JP2014164348A - 血糖管理システム及び血糖管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに対して、食事を選択する余地を増やすと共に、献立又は提供施設に関する個別・具体的な知識を効果的に蓄積させることが可能な血糖管理システム及び血糖管理方法を提供する。
【解決手段】情報提供サーバ18は、携帯端末12からの提供施設候補の識別情報を受け付ける。そして、情報提供サーバ18又は携帯端末12は、提供施設DB58から検索された提供施設候補のメニュー内の各献立に沿った食事の摂取をユーザに許可するか否かについて、ユーザの血糖状態を示す血糖データに基づき判定する。そして、携帯端末12は、メニュー内の献立毎に判定された判定結果をユーザに報知する。
【選択図】図9

Description

この発明は、ユーザが携行する携帯端末と、前記携帯端末と相互に通信可能であって前記ユーザの血糖管理に関する情報を前記携帯端末に提供する情報提供サーバとを備える血糖管理システム、及びこのシステムを用いた血糖管理方法に関する。
日常の生活習慣に起因する生活習慣病、例えば糖尿病に関して、低血糖症状又は合併症の発症を事前に回避するため、その患者にとって、血糖値の経時変動が適正な管理範囲内に収まるように日常の食事・献立を決定することが望ましい。そこで、ユーザとしての患者が所有する携帯端末を用いて、その患者の血糖管理を継続的に行うための技術が種々提案されている。
特許文献1では、カメラ付きの携帯端末を用いて飲食物を撮像し、この画像を食事の日時と共に送信することで、センター装置により作成されたアドバイス情報を、この携帯端末を介してユーザに提供するシステムが提案されている。
特許文献2及び3では、携帯端末から入力された食事情報又は運動情報を用いて、血糖値の変化傾向を予測・解析し、この携帯端末を介して解析結果に関する各種情報をユーザに提供する方法及びシステムが提案されている。特に、特許文献3の段落[0068]には、ユーザの位置情報をもとに検索して、最適摂取カロリーの食事メニューを提供する施設(以下、提供施設)を抽出する旨が記載されている。
特開2003−085289号公報 特開2012−181804号公報 特開2012−088947号公報
ところで、患者は、日々の節制生活を強いられる中で、食事の内容やその提供施設に強く関心を抱く傾向がある。換言すれば、患者は、飲食店等に関する情報を収集しながら、数ある選択肢の中から限られた範囲内で、提供施設及びメニューを自主的に選択することに一種の喜びを覚える場合が多い。
しかしながら、特許文献3で提案された方法では、最適であると判断されたメニューが提示されるにすぎず、数ある提供施設の中から選択する喜びを患者から奪ってしまうことになる。また、同一のアルゴリズム(例えば、カロリーベース)を用いて選択する場合、似通ったメニューが選ばれる傾向があり、日々食事を行う患者にとって飽きが生じてしまうという問題があった。また、最適なメニューを単に提示するだけでは、患者にとって、献立又は提供施設に関する個別・具体的な知識を蓄積させる一助になり難い、という問題もあった。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、ユーザに対して、食事を選択する余地を増やすと共に、献立又は提供施設に関する個別・具体的な知識を効果的に蓄積させることが可能な血糖管理システム及び血糖管理方法を提供することを目的とする。
本発明に係る血糖管理システムは、ユーザが携行する携帯端末と、前記携帯端末と相互に通信可能であって前記ユーザの血糖管理に関する情報を前記携帯端末に提供する情報提供サーバとを備えるシステムに関する。
前記情報提供サーバは、地図データを蓄積した地図データベースと、食事の提供施設に関する所在位置及びメニューを示す提供施設データを蓄積した提供施設データベースと、前記提供施設データベースから検索された前記メニュー内の各献立に沿った前記食事の摂取を前記ユーザに許可するか否かについて、前記ユーザの血糖状態を示す血糖データに基づき判定する摂取許否判定部と、を備え、前記携帯端末は、前記地図データが示すエリアに属する少なくとも1つの前記提供施設の前記所在位置を、前記地図データと共に前記情報提供サーバから取得するデータ取得部と、前記データ取得部により取得された前記地図データ及び各前記所在位置に基づいて、前記エリア内での各前記提供施設の位置を示す地図画像を表示する表示部と、前記表示部に表示された少なくとも1つの前記提供施設の中から提供施設候補を指定する候補指定部と、を備え、前記情報提供サーバは、前記携帯端末からの前記提供施設候補の識別情報を受け付けた場合、前記摂取許否判定部により前記提供施設候補の前記メニュー内の前記献立毎に判定された判定結果を前記携帯端末に送信し、前記携帯端末は、前記情報提供サーバから受信した前記判定結果を前記ユーザに報知することを特徴とする。
あるいは、前記情報提供サーバは、地図データを蓄積した地図データベースと、食事の提供施設に関する所在位置及びメニューを示す提供施設データを蓄積した提供施設データベースと、を備え、前記携帯端末は、前記地図データが示すエリアに属する少なくとも1つの前記提供施設の前記所在位置を、前記地図データと共に前記情報提供サーバから取得するデータ取得部と、前記データ取得部により取得された前記地図データ及び各前記所在位置に基づいて、前記エリア内での各前記提供施設の位置を示す地図画像を表示する表示部と、前記表示部に表示された少なくとも1つの前記提供施設の中から提供施設候補を指定する候補指定部と、前記提供施設データベースから検索された前記メニュー内の各献立に沿った前記食事の摂取を前記ユーザに許可するか否かについて、前記ユーザの血糖状態を示す血糖データに基づき判定する摂取許否判定部と、を備え、前記情報提供サーバは、前記携帯端末からの前記提供施設候補の識別情報を受け付けた場合、前記提供施設データベースから検索された前記提供施設候補の前記メニューを前記携帯端末に送信し、前記携帯端末は、前記摂取許否判定部により前記メニュー内の前記献立毎に判定された判定結果を前記ユーザに報知することを特徴とする。
このように、地図データが示すエリア内での各提供施設の位置を示す地図画像を表示する表示部と、前記表示部に表示された少なくとも1つの前記提供施設の中から提供施設候補を指定する候補指定部と、指定・検索されたメニュー内の各献立に沿った食事の摂取をユーザに許可するか否かについて、前記ユーザの血糖状態を示す血糖データに基づき判定する摂取許否判定部とを設けると共に、携帯端末は、前記摂取許否判定部により前記メニュー内の前記献立毎に判定された判定結果を前記ユーザに報知するので、ユーザは、表示された地図画像を参照しながら、提供施設の所在の把握、提供施設候補の指定、及び献立毎の判定結果の確認を順次行うことができる。これにより、ユーザに対して、食事を選択する余地を増やすと共に、献立又は提供施設に関する個別・具体的な知識を効果的に蓄積させることができる。
また、前記携帯端末は、前記判定結果に応じて各前記献立が分類された前記メニューを表示させて報知することが好ましい。これにより、ユーザは、メニューを閲覧することで、食事の摂取が許可された(又は、許可されない)献立について一見して把握できる。
また、前記携帯端末は、前記摂取許否判定部により前記メニュー内のすべての前記献立にて許可しないと判定された場合、前記提供施設候補での前記食事の摂取を禁止する旨の可視情報を、前記表示部に表示させて報知することが好ましい。これにより、ユーザは、その提供施設候補に入場すべきではない旨を一見して把握できる。
また、前記携帯端末は、現在位置を取得する現在位置取得部を更に備え、前記データ取得部は、前記現在位置取得部により取得された前記現在位置を含む前記エリアに対応する前記地図データを取得することが好ましい。これにより、ユーザは、現在位置の周辺に存在する提供施設の所在位置や経路を容易に把握できる。
また、前記提供施設データベースは、すべての前記ユーザに使用権限が付与された共通データベースと、前記ユーザ毎に使用権限が付与された個別データベースとから構成され、前記ユーザ毎の前記携帯端末を介して前記個別データベースを更新可能であることが好ましい。これにより、ユーザによる提供施設のカスタマイズが可能である。
本発明に係る血糖管理方法は、ユーザが携行する携帯端末と、前記携帯端末と相互に通信可能であって前記ユーザの血糖管理に関する情報を前記携帯端末に提供する情報提供サーバとを備える血糖管理システムを用いた方法であって、前記情報提供サーバは、地図データを蓄積した地図データベースと、食事の提供施設に関する所在位置及びメニューを示す提供施設データを蓄積した提供施設データベースと、を有し、前記携帯端末は、前記地図データが示すエリアに属する少なくとも1つの前記提供施設の前記所在位置を、前記地図データと共に前記情報提供サーバから取得するデータ取得部と、前記データ取得部により取得された前記地図データ及び各前記所在位置に基づいて、前記エリア内での各前記提供施設の位置を示す地図画像を表示する表示部と、前記表示部に表示された少なくとも1つの前記提供施設の中から提供施設候補を指定する候補指定部と、を有し、前記情報提供サーバが、前記携帯端末からの前記提供施設候補の識別情報を受け付けるステップと、前記情報提供サーバ又は前記携帯端末が、前記提供施設データベースから検索された前記提供施設候補の前記メニュー内の各献立に沿った前記食事の摂取を前記ユーザに許可するか否かについて、前記ユーザの血糖状態を示す血糖データに基づき判定するステップと、前記携帯端末が、前記メニュー内の前記献立毎に判定された前記判定結果を前記ユーザに報知するステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係る血糖管理システム及び血糖管理方法によれば、地図データが示すエリア内での各提供施設の位置を示す地図画像を表示する表示部と、前記表示部に表示された少なくとも1つの前記提供施設の中から提供施設候補を指定する候補指定部とを設けると共に、携帯端末は、指定・検索されたメニュー内の各献立に沿った食事の摂取をユーザに許可するか否かについて、前記ユーザの血糖状態を示す血糖データに基づき判定して得た判定結果を前記ユーザに報知するので、ユーザは、表示された地図画像を参照しながら、提供施設の所在の把握、提供施設候補の指定、及び献立毎の判定結果の確認を順次行うことができる。これにより、ユーザに対して、食事を選択する余地を増やすと共に、献立又は提供施設に関する個別・具体的な知識を効果的に蓄積させることができる。
この実施形態に係る血糖管理システムの全体構成図である。 図1に示す携帯端末の電気的なブロック図である。 図1に示す情報提供サーバの電気的なブロック図である。 血糖管理アプリを起動した際における血糖管理システムの状態遷移図である。 ユーザ設定画面を表示する携帯端末の正面図である。 地図画像を表示する携帯端末の正面図である。 サーバ問合せモード時における情報提供サーバの動作説明に供されるフローチャートである。 図8Aは、提供施設DBにおけるテーブルのフィールド構成の一例を示す模式図である。図8Bは、献立・食材DBにおけるテーブルのフィールド構成の一例を示す模式図である。図8Cは、ユーザ情報DBにおけるテーブルのフィールド構成の一例を示す模式図である。 地図画像に判定結果ウィンドウを重ねて表示する携帯端末の正面図である。 地図画像に禁止マークを重ねて表示する携帯端末の正面図である。 変形例に係る携帯端末の電気的なブロック図である。 変形例に係る情報提供サーバの電気的なブロック図である。
以下、本発明に係る血糖管理方法について、それを実施する血糖管理システムとの関係において好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
[血糖管理システム10の全体構成]
図1は、この実施形態に係る血糖管理システム10の全体構成図である。血糖管理システム10は、各ユーザに携行される携帯端末12、12と、複数の中継装置14、15と、インターネット等のネットワーク16を介して接続された情報提供サーバ18とから構成される。
各携帯端末12は、有線又は無線により外部装置と相互に通信可能な装置であり、例えば、スマートフォンを含む携帯電話機、タブレット端末で構成される。
中継装置14、15は、各携帯端末12と情報提供サーバ18との間の通信を中継する装置である。携帯端末12が携帯電話機である場合、中継装置14、15は基地局に相当する。また、携帯端末12がタブレット端末である場合、中継装置14、15は無線LANのアクセスポイントに相当する。
ここで、中継装置14、15によって中継可能なエリア(区画)が異なっている。例えば、ユーザは携帯端末12を携行しながら破線矢印方向に移動することで、携帯端末12は、その中継先を、中継装置14から中継装置15に自動的に切り替えた上で、情報提供サーバ18との通信を行う。
情報提供サーバ18は、携帯端末12からの要求に応じて、ユーザの血糖管理に関する各種情報を携帯端末12に提供する装置である。詳細なブロック図については後述する。
[携帯端末12のブロック図]
図2は、図1に示す携帯端末12の電気的なブロック図である。携帯端末12は、端末側通信部20と、現在位置取得部22と、端末側制御部24と、端末側記憶部26と、表示部28(第1の報知手段)と、表示制御部30と、座標検出部32と、音声通話部34とを備える。
端末側通信部20は、例えば、高周波数帯域の電波を入出力可能なRFモジュールで構成されており、外部装置からの電気信号を送受信する機能を有する。
現在位置取得部22は、例えば、GPS(Global Positioning System)受信機で構成されており、携帯端末12の位置情報を取得する。これにより、携帯端末12を携行するユーザの現在位置を特定できる。
端末側制御部24は、例えば、マイクロプロセッサ(MPU)で構成され、端末側記憶部26等に格納されたプログラムを読み出し実行することで、各構成要素の制御動作を実行する。端末側制御部24は、データ取得部36及び候補指定部38の各機能を実現する。
端末側記憶部26は、例えば、RAM(Random Access Memory)等の非一過性であって且つコンピュータ読み取り可能な記憶媒体で構成され、端末側制御部24が各構成要素を制御するのに必要なプログラム及びデータ等を記憶している。本図例では、端末側記憶部26には、携帯端末12のユーザを識別するためのユーザ識別情報40を格納する。
表示部28は、表示制御部30から供給された表示制御信号に基づいて、地図画像120(図6参照)、判定結果ウィンドウ140(図9参照)を含む各種画像を表示する。表示部28は、カラー表示又はモノクロ表示が可能な表示モジュールであり、液晶パネル、有機EL(Electro-Luminescence)、無機ELパネル等で構成されてもよい。
座標検出部32は、例えば、タッチパネルで構成されており、ユーザの指、スタイラスペンを含む接触体42が、表示部28の上に接触又は近接する平面座標の位置を検出する。検出方式として、抵抗膜方式、静電容量方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電結合方式等を含む種々の方式を用いてもよい。
音声通話部34は、音声を出力するスピーカ44(第2の報知手段)及び音声を入力するマイクロフォン46の他、いずれも図示しないコーデック、変調復調回路、呼制御用回路等を有する。
[情報提供サーバ18のブロック図]
図3は、図1に示す情報提供サーバ18の電気的なブロック図である。
情報提供サーバ18は、通信部50と、制御部52と、記憶部54と、地図データベース(以下、地図DB56)と、提供施設データベース(以下、提供施設DB58)と、献立・食材データベース(以下、献立・食材DB60)と、ユーザ情報データベース(以下、ユーザ情報DB62)と、を備えている。
通信部50は、有線又は無線によって外部装置(例えば、図1の携帯端末12)と送受信するインターフェースである。
制御部52は、記憶部54に格納されたプログラムを読み出して実行することで、データベース更新部64、データベース検索部66、摂取許否判定部68、及び送信用データ作成部70の各機能を実現する。
地図DB56は、携帯端末12の使用地域を示す地図に関する各種データ(以下、地図データ)を蓄積したデータベースである。また、提供施設DB58は、ユーザに食事を提供する施設(以下、提供施設)に関する所在位置及びメニューを示す各種データ(以下、提供施設データ)を蓄積したデータベースである。また、献立・食材DB60は、各メニュー内の献立又は食材に関する各種データ(以下、献立・食材データ)を蓄積したデータベースである。また、ユーザ情報DB62は、ユーザの血糖状態を示す血糖データを蓄積したデータベースである。
なお、提供施設DB58は、すべてのユーザに使用権限が付与された共通DB74(共通データベース)と、ユーザ毎に使用権限が付与された個別DB76(個別データベース)とから構成される。同様に、献立・食材DB60は、すべてのユーザに使用権限が付与された共通DB78(共通データベース)と、ユーザ毎に使用権限が付与された個別DB80(個別データベース)とから構成される。このうち、個別DB76、80はそれぞれ、ユーザ毎の携帯端末12を介して更新可能である。
データベース更新部64は、地図DB56、提供施設DB58、献立・食材DB60、及びユーザ情報DB62を同期的又は非同期的に逐次更新する。
[血糖管理システム10の動作説明]
続いて、血糖管理アプリを実行した場合における血糖管理システム10の動作について、図4の状態遷移図を主に参照しながら説明する。ここで、「血糖管理アプリ」とは、各携帯端末12及び情報提供サーバ18を協働させる血糖管理用のアプリケーション・ソフトウェアを意味する。
先ず、ユーザによる携帯端末12の所定操作に応じて、血糖管理アプリの初期モードに移行する。ここで、初期モードは、各種モードを選択させる基本画面を表示するモードである。ユーザは、図示しない基本画面を介して、「ユーザ設定」、「地図表示」、及び「アプリ終了」のうちいずれか1つのモードを選択可能である。
遷移線T1に示すように、選択の操作を受け付けるまでの間は、モードの遷移がなされることなく初期モードに留まる。一方、ユーザ設定モードを選択するための操作が実行された場合、初期モードからユーザ設定モードに遷移される(遷移線T2参照)。ここで、ユーザ設定モードは、ユーザ設定画面100を介してユーザ情報を入力・設定するためのモードである。
図5は、ユーザ設定画面100を表示する携帯端末12の正面図である。表示部28に表示されたユーザ設定画面100上には、5つの入力欄102、104、106、108、110、ボタン群112がそれぞれ配置されている。
入力欄102には、ユーザ名として任意の文字列(本図例では、「abcdefghij」)が表記されている。入力欄104には、認証用のパスワードとして任意の文字列(本図例では、「Glucose」)が入力されている。
入力欄106、108、110はそれぞれ、ユーザの血糖情報を入力可能に構成されている。より詳細には、入力欄106には糖尿病タイプが、入力欄108には食事前の数値(単位:mg/dl)が、目標の上限値(単位:mg/dl)がそれぞれ入力されている。
遷移線T3に示すように、保存・中止の操作を受け付けるまでの間は、モードの遷移がなされることなくユーザ設定モードに留まる。一方、保存・中止のための操作が実行された場合、ユーザ設定モードから初期モードに遷移される(遷移線T4参照)。
より詳細には、ボタン群112([保存]ボタン)のタッチ操作に応じて、端末側制御部24は、ユーザ設定画面100にて入力された各種情報を、端末側通信部20を介して情報提供サーバ18側に送信する。そして、情報提供サーバ18は、中継装置14(あるいは中継装置15)、ネットワーク16を経由してユーザ情報を受信し、ユーザ情報DB62に追加・更新させる。
なお、ユーザ情報は、ユーザ名、認証用のパスワード、糖尿病タイプ、食事前の数値、目標の上限値に限られず、ユーザの身長、体重、性別を含む種々の情報を、ユーザ設定画面100を介して入力可能に設けられてもよい。
初期モードに戻って、地図表示モードを選択するための操作が実行された場合、初期モードから地図表示モードに遷移される(遷移線T5参照)。ここで、地図表示モードは、地図画像120を表示することで、提供施設に関する各種情報をユーザに提供するためのモードである。
図6は、地図画像120を表示する携帯端末12の正面図である。地図画像120は、携帯端末12を携行するユーザの、現在位置を含む矩形状のエリア122の平面図(又は鳥瞰図)を示す。地図画像120上には、輪郭線を用いて表記された各種構造物(例えば、建物、敷地、道路等)が配置されている。なお、人間の形状をデフォルメしたアイコン123は、現在位置取得部22により取得された現在位置を示す。
遷移線T6に示すように、所定の操作を受け付けるまでの間は、モードの遷移がなされることなく地図表示モードに留まる。このとき、所定の時間間隔で、(1)現在位置取得部22による現在位置の取得、(2)携帯端末12による現在位置の送信、(3)データベース検索部66による地図DB56の検索、(4)情報提供サーバ18による地図データの送信、(5)データ取得部36による地図データの取得、(6)表示部28による地図画像120の表示、が順次実行される。
このように、データ取得部36は、現在位置取得部22により取得された現在位置を含むエリア122に対応する地図データを取得することで、ユーザは、現在位置の周辺に存在する提供施設124、126の所在位置や経路を容易に把握できる。
そして、上記した動作と共に、データ取得部36は、地図データが示すエリア122に属する少なくとも1つの所在位置を取得する。その後、表示部28は、それぞれ取得された地図データ及び各所在位置に基づいて、エリア122内での各提供施設124、126の位置を示す地図画像120を表示する。より詳細には、2つの提供施設124、126の周辺に、ピンの形状を模した2つの指示マーク128、130を付することで、提供施設124、126の存在をユーザに知らせる。
一方、サーバ問合せのための操作、より詳細には、指示マーク128、130のタッチ操作が実行された場合、地図表示モードからサーバ問合せモードに遷移される(遷移線T7参照)。
以下、サーバ問合せモード時における情報提供サーバ18の動作について、図7のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
ステップS1において、情報提供サーバ18は、通信部50を介して、携帯端末12から供給された各種情報を受信する。受信に先立ち、携帯端末12の候補指定部38は、2つの提供施設124、126のうち、タッチされた指示マーク128に対応する提供施設124を提供施設候補として指定する。その後、端末側制御部24は、端末側通信部20を介して、携帯端末12の位置情報、提供施設候補の識別情報、及びユーザ識別情報40を情報提供サーバ18側に送信する。
ユーザ識別情報40は、ユーザ設定モードにて既に設定されたユーザ名(図5の入力欄102)及びパスワード(同図の入力欄104)であり、これに加えて又はこれとは別に、携帯端末12固有の識別情報、例えばMACアドレスを利用してもよい。
ステップS2において、データベース検索部66は、データベースの検索を実行することで、提供施設DB58から特定の指定施設データを取得する。
図8Aは、提供施設DB58におけるテーブルT1のフィールド構成の一例を示す模式図である。テーブルT1は、提供施設124等の名称を示す「提供施設名」フィールド、提供施設124等の所在位置を示す「所在位置」フィールド、及び提供施設124等のメニューの種類を示す「メニュー」フィールドで構成されている。
ここで、データベース検索部66は、ステップS1で受信された提供施設候補の識別情報(例えば、提供施設名)を検索キーとして、テーブルT1の「所在位置」及び「メニュー」の各フィールドを参照することで、指定施設候補(提供施設124)の提供施設データを取得する。
ステップS3において、データベース検索部66は、データベースの検索を実行することで、献立・食材DB60から特定の献立データを取得する。
図8Bは、献立・食材DB60におけるテーブルT2のフィールド構成の一例を示す模式図である。テーブルT2は、提供施設124等のメニューの種類を示す「メニュー」フィールド、メニュー内の献立又は食材の種類を示す「献立・食材」フィールド、献立等の分量・サイズを示す「分量・サイズ」フィールド、及び後述する判定処理に供される各種パラメータを示す「演算パラメータ」フィールドで構成されている。
ここで、データベース検索部66は、ステップS2で取得された提供施設候補のメニューを検索キーとして、テーブルT2の「献立・食材」、「分量・サイズ」及び「演算パラメータ」の各フィールドを参照することで、メニュー内の各献立データをそれぞれ取得する。
ステップS4において、データベース検索部66は、データベースの検索を実行することで、ユーザ情報DB62から特定の血糖データを取得する。
図8Cは、ユーザ情報DB62におけるテーブルT3のフィールド構成の一例を示す模式図である。テーブルT3は、ユーザ名を示す「ユーザ名」フィールド、パスワードを示す「パスワード」フィールド、及びユーザの血糖状態を示す「血糖状態」フィールドで構成されている。
ここで、データベース検索部66は、ステップS1で受信されたユーザ識別情報40(例えば、ユーザ名)を検索キーとして、テーブルT3の「血糖状態」フィールドを参照することで、ユーザの血糖データ(より詳細には、糖尿病タイプ、食事前の数値、目標の上限値を含む各種情報)を取得する。
ステップS5において、摂取許否判定部68は、ステップS2で検索・取得されたメニューの中から、未だ指定されていない献立を1つ指定する。
ステップS6において、摂取許否判定部68は、ステップS5で指定された献立に沿う食事の摂取を、ユーザに許可するか否かを判定する。摂取許否判定部68は、既に取得された、分量・サイズ、演算パラメータ、血糖状態に関する各種情報を用いて血糖値の経時変動を予測する。図5例では、食事前の数値を120mg/dl、目標の上限値を150mg/dlにそれぞれ設定されている。この場合、摂取許否判定部68は、血糖値の上昇量が30mg/dlを超えない場合に摂取を許可(OK)し、30mg/dlを超える場合に摂取を許可しない(NG)と判定する。
ステップS7において、摂取許否判定部68は、メニュー内のすべての献立にて、ステップS6の判定処理が完了したか否かを判別する。まだ完了していない場合、ステップS5に戻って、以下、完了するまでステップS5、S6を順次繰り返す。一方、完了した場合は、次のステップ(S8)に進む。
ステップS8において、送信用データ作成部70は、ステップS6での判定結果に基づいて送信用データ72を作成する。ここで、送信用データ72には、地図データの他、提供施設候補の所在位置、メニュー、献立毎の判定結果が含まれる。
ステップS9において、情報提供サーバ18は、通信部50を介して、ステップS8で作成された送信用データ72を携帯端末12に送信する。このようにして、サーバ問合せモード時における情報提供サーバ18の動作が完了する。その後、遷移線T9に示すように、サーバ問合せモードから判定結果表示モードに遷移される。
そして、携帯端末12は、情報提供サーバ18から受信した判定結果をユーザに報知する。ユーザに報知する手段として、図2の表示部28、スピーカ44のみならず、視覚、聴覚、触覚等の五感に訴える種々の報知手段、例えば、図示しないランプ、振動機能、又はこれらの組み合わせを適用できる。
図9は、地図画像120に判定結果ウィンドウ140を重ねて表示する携帯端末12の正面図である。矩形状の判定結果ウィンドウ140は、地図画像120の中央下方部に配置されている。
判定結果ウィンドウ140は、提供施設名を表示する表示欄142と、メニュー及び各献立の判別結果を表示する表示欄144と、ユーザの血糖状態を表示する表示欄146と、右上隅に配置されたボタン148とから構成される。
表示欄144には、判定結果(OK/NG)に応じて分類されたメニューが示されている。例えば、「OK」に分類された献立は、フライドポテト(Sサイズ)、グリーンサラダ、及びステーキ(150g)である。一方、「NG」に分類された献立は、フライドポテト(Mサイズ)及びライスである。ユーザは、メニューを閲覧することで、食事の摂取が許可された(又は、許可されない)献立について一見して把握できる。
表示欄146には、ユーザ設定モード(図4参照)にて設定された各値が表示されている。ユーザは、表示欄144に表示された献立毎のポイントの合計が、30ポイント(血糖値の許容上昇量)を超えないように、1つ又は複数の献立の組合せを選択する。
遷移線T10に示すように、表示終了の操作を受け付けるまでの間は、モードの遷移がなされることなく判定結果表示モードに留まる。一方、表示終了の操作が実行された場合、判定結果表示モードから地図表示モードに遷移される(遷移線T11参照)。より詳細には、図9のボタン148のタッチ操作に応じて、判定結果ウィンドウ140の表示状態が、「表示」から「非表示」(図6参照)に遷移される。
図6に戻って、地図画像120上の指示マーク128がタッチされ、上記と同様の処理を実行した結果、摂取許否判定部68は、提供施設126のメニュー内のすべての献立にて摂取を許可しないと判定したと想定する。
図10は、地図画像120に禁止マーク150を重ねて表示する携帯端末12の正面図である。指示マーク130が指示する位置の周辺に、X字状の禁止マーク150が重ねて表示されている。このように、提供施設126での食事の摂取を禁止する旨の可視情報を表示部28に表示させて報知することで、ユーザは、その提供施設候補に入場すべきでない旨を一見して把握できる。
その後、地図表示モードに戻って、初期モードに戻るための操作が実行された場合、地図表示モードから初期モードに遷移される(遷移線T12参照)。
[その他の機能]
ところで、上記した血糖管理アプリに、種々のカスタマイズ機能を追加してもよい。例えば、提供施設DB58の個別DB76に、事業として飲食物を提供することを認可された飲食店のみならず、組織内の食堂、又は、自分、親類、知人等の家屋を登録してもよい。また、献立・食材DB60の個別DB80に、献立(例えば、カレーライス)に限られず、献立を構成する各食材(例えば、米、じゃがいも、人参、牛肉等)に関する情報を登録してもよい。
[本発明の効果]
以上のように、血糖管理システム10は、ユーザが携行する携帯端末12と、携帯端末12と相互に通信可能であってユーザの血糖管理に関する情報を携帯端末12に提供する情報提供サーバ18とを備えるシステムである。
情報提供サーバ18は、地図データを蓄積した地図DB56と、食事の提供施設に関する所在位置及びメニューを示す提供施設データを蓄積した提供施設DB58と、提供施設DB58から検索されたメニュー内の各献立に沿った食事の摂取をユーザに許可するか否かについて、ユーザの血糖状態を示す血糖データに基づき判定する摂取許否判定部68とを備えている。
携帯端末12は、地図データが示すエリア122に属する少なくとも1つの提供施設124、126の所在位置を、地図データと共に情報提供サーバ18から取得するデータ取得部36と、取得された地図データ及び各所在位置に基づいて、エリア122内での各提供施設124、126の位置を示す地図画像120を表示する表示部28と、表示された少なくとも1つの提供施設124、126の中から提供施設候補を指定する候補指定部38とを備える。
情報提供サーバ18は、携帯端末12からの提供施設候補の識別情報を受け付けた場合、摂取許否判定部68により提供施設候補のメニュー内の献立毎に判定された判定結果を携帯端末12に送信し、携帯端末12は、情報提供サーバ18から受信した判定結果をユーザに報知する。
このように構成したので、ユーザは、表示された地図画像120を参照しながら、提供施設124、126の所在の把握、提供施設候補の指定、及び献立毎の判定結果の確認を順次行うことができる。これにより、ユーザに対して、食事を選択する余地を増やすと共に、献立又は提供施設に関する個別・具体的な知識を効果的に蓄積させることができる。
[変形例]
続いて、この実施形態の変形例に係る血糖管理システム10Aについて、図11及び図12を参照しながら説明する。なお、この実施形態と同様の構成については、同一の参照符号を付すると共にその説明を省略する。
図11は、変形例に係る携帯端末12Aの電気的なブロック図である。端末側制御部200は、データ取得部36及び候補指定部38の他、摂取許否判定部68を更に備える点で、端末側制御部24(図2参照)と異なっている。
図12は、変形例に係る情報提供サーバ18Aの電気的なブロック図である。制御部202は、データベース更新部64及びデータベース検索部66の他、送信用データ作成部204を備える一方、摂取許否判定部68が欠けている点で、制御部52(図3参照)と異なっている。ここで、送信用データ206には、地図データの他、提供施設候補の所在位置、メニューが含まれるが、献立毎の判定結果が除外される。
以上のように、情報提供サーバ18Aは、地図データを蓄積した地図DB56と、食事の提供施設に関する所在位置及びメニューを示す提供施設データを蓄積した提供施設DB58とを備える。
携帯端末12Aは、地図データが示すエリア122に属する少なくとも1つの提供施設124、126の所在位置を、地図データと共に情報提供サーバ18Aから取得するデータ取得部36と、取得された地図データ及び各所在位置に基づいて、エリア122内での各提供施設124、126の位置を示す地図画像120を表示する表示部28と、表示された少なくとも1つの提供施設124、126の中から提供施設候補を指定する候補指定部38と、提供施設DB58から検索されたメニュー内の各献立に沿った食事の摂取をユーザに許可するか否かについて、ユーザの血糖状態を示す血糖データに基づき判定する摂取許否判定部68と、を備える。
情報提供サーバ18Aは、携帯端末12Aからの提供施設候補の識別情報を受け付けた場合、提供施設DB58から検索された提供施設候補のメニューを携帯端末12Aに送信し、携帯端末12Aは、摂取許否判定部68によりメニュー内の献立毎に判定された判定結果をユーザに報知する。このように、情報提供サーバ18Aに代替して携帯端末12Aに摂取許否判定部68を設けたとしても、この実施形態と同様の作用効果が得られる。
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10、10A…血糖値管理システム 12、12A…携帯端末
14、15…中継装置 18、18A…情報提供サーバ
22…現在位置取得部 24、200…端末側制御部
28…表示部 36…データ取得部
38…候補指定部 44…スピーカ
52、202…制御部 56…地図DB
58…提供施設DB 60…献立・食材DB
66…データベース検索部 68…摂取許否判定部
74、78…共通DB 76、80…個別DB
100…ユーザ設定画面 120…地図画像
122…エリア 124、126…提供施設
128、130…指示マーク 140…判定結果ウィンドウ
150…禁止マーク

Claims (7)

  1. ユーザが携行する携帯端末と、前記携帯端末と相互に通信可能であって前記ユーザの血糖管理に関する情報を前記携帯端末に提供する情報提供サーバとを備える血糖管理システムであって、
    前記情報提供サーバは、
    地図データを蓄積した地図データベースと、
    食事の提供施設に関する所在位置及びメニューを示す提供施設データを蓄積した提供施設データベースと、
    前記提供施設データベースから検索された前記メニュー内の各献立に沿った前記食事の摂取を前記ユーザに許可するか否かについて、前記ユーザの血糖状態を示す血糖データに基づき判定する摂取許否判定部と、を備え、
    前記携帯端末は、
    前記地図データが示すエリアに属する少なくとも1つの前記提供施設の前記所在位置を、前記地図データと共に前記情報提供サーバから取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部により取得された前記地図データ及び各前記所在位置に基づいて、前記エリア内での各前記提供施設の位置を示す地図画像を表示する表示部と、
    前記表示部に表示された少なくとも1つの前記提供施設の中から提供施設候補を指定する候補指定部と、を備え、
    前記情報提供サーバは、前記携帯端末からの前記提供施設候補の識別情報を受け付けた場合、前記摂取許否判定部により前記提供施設候補の前記メニュー内の前記献立毎に判定された判定結果を前記携帯端末に送信し、
    前記携帯端末は、前記情報提供サーバから受信した前記判定結果を前記ユーザに報知する
    ことを特徴とする血糖管理システム。
  2. ユーザが携行する携帯端末と、前記携帯端末と相互に通信可能であって前記ユーザの血糖管理に関する情報を前記携帯端末に提供する情報提供サーバとを備える血糖管理システムであって、
    前記情報提供サーバは、
    地図データを蓄積した地図データベースと、
    食事の提供施設に関する所在位置及びメニューを示す提供施設データを蓄積した提供施設データベースと、を備え、
    前記携帯端末は、
    前記地図データが示すエリアに属する少なくとも1つの前記提供施設の前記所在位置を、前記地図データと共に前記情報提供サーバから取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部により取得された前記地図データ及び各前記所在位置に基づいて、前記エリア内での各前記提供施設の位置を示す地図画像を表示する表示部と、
    前記表示部に表示された少なくとも1つの前記提供施設の中から提供施設候補を指定する候補指定部と、
    前記提供施設データベースから検索された前記メニュー内の各献立に沿った前記食事の摂取を前記ユーザに許可するか否かについて、前記ユーザの血糖状態を示す血糖データに基づき判定する摂取許否判定部と、を備え、
    前記情報提供サーバは、前記携帯端末からの前記提供施設候補の識別情報を受け付けた場合、前記提供施設データベースから検索された前記提供施設候補の前記メニューを前記携帯端末に送信し、
    前記携帯端末は、前記摂取許否判定部により前記メニュー内の前記献立毎に判定された判定結果を前記ユーザに報知する
    ことを特徴とする血糖管理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の血糖管理システムにおいて、
    前記携帯端末は、前記判定結果に応じて分類された前記メニューを表示させて報知することを特徴とする血糖管理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の血糖管理システムにおいて、
    前記携帯端末は、前記摂取許否判定部により前記メニュー内のすべての前記献立にて許可しないと判定された場合、前記提供施設候補での前記食事の摂取を禁止する旨の可視情報を、前記表示部に表示させて報知することを特徴とする血糖管理システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の血糖管理システムにおいて、
    前記携帯端末は、現在位置を取得する現在位置取得部を更に備え、
    前記データ取得部は、前記現在位置取得部により取得された前記現在位置を含む前記エリアに対応する前記地図データを取得する
    ことを特徴とする血糖管理システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の血糖管理システムにおいて、
    前記提供施設データベースは、すべての前記ユーザに使用権限が付与された共通データベースと、前記ユーザ毎に使用権限が付与された個別データベースとから構成され、
    前記ユーザ毎の前記携帯端末を介して前記個別データベースを更新可能である
    ことを特徴とする血糖管理システム。
  7. ユーザが携行する携帯端末と、前記携帯端末と相互に通信可能であって前記ユーザの血糖管理に関する情報を前記携帯端末に提供する情報提供サーバとを備える血糖管理システムを用いた方法であって、
    前記情報提供サーバは、地図データを蓄積した地図データベースと、食事の提供施設に関する所在位置及びメニューを示す提供施設データを蓄積した提供施設データベースと、を有し、
    前記携帯端末は、前記地図データが示すエリアに属する少なくとも1つの前記提供施設の前記所在位置を、前記地図データと共に前記情報提供サーバから取得するデータ取得部と、前記データ取得部により取得された前記地図データ及び各前記所在位置に基づいて、前記エリア内での各前記提供施設の位置を示す地図画像を表示する表示部と、前記表示部に表示された少なくとも1つの前記提供施設の中から提供施設候補を指定する候補指定部と、を有し、
    前記情報提供サーバが、前記携帯端末からの前記提供施設候補の識別情報を受け付けるステップと、
    前記情報提供サーバ又は前記携帯端末が、前記提供施設データベースから検索された前記提供施設候補の前記メニュー内の各献立に沿った前記食事の摂取を前記ユーザに許可するか否かについて、前記ユーザの血糖状態を示す血糖データに基づき判定するステップと、
    前記携帯端末が、前記メニュー内の前記献立毎に判定された前記判定結果を前記ユーザに報知するステップと
    を備えることを特徴とする血糖管理方法。
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