JP2014169972A - 光学センサ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光源110より光を記録媒体に照射し、その正反射光の強度を検出する光検出器130と、検出された光の強度に基づき、前記記録媒体の平滑度を算出する処理部150と、を有し、前記記録媒体の法線に対し、照射エリア中心とを結んだ光軸の角度θ11は、70°以上、88°以下であって、前記法線に対し、前記照射エリア中心と前記光検出器とを結んだ光軸の角度θ12を角度θ11と同じとし、アパーチャー板170を設けることにより、前記角度θ12よりも角度が小さい側の広がり角をθx1とし、前記角度θ12よりも角度が大きい側の広がり角をθx2とし、前記法線に対し、前記照射エリアにおいて反射された反射光のうち、前記光検出器に入射する光の角度θとした場合、|θx1|>|θx2|、θx1+θ11<θ<θx2+θ11を満たす光学センサ。
【選択図】図9
Description
|θx1|>|θx2|
θx1+θ1<θ<θx2+θ1
を満たすものであることを特徴とする。
最初に、本実施の形態に至るまでに行った検討内容について説明する。尚、本願においては、記録紙を記録媒体と記載する場合がある。
|θx1|>|θx2|・・・・・・・・・・・・・(1)
θx1+θ1<θ<θx2+θ1・・・・・・・・・(2)
以下、行った検討内容について詳細に説明する。
|θx1|>|θx2|・・・・・・・・・・・・・(1)
尚、上記(1)に示される式を満たしている場合においても、実際の測定においては、取り込み角を小さくすると、正反射光検出器30であるPDに入射する光量が小さくなり、記録紙20の検出が難しくなるため、取り込み角の幅に対する検討が必要である。次に、取り込み角として、どの程度まで大きくできるか、その許容値について検討を行った。具体的には、図5に示されるように、取り込み角を変えて、前述した実験と同様の実験を行った。具体的には、取り込み角を全角度幅が5°(±2.5°)、全角度幅が10°(±5°)、全角度幅が15°(±7.5°)としたときの平滑度との相関係数(R2)と検出角θe2との関係を調べた。
θx1=−7.8°
θx2=+2.2°
となる。
Aa=La×tan(θx1)
Ab=La×tan(θx2)
となるように形成され、設置されている。
次に、第1の実施の形態における光学センサについて説明する。図9に本実施の形態における光学センサを示す。本実施の形態における光学センサは、光源110、光源110から出射された光を集光するレンズ120、記録紙20に正反射された光を検出する正反射光検出器130、正反射光検出器130の前に設置されるアパーチャー板170を有している。光源110はLED(Light Emitting Diode)等により形成されており、光源110より出射された光はレンズ120を介し、記録紙20に照射される。記録紙20に照射された光は、記録紙20において反射される。正反射光検出器130は、フォトダイオード等により形成されており、記録紙20において反射された光のうち正反射された光を検出する。アパーチャー板170には開口部171が形成されており、アパーチャー板170における開口部171を通過した光のみを正反射光検出器130に入射させることができる。即ち、アパーチャー板170を用いることにより、正反射光検出器130に所定の角度の光を入射させることができる。尚、記録紙20に入射する光の角度θ11、即ち、記録紙20の表面の法線に対し、光源110と記録紙20における照射エリア中心とを結んだ光軸の角度(入射角)θ11は、80°とした。また、正反射光検出器130には処理部150が接続されており、光学センサの制御及び各種演算等を行う。
本実施の形態における光学センサにおいて検出される対象物は記録紙20である。記録紙20は、例えば、不図示の搬送ローラによって搬送され、ガイドにそって移動する。このため、本実施の形態における光学センサと記録紙20との距離は、常に一定になるように制御されている。
本実施の形態における光学センサは、前述したように、光源110、レンズ120、正反射光検出器130等が、筐体160内に納められている。本実施の形態における光学センサでは、筐体160の開口部161より記録紙20に光を照射し、照射された光の記録紙20からの正反射光を正反射光検出器130において受光する構造となっている。筐体160は、光を吸収する黒色のABS樹脂等により形成されており、筐体160によって、外乱光は除去される。筐体160の内部には、光源110、レンズ120、正反射光検出器130等を固定して設置することができるように形成されている。
次に、本実施の形態における光学センサの処理部150について説明する。図11に示されるように、処理部150は光学センサの正反射光検出器130等と接続されている。また、処理部150は、正反射光検出器130等からの信号の入出力制御を行うI/O部151、信号処理等の各種演算を行う演算処理部152、平均化処理等を行う平均化処理部153、各種情報が記憶されている記憶部154を有している。また、本実施の形態における光学センサは、処理部150を介し画像形成装置等に接続されている。
次に、本実施の形態における光学センサによる検出方法等を図12に基づき説明する。
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図14に示すように、記録紙20とアパーチャー板270との間に、レンズ221を設けた構造のものである。これにより、記録紙20の側より、レンズ221、アパーチャー板270、正反射光検出器130の順に設置される。レンズ221は、例えば、第1の実施の形態において、アパーチャー板170が設置されている位置に設けられている。このように、レンズ221を設けることにより、記録紙20からの反射光を平行光にすることや、集光することができ、正反射光検出器130に入射する光の光量を増やすことができる。尚、アパーチャー板270には、開口部271が形成されている。
次に、第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図17及び図18に示されるように、正反射光検出器130の位置を調整し設置したものである。これにより、本実施の形態においては、アパーチャー板等を設ける必要がなくなる。
次に、第4の実施の形態について説明する。本実施の形態は、画像形成装置である。図19に基づき本実施の形態における画像形成装置としてのカラープリンタ2000について説明する。
感光体ドラム2030a、帯電装置2032a、現像ローラ2033a、トナーカートリッジ2034a、及びクリーニングユニット2031aは、組として使用され、ブラックの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Kステーション」ともいう)を構成する。
20 記録紙
30 正反射光検出器
70 アパーチャー板
71 開口部
110 光源
120 レンズ
130 正反射光検出器
131 受光領域
150 処理部
151 I/O部
152 演算処理部
153 平均化処理部
154 記憶部
160 筐体
170 アパーチャー板
171 開口部
221 レンズ
270 アパーチャー板
271 開口部
Claims (6)
- 光源と、
前記光源より出射された光を記録媒体に照射し、前記記録媒体における正反射光の強度を検出する光検出器と、
前記光検出器において検出された光の強度に基づき、前記記録媒体の平滑度を算出する処理部と、
を有し、
前記記録媒体の表面の法線に対し、前記光源と前記記録媒体上に形成される照射エリア中心とを結んだ光軸の角度θ1は、70°以上、88°以下であって、
前記記録媒体の表面の法線に対し、前記記録媒体上に形成される照射エリア中心と前記光検出器とを結んだ光軸の角度θ2を角度θ1と同じとし、前記角度θ2よりも角度が小さい側の広がり角をθx1とし、前記角度θ2よりも角度が大きい側の広がり角をθx2とし、
前記記録媒体の表面の法線に対し、前記記録媒体上の照射エリアにおいて反射された反射光のうち、前記光検出器に入射する光の角度θとした場合、
|θx1|>|θx2|
θx1+θ1<θ<θx2+θ1
を満たすものであることを特徴とする光学センサ。 - 前記記録媒体と前記光検出器との間には、開口部を有するアパーチャー板が設けられており、
前記アパーチャー板における開口部は、前記角度θ2を光軸中心とし、前記角度θ2よりも角度が小さい側の前記光軸中心からの距離をAa1とし、前記角度θ2よりも角度が大きい側の前記光軸中心からの距離をAb1とした場合に、
Aa1>Ab1
となるように設置されていることを特徴とする請求項1に記載の光学センサ。 - 前記記録媒体と前記光検出器との間には、開口部を有するアパーチャー板が設けられており、
前記記録媒体の表面の法線に対し、前記記録媒体上に形成される照射エリア中心と前記アパーチャー板における前記開口部の中心とを結んだ光軸の角度は、前記角度θ1よりも小さくなるように、前記アパーチャー板が設置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光学センサ。 - 前記記録媒体と前記光検出器との間には、レンズが設けられており、
前記記録媒体の表面の法線に対し、前記記録媒体上に形成される照射エリア中心と前記レンズの中心とを結んだ光軸の角度は、前記角度θ1よりも小さくなるように、前記レンズが設置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光学センサ。 - 前記記録媒体は紙であって、
前記光検出器において検出された光の強度に基づき、前記記録媒体の平滑度を検出することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光学センサ。 - 前記記録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、
前記1から5のいずれかに記載の光学センサを有することを特徴とする画像形成装置。
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- 2013-03-05 JP JP2013043115A patent/JP2014169972A/ja active Pending
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