JP2014163515A - ナット - Google Patents

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JP2014163515A
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nut
bolt
guide
guide portion
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Koji Makino
浩司 牧野
Masataka Kondo
政孝 近藤
Kinji Fukuoka
勤二 福岡
Akihiro Nimura
晃弘 二村
Ayumi Mitani
歩 三谷
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Meidoh Co Ltd
Original Assignee
Meidoh Co Ltd
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Abstract

【課題】 斜め入りを防止するナットを提供する。
【解決手段】ナット1のボルト挿入側開口部にガイド部11を設け、そのガイド部11に螺旋状の案内溝12を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車などの組立てに使用されるナットに関するものである。
従来より、自動車などを組立てる際、ボルトとナットの間に複数の被締結物を挟み、締結することが行われている。このとき、誤ってボルトがナットに斜めに挿入されてしまうことが少なからずあり、そのまま締結しようとすると、ボルトとナットのねじピッチがずれた状態であるためにねじ山同士が干渉し、焼き付いてしまうことがあった。
(以後、ボルトがナットに斜めに挿入・締結されることを斜め入りと称する。)
上述の問題を解決するため、図3に示すようなガイド部31を有するナット3が使用されている。このナット3はガイド部31によってボルトの姿勢を矯正し、斜め入りを防止する。
上記のようなナットは、ある程度斜め入りを防止できるものの、ボルトの姿勢を十分に矯正しきれず、斜め入りを防止できない場合もあった。
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、これまで以上の斜め入り防止機能を発揮するナットを提供するものである。
本発明に係るナットにおいては、ボルト挿入側開口部に螺旋状の案内溝を備えたガイド部を有するものである。
本発明によれば、ボルトが斜めに挿入されても、ナットのガイド部によってボルトの姿勢を矯正し、焼付くことなく締結することができる。
本実施例におけるナットの断面図である。 本実施例の別形態におけるナットの断面図である。 従来のナットの断面図である。
図1は本実施例におけるナットの断面図である。ナット1のボルト挿入側開口部にガイド部11が設けられ、そのガイド部11には螺旋状の案内溝12が設けられている。案内溝12のピッチp1はねじ部13のねじ谷部のピッチp2と等しくなっており、案内溝12とねじ部13は途切れること無く繋がっている。このことにより、ガイド部11からねじ部13へのボルト側ねじ部の移動がスムーズになる。
上述のような機構により、ナット1にボルトが斜めに挿入され、締結する方向にボルトが回転すると、ガイド部11の案内溝12にボルトのねじ山が当接し、案内溝12上をボルトのねじ山が移動するにつれてボルトの姿勢が矯正され、ボルトとナット1とが正常に締結される。
以下に各部の望ましい条件を示す。ガイド長さhはねじ部13の呼び径に対して50%〜100%とすることが望ましい。これはガイド長さhが短過ぎるとボルトの姿勢を矯正する機能が発揮されず、逆にガイド長さhが長過ぎると締結時に必要な嵌合長さが確保できなくなってしまうためである。ガイド部11内径はねじ部13のねじ谷径に対して0%〜10%大きいことが望ましい。これはボルトの挿入性を悪化させず、かつナット1に挿入されたボルトの傾きをできる限り小さくするためである。案内溝12の溝深さはガイド部11の内周面を基準としてねじ部13のねじ山高さに対して10%〜70%とするのが望ましい。これは案内溝12の溝深さが浅過ぎるとボルトの姿勢を矯正する機能が十分に発揮されず、深過ぎると案内溝12とボルトのねじ山との間で焼き付き易くなるためである。
なお、図1の形状から図2に示すようなガイド部21がねじ部22からボルト挿入側開口部に向かって拡径となるテーパ形状とすることで、斜め入り防止の機能に加え、ボルトの挿入性も向上する。その際、テーパ形状の最小径はねじ部22のねじ谷径に対して0%〜10%大きいことが望ましく、テーパ角度はナット1の軸線に対して1°〜5°であることが望ましい。
本実施例ではナットの種類について言及しなかったが、これは本発明が例えばフランジ付ナットやチューブナットなど、様々なナットに対して適用可能なためである。また、本実施例では本発明のナットをボルト側が回転する締結に用いる場合について述べているが、ナット側を回転させることによる締結に用いた場合においても、効果的に斜め入りを防止することが可能である。
1、2、3 ナット
11、21、31 ガイド部
12 案内溝
13、22 ねじ部
h ガイド長さ
p1、p2 ピッチ

Claims (6)

  1. ボルト挿入側に螺旋状の案内溝を備えたガイド部を有することを特徴とするナット
  2. 前記ガイド部の内径が前記ナットにおけるねじ谷径に対して0%〜10%大きいことを特徴とする請求項1記載のナット
  3. 前記ガイド部が前記ナットのねじ部からボルト挿入側開口部に向かって拡径となるテーパ形状であることを特徴とする請求項1記載のナット
  4. 前記テーパ形状の最小径が前記ナットにおけるねじ谷径に対して0%〜10%大きく、テーパ角度が前記ナットの軸線に対して1°〜5°であることを特徴とする請求項3記載のナット
  5. 前記案内溝の溝深さが前記ガイド部の内周面を基準として前記ナットのねじ山高さに対して10%〜70%であることを特徴とする請求項1から請求項4いずれかに記載のナット
  6. 前記ガイド部の前記ナット軸方向の長さが前記ナットにおけるねじ部の呼び径に対して50%〜100%であることを特徴とする請求項1から請求項5いずれかに記載のナット
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