JP2014167958A - 波長選択レーザ光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紫外から青色の励起レーザ光(波長390nm〜460nm)を発する単一の半導体レーザ光源を用いながら、出射波長を選択することができる波長選択レーザ光源装置を得る。
【解決手段】紫外から青色の励起レーザ光を発する半導体レーザ素子と、該半導体レーザ素子からの励起レーザ光を入射端面に入射させる光源側ファイバと、該光源側ファイバの出射端部に設けた光コネクタと、を有する半導体レーザ光源;及び、半導体レーザ光源の光コネクタに着脱可能に接続される光コネクタと、該光コネクタに入射された励起レーザ光を入射端面に入射させ、その出射端面から、入射励起レーザ光とは異なる波長のレーザ光を発する、波長変換ファイバレーザ素子と、を有するレーザ出射アタッチメント;を備えた波長選択レーザ光源装置。波長変換ファイバレーザ素子は、(株)住田光学ガラスから市販されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ光源装置に関し、特に紫外から青色の励起レーザ光(波長390nm〜460nm)を発する半導体レーザ光源を用いて、出力されるレーザ光の波長を選択できる波長選択レーザ光源装置に関する。
特許文献1は、青色半導体レーザ素子(波長442nm)からの励起レーザ光をその入射端面に入射させ、出射端面から異なる複数の波長のレーザ光(具体的には青色、橙色、赤色)を同時に出射させる蛍光ファイバを提案している。この蛍光ファイバは、別言すると、入射端面に入射される青色半導体レーザ素子からの励起レーザ光を励起エネルギとして別の異なる複数の波長のレーザ光を出射端面から発する波長変換部材をコアとして有するファイバである。波長変換部材は、具体的には、励起青色レーザ光で励起されることにより波長変換光を発する3価希土類イオンとして少なくともプラセオジムイオンをフッ化物ガラスに含有すると説明されている。このような蛍光ファイバ素子を以下「波長変換ファイバレーザ素子」と呼ぶ。
この特許文献1で提案されている波長変換ファイバレーザ素子は、その出射端面から、青色半導体レーザ素子からの青色、波長変換光の橙色、赤色の全てが出射する。しかし、特許文献1の出願人である(株)住田光学ガラスは、現在では、複数色を同時に出射する特許文献1の波長変換ファイバレーザ素子だけでなく、同じ青色励起レーザ光の入射を受けながら、黄色、赤色、青緑色、緑色、橙色の各単色を出射する波長変換ファイバレーザ素子(青色入射-黄色出射レーザ素子、青色入射-赤色出射レーザ素子、青色入射-青緑色出射レーザ素子、青色入射-緑色出射レーザ素子、青色入射-橙色出射レーザ素子)(商品名「ファイバーレーザー素子」)を販売している。
特開2007-157764号
この波長変換ファイバレーザ素子と青色半導体レーザ光源を組み合わせると、異なる波長のレーザ光を発するレーザ光源装置を得ることができる。しかし従来、異なる出射波長のレーザ光源装置を得るには、光源装置毎に青色半導体レーザ光源と所望出射波長の波長変換ファイバレーザ素子を必要としていた。半導体レーザ光源としては、現在、発振励起レーザ波長が440〜460nmの青色半導体レーザ光源に代えて、発振励起レーザ波長が390nmの紫外半導体レーザ光源も使用可能であることが知られている。
本発明は、紫外から青色の励起レーザ光(波長390nm〜460nm)を発する単一の半導体レーザ光源を用いながら、出射波長を選択することができる波長選択レーザ光源装置を得ることを目的とする。
本発明は、紫外または青色半導体レーザ光源に対して、出射波長が異なる波長変換ファイバレーザ素子の選択使用を可能とすれば、単一光源で異なる波長のレーザ光が出射可能であるという着眼に基づいてなされたものである。
本発明による波長選択レーザ光源装置は、紫外から青色の励起レーザ光(波長390nm〜460nm)を発する半導体レーザ素子と、該半導体レーザ素子からの励起レーザ光を入射端面に入射させる光源側ファイバと、該光源側ファイバの出射端部に設けた光コネクタと、を有する半導体レーザ光源;及び、上記半導体レーザ光源の光コネクタに着脱可能に接続される光コネクタと、該光コネクタに入射された励起レーザ光を入射端面に入射させ、その出射端面から、上記入射励起レーザ光とは異なる波長のレーザ光を発する、波長変換ファイバレーザ素子と、を有するレーザ出射アタッチメント;を有することを特徴としている。波長変換ファイバレーザ素子は、入射端面に入射される紫外または青色半導体レーザ素子からの励起レーザ光を励起エネルギとして別の異なる複数の波長のレーザ光を出射端面から発する波長変換部材をコアとして有するファイバである。
レーザ出射アタッチメントは、同一(単一)の半導体レーザ光源に接続されたとき異なる波長を発する複数(つまり、異なる波長変換ファイバレーザ素子を用いた複数)が用意されており、波長選択レーザ光源の用途に応じて、選択使用される。具体的に、複数のレーザ出射アタッチメントには、現状では、
・青色入射-黄色出射波長変換ファイバレーザ素子(同商品名「黄ファイバーレーザー素子」)を有する青色入射-黄色出射アタッチメント、
・青色入射-赤色出射波長変換ファイバレーザ素子(同商品名「赤ファイバーレーザー素子」)を有する青色入射-赤色レーザ出射アタッチメント、
・青色入射-青緑色出射波長変換ファイバレーザ素子(同商品名「青緑ファイバーレーザー素子」)を有する青色入射-青緑色レーザ出射アタッチメント、
・青色入射-緑色出射波長変換ファイバレーザ素子(同商品名「緑ファイバーレーザー素子」)を有する青色入射-緑色レーザ出射アタッチメント、及び
・青色入射-橙色出射波長変換ファイバレーザ素子((株)住田光学ガラス商品名「橙ファイバーレーザー素子」)を有する青色入射-橙色レーザ出射アタッチメント、
を準備することができる。
特許文献1で提案されている複数波長を出射する波長変換ファイバレーザ素子を有するレーザ出射アタッチメントも使用可能である。
半導体レーザ光源に備えられた光源側ファイバは、該レーザ光源機枠から変形自由に突出させる態様(すなわち、光源側ファイバの光コネクタの位置をレーザ光源機枠に対して変更可能な態様)と、光源側ファイバの光コネクタを半導体レーザ光源の機枠に固定する態様が可能である。
各レーザ出射アタッチメントは、その光コネクタから入射する励起レーザ光を平行光束とするコリメータレンズと、該平行光束を波長変換ファイバレーザ素子の入射端面に入射させる集光レンズとを備えている。この入射端面に入射するレーザ光はエネルギレベルが高く、発熱の可能性が高いため、レーザ出射アタッチメント機枠には、該入射端面を外気に開放する通気穴を設けることが好ましい。
各レーザ出射アタッチメントには、その波長変換ファイバレーザ素子の出射端部に、他の光学機器との接続用の光コネクタを設けることができる。
あるいは、各レーザ出射アタッチメントとは別に、各レーザ出射アタッチメントの波長変換ファイバレーザ素子の出射端部に着脱可能な、波長変換ファイバレーザ素子からの出射拡散光を平行光束とするコリメータアタッチメントを設けてもよい。各レーザ出射アタッチメントからは紫外から青色の励起レーザ光も同時に出射されるが、この光が邪魔な場合は、このコリメータアタッチメントに青色カットフィルタを含ませることが好ましい。
また、半導体レーザ光源は、励起レーザ光を発する半導体レーザと、該半導体レーザからの励起レーザ光を平行光束とするコリメータレンズと、該平行光束を光源側ファイバの入射端面に入射させる集光レンズとを備えている。出力が高い半導体レーザは、その発光原理から出射光束の偏平度が高くなる。この偏平度を補正したい場合には、コリメータレンズと集光レンズの間にビーム成形(整形)プリズムあるいはシリンドリカルレンズが挿入される。
半導体レーザ光源の半導体レーザ素子は、入手のしやすさ、波長選択レーザファイバ素子による選択波長の多彩さから、現状では青色の励起レーザ光(波長440nm〜460nm)を発する半導体レーザ素子が好ましい。
本発明によれば、紫外または青色半導体レーザ光源に対して、光コネクタを介して異なるレーザ出射アタッチメントを接続することにより、異なる波長のレーザ光を得ることができる。
本発明による波長選択レーザ光源装置の第一の実施形態を示す接続概念図である。 図1の波長選択レーザ光源装置の青色半導体レーザ光源に着脱されるレーザ出射アタッチメントの一実施形態を示す断面図である。 同他のレーザ出射アタッチメントの他の実施形態を示す断面図である。 図3のレーザ出射アタッチメントと、該アタッチメントに装着されるコリメータアタッチメントとを示す概念図である。 図3のレーザ出射アタッチメントと、該アタッチメントに装着される光学機器とを示す概念図である。 図1の波長選択レーザ光源装置の青色半導体レーザ光源とレーザ出射アタッチメント、及び図4のコリメータアタッチメントとを接続した状態の光路図である。 図1の波長選択レーザ光源装置の青色半導体レーザ光源とレーザ出射アタッチメント、及び図4のコリメータアタッチメントとを接続した状態の別の光路図である。 本発明による波長選択レーザ光源装置の別の実施形態を示す接続概念図である。 さらに別の実施形態を示す接続概念図である。
図1は、本発明の波長選択レーザ光源装置100の一実施形態を示している。波長選択レーザ光源装置100は、青色半導体レーザ光源10と、レーザ出射アタッチメント群20からなっている。青色半導体レーザ光源10は、駆動電源11によって駆動されるレーザユニット12を備え、レーザユニット12は、図6、図7に示すように、青色の励起レーザ光(波長440nm〜460nm)を発する半導体レーザ素子13と、該青色発光半導体レーザ素子13からの励起レーザ光を平行光束として光源側ファイバ14の入射端面14a(図6、図7)に入射させる入射光学系15と、該光源側ファイバ14の出射端面14b(図6、図7)側に設けられた雄光コネクタ16とを備えている。入射光学系15は、図6左方に示すように、青色発光半導体レーザ素子13から出射する拡散光を平行光束とするコリメータレンズ15aと、楕円断面の青色発光半導体レーザ素子13からの出射光を円形に成形するビーム成形(整形)プリズム15bと、ビーム成形プリズム15bを出た平行光束を光源側ファイバ14の入射端面14aに入射させる(集光する)集光レンズ15cとを備えている。図7は、プリズムを用いない他のビーム整形方法を示すもので、コリメータレンズ15aと集光レンズ15cとの間にシリンドリカルレンズ(凸)15dと同(凹)15eを挿入している。シリンドリカルレンズ15dと15eは合成してアフォーカルレンズ(平行光出射)を形成する。励起レーザ光の偏平度を問題としない場合は、シリンドリカルレンズ15dと15eは省略される。
光源側ファイバ14は、青色発光半導体レーザ素子13からの青色励起レーザ光束を全て取り込むことができる大開口角(高NA)ファイバである。光源側ファイバ14は、レーザユニット12の機枠から変形自由に突出しており、その先端の雄光コネクタ16は、例えば市販のFCコネクタのプラグからなっている。
レーザ出射アタッチメント群20は、図1では、図の上方から順に、青色入射-黄色出射アタッチメント20Y、青色入射-赤色出射アタッチメント20R、青色入射-青緑色出射アタッチメント20B、青色入射-緑色出射アタッチメント20G及び青色入射-橙色出射アタッチメント20Oを描いている。これらの複数のレーザ出射アタッチメント群20は、波長変換ファイバレーザ素子21の種類を除き同一構造である。
図2は、各レーザ出射アタッチメント20の断面構造を示しており、青色半導体レーザ光源10側の雄光コネクタ16に接続される雌光コネクタ22(例えば市販のFCコネクタレセプタクル)と、該雌光コネクタ22に接続された雄光コネクタ16内の光源側ファイバ14からの出射拡散光束を平行光束とするコリメータレンズ23と、該平行光束を波長変換ファイバレーザ素子21の入射端面21aに入射させる集光レンズ24とを有している。
青色入射-黄色出射アタッチメント20Y、青色入射-赤色出射アタッチメント20R、青色入射-青緑色レーザ出射アタッチメント20B、青色入射-緑色出射アタッチメント20G及び青色入射-橙色出射アタッチメント20O内の波長変換ファイバレーザ素子21はそれぞれ、青色入射-黄色出射波長変換ファイバレーザ素子21Y((株)住田光学ガラス商品名「黄ファイバーレーザー素子」)、青色入射-赤色出射波長変換ファイバレーザ素子21R(同商品名「赤ファイバーレーザー素子」)、青色入射-青緑色出射波長変換ファイバレーザ素子21B(同商品名「青緑ファイバレーザー素子」)、青色入射-緑色出射波長変換ファイバレーザ素子21G(同商品名「緑ファイバーレーザー素子」)及び青色入射-橙色出射波長変換ファイバレーザ素子21O(同商品名「橙ファイバーレーザー素子」)である。これらの素子は、外形は同一であるが、同一の青色発光半導体レーザ素子13からの青色励起レーザ光(440〜460nm)の入射を受けたとき、それぞれ、黄色(波長580nm)、赤色(波長635nm)、青緑色(波長490nm)、緑色(波長523nm)及び橙色(波長605nm)のレーザ光を発する。
図1は、青色半導体レーザ光源10の雄光コネクタ16に、青色入射-橙色出射アタッチメント20Oの雌光コネクタ22を結合した状態を描いており、この青色入射-橙色出射アタッチメント20Oの青色入射-橙色出射波長変換ファイバレーザ素子21Oの出射端面21bからは橙色レーザ光が出射される。一方、青色半導体レーザ光源10の雄光コネクタ16に青色入射-黄色出射アタッチメント20Y、青色入射-赤色出射アタッチメント20R、青色入射-青緑色出射アタッチメント20B、青色入射-緑色出射アタッチメント20Gの雌光コネクタ22を結合すれば、それぞれの出射端面21bから黄色、赤色、青色及び緑色のレーザ光が出射される。
以上のレーザ出射アタッチメント群20は、その用途によっては、図1、図2に示すように、波長変換ファイバレーザ素子21の出射端面21bからの拡散出射光束をそのまま用いることが可能である。つまり、波長変換ファイバレーザ素子21の先端部を対象の光学機器に直接接続する態様である。
これに対し、図3は、波長変換ファイバレーザ素子21の先端部に、他の光学機器との接続用の雄光コネクタ(例えば市販のFCコネクタのプラグコネクタ)27を設けた実施形態である。図4、図5は、この雄光コネクタ27に接続する光学機器(素子)の例を示すもので、図4は、コリメータアタッチメント30を示している。このコリメータアタッチメント30は、雄光コネクタ27に着脱される雌光コネクタ(例えば市販のFCコネクタのレセプタクルコネクタ)31を有し、雄光コネクタ27に装着されたとき、波長変換ファイバレーザ素子21の出射端面21bからの拡散光束を平行光束とするコリメータレンズ32と青色カットフィルタ33を有している。
青色カットフィルタ33は、レーザ出射アタッチメント20用のコリメータアタッチメント30に設けることが好ましい。各レーザ出射アタッチメントからは紫外から青色の励起レーザ光も同時に出射されるが、コリメータアタッチメント30に、青色カットフィルタ33を挿入することで、より波長選択性の優れた波長選択レーザ光源装置100が得られる。
図5は、レーザ出射アタッチメント群20の雄光コネクタ27に接続される雌光コネクタ(例えば市販のFCコネクタのプラグコネクタ)41を有する光学機器(例えば蛍光顕微鏡)40を示している。この実施形態では、光学機器40にレーザ出射アタッチメント群20の出射端面21bからの拡散光束が供給される。
図2ないし図5に示すように、各レーザ出射アタッチメント20の機枠25、26には、波長変換ファイバレーザ素子21の入射端面21a近傍に位置させて径方向に貫通する4本の(90゜間隔の)貫通穴25a、26aが穿設されている。この貫通穴25a、25bは、入射端面21aに集光されるエネルギレベルの高いレーザ光により、入射端面21aの周囲が発熱するのを防止する。なお、図2ないし図5では、波長変換ファイバレーザ素子21を模式的に中心部のコア21cとその周縁のクラッド21fとして描いている。図示しないが青色半導体レーザ光源10側の光源側ファイバ14のファイバ構造も波長変換ファイバレーザ素子21と同様である。
半導体レーザ光源10の半導体レーザ素子13は、入手のしやすさ、波長選択レーザファイバ素子21による選択波長の多彩さから、現状では青色の励起レーザ光(波長440nm〜460nm)を発する半導体レーザ素子が好ましい。
図8は、本発明による波長選択レーザ光源装置100の別の実施形態を示している。この実施形態は、青色半導体レーザ光源10の光源側ファイバ14先端に設けた雄光コネクタ16を、レーザユニット12の機枠に固定している。この実施形態では、レーザ出射アタッチメント20の雌光コネクタ22は、レーザユニット12の機枠に固定した雄光コネクタ16に対して着脱可能である。
図9は、本発明による波長選択レーザ光源装置100のさらに別の実施形態を示している。この実施形態は、レーザユニット12の機枠に固定した雄光コネクタ16と、レーザ出射アタッチメント20の雌光コネクタ22とを、別の接続光ファイバ50によって接続可能としたもので、接続光ファイバ50の両端部には、レーザユニット12の雄光コネクタ16に着脱される雌光コネクタ51と、レーザ出射アタッチメント20の雌光コネクタ22に着脱される雄光コネクタ52が設けられている。
100 波長選択レーザ光源装置
10 青色半導体レーザ光源
11 駆動電源
12 レーザユニット
13 青色発光半導体レーザ素子
14 光源側ファイバ
14a 入射端面
14b 出射端面
15 15S 入射光学系
15a コリメータレンズ
15b ビーム成形プリズム
15c 集光レンズ
15d シリンドリカルレンズ(凸)
15e シリンドリカルレンズ(凹)
16 雄光コネクタ
20 レーザ出射アタッチメント(群)
20Y 青色入射-黄色出射アタッチメント
20R 青色入射-赤色出射アタッチメント
20B 青色入射-青緑色出射アタッチメント
20G 青色入射-緑色出射アタッチメント
20O 青色入射-橙色出射アタッチメント
21 波長変換ファイバレーザ素子
21Y 青色入射-黄色出射波長変換ファイバレーザ素子
21R 青色入射-赤色出射波長変換ファイバレーザ素子
21B 青色入射-青緑色出射波長変換ファイバレーザ素子
21G 青色入射-緑色出射波長変換ファイバレーザ素子
21O 青色入射-橙色出射波長変換ファイバレーザ素子
21a 入射端面
21b 出射端面
21c コア
21f クラッド
22 雌光コネクタ
23 コリメータレンズ
24 集光レンズ
25 26 機枠
25a 26a 貫通穴
27 雄光コネクタ
30 コリメータアタッチメント
31 雌光コネクタ
32 コリメータレンズ
33 青色カットフィルタ
40 光学機器
41 雌光コネクタ
本発明による波長選択レーザ光源装置は、紫外から青色の励起レーザ光(波長390nm〜460nm)を発する半導体レーザ素子と、該半導体レーザ素子からの励起レーザ光を入射端面に入射させる光源側ファイバと、該光源側ファイバの出射端部に設けた光コネクタと、を有する共通半導体レーザ光源;及び上記共通半導体レーザ光源の光コネクタに着脱可能に接続される光コネクタと、該光コネクタに入射された励起レーザ光を入射端面に入射させ、その出射端面から、上記入射励起レーザ光とは異なる波長のレーザ光を発する、波長変換ファイバレーザ素子と、を有する複数のレーザ出射アタッチメント;を備え、上記複数のレーザ出射アタッチメントは、
・青色入射-黄色出射波長変換ファイバレーザ素子を有する青色入射-黄色レーザ出射アタッチメント、
・青色入射-赤色出射波長変換ファイバレーザ素子を有する青色入射-赤色レーザ出射アタッチメント、
・青色入射-青緑色出射波長変換ファイバレーザ素子を有する青色入射-青緑色レーザ出射アタッチメント、
・青色入射-緑色出射波長変換ファイバレーザ素子を有する青色入射-緑色レーザ出射アタッチメント、及び
・青色入射-橙色出射波長変換ファイバレーザ素子を有する青色入射-橙色レーザ出射アタッチメント、
からなる群から選択された2つ以上が上記共通半導体レーザ光源に選択的に着脱可能であることを特徴としている。
上記青色入射-黄色出射波長変換ファイバレーザ素子、青色入射-赤色出射波長変換ファイバレーザ素子、青色入射-青緑色出射波長変換ファイバレーザ素子、青色入射-緑色出射波長変換ファイバレーザ素子、及び青色入射-橙色出射波長変換ファイバレーザ素子は、それぞれ(株)住田光学ガラス製の商品名、「黄ファイバーレーザー素子」、「赤ファイバーレーザー素子」、「青緑ファイバーレーザー素子」、「緑ファイバーレーザー素子」及び「橙ファイバーレーザー素子」を用いることが可能である。
特許文献1で提案されている複数波長を出射する波長変換ファイバレーザ素子を有するレーザ出射アタッチメントも使用可能である。

Claims (11)

  1. 紫外から青色の励起レーザ光(波長390nm〜460nm)を発する半導体レーザ素子と、該半導体レーザ素子からの励起レーザ光を入射端面に入射させる光源側ファイバと、該光源側ファイバの出射端部に設けた光コネクタと、を有する半導体レーザ光源;及び
    上記半導体レーザ光源の光コネクタに着脱可能に接続される光コネクタと、該光コネクタに入射された励起レーザ光を入射端面に入射させ、その出射端面から、上記入射励起レーザ光とは異なる波長のレーザ光を発する、波長変換ファイバレーザ素子と、を有するレーザ出射アタッチメント;
    を備えたことを特徴とする波長選択レーザ光源装置。
  2. 請求項1記載波長選択レーザ光源装置において、上記レーザ出射アタッチメントは、上記半導体レーザ光源に接続されたとき異なる波長を発する複数が用意されており、波長選択レーザ光源の用途に応じて、選択使用される波長選択レーザ光源装置。
  3. 請求項2記載波長選択レーザ光源装置において、上記複数のレーザ出射アタッチメントには、
    ・青色入射-黄色出射波長変換ファイバレーザ素子(同商品名「黄ファイバーレーザー素子」)を有する青色入射-黄色出射アタッチメント、
    ・青色入射-赤色出射波長変換ファイバレーザ素子(同商品名「赤ファイバーレーザー素子」)を有する青色入射-赤色レーザ出射アタッチメント、
    ・青色入射-青緑色出射波長変換ファイバレーザ素子(同商品名「青緑ファイバレーザー素子」)を有する青色入射-青緑色レーザ出射アタッチメント、
    ・青色入射-緑色出射波長変換ファイバレーザ素子(同商品名「緑ファイバーレーザー素子」)を有する青色入射-緑色レーザ出射アタッチメント、及び
    ・青色入射-橙色出射波長変換ファイバレーザ素子((株)住田光学ガラス商品名「橙ファイバーレーザー素子」)を有する青色入射-橙色レーザ出射アタッチメント、
    のいずれか一つ以上が含まれている波長選択レーザ光源装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載波長選択レーザ光源装置において、上記半導体レーザ光源に備えられた光源側ファイバは、該レーザ光源機枠から変形自由に突出されており、上記レーザ出射アタッチメント側の光コネクタは、該レーザ出射アタッチメント機枠に固定されている波長選択レーザ光源装置。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1項記載波長選択レーザ光源装置において、上記半導体レーザ光源に備えられた光源側ファイバの光コネクタは、該レーザ光源機枠に固定されている波長選択レーザ光源装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項記載波長選択レーザ光源装置において、上記レーザ出射アタッチメントは、その光コネクタから入射する励起レーザ光を平行光束とするコリメータレンズと、該平行光束を波長変換ファイバレーザ素子の入射端面に入射させる集光レンズとを備え、上記レーザ出射アタッチメントの機枠には、上記波長変換ファイバレーザ素子の入射端面近傍に通気穴が穿設されている波長選択レーザ光源装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項記載波長選択レーザ光源装置において、上記レーザ出射アタッチメントには、その波長変換ファイバレーザ素子の出射端部に、他の光学機器との接続用の光コネクタが設けられている波長選択レーザ光源装置。
  8. 請求項1ないし6のいずれか1項記載波長選択レーザ光源装置において、さらに、各レーザ出射アタッチメントとは別に、各レーザ出射アタッチメントの波長変換ファイバレーザ素子の出射端部に着脱可能な、波長変換ファイバレーザ素子からの出射拡散光を平行光束とするコリメータアタッチメントが設けられている波長選択レーザ光源装置。
  9. 請求項8記載波長選択レーザ光源装置において、上記コリメータアタッチメントには、青色カットフィルタが備えられている波長選択レーザ光源装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項記載波長選択レーザ光源装置において、上記半導体レーザ光源は、励起レーザ光を発する半導体レーザと、該半導体レーザからの励起レーザ光を平行光束とするコリメータレンズと、該平行光束を光源側ファイバの入射端面に入射させる集光レンズとを備えている波長選択レーザ光源装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項記載波長選択レーザ光源装置において、上記半導体レーザ光源の半導体レーザ素子は、青色の励起レーザ光(波長440nm〜460nm)を発する青色半導体レーザ素子である波長選択レーザ光源装置。
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