JP2014163757A - 工作機械の空間精度測定方法および空間精度測定装置 - Google Patents

工作機械の空間精度測定方法および空間精度測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】追尾式レーザ干渉計を用いずに、簡易な構成で工作機械の空間精度を測定する。
【解決手段】レーザの照射方向を変更可能に工作機械1にレーザ干渉計10を取り付け、予め定められた測定プログラムに従い工作機械上で反射鏡20を移動させ、測定プログラム31に基づいてレーザ干渉計10のレーザの照射方向を変更させながら、移動中の反射鏡20に向けてレーザ干渉計10からレーザを照射してレーザ干渉計10に対する反射鏡20の距離情報を取得し、レーザ干渉計10が取得した距離情報に基づいて、工作機械1の空間精度を測定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、三辺測量方式を用いて工作機械の空間精度を測定する空間精度測定方法および空間精度測定装置に関する。
工作機械は、位置指令に応じてワークに対し工具を相対移動させ、ワークを加工する。このような工作機械によりワークを精度よく加工するためには、工作機械の加工領域における三次元空間の位置精度、すなわち空間精度を高める必要がある。この点に関し、従来、レーザ追尾式の測定装置(追尾式レーザ干渉計)と追尾式レーザ干渉計から照射されたレーザを反射する反射体とを工作機械に設け、三辺測量方式を用いて空間精度を測定するようにした装置が知られている(例えば特許文献1、2参照)。
この特許文献1,2記載の装置では、テーブル上に4台の追尾式レーザ干渉計を設けるとともに、工具取付軸に反射体を固定し、反射体の動きに追尾して追尾式レーザ干渉計から反射体にレーザを照射することで、空間精度(特許文献1,2では運動精度と称している)を測定する。なお、この種の追尾式レーザ干渉計の構成については、例えば以下の特許文献3に記載されている。
特許第2755346号公報 特許第3394972号公報 独国特許 DE 102007004934 B4号
しかしながら、上記特許文献1,2に記載の装置は、追尾式レーザ干渉計を用いるため、装置構成が複雑であり、コストの上昇を招く。
本発明の一態様である工作機械の空間精度測定方法は、レーザの照射方向を変更可能に工作機械にレーザ干渉計を取り付ける第1工程と、予め定められた測定プログラムに従い工作機械上で反射鏡を移動させる第2工程と、測定プログラムに基づいてレーザ干渉計のレーザの照射方向を変更させながら、移動中の反射鏡に向けてレーザ干渉計からレーザを照射してレーザ干渉計に対する反射鏡の距離情報を取得する第3工程と、を含み、レーザ干渉計が取得した距離情報に基づいて、工作機械の空間精度を測定することを特徴とする。
また、本発明の一態様である工作機械の空間精度測定装置は、レーザの照射方向を変更可能に工作機械に取り付けられるレーザ干渉計と、レーザ干渉計に対応して工作機械に移動可能に取り付けられる反射鏡と、予め定められた測定プログラムを読み取る制御部と、反射鏡に向けてレーザを照射するように測定プログラムに基づいてレーザ干渉計のレーザの照射方向を変更させる照射方向変更部と、レーザ干渉計が取得したレーザ干渉計に対する反射鏡の距離情報に基づいて、工作機械の空間精度を求める空間精度測定部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、測定プログラムに基づいてレーザ干渉計のレーザの照射方向を変更させながら、移動中の反射鏡に向けてレーザ干渉計からレーザを照射するようにしたので、追尾式レーザ干渉計を用いることなく、簡易な構成により空間精度を測定することができる。
本発明の実施形態に係る空間精度測定装置が適用される工作機械の要部構成を概略的に示す側面図。 図1の工作機械の制御構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る空間精度測定装置の要部構成を概略的に示す図。 図3の装置本体の要部構成を概略的に示す斜視図。 レーザ干渉計による測定範囲を模式的に示す図。 本発明の実施形態に係る空間精度測定装置の制御構成を示すブロック図。 (a),(b)は、それぞれ反射鏡の速度および加速度の一特性を示す図。 (a),(b)は、それぞれ本発明の実施形態に係る空間精度測定方法における準備段階を説明するための装置本体の平面図および側面図。 本発明の実施形態に係る空間精度測定方法における準備段階を説明するための図であり、特に装置本体の回転軸の原点を取得する方法を説明する図。 本発明の実施形態に係る空間精度測定方法における準備段階を説明するための図であり、特に装置原点の位置座標を取得する方法を説明する図。
以下、図1〜図10を参照して本発明による工作機械の空間精度測定装置の一実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る空間精度測定装置が適用される工作機械の要部構成を概略的に示す側面図である。
工作機械1は、例えば横形マシニングセンタであり、ベース2と、ベース2上に立設されるコラム3と、コラム3に設けられる主軸4と、ワークWが取り付けられるテーブル5とを有し、主軸4に工具6が取り付けられている。以下では、図示のように互いに直交する3軸をそれぞれX軸、Y軸、Z軸と定義する。すなわち、主軸4の回転軸に平行な水平方向をZ軸、鉛直方向をY軸、Z軸とY軸の双方に垂直な水平方向をX軸とそれぞれ定義する。
主軸4は、Y軸用モータの駆動により送りねじを介してY軸方向に移動し、Z軸用モータの駆動により送りねじを介してコラム3と一体にZ軸方向に移動する。テーブル5は、X軸用モータの駆動により送りねじを介してX軸方向に移動する。この構成により、テーブル5上方の3次元空間において、ワークWに対し工具6が相対移動し、ワークWを所望の三次元形状に加工することができる。工作機械1は、X軸、Y軸およびZ軸の各送り軸の位置を検出する位置検出器(例えばリニアスケール)を有し、加工プログラムによって指令された位置指令値と位置検出器の検出値とに応じて、X軸用モータ、Y軸用モータおよびZ軸用モータが制御(例えばフィードバック制御)される。
このような工作機械1において、位置指令値に応じてワークWを精度よく加工するためには、ワークWに対する工具6の相対的な位置精度を確保する必要がある。すなわち、位置検出器の検出値と実際の位置との間のずれ量を考慮して各モータを制御する必要がある。そこで、本実施形態では、予め、空間精度測定装置100を用いて工作機械1の加工領域における3次元空間の位置精度、すなわち空間精度を測定し、この測定結果に基づいて位置指令値を補正する。なお、空間精度を測定することは、測定点における位置指令値と空間精度測定装置100による測定値との誤差を求めることと同等である。
図2は、工作機械1の制御構成を示すブロック図である。工作機械1は図2の数値制御装置50により制御される。数値制御装置50は、加工プログラム51を読み取り、解釈して各送り軸の指令速度および指令位置を演算する読取解釈部52と、各送り軸における送りを直線補間や円弧補間するために指令位置や指令速度等に基づいて指令パルスを演算する補間部53と、指令パルスを取得して各送り軸への位置指令を認識する位置指令認識部54と、空間精度測定装置100で測定された測定データと位置検出器による各送り軸の検出値とに基づいて空間座標の誤差を演算し、記憶する誤差演算記憶部55と、位置指令と誤差演算記憶部55に記憶された誤差データとから位置指令を補正するための補正データを演算する補正データ演算部56と、補正データに基づいて位置指令を補正する補正パルスを演算する補正パルス演算部57と、各送り軸モータM(X軸用モータ、Y軸用モータ、Z軸用モータ)を制御するサーボ部58と、指令パルスと補正パルスを加えたパルスをサーボ部58に出力する加算部59とを備える。
次に、空間精度測定装置100の構成について説明する。図3は、本発明の実施形態に係る空間精度測定装置100の要部構成を概略的に示す図である。図3に示すように、空間精度測定装置100は、テーブル5上に設置された装置本体101と、主軸4に設けられた反射鏡20とを有する。装置本体101は、レーザ測長器10と、レーザ測長器10を支持する支持装置11とを有する。本実施形態では、レーザ測長器10としてレーザ干渉計が用いられる。
レーザ干渉計10は、例えば周波数安定化ヘリウム−ネオンレーザを照射するレーザ光源と、レーザ光源から照射されたレーザビームを2つに分割するスプリッタと、スプリッタで分割された2つのレーザビームの一方と反射鏡20で反射して戻ってきた他方のレーザビームとの干渉によって作られる干渉縞の数を計測する例えばフォトダイオードアレイからなるカウンターとを有し、干渉縞の数の変化から反射鏡20に対する光路長の変化(レーザ変位)を測定するものである。
反射鏡20は、レーザ干渉計10から反射鏡20へのレーザの入射角が変化しても、その入射と同方向にレーザを反射するレトロレフレクターを有する。主軸4には、工具6の代わりにアーム7が取り付けられ、アーム7の先端部に反射鏡20が取り付けられている。レーザ干渉計10は、テーブル5の上面に設置された支持装置11に、レーザの照射方向を変更可能に取り付けられている。
図4は、装置本体101の要部構成を概略的に示す斜視図である。図4に示すように、支持装置11は、テーブル5上に固定されるベース12と、ベース12上に、鉛直方向に延在する軸線L1を中心としてα軸方向に回転可能に支持されたL字状の第1プレート13と、第1プレート13の鉛直面に、水平方向に延在する軸線L2を中心としてβ軸方向に回転可能に支持された円形状の第2プレート14とを有し、レーザ干渉計10は、第2プレート14の表面に取り付けられている。第1プレート13はα軸用モータにより回転され、第2プレート14は、β軸用モータにより回転される。このように2軸方向に回転可能な支持装置11を介してレーザ干渉計10を設けることで、レーザの照射方向を任意の方向に変更することができる。
図3に示すように、装置本体101は、まず、テーブル5の上面角部、すなわちテーブル上面の四隅のうちの一の角部である第1位置Ps1に配置され、その状態で、レーザ干渉計10から反射鏡20までのレーザ長の変化(レーザ変位)を測定する。その後、装置本体101を、テーブル5の他の角部である第2位置Ps2、第3位置Ps3および第4位置Ps4に順次移動し、各位置で、同様にレーザ変位を測定する。これにより4箇所のレーザ干渉計10からの距離情報が得られる。これら距離情報を用いて、三辺測量方式の原理により、反射鏡20の3次元位置を求めることができる。
なお、レーザ干渉計10の機械座標系における正確な位置が既知であれば、3箇所のレーザ干渉計10からの距離情報により反射鏡20の位置を求めることができるが、本実施形態では、レーザ干渉計10の位置にも誤差があるため、4箇所のレーザ干渉計10からの距離情報が必要である。テーブル5上に装置本体101を直接取り付けるのではなく、例えば反射鏡20から遠い第3位置Ps3および第4位置Ps4において、取付台16を介して装置本体101を取り付けるようにしてもよい。
レーザ干渉計10による測定は、予めテーブル上方の加工領域に測定範囲を設定し、この測定範囲に沿って反射鏡20を移動させながら行う。図5は、レーザ干渉計10による測定範囲を模式的に示す図である。図5に示すように、測定範囲は六面体(例えば直方体)によって定義され、六面体の各頂点P1〜P8がレーザ距離情報を取得する測定点となる。なお、測定範囲を六面体以外により定義してもよい。
測定点P1〜P8におけるレーザ距離情報を取得するため、X軸用モータ、Y軸用モータおよびZ軸用モータ(これらをまとめて送り軸モータMと呼ぶ)の駆動により、反射鏡20を六面体の辺に沿って移動させる。すなわち、予め定められた測定プログラムに従い、反射鏡20を、例えば点P1→点P2→点P3→点P4→点P5→点P6→点P7→点P8へと順次移動させる。
このとき、反射鏡20に追従してレーザが照射されるようにα軸用モータおよびβ軸用モータ(これらをまとめてレーザ干渉計用モータと呼ぶ)を制御し、レーザ干渉計10の向きを変更する。すなわち、レーザ干渉計10は、レーザ干渉計10から反射鏡20までの距離の変化を測定するものであるため、反射鏡20の移動に追従してレーザを照射し続ける必要がある。これを実現するため、反射鏡20の位置に応じてレーザの照射方向を変更する。
図6は、本発明の実施形態に係る空間精度測定装置100の制御構成を示すブロック図である。図6に示すように、制御部30は、予め定められた測定プログラム31を読み込むとともに、空間精度の測定開始指令や各種設定値を入力する入力部32からの信号を読み込み、この測定プログラム31および加速度のパラメータ33と入力部32からの信号に基づき、レーザ干渉計用モータ(α軸用モータ、β軸用モータ)36を制御する。測定プログラム31は、反射鏡20の移動経路(図5のP1〜P8)と反射鏡20の移動速度vのパラメータを指令値として含む。
図7(a),(b)は、反射鏡20の速度vおよび加速度aの特性の一例を示す図である。図7(a)では、時間tが0からt1の間に、速度vが0から設定値v1まで一定の割合で増加している。このとき、加速度aは、t=0〜t1において一定(=a1)であり、時間t1経過後に0となる。一方、図7(b)では、時間tが0からt1の間に速度vの増加割合が徐々に大きくなり、その後、時間tがt1からt2の間に一定の割合で速度vが増加し、さらに時間tがt2からt3の間に速度vの増加割合が徐々に小さくなって、速度vが設定値v1に到達している。このとき、加速度aは、t=0〜t1において0からa1まで徐々に増加し、その後、t=t1〜t2において一定となり、t=t2〜t3において徐々に減少する。このような送り軸の加速度aの特性を規定するため、数値制御装置50には、加速度のパラメータ33(t1,t2,t3等)が設定されている。
図6に示すように、制御部30は、CPU,ROM,RAM、その他の周辺回路などを有する演算処理装置やサーボ部等を含んで構成され、機能的構成として、レーザ干渉計制御部30Aと、空間精度演算部30Bとを有する。
数値制御装置50は、空間精度の測定開始指令が入力されると、測定プログラム31を読み込み、測定プログラム31を実行する。この場合、初期動作として、まず送り軸モータMに制御信号を出力し、反射鏡20を測定開始点(図5のP1)に移動する。その後、レーザ干渉計10から測定開始点P1にレーザが照射されると、反射鏡20の移動制御を開始し、測定プログラム31に設定された速度vで、図5の移動経路に沿って反射鏡20を移動する。
レーザ干渉計制御部30Aは、入力部32により空間精度の測定開始指令が入力されると、初期動作として、レーザ干渉計用モータ36に制御信号を出力し、測定プログラム31から特定した測定開始点P1にレーザ干渉計10を向けて、レーザを照射させる。その後、反射鏡20の移動制御が開始されると、レーザ干渉計制御部30Aは、これに同期してレーザ干渉計10の追従制御を開始する。
すなわち、レーザ干渉計制御部30Aは、数値制御装置50による反射鏡20の移動制御と同時に追従制御を開始し、測定プログラム31に基づいて反射鏡20の現在位置を算出し、反射鏡20に常時レーザが照射されるようにレーザ干渉計用モータ36を制御する。このとき、レーザ干渉計制御部30Aは、測定プログラム31に設定された反射鏡20の指令速度vおよび数値制御装置50に設定された加速度のパラメータを読み込み、この設定速度vおよび設定加速度aに対応した速度および加速度でレーザ干渉計10の向きを変更する。これにより反射鏡20に常時レーザが照射され、レーザ干渉計10に対する反射鏡20の距離情報、すなわちレーザ変位を取得できる。なお、反射鏡20の移動制御とレーザ干渉計10の追従制御の同期は、予め測定プログラム31に組み込んだMコードによって実現できる。以上の処理動作は、レーザ干渉計10を図3の第1位置Ps1、第2位置Ps2、第3位置Ps3および第4位置Ps4に配置した状態でそれぞれ実行される。
空間精度演算部30Bは、レーザ干渉計10で測定した各測定点P1〜P8における距離情報を読み込み、メモリに記憶する。そして、第1位置Ps1〜第4位置Ps4における測定動作が全て終了すると、メモリに記憶した距離情報を用いて、三辺測量方式の原理により各測定点P1〜P8の位置を演算する。これによりテーブル5の上方の測定範囲における空間精度を求めることができる。空間精度演算部30Bで演算した測定データは、図2の数値制御装置50(誤差演算記憶部55)に取り込まれる。
次に、本発明の実施形態に係る空間精度測定方法をより具体的に説明する。この空間精度測定方法は、測定前の準備段階と、測定段階とに大別できる。
(1)準備段階
図8(a),(b)は、装置本体101の平面図および側面図である。図中、点Pxは、装置本体101の回転軸線L1と回転軸線L2(図4参照)との交点であり、装置本体101の原点(装置原点)に相当する。準備段階では、まず、テーブル5上面の第1位置Ps1(図3)に、装置本体101を設置する。このとき、図8(a),(b)に示すように、レーザ干渉計10から照射されるレーザLsが装置原点Pxを通過するように、支持装置11へのレーザ干渉計10の取付位置を調整する。
次に、レーザLsの照射方向が主軸4の軸線方向、つまりZ軸方向と平行となる装置本体101の姿勢を基準姿勢として、装置本体101がこの基準姿勢となるようにレーザ干渉計10のα軸方向およびβ軸方向の向きを手動で調整する。図9は、β軸方向の回転調整の方法を説明する図である。図9に示すように、まず、レーザLsの照射方向がおおよそZ軸と平行となるようにレーザ干渉計10のβ軸方向の向きを変更する。そして、このレーザLsが反射鏡20で受光されるようにテーブル5に対し主軸4を相対移動し、反射鏡20を位置決めする。この状態で、主軸4を介して反射鏡20をY軸方向に所定量±d(例えば±10mm)だけ移動し、その移動中のレーザ変位を測定する。このときの測定値は、表示装置(不図示)に表示される。
ユーザは、表示装置の表示を参照して、レーザ変位が閾値Δa(例えば1μm)以内であるか否かを判定する。そして、閾値Δa以内でなければ、レーザ干渉計10の向きをβ軸方向(図9のβ1方向)に所定量だけ変更した後、上述したのと同様にレーザ変位を測定する。レーザLsの照射方向がZ軸に平行に近づくにつれて、反射鏡20を所定量±dだけ移動させた際のレーザ変位は小さくなる。例えば、図9の実線で示す位置から点線で示す位置にレーザ干渉計10が移動すると、反射鏡20を所定量±d移動させた際のレーザ変位は閾値Δa以内となる。
レーザ変位が閾値Δa以内になると、ユーザは入力部32を介して設定信号を入力する。これにより、そのときのβ軸の値がβ軸原点として制御部30のメモリに記憶される。α軸についても同様にしてレーザ変位を測定し、レーザ変位が閾値Δa以内となったときのα軸の値がα軸原点として制御部30のメモリに記憶される。すなわち、基準姿勢に対応したα軸原点およびβ軸原点がメモリに記憶される。
次に、機械座標系における装置原点Pxの位置座標を取得する。図10は、この位置座標の取得方法を説明する図である。位置座標の取得にあたっては、まず、図10に示すように、テーブル5に対する主軸4の相対移動により反射鏡20をおおよそ装置原点Pxまで手動で移動する。次いで、装置本体101(支持装置11)の第1プレート13をα軸方向に、あるいは第2プレート14をβ軸方向に回転させながら(図10では第2プレート14を回転)、レーザ干渉計10から反射鏡20までのレーザ変位を測定する。このときの測定値は、表示装置(不図示)に表示される。
ユーザは、表示装置の表示を参照して、レーザ変位が閾値Δb(例えば1μm)以内であるか否かを判定し、閾値Δb以内でなければ、主軸4をX軸方向、Y軸方向またはZ軸方向に所定量だけ相対移動した後、上述したのと同様にレーザ変位を測定する。主軸4が装置原点Pxに近づくにつれて、装置本体101のプレート13,14をα軸方向またはβ軸方向に回転させた際のレーザ変位は小さくなる。レーザ変位が閾値Δb以内になると、ユーザは入力部32を介して設定信号を入力する。これにより、そのときのXYZ座標値が装置原点Pxの座標として制御部30のメモリに記憶される。
(2)測定段階
準備段階の終了後、測定開始指令が入力されると、数値制御装置50は、初期動作として送り軸モータMに制御信号を出力し、図5に示すように反射鏡20を測定開始点P1に移動する。さらに、レーザ干渉計制御部30Aは、初期動作としてレーザ干渉計20が測定開始点P1を向くようにレーザ干渉計用モータ36に制御信号を出力し、反射鏡20にレーザを照射させる。このとき、レーザ干渉計10によって測定されたレーザ長さを基準値(例えば0)としてメモリに記憶する。以降、この基準値を基準として、反射鏡20を移動させた際のレーザ長さの変化量、つまりレーザ変位が測定される。
初期動作の終了後、数値制御装置50は、測定プログラム31に従い送り軸モータMに制御信号を出力する。これにより、反射鏡20は、測定プログラム31に設定された速度vおよびパラメータで設定された加速度aで図5の移動経路(P1〜P8)に沿って移動する。このとき、反射鏡20の移動に同期してレーザの照射方向が変化するように、レーザ干渉計制御部30Aは、測定プログラム31および加速度のパラメータ33に基づきレーザ干渉計用モータ36に制御信号を出力する。これにより、反射鏡20の移動速度vおよび加速度aに応じた速度および加速度で、レーザ干渉計10の向きが変更される。その結果、反射鏡20の移動に追従してレーザ干渉計10から反射鏡20にレーザが照射され、各測定点P1〜P8におけるレーザ変位を測定することができる。
装置本体101を第1位置Ps1に設置した状態で、各測定点P1〜P8におけるレーザ変位を測定し終えると、ユーザは、装置本体101をテーブル5上の第2位置Ps2、第3位置Ps3および第4位置Ps4へと順次移動する。そして、各位置で、それぞれ上述の準備段階における動作および測定段階における動作が行われる。第1位置Ps1〜第4位置Ps4における全ての測定動作が終了した時点では、各測定点P1〜P8に対する4箇所のレーザ干渉計10からの距離情報が制御部30のメモリに記憶されている。制御部30(空間精度演算部30B)は、これら距離情報を用いて各測定点P1〜P8の位置(XYZ座標)を演算し、測定データとしてメモリに記憶する。ワーク加工時には、数値制御装置50がこの測定データを取り込み、指令値を補正する。
このように本実施形態の空間精度測定方法によれば、第1工程として、レーザの照射方向を変更可能に工作機械1にレーザ干渉計10を取り付け、第2工程として、予め定められた測定プログラム31に従い工作機械1上で反射鏡20を移動させ、第3工程として、測定プログラム31に基づいてレーザ干渉計10のレーザの照射方向を変更させながら移動中の反射鏡20に向けてレーザ干渉計10からレーザを照射し、レーザ干渉計10に対する反射体20の距離情報を取得することで、レーザ干渉計10が取得した距離情報に基づいて工作機械1の空間精度を測定するようにした。これにより、追尾式レーザ干渉計を用いない簡易な構成により空間精度を測定することができ、安価な装置構成を実現することができる。
上記第2工程では、予め定められた設定加速度aおよび設定速度vで反射鏡20を移動させ、上記第3工程では、この設定加速度aおよび設定速度vに対応した加速度および速度でレーザ干渉計10のレーザの照射方向を変更させるようにした。これにより、反射鏡20の移動速度vが変化する場合であっても、反射鏡20の動きに追従してレーザ干渉計10からレーザを照射することができ、レーザ変位を良好に測定することができる。
互いに直交するα軸方向およびβ軸方向に回転可能に支持装置11を構成し、この支持装置11にレーザ干渉計10を取り付けるようにしたので、レーザ干渉計10の向きを容易に変更することができる。したがって、測定範囲に沿った反射鏡20の移動時に、レーザ干渉計10を有する装置本体101の位置を固定したまま、反射鏡20に対しレーザを連続的に照射することができる。装置本体101をテーブル5上の第1位置Ps1〜第4位置Ps4に順次移動してレーザ変位の測定を行うので、装置本体101の位置に誤差があっても、反射鏡20の3次元位置を精度よく測定することができる。使用する装置本体101は1台であり、コストを抑えることができる。
(変形例)
上記実施形態では、装置本体101を第1位置Ps1〜第4位置Ps4に順次移動して、各位置でレーザ変位の測定を行うようにしたが、装置本体101を4台設け、これらを第1位置Ps1〜第4位置Ps4にそれぞれ設置するようにしてもよい。これにより各位置でのレーザ変位の測定を同時に行うことができ、短時間で工作機械1の空間精度を測定することが可能となる。なお、2台または3台の装置本体101を設けるようにしてもよい。この場合も複数個所からのレーザ変位の測定を同時に行うことができ、空間精度測定に要する時間の短縮が可能である。
上記実施形態では、レーザ干渉計10の動作を制御部30により制御するようにしたが、数値制御装置50(図2)を制御部30として用いることもできる。この場合、読取解釈部52が測定プログラム31を読み込み、サーボ部58で送り軸モータMとレーザ干渉計用モータ36をそれぞれ制御するように構成すればよい。
上記実施形態では、支持装置11を介してレーザ干渉計10を工作機械1のテーブル5上に取り付けるようにしたが、レーザの照射方向を変更可能に工作機械1に取り付けられるのであれば、レーザ干渉計10の取付位置は上述したものに限らない。主軸4に反射鏡20を取り付けるようにしたが、レーザ干渉計10に対して相対移動可能に取り付けられるのであれば、反射鏡20の取付位置も上述したものに限らない。
また、レーザ干渉計用モータ36として一対のモータ(α軸用モータ、β軸用モータ)を用い、照射方向変更部の1つであるレーザ干渉計制御部30Aによりモータ36を制御するようにしたが、反射鏡20に向けてレーザを照射するように測定プログラム31に基づいてレーザ干渉計10のレーザの照射方向を変更させるのであれば、照射方向変更部の構成はいかなるものでもよい。制御部30に空間精度測定部の1つである空間精度演算部30Bを設け、レーザ干渉計10が取得した距離情報に基づいて工作機械1の空間精度を求めるようにしたが、空間精度測定部の構成はこれに限らない。互いに直交するα軸方向(第1回転軸廻り)およびβ軸方向(第2回転軸廻り)に回転可能にレーザ干渉計支持部の1つである支持装置11を構成し、レーザ干渉計を2軸方向に回転可能に支持するようにしたが、レーザ干渉計支持部の構成もこれに限らない。
上記実施形態では、横形のマシニングセンタに空間精度測定方法を適用するようにしたが、本発明による空間精度測定方法は、立形のマシニングセンタや他の工作機械にも同様に適用することができる。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態および変形例の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。すなわち、本発明の技術的思想の範囲内で考えられる他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。また、上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能である。
1 工作機械
10 レーザ干渉計
11 支持装置
20 反射鏡
30 制御部
30A レーザ干渉計制御部
30B 空間精度演算部
31 測定プログラム
36 レーザ干渉計用モータ
100 空間精度測定装置

Claims (6)

  1. レーザの照射方向を変更可能に工作機械にレーザ干渉計を取り付ける第1工程と、
    予め定められた測定プログラムに従い前記工作機械上で反射鏡を移動させる第2工程と、
    前記測定プログラムに基づいて前記レーザ干渉計のレーザの照射方向を変更させながら、移動中の前記反射鏡に向けて前記レーザ干渉計からレーザを照射して前記レーザ干渉計に対する前記反射鏡の距離情報を取得する第3工程と、を含み、
    前記レーザ干渉計が取得した距離情報に基づいて、前記工作機械の空間精度を測定することを特徴とした工作機械の空間精度測定方法。
  2. 請求項1に記載の工作機械の空間精度測定方法において、
    前記第2工程では、予め定められた設定加速度および設定速度で前記反射鏡を移動させ、
    前記第3工程では、前記設定加速度および前記設定速度に対応した加速度および速度で前記レーザ干渉計のレーザの照射方向を変更させる工作機械の空間精度測定方法。
  3. 請求項1または2に記載の工作機械の空間精度測定方法において、
    前記レーザ干渉計を所定位置に配置して前記第1工程、前記第2工程および前記第3工程を実行した後、前記レーザ干渉計を別の位置に配置して前記第1工程、前記第2工程および前記第3の工程を実行し、それぞれの位置で前記レーザ干渉計が取得した距離情報に基づいて、前記工作機械の空間精度を測定する工作機械の空間精度測定方法。
  4. 請求項1または2に記載の工作機械の空間精度測定方法において、
    前記レーザ干渉計を複数備え、これら複数のレーザ干渉計を互いに異なる位置に配置して前記第1工程、前記第2工程および前記第3工程をそれぞれ実行し、前記複数のレーザ干渉計が取得した距離情報に基づいて、前記工作機械の空間精度を測定する工作機械の空間精度測定方法。
  5. レーザの照射方向を変更可能に工作機械に取り付けられるレーザ干渉計と、
    前記レーザ干渉計に対応して前記工作機械に移動可能に取り付けられる反射鏡と、
    予め定められた測定プログラムを読み取る制御部と、
    前記反射鏡に向けてレーザを照射するように前記測定プログラムに基づいて前記レーザ干渉計のレーザの照射方向を変更させる照射方向変更部と、
    前記レーザ干渉計が取得した前記レーザ干渉計に対する前記反射鏡の距離情報に基づいて、前記工作機械の空間精度を求める空間精度測定部と、を備えることを特徴とした工作機械の空間精度測定装置。
  6. 請求項5に記載の空間制度測定装置において、
    主軸に対して相対移動可能なテーブルに取り付けられたレーザ干渉計支持部をさらに備え、
    前記レーザ干渉計は、第1回転軸周りおよび第1回転軸に直交する第2回転軸周りに回転可能に前記レーザ干渉計支持部に取り付けられ、
    前記反射鏡は、前記主軸に取り付けられる工作機械の空間精度測定装置。
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