JP2014169593A - 建築物の免震基礎構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】地面を掘削して形成した根切り部2に基礎を設置し、この根切り部2と基礎(布基礎4)との間の少なくとも一部にゴム材料及び/又はプラスチック材料で形成された免震部材5を設けた。
【選択図】 図1
Description
(1)地面を掘削して形成した根切り部に基礎を設置した免震基礎構造であって、前記根切り部と前記基礎の間の少なくとも一部にゴム材料及び/又はプラスチック材料で形成された免震部材を設けたことを特徴とする建築物の免震基礎構造、
(2)根切り部と基礎との間の少なくとも一部に複数の免震部材が積層されている、上記(1)記載の建築物の免震基礎構造、
(3)免震部材が基礎の下の少なくとも一部に設けられている、上記(1)又は(2)記載の建築物の免震基礎構造、
(4)多数の栗石を転圧して形成された栗石層が免震部材の下に設けられている、上記(3)記載の建築物の免震基礎構造、
(5)根切り部の側面と基礎の側面との間に、ゴム材料及び/又はプラスチック材料で形成された緩衝材が設けられている、上記(1)〜(4)のいずれかに記載の建築物の免震基礎構造、
を要旨とする。
本発明に係る建築物の免震基礎構造(以下、単に「免震基礎構造」と言う。)の第1の実施の形態の構成について説明する。図1は、本発明の免震基礎構造に係る第1の実施の形態を示す断面図である。なお、本明細書における上下左右は、各図面にて記載した上下左右方向を示すものとする。
次に、第1の実施の形態に係る免震基礎構造の変形例について説明する。なお、本変形例の構成に関して先に説明したものと同一のものについては、ここでの説明は省略する。本変形例に係る免震基礎構造は、根切り部と基礎との間の少なくとも一部に複数の免震部材を積層して構成されていることを特徴とするものである。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る免震基礎構造について説明する。なお、本実施の形態の構成に関して先に説明したのと同一のものについては、ここでの説明は省略する。本実施の形態に係る免震基礎構造は、根切り部の底面と基礎の下面との間にゴム製の免震部材を設けており、この免震部材は基礎に対して全体的に設けられていることを特徴とするものである。なお、本実施の形態では、いわゆるベタ基礎と呼ばれる基礎を用いた免震基礎構造の例を用いて説明するが、布基礎のように、基礎と基礎との間に所定の空間が形成されている基礎構造であってもよい。
次に、第2の実施の形態に係る免震基礎構造の変形例について説明する。なお、本変形例の構成に関して先に説明したのと同一のものについては、ここでの説明を省略する。本変形例に係る免震基礎構造は、根切り部の底面と基礎の下面との間にゴム材料及び/又はプラスチック材料で形成された複数の免震部材を設けており、これら複数の免震部材が基礎に対して全体的に設けられていることを特徴とするものである。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る免震基礎構造について説明する。なお、本実施の形態の構成に関して先に説明したのと同一のものについては、ここでの説明は省略する。本実施の形態に係る免震基礎構造は、根切り部に基礎を設置し、根切り部の側面と、基礎の側面との間の少なくとも一部にゴム材料及び/又はプラスチック材料で形成された緩衝材が設けたことを特徴とするものである。なお、本実施の形態では、布基礎と呼ばれる基礎を用いた免震基礎構造の例を用いて説明するが、布基礎以外の基礎であってもよい。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る免震基礎構造について説明する。なお、本実施の形態の構成に関して先に説明したのと同一のものについては、ここでの説明は省略する。本実施の形態に係る免震基礎構造は、根切り部に基礎を設置し、根切り部の側面と、基礎の側面との間の少なくとも一部に緩衝材を設けると共に、根切り部の下の少なくとも一部に免震部材を設けたことを特徴とするものである。なお、本実施の形態では、布基礎と呼ばれる基礎を用いた免震基礎構造の例を用いて説明するが、布基礎以外の基礎であってもよい。
次に、本発明に係る第4の実施の形態の変形例について説明する。本変形例に係る免震基礎構造は、先に説明した第4の実施の形態に係る免震基礎構造において、布基礎の下に設けた第1免震部材に代えて、複数の免震部材を設けたことを特徴とするものである。
2,17,21,42,52,67 根切り部
3,14,22,34,43,53,64 栗石層
4,12,44,55,62 布基礎
5,24,46 免震部材
15,35,47,54,65 第1免震部材
16,36,48,56,66 第2免震部材
23,32 ベタ基礎
57,68 第1緩衝材
69 第2緩衝材
Claims (5)
- 地面を掘削して形成した根切り部に基礎を設置した免震基礎構造であって、
前記根切り部と前記基礎の間の少なくとも一部にゴム材料及び/又はプラスチック材料で形成された免震部材を設けたことを特徴とする建築物の免震基礎構造。 - 根切り部と基礎との間の少なくとも一部に複数の免震部材が積層されている、請求項1記載の建築物の免震基礎構造。
- 免震部材が基礎の下の少なくとも一部に設けられている、請求項1又は2記載の建築物の免震基礎構造。
- 多数の栗石を転圧して形成された栗石層が免震部材の下に設けられている、請求項3記載の建築物の免震基礎構造。
- 根切り部の側面と基礎の側面との間に、ゴム材料及び/又はプラスチック材料で形成された緩衝材が設けられている、請求項1〜4のいずれかに記載の建築物の免震基礎構造。
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JP2013042727A JP2014169593A (ja) | 2013-03-05 | 2013-03-05 | 建築物の免震基礎構造 |
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JP2013042727A Pending JP2014169593A (ja) | 2013-03-05 | 2013-03-05 | 建築物の免震基礎構造 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01180544U (ja) * | 1988-06-09 | 1989-12-26 | ||
JP3054167U (ja) * | 1998-01-21 | 1998-11-24 | 株式会社祝設計 | 古タイヤ利用免震基礎 |
JPH11256596A (ja) * | 1998-03-16 | 1999-09-21 | Nakamura Bussan Kk | 建造物における基礎構造の補強構造及び補強工法 |
JP2008101451A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-05-01 | Biikku Kk | 建物の減震構造及び減震方法 |
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2013
- 2013-03-05 JP JP2013042727A patent/JP2014169593A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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