JP2014163900A - 濃度測定センサ、濃度測定センサ用シート及びその製造方法 - Google Patents

濃度測定センサ、濃度測定センサ用シート及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】貴金属の使用量を減らすことにより、濃度測定センサの製造コストを低減することが可能な濃度測定センサ、濃度測定センサ用シート及びその製造方法を提供する。
【解決手段】濃度測定センサ10は、少なくとも一方の面が絶縁性をもつ絶縁面12aとなる絶縁性基材12と、絶縁性基材12の絶縁面12a上に設けられた導電性パターン30とを備えている。絶縁性基材12の他方の面に、絶縁性基材12を支持する支持基材11が配設されている。導電性パターン30は、100nm〜40μmの厚みをもつニッケル層35と、ニッケル層35上であって少なくとも試薬層18が配置される領域18aに設けられ、10nm〜1μmの厚みをもつ貴金属めっき層36とを含んでいる。
【選択図】図1

Description

本発明は、物質の濃度を測定するための濃度測定センサ、このような濃度測定センサを作製する際に用いられる濃度測定センサ用シート及びその製造方法に関する。
血液等の生体試料中の特定成分について迅速かつ簡便に濃度等を測定する方法として、電気化学的検出手段によるセンサ(濃度測定センサ)が実用化されている。このようなセンサの一例として、電気化学的に血液中のグルコース濃度を定量化するグルコースセンサがある。
グルコースセンサでは、基材と、基材上に設けられた作用電極と対電極を含む電極系と、酵素及び電子受容体とを基本構成として備えている。酵素は血液中のグルコースを選択的に酸化してグルコン酸を生成し、また同時に電子受容体を還元して還元体を生じる。この還元体に外部デバイスから電極系へ一定の電圧を印加することで還元体が再び酸化され、その際に電流が発生する。この電流値が血液中のグルコース濃度に依存することから、血液中のグルコースを定量化して測定することができる。
特許第3655587号
従来のグルコースセンサにおいては、不活性基材の表面上に金電極を設けたものが存在する(特許文献1参照)。しかしながら、このようなグルコースセンサにおいては、高価な貴金属(金)を一定程度の厚みで形成した貴金属電極を設ける必要があるため、製造コストが上昇するという課題が生じている。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、貴金属の使用量を減らすことにより、濃度測定センサの製造コストを低減することが可能な濃度測定センサ、濃度測定センサ用シート及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、溶液中の物質の濃度を測定するための濃度測定センサにおいて、少なくとも一方の面が絶縁性をもつ絶縁面となる絶縁性基材と、前記絶縁性基材の前記絶縁面上に設けられた導電性パターンと、前記絶縁性基材の他方の面に配設され、前記絶縁性基材を支持する支持基材と、前記導電性パターン上に配置された試薬層とを備え、前記導電性パターンは、100nm〜40μmの厚みをもつニッケル層と、前記ニッケル層上であって少なくとも前記試薬層が配置される領域に設けられ、10nm〜1μmの厚みをもつ貴金属めっき層とを含むことを特徴とする濃度測定センサである。
本発明は、前記貴金属めっき層は、金めっき層又はパラジウムめっき層であることを特徴とする濃度測定センサである。
本発明は、前記絶縁性基材は、透明であることを特徴とする濃度測定センサである。
本発明は、前記絶縁性基材と前記支持基材との間に不透明な絶縁層が介在されていることを特徴とする濃度測定センサである。
本発明は、前記導電性パターンと前記試薬層との間に配置されたキャビティと、前記試薬層上に配置されたカバーとを更に備えたことを特徴とする濃度測定センサである。
本発明は、濃度測定センサを作製するための濃度測定センサ用シートにおいて、少なくとも一方の面が絶縁性をもつ絶縁面となる絶縁性基材と、前記絶縁性基材の前記絶縁面上に設けられた複数の導電性パターンとを備え、各導電性パターンは、100nm〜40μmの厚みをもつニッケル層と、前記ニッケル層上であって少なくとも試薬層が配置される領域に設けられ、10nm〜1μmの厚みをもつ貴金属めっき層とを含むことを特徴とする濃度測定センサ用シートである。
本発明は、前記複数の導電性パターンのうちの少なくとも2つの導電性パターンを互いに接続する電極部を更に備えたことを特徴とする濃度測定センサ用シートである。
本発明は、前記貴金属めっき層は、金めっき層又はパラジウムめっき層であることを特徴とする濃度測定センサ用シートである。
本発明は、前記絶縁性基材は、透明であることを特徴とする濃度測定センサ用シートである。
本発明は、前記絶縁性基材の他方の面に配設され、前記絶縁性基材を支持する支持基材を更に備えたことを特徴とする濃度測定センサ用シートである。
本発明は、前記絶縁性基材は、透明であり、前記絶縁性基材と前記支持基材との間に不透明な絶縁層が介在されていることを特徴とする濃度測定センサ用シートである。
本発明は、各導電性パターン上に配置された試薬層と、前記試薬層上に配置されたカバーとを更に備えたことを特徴とする濃度測定センサ用シートである。
本発明は、濃度測定センサ用シートの製造方法であって、少なくとも一方の面が絶縁性をもつ絶縁面となる帯状の絶縁性基材を供給する絶縁性基材供給工程と、前記絶縁性基材の絶縁面に複数の導電性パターンを形成する導電性パターン形成工程とを備え、前記導電性パターン形成工程は、前記絶縁性基材の前記絶縁面に、100nm〜40μmの厚みをもつニッケル層を形成するニッケル層形成工程と、前記ニッケル層上であって、少なくとも試薬層が配置される領域に、10nm〜1μmの厚みをもつ貴金属めっき層を形成する貴金属めっき層形成工程とを含むことを特徴とする濃度測定センサ用シートの製造方法である。
本発明によれば、濃度測定センサの製造コストを低減することができる。
図1は本発明の一実施の形態による濃度測定センサを示す分解斜視図。 図2は本発明の一実施の形態による濃度測定センサを示す平面図。 図3は本発明の一実施の形態による濃度測定センサを示す断面図(図2のIII−III線断面図)。 図4は本発明の一実施の形態による濃度測定センサを示す断面図(図2のIV−IV線断面図)。 図5は濃度測定センサと外部デバイスとを示す斜視図。 図6は濃度測定センサの変形例を示す分解斜視図。 図7は本発明の一実施の形態による濃度測定センサ用シートを示す平面図。 図8は本発明の一実施の形態による濃度測定センサ用シートを示す断面図(図7のVIII−VIII線断面図)。 図9は濃度測定センサ用シートの変形例を示す平面図。 図10(a)(b)は濃度測定センサの製造装置を示す概略図。 図11(a)は絶縁性基材供給工程における絶縁性基材を示す平面図、図11(b)は図11(a)のXI−XI線断面図。 図12(a)は水溶性樹脂層形成工程における絶縁性基材を示す平面図、図12(b)は図12(a)のXII−XII線断面図。 図13(a)は導電層形成工程における絶縁性基材を示す平面図、図13(b)は図13(a)のXIII−XIII線断面図。 図14(a)は水溶性樹脂層除去工程における絶縁性基材を示す平面図、図14(b)は図14(a)のXIV−XIV線断面図。 図15(a)は貴金属めっき層形成工程における絶縁性基材を示す平面図、図15(b)は図15(a)のXV−XV線断面図。 図16(a)は支持基材配設工程における支持基材および絶縁性基材を示す平面図、図16(b)は図16(a)のXVI−XVI線断面図。 図17(a)は切断工程における濃度測定センサ用シートを示す平面図、図17(b)は図17(a)のXVII−XVII線断面図。 図18は本発明の他の実施の形態による濃度測定センサを示す平面図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図面は例示であり、説明のために特徴部を誇張することがあり、実物とは異なる場合がある。また、技術思想を逸脱しない範囲において適宜変更して実施することが可能である。なお、以下の各図において、同一部分には同一の符号を付しており、一部詳細な説明を省略する場合がある。
(濃度測定センサ)
まず図1乃至図4により濃度測定センサの一実施の形態について説明する。図1乃至図4は本発明による濃度測定センサの一実施の形態を示す図である。図1乃至図4に示す濃度測定センサ10は、溶液中の物質の濃度を測定するものであり、例えば血液中のグルコースの濃度を測定することにより、血糖値を検出するものである。
このような濃度測定センサ10は、支持基材11と、支持基材11上に設けられた絶縁性基材12と、絶縁性基材12の表面(一方の面)12a上に設けられた一対の配線部13a、13bとを備えている。
このうち、絶縁性基材12により、表面12aが絶縁面となる基材が構成される。また絶縁性基材12は、その裏面(他方の面)12b側において、剛性をもつ支持基材11により保持されている。
また、一方の配線部13aの一端に作用電極14aが設けられ、他方の配線部13bの一端に対電極14bが設けられている。これら作用電極14aと対電極14bとにより、被測定溶液が接触する電極系14が構成されている。
さらに一対の配線部13a、13bの他端には、各々接続端子15a、15bが設けられている。
この接続端子15a、15bは、濃度測定センサ10を後述のように、外部デバイス25の挿入口26内に挿入した際、外部デバイス25側の接続部(図示せず)に接続される(図5)。
なお、一対の配線部13a、13bと、作用電極14aおよび対電極14bと、一対の接続端子15a、15bとにより、導電性パターン30が構成されている。
本実施の形態において、導電性パターン30のうち、試薬層18が配置される領域18a(あるいは電極系14が設けられる領域)は、絶縁性基材12側に位置するニッケル層35と、ニッケル層35上に設けられた貴金属めっき層36とを含んでいる。
また導電性パターン30を覆ってキャビティ17が設けられている。このキャビティ17は絶縁性材料からなり、外部からの被測定対象となる血液を作用電極14aおよび対電極14bへ導く吸引口17aを有している。また、キャビティ17は、それぞれ作用電極14a、対電極14bの一部および一対の接続端子15a、15bの一部を外方へ露出するよう導電性パターン30を覆っている。
さらにキャビティ17上には絶縁性材料からなるカバー19が設けられ、導電性パターン30上であってキャビティ17上には、試薬層18が設けられている。すなわちキャビティ17とカバー19とによって、グルコース酸化酵素を含む試薬層18が保持されている。
次に各部の構成部材について説明する。
支持基材11
支持基材11は、ロール・ツー・ロール(Roll to Roll)方式に適用できるよう絶縁性樹脂を用いることが好ましい。支持基材11は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリスチレン(PS)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂等の絶縁性樹脂からなり、なかでもより好適にはPET製となっている。
支持基材11は、絶縁性基材12を補強することができ、取扱い時に自重で折れたりしない程度の剛性があればよい。また支持基材11は、絶縁性基材12を補強するために、絶縁性基材12よりも厚いことが好ましい。具体的には、100μm〜1mmの範囲であるとよい。なお、支持基材11は、複数の基材を貼合わせた構成からなっていても良い。このように支持基材11を設けることにより、濃度測定センサ10の使いやすさを増すことができる。
絶縁性基材12
絶縁性基材12は、導電性パターン30を支持する基材であり、少なくとも導電性パターン30が配置される表面12aは、電気的な絶縁性をもつ絶縁面となっている。絶縁性基材12は、ロール・ツー・ロール方式に適用できるよう絶縁性樹脂を用いることが好ましい。具体的には、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリスチレン(PS)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂等のフィルムを好適に用いることができる。
絶縁性基材12の厚さは、例えば10μm〜50μmの範囲とすることが好ましい。なお、絶縁性基材12と支持基材11との熱膨張係数を合わせることが好ましく、とりわけ絶縁性基材12と支持基材11とを同一の材料から構成するとよい。
なお、後述する膜厚測定工程において、ニッケル層35の厚さを測定しやすくするため、絶縁性基材12が透明な樹脂からなっていることが好ましい。また、絶縁性基材12の材料として比較的高価な着色樹脂を用いる必要がないので、濃度測定センサ10の製造コストを低減することもできる。
絶縁性基材12が透明な樹脂からなっている場合、図6(変形例)に示すように、絶縁性基材12と支持基材11との間に不透明な絶縁層24が介在されていてもよい。この場合、絶縁層24は、白色、黒色、青色、赤色、緑色などに着色された着色層からなっていても良い。このように絶縁層24を設けることにより、導電性パターン30を外部から視認しやすくすることができる。なお、絶縁層24の材料としては、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリスチレン(PS)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂等を用いることができる。また、絶縁層24の厚さは、例えば25μm〜200μmの範囲とすることが好ましい。
導電性パターン30
導電性パターン30のうち、試薬層18が配置される領域18aは、絶縁性基材12側に位置するニッケル層35と、ニッケル層35上に設けられた貴金属めっき層36とを含んでいる。
このうちニッケル層35は、平面上で導電性パターン30の全域(すなわち、一対の配線部13a、13b、作用電極14aおよび対電極14b、ならびに一対の接続端子15a、15bの全体)にわたって設けられている。
このニッケル層35は、ニッケル(Ni)からなっており、100nm〜40μm(100nm以上かつ40μm以下のことをいう。以下同様)の厚みをもっている。ニッケル層35の厚みを100nm以上としたことにより、電極抵抗値を低くすることができ、電解めっきにより貴金属めっき層36を形成することが容易となる。また、ニッケル層35の厚みを40μm以下としたことにより、スクリーン印刷法によって電極を形成した時でも電極抵抗値を低く抑えることができる。
ニッケル層35を形成する方法は問わないが、例えば、蒸着法又はスパッタリング法等の真空成膜法、スクリーン印刷法又はグラビア印刷法等の印刷法、電解めっき法又は無電解めっき法等のめっき法等を挙げることができる。
図1乃至図4において、貴金属めっき層36は、導電性パターン30のうち試薬層18が配置される領域18aのみに設けられている。この貴金属めっき層36は、試薬層18における酵素反応を増殖させやすくするために設けられている。このように、貴金属めっき層36の形成範囲を領域18aのみに限定することにより、貴金属めっき層36を構成する貴金属の使用量を減らし、濃度測定センサ10の製造コストを低減することができる。
貴金属めっき層36は、例えば金(Au)、パラジウム(Pd)等の貴金属からなるめっき層であり、10nm〜1μmの厚みをもっている。貴金属めっき層36の厚みを10nm以上としたことにより、試薬層18における酵素反応を増殖させやすくすることができる。また、貴金属めっき層36の厚みを1μm以下としたことにより、貴金属めっき層36を構成する貴金属の使用量を減らし、濃度測定センサ10の製造コストを低減するという効果が得られやすい。
貴金属めっき層36を形成する方法は、電解めっき法、又は無電解めっき法を挙げることができる。
なお、貴金属めっき層36は、少なくとも試薬層18が配置される領域18aに形成されていれば良い。これにより、貴金属めっき層36を構成する貴金属の使用量を減らし、濃度測定センサ10の製造コストを低減することができる。しかしながら、これに限られるものではなく、貴金属めっき層36を、例えば導電性パターン30の全域にわたって形成しても良い。
試薬層18
試薬層18は酵素と電子受容体を含み、本実施の形態では酵素としてグルコース酸化還元酵素を含んでおり、血液中のグルコースの濃度を測定することができる。しかしながら試薬層18はグルコース酸化酵素以外の酵素を含んでいてもよい。
試薬層18はグルコース酸化酵素以外の酵素、例えばコレステロールセンサ、アルコールセンサ、スクロールセンサ、乳酸センサ、フルクトースセンサとして機能する酵素を含んでいてもよい。この場合、各センサに用いる酵素としては、コレステロールエステラーゼ、コレステロールオキシダーゼ、アルコールオキシダーゼ、乳酸オキシダーゼ、フルクトースデヒドロゲナーゼ、キサンチンオキシダーゼ、アミノ酸オキシダーゼ等の反応系に合ったものを適宜用いることができる。
キャビティ17およびカバー19
キャビティ17およびカバー19は、絶縁性基材12と同様の材料から形成することができ、キャビティ17およびカバー19の厚みは各々100μm〜300μmおよび50μmとなっている。
(濃度測定センサ用シート)
次に、図7および図8により濃度測定センサ用シートの一実施の形態について説明する。図7および図8は本発明による濃度測定センサ用シートの一実施の形態を示す図である。図7および図8に示す濃度測定センサ用シート50は、上述した図1乃至図4に示す濃度測定センサ10を作製する際に用いられるものであり、枚葉状であるかロール状であるかは問わない。
このような濃度測定センサ用シート50は、支持基材11と、支持基材11上に設けられた絶縁性基材12と、絶縁性基材12の表面(一方の面)12a上に設けられた複数の導電性パターン30とを備えている。
また、導電性パターン30のうち、試薬層18が配置される領域18aは、ニッケル層35と、ニッケル層35上に設けられた貴金属めっき層36とを含んでいる。
さらに各導電性パターン30をそれぞれ覆ってキャビティ17が設けられている。また、各キャビティ17上にはそれぞれカバー19が設けられ、各キャビティ17と各カバー19との間には、それぞれ試薬層18が介在されている。
なお、図7および図8には示していないが、図6に示す濃度測定センサ10を作製する濃度測定センサ用シート50においては、絶縁性基材12と支持基材11との間に不透明な絶縁層24が介在されている。
また、図9(変形例)に示すように、絶縁性基材12上に、複数の導電性パターン30を互いに接続する電極部56が設けられていても良い。この電極部56は、導電性パターン30のニッケル層35と同時に形成されることが好ましく、この場合、電極部56はニッケルからなる。電極部56は、絶縁性基材12上に設けられた複数の導電性パターン30の全てを互いに接続するものであってもよく、複数の導電性パターン30のうちの一部の導電性パターン30を互いに接続するものであっても良い。このような電極部56は、各導電性パターン30のニッケル層35上に電解めっきにより貴金属めっき層36を形成する際、電気を供給する導電部材として用いられる。なお、電極部56は、濃度測定センサ用シート50を個々の濃度測定センサ10に分離する際に、切断されて除去される。また、導電性パターン30のうち、試薬層18が配置される領域18a以外の領域は、レジスト層16によって覆われており、これにより、試薬層18が配置される領域18aに選択的に貴金属めっき層36が形成されるようになっている。なお、図9において、キャビティ17、試薬層18およびカバー19の表示を省略している。
なお、濃度測定センサ用シート50を構成する各要素の構成については既に説明したので、図7乃至図9において、図1乃至図6に示す実施の形態と同一部分には同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
(濃度測定センサ用シートおよび濃度測定センサの製造方法)
次に濃度測定センサ用シートおよび濃度測定センサの製造方法について、図10乃至図17を用いて説明する。具体的には、図7乃至図9に示す濃度測定センサ用シート50および図1乃至図4に示す濃度測定センサ10を作製する方法について説明する。図10(a)(b)は、濃度測定センサの製造装置を示す概略図であり、図11乃至図17は、それぞれ濃度測定センサ用シートおよび濃度測定センサの製造方法の各工程における、絶縁性基材12または濃度測定センサ用シート50を示す平面図及び断面図である。
まず絶縁性基材供給ロール41(図10(a))から帯状の絶縁性基材12が連続して供給される(絶縁性基材供給工程)(図11(a)(b))。
次に絶縁性基材12は、水溶性樹脂層形成部42(図10(a))に搬送される。この水溶性樹脂層形成部42において、絶縁性基材12の絶縁性をもつ表面(絶縁面)12a上にパターン状に水溶性樹脂が塗布されて、パターン状の水溶性樹脂層32が形成される(水溶性樹脂層形成工程)(図12(a)(b))。
この場合、水溶性樹脂層32は、各導電性パターン30(ニッケル層35)以外の部分に対応する形状を有している。換言すれば、導電性パターン30に対応する部分には水溶性樹脂層32が設けられず、絶縁性基材12が露出している。
なお、水溶性樹脂層32は、例えば水溶性ビニル樹脂からなるリフトオフ材料からなり、その厚みは例えば1μm〜10μmとすることができる。水溶性樹脂層32を塗布する方法は、例えばスクリーン印刷法又はグラビア印刷法等の印刷法を挙げることができる。
次に絶縁性基材12は、ニッケル層形成部43(図10(a))に搬送される。このニッケル層形成部43において、水溶性樹脂層32上および水溶性樹脂層32から露出する絶縁性基材12上に、ニッケルからなるニッケル被覆層33が形成される(ニッケル被覆層形成工程)(図13(a)(b))。
このニッケル被覆層33は、水溶性樹脂層32上および水溶性樹脂層32から露出する絶縁性基材12上の略全面に渡って設けられることが好ましい。
ニッケル被覆層33は、上述したニッケル層35に対応するものであり、その厚みは100nm〜40μmとなっている。
なお、ニッケル被覆層33を設ける方法としては、例えば蒸着法又はスパッタリング法等の真空成膜法、スクリーン印刷法又はグラビア印刷法等の印刷法、電解めっき法又は無電解めっき法等のめっき法等を挙げることができる。このうち真空成膜法を用いた場合、ニッケル被覆層33を薄膜で形成することができ、材料コストを低減することができる。また、絶縁性基材供給ロール41から繰り出される長尺の絶縁性基材12に対してニッケル被覆層33を高速で形成することができる。
次いで、絶縁性基材12は、水溶性樹脂層除去部44(図10(a))に搬送される。この水溶性樹脂層除去部44において、水溶性樹脂層32が水によって除去され、水溶性樹脂層32上のニッケル被覆層33が選択的に除去される。これにより、絶縁性基材12上に、ニッケル被覆層33の一部からなるニッケル層35が形成される(水溶性樹脂層除去工程)(図14(a)(b))。なお図14(a)において、6組のニッケル層35が示されている。
この場合、図10(a)に示すように水溶性樹脂層除去部44のノズル44aからニッケル被覆層33上にシャワー状の水を噴出することにより、ニッケル被覆層33中に水を浸透させ、水溶性樹脂層32を除去しても良い。あるいは、絶縁性基材12ごと水溶性樹脂層32を水中に浸漬させることにより、水溶性樹脂層32を除去しても良い。
続いて、絶縁性基材12は、膜厚測定部45(図10(a))に搬送される。膜厚測定部45は、例えば透過型の光計測装置からなっている。この膜厚測定部45において、絶縁性基材12上に形成された少なくとも1つのニッケル層35に対して光が照射され、その透過光を用いてニッケル層35の厚さが測定される(膜厚測定工程)。これによりニッケル層35の厚さが規定の範囲内にあるか否かを確認することができる。
上述したように、絶縁性基材12の厚さは例えば100nm〜40μmの範囲とされている。このように絶縁性基材12の厚さが薄くなっていることにより、光の透過性を高めることができ、膜厚測定部45において膜厚測定を正確に行うことができる。
上述した水溶性樹脂層形成工程、ニッケル被覆層形成工程および水溶性樹脂層除去工程を順次経ることにより、絶縁性基材12の表面12aに、複数のニッケル層35が形成される(ニッケル層形成工程)。
続いて、絶縁性基材12は、巻取りロール48(図10(a))に巻き取られる。
次に、絶縁性基材12は、巻取りロール48から巻き出され、貴金属めっき層形成部59(図10(b))に搬送される。この貴金属めっき層形成部59において、ニッケル層35上であって、少なくとも試薬層18が配置される領域18aに貴金属めっき層36が形成される(貴金属めっき層形成工程)(図15(a)(b))。
上述したように、貴金属めっき層36は、例えば金(Au)、パラジウム(Pd)等の貴金属からなるめっき層であり、10nm〜1μmの厚みをもっている。このように、貴金属めっき層36の厚みを薄く形成することにより、貴金属めっき層36を構成する貴金属の使用量を減らし、濃度測定センサ10の製造コストを低減することができる。
なお、貴金属めっき層36を形成する方法は、電解めっき法、又は無電解めっき法を挙げることができる。この場合、絶縁性基材12上に形成されたニッケル層35が電解めっき用の電極として用いられる。また、絶縁性基材12上に、複数のニッケル層35を互いに接続する電極部56を設けておき、この電極部56を介して各ニッケル層35に電気を供給しても良い(図9参照)。
さらに、貴金属めっき層36を、ニッケル層35の一部、例えば試薬層18が配置される領域18aのみに形成する場合、ニッケル層35のうち貴金属めっき層36を形成しない領域を、予めレジスト層16によって覆っておくことが好ましい(図9参照)。
このように、ニッケル層35と、ニッケル層35上に設けられた貴金属めっき層36とにより、導電性パターン30が構成される。
その後、絶縁性基材12は、巻取りロール58(図10(b))に巻き取られる。
続いて、絶縁性基材12は、巻取りロール58から巻き出され、その裏面12bに絶縁性基材12を支持する支持基材11が配設される(支持基材配設工程)(図16(a)(b))。この際、例えば接着剤によって支持基材11が絶縁性基材12の裏面12bに貼着される。なお接着剤としては、公知のものを使用することができる。
その後、支持基材11および絶縁性基材12を所定の大きさ毎に切断することにより、濃度測定センサ用シート50が枚葉状に切断される(切断工程)(図17(a)(b))。各濃度測定センサ用シート50は、それぞれ1つまたは複数(この場合6組)の導電性パターン30を含んでいる。
続いて、図7および図8に示すように、濃度測定センサ用シート50の導電性パターン30上にキャビティ17を設け、キャビティ17上に試薬層18を設ける。次いで、試薬層18上にカバー19を設けて試薬層18をキャビティ17とカバー19との間で挟持する。このようにして、図7および図8に示す濃度測定センサ用シート50が得られる。
その後、濃度測定センサ用シート50を切断し、各導電性パターン30毎に個片化することにより、図1乃至図4に示す濃度測定センサ10が得られる。
次に濃度測定センサ10を用いた濃度測定について説明する。
まず濃度測定センサ10が外部デバイス25(図5)の挿入口26内に挿入される。このとき外部デバイス25側の接続部が濃度測定センサ10の接続端子15a、15bにそれぞれ接触する。そして、外部デバイス25内のスイッチ(図示せず)が濃度測定センサ10により作動し、外部デバイス25は液体試料吸引待機状態となる。
その後、使用者が、濃度測定センサ10のキャビティ17の吸引口17aに液体試料を付着させる。このときキャビティ17の吸引口17aの毛細管現象によって、キャビティ17の吸引口17aから液体試料が引き込まれる。液体試料としては、例えば、血液、汗、尿等の生体由来の液体試料や、環境由来の液体試料、食品由来の液体試料等が用いられる。例えば、濃度測定センサ10を血糖値センサとして用いる場合、使用者は、自身の指、掌、又は腕等を穿刺して、少量の血液を搾り出し、この血液を液体試料として、キャビティ17の吸引口17aに付着させる。
キャビティ17の吸引口17aに付着された血液は、その後試薬層18に達し、血液が試薬層18に達した後、血液中のグルコース濃度が外部デバイス25により測定され、測定結果は外部デバイス25の表示部27に表示される。
次に外部デバイス25によるグルコース濃度の測定の原理について述べる。
まず試薬層18はグルコース酸化還元酵素と、電子受容体としてフェリシアン化カリウムを含み、血液中のブドウ糖と特異的に反応し、グルコン酸と電子を発する。この電子はフェリシアン化カリウムをフェロシアン化カリウムとし、これに外部デバイス25側から接続端子15a、15b、配線部13a、13b、および作用電極14aおよび対電極14bを介して一定の電圧を加えることで再びフェリシアン化カリウムとなり、そのとき電流が発生する。この場合の電流値は血液中のグルコース濃度に比例するため、この電流値を外部デバイス25により測定することによりグルコース濃度を測定することができる。
試薬層18内での反応を更に述べる。酸化還元酵素としてグルコースオキシダーゼ(GOD)、電子伝達体としてフェリシアン化カリウム(KFe(CN))を用いた場合、試薬層18内において、以下の反応がおこる。
グルコース + 2[Fe(CN)3− + HO → グルコン酸 +2H + 2[Fe(CN)4−
このとき、フェロシアン化イオンは、作用電極14aで酸化されて酸化電流を生じ、以下のようにしてフェリシアン化イオンに還元される。
2[Fe(CN)4− → 2[Fe(CN)3− + 2e
測定終了後、使用者は濃度測定センサ10を外部デバイス25の挿入口26から引き抜く。
以上のように本実施の形態によれば、導電性パターン30は、100nm〜40μmの厚みをもつニッケル層35と、ニッケル層35上にであって少なくとも試薬層18が配置される領域18aに設けられ、10nm〜1μmの厚みをもつ貴金属めっき層36とを含んでいる。これにより、貴金属(貴金属めっき層36)の使用量を減らし、濃度測定センサ10の製造コストを低減することができる。
次に本発明の他の実施の形態について図18を用いて説明する。図18に示す濃度測定センサ10は、例えばエンドトキシンの濃度を測定する際に用いられるものであり、一方の配線部13aと他方の配線部13bとの間に、参照電極用の配線部13cが設けられている。この配線部13cは、ニッケル層35から構成されている。また、配線部13cの一端に、例えば銀塩化銀電極からなる参照電極14cが設けられ、配線部13cの他端に、接続端子15cが設けられている。なお、図18において、図1乃至図17に示す実施の形態と同一部分には同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。図18に示す濃度測定センサ10においても、貴金属(貴金属めっき層36)の使用量を減らし、濃度測定センサ10の製造コストを低減することができる。
10 濃度測定センサ
11 支持基材
12 絶縁性基材
13a、13b 配線部
14 電極系
14a 作用電極
14b 対電極
15a、15b 接続端子
17 キャビティ
18 試薬層
19 カバー
30 導電性パターン
35 ニッケル層
36 貴金属めっき層
50 濃度測定センサ用シート

Claims (13)

  1. 溶液中の物質の濃度を測定するための濃度測定センサにおいて、
    少なくとも一方の面が絶縁性をもつ絶縁面となる絶縁性基材と、
    前記絶縁性基材の前記絶縁面上に設けられた導電性パターンと、
    前記絶縁性基材の他方の面に配設され、前記絶縁性基材を支持する支持基材と、
    前記導電性パターン上に配置された試薬層とを備え、
    前記導電性パターンは、100nm〜40μmの厚みをもつニッケル層と、前記ニッケル層上であって少なくとも前記試薬層が配置される領域に設けられ、10nm〜1μmの厚みをもつ貴金属めっき層とを含むことを特徴とする濃度測定センサ。
  2. 前記貴金属めっき層は、金めっき層又はパラジウムめっき層であることを特徴とする請求項1記載の濃度測定センサ。
  3. 前記絶縁性基材は、透明であることを特徴とする請求項1又は2記載の濃度測定センサ。
  4. 前記絶縁性基材と前記支持基材との間に不透明な絶縁層が介在されていることを特徴とする請求項3記載の濃度測定センサ。
  5. 前記導電性パターンと前記試薬層との間に配置されたキャビティと、前記試薬層上に配置されたカバーとを更に備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の濃度測定センサ。
  6. 濃度測定センサを作製するための濃度測定センサ用シートにおいて、
    少なくとも一方の面が絶縁性をもつ絶縁面となる絶縁性基材と、
    前記絶縁性基材の前記絶縁面上に設けられた複数の導電性パターンとを備え、
    各導電性パターンは、100nm〜40μmの厚みをもつニッケル層と、前記ニッケル層上であって少なくとも試薬層が配置される領域に設けられ、10nm〜1μmの厚みをもつ貴金属めっき層とを含むことを特徴とする濃度測定センサ用シート。
  7. 前記複数の導電性パターンのうちの少なくとも2つの導電性パターンを互いに接続する電極部を更に備えたことを特徴とする請求項6記載の濃度測定センサ用シート。
  8. 前記貴金属めっき層は、金めっき層又はパラジウムめっき層であることを特徴とする請求項6又は7記載の濃度測定センサ用シート。
  9. 前記絶縁性基材は、透明であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項記載の濃度測定センサ用シート。
  10. 前記絶縁性基材の他方の面に配設され、前記絶縁性基材を支持する支持基材を更に備えたことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項記載の濃度測定センサ用シート。
  11. 前記絶縁性基材は、透明であり、前記絶縁性基材と前記支持基材との間に不透明な絶縁層が介在されていることを特徴とする請求項10記載の濃度測定センサ用シート。
  12. 各導電性パターン上に配置された試薬層と、前記試薬層上に配置されたカバーとを更に備えたことを特徴とする請求項6乃至11のいずれか一項記載の濃度測定センサ用シート。
  13. 濃度測定センサ用シートの製造方法であって、
    少なくとも一方の面が絶縁性をもつ絶縁面となる帯状の絶縁性基材を供給する絶縁性基材供給工程と、
    前記絶縁性基材の絶縁面に複数の導電性パターンを形成する導電性パターン形成工程とを備え、
    前記導電性パターン形成工程は、
    前記絶縁性基材の前記絶縁面に、100nm〜40μmの厚みをもつニッケル層を形成するニッケル層形成工程と、
    前記ニッケル層上であって、少なくとも試薬層が配置される領域に、10nm〜1μmの厚みをもつ貴金属めっき層を形成する貴金属めっき層形成工程とを含むことを特徴とする濃度測定センサ用シートの製造方法。
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