JP2014165514A - 加入者側ゲートウェイ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、ONUの先に接続された加入者側ゲートウェイ装置83を用いて、ONU92からOLT91へ送信する上り方向のトラヒック情報又は情報機器84の利用状態をONU92の前段で事前に検出し、この情報をもとに、ONU92におけるスリープ/起動を決定する。
【選択図】図4
Description
スリープ状態に遷移可能な一定のスリープしきい値時間であるtthが終了する時刻t2までの間、トラヒックが観測されなかった場合、無通信状態と判断される。そして時刻t2においてONUの給電制御部位に対してスリープ導入を指令する制御信号が送信される。そして、ONUにおけるCPUやOS、アプリケーションの処理にかかる遅延を示すコマンド処理時間が終了する時刻t3から、ONUの給電制御部位への給電を停止し時刻t4にスリープに入る。さらに、時刻t5に上りトラヒックが流入した時点で、時刻t5においてONUの給電制御部位に対して起動を指令する制御信号を送信される。そして、コマンド処理時間が終了する時刻t6から、ONUの給電制御部位への給電を再開し時刻t7に起動状態に入る。このような動作を繰り返す。時刻t14〜t15のように、スリープしきい値時間tthよりも入力トラヒック間隔が狭かった場合は、通信状態と判断されスリープ導入を指令する制御信号を送信することが出来ないため、スリープすることが出来ない。
局側終端装置と加入者側終端装置が受動光ネットワークで接続された光通信システムにおける前記加入者側終端装置に接続される加入者側ゲートウェイ装置であって、
前記局側終端装置と情報を送受信する情報機器から流入するトラヒックの情報を検出する検出部と、
前記検出部の検出したトラヒックの情報を監視する監視部と、
前記情報機器からのトラヒックを蓄積するキュー蓄積部と、
前記監視部の観測したトラヒックの情報に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定し、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを指示する制御信号を前記加入者側終端装置へ通知するスリープ/起動判定部と、
前記キュー蓄積部に蓄積されたトラヒックを前記加入者側終端装置へ送信する信号処理部と、
を備える。
前記キュー蓄積部の蓄積するトラヒックの量及び蓄積時間を観測するキュー観測部をさらに備え、
前記スリープ/起動判定部は、さらに、前記キュー観測部の観測するトラヒックの量及び蓄積時間に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定してもよい。
前記検出部は、さらに、前記情報機器から流入するトラヒックの優先度を検出し、
前記監視部は、さらに、前記検出部の検出したトラヒックの優先度を監視し、
前記スリープ/起動判定部は、前記監視部の識別した優先度に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定してもよい。
前記キュー蓄積部は、トラヒックの優先度に応じたクラス別キューを1つ以上有し、
前記キュー蓄積部の蓄積するトラヒックの量及び蓄積時間を、前記クラス別キューごとに観測するキュー観測部をさらに備え、
前記検出部は、さらに、前記情報機器から流入するトラヒックの優先度を検出し、
前記監視部は、さらに、前記検出部の検出したトラヒックの優先度を監視し、
前記スリープ/起動判定部は、さらに、前記キュー観測部の観測するトラヒックの量及び蓄積時間並びにトラヒックの優先度に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定してもよい。
前記スリープ/起動判定部は、前記クラス別キューのうちの高優先度のクラス別キューに蓄積された旨の通知を前記キュー観測部から受けると、前記加入者側終端装置の給電を速やかに行う旨を決定し、その旨の制御信号を前記加入者側終端装置へ通知し、
前記信号処理部は、当該制御信号の通知の後に、前記高優先度のクラス別キューに蓄積されているトラヒックを前記加入者側終端装置へ速やかに送信してもよい。
前記スリープ/起動判定部は、前記クラス別キューのうちの予め定められた特定のクラス別キューに蓄積された旨の通知を前記キュー観測部から受けると、前記特定のクラス別キューにトラヒックが流入してから一定時間経過後を、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングに決定し、その旨の制御信号を前記加入者側終端装置へ通知し、
前記信号処理部は、当該制御信号の通知を受けると、前記特定のクラス別キューにトラヒックが流入してから一定時間経過後に、前記特定のクラス別キューの優先度のトラヒックを前記加入者側終端装置へ送信してもよい。
前記スリープ/起動判定部は、前記クラス別キューのうちの高優先度のクラス別キュー及び低優先度のクラス別キューに蓄積されたことを観測した旨の通知を前記キュー観測部から受けると、前記高優先度のクラス別キュー及び前記低優先度のクラス別キューに蓄積されているトラヒックの量に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定し、
前記信号処理部は、前記高優先度のクラス別キュー及び前記低優先度のクラス別キューに蓄積されているトラヒックを、前記加入者側終端装置へ一括して送信してもよい。
前記検出部は、さらに、前記情報機器のオン/オフ情報を検出し、
前記監視部は、さらに、前記検出部の検出した前記情報機器のオン/オフ情報を監視し、
前記スリープ/起動判定部は、さらに、前記監視部の監視した前記情報機器のオン/オフ情報に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定してもよい。
前記検出部は、さらに、前記情報機器の動作状態に関する情報を抽出し、
前記監視部は、さらに、前記検出部の検出した前記情報機器の動作状態を監視し、
前記スリープ/起動判定部は、さらに、前記監視部の監視した前記情報機器の動作状態に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定してもよい。
前記監視部は、さらに、前記検出部の検出したトラヒックの情報に基づいて前記情報機器の利用パターンを解析し、
前記スリープ/起動判定部は、さらに、前記監視部の解析した前記情報機器の利用パターン情報に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定してもよい。
局側終端装置と加入者側終端装置が受動光ネットワークで接続された光通信システムにおける前記加入者側終端装置に接続される加入者側ゲートウェイ装置を用いた前記加入者側終端装置の省電力方法であって、
前記局側終端装置と情報を送受信する情報機器から前記加入者側ゲートウェイ装置へ流入するトラヒックの情報を検出する検出手順と、
前記検出手順で検出したトラヒックの情報を監視する監視手順と、
前記監視手順で観測したトラヒックの情報に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定し、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを指示する制御信号を前記加入者側終端装置へ通知するスリープ/起動判定手順と、
前記情報機器から流入するトラヒックを前記加入者側終端装置へ送信するトラヒック送信手順と、
を順に有する。
検出手順では、検出部31は、情報機器84から流入するトラヒックの情報や情報機器84の利用状態を検出する。情報機器84からのトラヒックは、キュー蓄積部35で蓄積される。
監視手順では、監視部32は、検出部31によって検出した情報を監視する。これにより、加入者側ゲートウェイ装置83は、トラヒックの情報および情報機器84の利用状況を加入者側終端装置82に先んじて把握する。
スリープ/起動判定手順では、スリープ/起動判定部33は、監視部32から伝達されたトラヒックの情報および情報機器84の利用状況に関する情報を元に、スリープ又は起動に入るタイミングを指示する制御信号を生成して加入者側終端装置82へ通知する。制御信号を用いた加入者側終端装置82への通知は、キュー蓄積部35から加入者側終端装置82へトラヒックを送信する前に行う。
トラヒック送信手順では、信号処理部34は、キュー蓄積部35に蓄積されたトラヒックを加入者側終端装置82へ送信する。スリープ/起動判定部33から予め加入者側終端装置82に制御信号を通知することで、上りトラヒックに応じて例えば、加入者側終端装置82の一部の機能をスリープ又は、起動させることができる。
ネットワーク回線が光アクセスネットワーク回線であり、加入者側終端装置82としてONU92を用い、本実施形態に係る加入者側ゲートウェイ装置83としてHGW93を用いた場合の本実施形態における動作について説明する。図5に示す様に、HGW93とONU92は、UNIを介して接続されている。該HGW93は主に、PHY36、検出部31、監視部32、スリープ/起動判定部33、信号処理部34、キュー蓄積部35を有する。該ONU92は主に、PHY24、スリープ/起動判定部21、信号処理部22、キュー蓄積部23、光送受信器(TRx:Transceiver)25を有する。
まず、HGW93の検出部31においてトラヒックの流入が確認された場合(S101)、監視部32においてトラヒックの到着間隔をモニタリングする(S102)。監視部32は、到着間隔をモニタリングした結果をスリープ/起動判定部33に通知する(S103)。
次に、スリープ/起動判定部33は、トラヒックの到着間隔に基づいて給電制御タイミングを決定し、給電制御タイミングに関する情報をONU92へ制御信号を用いて通知する(S104)。
例えば、加入者側ゲートウェイ装置83をHGW93、加入者側終端装置82をONU92としたが、このように別筐体でも良いし、一つの筐体の中に同一基盤上にHGW83とONU92のような機能を持つ構成であっても良い。
また、図8に示すように、ONU92は主に、PHY24、TRx25を有する構成でも良い。
また、図9に示すように、HGW93の基板上に、ONU92のTRx25等の一部の機能を含む構成でも良い。
また、制御信報を送信する方法として、スリープ/起動情報に関して、それぞれ別に送信したが、一つの制御信号に、スリープ/起動情報に関する情報を一括で送信する方法でも良い。
また、制御信号の伝達方法として、HGW93とONU92とを別線を用いて接続し、物理的信号を用いる場合ないし、制御プロトコルであるLLDP(Link Layer Discovery Protocol)を用いて主信号に乗せる方法や、IEEE802.15.4において標準化された無線通信規格であるZigbee(登録商標)を用いる方法でも良い。
実施形態1とは異なり、加入者側ゲートウェイ装置83における検出部31で検出したトラヒック情報に加えて、キュー観測部37で観測されたキュー蓄積部35のトラヒック蓄積情報に基づいて加入者側終端装置82への給電制御タイミングを通知する場合を説明する。具体的には、図10に示すように、キュー蓄積部35に流入するトラヒックの有無およびトラヒックの量を観測するキュー観測部37と、トラヒック蓄積時間を計測するためのタイマ38を有する点が実施形態1と異なる。
HGW93は、図11に記載の検出部31において、例えばHGW93に流入するトラヒック間隔を検出し、検出情報を監視部32へ伝達する。
キュー観測部37は、キュー蓄積部35に流入するトラヒックに対してある一定時間のしきい値を設け、キュー蓄積部35にトラヒックが流入してからしきい値時間の間、キュー蓄積部35においてトラヒックを蓄積する。このトラヒックの蓄積時間は、タイマ38により測定される。
スリープ/起動判定部33では、検出部31において検出されるトラヒックの情報およびキュー蓄積部35でのトラヒック蓄積情報から、ONU92の給電制御タイミングを決定し、制御信号を送信する。
HGW93の検出部31においてトラヒックの流入を確認した時(S201)、キュー蓄積部35にトラヒックがあった場合(S202においてYes)および、無かった場合における動作を説明する。
まず検出部31において、トラヒックの流入を確認し、その時にキュー蓄積部35にトラヒックが蓄積されている場合、キュー観測部37は、時刻Tがタイマ値Tth_timerの値になる、つまりT=Tth_timerになるまで、キュー蓄積部35にトラヒックを蓄積させる(S204)。蓄積している間に、キュー観測部37は、T=Tth_timerになるまでにキュー蓄積部35内に蓄積されるトラヒックの量を計算し(S205)、スリープ/起動判定部33へ通知する。スリープ/起動判定部33は、キュー蓄積部35内のトラヒックの量に基づいて給電制御タイミングを決定し、キュー蓄積部35内のトラヒックの量に応じた制御信号をONU92へ送信する(S206)。そして、T=Th_timerとなった後に、信号処理部34が、キュー蓄積部35に蓄積したフレームをONU92へ送信し、タイマ38のタイマ値をリセットする(S207)。
実施形態1及び実施形態2とは異なり、加入者側ゲートウェイ装置83がトラヒックの優先度に応じたクラス別キューを1つ以上有し、キュー観測部37でトラヒックの優先度を観測し、優先度を考慮したトラヒック転送方法を用いた場合を説明する。具体的には、図13に示すように、キュー蓄積部35に優先度に応じたクラス別キューを有することが実施形態1及び実施形態2とは異なる。本実施形態においてキュー#1、キュー#2は、それぞれ高優先度および低優先度トラヒックを管理する機能を有する。
実施形態3とは異なり、加入者側ゲートウェイ装置83がトラヒックの優先度に応じたクラス別キューを1つ以上有し、キュー観測部37でトラヒックの優先度を観測し、高優先および低優先トラヒックの流入があった場合において優先度を考慮したトラヒック転送方法を用いた場合の動作について図13および図14を用いて説明する。ここでは、高優先トラヒックとしてVoIP通信に関するトラヒックが流入した場合を説明する。
その後、時刻t11〜t12においてスリープを指令するコマンド処理を経て時刻t13〜t15において、ONU92の一部の機能をスリープさせる。
実施形態1および実施形態2と異なり、加入者側ゲートウェイ装置83の検出部31において情報機器84の使用開始または終了の情報すなわち、情報機器84のオン/オフ情報を観測することで、加入者側終端装置82への給電タイミングを制御する方法を用いた場合における動作を示す。具体的に、図5または図11に示す通信装置の構成において、HGW93の検出部31でIP電話などの優先度の高い情報機器84がオン/オフになった場合における動作を説明する。HGW93は図5または図11に記載の検出部31において、HGW93に接続されるIP電話のオン/オフ情報を検出し監視部32へ検出情報を伝達する。
HGW93の検出部31において、高優先フレームを流す情報機器84のON/OFF情報を検出し(S301)、その情報がONであった場合(S302おいてYes)、監視部32よりON状態であることをスリープ/起動判定部33に状態を通知し(S303)、それらの情報を用いてONU92へ給電制御タイミングに関する情報を送信する。
一方、検出情報がOFF状態であった場合(S302においてNo)についても同様に、その情報をスリープ/起動判定部33に状態を通知し(S304)、それらの情報を用いてONU92へ給電制御タイミングに関する情報を通知する。
実施形態1、実施形態2および実施形態5と異なり、加入者側ゲートウェイ装置83に接続される情報機器84の動作状態に関する情報に応じて、加入者側終端装置82への給電制御タイミングを通知する方法を説明する。
本実施形態では、図5または図11に示す通信装置の構成において、HGW93に接続されるPCの動作状態としてCPUの稼働率に関する情報を検出する場合を説明する。具体的に、図16に示すフローチャートを用いて説明する。
一方、PC842が実効的なトラヒックが流れるようなCPU処理をしていない場合においても(S402おいてNo)、同様に監視部32より、スリープ/起動判定部33に動作状態が継続していないことを通知する(S404)。検出部31における情報機器84の動作状態の把握は定期的に行われる。
本実施形態では、実施形態5および実施形態6と異なり、加入者側ゲートウェイ装置83で情報機器84の利用に関するログ情報を利用した場合を説明する。図17に示すように、監視部32が、解析部321、メモリ322および時計323を有しているところが異なる。メモリ322は、HGW93に接続される情報機器84の利用に関するログ情報を蓄積する。
検出部31において情報機器84の利用状況を検出し、監視部32内の時計323と同期させログ情報をメモリ322内に書き込む。例えば情報機器84の利用状況に関する把握方法としては、時計323を利用し時刻情報等を取得し、曜日、日時毎の情報機器84の利用状況を時計の出力情報と共にメモリ322内に書き込む。
そして、解析部321が、メモリ322内に記録された情報を元に、時計323の出力する日時、曜日毎の情報機器84の利用パターンを解析し、抽出した情報機器84の利用パターンに応じて、スリープ/起動判定部33に抽出情報を通知する。
スリープ/起動判定部33は、通知された抽出情報を元に、ONU92への給電制御タイミングに関する情報を送信する。
22:信号処理部
23:キュー蓄積部
24:PHY
25:TRx
31:検出部
32:監視部
321:解析部
322:メモリ
323:時計
33:スリープ/起動判定部
34:信号処理部
35:キュー蓄積部
36:PHY
37:キュー観測部
38:タイマ
82:加入者側終端装置
83:加入者側ゲートウェイ装置
84:情報機器
841:VoIP
842:PC
843:TV
91:OLT
92、921・・・92i・・・92n:ONU
93、931・・・93i・・・93n:HGW
94:スプリッタ
95:光ファイバ
96、961・・・96i・・・96n:UNI
Claims (11)
- 局側終端装置と加入者側終端装置が受動光ネットワークで接続された光通信システムにおける前記加入者側終端装置に接続される加入者側ゲートウェイ装置であって、
前記局側終端装置と情報を送受信する情報機器から流入するトラヒックの情報を検出する検出部と、
前記検出部の検出したトラヒックの情報を監視する監視部と、
前記情報機器からのトラヒックを蓄積するキュー蓄積部と、
前記監視部の観測したトラヒックの情報に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定し、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを指示する制御信号を前記加入者側終端装置へ通知するスリープ/起動判定部と、
前記キュー蓄積部に蓄積されたトラヒックを前記加入者側終端装置へ送信する信号処理部と、
を備える加入者側ゲートウェイ装置。 - 前記キュー蓄積部の蓄積するトラヒックの量及び蓄積時間を観測するキュー観測部をさらに備え、
前記スリープ/起動判定部は、さらに、前記キュー観測部の観測するトラヒックの量及び蓄積時間に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の加入者側ゲートウェイ装置。 - 前記検出部は、さらに、前記情報機器から流入するトラヒックの優先度を検出し、
前記監視部は、さらに、前記検出部の検出したトラヒックの優先度を監視し、
前記スリープ/起動判定部は、前記監視部の識別した優先度に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の加入者側ゲートウェイ装置。 - 前記キュー蓄積部は、トラヒックの優先度に応じたクラス別キューを1つ以上有し、
前記キュー蓄積部の蓄積するトラヒックの量及び蓄積時間を、前記クラス別キューごとに観測するキュー観測部をさらに備え、
前記検出部は、さらに、前記情報機器から流入するトラヒックの優先度を検出し、
前記監視部は、さらに、前記検出部の検出したトラヒックの優先度を監視し、
前記スリープ/起動判定部は、さらに、前記キュー観測部の観測するトラヒックの量及び蓄積時間並びにトラヒックの優先度に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の加入者側ゲートウェイ装置。 - 前記スリープ/起動判定部は、前記クラス別キューのうちの高優先度のクラス別キューに蓄積された旨の通知を前記キュー観測部から受けると、前記加入者側終端装置の給電を速やかに行う旨を決定し、その旨の制御信号を前記加入者側終端装置へ通知し、
前記信号処理部は、当該制御信号の通知の後に、前記高優先度のクラス別キューに蓄積されているトラヒックを前記加入者側終端装置へ速やかに送信する
ことを特徴とする請求項4に記載の加入者側ゲートウェイ装置。 - 前記スリープ/起動判定部は、前記クラス別キューのうちの予め定められた特定のクラス別キューに蓄積された旨の通知を前記キュー観測部から受けると、前記特定のクラス別キューにトラヒックが流入してから一定時間経過後を、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングに決定し、その旨の制御信号を前記加入者側終端装置へ通知し、
前記信号処理部は、当該制御信号の通知を受けると、前記特定のクラス別キューにトラヒックが流入してから一定時間経過後に、前記特定のクラス別キューの優先度のトラヒックを前記加入者側終端装置へ送信する
ことを特徴とする請求項4に記載の加入者側ゲートウェイ装置。 - 前記スリープ/起動判定部は、前記クラス別キューのうちの高優先度のクラス別キュー及び低優先度のクラス別キューに蓄積されたことを観測した旨の通知を前記キュー観測部から受けると、前記高優先度のクラス別キュー及び前記低優先度のクラス別キューに蓄積されているトラヒックの量に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定し、
前記信号処理部は、前記高優先度のクラス別キュー及び前記低優先度のクラス別キューに蓄積されているトラヒックを、前記加入者側終端装置へ一括して送信する
ことを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載の加入者側ゲートウェイ装置。 - 前記検出部は、さらに、前記情報機器のオン/オフ情報を検出し、
前記監視部は、さらに、前記検出部の検出した前記情報機器のオン/オフ情報を監視し、
前記スリープ/起動判定部は、さらに、前記監視部の監視した前記情報機器のオン/オフ情報に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定する
ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の加入者側ゲートウェイ装置。 - 前記検出部は、さらに、前記情報機器の動作状態に関する情報を抽出し、
前記監視部は、さらに、前記検出部の検出した前記情報機器の動作状態を監視し、
前記スリープ/起動判定部は、さらに、前記監視部の監視した前記情報機器の動作状態に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定する
ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の加入者側ゲートウェイ装置。 - 前記監視部は、さらに、前記検出部の検出したトラヒックの情報に基づいて前記情報機器の利用パターンを解析し、
前記スリープ/起動判定部は、さらに、前記監視部の解析した前記情報機器の利用パターン情報に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定する
ことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の加入者側ゲートウェイ装置。 - 局側終端装置と加入者側終端装置が受動光ネットワークで接続された光通信システムにおける前記加入者側終端装置に接続される加入者側ゲートウェイ装置を用いた前記加入者側終端装置の省電力方法であって、
前記局側終端装置と情報を送受信する情報機器から前記加入者側ゲートウェイ装置へ流入するトラヒックの情報を検出する検出手順と、
前記検出手順で検出したトラヒックの情報を監視する監視手順と、
前記監視手順で観測したトラヒックの情報に基づいて、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを決定し、前記加入者側終端装置の給電制御タイミングを指示する制御信号を前記加入者側終端装置へ通知するスリープ/起動判定手順と、
前記情報機器から流入するトラヒックを前記加入者側終端装置へ送信するトラヒック送信手順と、
を順に有する加入者側終端装置の省電力方法。
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