JP2015169332A - ボルト - Google Patents

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JP2015169332A
JP2015169332A JP2014058960A JP2014058960A JP2015169332A JP 2015169332 A JP2015169332 A JP 2015169332A JP 2014058960 A JP2014058960 A JP 2014058960A JP 2014058960 A JP2014058960 A JP 2014058960A JP 2015169332 A JP2015169332 A JP 2015169332A
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加藤 高司
Takashi Kato
高司 加藤
政孝 近藤
Masataka Kondo
政孝 近藤
真功 山田
Masanori Yamada
真功 山田
晃弘 二村
Akihiro Nimura
晃弘 二村
歩 三谷
Ayumi Mitani
歩 三谷
駿 西村
Shun Nishimura
駿 西村
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Meidoh Co Ltd
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Abstract

【課題】より効果的に斜め組み込みによる焼付きを防止できるガイド無しのボルトを提供する。
【解決手段】ねじ山の始端部が、ねじ山頂点を境に屈曲した形状であるねじ山立ち上がり部11と、ねじ山立ち上がり部11を、おねじとめねじの干渉による破壊から保護するための保護部12とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車などの組み立てに用いられるボルトに関するものである。
従来より、ボルトをナットやめねじに締付ける際に、斜めに組み込まれてしまうことによる焼付きが発生してしまっていた。
この現象を防ぐため、図3に示すようなガイド付きのボルトが使用されてきた。このボルト3はガイド部31によってボルトの傾きを制限することで、斜めに組み込まれることを抑制する。
また、締結構造周辺のスペースの都合により、ガイド付きのボルトを採用できない場合に対応するため、例えば特許文献1に示すようなボルトが考案された。このボルトによれば斜めに挿入された状態で締付けられても、ねじ先端部がめねじを捉え、ボルトの姿勢を修正するため、ガイド無しでも斜め組み込みによる焼付きを防止できる。
特開2004−116771
しかしながら特許文献1のボルトにおいても、斜めに組み込まれた際にねじ山同士が干渉することによりボルトのねじ先端部が潰れてしまい、その結果、ボルトの姿勢が修正されず焼付いてしまう場合があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、より効果的に斜め組み込みによる焼付きを防止できるガイド無しのボルトを提供するものである。
本発明に係るボルトにおいては、ねじ山の始端部が、ねじ山頂点を境に屈曲した形状であるねじ山立ち上がり部と、前記ねじ山立ち上がり部を、おねじとめねじの干渉による破壊から保護するための保護部とを備えたものである。
本発明によれば、ボルトの姿勢を修正する機能を備えたねじ先端部が破壊されにくくなり、その結果、より効果的にボルトの姿勢を修正することが可能となる。
本実施例におけるボルト及びめねじの概観図である。 図1におけるA部の拡大図である。 従来のガイド付きボルトを示した図である。
本発明の実施例について図1、図2を用いて説明する。ボルト1は、ねじ山の始端部がねじ山頂点を境に角度θ1、θ2となるように屈曲した形状であるねじ山立ち上がり部11を備えている。角度θ1は5°〜30°、角度θ2は135°〜170°であることが望ましい。ボルト1の先端には保護部12を備えている。保護部12の径d1はめねじ内径d2より僅かに小さく、おねじ谷径d3よりも大きくなるよう設定する。保護部12によっておねじとめねじの干渉によるねじ山立ち上がり部11の破壊を防止する。
このような構成により、ボルト1がめねじに斜めに挿入された状態で締付が行なわれた場合でも、ねじ山立ち上がり部11によってめねじを捉え、ボルト1の姿勢を修正し、正常に締結することが可能となる。
本発明は図面に示した形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限り様々なボルトに適用可能である。例えば、ボルト頭部にフランジがあってもなくても良い。
1 本実施例におけるボルト
11 ねじ山立ち上がり部
12 保護部
3 従来のボルト
31 ガイド部
θ1 ねじ山立ち上がり部11の角度(ボルト頭部側)
θ2 ねじ山立ち上がり部11の角度(ボルト先端側)
d1 保護部12の径
d2 めねじ内径
d3 おねじ谷径

Claims (3)

  1. ねじ山の始端部が、ねじ山頂点を境に屈曲した形状であるねじ山立ち上がり部を備えたことを特徴とするボルト。
  2. 前記ねじ山立ち上がり部を、おねじとめねじの干渉による破壊から保護するための保護部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のボルト。
  3. 前記ねじ山立ち上がり部における屈曲した形状は、ねじのリードに対して前記ボルトにおける頭部側の内側に5°〜30°の角度と、ねじ先端部側の外側に135°〜170°の角度で形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のボルト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6353181B1 (ja) * 2017-03-23 2018-07-04 株式会社メイドー ボルト

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JP6353181B1 (ja) * 2017-03-23 2018-07-04 株式会社メイドー ボルト

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