JP2014161898A - ゴムスリーブ - Google Patents

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Abstract

【課題】さらなるゴムスリーブの長寿命化を図る。
【解決手段】本発明に係るゴムスリーブは、金属帯が巻き取る、若しくは前記金属帯を払い出すリールのマンドレルに装着されるゴムスリーブであって、マンドレル側の面に、凹凸パターンが形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属帯を巻き取る、若しくは、金属帯を払い出すリールのマンドレルに被せるゴムスリーブに関する。
従来より、金属帯を巻き取るテンションリールのマンドレルにゴムスリーブを被せて、次工程又は出荷先のライン仕様に合わせて、金属帯の巻き取り内径を調整している。
特許文献1には、鋼帯コイルの巻戻し・巻取り内径を変更する際に、巻戻しリールおよび巻取りリールにそれぞれ装着されて用いられるゴムスリーブを、巻戻しリールおよび巻取りリールのドラムに装着された小径ゴムスリーブと、該小径ゴムスリーブに着脱自在に装着される大径ゴムスリーブによって構成することが開示されている。
特許文献1では、巻き取るコイルの内径に応じて、大径ゴムスリーブを着脱させる。これにより、小径ゴムスリーブがマンドレルから着脱される回数を減らすことで、小径ゴムスリーブの磨耗を低減させることができる。
特許文献2には、円筒状のスリーブ主体の肉中に軸方向に延びるワイヤー状の高弾性変形防止体を多数本、相互間に所定の間隔をおいて円周方向に埋設したゴムスリーブが開示されている。特許文献2では、スリーブ内にワイヤー状の高弾性変形防止体を設けることで、金属帯が捲取られる際にゴムスリーブが変形し、変形したゴムスリーブによって、金属帯が塑性変形するのを防止している。
特開2003−88916号公報 特開平8−1239号公報
しかしながら、特許文献1及び2に開示されたような従来のゴムスリーブでは、使用期間が長期になるにしたがってゴムスリーブが硬化し、摩擦力が低下する。摩擦力が低下すると、マンドレルと金属帯との間でスリップが発生し、金属帯の巻取り及び払い出しに支障をきたす。
本発明は、このような問題点に対してなされたものであり、従来のゴムスリーブからさらなる長寿命化を図ることを目的とする。
本発明は、上記のような目的を達成するために、以下のような特徴を有している。
[1]金属帯を巻き取る、若しくは前記金属帯を払い出すリールのマンドレルに装着されるゴムスリーブであって、
前記マンドレル側の面に、凹凸パターンが形成されていることを特徴とするゴムスリーブ。
[2]前記凹凸パターンは、凹部の高さと凸部の高さの差が0.1mm〜2mmであることを特徴とする[1]に記載のゴムスリーブ。
[3]前記凹凸パターンは、格子状に形成されていることを特徴とする[1]又は[2]に記載のゴムスリーブ。
[4]前記格子を構成する、同一方向に延在する辺の間隔は、0.1mm〜30mmであることを特徴とする[3]に記載のゴムスリーブ。
[5]前記ゴムスリーブの前記マンドレル側における前記リールの抜き取り方向の摩擦力は、前記ゴムスリーブの前記マンドレル側における前記マンドレルの円周方向の摩擦力よりも小さいことを特徴とする[1]乃至[4]のうちいずれかに記載のゴムスリーブ。
[6]前記格子の一方向に延びる辺の間隔は、他方向に延びる辺の間隔と異なることを特徴とする[5]に記載のゴムスリーブ。
本発明によれば、ゴムスリーブの長寿命化を図ることができる。
本発明の実施の形態に係るゴムスリーブの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るゴムスリーブのマンドレル側の面に形成された凹凸パターン例を示す図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るゴムスリーブを示す図である。本実施の形態に係るゴムスリーブ12は、金属帯が巻き取られるテンションリール(以下、単にリール1と言う)の軸芯であるマンドレル11に装着される。ゴムスリーブ12は、金属帯が巻き取られることにより構成されるコイル13の内径を、次工程又は出荷先のライン仕様に合わせて、調整するために使用される。
マンドレル11の先端部11aは、複数のセグメントに分割されており、セグメントのそれぞれが径方向に移動することで、先端部11aの径が拡縮可能に構成されている。マンドレル11に金属帯を巻き取った後に、リール1からコイル13を取り外す場合には、マンドレル11の先端部11aの径が収縮し、ゴムスリーブ12が被せられたマンドレル11と、コイル13との間に隙間が形成される。その後、コイル13が、リール1(マンドレル11)から引き抜かれる。
ゴムスリーブ12は、マンドレル11の先端部11aの外周に装着される。ゴムスリーブ12のマンドレル11側の面(内周面)には、凹凸パターンが形成されている。この凹凸パターンは、凹部の高さと凸部の高さの差hが、0.1mm〜2mmであることが好ましい。凹部の高さと凸部の高さの差hを、0.1mm以上とすることで、適度な摩擦力を発生させ、マンドレル11とゴムスリーブ12との間でスリップの発生を低減することができる。また、凹部の高さと凸部の高さの差hを2mm以下とすることで、マンドレル11にゴムスリーブ12を装着及び着脱させやすくすることができる。
図2は、本発明の実施の形態に係るゴムスリーブのマンドレル11側の面に形成された凹凸パターン例を示す図である。
図2に示すように、この凹凸パターンは、凸部が格子状に形成されている。格子の一方向に延びる辺を構成する凸部12aは、格子の他方向に延びる辺を構成する凸部12bと直行している。格子を構成する、同方向に延在する辺の間隔は、0.1mm〜30mmであることが好ましい。具体的には、リールの抜き取り方向と略平行に延びる隣接する凸部12bの間隔をyとし、コイル13の円周と略平行に延びる隣接した凸部12aの間隔をxとすると、間隔x、yはいずれも0.1mm〜30mmであることが好ましい。
なお、間隔xは、一の方向に延在する隣接した凸部12aの幅方向中央の間の距離とし、間隔yは、一の方向とは異なる方向に延在する隣接した凸部12bの幅方向中央の間の距離とする。
格子を構成する、隣接した辺の間隔x、yの大きさは、適度な摩擦力を発生させるために、0.1mm〜30mmとすることが好ましい。間隔x、yの大きさを0.1mm〜30mmとすることで、適度な摩擦力を発生させて、マンドレル11とゴムスリーブ12との間のスリップ発生を効果的に防止することができる。また、間隔x、yの大きさを0.1mm〜30mmとすることで、マンドレル11とゴムスリーブ12との間に過大な摩擦力が発生することを防ぎ、マンドレル11にゴムスリーブ12を装着及び着脱しやすくすることができる。
さらに、ゴムスリーブ12は、内周面におけるリール1の抜き取り方向の摩擦力F1が、内周面におけるマンドレル11の円周方向の摩擦力F2に比べて小さいことが好ましい。内周面のリール1の抜き取り方向の摩擦力F1を小さくすることで、ゴムスリーブ12をマンドレル11から引き抜きやすくすることができ、内周面のマンドレル11の円周方向の摩擦力F2を大きくすることで、マンドレル11の回転時(金属帯の巻き取り、巻き戻し時)に、ゴムスリーブ12とマンドレル11との間に発生するスリップを低減させることができる。
ここで、内周面におけるリール1の抜き取り方向の摩擦力F1を、内周面におけるマンドレル11の円周方向の摩擦力F2よりも小さくする方法としては、一方向に延在する辺の間隔xと、他方向に延在する辺の間隔yを異ならせたり、一方向に延在する辺である凸部12aと、他方向に延在する辺である凸部12bの幅及び高さの少なくとも一方を異ならせたり、格子の向きを変更することにより実施することができる。
このように、本実施の形態に係るゴムスリーブは、マンドレル側の面に凹凸パターンが形成されている。そのため、ゴムスリーブの表面の凸部が、マンドレルに引っかかりやすくなり、マンドレルとゴムスリーブ間に発生するスリップを減少させることができる。マンドレルとゴムスリーブ間に発生するスリップを減少させることで、ゴムスリーブのマンドレル側の表面の磨耗を減少させ、ゴムスリーブの長寿命化を図ることができる。
なお、本発明は、上記の形態に限られるものではなく種々の設計変更を実施することができる。
例えば、ゴムスリーブ12の内周面に形成される凹凸パターンは、図2に示すような格子状でなくてもよい。例えば、円や三角形などの凹凸パターンをゴムスリーブ12の内周面に形成するようにしてもよい。
また、図2の例では、格子パターンが凸部により構成されているが、格子パターンを凹部により構成してもよい。
なお、図2では、格子パターンを構成する一方向に延在する辺と、他方向に延在する辺が直行するとして説明したが、ゴムスリーブの格子パターンは、必ずしも、交差する一方の凸部と他方の凸部が直行する必要はなく、所定の角度を有していても良い。
また、本発明に係るゴムスリーブは、コイルの払い出しを行うペイオフリールにも適用することができる。この場合、本発明に係るゴムスリーブを、ペイオフリールのマンドレルに装着すればよい。
ステンレス冷延鋼板の連続焼鈍酸洗ラインの出側のテンションリールに、本発明に係るゴムスリーブを適用した。使用したゴムスリーブは、合成ゴムからなる。ゴムスリーブは、内径が489mm、外径が610mmである。ゴムスリーブのマンドレル側には、凸部が格子状に形成された凹凸パターンが形成されている。一方向及びこれと直交する方向において延在する、隣接する凸部の間隔は、いずれも0.5mmである。
従来では、ゴムスリーブの平均寿命は、6ヶ月程度であったが、本発明例に係るゴムスリーブでは、従来と同一材料であるにもかかわらず、10ヶ月程度まで長寿命化を図ることができた。
これにより、本発明を適用することで、ゴムスリーブの長寿命化を図れることが分かった。
1 リール
11 マンドレル
11a 拡縮部
12 ゴムスリーブ
13 コイル

Claims (6)

  1. 金属帯を巻き取る、若しくは、前記金属帯を払い出すリールのマンドレルに装着されるゴムスリーブであって、
    前記マンドレル側の面に、凹凸パターンが形成されていることを特徴とするゴムスリーブ。
  2. 前記凹凸パターンは、凹部の高さと凸部の高さの差が0.1mm〜2mmであることを特徴とする請求項1に記載のゴムスリーブ。
  3. 前記凹凸パターンは、格子状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のゴムスリーブ。
  4. 前記格子を構成する、同一方向に延在する辺の間隔は、0.1mm〜30mmであることを特徴とする請求項3に記載のゴムスリーブ。
  5. 前記ゴムスリーブの前記マンドレル側における前記リールの抜き取り方向の摩擦力は、前記ゴムスリーブの前記マンドレル側における前記マンドレルの円周方向の摩擦力よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれかに記載のゴムスリーブ。
  6. 前記格子の一方向に延びる辺の間隔は、他方向に延びる辺の間隔と異なることを特徴とする請求項5に記載のゴムスリーブ。
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