JP2014163799A - 接地抵抗計測支援装置、接地抵抗計測支援方法および接地抵抗計測支援プログラム - Google Patents

接地抵抗計測支援装置、接地抵抗計測支援方法および接地抵抗計測支援プログラム Download PDF

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哲也 吉池
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政博 中沢
Hideki Takeuchi
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Abstract

【課題】短時間で接地抵抗計の計測準備作業を行うことができると共に、接地抵抗計で精度よく測定させること。
【解決手段】 GPS衛星からの信号に基づいて現在位置を特定し、ユーザにより操作されたときに特定された現在位置を被測定接地極(E)の位置とし、その後に、ユーザにより操作されたときに被測定接地極(E)の位置から所定の距離だけ離間した位置を第1補助接地極(C)の位置とし、被測定接地極(E)の位置と第1補助接地極(C)の位置を結ぶ直線と同一直線上にあり、かつこれらの接地極が等間隔に離間された位置関係となる位置を第2補助接地極(P)の位置とし、現在位置を含む地図上に被測定接地極(E)の位置を示す地点を表示させると共に、第1補助接地極(C)の位置を示す地点および/あるいは第2補助接地極(P)の位置を示す地点を重畳させて表示部14に表示させる携帯端末1とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、接地抵抗計測支援装置、接地抵抗計測支援方法および接地抵抗計測支援プログラムに関する。
接地極として使用する各種導体に対する接地抵抗(接触抵抗)を測定するために、接地抵抗計が用いられている。接地抵抗計は、たとえば特許文献1および特許文献2に示すように、接地抵抗の測定対象であるアース極(被測定接地極)E、補助接地極Pおよび補助接地極Cとを備え、3電極法によってアース極Eにおける接地抵抗を測定している。
図9は、従来の接地抵抗計の基本構成を示す図である。この接地抵抗計51は、交流電圧V1を発生する信号生成部52と、交流電流計53と、交流電圧計54と、接地抵抗Reの測定が行われる被測定接地極としてのアース極Eから予め規定された距離(5〜10m以上)だけ離間して大地Gに接地された補助接地極Pと、アース極Eおよび補助接地極Pを結ぶ仮想直線上であってアース極Eとの間で補助接地極Pを挟む位置(補助接地極Pから5〜10m以上離間した位置)において大地に接地された補助接地極Cとを備え、3電極法によって接地抵抗Reを測定可能に構成されている。
この場合、信号生成部52は、一対の出力端子(不図示)のうちの一方の出力端子が交流電流計53を介してアース極Eに接続され、他方の出力端子が補助接地極Cに接続されている。また、交流電圧計54は、アース極Eと補助接地極Pとの間に接続されている。この構成において、アース極Eの接地抵抗がReであり、補助接地極Pの接地抵抗がRpであり、補助接地極Cの接地抵抗がRcであるものとする。
この接地抵抗計51では、信号生成部52がアース極Eと補助接地極Cとの間に交流電圧V1を印加している状態において、交流電流計53が、信号生成部52から補助接地極C、大地Gおよびアース極Eを介して信号生成部52に戻る経路(電流ループ)に流れる交流電流I1を測定する。また、交流電圧計54は、交流電流I1が大地G中を流れることに起因してアース極Eと補助接地極Cとの間に発生する交流電圧Veを測定する。この状態において、補助接地極Pには交流電流I1が流れないため、交流電圧Veは、下記式(1)で表される。
Ve=I1×Re ・・・ (1)
また、アース極Eの接地抵抗Reは、式(1)を変形することにより、下記式(2)で表される。
Re=Ve/I1 ・・・ (2)
したがって、この接地抵抗計51によれば、交流電流計53で測定される交流電流I1の電流値と、交流電圧計54で測定される交流電圧Veの電圧値とに基づいて、アース極Eの接地抵抗Reの抵抗値を測定することができる。なお、アース極Eの接地抵抗Reの測定に際しては、各補助接地極P,Cが予め規定された基準抵抗値以下の低い抵抗値で大地Gに接地されている必要があるため、この接地抵抗計51では、図9に示すように、原理的に2つの切替スイッチ55,56を備え、上記の接地抵抗Reを測定可能な接続状態、アース極Eと第1補助接地極Pとの間の合成接地抵抗Rep(=Re+Rp)を測定可能な接続状態、およびアース極Eと補助接地極Cとの間の合成接地抵抗Rec(=Re+Rc)を測定可能な接続状態に移行可能に構成されている。
特開2012−026896号公報 特開平11−118851号公報
ところで、特許文献1や特許文献に示される接地抵抗計で接地抵抗を計測する際には、補助接地極Pまたは補助接地極Cである2本の金属杭を被測定接地極Eとほぼ同一直線上かつ等間隔となるように地面に打ち込む作業(以下、単に「計測準備作業」という。)を行う必要がある。しかしながら、従来における計測準備作業は目視やメジャーなどを使用して金属杭を打ち込むため、どうしても時間がかかってしまうという課題がある。また、これらの金属杭を打ち込む間隔は100〜200m程度となることもあるため、人間の目視やメジャーなどではわずかな方向のズレが生じてしまうことがあり、最終的に求められる接地抵抗の値に影響するという課題がある。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、短時間で接地抵抗計での計測準備作業を行うことができると共に、精度よく接地抵抗計で測定することができる接地抵抗計測支援装置、接地抵抗計測支援方法および接地抵抗計測支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明の1つの観点は、接地抵抗計測支援装置としての観点である。すなわち、本発明の接地抵抗計測支援装置は、被測定地の接地抵抗を計測するための接地抵抗計と共に用いられる接地抵抗計測支援装置であって、第1の操作部、第2の操作部および表示部を有する接地抵抗計測支援装置であって、衛星航法システムの衛星からの信号に基づいて、接地抵抗計測支援装置の現在位置を特定する位置特定手段と、第1の操作部が操作されたときに、位置特定手段により特定された接地抵抗計測支援装置の現在位置を被測定接地極(E)の位置として決定する第1の位置決定手段と、第2の操作部が操作されたときに、第1の位置決定手段により決定された被測定接地極(E)の位置から所定の距離だけ離間した位置を第1補助接地極(C)の位置として決定する第2の位置決定手段と、被測定接地極(E)の位置と第1補助接地極(C)の位置に基づいて、これらの接地極の位置を結ぶ直線と同一直線上にあり、かつこれらの接地極が等間隔に離間された位置関係となる位置を第2補助接地極(P)の位置として決定する第3の位置決定手段と、位置特定手段によって特定される現在位置を含む地図上に被測定接地極(E)の位置を示す地点を重畳させて表示部に表示させると共に、第1の位置決定手段により決定された第1補助接地極(C)の位置を示す地点および/あるいは第2の位置決定手段により決定された第2補助接地極(P)の位置を示す地点を重畳させて表示部に表示させる表示制御手段とを有するものである。
また、本発明の接地抵抗計測支援装置は、上述した接地抵抗計測支援装置であって、位置特定手段により特定される現在位置から第1補助接地極(C)の位置までの残りの距離情報、または位置特定手段により特定される現在位置から第2補助接地極(P)の位置までの残りの距離情報を算出する算出手段を有し、表示制御手段は、算出手段により算出される第1補助接地極の位置または第2補助接地極の位置までの残りの距離、あるいは算出手段により算出される第1補助接地極の位置または第2補助接地極の位置までの残りの距離に応じて表示状態が変化するバーグラフを表示部に表示させることができる。
本発明の他の観点は、接地抵抗計測支援装方法としての観点である。すなわち、本発明の接地抵抗計測支援装方法は、被測定地の接地抵抗を計測するための接地抵抗計と共に用いられる接地抵抗計測支援装置であって、第1の操作部、第2の操作部および表示部を有する接地抵抗計測支援装置に用いられる接地抵抗計測支援方法であって、衛星航法システムの衛星からの信号に基づいて、接地抵抗計測支援装置の現在位置を特定する位置特定ステップと、第1の操作部が操作されたときに、位置特定ステップにより特定される接地抵抗計測支援装置の現在位置を被測定接地極(E)の位置として決定する第1の位置決定ステップと、第2の操作部が操作されたときに、第1の位置決定ステップにより決定された被測定接地極(E)の位置から所定の距離だけ離間した位置を第1補助接地極(C)の位置として決定する第2の位置決定ステップと、被測定接地極(E)の位置と第1補助接地極(C)の位置に基づいて、これらの接地極の位置を結ぶ直線と同一直線上にあり、かつこれらの接地極が等間隔に離間された位置関係となる位置を第2補助接地極(P)の位置として決定する第3の位置決定ステップと、位置特定ステップによって特定される現在位置を含む地図上に被測定接地極(E)の位置を重畳させて表示部に表示させると共に、第1の位置決定ステップにより決定された第1補助接地極(C)の位置および/あるいは第2の位置決定ステップにより決定された第2補助接地極(P)の位置を重畳させて表示部に表示させる表示制御ステップとを有するものである。
本発明の他の観点は、接地抵抗計測支援装プログラムとしての観点である。すなわち、本発明の接地抵抗計測支援装プログラムは、被測定地の接地抵抗を計測するための接地抵抗計と共に用いられる接地抵抗計測支援装置であって、第1の操作部、第2の操作部および表示部を有する接地抵抗計測支援装置としてコンピュータを機能させるための接地抵抗計測支援プログラムであって、コンピュータを、衛星航法システムの衛星からの信号に基づいて、接地抵抗計測支援装置の現在位置を特定する位置特定手段と、第1の操作部が操作されたときに、位置特定手段により特定された接地抵抗計測支援装置の現在位置を被測定接地極(E)の位置として決定する第1の位置決定手段と、第2の操作部が操作されたときに、第1の位置決定手段により決定された被測定接地極(E)の位置から所定の距離だけ離間した位置を第1補助接地極(C)の位置として決定する第2の位置決定手段と、被測定接地極(E)の位置と第1補助接地極(C)の位置に基づいて、これらの接地極の位置を結ぶ直線と同一直線上にあり、かつこれらの接地極が等間隔に離間された位置関係となる位置を第2補助接地極(P)の位置として決定する第3の位置決定手段と、位置特定手段によって特定される現在位置を含む地図上に被測定接地極(E)の位置を示す地点を重畳させて表示部に表示させると共に、第1の位置決定手段により決定された第1補助接地極(C)の位置を示す地点および/あるいは第2の位置決定手段により決定された第2補助接地極(P)の位置を示す地点を重畳させて表示部に表示させる表示制御手段として機能させるものである。
本発明によれば、短時間で接地抵抗計の計測準備作業を行うことができると共に、接地抵抗計で精度よく測定させることができる接地抵抗計測支援装置、接地抵抗計測支援方法および接地抵抗計測支援プログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る携帯端末のブロック構成図である。 図1に示す携帯端末の動作を示すフローチャートである。 図2のステップS1で表示される画面例である。 図2のステップS2で被測定接地極(E)の打ち込みポイントの入力がなされた後に表示制御部が表示部に表示させる画面例である。 図2のステップS4で第1補助接地極(C)の記憶がなされた後に表示制御部が表示部に表示させる画面例である。 図2のステップS6で第2補助接地極(P)がメモリに記憶された後に制御部が表示部に表示させる画面例である。 図2のステップS6で第2補助接地極(P)がメモリに記憶された後に制御部が表示部に表示させる画面例である。 図2のステップS9で表示部に表示される画面例である。 従来の接地抵抗計の基本構成を示す図である。
(はじめに)
以下の実施形態では、現在位置が把握可能なGPS(Global Positioning System)機能を搭載したスマートフォンや携帯電話などの携帯端末に、専用アプリがインストールされたものを説明する。なお、本発明の接地抵抗計測支援装置、接地抵抗計測支援方法および接地抵抗計測支援プログラムは、以下の実施形態に限定されるものではない。
(携帯端末1の構成)
本発明の実施の形態に係る携帯端末1の構成について図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る携帯端末1のブロック構成図である。
携帯端末1は、接地抵抗計(不図示)と共に用いられるものであり、図1に示すように、マイクロフォン10、A/Dコンバータ11、D/Aコンバータ12、スピーカ13、表示部14、タッチパネル15(第1の操作部、第2の操作部の一例)、外部I/F(インタフェース)16、音声解析部17、GPS受信機用アンテナ18(位置特定手段の一例)、GPS受信機19(位置特定手段の一例)、ジャイロセンサ20、加速度センサ21、位置特定部22(位置特定手段、第1の決定手段、第2の決定手段、第3の決定手段の一例)、表示制御部23(表示制御手段の一例)、算出部24(算出手段の一例)、メモリ25、制御部26から構成される。なお、説明を分り易くするために、音声解析部17、位置特定部22、表示制御部23、算出部24は制御部26の機能ブロック内部に図示したが、制御部26の機能に含まれるようにしてもよい。この場合、制御部26が位置特定手段、第1の決定手段、第2の決定手段、第3の決定手段、算出手段の一例となる。
マイクロフォン10は、ユーザの音声を入力することができる。
A/Dコンバータ11は、マイクロフォン10から入力されたアナログ信号としての音声情報をデジタル信号に変換して制御部26へ入力する。
D/Aコンバータ12は、制御部26から出力されるデジタル信号としての音声情報をアナログ信号に変換してスピーカ13へ出力する。
スピーカ13は、D/Aコンバータ12から出力されたアナログ信号に基づいて音声情報を出力する。
表示部14は、制御部26の制御に従って各種の情報を表示する。なお、表示部14にはタッチパネル15が重畳して設けられている。
第1の操作部および第2の操作部の一例としてのタッチパネル15は、ユーザの操作によって制御部26へ入力を行うためのものである。また、タッチパネル15は透明であり表示部14に重畳されている。これにより、表示部14に表示されるアイコンに対応するタッチパネル15の部位をユーザが指などで押圧することにより、アイコンに対応する入力操作を行うことができる。なお、タッチパネル15の方式は、超音波表面弾性波方式、画像認識方式、抵抗膜方式、または静電容量方式などが知られているが、これらの如何なる方式でもよい。
外部I/F16は、たとえば携帯電話網の基地局(不図示)と通信可能な通信モジュール、またはWiFiなどの通信モジュールなどで構成された通信装置30、あるいはUSB(Universal Serial Bus)ポートなどで構成された外部インタフェースである。携帯端末1は、外部I/F16によってたとえば携帯電話回線網、無線LANを介してインターネットなどに接続することが可能である。また、外部I/F16にUSBケーブルなどの有線ケーブルを接続することによって外部のPC(不図示)と直接接続することも可能である。なお、外部I/F16は、必ずしも携帯電話網の基地局(不図示)と通信可能な無線通信モジュール、WiFi(Wireless Fidelity)などの無線通信モジュールなどで構成された通信装置30、USBポートのすべてを有していなくてもよい。
音声解析部17は、制御部26の制御にしたがって、マイクロフォン10から入力される音声情報を解析する。すなわち、音声解析部17は、メモリ25に記憶されている音響モデルと、マイクロフォン10から入力される音声情報とを比較することによって、マイクロフォン10から入力された音声情報がどのようなものであるかを認識する。メモリ25に記憶されている音響モデルとしては、HMM(隠れマルコフモデル;Hidden Markov Model)などを用いる。
位置特定手段の一例としてのGPS受信機用アンテナ18は、GPS受信機19がGPS衛星(不図示)などからの信号を受信するためのアンテナである。
位置特定手段の一例としてのGPS受信機19は、GPS受信機用アンテナ18を介してGPS衛星からの信号を受信することにより携帯端末1の現在位置を認識して制御部26に携帯端末1の現在位置情報を出力することができる。これにより、制御部26は、現在位置情報をメモリ25に記憶することができる。なお、本実施例では、現在位置を把握するためにGPSを用いるが、他の衛星航法システムまたはそれに準ずるもの(たとえば北斗,準天頂衛星システムなど)であってもよい。その場合、GPS受信機用アンテナ18およびGPS受信機19は、他の衛星航法システムまたはそれに準ずるものを受信するための受信機およびアンテナにより構成される。
ジャイロセンサ20は、携帯端末1の移動中における方向転換を検出するためのセンサである。ジャイロセンサ20の検出出力は、制御部26に取り込まれ、GPS受信機19の出力と共に携帯端末1の移動状態を認識するために用いられる。
加速度センサ21は、携帯端末1の傾きなど、携帯端末1の姿勢を検出したり、あるいは、携帯端末1の移動速度の変化を検出するためのセンサである。制御部26は、加速度センサ21の検出出力により表示部14の表示形態(縦方向表示または横方向表示)を変更するなどの制御を行うことができる。あるいは、制御部26は、加速度センサ21の検出出力により携帯端末1の移動速度の加減速状態を認識することができる。
位置特定手段、第1の決定手段、第2の決定手段、第3の決定手段の一例としての位置特定部22は、制御部26に入力されたGPS受信機19が受信した信号に基づいて、携帯端末1の現在位置を特定すると共にその現在位置情報をメモリ25に記憶させる。また、位置特定部22は、GPSによる特定された現在位置とユーザの操作によって第1補助接地極(C)、第2補助接地極(P)の打ち込み予定のポイントの位置を決定すると共に、その位置情報をメモリ25に記憶させる。
表示制御部23は、表示部14に地図画面を表示させると共に、GPS受信機19、ジャイロセンサ20、加速度センサ21などから制御部26へ取り込まれた現在位置情報、方向転換情報、姿勢情報、加速度情報に応じて地図画面に表示されている地図および表示アイコンの表示を制御する機能を有する。
算出部24は、位置特定部22によって特定され、メモリ25に記憶されている被測定接地極(E)の位置情報および第1補助接地極(C)の位置情報に基づいて後述する第2補助接地極(P)の位置情報を算出する。また、算出部24は、詳細は後述するが、被測定接地極(E)および第1補助接地極(C)の位置情報に基づいて第2補助接地極(P)の位置情報を算出する。
メモリ25は、制御部26の動作に必要となる各種の情報および予め設定された打ち込み距離間隔情報、位置情報などを記憶するためのものである。メモリ25は、たとえばROM(Read Only Memory)および/またはRAM(Random Access
Memory)および/またはHDD(Hard Disk Drive)および/またはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリなどを備えている。
なお、メモリ25の記憶内容は、図示しないが、たとえば音響モデル情報、音声情報、音情報、地図情報、位置情報、画面情報および接地抵抗計測支援プログラム(すなわち、本実施形態でいう専用アプリ)などである。なお、これらの記憶内容は、携帯通信網の基地局(不図示)と通信可能な無線通信モジュールを介してメモリ25の記憶内容を更新したり、新たに取得することも可能である。あるいは、USBメモリ31を外部I/F16に接続し、メモリ25にUSBメモリ31の記憶内容を転送することによってメモリ25の記憶内容を更新したり、新たに取得することも可能である。
制御部26は、携帯端末1の各部を制御するための中央演算装置(CPU(Central
Processing Unit)またはDSP(Digital Signal Processor)など)である。
また、制御部26は、GPS受信機19、ジャイロセンサ20、加速度センサ21からの現在位置情報、方向転換情報、姿勢情報、加速度情報を入力し、携帯端末1の現在位置、方向転換、姿勢、移動速度の変化等を認識することができる。
また、制御部26は、メモリ25から接地抵抗計測支援プログラムを読み出して実行することにより上述した音声解析部17、位置特定部22、表示制御部23、算出部24の各機能を実現して、計測準備作業に沿った画面を表示部14に表示させて、ユーザを適切に誘導することができる。
また、制御部26は、携帯端末1の動作に必要となる情報をメモリ25に書込み、あるいは読み出すことができる。
また、制御部26は、マイクロフォン10からA/Dコンバータ11を介してデジタル信号としての音声情報を入力し、これを音声解析部17に解析させることができる。
また、制御部26は、デジタル信号としての音声情報をD/Aコンバータ12を介してスピーカ13から音または音声を出力させることができる。
(携帯端末1の動作について)
次に、携帯端末1の動作について図2のフローチャートを参照して説明する。図2は、図1に示す携帯端末1の動作を示すフローチャートである。
制御部26は、ユーザの開始操作などによってプログラムの起動指示を受け付けると、メモリ25から接地抵抗計測支援プログラムを読み出して起動させると、ステップS1の処理へ移行する(START)。
表示制御部23は、メモリ25に記憶された地図情報および現在位置情報を読み出して、地図に第1補助接地極(C)および第2補助接地極(P)の打ち込み予定となる距離間隔で描かれた同心円を重畳させた画面を表示させる(ステップS1)。なお、この距離間隔は予め100mと設定されているものとして説明する。
図3は、図2のステップS1で表示される画面例である。図3に示すように、画面上に1つの点Pを中心として半径100mの円C1と半径200mの円C2が地図上に重畳されている画面が表示される。これにより、ユーザは自分の位置と付近の障害物である建物B1,B2,B3が周囲にあることを容易に把握することができる。
次に、ユーザは、被測定接地極(E)の打ち込み作業を行う。位置特定部22は、被測定接地極(E)の打ち込みポイントの位置設定情報の入力をユーザから受け付けて、メモリ25に記憶する(ステップS2)。たとえば、位置特定部22は、ユーザによって被測定接地極(E)の打ち込んだ位置で携帯端末1の表示部14と重畳されたタッチパネル15がタッチされることにより、このタイミングでの現在位置を被測定接地極(E)の打ち込みポイントの位置設定情報として決定してメモリ25に記憶する。
図4は、図2のステップS2で被測定接地極(E)の打ち込みポイントの入力がなされた後に表示制御部23が表示部14に表示させる画面例である。図4に示すように、図3で描かれていた円C1,C2の中心点P1が被測定接地極(E)として表示される(ステップS3)。
続いて、ユーザは、携帯端末1の表示画面に表示される100m間隔の円C1,C2の線を参考にして、障害物のない場所で、かつ円C2の円周上に第1補助接地極(C)の位置を設定する。すると、位置特定部22はユーザから受け付けたポイントを第1補助接地極(C)の打ち込み予定ポイントの位置設定情報としてメモリ25に記憶する(ステップS4)。たとえば、位置特定部22は、ユーザによって第1補助接地極(C)の打ち込み予定位置として携帯端末1の表示部14と重畳されたタッチパネル15がタッチされた箇所に対応する地点を第1補助接地極(C)の位置設定情報としてメモリ25に記憶する。
図5は、図2のステップS4で第1補助接地極(C)の記憶がなされた後に表示制御部23が表示部14に表示させる画面例である。図5に示すように半径200mの円C2の円周上でかつ障害物のない場所でユーザにより指定された地点P2が第1補助接地極(C)として表示される(ステップS5)。
そして、第1補助接地極(C)の場所が画面上に配置されると、表示画面上に自動的に第2補助接地極(P)が表示される。ここで、算出部24は、メモリ25に記憶された被測定接地極(E)の位置設定情報および第1補助接地極(C)の位置設定情報から第2補助接地極(P)の位置を特定し、第2補助接地極(P)の位置設定情報としてメモリ25に記憶する(ステップS6)。具体的には、算出部24は、被測定接地極(E)の位置情報(座標)と第1補助接地極(C)の位置情報(座標)に基づいて、これらの接地極の位置を結ぶ直線と同一直線上にあり、かつこれらの接地極が等間隔に離間された位置関係となる位置を第2補助接地極(P)の位置設定情報として算出してメモリ25に記憶する。
図6は、図2のステップS6で第2補助接地極(P)がメモリ25に記憶された後に制御部26が表示部14に表示させる画面例である。図6に示すように、被測定接地極(E)を示す地点P1と第1補助接地極(C)を示す地点P2とを結ぶ直線と同一直線上で、かつ半径100mの円C1の円周上にある地点P3が第2補助接地極(P)として自動的に表示される(ステップS7)。
そして、図7に示すように、画面上には現在位置から第2補助接地極(P)までの距離表示Tと残りの距離に応じて表示状態が変化するバーグラフbrが表示される(ステップS8)。ユーザは、この表示画面を確認しながら第2補助接地極(P)の地点P3の位置へと移動する。
表示制御部23は、ユーザの現在位置および各センサ等の出力情報に基づいて表示されている画面の制御を行う。(ステップS9)具体的には表示制御部23は、GPS受信機19、ジャイロセンサ20、加速度センサ21からの現在位置情報、方向転換情報、姿勢情報、加速度情報に基づき携帯端末1の現在位置を逐次確認しながら、表示部14に表示されている各ポイントの位置、バーグラフbrおよび残りの距離表示Tの表示制御を行う。
図8は、図2のステップS9で表示部14に表示される画面例である。図8に示すように、地図画面上に、現在のユーザの位置P4と、設定された第1補助接地極(C)と、第2補助接地極(P)と、ユーザの移動状況に応じたバーグラフbrの表示と、打ち込みポイントまでの残りの距離表示Tとが表示される。なお、ステップS9に表示される画面において、第1補助接地極(C)を示す地点P2または第2補助接地極(P)を示す地点P3のいずれか一つのみ表示させるようにしてもよい。その場合、ユーザの移動状況に応じたバーグラフbrの表示と、打ち込みポイントまでの残りの距離表示Tとは、現在位置から表示されているもっとも近い地点までの距離に基づいて表示される。
ユーザは、携帯端末1と共に移動し、第1補助接地極(C)または第2補助接地極(P)の打ち込み予定の位置に到着すると、金属杭の打ち込み作業を実施する。
以下、同様に携帯端末1に表示される画面を確認しながら、残りの補助接地極の打ち込み予定ポイントに向かって移動し、打ち込み作業を実施する。そして、計測準備作業が終了すると、ユーザの停止操作などによって携帯端末1の動作が停止する(END)。
(プログラムを用いた実施の形態)
携帯端末1の各部は、所定のプログラムにより動作する汎用の情報処理装置(CPU、DSP、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)など)によって構成されてもよい。たとえば、汎用の情報処理装置は、メモリ、CPU、入出力ポートなどを有する。汎用の情報処理装置のCPUは、メモリなどから所定のプログラムとして制御プログラムを読み込んで実行する。これにより、汎用の情報処理装置には、携帯端末1の各部の機能が実現される。
なお、汎用の情報処理装置が実行する接地抵抗計測支援プログラムは、携帯端末1の出荷前に、汎用の情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであっても、携帯端末1の出荷後に、汎用の情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであってもよい。また、接地抵抗計測支援プログラムの一部が、携帯端末1の出荷後に、汎用の情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであってもよい。携帯端末1の出荷後に、汎用の情報処理装置のメモリなどに記憶される接地抵抗計測支援プログラムは、たとえば、CD−ROMディスク、DVD−ROMディスク、Blue−rayディスクなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に記憶されているものをインストールしたものであっても、インターネットなどの伝送媒体を介してダウンロードしたものをインストールしたものであってもよい。
また、接地抵抗計測支援プログラムは、汎用の情報処理装置によって直接実行可能なものだけでなく、ハードディスクなどにインストールすることによって実行可能となるものも含む。また、圧縮されたり、暗号化されたりしたものも含む。
(実施の形態の効果について)
以上説明したように、接地抵抗計測支援装置の一例としての携帯端末1は、GPSの衛星からの信号に基づいて、携帯端末1の現在位置を特定し、表示部14と重畳されているタッチパネル15(第1の操作部)がユーザにより操作されたときに特定された携帯端末1の現在位置を被測定接地極(E)の位置として決定し、その後に、表示部14と重畳されているタッチパネル15(第2の操作部)がユーザにより操作されたときに被測定接地極(E)の位置から所定の距離だけ離間した位置を第1補助接地極(C)の位置として決定し、被測定接地極(E)の位置と第1補助接地極(C)の位置に基づいて、これらの接地極の位置を結ぶ直線と同一直線上にあり、かつこれらの接地極が等間隔に離間された位置関係となる位置を第2補助接地極(P)の位置として決定し、現在位置を含む地図上に被測定接地極(E)の位置を示す地点を重畳させて表示部14に表示させると共に、第1補助接地極(C)の位置を示す地点および/あるいは第2補助接地極(P)の位置を示す地点を重畳させて表示部14に表示させるものである。
これにより、ユーザは計測準備作業の進行に応じて携帯端末1に表示される画面を見ながら、金属杭の最適な打ち込み場所を容易に把握することができるようになる。また、被測定接地極(E)が決定されると、第1補助接地極(C)について地図上で最適な接地箇所を容易に確認することができるようになる。さらに、被測定接地極(E)が決定され、第1補助接地極(C)を配置すると、自動的に第2補助接地極(P)を導くことができるようになる。すなわち、携帯端末1を利用することで、短時間で接地抵抗計の計測準備作業を行うことができると共に、接地抵抗計で精度よく測定させることができる。
さらに、この携帯端末1では、位置特定部22により特定される現在位置から第1補助接地極(C)の位置までの残りの距離情報、または位置特定部22により特定される現在位置から第2補助接地極(P)の位置までの残りの距離情報を算出する算出部24を有しており、表示制御部23は、算出部24により算出される第1補助接地極(C)の位置または前記第2補助接地極(P)の位置までの残りの距離、あるいは算出部24により算出される第1補助接地極(C)の位置または第2補助接地極(P)の位置までの残りの距離に応じて表示状態が変化するバーグラフbrを表示部14に表示させるようしている。
これにより、ユーザは、携帯端末1の表示画面を見ながら、現在位置と打ち込みポイントまでの距離を感覚的に把握することができるようになる。
また、図2で説明した携帯端末1の動作および携帯端末1にインストールされている接地抵抗計測支援プログラムについても上述した携帯端末1と同様の効果を奏することができる。
なお、汎用の情報処理装置に、携帯端末1の機能を実現する接地抵抗計測支援プログラムをインストールすることにより携帯端末1の大量生産や仕様変更(または設計変更)に対して柔軟に対応可能となる。
(その他の実施の形態)
本発明の実施の形態は、その要旨を逸脱しない限り、様々に変更が可能である。たとえば、ユーザは、携帯端末1と共に移動中に、第1補助接地極(C)の打ち込みポイントに入ると、制御部26がメモリ25から「打ち込みポイントに到着しました。」や「ここに金属杭を打ち込んでください。」などの音声情報、あるいは「ピー」といった単純な音情報を取得すると共に、D/Aコンバータ12でアナログ信号に変換してスピーカ13へ出力するようにしてもよい。これにより、ユーザは金属杭の打ち込みポイントに到着したことを容易に把握することができる。
また、上述した実施の形態では、被測定接地極(E)、第1補助接地極(C)、第2補助接地極(P)を打ち込む間隔などの設定情報は予め設定されているものとしたが、その他にも、たとえばマイクロフォン10から入力されるユーザの音声によって、制御部26が被測定接地極(E)、第1補助接地極(C)、第2補助接地極(P)を打ち込む間隔などの設定情報を認識できるように構成してもよい。
また、図2のステップS2において、ユーザの音声により被測定接地極(E)の打ち込みポイントの入力を認識して受け付けるようにしてもよい。たとえば、ユーザの音声がマイクロフォン10から入力されてA/Dコンバータ11でデジタル信号に変換され制御部26により取得されると、取得されたユーザの音声情報を音声解析部17により音声解析が実施される。ここで、たとえばユーザが「ここ」と発声し、音声解析部17によって音声解析された結果が位置特定部22へと入力される。これにより、音声入力を受け付けたときの現在位置情報が位置特定部22により被測定接地極(E)の打ち込みポイントとして特定され、メモリ25に記憶させることができる。
また、上述した実施の形態では、被測定接地極(E)の位置を特定してから、第1補助接地極(C)の位置を特定し、これらの接地極の位置を結ぶ直線と同一直線上にあり、かつこれらの接地極が等間隔に離間された位置関係となる位置を第2補助接地極(P)の位置として決定するように構成しているが、被測定接地極(E)の位置を決定した後にユーザの操作に基づいて第2補助接地極(P)の位置を先に決定し、被測定接地極(E)の位置と第2補助接地極(P)の位置に基づいて第1補助接地極(C)の位置を決定するようにしてもよい。その場合、第1補助接地極(C)の位置は、被測定接地極(E)の位置と第2補助接地極(P)の位置とを結ぶ直線の延長線上であって、被測定接地極(E)の位置と第2補助接地極(P)の位置との間隔だけ離れた地点となるように算出部24が求めるようにすればよい。
また、上述した実施の形態では、3電極法を用いた接地抵抗計での測定を前提としているが、それ以外の測定方法(たとえば、2電極法、4電極法など)を使用する際であってもこの携帯端末1を利用することができる。
また、上述した実施の形態では、携帯端末1をスマートフォンや携帯電話であるとして説明した。これに対し、接地抵抗計測支援プログラムの実施の形態で説明したように、携帯端末1はタブレットPC、ミニノートPCなどの小型の情報処理装置で構成され、その情報処理装置の1つの機能として上述した携帯端末1に相当する機能が含まれるような形態であってもよい。
1…携帯端末(接地抵抗計測支援装置の一例)、14…表示部、22…位置特定部(位置特定手段、第1の位置決定手段,第2の位置決定手段,第3の位置決定手段の一例)、23…表示制御部(表示制御手段の一例)、24…算出部(算出手段の一例)、26…制御部(位置特定手段、第1の位置決定手段,第2の位置決定手段,第3の位置決定手段,表示制御手段,算出手段の一例)

Claims (4)

  1. 被測定地の接地抵抗を計測するための接地抵抗計と共に用いられる接地抵抗計測支援装置であって、第1の操作部、第2の操作部および表示部を有する接地抵抗計測支援装置であって、
    衛星航法システムの衛星からの信号に基づいて、前記接地抵抗計測支援装置の現在位置を特定する位置特定手段と、
    前記第1の操作部が操作されたときに、前記位置特定手段により特定された接地抵抗計測支援装置の現在位置を被測定接地極(E)の位置として決定する第1の位置決定手段と、
    前記第2の操作部が操作されたときに、前記第1の位置決定手段により決定された被測定接地極(E)の位置から所定の距離だけ離間した位置を第1補助接地極(C)の位置として決定する第2の位置決定手段と、
    前記被測定接地極(E)の位置と前記第1補助接地極(C)の位置に基づいて、これらの接地極の位置を結ぶ直線と同一直線上にあり、かつこれらの接地極が等間隔に離間された位置関係となる位置を第2補助接地極(P)の位置として決定する第3の位置決定手段と、
    前記位置特定手段によって特定される現在位置を含む地図上に前記被測定接地極(E)の位置を示す地点を重畳させて前記表示部に表示させると共に、前記第1の位置決定手段により決定された前記第1補助接地極(C)の位置を示す地点および/あるいは前記第2の位置決定手段により決定された前記第2補助接地極(P)の位置を示す地点を重畳させて前記表示部に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする接地抵抗計測支援装置。
  2. 請求項1に記載の接地抵抗計測支援装置であって、
    前記位置特定手段により特定される現在位置から前記第1補助接地極(C)の位置までの残りの距離情報、または前記位置特定手段により特定される現在位置から前記第2補助接地極(P)の位置までの残りの距離情報を算出する算出手段を有し、
    前記表示制御手段は、
    前記算出手段により算出される前記第1補助接地極(C)の位置または前記第2補助接地極(P)の位置までの残りの距離、あるいは前記算出手段により算出される前記第1補助接地極(C)の位置または前記第2補助接地極(P)の位置までの残りの距離に応じて表示状態が変化するバーグラフを前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする接地抵抗計測支援装置。
  3. 被測定地の接地抵抗を計測するための接地抵抗計と共に用いられる接地抵抗計測支援装置であって、第1の操作部、第2の操作部および表示部を有する接地抵抗計測支援装置に用いられる接地抵抗計測支援方法であって、
    衛星航法システムの衛星からの信号に基づいて、前記接地抵抗計測支援装置の現在位置を特定する位置特定ステップと、
    前記第1の操作部が操作されたときに、前記位置特定ステップにより特定される接地抵抗計測支援装置の現在位置を被測定接地極(E)の位置として決定する第1の位置決定ステップと、
    前記第2の操作部が操作されたときに、前記第1の位置決定ステップにより決定された被測定接地極(E)の位置から所定の距離だけ離間した位置を第1補助接地極(C)の位置として決定する第2の位置決定ステップと、
    前記被測定接地極(E)の位置と前記第1補助接地極(C)の位置に基づいて、これらの接地極の位置を結ぶ直線と同一直線上にあり、かつこれらの接地極が等間隔に離間された位置関係となる位置を第2補助接地極(P)の位置として決定する第3の位置決定ステップと、
    前記位置特定ステップによって特定される現在位置を含む地図上に前記被測定接地極(E)の位置を重畳させて前記表示部に表示させると共に、前記第1の位置決定ステップにより決定された前記第1補助接地極(C)の位置および/あるいは前記第2の位置決定ステップにより決定された前記第2補助接地極(P)の位置を重畳させて前記表示部に表示させる表示制御ステップと、
    を有することを特徴とする接地抵抗計測支援方法。
  4. 被測定地の接地抵抗を計測するための接地抵抗計と共に用いられる接地抵抗計測支援装置であって、第1の操作部、第2の操作部および表示部を有する接地抵抗計測支援装置としてコンピュータを機能させるための接地抵抗計測支援プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    衛星航法システムの衛星からの信号に基づいて、前記接地抵抗計測支援装置の現在位置を特定する位置特定手段と、
    前記第1の操作部が操作されたときに、前記位置特定手段により特定された接地抵抗計測支援装置の現在位置を被測定接地極(E)の位置として決定する第1の位置決定手段と、
    前記第2の操作部が操作されたときに、前記第1の位置決定手段により決定された被測定接地極(E)の位置から所定の距離だけ離間した位置を第1補助接地極(C)の位置として決定する第2の位置決定手段と、
    前記被測定接地極(E)の位置と前記第1補助接地極(C)の位置に基づいて、これらの接地極の位置を結ぶ直線と同一直線上にあり、かつこれらの接地極が等間隔に離間された位置関係となる位置を第2補助接地極(P)の位置として決定する第3の位置決定手段と、
    前記位置特定手段によって特定される現在位置を含む地図上に前記被測定接地極(E)の位置を示す地点を重畳させて前記表示部に表示させると共に、前記第1の位置決定手段により決定された前記第1補助接地極(C)の位置を示す地点および/あるいは前記第2の位置決定手段により決定された前記第2補助接地極(P)の位置を示す地点を重畳させて前記表示部に表示させる表示制御手段、
    として機能させるための接地抵抗計測支援プログラム。
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