JP2014161683A - 生体情報モニタの入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部装置で必要な過去の生体情報データを生体情報モニタの入力装置から提供すること。
【解決手段】
生体情報モニタの入力装置は別体の表示装置とともに生体情報モニタを構成する入力装置であって、入力コネクタ部と、通信コネクタ部と、入力装置内時計部と、記憶部と、計測処理部とを有する。計測処理部は入力コネクタ部に接続された生体情報検出部を介して患者から生体情報データを計測するとともにその計測時の日付時刻データを入力装置内時計部から取得して、計測された生体情報データと取得された日付時刻データとを互いに関連づけて計測結果データとして記憶部に記憶させる。また、計測処理部は記憶部に記憶されている計測結果データを通信コネクタ部を介して外部装置宛てに出力する場合、記憶部から読み出した後かつ外部装置宛てに出力する前の計測結果データに外部装置と入力装置との間の時差を反映させる時差反映処理を実行する。
【選択図】図5

Description

本発明は、生体情報モニタの入力装置に関する。
生体情報モニタは、患者から計測された心拍数や血圧、呼吸数などの生体情報を数値または波形の形式で表示部に一括表示させることができる医療機器である(例えば、特許文献1参照)。このような生体情報モニタは主として、患者に装着された生体情報検出部(心電電極および各種生体情報計測用のセンサなど)が接続されて患者から生体情報データを計測する入力装置と、取得された生体情報データを表示する表示装置と、を含む。従来の生体情報モニタとしては、これらの装置が別体で、使用時に互いに接続されるタイプ、およびこれらの装置が一体化されたタイプが知られている。
特開2004−194996号公報
ところで、近年、医療施設内では、電子カルテシステムなどのデータ処理システムの普及により、患者から長時間にわたって計測された膨大な生体情報データを保管することが可能となっている。そのため、例えば電子カルテシステムが導入されている医療施設では、患者から計測された生体情報データを生体情報モニタからリアルタイムで電子カルテシステムへ伝送することで、電子カルテシステムに生体情報データを保管させることがある。この場合、患者から生体情報データの計測が行われている間、そのすべての生体情報データをシームレスに保管することができる。ただし、生体情報モニタと電子カルテシステムとが通信可能な状況でない場合は、リアルタイムで生体情報データを生体情報モニタから電子カルテシステムに伝送することができない。よって、その後、電子カルテシステムにおいて部分的に欠落した期間の生体情報データの補完が必要となる場合がある。
しかしながら、表示装置と別体となっている従来の入力装置は、患者の生体情報データをその内部で保持することができない。例えば、患者に装着された生体情報検出部が接続されている入力装置を表示装置から分離させて、この入力装置を患者とともに搬送する場合、入力装置は、搬送期間中の患者の生体情報データを、たとえ計測できたとしても保持することはできない。したがって、表示装置と別体となっている従来の入力装置は、外部装置に対して、外部装置にとって必要な過去の生体情報データを提供することができないという問題があった。
本発明の目的は、外部装置で必要な過去の生体情報データを提供することができる生体情報モニタの入力装置を提供することである。
本発明の生体情報モニタの入力装置は、
別体の表示装置とともに生体情報モニタを構成する入力装置であって、
患者に装着された生体情報検出部を接続させるための入力コネクタ部と、
外部装置と前記入力装置とを通信可能に接続するための通信コネクタ部と、
時刻を計時する入力装置内時計部と、
データを記憶する記憶部と、
前記入力コネクタ部に接続された前記生体情報検出部を介して前記患者から生体情報データを計測するとともにその計測時の日付時刻データを前記入力装置内時計部から取得して、計測された生体情報データと取得された日付時刻データとを互いに関連づけて計測結果データとして前記記憶部に記憶させる計測処理部と、
を有し、
前記計測処理部は、前記記憶部に記憶されている計測結果データを前記通信コネクタ部を介して前記外部装置宛てに出力する場合、前記記憶部から読み出した後かつ前記外部装置宛てに出力する前の計測結果データに前記外部装置と前記入力装置との間の時差を反映させる時差反映処理を実行する。
本発明によれば、外部装置で必要な過去の生体情報データを生体情報モニタの入力装置から提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る生体情報モニタの外観を示す正面斜視図および背面斜視図 本発明の一実施の形態に係る生体情報モニタの各コンポーネントを分離した状態を示す図 本発明の一実施の形態に係るキャリアの底面を示す図 本発明の一実施の形態に係るベースユニットの外観を示す背面斜視図 本発明の一実施の形態に係る生体情報モニタの構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係る計測処理部の計測結果データ処理動作を説明するためのフローチャート 本発明の一実施の形態に係る計測処理部の計測結果データの読み出し動作を説明するためのフローチャート 本発明の一実施の形態に係る計測処理部の時差反映処理動作を説明するためのフローチャート 本発明の一実施の形態に係る計測処理部の時差反映処理動作の変形例を説明するためのフローチャート
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る生体情報モニタの外観を示す正面斜視図(図1(a))および背面斜視図(図1(b))である。また、図2は本実施の形態に係る生体情報モニタの各コンポーネントを分離した状態を示す図であり、図3は本実施の形態に係る生体情報モニタのキャリアの底面を示す図である。
本実施の形態の生体情報モニタ1は、キャリア100、入力装置200、表示装置300およびベースユニット400といった4つのコンポーネントから構成されている。
入力装置200は、患者に装着された生体情報検出部を接続させるための入力コネクタ部201を有し、この入力コネクタ部201を介して患者から生体情報データを取得するための装置である。また、表示装置300は、入力装置200により取得された生体情報データを表示するための表示部301を有する装置である。また、ベースユニット400は、ベッドサイドなどの所定の場所に設置され、生体情報モニタ1のモニタ本体(つまりキャリア100と入力装置200と表示装置300との組合せ)を載置するための載置台として用いられる装置である。
キャリア100は、生体情報モニタ1あるいはその一部のコンポーネントを持ち運ぶために各コンポーネントと連結可能に構成されたキャリア本体100aを有する。また、キャリア本体100aには、連結されたコンポーネントとともにキャリア本体100aを持ち運ぶ際に把持可能に構成された把手部101が、設けられている。図1では、入力装置200、表示装置300およびベースユニット400はキャリア100との連結によって相互に一体化されているが、図2に示すように、各コンポーネントをキャリア100から分離させることもできる。
そのため、キャリア100のキャリア本体100aは、入力装置200を装着可能な第1装着部102と、表示装置300を装着可能な第2装着部103と、を有し、キャリア本体100aの底部104は、ベースユニット400上に載置可能に構成されている。
第1装着部102は、キャリア本体100aの側面開口部から入力装置200を挿入することで入力装置200をキャリア本体100aに装着できるように構成されている。挿入された入力装置200がキャリア本体100aの挿入方向最深部に突き当たると、入力装置200のコネクタ部202(図5参照)がキャリア100の第1コネクタ部105(図5参照)に接続された状態で、入力装置200がキャリア100に保持される。入力装置200は、挿入時と逆の方向に引き抜くことで、キャリア本体100aから分離させることができる。
第2装着部103は、表示装置300の背面に設けられたコネクタ部302(図5参照)を上方から差し込むことで表示装置300をキャリア本体100aに装着できるように構成されている。コネクタ部302が第2装着部103に差し込まれて係止されると、表示装置300がキャリア本体100aに保持される。表示装置300は、差し込むときと逆に上方に引き抜くことで、キャリア本体100aから分離させることができる。
キャリア本体100aの底部104には、係合突起部106および第3コネクタ部107が設けられている。係合突起部106をベースユニット400の上面401(図4参照)に設けられた係合凹部402(図4参照)の位置に合わせてキャリア本体100aの底部104をベースユニット400の上面401に上方から被せると、係合突起部106が係合凹部402と係合して安定的にキャリア本体100aをベースユニット400上に載置させることができる。また、係合突起部106が係合凹部402と係合するときには、ベースユニット400の上面401に設けられたコネクタカバー403(図4参照)が開いて、その内部に配置されたベースユニット400のコネクタ部404(図5参照)にキャリア本体100aの第3コネクタ部107が接続される。キャリア本体100aは、ベースユニット400のロック解除ボタン405を押しながらキャリア本体100aの把手部101を掴んでキャリア本体100aを上方に持ち上げることで、キャリア本体100aをベースユニット400から分離させることができる。
図4は、ベースユニット400の外観を示す背面斜視図である(図4(a)、図4(b))。ベースユニット400は、その背面に、取り外し可能なカバー406を有する。このカバー406は、ネットワークインタフェース部407などを覆うための部材である。このカバー406を取り外した後に、ネットワークインタフェース部407に、外部装置(本実施の形態では、データ処理システム800)との通信を可能にする接続手段(例えばLANケーブルなど)を接続することで、生体情報モニタ1のコンポーネントを通信ネットワーク700(図5参照)経由で外部のデータ処理システム800と通信させることが可能となる。また、ベースユニット400は、その背面に、商用電源600(図5参照)に接続するための電源コードコネクタ部408を有する。電源コードを電源コードコネクタ部408に接続することで、商用電源600から電源供給を受けることが可能となる。
図5は、生体情報モニタ1の構成を示すブロック図であり、各コンポーネントの機能的構成を概略的に示したものである。前述のとおり生体情報モニタ1は、キャリア100、入力装置200、表示装置300、およびベースユニット400を有する。なお、図5においてブロック間を接続する実線は各種生体情報データや操作信号などの伝送経路を示し、点線は電源供給経路を示す。
入力装置200は、入力コネクタ部201、コネクタ部202、計測処理部203、記憶部204、電源制御部205および時計部206を有する。
入力コネクタ部201は、患者に装着された生体情報検出部を入力装置200に接続させるためのコネクタである。本実施の形態では、生体情報検出部は、心電図を検出するための心電電極501、血圧を検出するための血圧測定用カフ502、体温を検出するための体温センサ503、SpOを検出するためのSpOセンサ504、および心拍出量を検出するための心拍出量センサ505を含むが、生体情報検出部はこれらに限られない。よって、本実施の形態では、入力コネクタ部201は、心電電極501を接続させるための第1入力コネクタ部201a、血圧測定用カフ502を接続させるための第2入力コネクタ部201b、体温センサ503を接続させるための第3入力コネクタ部201c、SpOセンサ504を接続させるための第4入力コネクタ部201d、および心拍出量センサ505を接続させるための第5入力コネクタ部201eから構成されている。入力コネクタ部201は、接続された生体情報検出部と計測処理部203との間のインタフェースとして機能する。
本発明の入力装置内時計部を構成する時計部206は、時刻を計時し、その時刻を示す日付時刻データを生成する。なお、本実施の形態では、日付時刻データは年月日時分秒のデータを含む概念とする。
計測処理部203は、記憶部204に記憶されたプログラムを実行することで、所定の計測処理を実行する。この計測処理によって、計測処理部203は、入力コネクタ部201に接続された生体情報検出部を用いて患者の生体情報データを計測する。なお、上記生体情報検出部を用いた各種生体情報の計測方法については従来周知のものを適用可能であるため、ここではその詳細な説明を省略する。また、計測処理部203は、生体情報データの計測時に時計部206からその時点の日付時刻データを取得して、計測した生体情報データと取得した日付時刻データとを互いに関連づけた計測結果データを生成し、その計測結果データを記憶部204に記憶させる。また、計測処理部203は、過去に生成されて記憶部204に記憶されている計測結果データを読み出して、そのデータを外部に出力するための処理(以下「計測結果データ処理」という)を行うこともできる。計測結果データ処理の具体的動作については後述する。
記憶部204は、計測処理部203により実行されるプログラムや計測処理部203により生成された計測結果データを記憶する。
本発明の通信コネクタ部を構成するコネクタ部202は、入力装置200がキャリア100に装着されたときにキャリア100の第1コネクタ部105と接続し、これによりキャリア100と入力装置200とを電気的に接続させるコネクタである。キャリア100と入力装置200との間における電源供給および生体情報データ伝送の経路は、キャリア100と入力装置200とが電気的に接続された状態のときに接続され、キャリア100と入力装置200とが電気的に切断された状態のときに遮断される。
電源制御部205は、入力装置200の外部からコネクタ部202を介して電源供給を受け、これにより入力装置200の各部を駆動する。
このように、本実施の形態では、計測処理部203により計測された生体情報データを含む計測結果データを入力装置200内の記憶部204に記憶させておくことができる。したがって、入力装置200は、表示装置300や外部装置と接続されているか否かに関係なく、患者から計測した生体情報データを内部に保持しておくことができる。しかも、入力装置200は、時計機能も内蔵しているため、計測した生体情報データをその計測時点の日付時刻データと関連付けて内部に保持しておくことができる。
表示装置300は、表示部301、コネクタ部302、時計部304、表示処理部305、記憶部306、および電源制御部307を有する。
コネクタ部302は、表示装置300がキャリア100に装着されたときにキャリア100の第2コネクタ部108と接続し、これによりキャリア100と表示装置300とを電気的に接続させるコネクタである。キャリア100と表示装置300との間の電源供給経路および伝送経路は、キャリア100と表示装置300とが電気的に接続された状態のときに接続され、キャリア100と表示装置300とが電気的に切断された状態のときに遮断される。
表示処理部305は、記憶部306に記憶されたプログラムを実行することで、所定の表示処理を実行する。この表示処理によって、表示処理部305は、生体情報データを計測値または波形の形式で表示部301に表示させる。表示処理部305は、外部からコネクタ部302を介して受信された生体情報データに対して表示処理を実行する場合は、その生体情報データをリアルタイムで表示部301に表示させることができる。ただし、表示処理部305は、記憶部306に記憶されている生体情報データを読み出し、これに対して表示処理を行うことで、過去の生体情報データをトレンドグラフなどの形式で表示させることもできる。
表示部301は、例えばタッチパネルであり、生体情報データを表示する表示機能を有するだけでなく、操作者による入力操作を受け付ける入力部としての機能も有する。表示部301は操作者による入力操作を受け付けたときに、その操作の内容に従って表示装置300内の各部あるいは生体情報モニタ1内の各部を動作させるための操作信号を生成する。生成された操作信号は、表示装置300内あるいは生体情報モニタ1内の伝送経路を介して適宜伝送される。
時計部304は、時刻を計時し、その時刻を示す日付時刻データを生成する。この日付時刻データは、例えば患者モニタリング動作中に、生体情報データとともに表示部301に表示される。
記憶部306は、表示処理により表示部301に表示される生体情報データを記憶する。
電源制御部307は、表示装置300の外部からコネクタ部302を介して電源供給を受け、これにより表示装置300の各部を駆動させる。
ベースユニット400は、コネクタ部404、ネットワークインタフェース部407、主電源部409、予備電源部410、および電源制御部411を有する。
コネクタ部404は、キャリア100がベースユニット400上に載置されてキャリア100の第3コネクタ部107がコネクタ部404に接続されたときに、キャリア100とベースユニット400とを電気的に接続させるコネクタである。キャリア100とベースユニット400との間の電源供給経路および伝送経路は、キャリア100とベースユニット400とが電気的に接続された状態のときに接続され、キャリア100とベースユニット400とが電気的に切断された状態のときに遮断される。
電源制御部411は、コネクタ部404を介してキャリア100内に電源供給を行う。電源制御部411は、通常時は主電源部409からの供給電源をキャリア100内に供給するが、非常時(例えば停電時)には代替的に予備電源部410からの供給電源をキャリア100内に供給してもよい。
主電源部409は、電源コードコネクタ部408(図4参照)に接続された電源コードを介して外部の商用電源600から電源供給を受け、交流−直流の変換などを行う回路を備えた電源部である。
予備電源部410は充電部412とバッテリ収容部413とを有する。予備電源部410は、主電源部409を駆動電源として、バッテリ収容部413に収容されたバッテリの充電を行う。バッテリ収容部413は、後述するキャリア100内のバッテリ収容部109に収容可能なバッテリを収容することができるように構成されている。したがって、予備電源部410は、キャリア100内で使用される予備のバッテリをベースユニット400において充電することができる。なお、バッテリ収容部413に収容されている充電後のバッテリからの電源を非常時用の供給電源として使用可能である。
ネットワークインタフェース部407は、ベースユニット400を通信ネットワーク700に接続するインタフェースである。ベースユニット400を通信ネットワーク700に接続させることで、生体情報モニタ1の入力装置200および表示装置300と外部のデータ処理システム800との間のデータ通信が可能となる。
キャリア100は、第1コネクタ部105、第2コネクタ部108、第3コネクタ部107、伝送処理部110、電源制御部111、および予備電源部112を有する。
第1コネクタ部105、第2コネクタ部108、第3コネクタ部107のそれぞれは、前述のとおり、キャリア100と各コンポーネントとを電気的に接続させる。
伝送処理部110は、第1コネクタ部105、第2コネクタ部108、および第3コネクタ部107の間の伝送経路を中継するよう構成されており、入力装置200、表示装置300およびベースユニット400の間のデータ伝送を行う。
予備電源部112は、充電部113とバッテリ収容部109とを有する。予備電源部112は、主電源部409を駆動電源として、バッテリ収容部109に収容されたバッテリの充電を行う。なお、バッテリ収容部109に収容されている充電後のバッテリからの電源を非常時用の供給電源として使用可能である。
電源制御部111は、入力装置200および表示装置300の駆動電源の選択を行う制御部である。すなわち、電源制御部111は、キャリア100内の予備電源部112(より具体的にはその内部に収容されたバッテリ)からの供給電源、およびベースユニット400(主としてベースユニット400内の主電源部409)からの供給電源のいずれか一方を、駆動電源として選択する。例えば、電源制御部111は、ベースユニット400からの供給電源が受けられる状態のときにはベースユニット400からの供給電源を選択し、そうでない状態のときにはキャリア100内の予備電源部112からの供給電源を選択する。
データ処理システム800は、医療施設内で用いられるデータ処理システムであり、例えば電子カルテシステムや、オペ室または一般病棟内のデータ処理システムなどである。データ処理システム800は、表示部や記憶部(いずれも図示せず)を有しており、その外部(例えば生体情報モニタ1)から取得した生体情報データを表示したり保管したりすることができる。
データ処理システム800は、時計部801を有する。時計部801は、時刻を計時し、その時刻を示す日付時刻データを生成する。この日付時刻データは、データ処理システム800での生体情報データの保管や表示に利用される。
次いで、本実施の形態の生体情報モニタ1の動作について説明する。ここでは、外部装置から生体情報モニタ1の入力装置200に対して特定の患者についての生体情報データが要求された場合について説明する。なお、入力装置200においては、その外部装置からの要求の前に、その患者から計測されていた生体情報データが計測結果データとして予め記憶部204に記憶されているものとする。また、外部装置は、通信ネットワーク700を介して生体情報モニタ1に接続されるデータ処理システム800である。ただし、生体情報モニタ1の表示装置300は、入力装置200にとっては外部の装置であるので、キャリア100を介して入力装置200に接続される表示装置300を外部装置としてもよい。
入力装置200は、特定の患者についての生体情報データが外部装置から要求されると、図6のフローチャートに示す計測結果データ処理を計測処理部203において実行する。
まず、計測処理部203は、外部装置において生成された現在時刻(以下「外部現在時刻」という)の日付時刻データを外部装置から取得するとともに、時計部206において生成された現在時刻(以下「内部現在時刻」という)の日付時刻データを時計部206から取得する(ステップS10)。そして、計測処理部203は、外部現在時刻と内部現在時刻とを比較することによって、外部装置と入力装置200との時差を判定する(ステップS20)。そして、計測処理部203は、ステップS20で判定した時差を考慮して、計測結果データを記憶部204から読み出す(ステップS30)。そして、計測処理部203は、記憶部204から読み出した計測結果データに対して、時差反映処理を実行する(ステップS40)。そして、計測処理部203は、時差反映処理が行われた計測結果データを外部装置宛に出力する。
以下、上記ステップS30での計測結果データの読み出しについて、図7を用いてより具体的に説明する。
ステップS31では、計測処理部203は、外部装置からどの期間の生体情報データが要求されたかを判断する。記憶部204に予め記憶されている計測結果データの期間の全期間が指定されている場合、処理はステップ32に進み、記憶部204に予め記憶されている計測結果データの期間のうち一部期間が指定されている場合、処理はステップS33に進む。なお、指定がない場合も、全期間が指定されているとみなして、処理はステップS32に進む。ステップS32では、計測処理部203は全期間の計測結果データを読み出し、ステップS33では、計測処理部203は外部装置と入力装置200との間に時差があるか否かを、上記ステップS20での時差判定結果を参照して判断する。
時差がない場合には(ステップS33:NO)、計測処理部203は、外部装置から指定された期間に該当する日付時刻データを含む計測結果データを読み出す(ステップS34)。一方、時差がある場合には(ステップS33:YES)、計測処理部203は、外部装置から指定された期間を時差に基づいて補正する(ステップS35)。
そして、ステップS36では、計測処理部203は記憶部204に記憶されている計測結果データのうち、上記補正後の期間に該当する日付時刻データを含む計測結果データを読み出す。
このように、本実施の形態では、計測処理部203は記憶部204に記憶されている計測結果データを読み出すときに、外部装置と入力装置200との間の時差を考慮して、読み出し対象の期間を補正する。
例えば、内部現在時刻が外部現在時刻よりも10分進んでいる状況で、外部装置が「12:00〜12:10」の生体情報データを要求したと仮定する。この場合、計測処理部203は、外部装置から指定された期間(12:00〜12:10)を10分進めて(12:10〜12:20)に補正し、補正後の期間(12:10〜12:20)に該当する日付時刻データを含む計測結果データを読み出す。なお、内部現在時刻が外部現在時刻よりも10分遅れていたとすると、計測処理部203は、外部装置から指定された期間を10分戻し、補正後の期間(11:50〜12:00)に該当する日付時刻データを含む計測結果データを読み出す。これにより、外部装置と入力装置200との間に時差がある場合であっても、計測処理部203は外部装置の要求する期間に該当する生体情報データを読み出すことができる。そのため、外部装置が真に要求している生体情報データを正確に読み出すことができる。
続いて、上記ステップS40での時差反映処理について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS41では、計測処理部203は外部装置と入力装置200との間に時差があるか否かを、上記ステップS20での時差判定結果を参照して判断する。時差がない場合には(ステップS41:NO)、計測処理部203は時差反映処理を終了する。一方、時差がある場合には(ステップS41:YES)、計測処理部203は、時差を示す時差データを生成して、記憶部204から読み出した計測結果データに、その時差データを付加する(ステップS42)。時差データが付加された計測結果データは、その後に実行される上記ステップS50において外部装置宛に出力されることとなる。すなわち、入力装置200は、外部装置から要求された過去の生体情報データを外部装置に対して提供することができる。
このように、本実施の形態では、時差がある場合、時差データによって外部装置に時差を伝達することができる。例えば、内部現在時刻が外部現在時刻よりも10分進んでいる状況では、記憶部204から読み出した計測結果データに含まれている日付時刻データが10分進んでいることを示す時差データが計測結果データとともに入力装置200から外部装置に出力される。なお、内部現在時刻が外部現在時刻よりも10分遅れている状況では、記憶部204から読み出した計測結果データに含まれている日付時刻データが10分遅れていることを示す時差データが計測結果データとともに入力装置200から外部装置に出力される。したがって、外部装置では、入力装置200において読み出された計測結果データに含まれる日付時刻データの期間が、予め指定した期間と一致していなくても、伝達された時差に基づいて適宜計測結果データを補正することができる。これにより、外部装置は、必要な過去の生体情報データを確実に取得することができる。
上記の時差反映処理では、時差データを付加することで計測結果データに時差を反映させているが、時差反映処理は上記のものに限定されない。例えば、図9のフローチャートに示す時差反映処理を行ってもよい。
図9に示す時差反映処理では、図8に示す時差反映処理におけるステップS42の代わりに、以下説明するステップS43を実行する。ステップS43では、計測処理部203は記憶部204から読み出した計測結果データに含まれる日付時刻データを時差に基づいて補正する。例えば、内部現在時刻が外部現在時刻よりも10分進んでいる状況では、記憶部204から読み出した計測結果データに含まれている日付時刻データを10分戻す補正が行われ、補正後の日付時刻データを含む計測結果データが入力装置200から外部装置に出力される。なお、内部現在時刻が外部現在時刻よりも10分遅れている状況では、記憶部204から読み出した計測結果データに含まれている日付時刻データを10分進める補正が行われ、補正後の日付時刻データを含む計測結果データが入力装置200から外部装置に出力される。したがって、外部装置と入力装置200との間の時差の有無に関係なく、外部装置では、入力装置200から出力された計測結果データに対して、時差を補正する処理を行わなくてよい。つまり、外部装置の追加処理が必要でないという点で、図9に示す時差反映処理は、図8に示す時差反映処理に比べて有利である。また、この時差反映処理で補正される日付時刻データは、記憶部204から読み出した計測結果データに含まれている日付時刻データであるため、記憶部204に保持されている計測結果データそのものに含まれている日付時刻データが変更されることがない点でも有利である。
なお、入力装置200に接続される表示装置を、表示装置300から別の表示装置に取り替える場合がありうる。このとき、入力装置200に対して取り替え後の表示装置から特定の患者についての生体情報データが要求された場合も、計測処理部203は計測結果データ処理を実行することができる。これにより、たとえ取り替え前の表示装置300と取り替え後の表示装置との間に時差があったとしても、入力装置200は、取り替え後の表示装置が真に要求している生体情報データを正確に読み出すことができ、取り替え後の表示装置に必要な過去の生体情報データを提供することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。よって、上記実施の形態は、種々変更して実施可能である。
1 生体情報モニタ
100 キャリア
100a キャリア本体
101 把手部
102 第1装着部
103 第2装着部
104 底部
105 第1コネクタ部
107 第3コネクタ部
108 第2コネクタ部
109、413 バッテリ収容部
110 伝送処理部
111、205、307、411 電源制御部
112、410 予備電源部
113、412 充電部
200 入力装置
201 入力コネクタ部
202、302、404 コネクタ部
203 計測処理部
204、306 記憶部
206、304、801 時計部
300 表示装置
301 表示部
305 表示処理部
400 ベースユニット
407 ネットワークインタフェース部
409 主電源部
700 通信ネットワーク
800 データ処理システム

Claims (7)

  1. 別体の表示装置とともに生体情報モニタを構成する入力装置であって、
    患者に装着された生体情報検出部を接続させるための入力コネクタ部と、
    外部装置と前記入力装置とを通信可能に接続するための通信コネクタ部と、
    時刻を計時する入力装置内時計部と、
    データを記憶する記憶部と、
    前記入力コネクタ部に接続された前記生体情報検出部を介して前記患者から生体情報データを計測するとともにその計測時の日付時刻データを前記入力装置内時計部から取得して、計測された生体情報データと取得された日付時刻データとを互いに関連づけて計測結果データとして前記記憶部に記憶させる計測処理部と、
    を有し、
    前記計測処理部は、前記記憶部に記憶されている計測結果データを前記通信コネクタ部を介して前記外部装置宛てに出力する場合、前記記憶部から読み出した後かつ前記外部装置宛てに出力する前の計測結果データに前記外部装置と前記入力装置との間の時差を反映させる時差反映処理を実行する、
    生体情報モニタの入力装置。
  2. 前記計測処理部は、前記外部装置において計時されている時刻を前記外部装置から取得し、前記外部装置から取得された時刻を、前記入力装置内時計部により計時されている時刻と比較することにより、前記外部装置と前記入力装置との間の時差を判定する、
    請求項1に記載の生体情報モニタの入力装置。
  3. 前記計測処理部は、前記記憶部から読み出した後かつ前記外部装置宛てに出力する前の計測結果データに、判定された時差を示す時差データを付加する、
    請求項2に記載の生体情報モニタの入力装置。
  4. 前記計測処理部は、前記記憶部から読み出した後かつ前記外部装置宛てに出力する前の計測結果データに含まれた日付時刻データを、判定された時差に基づいて補正する、
    請求項2に記載の生体情報モニタの入力装置。
  5. 前記計測処理部は、前記記憶部に記憶されている計測結果データのうち前記外部装置から指定された期間の計測結果データを出力する場合、判定された時差に基づいて前記指定された期間を補正し、補正後の期間に該当する日付時刻データを含む計測結果データを前記指定された期間の計測結果データとして読み出す、
    請求項2〜4の何れか1項に記載の生体情報モニタの入力装置。
  6. 前記外部装置は、通信ネットワークを介して接続されたデータ処理システムである、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の生体情報モニタの入力装置。
  7. 前記外部装置は、前記別体の表示装置である、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の生体情報モニタの入力装置。
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