JP2014165230A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】隣接する下部電極同士が接触して不良となるのを防止する半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体装置の製造方法は、半導体基板1上に犠牲層(シリコン酸化膜7)を形成する工程と、犠牲層にシリンダホール11を形成する工程と、シリンダホール11内面に下部電極12を形成すると同時に犠牲層の上面を露出させる工程と、下部電極12の上端部12aを犠牲層の上面から上方に突き出させる工程と、全面に下部電極12のサポート膜(カーボン膜21)を形成する工程と、サポート膜に開口を形成すると同時に開口内に犠牲層の上面を露出させる工程と、開口からエッチング液を拡散させ犠牲層を全て除去する工程と、サポート膜を選択的に除去すると同時に下部電極12の表面を全て露出させる工程と、下部電極12の表面に容量絶縁膜を形成する工程と、を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関する。
近年、半導体装置の微細化により、高アスペクト比のキャパシタを有するDRAM(Dynamic Random Access Memory)では、キャパシタを構成する下部電極の薄膜化によって機械的強度が低下し、下部電極自体が製造途中で倒壊する問題が発生している。
この問題を回避するために、複数の下部電極の外周側面部を連結する絶縁膜の梁を形成する技術が特開2003−297952号公報(特許文献1)に開示されている。
しかし、さらに微細化されて下部電極の膜厚が薄くなると、倒壊の問題は回避できるものの、絶縁膜の梁自体が有するストレスに起因して、下部電極が梁自体の変形に引きずられるように捩れて隣接下部電極同士が接触し不良となる問題が顕在化するようになってきた。
また、微細化によって、隣接下部電極の間隔が狭くなると、梁の下に位置する下部電極表面への容量絶縁膜や上部電極の形成が困難となる問題が顕在化してきた。
特開2003−297952号公報
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するものであり、隣接する下部電極同士が接触して不良となるのを防止することが可能な半導体装置の製造方法を提供する。
本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法は、
半導体基板上に犠牲層を形成する工程と、
前記犠牲層にシリンダホールを形成する工程と、
前記シリンダホールの内面を含む全面に下部電極材料を形成する工程と、
前記犠牲層の上面に形成された前記下部電極材料を除去して前記シリンダホール内面に下部電極を形成すると同時に前記犠牲層の上面を露出させる工程と、
露出した前記犠牲層の上面をエッチバックして前記下部電極の上端部を前記犠牲層の上面から上方に突き出させる工程と、
全面に下部電極のサポート膜を形成する工程と、
前記サポート膜に開口を形成すると同時に前記開口内に前記犠牲層の上面を露出させる工程と、前記開口からエッチング液を拡散させ前記犠牲層を全て除去する工程と、
前記サポート膜を選択的に除去すると同時に前記下部電極の表面を全て露出させる工程と、前記下部電極の表面に容量絶縁膜を形成する工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、隣接する下部電極同士が接触して不良となるのを防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す図であり、DRAMのメモリセル部と周辺回路部のシリンダー開口エッチング工程の平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図1のB−B断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図1のB−B断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図4のB−B断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図4のB−B断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図7のB−B断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図9のB−B断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図であり、DRAMの容量を形成し金属配線形成後のB−B断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示すB−B断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す図13のB−B断面図である。 関連技術に係るDRAMのメモリセル部と周辺回路部のサポート窒化膜エッチング工程の平面図である。 図15のB−B断面図である。 DRAMの容量を形成し金属配線形成後の図15のB−B断面図である。
(関連技術)
本発明の実施形態を説明する前に、本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法に関し、発明者が実施した検討結果について図15〜図17を用いて説明する。ここで、図15はDRAMのメモリセル部と周辺回路部のサポート窒化膜エッチング工程の平面図であり、図16は図15のB−B断面図であり、図17はDRAMの容量を形成し金属配線形成後の図15のB−B断面図である。
最初に、図15の平面図および図16の断面図を参照する。
半導体装置100は、DRAMのメモリセル部2と周辺回路部3とで構成されている。トランジスタ等の半導体素子が形成された半導体基板1の上に、層間絶縁膜4を形成し、層間絶縁膜4を貫通して、半導体基板1に接続する容量コンタクト6aを形成する。その後、容量コンタクト6aを埋め込むように、層間絶縁膜4上にポリシリコン等を堆積し、エッチバックして容量コンタクトプラグ6を形成する。
次に、容量コンタクトプラグ6を覆うように、ストッパーシリコン窒化膜5を形成する。
次に、ストッパーシリコン窒化膜5上に、シリンダー形成用のシリコン酸化膜(図示せず)を堆積する。
次に、フッ化水素酸を用いたウェットエッチング技術により、シリンダー形成用のシリコン酸化膜(図示せず)を除去するときの下部電極12の支えとなるサポート窒化膜31を形成する。
その後、シリンダー開口用ハードマスク(図示せず)をマスクに、ストッパーシリコン窒化膜5、シリンダー形成用のシリコン酸化膜(図示せず)を貫通してエッチングし、シリンダー11が形成される。
この時、シリンダー開口パターニングのばらつきにより、シリンダー11の開口径は均一に形成できず、開口径の大きいシリンダー11aが形成されてしまう。開口径が大きいシリンダー11aと通常の開口径のシリンダー11に挟まれたシリンダー形成用のシリコン酸化膜に狭い面積部分25が形成される。
このシリンダー11の開口部内壁を覆うように窒化チタン等でキャパシタ素子の下部電極12を形成し、全面エッチバックにより分離する。
次に、シリンダーサポートリソグラフィ時にレジストがシリンダー内に入らないようにプラズマ酸化膜(図示せず)を形成し、レジストにてパターニングを行い、サポート窒化膜31をドライエッチング技術を用いてエッチングする。
次に、フッ化水素酸を用いたウェットエッチング技術により、シリンダー形成用のシリコン酸化膜を除去する。この時、下部電極12には、支えとなるサポート窒化膜31が梁として存在しているため下部電極12の倒れは発生しない。
次に、図17に示すように、下部電極12の表面を覆うように容量絶縁膜13を形成する。
次に、容量絶縁膜13を形成した後に、窒化チタン14a、B−SiGe14bを積層し、キャパシタ素子の上部電極14を形成する。
この時、関連術では、サポート窒化膜31が存在するため、サポート窒化膜31下の下部電極12の撚れ12bが発生しやすくなり、開口径が大きいシリンダー11aの隣の狭い面積部分25に成膜時の反応ガスが入り込まなくなることによる容量絶縁膜13や上部電極14の成膜不良13a、14cも発生する。
その後、上部層間絶縁膜16を形成し、配線形成工程を繰り返すことでタングステンプラグ17、金属配線18を形成し、半導体装置100を形成する。
上記関連技術に係る半導体装置の製造方法では、シリンダー形成用のシリコン酸化膜を除去するときに下部電極12の倒れを防止するためのサポート窒化膜31の梁を使用しているため、サポート窒化膜下の下部電極12の撚れ12bが発生しやすくなり、開口径が大きいシリンダー11aと通常の開口径のシリンダー11に挟まれた狭い面積部分25に成膜時の反応ガスが入り込まなくなることによる容量絶縁膜13や上部電極14の成膜不良13a、14cも発生する。
本発明は、上記関連技術の問題点を解決するものであり、隣接する下部電極同士が接触して不良となるのを防止することが可能な半導体装置の製造方法を提供する。
(本発明の実施の形態)
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図11は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置100の製造方法を示す図である。ここで、図1は、DRAMのメモリセル部と周辺回路部のシリンダー開口エッチング工程の平面図であり、図2,3は、図1のB−B断面図である。図4,7,9は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す平面図であり、図5,6は、図4のB−B断面図、図8は図7のB−B断面図、図10は図9のB−B断面図である。図11はDRAMの容量を形成し金属配線形成後のB−B断面図である。
以下、図1〜図11を用いて、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置100の製造方法について説明する。
最初に、図1の平面図および図2の断面図を参照する。
半導体装置100はDRAMのメモリセル部2と周辺回路部3とで構成される。トランジスタ等の半導体素子が形成された半導体基板1の上に、層間絶縁膜4を形成し、層間絶縁膜4を貫通して、半導体基板1に接続する容量コンタクト6aを形成する。その後、容量コンタクト6aを埋め込むように、層間絶縁膜4上にポリシリコン等を堆積し、エッチバックして容量コンタクトプラグ6を形成する。
次に、容量コンタクトプラグ6を覆うように、ストッパーシリコン窒化膜5を形成する。
次に、ストッパーシリコン窒化膜5上に、シリンダー形成用のシリコン酸化膜(犠牲層)7を堆積する。
この時、上記関連技術では、シリンダー形成用のシリコン酸化膜7がウェットエッチングで除去されるときの下部電極12の支えとなるサポート窒化膜を形成するが、本発明では形成しない。
次に、シリンダー開口用ハードマスク(図示せず)をマスクとして用いて、ストッパーシリコン窒化膜5、シリンダー形成用のシリコン酸化膜7を貫通して、ドライエッチングしてシリンダー11を形成する。
この時、シリンダー開口パターニングのばらつきにより、シリンダー11の開口径は均一に形成できず、開口径の大きいシリンダー11aが形成されてしまう。開口径が大きいシリンダー11aと通常の開口径のシリンダー11に挟まれたシリンダー形成用のシリコン酸化膜7に狭い面積部分25が形成される。
次に、シリンダー11、11aの開口部内壁を覆うように窒化チタン等でキャパシタ素子の下部電極12を形成する。
次に、図3に示すように、下部電極12を全面エッチバックし、繋がっている下部電極12を分離する。この時、下部電極12の先端部12aの側面に、その後に形成されるシリンダー形成用のシリコン酸化膜7のウェットエッチング時の支えとなるカーボン膜21(図5参照)の膜厚がZnm以上になるように、シリンダー形成用のシリコン酸化膜7の上面7aよりZnm露出するように、シリンダー形成用のシリコン酸化膜7も同時にエッチバックする。
次に、図4の平面図、図5の断面図の示すように、シリンダー形成用のシリコン酸化膜7のウェットエッチング時の支えとなるサポート膜としてのカーボン膜21、マスク酸化膜22を形成する。
次に、レジスト(図示せず)を、その後のシリンダー形成用のシリコン酸化膜7の除去時にフッ化水素酸がメモリセル内に入っていくようにパターニングし、ドライエッチング技術を用いてマスク酸化膜22を途中までエッチングし、その後にレジストを除去する。ここで、マスク酸化膜22を完全にエッチングしないのは、レジストを除去する時に、同時にカーボン膜21がエッチングされるのを防止するためである。
次に、図6に示すように、マスク酸化膜22をマスクとして用いてドライエッチング技術を用いてカーボン膜21を完全に開口する。
次に、図7の平面図、図8の断面図に示すように、フッ化水素酸を用いたウェットエッチング技術により、シリンダー形成用のシリコン酸化膜7を除去する。この時、下部電極12には、支えとなるカーボン膜21が梁として存在しているため下部電極12の倒れは発生しない。
また、カーボン膜21の開口部を介してフッ化水素酸が浸入していくため、カーボン膜21の下のシリンダー形成用のシリコン酸化膜7を全て除去することができる。
次に、図9の平面図、図10の断面図に示すように、不要となった梁のカーボン膜21を酸素アッシングにより除去する。ここで、酸素アッシングで梁のカーボン膜21を除去しているため、梁のカーボン膜21がなくなっても下部電極12の倒れは発生しない。
次に、図11に示すように、下部電極12の表面を覆うように容量絶縁膜13を形成する。
次に、容量絶縁膜13を形成した後に、窒化チタン14a、B−SiGe14bを積層し、キャパシタ素子の上部電極14を形成する。
この時、本発明では、上記関連技術のようなサポート窒化膜31が存在しない。このため、サポート窒化膜31下の下部電極12の撚れ12b(図17参照)は発生しないし、開口径が大きいシリンダー11aと通常の開口径のシリンダー11に挟まれた狭い面積部分25に成膜時の反応ガスが入り込まなくなることによる容量絶縁膜13や上部電極14の成膜不良も発生しない。
その後、上部層間絶縁膜16を形成し、配線形成工程を繰り返すことでタングステンプラグ17、金属配線18を形成し、半導体装置100が完成する。
上記本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法では、シリンダー形成用のシリコン酸化膜(犠牲層)7を除去するときに下部電極12の倒れを防止するためのサポート窒化膜の梁を使用せず、カーボン膜(サポート膜)21の梁を使用している。
また、このカーボン膜21の梁もシリンダー形成用のシリコン酸化膜7を除去後に酸素アッシングにて除去しているため、図17に示すようなサポート窒化膜31下の下部電極12の撚れ12bは発生しない。さらに、開口径が大きいシリンダー11aと通常の開口径のシリンダー11に挟まれた狭い面積部分25に成膜時の反応ガスが入り込まなくなることによる容量絶縁膜13や上部電極14の成膜不良も発生しない。
(第2の実施形態)
次に、図12〜図14を参照して、本発明の第2の実施形態による半導体装置100の製造方法について説明する。ここで、図12はB−B断面図であり、図13は平面図であり、図14は図13のB−B断面図である。
図3までは、第1の実施形態と同じ工程にて製造する。
次に、図12に示すように、シリンダー形成用のシリコン酸化膜7のウェットエッチング時の支えとなるカーボン膜(サポート膜)21を形成する。
この時、下部電極12の先端部12aが、シリンダー形成用のシリコン酸化膜7の上面7aよりZnm露出するように、シリンダー形成用のシリコン酸化膜7も同時にエッチバックしている。このため、シリンダー11を覆う部分のカーボン膜21bの膜厚は、シリンダーの四重点箇所37(図13参照)にできたシリンダー形成用のシリコン酸化膜7上のカーボン膜21aの膜厚XnmよりZnm厚くなる。
次に、図13の平面図、図14の断面図に示すように、ドライエッチング技術を用いて、四重点箇所37にできたシリンダー形成用のシリコン酸化膜7上のカーボン膜21aを膜厚Xnm分エッチングして除去する。
この時、シリンダー11を覆うカーボン膜21bの膜厚はZnmとなり、シリンダーの四重点箇所37はシリンダー形成用のシリコン酸化膜7が露出する。この露出した部分を利用して、後に、シリンダー形成用のシリコン酸化膜7をウェットエッチングで除去する。
次に、第1の実施形態と同様に、図7〜図11の工程を介して、半導体装置100が完成する。
上記第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法では、第1の実施形態と同様に、シリンダー形成用のシリコン酸化膜7を除去するときに下部電極12の倒れを防止するためのサポート窒化膜の梁を使用せず、カーボン膜21の梁を使用している。
また、このカーボン膜21の梁もシリンダー形成用のシリコン酸化膜7を除去後に酸素アッシングにて除去している。このため、サポート窒化膜下の下部電極12の撚れは発生しないし、開口径が大きいシリンダー11aと通常の開口径のシリンダー11に挟まれた狭い面積部分25に成膜時の反応ガスが入り込まなくなることによる容量絶縁膜13や上部電極14の成膜不良も発生しない。
さらに、カーボン膜21の梁を形成するときに、第1の実施形態とは異なり、レジストパターニングを必要としないのでリソグラフィ工程を1工程省略することができる。
上記本発明の実施形態によれば、犠牲層(シリコン酸化膜)を除去する工程では、下部電極上端部をサポート膜(カーボン膜)で連結しているのでウエットエッチングで発生する表面張力に起因する下部電極の倒壊を回避できる。
また、熱負荷がかかる容量絶縁膜の形成工程ではストレスを有するサポート膜が除去されているので、サポート膜自体のストレスに起因する下部電極の捩れを回避できる。
さらに、サポート膜を除去した状態で、容量絶縁膜を形成するのでいずれの下部電極表面にも均一に容量絶縁膜を形成することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
1 半導体基板
2 メモリセル部
3 周辺回路部
4 層間絶縁膜
5 ストッパーシリコン窒化膜
6a 容量コンタクト
6 容量コンタクトプラグ
7 シリコン酸化膜
11 シリンダー
11a シリンダー
12 下部電極
13 容量絶縁膜
14a 窒化チタン
14b B−SiGe
14 上部電極
21 カーボン膜
22 マスク酸化膜
25 狭い面積部分

Claims (12)

  1. 半導体基板上に犠牲層を形成する工程と、
    前記犠牲層にシリンダホールを形成する工程と、
    前記シリンダホールの内面を含む全面に下部電極材料を形成する工程と、
    前記犠牲層の上面に形成された前記下部電極材料を除去して前記シリンダホール内面に下部電極を形成すると同時に前記犠牲層の上面を露出させる工程と、
    露出した前記犠牲層の上面をエッチバックして前記下部電極の上端部を前記犠牲層の上面から上方に突き出させる工程と、
    全面に下部電極のサポート膜を形成する工程と、
    前記サポート膜に開口を形成すると同時に前記開口内に前記犠牲層の上面を露出させる工程と、
    前記開口からエッチング液を拡散させ前記犠牲層を全て除去する工程と、
    前記サポート膜を選択的に除去すると同時に前記下部電極の表面を全て露出させる工程と、
    前記下部電極の表面に容量絶縁膜を形成する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記犠牲層を除去する工程は、前記下部電極の上端部を前記サポート膜で連結した状態でウエットエッチングにより行われることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記ウエットエッチングを前記下部電極の上端部を前記サポート膜で連結した状態で行うことにより、前記ウエットエッチングで発生する表面張力に起因する前記下部電極の倒壊を防止することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記容量絶縁膜を形成する工程は、前記サポート膜自体のストレスに起因する前記下部電極の捩れを回避するために、前記サポート膜が除去された状態で行われることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記容量絶縁膜を形成する工程を前記サポート膜が除去された状態で行うことにより、前記下部電極の表面に均一に前記容量絶縁膜を形成することを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記犠牲層はシリコン酸化膜であり、前記サポート膜はカーボン膜であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記カーボン膜上にマスク酸化膜を形成し、
    前記マスク酸化膜をマスクとして使用してドライエッチングにより前記カーボン膜を開口することを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記サポート膜を選択的に除去する工程は、前記サポート膜としての前記カーボン膜を酸素アッシングにより除去することにより行われることを特徴とする請求項6又は7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記酸素アッシングで前記カーボン膜を除去することにより、前記カーボンの除去後の前記下部電極の倒壊を防止することを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記容量絶縁膜を形成した後に上部電極を形成する工程をさらに有することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記シリンダホールには、第1の開口径を有する第1のシリンダホールと、前記第1の開口径よりも大きい第2の開口径を有する第2のシリンダホールが含まれており、
    前記第1のシリンダホールと前記第2のシリンダホールに挟まれた部分に、前記容量絶縁膜又は前記上部電極を形成する際に反応ガスが入り込むことを特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記反応ガスが入り込むことにより、容量絶縁膜又は前記上部電極の成膜不良の発生を防止することを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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