JP2014168554A - 超音波診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コスト且つ容易に製造可能な、振動子への印加電圧の個別制御機能を備えた超音波診断装置を提供する。
【解決手段】複数の振動子にそれぞれパルス信号を出力して超音波を発信させると共に、振動子が受信した超音波に基づく受信信号を取得する超音波診断装置であって、所定の電圧振幅でパルス信号を生成する信号生成部と、複数の振動子に出力するパルス信号の電圧振幅を個別に変更する複数の振幅調整部と、電圧振幅の変更量をそれぞれ制御する制御信号を出力する制御部と、を備え、振幅調整部の各々は、複数の抵抗素子と、これら複数の抵抗素子にかかる電圧をそれぞれ制御するスイッチング部とを有し、制御部は、スイッチング部によるオンオフの組み合わせを設定する制御信号を出力して振幅調整部の負荷を変化させることで、振動子の各々から発信させる超音波の振幅に応じた前記パルス電圧を振動子に印加する。
【選択図】図3

Description

この発明は、超音波診断装置に関する。
従来、超音波を発生させて、その反射波を検出することにより医療診断情報を提供する超音波診断装置がある。超音波による診断は、非破壊非侵襲で行うことが出来るので、生体内部の検査に用いられている。
超音波診断装置では、超音波を送信し、また、反射波を受信して検出する超音波探触子が用いられる。この超音波探触子は、所定数個配列された振動子を備える。各々の振動子は、電圧パルスが印加されることで当該電圧に応じた変形をし、所望の周波数の超音波を発生させるとともに、当該周波数帯の反射波を受信して振動し、この振動を電圧信号に変換する。このとき、電圧を印加する振動子を適切に選択し、当該選択された振動子への電圧の印加タイミングを制御することで、所望の方向及び距離に焦点を合わせた指向性のある超音波を発生させることが出来る。
しかしながら、振動子は、所望の方向への超音波(主波)の他に、当該所望の方向に対して斜めの方向に指向性を持つ副波(サイドローブ)を発生する。そして、振動子がこの副波の反射波を検出することで、偽りの位置に虚像(アーチファクト)が形成されるという問題がある。そこで、従来、各振動子に印加する電圧の大きさを個別制御して、当該振動子から発生させる超音波の振幅を異ならせることで副波を低減させる技術がある。
特許文献1には、複数の電源電圧を用意して、印加電圧に応じて各振動子に接続される電源を切り替える技術が開示されている。また、特許文献2には、規格化されたデジタル波形信号をアナログ信号に変換した後にアッテネータ回路で振幅を所望のレベルに減衰させる技術が開示されている。また、特許文献3には、印加電圧パルスの立上がりの途中において、コンパレーターを用いて所望の電圧に達した時点で印加電圧の上昇を停止させることで、所望の電圧を振動子に与える技術について開示されている。また、特許文献4には、振動子に印加するパルス電圧のデューティ比を変化させ、そのタイミングを適切に制御することで所望の印加電圧に対応する実効電圧を振動子に印加する技術について開示されている。
特開平9−234202号公報 特開2003−275203号公報 特開2008−068014号公報 特開平7−155322号公報
しかしながら、従来の技術では、電源回路やD/A変換器のように元々サイズが大きい回路やデバイスを複数備える必要があったり、微小時間内での厳密なタイミング制御のように高精度な制御が要求されたりすることにより、低コストで容易に製造することが困難であるという課題があった。
この発明の目的は、低コスト且つ容易に製造可能な、振動子への印加電圧の個別制御機能を備えた超音波診断装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
複数の振動子にそれぞれパルス信号を出力して超音波を発信させると共に、当該振動子が受信した超音波に基づく受信信号を取得する超音波診断装置であって、
所定の電圧振幅で前記パルス信号を生成する信号生成部と、
前記複数の振動子に出力する前記パルス信号の電圧振幅をそれぞれ個別に変更する複数の振幅調整部と、
当該振幅調整部による電圧振幅の変更量をそれぞれ制御する制御部と
を備え、
前記振幅調整部の各々は、複数の抵抗素子と、当該複数の抵抗素子にかかる電圧をそれぞれ切替制御するスイッチング部とを有し、
前記制御部は、当該スイッチング部におけるオンオフの組み合わせを設定する制御信号を出力して前記振幅調整部の負荷を変化させることで、前記振動子の各々から発信させる超音波の振幅に応じた電圧を当該振動子に印加する
ことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の超音波診断装置において、
前記振幅調整部の各々は、前記複数の抵抗素子が前記振動子と並列に電気接続されてなることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の超音波診断装置において、
前記振幅調整部には、互いに反対向きの二つのダイオード素子が前記抵抗素子及び前記スイッチング部と直列に電気接続されて設けられていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の超音波診断装置において、
前記振動子と、超音波診断装置本体との接続部とを有する超音波探触子を備え、
前記振幅調整部は、当該超音波探触子の内部に設けられている
ことを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の超音波診断装置において、
前記振幅調整部の各々は、前記複数の抵抗素子が前記振動子と直列に電気接続されてなることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の超音波診断装置において、
前記受信信号を処理する信号処理部を備え、
当該信号処理部に前記受信信号を伝える受信配線と、前記信号生成部から前記パルス信号を伝える送信配線とは、前記振動子と接続される共通配線に所定のノードで接続され、
前記振幅調整部は、前記送信配線に設けられており、
前記所定のノードと前記振幅調整部との間には、前記パルス信号を選択的に透過させる選択透過部が設けられている
ことを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の超音波診断装置において、
前記スイッチング部は、アナログスイッチ又は機械式リレースイッチであることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の超音波診断装置において、
前記複数の抵抗素子の抵抗値は、全て互いに異なることを特徴としている。
本発明に従うと、振動子への印加電圧の個別制御機能を備えた超音波診断装置を低コストで容易に製造可能となるという効果がある。
本発明の第1実施形態の超音波診断装置を示す全体図である。 第1実施形態の超音波診断装置の内部構成を示すブロック図である。 第1実施形態の超音波診断装置における超音波探触子との信号送受信に係る回路構成を示す図である。 第2実施形態の超音波診断装置の内部構成を示すブロック図である。 第2実施形態の超音波診断装置における超音波探触子との信号送受信に係る回路構成を示す図である。 第3実施形態の超音波診断装置における超音波探触子との信号送受信に係る回路構成を示す図である。 第4実施形態の超音波診断装置における超音波探触子との信号送受信に係る回路構成を示す図である。 第5実施形態及び第6実施形態の超音波診断装置の内部構成を示すブロック図である。 第5実施形態及び第6実施形態の超音波診断装置における超音波探触子との信号送受信に係る回路構成を示す図である。 第7実施形態及び第8実施形態の超音波診断装置における超音波探触子との信号送受信に係る回路構成を示す図である。 第9実施形態及び第10実施形態の超音波診断装置における超音波探触子との信号送受信に係る回路構成を示す図である。 第11実施形態の超音波診断装置における超音波探触子との信号送受信に係る回路構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態の超音波診断装置Sを示す全体図である。また、図2は、本実施形態の超音波診断装置Sの内部構成を示すブロック図である。以下、図1と図2を参照して本実施形態の超音波診断装置Sについて説明する。
この実施形態の超音波診断装置Sは、超音波診断装置本体1と、超音波探触子2とを備えている。
超音波探触子2は、図示しない生体等の被検体に対して超音波を送信するとともに、送信した超音波のうち、被検体で反射された反射波(エコー)を受信する。この超音波探触子2は、複数の振動子21と、ケーブル22(接続部)とを備えている。ケーブル22は、その一端に超音波診断装置本体1とのコネクター(図示略)を有し、超音波探触子2は、このケーブル22により超音波診断装置本体1に接続されて用いられる。
振動子21は、圧電素子からなり、この振動子21は、例えば、方位方向に一次元アレイ状に配置されている。この振動子21に電圧パルス(パルス信号)が印加されることで振動子21が変形し、当該電圧の大きさに応じた振幅で超音波が発信される。また、振動子21に所定の周波数帯の超音波が伝わると、振動子21の厚さが変動(振動)することで当該変動に応じた電気信号(受信信号)が生じる。
本実施の形態では、例えば、超音波探触子2は、192個の振動子21を備えている。或いは、振動子21は、二次元アレイ状に配置されたものであっても良い。また、振動子21の個数は、任意に設定することが出来る。超音波探触子2は、電子走査方式或いは機械走査方式の何れを採用したものであっても良く、また、走査方式として、リニア走査方式、セクター走査方式或いはコンベックス走査方式の何れの方式を採用したものであっても良い。また、超音波探触子2における帯域幅を任意に設定することが出来る。
また、この超音波診断装置Sは、診断対象に応じて異なる複数の超音波探触子2の何れかを超音波診断装置本体1に接続して利用することが出来る構成とすることが出来る。
超音波診断装置本体1は、例えば、送信部12(信号生成部)と、受信部13(信号処理部)と、振幅調整部14と、制御部15と、画像処理部16と、記憶部17と、操作入力部18と、出力表示部19などを備えている。
送信部12は、制御部15から入力される制御信号に従って超音波探触子2に供給するパルス信号を出力し、超音波探触子2に超音波を発生させる。送信部12は、例えば、クロック発生回路、パルス発生回路、パルス幅設定部、及び、遅延回路を備えている。クロック発生回路は、パルス信号の送信タイミングや送信周波数を決定するクロック信号を発生させる回路である。パルス発生回路は、所定の周期で予め設定された電圧振幅のバイポーラー型の矩形波パルスを発生させる回路である。パルス幅設定部は、パルス発生回路から出力される矩形波パルスのパルス幅を設定する。パルス発生回路で生成された矩形波パルスは、パルス幅設定部への入力前又は入力後に、個々の振動子21ごとに異なる配線経路に分離される。遅延回路は、生成された矩形波パルスを各振動子21に送信するタイミングに応じて、これらの配線経路ごとに設定された遅延時間それぞれ遅延させて出力させる回路である。
受信部13は、制御部15の制御に従って超音波探触子2から入力された受信信号を取得する回路である。受信部13は、例えば、増幅器、A/D変換回路、整相加算回路を備えている。増幅器は、超音波探触子2の各振動子21により受信された超音波に応じた受信信号を予め設定された所定の増幅率でそれぞれ増幅する回路である。A/D変換回路は、増幅された受信信号を所定のサンプリング周波数でデジタルデータに変換する回路である。整相加算回路は、A/D変換された受信信号に対して、振動子21毎に対応した配線経路毎に遅延時間を与えて時相を整え、これらを加算(整相加算)して音線データを生成する回路である。
振幅調整部14は、振動子21ごとに分離された配線経路にそれぞれ設けられ、当該配線経路を介して振動子21に送信されるパルス信号の振幅を制御する。この振幅調整部14については、後に詳述する。
制御部15は、CPU(Central Processing Unit)、HDD(Hard Disk Drive)、及び、RAM(Random Access Memory)などを備えている。CPUは、HDDに記憶されている各種プログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムに従って超音波診断装置Sの各部の動作を統括制御する。HDDは、超音波診断装置Sを動作させる制御プログラム及び各種処理プログラムや、各種設定データ等を記憶する。これらのプログラムや設定データは、HDDの他、例えば、フラッシュメモリーなどの不揮発性メモリーを用いた補助記憶装置に読み書き更新可能に記憶させることとしても良い。RAMは、SRAMやDRAMなどの揮発性メモリーであり、CPUに作業用のメモリー空間を提供し、一時データを記憶する。
画像処理部16は、制御部15のCPUとは別個に、超音波の受信データに基づく診断用画像を作成するための演算処理を行う。この診断用画像には、出力表示部19に略リアルタイムで表示させる画像データやその一連の動画データ、スナップショットの静止画データなどが含まれ得る。なお、この演算処理がCPU15により行われる構成であっても良い。
記憶部17は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリーである。或いは、高速書き換えが可能な各種不揮発性メモリーであっても良い。この記憶部17は、画像処理部16で処理されたリアルタイム表示用の診断用画像データをフレーム単位で記憶する。記憶部17に記憶された超音波診断用画像データは、制御部15の制御に従って読み出され、出力表示部19に送信されたり、図示略の通信部を介して超音波診断装置Sの外部に出力されたりする。このとき、出力表示部19の表示方式がテレビジョン方式の場合には、記憶部17と出力表示部19との間にDSC(Digital Signal Converter)が設けられて、走査フォーマットが変換された後に出力されれば良い。
操作入力部18は、押しボタンスイッチ、キーボード、マウス、若しくはトラックボール、又は、これらの組み合わせを備えており、ユーザーの入力操作を操作信号に変換し、超音波診断装置本体1に入力する。
出力表示部19は、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro-Luminescent)ディスプレイ、無機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイといった種々の表示方式のうち、何れかを用いた表示画面とその駆動部を備える。出力表示部19は、CPU15から出力された制御信号や、画像処理部16で生成された画像データに従って表示画面(各表示画素)の駆動信号を生成し、表示画面上に超音波診断に係るメニュー、ステータスや、受信された超音波に基づく計測データの表示を行う。
これらの操作入力部18や出力表示部19は、超音波診断装置本体1の筐体に一体となって設けられたものであっても良いし、USBケーブルなどを介して外部に取り付けられるものであっても良い。また、超音波診断装置本体1にこれらの操作入力端子や表示出力端子が設けられていれば、これらの端子に従来の操作用及び表示用の周辺機器を接続して利用するものであっても良い。
次に、本実施形態の超音波診断装置Sにおいて超音波を送信する際の振幅制御について説明する。
図3は、本実施形態の送信部12から一つの振動子21に対して出力されたパルス信号と、当該振動子21から受信部13に入力される受信信号の送受信に係る回路構成を示す図である。
送信部12から出力されたパルス信号は、パルサーの内部抵抗RT及びT/R(Transmitter/Receiver)スイッチTRT(選択透過部)が設けられた送信配線LTXを通り、ノードN1から送受信信号の共通配線LTRに入って振幅調整部14に入力された後、振動子21に送られる。一方、振動子21で受信された超音波から変換された受信信号は、共通配線LTR上の振幅調整部14を経てノードN1から受信配線LRXに流れ、受信部13に出力される。
T/RスイッチTRTは、並列反対向きに設けられた2個のダイオードを備え、送信部12からの大電圧振幅のパルス信号を共通配線LTRに透過させる一方で、振動子21から送られた小電圧振幅の受信信号を送信配線LTX及び送信部12へ透過させないように動作する。
なお、超音波診断装置Sは、通常、このT/RスイッチTRTに加えて、小電圧振幅の受信信号を透過させる一方で、大電圧振幅の信号を透過させないためのT/Rスイッチ(図示略)をノードN1から受信部13への受信配線LRXに設ける構成となっている。
振幅調整部14は、複数、ここでは4本の重み付けユニット141〜144を有している。重み付けユニット141には、ダイオードスイッチTP1と、抵抗R1(抵抗素子)と、スイッチSW1(スイッチング部)とがこの順番で直列に接続されている。この重み付けユニット141は、ダイオードスイッチTP1の一端が共通配線LTRに接続され、スイッチSW1の一端が接地されている。同様に、重み付けユニット142には、ダイオードスイッチTP2と、抵抗R2と、スイッチSW2とが接続され、重み付けユニット143には、ダイオードスイッチTP3と、抵抗R3と、スイッチSW3とが接続され、また、重み付けユニット144には、ダイオードスイッチTP4と、抵抗R4と、スイッチSW4とが接続されている。そして、ダイオードスイッチTP2〜TP4の一端がそれぞれ共通配線LTRに接続され、スイッチSW2〜SW4の一端がそれぞれ接地されている。従って、これらの重み付けユニット141〜144、即ち、抵抗R1〜R4は、それぞれ振動子21と並列に設けられていることになる。
ダイオードスイッチTP1〜TP4は、各ダイオードの順方向電圧特性により定まる所定の正の閾値電圧以上及び負の閾値電圧以下の電圧信号を透過させる。超音波診断装置Sにおいて、パルス信号の電圧振幅(例えば、100V程度)は、これらの閾値の絶対値と比較して遥かに大きい。一方、受信信号の電圧振幅(通常、mVレンジ)は、これらの閾値の絶対値と比較して小さい。従って、これらのダイオードスイッチTP1〜TP4は、パルス信号を選択的に透過させ、受信信号を透過させない。
スイッチSW1〜SW4は、制御部15からの制御信号に基づいてオンオフが制御される。これらのスイッチSW1〜SW4は、パルス信号として出力される高電圧に耐え得る高耐圧性のものであり、例えば、FETなどのアナログスイッチである。スイッチSW1〜SW4が全て開放されてオフ状態となっている場合には、重み付けユニット141〜144は、全てフロート状態となり、各抵抗R1〜R4には電圧がかからない。従って、振動子21は、送信部12から出力されたパルス信号に基づき、パルサーの内部抵抗RTと振動子21に直列にかかる電圧のうち、振動子21にかかる分圧に応じた振幅の超音波を発信する。
一方、スイッチSW1〜SW4の何れか、又は、全てが閉じられてオン状態となっている場合には、当該オン状態となっている重み付けユニット141〜144と振動子21とがノードN1と接地端との間で互いに並列に接続されることになる。従って、パルス信号に基づいて振動子21にかかる電圧は、この振動子21に並列に接続された状態の重み付けユニットに含まれる抵抗の大きさに応じて低下し、振動子21から送信される超音波の振幅が小さくなる。
即ち、各振動子21に対応する配線経路にそれぞれ設けられた振幅調整部14へ制御部15から送られる制御信号に応じて、各振動子21に印加される電圧が個別に制御されることで、各振動子21から送信される超音波の振幅が所望のプロファイルに従うように調節される。適用されるプロファイルとしては、超音波診断装置において従来用いられている公知の分布と同等又はこれに類似するものとすることが出来る。例えば、送信超音波の送信方向に対し、ハニング窓を窓関数として各振動子21から発信される超音波の振幅の重み付けを行うように、各重み付けユニット141〜144のオンオフを制御することが出来る。
このとき、抵抗R1〜R4の抵抗値は適宜に設定されるが、これら抵抗R1〜R4の抵抗値を全て異なる値とすることで、少ない抵抗の本数でもより多くの印加電圧を振動子21に対して設定可能とすることが出来る。
このように、本実施形態の超音波診断装置Sは、送信部12から出力されたパルス信号の電圧振幅を送り先の振動子21に応じて個別に調整して出力する振幅調整部14を備える。この振幅調整部14は、複数の抵抗R1〜R4と、これらの抵抗R1〜R4の導通状態を切り替えるためのスイッチSW1〜SW4とを有し、制御部15によりスイッチSW1〜SW4のオンオフがそれぞれ制御されて、発信させる超音波の振幅に応じた分圧が振動子21にかかるように変更される。従って、抵抗素子とFETなどのスイッチのみの簡易な構成により、容易に各振動子21から出力される超音波の振幅を個別制御することが出来る。
また、4つの重み付けユニット141〜144、即ち、抵抗R1〜R4が振動子21に並列に電気接続されることで、予め設定されたパルサーの内部抵抗RTに対する分圧が振動子21及び振幅調整部14にかかることになるので、振動子21の抵抗が超音波探触子2に応じて変化しても、即ち、異なる仕様(周波数、形状等)の超音波探触子2を接続しても、振動子21にかかる分圧が大きくずれにくい。
また、重み付けユニット141〜144には、並列に配置された反対向きの二本のダイオードによるダイオードスイッチTP1〜TP4が設けられており、パルス信号に係る大きな電圧を透過させて振幅調整を可能とする一方で、受信信号に係る小さな電圧を透過させないので、簡易な構成で受信信号を減衰させずに受信部13に入力させることが出来る。従って、超音波の送信と受信の切り替え時にスイッチSW1〜SW4の高速切り替え制御を行う必要を生じさせずに、各重み付けユニット141〜144にパルス信号のみを選択的に透過させることが出来る。
また、スイッチSW1〜SW4としてFETといった高耐圧性のアナログスイッチを用いることで、小型且つ容易な構成で高耐圧且つ高速動作を可能とすることが出来る。
また、抵抗R1〜R4の抵抗値を全て異なる値とすることで、少ない抵抗の本数でより多くの合成抵抗を設定可能として、部品点数や制御信号の配線の本数を抑えることが出来る。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態の超音波診断装置について説明する。
図4は、第2実施形態の超音波診断装置Saの内部構成を示すブロック図である。
本実施形態の超音波診断装置Saに係る超音波診断装置本体1aは、振幅調整部14aの配置及び構成が第1実施形態の振幅調整部14と異なる点を除いて第1実施形態の超音波診断装置Sと同一であり、同一部分については同一の符号を付して説明を省略する。
この超音波診断装置本体1aは、送信部12から出力されたパルス信号が振幅調整部14aに入力され、この振幅調整部14aを経た送信配線LTXと受信部13への受信配線LRXとがまとめられて共通配線LTRにより超音波探触子2と接続される構成を有している。
図5は、第2実施形態の超音波診断装置Saにおけるパルス信号と受信信号の送受信に係る回路構成を示す図である。
本実施形態の超音波診断装置Saでは、上述のように、振幅調整部14aは、送信配線LTX上であって、パルサーの内部抵抗RTとT/RスイッチTRTとの間の位置に設けられている。振幅調整部14aは、互いに並列に接続された重み付けユニット141a〜144aを備える。この構成では、T/RスイッチTRTにより振幅調整部14aには受信信号が伝わらないので、各重み付けユニット141a〜144aには、ダイオードスイッチTP1〜TP4が設けられていない。
このような第2実施形態の超音波診断装置Saの構成であっても、第1実施形態の超音波診断装置Sと同様に抵抗R1〜R4の抵抗値を設定し、また、スイッチSW1〜SW4のオンオフ制御を行うことにより、各振動子21にかかるパルス信号の電圧振幅を適切に制御して各振動子21から所望の振幅の超音波を発信させることが出来る。
また、振幅調整部14aは、受信部13へ接続された受信配線LRXとは分離された送信配線LTXの途中に設けられており、この送信配線LTXには、受信信号の逆流を禁止するT/RスイッチTRTが設けられているので、振幅調整部14aには受信信号の透過を防ぐための構成を設けたりスイッチ動作を行わせたりする必要がなく、より簡易な構成でパルス信号の電圧振幅を調整することが出来る。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態の超音波診断装置について説明する。
本実施形態の超音波診断装置Sは、第1実施形態の超音波診断装置Sに係る超音波診断装置本体1の振幅調整部14が振幅調整部14bに置換されている点を除いて第1実施形態の超音波診断装置Sと同一であり、同一部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、第3実施形態の超音波診断装置Sにおけるパルス信号と受信信号の送受信に係る回路構成を示す図である。
本実施形態の超音波診断装置Sの振幅調整部14bは、ノードN1と振動子21の間の共通配線LTR上に振動子21に対して直列に接続されている。この振幅調整部14bでは、重み付けユニット141b〜144bが互いに並列に接続されている。また、これらの重み付けユニット141b〜144bに対して更に並列にショートカット回路145bが設けられている。
重み付けユニット141bには、抵抗R1とスイッチSW1が直列に設けられている。同様に、重み付けユニット142bには、抵抗R2とスイッチSW2とが直列に設けられ、重み付けユニット143bには、抵抗R3とスイッチSW3とが直列に設けられ、重み付けユニット144bには、抵抗R4とスイッチSW4とが直列に設けられている。
ショートカット回路145bは、スイッチSW5のみを備える。このスイッチSW5は、他のスイッチSW1〜SW4と同様に、制御部15からの制御信号によりオンオフが制御される。
この第3実施形態の超音波診断装置Sに係る超音波診断装置本体1では、送信部12の出力電圧がパルサーの内部抵抗RT、振幅調整部14b、及び、振動子21に分配されて印加される。そして、振動子21に印加される分圧に応じた振幅の超音波が生成、送信される。具体的には、超音波の送信時には、スイッチSW5をオフさせると共に、スイッチSW1〜SW4のオンオフを適切に制御することで振幅調整部14bにかかる分圧を変更して、送信する超音波の振幅を変化させる。一方、超音波の受信時には、スイッチSW5をオンさせることで受信信号が抵抗R1〜R4を迂回して伝わる構成として、受信した超音波に係る受信信号の振幅(強度)を振幅調整部14bで減衰させずに受信部13に送る。
このように、本実施形態の超音波診断装置Sでは、振幅調整部14bに含まれる抵抗R1〜R4が振動子21に対して直列に電気接続される。従って、これらの抵抗R1〜R4が振動子21と並列に電気接続される場合に比べて合成抵抗の値が大きくなって全体として電流を低減させ、消費電力を抑えることが出来る。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態の超音波診断装置について説明する。
この超音波診断装置Saは、第2実施形態の超音波診断装置Saに係る振幅調整部14aが振幅調整部14cに置換された点を除いて第2実施形態の超音波診断装置Saと同一であり、同一部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図7は、第4実施形態の超音波診断装置Saにおけるパルス信号と受信信号の送受信に係る回路構成を示す図である。
本実施形態の超音波診断装置Saに係る超音波診断装置本体1aの振幅調整部14cは、送信配線LTXの途中、パルサーの内部抵抗RTとT/RスイッチTRTの間の位置に設けられている。そして、この振幅調整部14cでは、重み付けユニット141b〜144bが互いに並列に接続されている。T/RスイッチTRTにより、この振幅調整部14cには受信信号が流れないので、受信信号を透過させるためのショートカット回路145bが設けられていないが、ショートカット回路145bを他の重み付けユニット141b〜144bと並列に設けることとしても良い。この場合には、スイッチSW5をオンすることで、抵抗R1〜R4によりパルス信号のパルス電圧振幅を減衰させること無く、振動子21にパルス信号の電圧パルスが印加される。
この第4実施形態の超音波診断装置Saでは、第3実施形態の超音波診断装置Sと同様に、パルス信号に係る電圧振幅がパルサーの内部抵抗RTと、振幅調整部14cの各抵抗R1〜R4の一部または全部と、振動子21とに分配されて印加され、振動子21に印加される分圧に応じた振幅の超音波が生成、送信される。従って、超音波の送信時には、振幅調整部14cにかかる分圧が小さくなるようにスイッチSW1〜SW4のオンオフを制御することで、相対的に振動子21にかかる分圧を増加させて送信する超音波の振幅を増大させ、反対に、振幅調整部14cにかかる分圧が大きくなるようにスイッチSW1〜SW4のオンオフを制御することで、相対的に振動子21にかかる分圧を減少させて送信する超音波の振幅を減少させる。
以上のように、本実施形態の超音波診断装置Saでは、送信配線LTX上に設けられたパルサーの内部抵抗RT及びT/RスイッチTRTの間の位置に、振幅調整部14c(抵抗R1〜R4)がこれらパルサーの内部抵抗RT及びT/RスイッチTRTに対して直列に電気接続されている。そして、この振幅調整部14cでは、重み付けユニット141b〜144bが互いに並列に設けられている。このような構成により、受信信号を振幅調整部14cに流すことなく、且つ、振幅調整部14cでの不要な電力の消費を抑えながら、簡易な構成で適切且つ容易に各振動子21から発信される超音波の振幅の個別制御を行うことが出来る。
[第5実施形態、第6実施形態]
次に、第5実施形態及び第6実施形態の超音波診断装置について説明する。
図8は、第5実施形態及び第6実施形態の超音波診断装置Sdの内部構成を示すブロック図である。
この超音波診断装置Sdでは、振幅調整部14dが超音波探触子2dの内部に設けられている。送信部12から超音波探触子2dへ送られるパルス信号、超音波探触子2dから受信部13へ送られる受信信号、及び、制御部15から振幅調整部14dへ送られる制御信号は、ケーブル22を介して伝送される。その他の構成については、第1実施形態の超音波診断装置Sと同一であり、同一の符号を付して説明を省略する。
図9(a)は、第5実施形態の超音波診断装置Sdにおけるパルス信号及び受信信号の送受信に係る回路構成について説明する図である。また、図9(b)は、第6実施形態の超音波診断装置Sdにおけるパルス信号及び受信信号の送受信に係る回路構成について説明する図である。
図9(a)に示すように、第5実施形態の超音波診断装置Sdでは、振幅調整部14dは、共通配線LTR上に設けられている。この振幅調整部14dには、4つの重み付けユニット141d〜144dが直列に接続されている。重み付けユニット141dでは、抵抗R1とスイッチSW1とが並列に接続されている。即ち、この重み付けユニット141dでは、スイッチSW1がオンされることで抵抗R1の両端が短絡され、パルス信号や受信信号が抵抗R1を迂回する。一方、スイッチSW1がオフされることで抵抗R1をパルス信号や受信信号が流れる。同様に、重み付けユニット142dでは、抵抗R2とスイッチSW2とが並列に接続され、重み付けユニット143dでは、抵抗R3とスイッチSW3とが並列に接続され、また、重み付けユニット144dでは、抵抗R4とスイッチSW4とが並列に接続されている。従って、スイッチSW1〜SW4がオンされて信号が抵抗R1〜R4を迂回すると振幅調整部14d全体の負荷(全体にかかる分圧)が減少するので、振動子21にかかる電圧が増大する。一方、スイッチSW1〜SW4がオフされて抵抗R1〜R4を信号が流れると、振幅調整部14d全体の負荷(全体にかかる分圧)が増大するので、振動子21にかかる電圧が減少する。
この場合、ノードN1を超音波診断装置本体1dに設けて、ケーブル22には共通配線LTRを通す構成とすることが出来る。
一方、図9(b)に示すように、第6実施形態の超音波診断装置Sdにおいて、振幅調整部14dは、送信部12から出力されるパルス信号の送信配線LTXの途中、パルサーの内部抵抗RTとT/RスイッチTRTの間に設けられている。即ち、本実施形態の超音波診断装置Sdでは、第5実施形態の超音波診断装置Sdと同様に、重み付けユニット141d〜144dに係る各抵抗R1〜R4と振動子21とが直列に接続される構成となっている。従って、制御部15からの制御信号によりスイッチSW1〜SW4のオンオフを適切に組み合わせることにより、振動子21にかかる分圧を変化させて、振動子21が発信する超音波の振幅を制御する。
以上のように、第5実施形態の超音波診断装置Sd、及び、第6実施形態の超音波診断装置Sdでは、振幅調整部14dが超音波探触子2dの内部に設けられている。そして、この振幅調整部14dでは、4つの重み付けユニット141d〜144dのそれぞれに設けられた抵抗R1〜R4と、振動子21とが全て直列に電気接続されている。従って、振幅調整部14dにおける振幅調整の動作に際して不要な電力消費を防ぐことが出来る。また、この振幅調整部14dにおける抵抗R1〜R4の抵抗値と、振動子21の抵抗値とを一体的に設定して超音波探触子2を形成することが出来るので、振動子21の抵抗値のぶれによらず、超音波診断装置本体1に接続される超音波探触子2dごとに適切な超音波振幅の出力プロファイルを設定することが出来る。
ここで、振幅調整部14dは、ケーブル22の各所(コネクターを含む)に設けられても良い。ケーブル22に設けられた場合であっても、振動子21の抵抗値と一体的に抵抗R1〜R4の抵抗値を設定することが出来るので、超音波探触子2dごとに適切な超音波振幅の出力プロファイルを設定することが出来る。
[第7実施形態、第8実施形態]
次に、第7実施形態及び第8実施形態の超音波診断装置について説明する。
第7実施形態の超音波診断装置Sは、図2に示した第1実施形態の超音波診断装置Sにおいて、振幅調整部14を振幅調整部14eに置き換えた点を除き、同一の構成であり、同一部分については同一の符号を付して説明を省略する。
また、第8実施形態の超音波診断装置Saは、図4に示した第2実施形態の超音波診断装置Saにおいて、振幅調整部14aを振幅調整部14eに置き換えた点を除き、同一の構成であり、同一部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図10(a)は、第7実施形態の超音波診断装置Sにおけるパルス信号及び受信信号の送受信に係る回路構成について説明する図である。また、図10(b)は、第8実施形態の超音波診断装置Saにおけるパルス信号及び受信信号の送受信に係る回路構成について説明する図である。
図10(a)に示すように、第7実施形態の超音波診断装置Sでは、振幅調整部14eが振動子21と並列に接続されている。この振幅調整部14eでは、4つの重み付けユニット141d〜144dに含まれる抵抗R1〜R4が直列接続となるようにこれらの重み付けユニット141d〜144dが接続されている。重み付けユニット141dの一端は、スイッチSW6を挟んで共通配線LTRに接続され、重み付けユニット144dの一端は、接地されている。
スイッチSW6は、制御部15からの制御信号に基づき、超音波の受信時にオフされることで受信信号が振幅調整部14eに流れ込むのを防止すると共に、振幅調整部14eを用いずにパルス信号に係る電圧パルスを振動子21に送る場合にもオフされる。超音波の送信時に振幅調整部14eを用いない場合を想定しない場合には、振幅調整部14eには、スイッチSW6の代わりに上述のダイオードスイッチが設けられていても良い。
一方、図10(b)に示すように、第8実施形態の超音波診断装置Saでは、振幅調整部14eは、送信配線LTXの途中、パルサーの内部抵抗RTとT/RスイッチTRTの間の位置に接続されている。また、この振幅調整部14eは、振動子21と並列に接続されている。
この第8実施形態の超音波診断装置Saでは、T/RスイッチTRTにより振幅調整部14eには、受信信号が流れない。従って、スイッチSW6は、振幅調整部14eを用いずにパルス信号を振動子21に送るか否かに基づいて制御部15によりオンオフの制御がなされる。振幅調整部14eを用いずにパルス信号を振動子21に送るケースが想定されない場合には、このスイッチSW6は、省略されても良い。
以上のように、第7実施形態の超音波診断装置S及び第8実施形態の超音波診断装置Saでは、振動子21と並列に電気接続された振幅調整部14eにおいて、4つの抵抗R1〜R4が直列に接続され、スイッチSW1〜SW4によってそれぞれの抵抗R1〜R4のバイパスの可否が設定されることで、発信する超音波の振幅に応じた分圧を振幅調整部14e及び振動子21に印加することが可能となっている。このように、振動子21と並列に電気接続された抵抗R1〜R4は、互いに並列に接続される構成に限らず、互いに直列に接続されていても良い。何れの構成であっても、他の実施形態と同様に、回路規模を増大させない簡易な構成と容易な動作によって的確に各振動子21から発信する超音波の振幅の重み付けを行うことが出来る。
[第9実施形態、第10実施形態]
次に、第9実施形態及び第10実施形態の超音波診断装置について説明する。
これらの超音波診断装置Sは、第1実施形態の超音波診断装置Sに係る振幅調整部14が、それぞれ振幅調整部14f、14gに置換された点を除いて第1実施形態の超音波診断装置Sと同一であり、同一部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図11(a)は、第9実施形態の超音波診断装置Sにおけるパルス信号及び受信信号の送受信に係る回路構成について説明する図である。また、図11(b)は、第10実施形態の超音波診断装置Sにおけるパルス信号及び受信信号の送受信に係る回路構成について説明する図である。
図11(a)に示すように、第9実施形態の超音波診断装置Sに係る振幅調整部14fでは、4つの重み付けユニット141f〜144fがノードN1と接地レベルとの間に振動子21とそれぞれ並列に電気接続されている。重み付けユニット141fでは、ノードN1の側にスイッチSW1が設けられ、接地側に抵抗R1が設けられて、互いに直列に接続されている。同様に、重み付けユニット142fでは、ノードN1の側にスイッチSW2が設けられ、接地側に抵抗R2が設けられて、互いに直列に接続されている。重み付けユニット143fでは、ノードN1の側にスイッチSW3が設けられ、接地側に抵抗R3が設けられて、互いに直列に接続されている。重み付けユニット144fでは、ノードN1の側にスイッチSW4が設けられ、接地側に抵抗R4が設けられて、互いに直列に接続されている。なお、スイッチSW1〜SW4と抵抗R1〜R4の接続の順番は、それぞれ振幅調整部14aと同様に入れ換えられていても良い。
本実施形態の超音波診断装置Sに係る振幅調整部14fでは、超音波の送信時には、制御部15からの制御信号に基づいてスイッチSW1〜SW4のオンオフの組み合わせを適宜制御することで、ノードN1の電圧、即ち、振動子21に印加される電圧を変更する。一方、超音波の受信時には、制御部15からの制御信号に基づいてスイッチSW1〜SW4を全てオフとすることで、振動子21から送られる受信信号を全て受信部13に入力させる構成となっている。
このように、第9実施形態の超音波診断装置Sでは、第1実施形態の超音波診断装置Sとは反対に、超音波の送受信の切り替えに合わせてスイッチSW1〜SW4のオンオフを高速制御することで、ダイオードスイッチを設けなくてもパルス信号と受信信号の信号経路を適切に制御することが出来るので、振幅調整部14fを更に小型化することが出来る。
一方、図11(b)に示すように、第10実施形態の超音波診断装置Sに係る振幅調整部14gでは、4つの重み付けユニット141g〜144gがノードN1と接地レベルとの間に振動子21とそれぞれ並列に電気接続されて設けられている。重み付けユニット141g〜144gは、第1実施形態の重み付けユニット141〜144におけるダイオードスイッチTP1〜TP4がそれぞれダイオードスイッチTP5〜TP8に置き換えられたものである。ダイオードスイッチTP5〜TP8では、2つのツェナーダイオードが反対向きに直列で接続されている。この構成では、印加電圧に対して逆方向に接続されたツェナーダイオードの降伏電圧以上の電圧信号が透過し、降伏電圧より小さい電圧信号が遮断される。従って、小さな電圧振幅の受信信号が振幅調整部14gに流れ込まずに受信部13へ送られる一方、大きな電圧振幅のパルス信号は、振幅調整部14gに流れ込んで振動子21に印加されるパルス信号の電圧振幅が調節される。
このときのツェナーダイオードの降伏電圧は、安定的に設定可能な範囲で適宜な値に設定することが出来る。この値がパルス信号の電圧振幅に対して十分に小さく、且つ、想定される受信信号の電圧振幅に対して十分に大きく設定されることで、パルス信号及び受信信号の波形の何れにも悪影響を与えない構成とすることが出来る。また、各重み付けユニット141g〜144gにおいて、市販の抵抗R1〜R4では所望の出力電圧プロファイルが設定しづらい場合であっても、この降伏電圧により調整することが出来る。
このように、第10実施形態の超音波診断装置Sは、重み付けユニット141g〜144gがそれぞれダイオードスイッチTP5〜TP9を有するので、回路規模を大型化させずに容易な構成で、また、超音波の送受信切り替え時におけるスイッチSW1〜SW4のオンオフ制御も必要とせずに、重み付けユニット141g〜144gを透過させるパルス信号と透過させない受信信号とを容易に分離することが出来る。
[第11実施形態]
次に、第11実施形態の超音波診断装置について説明する。
この超音波診断装置Sは、第1実施形態の超音波診断装置Sに係る各振幅調整部14が複数の振動子21のうち何れかに択一的に接続可能となっている点を除き、第1実施形態の超音波診断装置Sと同一であり、同一部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図12は、本実施形態の超音波診断装置Sにおけるパルス信号及び受信信号の送受信に係る回路構成について説明する図である。
本実施形態の超音波診断装置Sでは、一の振幅調整部14がスイッチSSWを介して複数の振動子21の何れかに対して択一的に接続可能となっている。ここでは、例として2個の振動子21が示されているが、接続可能な振動子21の数は、これより多くても良い。一の振幅調整部14に接続可能な振動子21と、他の振幅調整部14に接続可能な振動子21とは、排他的ではなく、一の振動子21は、複数の振幅調整部14のうちの何れかに択一的に接続されることが可能な構成となっている。例えば、各振幅調整部14のスイッチSW1〜SW4のオンオフ状態を固定した状態でスイッチSSWを切り替えて、各振幅調整部14に接続される振動子21を一つずつずらしていくことで、振幅調整部14により定められた送信超音波のプロファイルを保ったまま超音波探触子2から送信する超音波の方向を変化させていく、即ち、走査させることが出来る。
この場合には、振幅調整部14の数が振動子21の数よりも少ない構成とすることが出来、超音波の送受信が行われない振動子21は、何れの振幅調整部14にも接続されない。
このような超音波診断装置Sによれば、複数のスイッチSW1〜SW4を切り替える代わりに一のスイッチSSWのみを切り替えれば良い場合が増え、全体として制御部15からの制御信号の出力量を低減させて制御を簡便化することが出来る。また、この場合、スイッチSW1〜SW4の切り替え周波数が下がるので、スイッチSW1〜SW4には、FETを用いたスイッチに限らず、他の高耐圧性を有するスイッチ、例えば、機械式リレースイッチを用いることとしても良い。
以上のように、第11実施形態の超音波診断装置Sは、振幅調整部14と振動子21との間の接続関係を設定するスイッチSSWを備える。そして、制御部15からの制御信号に基づき、振幅調整部14で設定された振幅の超音波を出力させる振動子21と接続させることで、各振幅調整部14が備える多数のスイッチSW1〜SW4の切り替え頻度を低減させて、処理の負荷の増大を抑えることが出来る。
また、このような切り替え頻度の低いスイッチには、機械式リレースイッチを用いることで物理的に導通を遮断することが出来るので、より確実に高い印加電圧に対する耐性を持たせることが出来る。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、抵抗R1〜R4が全て並列接続又は直列接続された形態を示したが、例えば、所望のプロファイルと容易に入手可能な抵抗値との関係から複数の抵抗をセットにして用いる場合には、当該複数の抵抗を直列に接続して一つのスイッチで制御を行い、他の抵抗を一つずつ当該複数の抵抗と並列に接続するような形であっても良い。
また、上記実施の形態では、ダイオードの順方向電圧特性を用いたダイオードスイッチと、逆方向電圧に係るツェナー降伏電圧を用いたダイオードスイッチとを示したが、直列接続される抵抗に応じてこれらが混在する構成であっても良い。
また、上記実施の形態では、超音波診断装置本体と超音波探触子との組み合わせで超音波診断装置S、Sa、Sdを構成する例を挙げて説明したが、本発明の超音波診断装置は、超音波診断装置本体の内部に振幅調整部14〜14gが設けられている場合には、この超音波診断装置本体のみの構成であっても良く、この超音波診断装置本体に外付け可能な任意の超音波探触子を適宜接続して利用する構成とすることができる。
また、上記第5実施形態及び第6実施形態の超音波診断装置Sdに係る振幅調整部14dについてのみ、超音波探触子2dの内部に形成される例を挙げたが、他の実施形態の超音波診断装置S、Saについて示した他の振幅調整部が超音波探触子2dの内部(コネクターを含むケーブル22の各所でも良い)に設けられても良いし、反対に、振幅調整部14dが超音波診断装置本体1、1aの内部に設けられていても良い。
また、上記実施の形態では、バイポーラー型の矩形波パルスを振動子21に印加する構成としたが、パルス信号の波形は適宜設定可能である。振幅調整部14〜14gとしては、この波形に応じて適切なものが選ばれることが好ましい。
その他、上記実施の形態で示した構成や回路といった具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
1 超音波診断装置本体
1a 超音波診断装置本体
1d 超音波診断装置本体
2 超音波探触子
2d 超音波探触子
12 送信部
13 受信部
14 振幅調整部
14a 振幅調整部
14b 振幅調整部
14c 振幅調整部
14d 振幅調整部
14e 振幅調整部
14f 振幅調整部
14g 振幅調整部
15 制御部
16 画像処理部
17 記憶部
18 操作入力部
19 出力表示部
21 振動子
22 ケーブル
141〜144 重み付けユニット
141a〜144a 重み付けユニット
141b〜144b 重み付けユニット
141d〜144d 重み付けユニット
141f〜144f 重み付けユニット
141g〜144g 重み付けユニット
145b ショートカット回路
RX 受信配線
TR 共通配線
TX 送信配線
N1 ノード
R1〜R4 抵抗
RT パルサーの内部抵抗
S 超音波診断装置
Sa 超音波診断装置
Sd 超音波診断装置
SSW スイッチ
SW1〜SW4 スイッチ
SW5 スイッチ
SW6 スイッチ
TP1〜TP4 ダイオードスイッチ
TP5〜TP8 ダイオードスイッチ
TRT T/Rスイッチ

Claims (8)

  1. 複数の振動子にそれぞれパルス信号を出力して超音波を発信させると共に、当該振動子が受信した超音波に基づく受信信号を取得する超音波診断装置であって、
    所定の電圧振幅で前記パルス信号を生成する信号生成部と、
    前記複数の振動子に出力する前記パルス信号の電圧振幅をそれぞれ個別に変更する複数の振幅調整部と、
    当該振幅調整部による電圧振幅の変更量をそれぞれ制御する制御部と
    を備え、
    前記振幅調整部の各々は、複数の抵抗素子と、当該複数の抵抗素子にかかる電圧をそれぞれ切替制御するスイッチング部とを有し、
    前記制御部は、当該スイッチング部におけるオンオフの組み合わせを設定する制御信号を出力して前記振幅調整部の負荷を変化させることで、前記振動子の各々から発信させる超音波の振幅に応じた電圧を当該振動子に印加する
    ことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 前記振幅調整部の各々は、前記複数の抵抗素子が前記振動子と並列に電気接続されてなることを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 前記振幅調整部には、互いに反対向きの二つのダイオード素子が前記抵抗素子及び前記スイッチング部と直列に電気接続されて設けられていることを特徴とする請求項2記載の超音波診断装置。
  4. 前記振動子と、超音波診断装置本体との接続部とを有する超音波探触子を備え、
    前記振幅調整部は、当該超音波探触子の内部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の超音波診断装置。
  5. 前記振幅調整部の各々は、前記複数の抵抗素子が前記振動子と直列に電気接続されてなることを特徴とする請求項4記載の超音波診断装置。
  6. 前記受信信号を処理する信号処理部を備え、
    当該信号処理部に前記受信信号を伝える受信配線と、前記信号生成部から前記パルス信号を伝える送信配線とは、前記振動子と接続される共通配線に所定のノードで接続され、
    前記振幅調整部は、前記送信配線に設けられており、
    前記所定のノードと前記振幅調整部との間には、前記パルス信号を選択的に透過させる選択透過部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の超音波診断装置。
  7. 前記スイッチング部は、アナログスイッチ又は機械式リレースイッチであることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の超音波診断装置。
  8. 前記複数の抵抗素子の抵抗値は、全て互いに異なることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の超音波診断装置。
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