JP2014167850A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明装置の外形を大きくすることなく、天井等の設置部に取り付けるための取付部材を設ける空間を形成することが可能となる照明装置を提供する。
【解決手段】LEDモジュール9と、LEDモジュール9からの光を導光して出射する多角形の導光板4と、導光板4の周縁に沿って配置され、導光板4を保持する枠部材2を備える照明装置であって、照明装置100を設置部に取り付けるための取付部材3を備え、導光板4は、周縁の角部に切欠部41が形成されてあり、取付部材3は、枠部材2内の切欠部41に対向する位置に設けられていることを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、導光板を備える照明装置に関し、特に天井等の設置部に取り付けて使用する照明装置に関するものである。
従来、発光ダイオード(LED;Light Emitting Diode)等の半導体発光素子からなる光源と、光源から出射される光を導光して発光する導光板とを備えた照明装置が用いられている。
例えば、特許文献1には、LED素子と四角形の導光板と枠体を備えた角型LEDシーリングライトが開示されている。
特許文献1に記載の角形LEDシーリングライトの裏面には、連結具が連結され、天井に固定した連結具と該連結具とを連結して、角形LEDシーリングライトを天井に固定するようになっている。
実用新案登録第3175219号公報
しかしながら、特許文献1に記載のLEDシーリングライトのように、照明装置の裏面に天井に固定するための連結具等の取付部材を有する照明装置の場合、天井と照明装置の裏面との間に上記取付部材を設ける空間が必要となり、使用者から見て照明装置が厚く感じられる外形となる。
また、特許文献1に記載のLEDシーリングライトの場合、上記取付部材を、照明装置の外周部分、つまり導光板の周縁部分に設けられた枠体内部に設けると、発光面を形成する導光板の周縁と枠体との間に取付部材を設ける空間が必要となり、該空間を設けるために枠体の幅を大きくする必要が生じるため、照明器具の外形が不必要に大きくなってしまう。
また、天井への設置条件によっては、設置可能な照明装置全体の大きさが予め規定されている場合がある。この場合、照明装置の外周部分に取付部材を設ける空間を形成し、枠体の幅を大きくする分、導光板を小さくしなければならず、その結果照明装置の発光面積を狭くせざるを得ないという問題も生じる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、照明装置の外形を大きくすることなく、天井等の設置部に取り付けるための取付部材を設ける空間を形成することができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明は、光源と、前記光源からの光を導光して出射する多角形の導光板と、前記導光板の周縁に沿って配置され、前記導光板を保持する枠部材を備える照明装置であって、前記照明装置を設置部に取り付けるための取付部材を備え、前記導光板は、前記周縁の角部に切欠部が形成されてあり、前記取付部材は、前記枠部材内の前記切欠部に対向する位置に設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記枠部材は、複数の枠板を連結して構成されてあり、前記取付部材は、隣接する一対の前記枠板の端部の間に介在し、該一対の枠板を接合することを特徴とする。
また、本発明は、前記枠板は、前記取付部材を挿入する被挿入部を有し、前記取付部材は、前記被挿入部に挿入する板状の挿入部を有し、前記挿入部は、前記枠板の側壁部に略平行をなすように前記被挿入部に挿入されることを特徴とする。
また、本発明は、前記枠板を前記取付部材に固定する固定部材を備え、前記枠板は、前記固定部材が挿通および締結される挿通部を有し、前記取付部材は、前記挿通部を通過した前記固定部材が当接する位置に凹部を有し、前記固定部材は、前記挿通部への締結とともに前記凹部を前記枠板の内側方向に押圧することを特徴とする。
また、本発明は、前記導光板を保持する保持部材を備え、前記保持部材は、前記枠部材の下面部に支持されるとともに、前記枠部材の上端部の開口から着脱可能であることを特徴とする。
本発明によれば、照明装置の外形を大きくすることなく、天井等の設置部に取り付けるための取付部材を設ける空間を形成することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る照明装置の下方向から見た平面図である。 図1に示す照明装置の分解斜視図である。 設置部に取り付けられた図1に示す照明装置の縦断面図である。 図3に示す断面図の要部拡大図である。 図2に示す枠板の上方向から見た斜視図である 図2に示す取付部材の上方向から見た斜視図である。 図2に示す枠部材および取付部材の上方向から見た分解斜視図の要部拡大図である。 図1に示す枠板および取付部材の固定方法を説明する縦断面図である。 図1に示す照明装置および支持板の上方向から見た斜視図である。 図1に示す照明装置の設置部への取付方法を説明するための斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る照明装置の下方から見た斜視図である。 図11に示す照明装置の枠部材および取付部材の上方向から見た分解斜視図の要部拡大図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態では、一例として天井等の設置部に設けられている造営材に取り付けることで設置部への取り付けが可能な、いわゆる天井直付け形の照明装置に適用する場合について説明する。なお、本発明の照明装置が取り付けられる設置部としては天井に限らず、壁や、レール状の設置部であってもよい。また、照明装置の取付方法は設置部への直付けに限らず、設置部に設けられた開口等に埋め込んで取り付ける方法であってもよい。
図1は、本実施形態に係る照明装置100の外観を示す下方向(床等の照射面側)から見た平面図である。また、図2は図1に示す照明装置100の分解斜視図である。図3は、設置部に取り付けられた状態の照明装置100の縦断面図である。図4は、図3の断面図の要部拡大図である。図5は、上方向(設置部側)から見た枠板21の斜視図である。図6は、取付部材3の上方向から見た斜視図である。図7は、枠部材2および取付部材3の上方向から見た分解斜視図の要部拡大図である。図8は、枠板21および取付部材3の固定方法を説明する縦断面図である。図9は、照明装置100および支持板10の上方向から見た斜視図である。図10は、照明装置100の設置部への取付方法を説明するための斜視図である。
図1および図2に示すように、照明装置100は、係止板1、枠部材2、取付部材3、導光板4、導光板カバー5、反射板6、拡散板7、スペーサ8および光源としてのLEDモジュール9を備えている。
照明装置100は、図1に示すように、平面視において外形が矩形をなしたいわゆるスクウェア型の照明装置であり、導光板4に導光したLEDモジュール9の光を拡散板7がなす発光面から照射して室内の照明を行う。本実施形態1の照明装置100は、平面視において矩形、具体的には略正方形をなしているが、本発明の照明装置の外形は、矩形に限らず、三角形や五角形等の他の多角形状であってもよい。
図2に示す導光板4は平面視において外形が略正方形状をなす矩形の板状部材であり、周縁における4個所の角部、つまり矩形の各頂点の位置に後述の切欠部41が形成されている。従って、導光板4の外形は厳密には略八角形状をなしている。また、導光板4は、アクリル等の透明な光を内部に導光することが可能な樹脂材料で形成されている。なお、導光板4を形成する材料はアクリルに限定されず、ポリカーボネートやガラス等の他の材料であってもよい。また、導光板4の外形は、多角形であればよく、本実施形態のような四角形に限定されない。
導光板4について図2および図3に基づき詳細に説明する。図3は、図1に示す一点鎖線A−Aで照明装置100を鉛直方向に切った縦断面図である。なお、一点鎖線A−Aは後述する取付孔2aを通り、かつ照明装置100の側面に平行な直線である。
導光板4は、切欠部41、四角形の導光板4の周縁四辺に位置する側面42、導光した光を出射する出射面43および出射面43に対向する底面44を有する。切欠部41は、四角形の導光板4の周囲方向で隣接する側面42,42の間に設けられている。切欠部41は、導光板4の外形である四角形の頂点の三角形の部分、つまり多角形の角部が切り欠かれた形状を有し、切欠部41の両端に位置する側面42に対して傾斜した面である。
本実施形態では、切欠部41は導光板4の4個所の頂点の全てに形成されているが、導光板4の複数の頂点のうち一部に形成してもよい。また、切欠部41の形状は、平面視において略直線状、つまり平面状に切り欠かれているが、特にこれに限定されず曲面状等に切り欠かれた形状であってもよい。また、切欠部41は出射面43に対して略垂直な平面であるが、出射面43に対して傾斜していてもよい。
さらに、切欠部41を設ける方法は、四角形の導光板を形成した後、後加工により導光板周縁の角部を切り欠いて形成してもよいし、予め上記角部が切り欠かれた形状の金型を用いて切欠部41を有する導光板4を一度の加工で形成してもよい。要するに切欠部41の形成方法は特に限定されない。
導光板4の外周面を形成する4個所の側面42のうち、互いに対向する1対(2個所)の側面42の正面には、図3に示すように、LEDモジュール9が配置される。したがって、LEDモジュール9が対向して配置される側面42は、LEDモジュール9からの光が入射する入射面である。なお、LEDモジュール9が配置される入射面としての側面42は4個所の側面42のうちの2個所に限定されず、1個所または3個所以上であってもよい。
また、図2および図3に示すように、導光板4のLEDモジュール9が対向配置されていない1対の側面42,42には、係止溝42aが側面42の長手方向に沿って3個所、適長間隔を空けて形成されている。係止溝42aは、導光板4を後述する導光板カバー5に対して位置決めするためのネジ54が係止される被係止部としての溝状の切り欠きである。係止溝42aは、導光板42の出射面43に垂直な方向に貫通しており、略半円柱形状をなす。係止溝42aは、LEDモジュール9が対向配置される側面42側に設けてもよいが、LEDモジュール9が配置されない側面42側に設ける方がLEDモジュール9の配置位置がネジ54により制約されない点で好ましい。なお、ネジ54が係止される被係止部として、係止溝42aの代わりに貫通孔を導光板4に設けてもよい。
LEDモジュール9は、複数のLED91およびLED91を実装する長尺で矩形のLED基板92を有する。LED91は、青色LEDチップを黄色蛍光体を含む樹脂でモールドしたいわゆる表面実装型LEDである。また、本発明の光源としては、LEDに限らずEL(Electro Luminescence)や蛍光灯等他の光源を用いてもよい。
LED基板92は、ガラスエポキシ樹脂製、セラミックス製またはアルミニウム製等の基板であり、複数のLED91が略等間隔に実装されている。LED基板92の長手方向の寸法は側面42の長手方向の寸法と略同等であり、LED基板92の短手方向の寸法は後述する導光板カバー5の側面部52の高さ方向の寸法より若干短い寸法である。なお、長手方向の寸法が側面42よりも短いLED基板92を複数側面42に対向して並設してもよい。
LED基板92は、後述する導光板カバー5の側面部52の内側の面に不図示のネジにより取り付けられており、この取付状態でLED91の光出射方向の中心軸である光軸が導光板4の側面42の略中央部に対向するようになっている(図3参照)。これにより、LED91から出射された光が効率良く側面42から導光板4に入射し、導光板4内部に光を導光することが可能となる。
また、LEDモジュール9は、照明装置100の外部に配置される不図示の電源装置と配線されている。LEDモジュール9に電力を供給する電源装置を照明装置100と別置きにすることで照明装置100内部に電源装置を配置するためのスペースを省略でき、照明装置100の小型化に寄与する。なお、本発明においては、上記電源装置は照明装置100の外部に配置する構成には限定されず、照明装置100と一体化する構成、例えば、後述する導光板カバー5の底面部51の裏側に配置する構成であってもよい。
枠部材2は、導光板4の周縁に沿って配置され、導光板4を保持する部材である。また枠部材2は、複数の長尺の板部材である枠板21を連結して構成したものである。具体的には、図1および図2に示すように、4本の枠板21の両端部を後述の取付部材3を介して連結することで構成された四角形の枠状部材である。枠部材2を構成する各枠板21は、アルミニウム等の金属材料からなり、押出し加工により形成される。従って、枠板21の長手方向に垂直な断面形状は、図4で示されるように略一定である。枠部材2を形成する材料は鉄や、アルミニウムまたはステンレス等の金属材料や合金であってもよいし、十分な強度を有するものであれば樹脂であってもよい。また、枠板2の形成方法も押出し加工に限定されず、ダイキャストや射出成型により形成してもよい。
枠板21は、図4および図5に示すように、天井等の設置部側の上面を形成する上面部22、床面等の照射面側の下面を形成する下面部23、照明装置100の外周面、つまり枠部材2の側面を形成する側壁部24および下面部23から枠板21の内側方向に立設した立設部25を有する。枠板21を構成する上記各構成部材は押出し加工により一体的に形成されているが、それぞれ別々に形成して後加工により接続して枠板21を構成してもよい。
上面部22、下面部23、側壁部24および立設部25は、図5に示すように、枠板21の長手方向の寸法が互いに略同一な長尺の板部材である。上面部22および下面部23は、図4に示すように、側壁部24の設置部側の一端部24aおよび照射面側の他端部24bから側壁部24と一体的に照明措置1の中央部方向に延設されてある。上面部22および下面部23は、側壁部24に対して略垂直をなし、照明装置100が取り付けられた状態において水平かつ互いに略平行をなして対向配置されている。また、上面部22の側壁部24に垂直な方向における幅寸法は、下面部23の幅寸法よりも短い。なお、4本の枠板21を連結して形成した枠部材2の上面部22がなす矩形状の開口の面積は、後述の導光板カバー5の底面部51の面積よりも広くなっており、上記開口から枠部材2に導光板カバー5を挿入することが可能である。
立設部25は、側壁部24の他端部24bから適長離隔した位置において下面部23の内側の面から略垂直方向に立設されており、側壁部24と略平行かつ対向して配置されている。立設部25の側面と側壁部24との間には枠板21の長手方向に延びる溝状の空間である被挿入部26が形成されている。被挿入部26は枠板21の長手方向の両端部である縁辺21a,21a側から開口しており、上記縁辺21a側の開口から後述する取付部材3が挿入される。また、立設部25の上端部25aと上面部22との間には後述する取付部材3の取付部31が通過できる隙間が形成されている。
枠板21の縁辺21a,21aは、平面視において互いに線対称となるように長手方向に対して傾斜した形状、すなわちテーパー形状をなしている。従って、枠板21は、図5に示すように細長い台形状をなす。そして、4本の枠板21を互いに縁辺21aが対向し、かつ下面部23が同一方向、つまり床面等の照射面側を向くように導光板4の周縁である側面42に沿って配置され、枠部材2を形成する。
下面部23の両端部である縁辺21a側には、後述するローレットナット10bを挿通する取付孔2aの一部分としての切り欠きが形成されている。取付孔2aは一対の枠板21を取付部材3を介して接合したときに下面部23の端部に形成される円形の貫通孔である(図1参照)。従って、取付孔2aは枠部材2の隣接する1対の枠板21の間、つまり枠部材2の角部に形成されるものである。なお、取付孔2aは後述の取付部31の貫通孔31bの位置に対応し、貫通孔31bと鉛直方向に連通している。
さらに、図5に示すように、上面部22の両端部には、上面部22を貫通する貫通孔28が形成されている。貫通孔28は、枠板21を取付部材3に固定する固定部材としてのネジ27を挿通する挿通部である。貫通孔28は、上面部22の両端部において、縁辺21a,21aから適長離隔した位置に2個所ずつ、計4個所に設けられている。なお、貫通孔28の位置は後述する取付部材3に設けられる凹部32bの位置と略対応する。
取付部材3は、照明装置100を天井等の設置部に取り付けるための部材であり、図6に示すように、平面視で略三角形の板状の取付部31と、取付部31の略直角な角部31aを挟む二辺に沿って取付部31の面に対し略垂直方向に延設されている矩形板状の挿入部32,32とを有している。つまり挿入部32,32と取付部31は互いに略垂直をなす。挿入部32の長手方向は、取付部31の角部31aを挟む二辺と同一方向である。また、挿入部32の長手方向の寸法は取付部31の角部31aを挟む二辺よりも長く、取付部31の頂点31c,31cから上記二辺に沿った方向に突出して設けられている。
換言すると、挿入部32,32は、略L字状をなすように一端部同士を接続して設けられており、挿入部32,32の一端部がなす角部の内側に取付部31が配置されている。また、取付部31は、挿入部32,32の一方の長辺32a,32aに連続して設けられている。一対の長辺32a,32aの幅方向、つまり挿入部32,32の板厚方向は互いに略垂直をなし、かつ取付部31の面方向に平行である。
以上のように挿入部32を構成することにより、挿入部32を側壁部24に対し略平行をなすように被挿入部26に挿入することが可能となる。すなわち、挿入部32,32を導光板4の出射面43に対し略垂直をなすように被挿入部26に挿入することができる。
また、取付部31には、後述するスタット10aが挿通する貫通孔31bが設けられている。長辺32aの長手方向における角部31aと反対側の端部には、それぞれ長辺32aの長手方向に適長間隔を空けた2個所に凹部32b,32bが設けられている。凹部32b,32bは長辺32aが、三角形、あるいはくさび形に切り欠かれた形状をなす。凹部32b,32bは挿入部32を枠板2の被挿入部26に挿入したときに貫通孔28,28の位置と略一致するように設けられており、貫通孔28を通過した後述するネジ27が当接する位置に設けられている。
本実形態の凹部32bは左右が略対称な形状をなし、凹部32bの底に向かうに従って幅が狭くなるような一対の傾斜面により形成されている。なお本発明の凹部は凹部32bのような形状に限定されず、後述するネジ27が当接して凹部を枠板の内側方向に押圧することができる形状であればよく、例えば左右非対称な形状の凹部であってもよい。
導光板カバー5は、導光板4を保持および保護するアルミニウムや鉄等の金属製の保持部材である。なお、導光板カバー5の材料は樹脂等でもよく特に限定されない。導光板カバー5は、図2および図3に示すように、略正方形状をなす底面部51と、底面部51の周縁から立設された側面部52および角部53を有する。底面部51は、導光板4の出射面43の外形に対応した形状であり、角部には切欠部41に対応した形状の切り欠きを有している。
側面部52および角部53は、底面部51の周縁から略垂直に立設されており、導光板カバー5の外周面を形成する。側面部52および角部53の高さ寸法は、図3および図4に示すように、導光板カバー5内部に配置される導光板4、反射板6、拡散板7およびスペーサ8を重ねた高さと略同等であり、これらの側面を覆うことができる高さである。側面部52および角部53の、底面部51と反対側の端部は開口しており、上記端部側から導光板4、反射板6、拡散板7およびスペーサ8を内部に収容することができる。
図3および図4に示すように、導光板カバー5の内側には、底面部51に近い側から順に、スペーサ8、反射板6、および拡散板7が底面部51の垂直方向に沿って重ねて配置される。なお、スペーサ8、反射板6、導光板4および拡散板7を重ねて配置した部材の側面と側面部52との間には、LEDモジュール9を配置するための空間が設けられている。LEDモジュール9は側面部52と側面42との間において、光出射方向が側面42側かつ底面部51に対し略平行方向を向くように配置される。LEDモジュール9は、前述のように導光板カバー5の側面部52にねじ止めにより取り付けられている。導光板カバー5は、LEDモジュール9からの熱が伝導されて外部に放熱する放熱部としても機能する。
さらに、図3に示すように、導光板カバー5の底面部51の端部、つまり縁辺の近傍には、貫通孔51aが形成されている。貫通孔51aは、底面部51の互いに対向する一対の縁辺近傍において、側面部52,52の長手方向に沿って略等間隔の3個所にそれぞれ形成され、底面部51に計6個所形成されている。
貫通孔51aは、導光板4を導光板カバー5の内側に配置させたときに係止溝42aの位置と対応する位置に設けられる。導光板4を導光板カバー5の内側に配置した状態で貫通孔51aおよび係止溝42aを挿通するネジ54を取り付けることにより、導光板4が導光板カバー5に対して水平方向に関して位置決めされる。導光板4が導光板カバー5へ位置決めされた状態において、側面42とLEDモジュール9が取り付けられていない側面部52との間にもわずかに隙間が設けられている。側面部52との間に隙間を設けることにより、導光板4が熱膨張したとしても、導光板4が導光板カバー5を押圧することによる変形や破損または異音が生じることを防止することができる。なお、底面部51の上面には後述の係止板1がネジ54により取り付けられる。
スペーサ8は、外形が導光板4と略同一である板状部材である。スペーサ8はクッション性を有する樹脂製の緩衝部材である。スペーサ8は、高さ方向、つまり出射面43に垂直な方向における導光板4の位置の調整をするために設けられる。スペーサ8により導光板4高さ方向の位置が決まり、側面42の略中央部の位置にLEDモジュール9のLED91を対向配置させることができる。また、照明装置100の使用時のLEDモジュール9の発熱に伴う導光板4の鉛直方向の熱膨張を、スペーサ8の変形により吸収することが可能である。
反射板6は、PET(Polyethylene terephthalate)等の樹脂製シートに光反射性の白色塗装が施されたものであり、導光板4に導光した光のうち、内部で反射して底面43側から出射する光を出射面43側に反射するものである。反射板6はスペーサ8と導光板4の底面43の間に配置される。反射板6により、導光板4に導光した光のうち出射面43から出射する光の割合を増加することができ、LEDモジュールの光の利用効率を向上させることが可能となる。
拡散板7は、光拡散材が分散されたポリカーボネートやアクリル等の光透過性樹脂材料で形成された板状部材である。拡散板7は、導光板4の出射面43に対向し、出射面43の略全面を覆うように配置されており、照明装置100の発光面を形成する。拡散板7は、導光板4の出射面43から出射された光を拡散することで、照明装置100の配光を広げることができ、使用者が感じる眩しさ、いわゆるグレアを低減することができる。
図2に示すように、上記スペーサ8、反射板6および拡散版7は、多角形の頂点の位置に導光板4の切欠部41の形状に対応した角部81,61,71を有する。さらに、スペーサ8、反射板6、拡散板7の側面には、導光板4の係止溝42aの位置および形状に対応する切り欠き状の溝部82,62,72が形成されている。そして、上記ネジ54は貫通孔51aと係止溝42aおよび溝部82,62,72を挿通し、重ねて配置されたスペーサ8、反射板6、導光板4および拡散版7をまとめて導光板カバー5に対して水平方向に位置決めする。なお、ネジ54は貫通孔51aに締結される。
係止板1は、細長い板金であり、図1および図9に示すようにネジ54が挿通され、導光板カバー5の貫通孔51aと同じ間隔で設けられた3個所の貫通孔11が長手方向に沿って設けられている。係止板1はネジ54により導光板カバー5の底面部51の上面に取り付けられるものであり、導光板カバー5が枠部材2の上面部22側の開口から抜けて外れないように保持するために、上面部22の下面に係止するように設けられる。従って、図示していないが、係止板1は底面部51に取り付けられた状態では側面部52よりも水平方向外側に突出しており、この突出した部分が上面部22に下方から係止する。
次に、照明装置100の組み立て手順について図7および図8に基づき説明する。なお、図8は、枠板21および取付部材3の固定方法を説明する縦断面図であり、具体的には図9に示す貫通孔28,28を通る一点鎖線B−Bで照明装置100を鉛直方向に切った縦断面の要部拡大図である。
まず、4本の枠板21からなる枠部材2を組み立てる。4個の取付部材3の挿入部32,32を、4本の枠板21に対し被挿入部26から図7の矢印で示す方向に挿入する。このとき、枠板21の上面部22が取付部材3の取付部31側に位置するとともに、側壁部24が枠部材2の外側に位置するように挿入部32を被挿入部26に挿入することで、4本の枠板21の下面部23が同一方向を向くように連結し、四角形の枠部材2を一旦仮止めして構成することができる。
次に、挿入部32の凹部32bと上面部22の貫通孔28を位置合わせした状態でネジ27を貫通孔28に対し挿通して締結する。図8(a)に示すように、挿入部32を被挿入部26の奥に押し込んで挿入し、かつネジ27を締結していない状態では、凹部32bの中心の位置は貫通孔28の中心よりもわずかに縁辺21a側にずれている。つまり凹部32bは貫通孔28よりも枠板21の長手方向外側に位置がずれている。
貫通孔28を通過したネジ27は、凹部32bに当接する。そして、図8(b)に示すように凹部32bに到達したネジ27をさらにねじ込むことで、ネジ27の先端部が凹部32bの内面を図8(b)の矢印方向、つまり枠板22の長手方向に沿って内側に押圧し、取付部材3および枠板21は貫通孔28と凹部32bの中心が一致する方向に相対的に移動する。
ネジ27を貫通孔28にねじ込むことで挿入部32を被挿入部26により深く挿入して取付部材3に対し力を加えながら枠板21を確実に接続および固定することができる。すなわち、枠部材2の角部4個所において2本の枠板21の縁辺21a,21a同士が当接するように取付部材3を介して連結され、取付部材3により枠板21同士をがたつきが生じないように接合することができる。以上の手順により、枠部材2の組み立てが完了する。また、四角形状の枠部材2が組み立てられた状態において、枠部材2の角部4個所にローレットナット10bを挿通する取付孔2aが形成されており、取付孔2aと貫通孔31bが連通するように配置されている。
次に、スペーサ8、反射板6、導光板4および拡散板7を図3に示すように重ねて、スペーサ8側から導光板カバー5の内側に挿入して配置する。このとき、上述のように導光板4の係止溝42aと、溝部82,62,72と、導光板カバー5の貫通孔51aとが互いに整合するように配置する。なお、導光板カバー5にはLEDモジュール9が予め取り付けられている。
そして、導光板カバー5を、組み立てられた枠部材2の下面部23の上に載置する。具体的には、導光板カバー5の側面部52および角部53の下端部が枠部材2の下面部23の上に載置される。この状態で、導光板カバー5の周囲四方の側面部52と枠部材2の立設部25との間には、わずかなクリアランス、具体的には0.5mm程度の隙間が設けられている。上記隙間は、LEDモジュール9の発熱による導光板カバー5の熱膨張を吸収するためのものである。下面部23により、導光板カバー5、スペーサ8、反射板6、導光板4および拡散板7が鉛直下方向において枠部材2に保持される。
また、導光板カバー5を下面部23に載置した状態では、導光板カバー5の側面部52と枠部材2の上面部22との間にも隙間が生じており、導光板カバー5は枠部材2の上面部22側、つまり上端部側の開口から着脱可能である。そこで、枠部材2の上面部22の下面に係止する係止板1を底面部51に取り付ける。具体的には、上面部22と底面部51との間に生じている隙間に係止板1を挿入し、係止板1が上面部22と底面部51との間に介在した状態で底面51の貫通孔51aと貫通孔11とを整合し、ネジ54で締結する。このとき、ネジ54は導光板4の係止溝42aおよび溝部82,62,72に係止する。
これにより、スペーサ8、反射板6、導光板4および拡散板7が導光板カバー5に対して水平方向に位置決めされるとともに、係止板1により導光板カバー5、スペーサ8、反射板6、導光板4および拡散板7が鉛直上方向において枠部材2に位置決めおよび保持される。
以上のように、枠板21の上面部22、下面部23および係止板1により上下方向、つまり鉛直方向に関して導光板カバー5、スペーサ8、反射板6、導光板4および拡散板7の保持および位置決めがなされている。従って、導光板カバー5は枠部材2に対して直接ネジ等の固定部材で固定されていないので、部品点数および組み立て工数の削減が可能である。さらに、枠部材2との間に隙間が存在するので、導光板カバー5の熱膨張が生じたとしても枠部材2との間で熱応力が生じにくくすることができ、導光板カバー5の熱膨張にともなう破損や異音を防止することが可能である。
また、スペーサ8、反射板6、導光板4および拡散板7は重ねて配置されネジ54のみにより一括して導光板カバー5に固定されており、互いにネジや接着剤で固定されていないので組み立て工程を簡易にすることが可能である。
以上の手順により、照明装置100の組み立てが完了する。なお、照明装置100を組み立てた状態では、取付部材3の貫通孔31bは天井等の設置部側に対し露出しており、後述のスタット10aを挿通することが可能になっている。
次に、照明装置100を天井等の設置部に取り付ける手順について図9および図10に基づき説明する。
設置部には、予め、例えば照明装置100を設置部に取り付ける造営材としての支持板10が取り付けられている。1台の照明装置100に対し、2本の支持板10を互い平行になるように設置部に取り付ける。支持板10は、長尺の矩形板であり、両端部にはスタット10aが一体的に設けられている。スタット10aはネジ状の棒部材であり後述のローレットナット10bを螺合して取り付けることが可能である。またスタット10a,10aは、照明装置100の両端部の取付孔2a,2aに対応する間隔で設けられている。
そして、設置部に設けられた支持板10,10の4個所のスタット10aを照明装置100の4個所の角部に設けられた取付部材3の貫通孔31bに挿通する。この状態で、ローレットナット10bを取付孔2aから挿通し、枠部材2内部のスタット10aに締結して取り付ける。ローレットナット10bは図4に示すように取付部31の下面に当接し、該下面側から照明装置100を支持して設置部に取り付けることができる。
薄い板状の支持板10と、枠部材2内に設けられ、下面部23と面一になるローレットナット10bにより照明装置100を設置部に取り付けることで、設置部への取り付け状態で照明装置100の外観を薄く見せることが可能となり、また、設置部への取り付けおよび取り外し作業も容易である。
導光板4は角部つまり多角形の頂点に切欠部41を有しており、出射面43は厳密には完全な四角形ではない。また、導光板4に重ねて配置される導光板カバー5の底面部51、スペーサ8、反射板6、および拡散板7も導光板4の切欠部41と同様の形状の角部81,61,71を有する外形である。しかしながら、切欠部41を含む出射面43の周縁部分全体が略四角形状の開口をなす枠部材2の下面部23により覆われているため、照明装置100を組み立てた状態では導光板4の光を出射する拡散板7が形成する発光面は略四角形をなしている(図1参照)。
また、取付部材3は枠部材2内の切欠部41に対向する位置に設けられている。すなわち、四角形の導光板4の角部を切り欠いた形状の切欠部41を設けることで、導光板4が枠部材2に保持された状態で、枠部材2内部の切欠部41に対向する位置、つまり枠部材2の角部と切欠部41の間に空間を形成することができ、この空間に取付部材3および貫通孔31bが配置されている。
切欠部41により、枠部材2の角部と切欠部41の間の空間を側面42と枠板21との間の空間よりも大きくすることができる。つまり、側面42と枠板21の側壁部24との距離よりも切欠部41と側壁部24との距離を長くすることができるので、取付部材3を設けることが可能な空間を枠部材2の角部の内側に形成可能となっている。
従って、従来の照明装置のように、取付部材を配置する空間のために照明装置を大きくする必要がない。あるいは、導光板を小さくして発光面積を狭めることで取付部材を配置する空間を形成する必要がない。したがって、従来の照明装置に比較して、照明装置100の外形を大きくすることなく、取付部材3を設ける空間を枠部材2内に形成することができる。
また、本発明の照明装置100は、枠部材2を4本の枠板21を連結して構成し、隣接する一対の枠板21の端部の間に介在する取付部材3で一対の枠板21同士を接合している。つまり、照明装置100を設置部に取り付ける取付部材3が枠板21の接合部材としても機能する。つまり2種類の部材の共通化により、上記取付部材と接合部材の配置に必要な空間の低減が可能となる。また、取付部材3を隣接する一対の枠板21の端部の間に介在させることで、枠部材2の角部の切欠部41と対向する位置に取付部材3を配置することが可能である。
また、取付部材3の挿入部32,32は、導光板4の出射面43に略垂直をなすように挿入されている。つまり、挿入部32,32は枠板21の側壁部24に平行に挿入されている。さらに換言すると、挿入部32,32の板厚方向は、取付部31の面方向、あるいは導光板4の出射面43に略平行である。なお、挿入部32の板厚方向とは、板状の挿入部32の厚さ方向、つまり挿入部32のうち最も短手方向の寸法が短い面である長辺32aの短手方向である。
この構成により、挿入部32を挿入するために必要な、被挿入部26の照明装置100の短手方向の幅を低減できる。従って、枠板21の下面部23の短手方向の幅を短く構成することができ、照明装置100の外形を小さくすることができる。あるいは、照明装置100の外形における枠部材2の下面が占める割合を低減し、発光面の面積の割合を大きくすることができる。
また、枠板21を取付部材3に固定する固定部材としてのネジ27を備え、枠板21は、挿通部としての貫通孔28を有し、取付部材3は、貫通孔27に対応する位置に凹部32bを有し、ネジ27は、凹部32bを枠板21の長手方向内側に押圧して枠板21を取付部材3に固定している。これにより、取付部材3により連結される1対の枠板21,21の端部同士を互いに密着する方向に押圧して取り付けることができるので、枠板21,21同士のガタつきを防止して確実に連結して取り付けることができる。
さらに、取付部材3には、ネジ27が挿通する貫通孔ではなく、凹部を形成すればよいので、挿入部32の長辺32aのように幅寸法が短いため貫通孔を設けることができない箇所にも凹部32bを形成することで枠板21を接合することが可能である。すなわち凹部32bは照明装置100の枠部材2の幅を薄くする効果に寄与している。なお、凹部32bを設ける位置は長辺32aに限らず、取付部31に設けてもよい。
また、導光板カバー5は枠部材2の上面部22側の開口から着脱可能であるので、枠部材2の下面部23に載置するだけで容易に枠部材2に保持させることができ、また、枠部材2の枠板21を分解しなくとも導光板カバー5を取り外すことができるので、容易にメンテナンスを行うこともできる。さらに、上記構成により導光板カバー5と枠部材2との間に隙間を形成することもできる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図11は、本実施形態に係る照明装置110の下方から見た斜視図である。また、図12は、図11の照明装置110の上方向から見た枠部材20および取付部材30の分解斜視図の要部拡大図である。
図11に示すように、本実施形態に係る照明装置110の外観は、第1の実施形態に係る照明装置110と同様のスクウェア型であり、略正方形状をなす。ただし、第2の実施形態では、図12に示す枠部材20を構成する枠板201と、取付部材30の形状が第1の実施形態と異なる。詳しくは後述するが、上記相違点により、第2の実施形態の枠部材20の幅寸法は、第1の実施形態の枠部材2の幅寸法よりも大きくなっている。
図12に示すように、照明装置110は、枠部材20を構成する長尺の枠板201および、一対の枠板201,201の端部の間に介在し、枠板201,201を連結する取付部材30を備える。
枠板201は、第1の実施形態の枠板21と同様に、上面部202、下面部203、側面部204および立設部205を有し、側面部204と立設部205の間には取付部材30の挿入部302が挿入される被挿入部206が形成されている。また、下面部203の端部には、取付孔20aが設けられている。
立設部205の上端部205aと上面部202との間には、取付部材30の取付部301が通過できるスリット状の隙間が形成されている。また、上面部202の中央部には、枠板201の長手方向に沿って延びる開口部202aが形成されている。開口部202aは、被挿入部206に挿入された挿入部302を上面部202に固定する不図示のネジ等を挿通するために設けられている。
取付部材30は、略三角形の板状の取付部301と、取付部301と同一面上に沿って延設された矩形板状の一対の挿入部302,302を有する。挿入部302は、取付部301の略直角をなす角部を挟む2辺に略平行かつ取付部301から突出するように取付部301と一体的に設けられている。取付部301には、貫通孔301aが形成されている。
第1の実施形態の取付部材3と異なり、取付部材30は、挿入部302の板厚方向が取付部301の板厚方向と同一、つまり取付部301の面方向に直交するように形成されている。つまり、取付部材30全体としての厚みである取付部301に直交する方向の寸法は取付部材3よりも小さくなっている。一方、挿入部302の取付部301の面方向に平行かつ挿入方向に直交する方向の幅寸法は、取付部材3の挿入部32よりも大きくなっている。なお、挿入部302の板厚方向とは、挿入部302の最も幅寸法が小さい面302aの短手方向(幅方向)であり、図12に示す取付部301および下面部203に直交する方向である。
従って、図12に示すように、挿入部302は、板厚方向が拡散板7がなす発光面に直交する方向となるように被挿入部206に挿入される。これにより、本実施形態の被挿入部206の高さ方向の寸法、つまり下面部203に垂直な方向の寸法を、第1の実施形態の被挿入部26に比べて小さくすることが可能となり、照明装置110の厚みの低減に寄与する。
なお、第1の実施形態の挿入部32は、板厚方向が発光面に対し略平行となるように被挿入部26に挿入され、本実施形態の被挿入部206に比べて挿入部26の幅寸法を小さくすることができるので、第1の実施形態の枠部材2の幅寸法は、第2の実施形態の枠部材20の幅寸法よりも小さくなっている。従って、第1の実施形態の照明装置100の方が本実施形態の照明装置110に比べ、より照明装置の小型化、あるいは枠部材に対する発光面の面積割合を大きくすることが可能である。
以上説明した実施形態1および2の、照明装置100および照明装置110は、複数の枠板を連結することで枠部材を構成しているが、本発明の枠部材は、1つの一体成型された部材で構成されたものであってもよい。また、複数の枠板を連結して枠部材を構成する場合、照明装置を設置部に取り付ける取付部材とは別の接合部材により複数の枠板を連結するように構成してもよい。
2,20 枠部材
21,201 枠板
26,206 被挿入部
27 ネジ
28 貫通孔
3,30 取付部材
31,301 取付部
32,302 挿入部
32a 長辺
32b 凹部
4 導光板
41 切欠部
42 側面
5 導光板カバー
9 LEDモジュール
100,110 照明装置

Claims (5)

  1. 光源と、
    前記光源からの光を導光して出射する多角形の導光板と、
    前記導光板の周縁に沿って配置され、前記導光板を保持する枠部材を備える照明装置であって、
    前記照明装置を設置部に取り付けるための取付部材を備え、
    前記導光板は、前記周縁の角部に切欠部が形成されてあり、
    前記取付部材は、前記枠部材内の前記切欠部に対向する位置に設けられていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記枠部材は、複数の枠板を連結して構成されてあり、
    前記取付部材は、隣接する一対の前記枠板の端部の間に介在し、該一対の枠板を接合することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記枠板は、前記取付部材を挿入する被挿入部を有し、
    前記取付部材は、前記被挿入部に挿入される板状の挿入部を有し、
    前記挿入部は、前記枠板の側壁部に略平行をなすように前記被挿入部に挿入されていることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記枠板を前記取付部材に固定する固定部材を備え、
    前記枠板は、前記固定部材が挿通および締結される挿通部を有し、
    前記取付部材は、前記挿通部を通過した前記固定部材が当接する位置に凹部を有し、
    前記固定部材は、前記挿通部への締結とともに前記凹部を前記枠板の内側方向に押圧することを特徴とする請求項2または3に記載の照明装置。
  5. 前記導光板を保持する保持部材を備え、
    前記保持部材は、前記枠部材の下面部に支持されるとともに、前記枠部材の上端部の開口から着脱可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか以降に記載の照明装置。
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JP2018098120A (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 株式会社nittoh 照明装置
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