JP2014165020A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】空冷構造における発光体の放熱の向上が図られて、出射光の高出力化および器具全体の小型化が可能な照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具1は、一端側6aから他端側6bに拡開し他端側6bに照射開口10を有する筒状の反射体部6および反射体部6の外面6dに一端側6aから他端側6bに亘る複数個のフィン部7を備える器具本体2と、半導体発光素子を有してなり、照射開口10に正対するように反射体部6内に反射体部6に熱結合して設けられた発光体3と、器具本体2を一端側6aから他端側6bに亘って包囲し、他端側6bに通気孔29を形成するように器具本体2に取り付けられた筒状のカバー体4と、器具本体2の一端側6aの外部に設けられ、通気孔29を通じて各フィン部7,7間に強制的に通気するファン5と、を具備している。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、半導体発光素子を光源とし、その放射光を所定の方向に照射する照明器具に関する。
半導体発光素子としての発光ダイオード(LED)は、低消費電力や長寿命等の利点を有するので、各種照明器具の光源として使用されている。そして、当該光源は、COB(chip on board)型のLEDモジュール(発光体)で用いられているものがある。このLEDモジュールは、基板の一面側にLEDベアチップを複数個実装するとともに蛍光体が混じられた透光性樹脂で封止して形成されている。そして、スポットライトなどの照明器具では、反射板や反射鏡などを設けて、LEDモジュールからの放射光を所定の方向に集光して出射するようにしている。
しかしながら、発光ダイオードは、点灯により発熱するので、照明器具は、発光ダイオードの発熱に見合った放熱特性が必要となっている。LEDモジュールは、複数個のLEDベアチップを集中配置するので、発熱量が多く、発熱密度が高いために、通常、ヒートシンク(放熱板)を密接させて、ヒートシンクを介して放熱させている。そして、ファンによる強制冷却により、LEDモジュールの放熱特性を向上させる照明装置が提案されている(例えば特許文献1,2参照。)。当該照明装置は、ケース(ハウジング)内にファンが配置され、ケースの外面に吸気口および排気口が設けられている。
特開2011−146319号公報(第4頁、第1,4,5図) 特開2012−238564号公報(第7−8頁、第11,12図)
近年、照明器具の高出力化や小型化により、LEDモジュールは、多数個のLEDベアチップが密集して設けられており、より効率的な放熱特性が必要となっている。特に、出射光を所定の方向に集光させるスポットライトにおいては、LEDモジュールが小型化されるほど配光制御しやすく、このため、LEDベアチップが密集化され、LEDモジュールが小型化されているので、さらなる放熱特性の改善が求められている。
ファンがケース内に配置され、ケースの外面に吸気口および排気口が設けられる空冷構造の照明装置は、冷却用の風量が限定されるとともに、ヒートシンクなどの部分的な冷却であるので、LEDモジュールの高出力には対処できないという欠点を有する。
本発明は、空冷構造における発光体の放熱の向上が図られて、出射光の高出力化および器具全体の小型化が可能な照明器具を提供することを目的とする。
実施形態の照明器具は、器具本体、発光体、カバー体およびファンを有して構成される。
器具本体は、反射体部および複数個のフィン部を有している。反射体部は、一端側から他端側に拡開する筒状に形成され、他端側に照射開口を有する。複数個のフィン部は、反射体部の外面に、反射体部の一端側から他端側に亘って形成されている。
発光体は、半導体発光素子を有してなり、反射体部の照射開口に正対するように反射体部内に反射体部に熱結合して設けられる。半導体発光素子は、発光ダイオード(LED)や有機エレクトロルミネセンス(EL)素子などである。
カバー体は、器具本体を包囲する筒状に形成され、反射体部の一端側から他端側に亘って包囲している。そして、カバー体は、反射体部の他端側に通気孔を形成するように器具本体に取り付けられている。
ファンは、器具本体の一端側の外部に設けられ、通気孔を通じて器具本体の複数個のフィン部間に外気を強制的に通気するものである。
本実施形態によれば、器具本体は、筒状の反射体部および複数個のフィン部によって大きな放熱面を有し、通気孔を通じたファンによる通気が複数個の一端側から他端側に亘るフィン部間に流れるので、器具本体に熱伝導された発光体からの熱を迅速に放熱させることができ、さらに光学制御部による放熱構造を有するために、発光体を高出力化できるとともに、器具本体を小型化できることが期待できる。
本発明の実施形態を示す照明器具の前面カバーを透視した概略正面図である。 同上、図1のA−A矢視方向における概略側断面図である。 同上、図2のB−B矢視方向における概略正面断面図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の照明器具1は、図2に示すように、スポットライトに形成されている。照明器具1は、略正四面体状に形成され、器具本体2、発光体3、カバー体4およびファン5を有して構成されている。
器具本体2は、反射体部6および複数個のフィン部7を有してなり、例えばアルミダイキャストにより成型されている。すなわち、器具本体2は、高熱伝導率を有するアルミニウム(Al)により形成されている。反射体部6は、一端側6aに円柱状の基端部8および他端側6bに鍔部9を有し、一端側6a(基端部8)から他端側6b(鍔部9)に次第に拡開する略円錐台の筒状に形成されている。反射体部6の他端側6bには、円形状の照射開口10が形成されている。
鍔部9は、照射開口10の周回に亘って外方に突出し、図1に示すように、外形がほぼ正四角形となるように形成されている。鍔部9は、その4隅側において、照射開口10を塞ぐように、ねじ12により前面カバー13を取り付けている。
すなわち、前面カバー13には、ねじ12の不図示の挿通孔が形成され、鍔部9には、ねじ12の不図示のタップ付きのねじ孔が形成されている。前面カバー13は、鍔部9よりも幾分外方に突出する正四角形の平板であり、透光性の合成樹脂例えばポリカーボネート樹脂またはガラスにより形成されている。
図2において、反射体部6の内面6cは、反射面に形成されている。基端部8は、その照射開口10側が平坦状の底部14となっている。すなわち、反射体部6は、一端側6aの内部に、照射開口10に正対する底部14を有している。この底部14には、基端部8の背面15に貫通する例えば円柱状の配線孔16が形成されている。配線孔16は、底部15を反射体部6の一端側6aの外部に連通させている。
複数個のフィン部7は、所定の厚さ例えば1〜5mmを有する板状に形成され、反射体部6の外面6dに一端側6aから他端側6bに亘って直線状に設けられている。フィン部7は、鍔部9の外周端面9aと略同一面となるように、かつ一端側端面7aが基端部8の背面15と同一面となるように、反射体部6の外面6dから突出形成されている。また、複数個のフィン部7は、図3に示すように、反射体部6の外面6dに、外面6dの周回に亘って等間隔に形成されている。複数個のフィン部7は、底部14の中心軸に対して放射状に形成されている。したがって、各フィン部7は、反射体部6の外面6dからの突出長が異なっている。そして、反射体部6の底部14には、発光体3が設けられている。
発光体3は、平板状の基板17、この基板17の一面17aに複数個が設けられた半導体発光素子としてのLEDベアチップ18およびLEDベアチップ18を覆う封止樹脂19を有して形成されている。基板17は、例えばアルミニウム(Al)板からなり、円形状に形成されて、一面17aに図示しない絶縁層を介してLEDベアチップ18を実装し、図示しない配線パターンを形成している。
LEDベアチップ18は、その複数個が例えば同心円上に略等間隔で実装されており、配線パターンにより例えば直並列接続されている。また、複数個のLEDベアチップ18は、例えばシリコーン樹脂からなり、基板17の一面17a側に四角形状に形成されたバンク(枠部)20の内側に実装されており、バンク20内に充填された封止樹脂19により埋められている。LEDベアチップ18は、例えば青色光を放射する。
封止樹脂19は、透光性の例えばシリコーン樹脂であり、図示しない黄色蛍光体が混入されている。当該黄色蛍光体は、LEDベアチップ18から放射された青色光が入射されると、青色光を黄色光に波長変換する。この黄色光と、LEDベアチップ18から放射された青色光が混色(混光)することにより、発光体3から白色光が放射される。封止樹脂19の表面は、発光体3の発光面となっている。
そして、発光体3は、その基板17の一面17a側が照射開口10側となるようにして、基板17が複数個のねじ21により、反射体部6の底部14に密接するように取り付けられている。すなわち、図2に示すように、基板17には、ねじ21を通す挿通孔22が形成され、反射体部6の基端部8には、ねじ21が螺合されるねじ孔23が形成されている。ねじ21は、照射開口10側からねじ孔23に完全にねじ込まれる。基板17は、底部14に密接することにより、底部14に熱結合している。こうして、発光体3は、照射開口10に正対するように反射体部6内に反射体部6に熱結合して設けられている。
そして、発光体3は、その基板17からのリード線24が配線孔16を通って反射体部6の一端側6aの外部空間に導出されて、不図示の点灯装置に接続されている。すなわち、発光体3は、配線孔16を介して点灯装置に配線されている。
点灯装置は、発光体3のLEDベアチップ18に所定の電流を供給してLEDベアチップ18を点灯する既知の点灯回路に形成されている。
発光体3は、上述したように、反射体部6の底部14にねじ21により取り付けられ、配線孔16を介してリード線24が点灯装置に配線されるので、照射開口10に正対して反射体部6の一端側6aの内部に容易に設けられる。
なお、発光体3は、基板17に表面実装型の発光ダイオード(パッケージ品)を複数個実装して形成されたものであってもよい。また、反射体部6は、円錐台の筒状に限らず、例えば正角錐台状など、一端側6aから他端側6bに拡開するとともに、回転対称の筒状に形成されていればよい。
カバー体4は、金属板例えば冷間圧延鋼板により、有底の四角筒状に形成されている。そして、カバー体4は、その4個の側板25が器具本体2の複数個のフィン部7に接触するようにして器具本体2を包囲して、その底板26がねじ27によって器具本体2のフィン部7に取り付けられている。図3に示すように、底板26の4隅側に対応するフィン部7は、所定長の膨出部28を有して形成されており、この膨出部28にねじ27のねじ孔34が形成されている。カバー体4は、図2に示すように、その4個の側板25内に器具本体2を挿入し、その底板26が複数個のフィン部7の一端側端面7aに密接するように取り付けられている。そして、底板26には、その中心で例えば円形状の開口28が形成されている。
そして、4個の側板25は、器具本体2を反射体部6の一端側6a(基端部8)から他端側6bに亘って包囲しているが、その先端側25aが反射体部6の鍔部9と所定長例えば5〜10mm離間するように形成されている。これにより、鍔部9とカバー体4との間に、各フィン部7,7間の通気孔29が形成されている。すなわち、カバー体4は、反射体部6(器具本体2)の他端側6bに通気孔29を形成するように反射体部6(器具本体2)に取り付けられている。
また、本実施形態では、鍔部9は、反射体部6の底部14の中心軸に対して直角となるとともに、その外周端面9aがカバー体4の4個の側板25の内面25bと同一面または同一面以上となるように突出形成されている。こうして、通気孔29は、カバー体4の側板25側に形成されている。
各通気孔29は、略長方形となっている。しかし、各通気孔29の大きさは、複数個のフィン部7の反射体部6の外面6dからの突出長がそれぞれ異なるために、異なっている。各通気孔29は、各フィン部7,7間において、底板26の開口28と連通している。本実施形態において、開口28は、外気の流入口である。開口28から各フィン部7,7間に流入した外気は、各フィン部7,7間を一端側6aから他端側6bに沿って流れて、各通気孔29からカバー体4の側板25側の外部空間に排出される。本実施形態において、通気孔29は、開口28からフィン部7,7間に流入した外気の流出口(排気口)となっている。
ファン5は、市販品の四角形状の例えば軸流ファンであり、器具本体2の各フィン部7,7間に外気を送風するように器具本体2の一端側6aの外部に設けられている。すなわち、ファン5は、各通気孔29を通じて各フィン部7,7間に外気を強制的に通気するものであり、カバー体4の底板26の開口28に正対するようにして、複数個のねじ30により、底板26に取り付けられている。ねじ30は、ファン5の4隅の不図示の取付け孔を挿通して、底板26の不図示のねじ孔にねじ込まれている。このとき、ねじ30は、フィンガーガード31をファン5に取り付けている。
そして、ファン5は、そのモータ部32に不図示の電源線が接続されている。この電源線を介して外部電源がモータ部32に供給されると、羽根33がモータ部32の周りに回転する。これにより、フィンガーガード31を通った外気が底板26の開口28から器具本体2の各フィン部7,7間に流入する。ファン5は、各通気孔29において、例えば毎秒1〜10mの風速が得られるものが用いられている。
上述のようにして構成された照明器具1は、そのカバー体4の側板25に例えばアームが取り付けられ、当該アームが天井やライティングレールに取り付けられる。そして、器具本体2の照射開口10が所定の方向に向けられて、発光体3の放射光が被照射物に向かって照射される。
次に、本発明の実施形態の作用について説明する。
点灯装置に外部電源が供給されると、点灯装置からリード線24を介して所定の電流が発光体3に供給される。発光体3のLEDベアチップ18が点灯(発光)し、発光体3から白色光が放射される。発光体3の放射光は、直接光または反射体部6の内面6cで反射された反射光となって略平行光に制光(集光)され、前面カバー13を透過して所定の方向に出射される。
また、発光体3は、LEDベアチップ18の点灯に伴って発熱する。この熱は、主として、発光体3の基板17から反射体部6の底部14を介して基端部8に熱伝導される。そして、反射体部6の基端部8(一端側6a)から鍔部9(他端側6b)に熱伝導されるとともに、反射体部6の外面6dに突出形成された複数個のフィン部7に熱伝導される。発光体3の基板17および器具本体2は、それぞれ高熱伝導率を有する例えばアルミニウム(Al)により形成され、発光体3が底部14(反射体部6)に熱結合しているので、発光体3に発生した熱は、反射体部6および複数個のフィン部7に迅速に熱伝導される。
反射体部6は、一端側6aから他端側6bに拡開する略円錐台の筒状に形成され、複数個のフィン部7は、反射体部6の外面6dの周回において一端側6aから他端側6bに亘る板状に形成されているので、反射体部6の外面6dおよび複数個のフィン部7での放熱面(表面積)は、非常に大きいものである。したがって、反射体部6および複数個のフィン部7に熱伝導した熱は、反射体部6の外面6dおよび複数個のフィン部7の表面から器具本体2およびカバー体4の間の内部空間に迅速に放出される。すなわち、照明器具1は、反射体部6の光学制御部による放熱構造となっているので、発光体3の発生熱が反射体部6に迅速に熱伝導されて放出される。
そして、点灯装置への外部電源の供給と同時に、または所定の時間の経過後に、ファン5のモータ部32にDC電源が供給される。ファン5の羽根33が回転し、外気がカバー体4の底板26の開口28から各フィン部7,7間に流入する。カバー体4の4個の側板25は、複数個のフィン部7に接触するようにして器具本体2を一端側6aから他端側6bに亘って包囲し、複数個のフィン部7は、反射体部6の外面6dに底部の14の中心軸に対して放射状に形成されているので、各フィン部7,7間に流入する外気量(風量)は、ほぼ同等となっている。
各フィン部7,7間に流入した外気は、一端側6aから他端側6bに流れて各通気孔29から外部空間に流出する。当該外気は、各フィン部7,7間に流れているときに、反射体部6の外面6dおよび複数個のフィン部7の表面から放出した熱を吸収する。これにより、反射体部6の外面6dおよび複数個のフィン部7の表面から器具本体2およびカバー体4の間の内部空間に放出された熱は、カバー体4の側板25側の外部空間に排出される。
そして、外気は、通気孔29での流速が1m/秒以上であると、反射体部6の外面6dおよび複数個のフィン部7から放出される熱量を外部空間に排出させることが可能である。すなわち、発光体3の発生熱は、器具本体2に停留され増加されることなく、外部空間に排出される。
そして、反射体部6の一端側6aから他端側6bに流れる外気は、一端側6aの鍔部9に当たって通気孔29から外部空間に排出される。鍔部9は、反射体部6の照射開口10の周回に亘って外方に突出するように、本実施形態では底部14の中心軸に対して直角であり、その外周端面9aがカバー体4の4個の側板25の内面25bと同一面または同一面以上となるように外方に突出形成され、かつ、通気孔29は、カバー体4の4個の側板25側に形成されているので、ファン5から送風された外気は、通気孔29から側板25側の外部空間に排出される。すなわち、通気孔29から排気された熱風が発光体3の放射光の出射方向側に直接的に流れなくなる。
こうして、発光体3に発生した熱は、停留することなく外部空間に排出されるので、例えば多数個のLEDベアチップ18を有して発光体3が高出力化されて発熱量が増加しても、発光体3の温度上昇が抑制され、これにより、発光体3が長寿命化される。
また、器具本体2は、略円錐台の筒状の反射体部6および複数個の板状のフィン部7によって大きな放熱面を有し、反射体部6および複数個のフィン部7から放出された熱がファン5からの送風により外部空間に排出されるので、小型化しても、高出力の発光体3からの熱をファン5からの送風により外部空間に排出させられる。すなわち、高出力化された発光体3が設けられる器具本体2を小型化することができる。ここで、ファン5は、各通気孔29での外気の流速が9m/秒以下のものであれば、小型化される器具本体2よりも外形が大きくならないものを使用可能である。これにより、照明器具1が小型化される。
本実施形態の照明器具1によれば、器具本体2は、略円錐台の筒状の反射体部6および複数個の板状のフィン部7によって大きな放熱面を有し、ファン5からの送風が各フィン部7,7間に一端側6aから他端側6bに沿って流れる光学制御部による放熱構造であるので、器具本体2に熱伝導された発光体3からの熱を迅速に外部空間に排出させることができ、これにより、発光体3を高出力化できるとともに、器具本体2を小型化することができるという効果を有する。
また、発光体3は、反射体部6の底部14に、ねじ21により熱結合して取り付けられ、配線孔16を介してリード線24が点灯装置に配線されるので、発光体3を照射開口10に正対するようにして反射体部6の一端側6aの内部に容易に設けることができ、これにより、照明器具1の組み立ての省力化を図ることができて、照明器具1を安価に形成できるという効果を有する。
また、ファン5からの送風の通気孔29は、反射体部6の鍔部9とカバー体4の4個の側板25の先端側25aとの間に形成されているので、通気孔29から排気される熱風を側板25側の外部空間に排出することができて、これにより、発光体3の放射光が照射される被照射物側に熱風が流れることを抑制できるという効果を有する。
なお、本実施形態において、カバー体4は、有底の四角筒状に形成したが、これに限らず、例えば有底の円筒状に形成されてもよい。この場合、複数個のフィン部7の反射体部6の外面6dからの突出長は、ほぼ同等となるものである。
また、ファン5からの送風の通気孔29は、被照射物への熱風の影響が無視できるものであれば、反射体部6の鍔部9側に設けてもよい。この場合、カバー体4は、その側板25の先端側25aが鍔部9に接触または近接するようにして器具本体2に取り付けられ、ファン5からの送風が通気孔29のみに通じるように鍔部9側に通気孔29を形成している。
また、本実施形態において、ファン5は、外気が通気孔29からフィン部7,7間に流入し、カバー体4の底板26の開口28から外部空間に排出するように、底板26に取り付けられてもよい。
また、本発明の上述した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…照明器具、 2…器具本体、 3…発光体、 4…カバー体、 5…ファン、 6…反射体部、 7…フィン部、 9…鍔部、 14…底部、 16…配線孔、 18…半導体発光素子としてのLEDベアチップ、 29…通気孔

Claims (3)

  1. 一端側から他端側に拡開し前記他端側に照射開口を有する筒状の反射体部およびこの反射体部の外面に前記一端側から前記他端側に亘る複数個のフィン部を備える器具本体と;
    半導体発光素子を有してなり、前記照射開口に正対するように前記反射体部内に前記反射体部に熱結合して設けられた発光体と;
    前記器具本体を前記一端側から前記他端側に亘って包囲し、前記他端側に通気孔を形成するように前記器具本体に取り付けられた筒状のカバー体と;
    前記器具本体の前記一端側の外部に設けられ、前記通気孔を通じて前記複数個のフィン部間に強制的に通気するファンと;
    を具備していることを特徴とする照明器具。
  2. 前記反射体部は、前記一端側の内部に前記照射開口に正対する平坦状の底部およびこの底部に前記一端側の外部に連通する配線孔を有し、前記発光体は、前記底部に熱結合して取り付けられ前記配線孔を介して配線されていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記反射体部は、その照射開口の周回に亘って外方に突出する鍔部を有し、この鍔部と前記カバー体との間に前記通気孔を形成していることを特徴とする請求項1または2記載の照明器具。
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