JP2014168606A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源コードをより容易に本体ケースから引き出すことができる電気掃除機を提供する。
【解決手段】電気掃除機は、本体ケース28に収容され、外部電源と接続可能な電源コード31を本体ケース28に対して出し入れ可能に備え、外部電源と接続された電源コード31を介して少なくとも電動送風機に給電可能なコードリール装置32を有する。電気掃除機は、本体ケース28の後部と上部とに亘って回動可能に設けられ、電源コード31が挿通されたコード口体42を有する。電気掃除機は、本体ケース28に設けられたペダル部61を備え、ペダル部61の操作によってコード口体42を回動させる操作機構58を有する。コード口体42は、操作機構58のペダル部61の非操作状態で本体ケース28の後方を向き、操作機構58のペダル部61の操作状態で本体ケース28の上方を向くように回動する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、外部電源と接続可能な電源コードを出し入れ可能に有する電源部を備えた電気掃除機に関する。
従来、電気掃除機として、商用交流電源などの外部電源に接続される電源コードを巻回したコードリール装置を内蔵したものがある。このような電気掃除機では、掃除機本体から先端側が導出された電源コードを引っ張って掃除機本体から引き出し、壁面に設けられたコンセントなどに先端のプラグ部を接続して使用する。
電源コードには冷却するために電動送風機の排気風を当てているため、このような排気風が使用者に当たらないように、また、外部から塵埃などが入り込みにくいように、電源コードの引き出し用のコード導出口は一般に後方に向けて水平状、または下方に傾斜させて開口されている。このため、特にキャニスタ型の電気掃除機では、掃除機本体が床面上に位置しているので、電源コードを引き出す際に、使用者が屈んだまま作業をしなければならない。したがって、使用者が電源コードをより引き出しやすい構成が望まれている。
特開2005−137483号公報
本発明が解決しようとする課題は、電源コードをより容易に本体ケースから引き出すことができる電気掃除機を提供することである。
実施形態の電気掃除機は、本体ケースを有する。また、この電気掃除機は、本体ケースに収容された電動送風機を有する。さらに、この電気掃除機は、本体ケースに収容され、外部電源と接続可能な電源コードを本体ケースに対して出し入れ可能に備え、外部電源と接続された電源コードを介して少なくとも電動送風機に給電可能な電源部を有する。また、この電気掃除機は、本体ケースの後部と上部とに亘って回動可能に設けられ、電源コードが挿通されたコード口体を有する。さらに、この電気掃除機は、本体ケースに設けられた操作部を備え、この操作部の操作によってコード口体を回動させる操作機構を有する。そして、コード口体は、操作機構の操作部の非操作状態で本体ケースの後方を向き、操作機構の操作部の操作状態で本体ケースの上方を向くように回動する。
一実施形態の電気掃除機の一部を後方から示す斜視図であり、(a)は操作機構の操作部の非操作状態を示し、(b)は操作機構の操作部の操作状態を示す。 同上電気掃除機のコード口体および操作機構を示す斜視図である。 同上コード口体および操作機構の動作を模式的に示す側面図であり、(a)は操作機構の操作部の非操作状態を示し、(b)は操作機構の操作部の操作状態を示す。 同上電気掃除機の一部を後方から示す分解斜視図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。
以下、一実施形態の構成を図1ないし図5を参照して説明する。
図5において、11はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、管部である風路形成体12と、この風路形成体12が着脱可能に接続される掃除機本体13とを有している。
風路形成体12は、ホース体15と、このホース体15に対して着脱可能な例えば合成樹脂製の直管状の延長管16と、この延長管16に対して着脱可能な吸込口体としての床ブラシ17とを備えている。
ホース体15は、可撓性を有するホース部21と、このホース部21の基端側(下流側)に設けられ掃除機本体13に接続される接続管部22と、ホース部25の先端側(上流側)に設けられた手元操作部23とを有している。
手元操作部23には、延長管16の基端側(下流側)が着脱可能に接続される。また、この手元操作部23には、使用者が把持するループ状の把持部25が基端側に突出して形成されており、この把持部25には設定操作用の設定ボタン26が配置されている。
また、掃除機本体13は、集塵カップである集塵装置27と、この集塵装置27が着脱可能に取り付けられる本体ケース28とを備えており、この本体ケース28の内部には、電動送風機29、制御手段としての図示しない本体制御部、および、これら電動送風機29および本体制御部などに外部電源から給電するための電源コード31を備えた電源部としてのコードリール装置32などが収容されている。そして、この掃除機本体13は、本体ケース28の両側に取り付けられた大径の走行輪33、および、本体ケース28の下部に取り付けられた図示しない旋回輪などによって被掃除面である床面F上を少なくとも前後方向に沿って走行(移動)可能に構成されている。なお、以下、前後方向および左右方向は、掃除機本体13(本体ケース28)の走行(移動)方向を基準とする。
集塵装置27は、電動送風機29の駆動により吸い込まれた空気に含まれる塵埃を捕集する任意の構成とすることができるが、本実施形態では、例えば含塵空気を旋回させて塵埃を遠心分離(サイクロン分離)して捕集する、いわゆるサイクロン分離式のものである。この集塵装置27は、後部に図示しない吸込口と排気口とを備えており、本体ケース28の前部に装着されることで、吸込口と排気口とがそれぞれ本体ケース28に対して気密に接続されるようになっている。なお、この集塵装置27は、本実施形態では本体ケース28に対して着脱可能なものとしたが、本体ケース28に一体的に内蔵されているものでもよいし、集塵袋など本体ケース28の内部に着脱可能なものなどでもよい。
また、本体ケース28は、図1ないし図5に示すように、例えば合成樹脂などにより中空状に形成されており、集塵装置27の後方に位置する本体部35と、この本体部35の前部下側に突設されて集塵装置27の下部を支持する集塵装置支持部としての突出受部36とを一体的に有している。そして、本体ケース28の内部には、これら本体部35と突出受部36とに亘って、側面視でL字状に屈曲した図示しない風路部が配置されている。
本体部35の両側には、走行輪33がそれぞれ回転自在に軸支されている。また、この本体部35の下部の前側の位置には、旋回輪が旋回自在に軸支されている。さらに、この本体部35の内部には、電動送風機29および本体制御部が一側に収容され、コードリール装置32が他側に収容されている。さらに、この本体部35(本体ケース28)の後部の上下方向に沿う後面38には、左右両側方向の中央部から一側に亘って、電動送風機29の排気を排出する排気孔39が多数開口され、他側の上部に、本体部35(本体ケース28)の後面38と隣接して連続する上面40に亘って四角形状の取付開口41が切り欠き形成され、この取付開口41にコード口体42が回動可能に嵌合されている。そして、この本体部35(本体ケース28)の上面40には、取付開口41の前方に、電源コード31の巻き取り用の巻取ボタン43が配置されている。
取付開口41は、コードリール装置32の後方上側に位置し、このコードリール装置32と対向している。また、この取付開口41には、両側縁に、軸支部としての軸支板部46が前後方向および上下方向に沿って面方向を有するように形成されている(図4)。これら軸支板部46には、丸孔状の軸受孔部47がそれぞれ開口されており、これら軸受孔部47により、コード口体42を回動可能に軸支している。したがって、コード口体42は、上下方向に回動可能となっている。さらに、この取付開口41には、図示しないが、コード口体42との隙間を閉塞する弾性体であるシール部材が取り付けられている。そして、このシール部材がコード口体42に追従して弾性変形することにより、コード口体42が取付開口41内で回動したときに取付開口41とコード口体42との間で隙間が生じないようになっている。
また、コード口体42は、角筒状に形成されており、軸方向の一端側が四角形状の端部開口51となっているとともに、軸方向の他端側が、電源コード31の導出用のコード導出口52となっている。すなわち、端部開口51は、本体ケース28の外部に露出し、コード導出口52は、この端部開口51と本体ケース28の内部とを連通する。さらに、このコード口体42は、両側面53,53に回動軸54,54が突設され、これら回動軸54,54が取付開口41の軸受孔部47,47に挿入されて回動可能に軸支されている。また、このコード口体42の一方の側面53には、回動軸54の中心軸よりも前方の位置に、リンク軸56が突設されており、このリンク軸56が、足踏み操作可能な操作体57と連結されている。これらリンク軸56と操作体57とにより、コード口体42を回動させる操作機構58が構成されている。
操作体57は、本体ケース28の外部に位置する操作部としてのペダル部61と、このペダル部61から突設され本体ケース28の内部に位置するリンク部62とを一体に備えている。また、この操作体57は、本体ケース28に上下方向に沿って移動可能に取り付けられている。そして、この操作体57は、例えばコイルばねなどの図示しない付勢手段により上方へと付勢されている。
ペダル部61は、例えば平板状に形成されており、水平方向に沿って配置されて上方から下方に向けて(足踏み)操作可能となっている。また、このペダル部61は、本体ケース28の後面38にて排気孔39および取付開口41よりも下方に切り欠き形成された横長の露出開口64から本体ケース28の後部に露出し、電気掃除機11の使用者によって足踏み操作可能となっている。したがって、このペダル部61は、本体ケース28(掃除機本体13)において、コード口体42と同側である後部に位置し、かつ、このコード口体42の下方に位置している。さらに、このペダル部61は、露出開口64から露出した状態で、本体ケース28の外郭、すなわち後面38の外面を含む仮想的な面に対して内方(前方)に位置している。換言すれば、ペダル部61は、本体ケース28の外郭から突出しない位置に配置されている。そして、露出開口64は、本体ケース28の下部と連通しており、操作体57が最下部に移動した状態でペダル部61の下側が床面Fに接地可能となっている。
また、リンク部62は、板状に形成され、ペダル部61の側部から上方に向けて突設されている。このリンク部62の先端部である上端部には、前後方向に沿って長手方向を有する角孔状のリンク孔部67が開口されており、このリンク孔部67にコード口体42のリンク軸56が挿入係止されている。
したがって、操作機構58は、ペダル部61を足踏み操作することで(ペダル部61の操作状態で)操作体57が下方へと移動することにより、この操作体57のリンク孔部67にリンク軸56が挿入されたコード口体42を、回動軸54,54を中心としてコード導出口52が上方に向くように上方へと回動させ、ペダル部61の足踏み操作を解除することで(ペダル部61の非操作状態で)付勢手段により操作体57が上方へと復帰することにより、コード口体42を、回動軸54,54を中心としてコード導出口52が後方に向くように後方へと回動させるようになっている(図3(a)および図3(b))。
また、突出受部36は、集塵装置27の下部を支持する部分であり、本体部35の前側下部から前方に向けて突出している。さらに、この突出受部36の前面には、風路形成体12のホース体15の接続管部22が接続される本体吸込口71が形成されており、この本体吸込口71が風路部の上流端の開口となっている。
また、風路部は、本体吸込口71と、本体ケース28に対して装着された集塵装置27の吸込口とを気密に接続するものである。
電動送風機29は、設定ボタン26の操作に応じて、本体制御部により動作が制御されるもので、例えば上下方向に沿って軸方向を有するように配置され、上側が吸込側、下側が排気側となっている。そして、この電動送風機29の上端部である吸込側には、図示しない連通風路部が接続されており、この連通風路部が、本体ケース28に対して装着された集塵装置27の排気口と気密に接続されるように構成されている。
また、本体制御部は、設定ボタン26と電気的に接続されており、この設定ボタン26の操作により設定された動作モード(例えば強モード、中モード、弱モード、自動モード、停止モードなど)に電動送風機29の動作を設定するように構成されている。
また、電源コード31は、図示しないコンセントに接続されるプラグ部73を先端に有しており、基端がコードリール装置32に固定されている。このプラグ部73は、コード導出口52よりも大きい外形を有しており、このコード導出口52から本体ケース28の内部に入り込まないようになっている。そして、この電源コード31は、電動送風機29および本体制御部などに商用交流電源などの外部電源から給電するように構成されている。
また、コードリール装置32は、例えば左右両側方向に沿って軸方向を有するボビン状に形成されており、外周に電源コード31が巻回されている。したがって、このコードリール装置32は、回転により電源コード31を巻き取ったり、引き出したりすることが可能となっている。換言すれば、このコードリール装置32は、回転により電源コード31を出し入れ可能となっている。さらに、このコードリール装置32は、電源コード31を巻き取る方向に付勢されているとともに、この付勢に抗して、図示しないブレーキ装置によって回転が停止した状態で保持可能となっている。そして、このコードリール装置32は、電源コード31を引き出すときにはブレーキ装置が作用して電源コード31の巻き戻りが防止され、電源コード31を巻き取るときには巻取ボタン43の操作によってブレーキ装置が解除されて付勢により回転し、電源コード31を自動的に巻き取るようになっている。
次に、上記一実施形態の動作を説明する。
集塵装置27を本体ケース28の突出受部36に載置して装着すると、集塵装置27の後部の吸込口および排気口が、それぞれ風路部の下流端および連通風路部の上流端すなわち電動送風機29の吸込側と気密に連通接続される。
そして、掃除の際には、本体吸込口71にホース体15の接続管部22を接続することで、風路形成体12の各部、すなわちホース体15、延長管16および床ブラシ17のそれぞれを(本体吸込口71、風路部、集塵装置27の吸込口、集塵装置27、集塵装置27の排気口、および連通風路部を介して)電動送風機29の吸込側と連通させるとともに、掃除機本体13のコード導出口52および端部開口51から電源コード31を引き出し、プラグ部73を図示しない壁面などのコンセントに接続する。このとき、使用者は、本体ケース28(掃除機本体13)の後部に露出するペダル部61を上方から下方へと足踏み操作することで、コード口体42が上方へと回動し、コード導出口52が上方を向く(図1(b)および図3(b))とともに、ペダル部61が床面Fに接地することで、掃除機本体13(本体ケース28)を上方から床面Fに抑え付け、掃除機本体13(本体ケース28)を床面Fに対して移動したり持ち上がったりしにくい状態(移動せず持ち上がらない状態)とする。このため、このコード導出口52から露出するプラグ部73を上方から掴んで、屈むことなく立ったまま、ペダル部61を支点としながら電源コード31をコードリール装置32から上方へと引き出すことができる。
電源コード31のプラグ部73をコンセントに接続した後、使用者がペダル部61の足踏みを解除すると、コード口体42が後方へと回動し、コード導出口52が後方を向く(図1(a)および図3(a))。
この後、使用者は把持部25を把持し、所望の設定ボタン26を操作することで、この操作により設定された動作モードで本体制御部が電動送風機29を駆動させる。この電動送風機29の駆動により生じた負圧は、連通風路部、集塵装置27、風路部、本体吸込口71、および、風路形成体12のホース体15、延長管16および床ブラシ17と順次作用し、この床ブラシ17から空気とともに塵埃を吸い込むことが可能になる。すなわち、電動送風機29の駆動により、風路形成体12から集塵装置27を介して電動送風機29の吸込側へと空気の流れが形成される。
使用者は、床ブラシ17を床面F上に載置し、掃除する箇所で前後に走行させて床面F上の塵埃を吸い込む。なお、掃除する箇所を床面F上で移動する場合には、ホース体15を引っ張ることで掃除機本体13を床面F上で移動させる。このとき、ペダル部61は、本体ケース28の外郭よりも内方に位置するため、掃除機本体13(本体ケース28)の移動の際に家具などの障害物に引っ掛かって邪魔になることがない。
床ブラシ17から吸い込まれた含塵空気は、延長管16、ホース体15、本体吸込口71および風路部を介して吸込口から集塵装置27内へと吸い込まれ、この集塵装置27内で旋回されて塵埃が遠心分離されて捕集される。
塵埃が分離された空気は、集塵装置27から連通風路部を介して電動送風機29へと吸い込まれる。そして、この電動送風機29を冷却した後、排気風となって電動送風機29から排気され、大部分が排気孔39から掃除機本体13(本体ケース28)の外部へと排気され、一部が電源コード31(コードリール装置32)に吹き付けられ、この電源コード31(コードリール装置32)を冷却した後、コード口体42(コード導出口52および端部開口51)から掃除機本体13(本体ケース28)の外部へと排気される。
掃除が終了すると、使用者が設定ボタン26を操作することにより、本体制御部が電動送風機29を停止させる。プラグ部73をコンセントから抜き取った後は、巻取ボタン43を操作することでブレーキ装置が解除され、コードリール装置32が回転して電源コード31がコード口体42の端部開口51およびコード導出口52から本体ケース28内のコードリール装置32に順次巻き取られる。
以上説明した一実施形態によれば、操作機構58のペダル部61を足踏み操作してコード口体42を上方を向くように回動させた状態で電源コード31を引き出すことができるので、使用者が屈むことなく立ったままの状態で電源コード31の引き出し作業を行うことができ、電源コード31をより容易に本体ケース28から引き出すことができる。
また、コード口体42は、ペダル部61の足踏み操作を解除した非操作状態では後方(水平方向)を向くように回動するので、電源コード31を引き出した後はペダル部61の足踏み操作を解除することで、一般に掃除機本体13(本体ケース28)の上部と同程度の高さ位置に配置されるコンセントなどにプラグ部73が接続された電源コード31が掃除作業中などにコード口体42のコード導出口52や端部開口51の縁部で擦れにくく、電源コード31の巻き取りの際にプラグ部73が跳ね上がったりすることもないとともに、例えば電源コード31(コードリール装置32)の冷却用の電動送風機29からの排気の一部がコード口体42から使用者に向けて吹き付けられたり、電気掃除機11の非使用時などにコード導出口52から本体ケース28の内部に塵埃が入り込んだりすることを防止できる。
すなわち、コード口体42を各作業や電源コード31とコンセントとの位置関係などに適した方向に回動させることができるので、使い勝手が良好で、かつ、電源コード31を確実に保護できる。
さらに、ペダル部61を上方から下方へと足踏み操作してコード口体42を回動させるので、ペダル部61を踏んだ状態では掃除機本体13(本体ケース28)を床面Fに対して上方から抑え付ける力を作用させることとなり、電源コード31の引き出しに追従して掃除機本体13(本体ケース28)が床面F上を移動したり床面Fから持ち上がったりしにくくなり、電源コード31をより引き出しやすくなる。
そして、平板状に形成したペダル部61が足踏み操作した状態で床面Fに接地するので、掃除機本体13(本体ケース28)を広い面積で安定的に床面Fに対して抑え付けることができる。
しかも、コード口体42を上方に向けて回動させて電源コード31を引き出すので、使用者が上方からコード導出口52を目視しやすくなり、電源コード31の視認性が良好になる。すなわち、コード導出口が後方を向く一般的な電気掃除機の場合には、電源コードを引き出す際に、コード導出口を覗き込むことで電源コード(プラグ部)の位置を目視確認する必要があったのに対して、本実施形態では、コード導出口52が使用者の顔の方向である上方に向くため、覗き込む作業を要することなく電源コード31(プラグ部73)を容易に確認できる。
また、コード口体42(コード導出口52)が上方を向いた状態で電源コード31を上方に引き出すので、コード導出口52の開口方向と電源コード31の引き出し方向とが略一致し、電源コード31の引き出しの際にコード導出口52の縁部や端部開口51の縁部で電源コード31を擦りにくく、電源コード31の摩耗などを防止できる。
そして、ペダル部61を足で踏んだ使用者の手および顔は、このペダル部61の直上付近に位置することとなるので、このペダル部61をコード口体42の下方に配置することにより、上方を向いたコード口体42から電源コード31(プラグ部73)へと使用者が直上から容易にアクセスできる。
さらに、コード口体42を本体ケース28の後部上方に設けることで、上方を向くように回動したコード口体42に対して使用者がより容易にアクセスできる。
また、操作機構58は、操作体57とリンク軸56とを用いた簡単な構成によってペダル部61の足踏み操作に機械的に連動してコード口体42を回動させることができ、部品コストや掃除機本体13の重量の増加を抑制できる。
なお、上記一実施形態において、操作機構58の操作部としては、ペダル部61に限らず、上方から下方へと操作するボタンなどの任意の構成としても同様の作用効果を奏することができる。
また、付勢手段は、例えばトーションばねなどにより構成し、コード口体42を後方に回動するように付勢してもよい。すなわち、付勢手段は、ペダル部61の非操作状態でコード口体42が後方に向く方向に付勢することができれば、任意に構成できる。
さらに、電気掃除機11としては、キャニスタ型に限らず、上下方向に沿って長手状の掃除機本体13(本体ケース28)の下部に床ブラシ17を接続した、いわゆるアップライト型のものなど、電源コード31を備え床面F上に載置して用いる任意の電気掃除機11に対して適用できる。
本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 電気掃除機
28 本体ケース
29 電動送風機
31 電源コード
32 電源部としてのコードリール装置
42 コード口体
58 操作機構
61 操作部としてのペダル部

Claims (2)

  1. 本体ケースと、
    この本体ケースに収容された電動送風機と、
    前記本体ケースに収容され、外部電源と接続可能な電源コードを前記本体ケースに対して出し入れ可能に備え、外部電源と接続された前記電源コードを介して少なくとも前記電動送風機に給電可能な電源部と、
    前記本体ケースの後部と上部とに亘って回動可能に設けられ、前記電源コードが挿通されたコード口体と、
    前記本体ケースに設けられた操作部を備え、この操作部の操作によって前記コード口体を回動させる操作機構とを具備し、
    前記コード口体は、前記操作機構の操作部の非操作状態で前記本体ケースの後方を向き、前記操作機構の操作部の操作状態で前記本体ケースの上方を向くように回動する
    ことを特徴とした電気掃除機。
  2. コード口体は、本体ケースの後部上方に設けられている
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014226179A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 パナソニック株式会社 電気掃除機

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