤーを備えており、この帯電ワイヤーからのコロナ放電によって感光体11表面に所定電位を与えると、感光体11表面が一様に帯電させられる。そして、画像読取部6によって読み取られた原稿の画像データに基づく光が、露光部13により感光体11に照射されると、感光体11の表面電位が選択的に減衰され、感光体11表面に静電潜像が形成される。
次いで、現像部14が感光体11表面の静電潜像を現像し、感光体11表面にトナー像が形成される。このトナー像が転写部15によって感光体11と転写部15との間に供給される用紙9に転写される。
トナー像が転写された用紙9は、画像形成部4の用紙搬送方向の下流側に配置された定着装置5に向けて搬送される。定着装置5では用紙9が加熱加圧され、用紙9上にトナー像が溶融定着される。次いで、トナー像が定着された用紙9は、排出ローラー対20によって排出トレイ21上に排出される。
転写部15による用紙9へのトナー像の転写後、感光体11表面に残留しているトナーは、クリーニング部16により除去され、また感光体11表面の残留電荷は除電部17により除去される。そして、感光体11は帯電部12によって再び帯電され、以下同様にして画像形成が行われる。
定着装置5は図2に示すように構成される。図2は定着装置を概略的に示す側面断面図である。
定着装置5は、電磁誘導加熱方式の熱源を用いた定着方式であり、加熱部材である定着ベルト26と、加圧部材である加圧ローラー19と、定着ベルト26を一体的に取り付けた定着ローラー18と、定着ベルト26を加熱する誘導加熱部30と、定着処理後の用紙9を定着ベルト26から分離する分離部材51と、を備える。加圧ローラー19及び定着ローラー18は定着装置5のハウジング(図略)の長手方向に回転可能に支持され、誘導加熱部30はハウジングに固定支持され、また、分離部材51はハウジングに揺動可能に支持される。
定着ベルト26は、無端状の耐熱ベルトであり、内周側から順に、電鋳ニッケルからなる誘導発熱層26aと、シリコーンゴム等からなる弾性層26bと、フッ素樹脂等からなりニップ部Nで未定着トナー像を溶融定着する際の離型性を向上させる離型層26cと、が積層されて構成される。
定着ローラー18は、定着ベルト26を一体回転可能とするために、定着ベルト26の内周面を張架している。例えば、ステンレス鋼の芯金18a上にシリコーンゴム製の弾性層18bを有し、弾性層18bは定着ベルト26を張架している。
加圧ローラー19は、ステンレス鋼等の円筒型の芯金19aと、芯金19a上に形成される例えばシリコーンゴム製の弾性層19bと、弾性層19bの表面を覆うフッ素樹脂等からなる離型層19cと、を備える。また、加圧ローラー19は図示しないモーター等の駆動源によって回転駆動させられ、加圧ローラー19の回転によって定着ベルト26は従動回転する。加圧ローラー19と定着ベルト26との圧接する部分にニップ部Nが形成され、ニップ部Nでは、搬送される用紙9上の未定着トナー像を加熱及び加圧し用紙9上にトナー像を定着する。
誘導加熱部30は、コイル37と、ボビン38と、磁性体コア39とを備え、電磁誘導により定着ベルト26を加熱するものである。誘導加熱部30は、定着ベルト26の幅方向(図2の紙面の表面から裏面方向)に延びて、定着ベルト26の外周の略半分を囲うように定着ベルト26に対向して配設される。
コイル37は、定着ベルト26の幅方向に沿ってループ状に複数回巻回してボビン38に取り付けられる。またコイル37は、図示しない電源に接続され、電源から供給される高周波電流により磁界を発生させる。コイル37の磁界によって磁性体コア39から発せられる磁束は、図2の紙面に平行な方向に導かれ、定着ベルト26の誘導発熱層26aを貫通する。誘導発熱層26aの磁束の周りには渦電流が生じ、渦電流が流れると、誘導発熱層26aの電気抵抗によってジュール熱が発生し、その結果、定着ベルト26が発熱することになる。
分離部材51は、定着処理後の用紙9を定着ベルト26の表面から分離するものであり、ニップ部Nに対して定着ベルト26の回転方向の下流側近傍に配設され、その先端部が定着ベルト26の表面に対して所定の間隔を隔てて配置される。また、分離部材51は、定着ベルト26の幅方向に延びる横長の板材からなる。尚、分離部材51は、複数の分離爪からなり、定着ベルト26の幅方向に延びる取り付け部材に複数個並べて設けた構成としてもよい。
定着ベルト26が加熱され定着可能温度になると、ニップ部Nで挟持された用紙9が加熱されるとともに、加圧ローラー19にて加圧されることにより、用紙9上の粉体状態のトナーが溶融定着される。定着処理後の用紙9は、定着ベルト26の表面に密着して搬送されるが、分離部材51によって定着ベルト26の表面から分離され、定着装置5の下流側に搬送される。分離部材51が定着ベルト26の表面から所定の間隔だけ隔てた状態で定着ベルト26から用紙9を分離する ために、定着ベルト26の表面は分離部材51によって傷つけられることがない。
分離部材51は、間隔調整部60によって定着ベルト26表面との間隔を可変にされる。間隔調整部60の構成を図3〜図6に示す。図3は間隔調整部60を示す側面図であり、図4は間隔調整部60の配置を示す平面図である。図5、図6は、夫々図3のX−X面における間隔調整部60の断面図であり、図5は定着処理時及び定着処理直後の間隔調整部を60示し、図6は定着処理前の間隔調整部60を示すものである。
図3に示すように、分離部材51は、支持部材61によって揺動可能に支持され、バネ部材62によって定着ベルト26側に付勢され、そして、その先端部51bにて用紙9を定着ベルト26の表面から分離させる。
具体的には、分離部材51には、そのフランジ部に形成された嵌装孔51aと、定着ベルト26の表面に対向する先端部51bとが設けられる。嵌装孔51aは分離部材51の長手方向の両端部に形成される。嵌装孔51aには、図示しないハウジングに固設された支持部材61が係合し、分離部材51は支持部材61の回りで回動可能となる。バネ部材62は、引っ張りコイルスプリング等からなり、その一端部がハウジングに固設され、その他端部が分離部材51に固設される。
分離部材51の先端部51bには突出部材64が設けられる。突出部材64は、分離部材51の先端部51bに一体に取り付けられ、バネ部材62の付勢力によって定着ベルト26の表面に当接することが可能である。突出部材64の当接部64aが定着ベルト26の表面に当接することによって、分離部材51と定着ベルト26の表面との間隔がDに設定される。この所定の間隔Dだけ定着ベルト26の表面から離間した状態で、分離部材51は定着ベルト26の表面から用紙9を分離する。尚、支持部材61とバネ部材62と突出部材64及び後述するセンサー部71(図5参照)は、間隔調整部60を構成している。
図4に示すように、突出部材64は分離部材51の長手方向の両端部に設けられる。定着ベルト26上には、定着処理される用紙9の最大サイズ用紙の定着処理領域Aが形成されるが、突出部材64は最大サイズ用紙の定着処理領域Aの外側にて定着ベルト26の表面に当接している。
図5に示すように、突出部材64は、分離部材51に取り付けられる基部64cと、定着ベルト26の表面に当接可能である当接部64aと、温度検知部であるセンサー部71をスナップ変形可能に支持するセンサー支持部64bとを、有する。
センサー支持部64bは、当接部64aの上側に直方体状の空間を形成し、その空間の下側の周縁を開放する下側フランジ部と上側の周縁を開放する上側フランジ部とを有する。センサー支持部64bは、直方体状空間内にセンサー部71を収納し、上側及び下側のフランジ部にてセンサー部71を支持している。
センサー部71は、長方形状のバイメタルからなり感熱面を下側にして湾曲して形成される。即ち、センサー部71の感熱面は、定着ベルト26の表面に近接して対向する。定着ベルト26の表面温度が例えば170℃の定着可能温度である場合、センサー部71の感熱面がその温度を検知し、その検知温度に基づいて、センサー部71は図5に示すように上側へ凸状に湾曲する。定着ベルト26の表面が定着可能温度より低い場合、センサー部71の感熱面がその温度を検知し、その検知温度に基づいて、センサー部71は、図6に示すように下側へ凸状に湾曲する。このようにセンサー部71は、定着可能温度を境として上側或いは下側へ凸状となるようにスナップ変形する。尚、センサー部71は円板状のバイメタルを湾曲させて構成してもよい。この場合には、センサー支持部64は、センサー部71の外縁に合わせて円筒状の空間を形成することになる。
センサー部71が上側へ凸状に変形したとき(図5の状態)、センサー部71の感熱面に対して反対側の上面がセンサー支持部64bの上側フランジ部に当接した状態で、センサー部71がセンサー支持部64bに保持されている。この状態では、突出部材64の当接部64aが定着ベルト26の表面に当接し、定着ベルト26の表面と分離部材51との間隔は、所定の間隔Dに保持される。また、定着ベルト26の表面温度は、定着処理領域A(図4参照)の端部から中央部において略定着可能温度となり、ニップ部Nにて用紙9の定着処理が行われる。次に、分離部材51によって用紙9が定着ベルト26の表面から分離されるとき、定着処理の直後であるために、定着ベルト26の表面温度が定着可能温度であり、突出部材64によって、定着ベルト26の表面と分離部材51との間隔が所定の間隔Dに保持されており、分離部材51によって用紙9が定着ベルト26の表面から良好に分離される。
一方、図6に示すように、センサー部71が下側へ凸状に変形したとき、センサー部71の感熱面がセンサー支持部64bの下側フランジ部に当接し、センサー部71の感熱面の凸状の先端部が突出部材64の当接部64aから下側に突出した状態で、センサー部71がセンサー支持部64bに保持される。この状態では、センサー部71の凸状先端部が定着ベルト26の表面に当接し、定着ベルト26の表面と分離部材51との間隔は、所定の間隔Dより大きい間隔Daにて保持されている。
ここで、定着処理を行うために定着ベルト26の表面が昇温すると、定着ベルト26や定着ローラー18(図2参照)が膨張する。定着ベルト26の表面温度が定着可能温度に到達するまでは、定着ベルト26や定着ローラー18が膨張する際に、定着ベルト26や定着ローラー18の端部側は外気温の影響を受けやすいために、その中央部が端部に比べて大きく膨張する。そこで、本実施形態では、定着ベルト26の表面温度が定着可能温度より低いとき、定着ベルト26の表面と分離部材51との間隔Daが、定着ベルト26の端部と中央部との熱膨張量の差より大きくなるように、センサー支持部64bを構成し、突出部材64の当接部64aに対するセンサー部71の凸状先端部の突出量を設定している。従って、定着処理前において定着ベルト26の表面が昇温して、定着ベルト26や定着ローラー18が膨張しても、分離部材51が定着ベルト26の表面に当接することがなく、分離部材51によって定着ベルト26の表面が傷つけられることがない。
(第2実施形態)
図7は第2実施形態に係る定着装置を示す側面図であり、また、図8は第2実施形態に係る定着装置の間隔調整部を示す側面図である。尚、図8は定着処理時及び定着処理直後の分離部材の状態を示す。第1実施形態と異なる、間隔調整部の構成及びその周辺構成について主に説明し、第1実施形態と同じ部分の説明を省略する。
図7に示すように、定着装置5は、電磁誘導加熱方式の熱源を用いた定着方式であり、加熱部材である定着ベルト26と、加圧部材である加圧ローラー19と、押圧部材55と、定着ベルト26を加熱する誘導加熱部30と、温度検知部であるサーミスター25と、定着処理後の用紙9を定着ベルト26から分離する分離部材51と、を備える。加圧ローラー19は定着装置5のハウジング(図略)の長手方向に回転可能に支持され、誘導加熱部30及び押圧部材55はハウジングに固定支持され、また、分離部材51はハウジングに揺動可能に支持される。
定着ベルト26は、無端状の耐熱ベルトであり、内周側から順に、電鋳ニッケルからなる誘導発熱層26aと、シリコーンゴム等からなる弾性層26bと、フッ素樹脂等からなりニップ部Nで未定着トナー像を溶融定着する際の離型性を向上させる離型層26cと、が積層されて構成される。
押圧部材55は、押圧パッド56と円弧ガイド部59とを有する。押圧パッド56は定着ベルト26の内周面に配設され、定着ベルト26を介して加圧ローラー19に対向している。また、押圧パッド56は、定着ベルト26を加圧ローラー19側に押圧する。円弧ガイド部59は、押圧パッド56の反対側にて誘導加熱部30に対向して設けられ、誘導加熱部30に沿って回転するように定着ベルト26を案内する。
加圧ローラー19は、ステンレス鋼等の円筒型の芯金19aと、芯金19a上に形成される例えばシリコーンゴム製の弾性層19bと、弾性層19bの表面を覆うフッ素樹脂等からなる離型層19cと、を備える。また、加圧ローラー19は図示しないモーター等の駆動源によって回転駆動させられ、加圧ローラー19の回転によって定着ベルト26は従動回転する。加圧ローラー19と定着ベルト26との圧接する部分にニップ部Nが形成され、ニップ部Nでは、搬送される用紙9上の未定着トナー像を加熱及び加圧し用紙9上にトナー像を定着する。
誘導加熱部30は、コイル37と、ボビン38と、磁性体コア39とを備え、電磁誘導により定着ベルト26を加熱するものである。誘導加熱部30は、定着ベルト26の幅方向(図7の紙面の表面から裏面方向)に延びて、定着ベルト26の外周の略半分を囲うように定着ベルト26に対向して配設される。
コイル37は、定着ベルト26の幅方向に沿ってループ状に複数回巻回してボビン38に取り付けられる。またコイル37は、図示しない電源に接続され、電源から供給される高周波電流により磁界を発生させる。コイル37の磁界によって磁性体コア39から発せられる磁束は、図7の紙面に平行な方向に導かれ、定着ベルト26の誘導発熱層26aを貫通する。誘導発熱層26aの磁束の周りには渦電流が生じ、渦電流が流れると、誘導発熱層26aの電気抵抗によってジュール熱が発生し、その結果、定着ベルト26が発熱することになる。
サーミスター25は、定着ベルト26の表面において幅方向の中央部及び両端部に対向するように配置され、夫々の領域の温度を検知する。
分離部材51は、定着処理後の用紙9を定着ベルト26の表面から分離するものであり、ニップ部Nに対して定着ベルト26の回転方向の下流側近傍に配設され、その先端部が定着ベルト26の表面に対して所定の間隔を隔てて配置される。また、分離部材51は、定着ベルト26の幅方向に延びる横長の板材からなる。尚、分離部材51は、複数の分離爪からなり、定着ベルト26の幅方向に延びる取り付け部材に複数個並べて設けた構成としてもよい。
定着ベルト26が加熱され定着可能温度になると、ニップ部Nで挟持された用紙9が加熱されるとともに、加圧ローラー19にて加圧されることにより、用紙9上の粉体状態のトナーが溶融定着される。定着処理後の用紙9は、定着ベルト26の表面に密着して搬送されるが、分離部材51によって定着ベルト26の表面から分離され、定着装置5の下流側に搬送される。分離部材51が定着ベルト26の表面から所定の間隔だけ隔てた状態で定着ベルト26から用紙9を分離するために、定着ベルト26の表面は分離部材51によって傷つけられることがない。
分離部材51は、間隔調整部60によって定着ベルト26の表面との間隔を可変にされる。
図8に示すように、間隔調整部60は、分離部材51を揺動可能に支持する支持部材61と、分離部材51を定着ベルト26側に付勢するバネ部材62と、定着ベルト26の表面に接離可能である突出部材64と、分離部材51を定着ベルト26の表面から離間する方向に押圧するソレノイド66と、を有する。ソレノイド66及びバネ部材62は作動部を構成する。
分離部材51には、そのフランジ部に形成された嵌装孔51aと、定着ベルト26の表面に対向する先端部51bと、嵌装孔51aに対して先端部51bの反対側に配置される後端部51cと、が設けられる。嵌装孔51aは分離部材51の長手方向の両端部に形成される。嵌装孔51aには、図示しないハウジングに固設された支持部材61が係合し、分離部材51は支持部材61の回りで回動可能となる。バネ部材62は、引っ張りコイルスプリング等からなり、その一端部がハウジングに固設され、その他端部が分離部材51に固設される。
分離部材51の先端部51bには突出部材64が設けられる。突出部材64は、分離部材51の先端部51bに一体に取り付けられ、バネ部材62の付勢力によって定着ベルト26の表面に当接することが可能である。突出部材64の当接部64aが定着ベルト26の表面に当接することによって、分離部材51と定着ベルト26の表面との間隔がDに設定される。この所定の間隔Dだけ定着ベルト26の表面から離間した状態で、分離部材51は定着ベルト26の表面から用紙9を分離する。また、突出部材64は分離部材51の両端部に設けられ、最大サイズ用紙の定着処理領域Aの外側で定着ベルト26の表面に当接している(図4参照)。
ソレノイド66は、その本体が定着装置5のハウジングに固設され、本体に移動可能に設けたプランジャーが分離部材51の後端部51cを押圧することが可能である。ソレノイド66のプランジャーは、分離部材51の後端部51cから僅かに離間して対向し、ソレノイド66が通電されると、ソレノイド66のプランジャーは矢印E方向に移動する。プランジャーの矢印E方向への移動にともなって、分離部材51は、プランジャーによって後端部51cを押され、支持部材61の回りをバネ部材62の付勢力に抗して定着ベルト26の表面から離間する方向に回動するとともに、突出部材64は定着ベルト26表面から離間する。
サーミスター25(図7参照)が定着ベルト26の端部の表面温度を検知し、定着ベルト26の表面温度が例えば170℃の定着可能温度である場合、ソレノイド66は通電することがないように制御される。従って、バネ部材62によって、突出部材64の当接部64aが定着ベルト26の表面に当接させられ、定着ベルト26の表面と分離部材51との間隔は、所定の間隔Dに保持されている。また、定着ベルト26の表面温度は、定着処理領域A(図4参照)の端部から中央部において略定着可能温度となり、ニップ部Nにて用紙9の定着処理が行われる。次に、分離部材51によって用紙9が定着ベルト26の表面から分離されるとき、定着処理の直後であるために、定着ベルト26の表面温度が定着可能温度であり、突出部材64によって、定着ベルト26の表面と分離部材51との間隔が所定の間隔Dに保持されており、分離部材51によって用紙9が定着ベルト26の表面から良好に分離される。
一方、定着ベルト26の表面が定着可能温度より低い場合、ソレノイド66は通電するように制御される。従って、ソレノイド66のプランジャーが矢印E方向に移動し、ソレノイド66によって、分離部材51は、支持部材61の回りをバネ部材62の付勢力に抗して定着ベルト26の表面から離間する方向に回動し、突出部材64は定着ベルト26の表面から離間する。定着ベルト26の表面と分離部材51との間隔は、所定の間隔Dより大きい間隔Daにて保持されている。
ここで、定着処理を行うために定着ベルト26の表面が昇温すると、定着ベルト26が膨張する。定着ベルト26の表面温度が定着可能温度に到達するまでは、定着ベルト26が膨張する際に、定着ベルト26の端部側は外気温の影響を受けやすいために、その中央部が端部に比べて大きく膨張する。そこで、本実施形態では、定着ベルト26の表面温度が定着可能温度より低いとき、定着ベルト26の表面と分離部材51との間隔Daが、定着ベルト26の端部と中央部との熱膨張量の差より大きくなるように、ソレノイド66のプランジャーの移動量が設定される。従って、定着処理前において定着ベルト26の表面が昇温して、定着ベルト26が膨張しても、分離部材51が定着ベルト26の表面に当接することがなく、分離部材51によって定着ベルト26の表面が傷つけられることがない。
尚、作動部をソレノイド66とバネ部材62とを有するように構成したが、これに替えて、作動部は、偏心カムを回転させるモーターと、突出部材64を定着ベルト26の表面側に付勢するバネ部材とを有する構成とし、モーターの回転駆動によって、偏心カムが回転し、偏心カムの回転によって、偏心カムに当接する分離部材51が支持部材61の回りで揺動するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、加熱部材として無端状の定着ベルトを使用するベルト方式の定着装置に適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、加熱部材として加熱ローラーを使用するローラー方式の定着装置に適用してもよい。また、熱源にヒーターを用いてもよい。
本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる定着装置及びそれを備えた画像形成装置に利用することができる。
1 画像形成装置
5 定着装置
18 定着ローラー
19 加圧ローラー(加圧部材)
25 サーミスター(温度検知部)
26 定着ベルト(加熱部材)
30 誘導加熱部
51 分離部材
51a 嵌装孔
51b 先端部
51c 後端部
55 押圧部材
60 間隔調整部
61 支持部材
62 バネ部材(作動部)
64 突出部材
64a 当接部
64b センサー支持部
64c 基部
66 ソレノイド(作動部)
71 センサー部(温度検知部)
A 最大サイズ用紙の定着処理領域
D 所定の間隔

Claims (3)

  1. 定着ベルトと、
    前記定着ベルトに圧接される加圧部材と、
    前記定着ベルトを加熱する熱源と、
    前記定着ベルとの表面に対して所定の間隔を隔てた状態にて前記定着ベルトの表面から定着処理後の記録媒体を分離させる分離部材と、
    前記定着ベルトの内側に配置された押圧部材
    を備え、
    前記押圧部材は押圧パッドを有し、
    前記押圧パッドは前記定着ベルトの内周面に配設され、前記定着ベルトを介して前記加圧部材に対向し、
    前記分離部材は、前記定着ベルトを介して前記押圧パッドと対向しない位置に配置されている定着装置。
  2. 前記分離部材を揺動可能に支持する支持部材と、
    前記分離部材の長手方向の両端部から前記定着ベルトの表面側に突出して配設された突出部材と、
    該突出部材の先端に変形可能に支持されたセンサー部と、
    を備え、
    前記センサー部は、検知した温度が定着可能温度であるとき前記定着ベルトの表面から離間する第1の方向に変形し、検知した温度が定着可能温度より低いとき前記定着ベルトの表面に近接する第2の方向に変形し、
    前記センサー部が第1の方向に変形したとき前記突出部材が前記定着ベルトの表面に当接し、前記定着ベルトの表面と分離部材との間隔が所定の間隔となるように前記分離部材を移動させ、
    前記センサー部が第2の方向に変形したとき前記センサー部が前記定着ベルトの表面に当接し、前記定着ベルトの表面と分離部材との間隔が、前記ベルトの端部と中央部との熱膨張量の差より大きくなるように前記分離部材を移動させる請求項1に記載の定着装置。
  3. 請求項1または2に記載の定着装置を備えた画像形成装置。
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