JP2014161645A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP2014161645A
JP2014161645A JP2013037643A JP2013037643A JP2014161645A JP 2014161645 A JP2014161645 A JP 2014161645A JP 2013037643 A JP2013037643 A JP 2013037643A JP 2013037643 A JP2013037643 A JP 2013037643A JP 2014161645 A JP2014161645 A JP 2014161645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
endoscope
distal end
flexible tube
curved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013037643A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6091252B2 (ja
Inventor
Takashi Okaniwa
傑 岡庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Medical Systems Corp
Original Assignee
Olympus Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Medical Systems Corp filed Critical Olympus Medical Systems Corp
Priority to JP2013037643A priority Critical patent/JP6091252B2/ja
Publication of JP2014161645A publication Critical patent/JP2014161645A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6091252B2 publication Critical patent/JP6091252B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

【課題】内視鏡内蔵物にかかる負荷が増大することを防止しつつ観察性能に優れた内視鏡を提供する。
【解決手段】内視鏡は、観察窓9bを先端面に備える先端硬質部2aと、先端硬質部2aの基端側に配置される湾曲部2bと、湾曲部2bの基端側に配置される可撓管部2cとを備える挿入部2、及び可撓管部2cの基端側に配置され湾曲部2bを湾曲動作させる上下ノブを備える操作部を具備し、上下ノブによって湾曲部2bを湾曲動作させていない状態において、先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAを含む第1の平面は、可撓管部2cの長手方向中心軸2cAを含む第2の平面に対して、平行な位置関係で、湾曲部2bを最も頻繁に湾曲動作させる上湾曲方向とは逆方向である下湾曲方向に変位して構成されている。
【選択図】図2C

Description

本発明は、挿入部に湾曲部を備える内視鏡に関する。
近年、内視鏡は、切開を必要とすることなく、体腔内の各種検査を行え、必要に応じて、処置具を体腔内に導入して治療手技等を行えるため広く用いられている。内視鏡においては、体内に挿入される細長な挿入部の先端部に、観察部位の観察画像を撮像するための観察光学系が設けられている。また、内視鏡の挿入部の先端側には、体内深部への挿入を容易に行えるようにするため、及び先端部の観察光学系を所望する方向に向けることを可能にするため湾曲部が設けられている。
湾曲部は、例えば、複数の湾曲駒を回動自在に連設して、上下の二方向、或いは上下左右の四方向に湾曲するように構成されている。また、湾曲部は、例えば操作部に設けた湾曲操作装置である回転ノブを回転操作して湾曲動作するように構成されている。
内視鏡は、挿入性の向上を図る目的、あるいは、観察性能の向上を図る目的のために様々な工夫がなされている。そして、挿入部の細径化、湾曲部の湾曲形状の小径化等が実現されている。
挿入部の細径化及び湾曲形状の小径化を実現した内視鏡によれば、胃内、或いは、大腸内等で、湾曲部を180°以上湾曲させて挿入部の挿入方向とは逆方向を観察する反転観察が可能になる。
特許文献1には、内視鏡の先端部を小回りし易くした内視鏡装置が開示されている。この内視鏡装置の内視鏡では、挿入部を構成する湾曲部の基端部側に反発力付与部を設けている。この構成によれば、湾曲部の先端部側が後端部側に比べて先に湾曲動作を開始する。
また、特許文献2には、患部と該患部を処置している処置具の様子を内視鏡画像で観察しながら簡便に患部を処置することができる内視鏡が開示されている。この内視鏡においては、チャンネルの開口部と対物光学系とを湾曲部を挟んで挿入部の長手方向に対して離れた位置に配置している。
特開2003−126024号公報 特開2012−061162号公報
しかしながら、内視鏡の挿入部内には内視鏡内蔵物として複数の湾曲ワイヤーの他に、処置具チャンネルチューブ、信号ケーブル、ライトガイドファイバー束、送気用チューブ、送水用チューブ等が挿通される。このため、反転観察が可能な内視鏡においては、湾曲部の湾曲形状を小さく設定するにしたがって内視鏡内蔵物にかかる負荷が増大することによって、該内蔵物の耐久性に支障を来すおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、内視鏡内蔵物にかかる負荷が増大することを防止しつつ観察性能に優れた内視鏡を提供することを目的にしている。
本発明の一態様の内視鏡は、観察光学系を先端面に備える先端硬質部と、前記先端硬質部の基端側に配置される湾曲部と、前記湾曲部の基端側に配置される可撓管部とを備える内視鏡挿入部、及び、前記可撓管部の基端側に配置され、前記湾曲部を湾曲動作させる湾曲部操作装置を備える操作部を具備する内視鏡において、
前記湾曲部操作装置によって、前記湾曲部を湾曲動作させていない状態において、前記先端硬質部の長手方向中心軸を含む第1の平面を、前記可撓管部の長手方向中心軸を含む第2の平面に対して、平行な位置関係で、前記湾曲部を最も頻繁に湾曲動作させる湾曲方向とは逆方向に、変位している。
本発明によれば、内視鏡内蔵物にかかる負荷が増大することを防止しつつ観察性能に優れた内視鏡を実現できる。
内視鏡の構成を説明する図 図1の矢印A方向である湾曲上方向から挿入部を見た図 図2Aの挿入部を矢印B方向である挿入部先端側から見た挿入部の正面図 図2Bの矢印2C−2C線断面図であって、撮像光学系の光軸と可撓管部の長手方向中心軸との位置関係を主に説明するための挿入部長手方向断面図 湾曲部と可撓管部とを連結する連結部の他の構成例を説明する図であって、S字形状部を有するパイプ部材を備える挿入部の長手方向断面図 腸管内における反転観察を説明する図であって、(A)は本願発明の内視鏡の作用を説明する図、(B)は従来タイプの内視鏡挿入部を有する内視鏡の作用を説明する図 (A)は本願発明の内視鏡挿入部の正面図と画面に表示される観察対象画像との関係を説明する図、(B)は捩り操作された挿入部の正面図と捩り操作後に画面に表示される観察対象画像との関係を説明する図 (A)は従来タイプの内視鏡挿入部を有する内視鏡の挿入部の正面図と画面に表示される観察対象画像との関係を説明する図、(B)は捩り操作された挿入部の正面図と捩り操作後に画面に表示される観察対象画像との関係を説明する図 先端硬質部の長手方向中心軸と可撓管部の長手方向中心軸との関係を説明する図 湾曲部と可撓管部とを連結する連結部の別の構成例を説明する図であって、屈曲部を有するパイプ部材を備える挿入部の長手方向断面図 パイプ部材の一端側に連結した湾曲部を予め湾曲させて、交差した先端硬質部の長手方向中心軸と可撓管部の長手方向中心軸とを平行に設定した状態を示す図 従来タイプの内視鏡の挿入部と上下ノブとの関係を説明する図 先端硬質部及び湾曲部に比べて太径な可撓管部を備えて構成される挿入部の構成例に係り、挿入部を挿入部先端側から見た挿入部の正面図 可撓管部に第2の開口を有する挿入部の長手方向断面図 湾曲部を180度以上湾曲動作させた状態における第1の開口と第2の開口との関係を説明する図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように内視鏡1は、体腔内に挿入される挿入部2と、挿入部2の基端側に設けられた操作部3と、操作部3から延出するユニバーサルコード4とを備えて構成されている。ユニバーサルコード4の基端部には図示しない内視鏡コネクタが設けられている。
図1及び図2Aに示すように挿入部2は、先端側から順に、硬質な先端硬質部2a、例えば上下左右方向に湾曲自在な湾曲部2b、及び可撓性を有する長尺な可撓管部2cを連設して構成されている。本実施形態において、先端硬質部2aの直径、湾曲部2bの直径、及び可撓管部2cの直径は略同径である。
符号2dは連結部であって、後述する金属製のパイプ部材(図2Cの符号31)を備え、湾曲部2bの基端側と可撓管部2cの先端側とを連結する。符号2eは湾曲ゴム基端側固定部であり、符号2fは湾曲ゴム先端側固定部であり、糸巻き接着で構成されている。
操作部3は把持部を兼ね、その操作部3には湾曲部2bを湾曲動作させる湾曲部操作装置として例えば上下ノブ5及び左右ノブ(不図示)が設けられている。湾曲部2bは、術者が上下ノブ5または左右ノブによって湾曲動作させていない状態においてストレート状態である。
そして、湾曲部2bは、例えば操作者である術者が操作部3を把持する手の親指の関節を曲げて親指の指先を図1中の下方向に移動させる。すると、親指の指先の下方向への移動に伴って、上下ノブ5は、軸5aを中心に予め定めた方向である矢印Y1方向に回転されて、湾曲部2bは、実線に示すストレート状態から上方向に湾曲を開始して二点鎖線に示すように湾曲動作するように構成されている。
なお、湾曲部2bの湾曲半径rは、湾曲部2bを湾曲動作させた際、内部に挿通された内視鏡内蔵物が座屈することを防止した寸法である。
なお、符号6aは、送気送水ボタンであり、符号6bは吸引ボタンである。
符号7は、複数のリモートボタンであり、先端硬質部2aに内蔵された後述する撮像装置の駆動制御等を遠隔操作する。
符号8は処置具挿通口であり、処置具チャンネル(不図示)の基端部を構成する、処置具挿通口8には把持鉗子等の図示しない処置具が挿入される。処置具挿通口8から導入された処置具の先端側は、先端硬質部2aに設けられた開口(図2Bの符号9a参照)を通過して例えば体腔内に導出される。
本実施形態において、挿入部2を構成する先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとは位置ずれしている。具体的に、先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAは、可撓管部2cの長手方向中心軸2cAに対して、最も頻繁に湾曲動作される湾曲方向である上方向とは逆方向である下方向に対して予め定めた変位量(図中、距離L)、平行に変位されている。
したがって、図1、図2A−図2Cに示すように湾曲部2bを湾曲動作させていない状態、すなわち、湾曲部2bがストレート状態において、先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとは平行な位置関係である。
図2Bに示すように先端硬質部2aの先端面には、上述した開口9aに加えて、観察光学系を構成する観察窓9b及び2つの照明窓9cと、送気送水ノズル9dとが設けられている。観察窓9bは、観察光学系の撮像光学系を構成する部材であり、照明窓9cは観察光学系の照明光学系を構成する部材である。
照明窓9cの基端面側には例えばライトガイドファイバー束の先端面が臨まれ、観察窓9bの基端側には対物光学レンズ(図2Cの符号9d参照)及び撮像装置(図2Cの符号9e)等が設けられている。
図2B及び図2Cに示すように観察窓9bの中心軸9bAは、先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAに対して位置ずれしている。具体的に、観察窓9bの中心軸9bAは、先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAに対して湾曲部2bが最も頻繁に湾曲動作される湾曲方向である上方向に予め定めた距離L、平行に変位されている。そして、本実施形態において、観察窓9bの中心軸9bAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとは略一致して配置されている。
言い換えれば、先端硬質部2aの先端面を正面視して、観察窓9bの中心軸9bAを通過する水平線9bHと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAを通過する水平線2cHとが一致、或いは平行な位置関係になると共に、観察窓9bの中心軸9bAを通過する水平線9bHに直交する鉛直線9bVと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAを通過する水平線2cHに直交する鉛直線2cVとが一致、或いは平行な位置関係になっている。
図2Cを参照して挿入部2の構成を説明する。
先端硬質部2aは、金属製の円柱部材であって、撮像光学系用貫通孔10a、照明光学系用貫通孔(不図示)、送気送水用貫通孔、処置具チャンネル用貫通孔10bを有している。撮像光学系用貫通孔10a内には、対物光学レンズ9d、撮像装置9e等が配設される。処置具チャンネル用貫通孔10bの先端開口は、開口9aである。各貫通孔の中心軸は、先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAに対して平行である。
符号9fは信号ケーブルであり、撮像装置9eから延出して、挿入部2内、操作部3内、及びユニバーサルコード4内を挿通して内視鏡コネクタ内に導かれている。
湾曲部2bは、金属製の先端湾曲駒11、複数の中間湾曲駒12、及び基端湾曲駒13を連設した湾曲駒組14と、湾曲駒組を被覆する網状管15と、外皮である予め定めた弾発性を有する湾曲ゴム管(以下、湾曲ゴムと記載する)16とを備えて構成されている。
符号17は湾曲ワイヤーであり、符号18はワイヤー挿通部である。湾曲ワイヤー17の先端は、先端湾曲駒11の予め定めた位置に接合され、基端は前記ノブによって回動される例えばスプロケット(不図示)に噛合するチェーン(不図示)の先端に接合されている。
可撓管部2cは、螺旋管21と、螺旋管21を被覆する網状管22と、外皮である樹脂管23とを備えて主に構成されている。樹脂管23の外周表面には耐薬性のコーティングが施され、可撓管部2cが所定の硬さ(曲げ剛性)となるようにそれ自体の硬度が設定されている。符号24は接続管であり、可撓管部2cの先端側を構成する。
連結部2dは、金属製のパイプ部材31と、パイプ部材31を被覆する湾曲ゴム16とで構成されている。パイプ部材31は、湾曲部2bの湾曲駒組14と可撓管部2cの接続管24とを連結する連結部材である。
パイプ部材31は、先端側から順に先端ストレート部32、第1曲部33、傾斜ストレート部34、第2曲部35、及び基端ストレート部36を備えて構成され、湾曲部2bと可撓管部2cとを滑らかに接続する。
本実施形態において、パイプ部材31の先端ストレート部32の中心軸、第1曲部33の中心軸、傾斜ストレート部34の中心軸、第2曲部35の中心軸、及び基端ストレート部36の中心軸は、同一平面上に配置されている。そして、先端ストレート部32の中心軸32aと基端ストレート部36の中心軸36aとは平行で、距離L離間して構成されている。
この結果、パイプ部材31の先端ストレート部32を基端湾曲駒13の内周面に固設し、基端ストレート部36を接続管24の外周面に固設することによって、上述したように湾曲部2bがストレート状態のとき、先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとが平行な位置関係に配置され、且つ、観察窓9bの中心軸9bAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとが略一致する。
つまり、内視鏡1の先端硬質部2aと可撓管部2cとは、パイプ部材31によって先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとが平行な位置関係で距離L分変位された構成になる。
加えて、観察窓9bの中心軸9bAを先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAに対して上方向に距離L変位させる一方、先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAを可撓管部2cの長手方向中心軸2cAに対して下方向に距離L変位させて、観察窓9bの中心軸9bAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとが略一致した構成になる。
なお、符号25は、ワイヤー挿通コイルであり、湾曲方向に対応して設けられ、該コイル25内には湾曲ワイヤー17が挿通されている。また、湾曲ゴム基端側固定部2eは、湾曲ゴム16の基端部分と樹脂管23の先端部とを固着している。
上述のように構成した内視鏡1の挿入部2の作用を説明する。
挿入部2を大腸内に挿入して腸管内で挿入方向とは逆方向を観察する反転観察を行う場合、術者は、親指を上下ノブ5の所望する位置に配置して図1の矢印Y1に示すようにボタン6a、6bが配置されている湾曲方向上方向に対応する上方向から下方向に向けて移動する。この結果、上下ノブ5の回転動作に伴って湾曲部2bが図1、図3の(A)の図に示すように上方向に湾曲動作する。そして、回転操作が継続されることによって湾曲部2bが180°以上、湾曲する。
本発明の内視鏡1においては、上述したように可撓管部2cと湾曲部2bとをパイプ部材31に複数のストレート部32、34、36と複数の曲部33、35を備えた、連結部2dによって連結している。
また、挿入部2の先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAは、湾曲部2bがストレート状態において、連結部2dによって、可撓管部2cの長手方向中心軸2cAに対して平行な位置関係で湾曲上方向とは逆方向である湾曲下方向に変位されている。
この結果、図3の(A)の図に示すように挿入部2の先端が直腸40の狭い腸管内で、壁、襞等に接触することなく湾曲部2bが湾曲半径rに湾曲されて反転観察等を行える。
これに対して、図3の(B)の図に示す連結部2dを有していない、湾曲部101がストレート状態において、先端硬質部102の長手方向中心軸103が可撓管部104の長手方向中心軸105に対して下方向に変位されていない挿入部110を有する従来タイプの内視鏡100では、一般に、先端硬質部102の長手方向中心軸103と可撓管部104の長手方向中心軸105とが略同軸である。
このため、図3の(B)の図に示すように挿入部110を大腸内に挿入して腸管内で反転観察を行うために湾曲部101を上方向に湾曲させていくとき、湾曲半径が内視鏡1の湾曲部2bの湾曲半径rと同一であっても先端硬質部先端面106が図3の(A)の図で示す内視鏡1の先端硬質部先端面2afより寸法D、腸壁に近接する。したがって、内視鏡100において、先端硬質部先端面106が壁、或いは襞等に接触して反転観察に支障を来すおそれがある。
このように、内視鏡1の挿入部2を構成する先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAを可撓管部2cの長手方向中心軸2cAに対して、最も頻繁に湾曲動作される湾曲方向とは逆方向に位置ずれさせる。この結果、湾曲部2bの湾曲半径を湾曲半径r以下に設定すること無く、反転観察可能な内視鏡を実現することができる。
また、先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとを位置ずれさせるために湾曲部2bと可撓管部2cとを図2Dに示すようにS字形状のパイプ部材31Aで連結するようにしてもよい。
図2Dに示すパイプ部材31Aは、先端ストレート部32A、第1曲部33A、第2曲部35A、及び基端ストレート部36Aを備えて構成される。第1曲部33A及び第2曲部35AがS字形状部を構成する。
そして、パイプ部材31AのS字形状部を構成する第1曲部33Aの半径R1及び第2曲部35Aの半径R2を、湾曲部2bの湾曲半径rと同寸法或いはそれよりも大きな半径に設定している。
この結果、内視鏡1で反転観察を行った際、湾曲部2bの基端側が連結部2dに対して滑らかな湾曲形状に湾曲されると共に、挿入部2内に挿通されている内視鏡内蔵物に係る負荷が増大して湾曲部2b内及び連結部2d内において該内蔵物が座屈するといった不具合を防止することができる。
図4の(A)の図に示すように本実施形態の内視鏡1においては、湾曲部2bがストレート状態のとき、先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとが平行な位置関係で、且つ、観察窓9bの中心軸9bAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとが一致している。このため、観察窓9bの中心を内視鏡画面111の中央である画面中心112に配置した際、可撓管部2cの長手方向中心軸2cAである捩り中心も画面中心112に位置した状態になる。
この構成によれば、図4の(A)の図に示すように観察対象画像113を画面中心112に対して例えば上側に位置させた状態で内視鏡観察をしているとき、術者によって挿入部2の可撓管部2cが矢印Y4Aに示すように可撓管部2cの長手方向中心軸2cAを中心に捩り操作されたとき、その捩り操作に伴って、図4の(B)の図の矢印Y4Bに示すように観察対象画像113が画面中心112に対して回転移動する。
この結果、内視鏡観察中に挿入部2の捩り操作を行った際、観察対象画像113が内視鏡画面111外に移動してしまうことによって該画像113を見失う不具合が解消される。
これに対して、上述した従来タイプの内視鏡100では、図5の(A)の図に示すように観察窓107の中心108と、可撓管部104の長手方向中心軸105に一致する先端硬質部102の長手方向中心軸103とが位置ずれしている。このため、観察窓107の中心108を画面の中央である画面中心112に配置した際、可撓管部104の長手方向中心軸105である捩り中心115は、画面中心112から上述した位置ずれに対応した分、図中下側に位置ずれする。
したがって、図5の(A)の図に示すように観察対象113を画面中心112に対して例えば上側に位置させた状態で内視鏡観察をしているとき、術者によって挿入部110の可撓管部104が矢印Y5Aに示すように可撓管部104の長手方向中心軸105を中心に捩り操作されたとき、その捩り操作に伴って、図5の(B)の図の矢印Y5Bに示すように観察対象画像113が捩り中心115を中心回転移動する。
この結果、内視鏡観察中に挿入部110の捩り操作を行った際、観察対象画像113が内視鏡画面111外に移動してしまうことによって該画像113を見失う不具合が発生するおそれがある。
このように、内視鏡1の挿入部2を構成する先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAを可撓管部2cの長手方向中心軸2cAに対して、予め定めた方向に平行に位置ずれさせる際、観察窓9bの中心軸9bAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとを一致させている。この結果、内視鏡画面111の画面中心112に観察窓9bの中心及び可撓管部2cの長手方向中心軸2cAである捩り中心115を配置することができる。したがって、内視鏡画面111内に観察対象画像113をとらえている状態において、挿入部2の捩り操作を行った際に、内視鏡画面111内から観察対象画像113が外れて該画像113を見失う不具合の発生を解消した反転観察可能で観察性能に優れた内視鏡を実現することができる。
なお、上述した観察窓9bの中心軸9bAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとの一致度合いは、内視鏡1の先端に配設されている対物光学レンズ9dの仕様により適宜決められる。例えば、内視鏡画面111の視野画角が120°で、焦点距離が3mmの内視鏡の場合、内視鏡画面111に表示される観察領域は約10mmとなるので、通常、内視鏡画面中心の80%の範囲で観察すると考えると、10×(1−0.8)÷2=1mm以下の同軸度で一致させることが望ましい。
そして、上述した実施形態においては、先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAを、可撓管部2cの長手方向中心軸2cAに対して、湾曲部2bが最も頻繁に湾曲動作される湾曲方向と逆方向に対して予め定めた距離、平行に変位させ、観察窓9bの中心軸9bAを先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAに対して湾曲部2bが最も頻繁に湾曲動作される湾曲方向に対して予め定めた距離、平行に変位させる構成としている。
しかし、内視鏡1の挿入部2は上述した構成に限定されるものではなく、図6に示すように先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAを含む破線で示す第1平面41と、可撓管部2cの長手方向中心軸2cAを含む二点鎖線で示す第2平面42とが平行な位置関係であればよい。
具体的には、図2Bに示すように先端硬質部2aの先端面を正面視した状態において、観察窓9bの中心軸9bAを通過する水平線9bHと、可撓管部2cの長手方向中心軸2cAを通過する水平線2cHとが位置ずれした構成であってもよい。言い換えれば、観察窓9bの中心軸9bAと先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAとの変位量と、先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとの変位量とが異なる構成であってもよい。
また、第1平面41と、第2平面42とが平行な位置関係であれば、先端硬質部2aの先端面を正面視した状態において、観察窓9bの中心軸9bAを通過する水平線9bHに直交する鉛直線9bVと、可撓管部2cの長手方向中心軸2cAを通過する水平線2cHに直交する鉛直線2cVとが平行に変位した位置関係であってもよい。
また、第1平面41と、第2平面42とが平行な位置関係であれば、図1のY2A方向から挿入部2を見た状態において、先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとが交差する位置関係、或いは捩れの関係であってもよい。
すなわち、観察窓9bの中心軸9bAを通過する水平線9bHと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAを通過する水平線2cHとが位置ずれし、観察窓9bの中心軸9bAを通過する水平線9bHに直交する鉛直線9bVと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAを通過する水平線2cHに直交する鉛直線2cVとが位置ずれした構成であってもよい。
そして、上述した位置関係は、連結部2dを構成するパイプ部材31、31Aを適宜構成して調整される。
上述した実施形態のパイプ部材31、31Aは、第1曲部33、33A及び第2曲部35、35Aを備えている。しかし、パイプ部材は、2つの曲部を有する構成に限定されるものでは無く、図7Aに示すように例えば、略くの字形状の屈曲部51を有するパイプ部材31Bであってもよい。そして、湾曲部2bと可撓管部2cとは屈曲部51を有するパイプ部材31Bによって連結される。
図7Aに示すようにパイプ部材31Bの屈曲部51の一端側には湾曲部2bが連結され、他端側に可撓管部2cが連結されている。
本実施形態において、パイプ部材31Bの一端側に連結された湾曲部2bは、図7Bの破線に示すように予め図中左側である、湾曲部2bが最も頻繁に湾曲動作される湾曲方向とは逆方向である、下方向に傾いた状態で配置される。このため、先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとが交差する位置関係になる。
本実施形態においては、先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとを平行な位置関係に設定するため、湾曲部2bの連結部2d側である湾曲駒組14の基端側を上方向に湾曲動作させている。
つまり、図7Bの矢印Y7Baに示すように上湾曲ワイヤー17Uを予め定めた量牽引した状態にして、湾曲部2bを矢印YBbに示すように予め湾曲させている。この結果、先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとは、交差した位置関係から距離L離間して平行な位置関係になる。
なお、符号17Dは下湾曲ワイヤー、符号5bはスプロケット、符号5cはチェーンであり、上述した実施形態と同部材には同符号を付して説明を省略している。
また、この設定状態において、図7Bに示す上下ノブ5は、湾曲部2bを湾曲動作させるための操作をしていない状態になっている。つまり、上下ノブ5の初期状態は、図1に示す内視鏡1の初期状態、或いは、図7Cに示す通常の内視鏡100の挿入部110に設けられた湾曲部101を湾曲動作させていない上下ノブ5の初期状態と同じである。
図7A等に示す屈曲部51を有するパイプ部材31Bによれば、先端硬質部2aの長手方向中心軸2aAと可撓管部2cの長手方向中心軸2cAとを平行な位置関係に設定するためにパイプ部材31、31Aに設けられていた複数のストレート部を不要にして挿入部長手方向の長さをパイプ部材31、31Aに比べて短縮することができる。
なお、パイプ部材31Bの屈曲部内面は、滑らかに形成されている。この結果、挿入部2内を挿通する内視鏡内蔵物がパイプ部材31B内で座屈することが防止される。
上述した実施形態においては、先端硬質部2aの直径、湾曲部2bの直径、及び可撓管部2cの直径を略同径としている。しかし、図8A−図8Cに示すよう可撓管部60の直径を先端硬質部2aの直径及び湾曲部2bの直径より大径にして挿入部2Aを構成し、可撓管部60の先端側であって、湾曲部2bより基端側に処置具を導出するための処置具開口61を設けた内視鏡1Aであってもよい。
なお、符号62は処置具起上台であり、処置具開口61内に回動自在に配置されている。
なお、以下の説明において、上述した構成と同部材には同符号を付して説明を省略する。
図8Bに示すように本実施形態の挿入部2Aを構成する可撓管部60の先端側には接続管24Aが設けられている。図8A、図8Bに示すように接続管24Aの予め定めた位置には処置具開口61が形成されている。処置具開口61は、図8Cに示すように湾曲部2bを180度以上湾曲動作させた状態において先端硬質部2aの先端面よりも相対的に手元側に位置するように、該湾曲部2bより基端側の予め定めた位置に規定する。
図8A、図8Bに示すように処置具開口61は、外周側に切欠を有する切欠凹部であり、該凹部の底面には処置具起上台62が配置される。処置具起上台62の先端側の予め定めた位置には揺動ワイヤー63が接続されている。処置具起上台62の基端側には軸64が遊嵌状態で配置されている。
軸64の両端部は処置具開口61の両側面の予め定めた位置にそれぞれ固設されている。処置具起上台62は、揺動ワイヤー63の進退移動によって軸64を中心に回動自在である。
可撓管部60内には第1の開口9aに連通する第1の処置具チャンネルチューブ(不図示)に加えて、第2の開口である処置具開口61に連通する第2の処置具チャンネルチューブ65が挿通されている。
第2の処置具チャンネルチューブ65の先端部は、接続管24Aの切欠凹部近傍の予め定めた位置に固設されている。
なお、本実施形態においては、処置具起上台62を配置する目的で処置具開口61を切欠凹部としている。しかし、処置具開口61を開口9aと同様に文字通りの貫通孔の開口として構成するようにしてもよい。
上述のように構成した内視鏡1Aによれば、図8Cに示すように湾曲部2bを湾曲させて反転観察している状態において、第1の開口9aから電気メス71を導出させ、処置具開口61から把持鉗子72を導出させて患部70を処置することができる。
この結果、術者は、図示しない内視鏡画面に表示される内視鏡画像に患部70と該患部70を処置している電気メス71及び端鉗子72を目視で観察しながら簡便に処置を行える。
このように、可撓管部60を先端硬質部2a及び反転観察を可能にする湾曲部2bの直径より大径に構成し、先端硬質部2aの開口9aに加えて、接続管24Aに処置具開口61を設ける。そして、湾曲部2bを180度以上湾曲動作させた状態において、処置具開口61が先端硬質部2aの先端面よりも相対的に手元側に位置するように、該湾曲部2bより基端側の予め定めた位置に規定する。この結果、術者は、内視鏡画像に患部70と該患部70に向けて導出された電気メス71及び把持鉗子72を目視で観察して的確に患部70を処置することかできる。
尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1、1A…内視鏡 2、2A…挿入部 2a…先端硬質部
2aA…先端硬質部の長手方向中心軸 2af…先端硬質部先端面 2b…湾曲部
2c…可撓管部 2cA…可撓管部の長手方向中心軸 2cH…水平線 2cV…鉛直線
2d…連結部 2e…湾曲ゴム基端側固定部 2f…湾曲ゴム先端側固定部 3…操作部
4…ユニバーサルコード 5…上下ノブ 5a…軸 5b…スプロケット
5c…チェーン 6a…送気送水ボタン 6b…吸引ボタン 7…リモートボタン
8…処置具挿通口 9a…開口 9b…観察窓 9bA…観察窓の中心軸
9bH…水平線 9bV…鉛直線 9c…照明窓 9d…送気送水ノズル
9d…対物光学系用レンズ 9e…撮像装置 9f…信号ケーブル
10a…撮像光学系用貫通孔 10b…処置具チャンネル用貫通孔 11…先端湾曲駒
12…中間湾曲駒 13…基端湾曲駒 14…湾曲駒組 15…網状管 16…湾曲ゴム
17…湾曲ワイヤー 18…ワイヤー挿通部 21…螺旋管 22…網状管
23…樹脂管 24、24A…接続管 25…ワイヤー挿通コイル
31、31A、31B…パイプ部材 32…先端ストレート部
32a…先端ストレート部中心軸 33、33A…第1の曲部 34…傾斜ストレート部
35、35A…第2の曲部 36…基端ストレート部
35a…基端ストレート部の中心軸 40…直腸 41…第1の平面 42…第2の平面
51…屈曲部 60…可撓管部 61…処置具開口 62…処置具起上台
63…揺動ワイヤー 64…軸 65…処置具チャンネルチューブ 70…患部
71…電気メス 72…把持鉗子 100…内視鏡 101…湾曲部
102…先端硬質部 103…先端硬質部の長手方向中心軸 104…可撓管部
105…可撓管部の長手方向中心軸 106…先端硬質部先端面 107…観察窓
108…観察窓の中心 110…挿入部 111…内視鏡画面 112…画面中心
113…観察対象画像 115…捩り中心

Claims (9)

  1. 観察光学系を先端面に備える先端硬質部と、前記先端硬質部の基端側に配置される湾曲部と、前記湾曲部の基端側に配置される可撓管部とを備える内視鏡挿入部、及び、前記可撓管部の基端側に配置され、前記湾曲部を湾曲動作させる湾曲部操作装置を備える操作部を具備する内視鏡において、
    前記湾曲部操作装置によって、前記湾曲部を湾曲動作させていない状態において、前記先端硬質部の長手方向中心軸を含む第1の平面を、前記可撓管部の長手方向中心軸を含む第2の平面に対して、平行な位置関係で、前記湾曲部を最も頻繁に湾曲動作させる湾曲方向とは逆方向に、変位させたことを特徴とする内視鏡。
  2. 前記先端硬質部の長手方向中心軸と前記可撓管部の長手方向中心軸とが平行で、且つ、前記先端硬質部に配置された観察光学系を構成する撮像光学系の光軸と前記可撓管部の長手方向中心軸とが略一致していることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記先端硬質部の長手方向中心軸と前記可撓管部の長手方向中心軸とは、前記湾曲部と前記可撓管部とを連結する連結部によって、前記湾曲部操作装置が、該湾曲部を湾曲動作させていない状態において平行な位置関係に変位されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記連結部は、パイプ部材であって、該パイプ部材は、第1の曲部と第2の曲部とを備えることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  5. 前記パイプ部材は、第1の曲部と第2の曲部とで構成されるS字形状部を備え、
    前記第1の曲部の半径及び前記第2の曲部の半径は、前記湾曲部の湾曲半径と同寸法又はそれよりも大きく設定されることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡。
  6. 前記連結部は、くの字形状の屈曲部を有するパイプ部材であって、前記連結部に連結された前記湾曲部は、前記湾曲部操作装置によって該湾曲部を湾曲動作させていない状態において、予め最も頻繁に湾曲動作させる湾曲方向に湾曲されていることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  7. 前記可撓管部の直径が前記先端硬質部及び湾曲部の直径より大径な構成において、
    該湾曲部より基端側の予め定めた位置に処置具が導出される開口を備えることを特徴とする請求項4−6の何れか1項に記載の内視鏡。
  8. 前記開口は、前記湾曲部を180度以上湾曲動作させた状態において、湾曲された先端硬質部の先端面よりも相対的に手元側に位置することを特徴とする請求項7に記載の内視鏡。
  9. 前記湾曲部操作装置は、回転操作によって前記湾曲部を湾曲動作させる機構であって、
    前記湾曲部を最も頻繁に湾曲動作させる湾曲方向は、前記操作部を把持する操作者の手の親指を曲げることによって該湾曲部操作装置が回転されて湾曲動作する方向であることを特徴とする請求項4−7の何れか1項に記載の内視鏡。
JP2013037643A 2013-02-27 2013-02-27 内視鏡 Active JP6091252B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013037643A JP6091252B2 (ja) 2013-02-27 2013-02-27 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013037643A JP6091252B2 (ja) 2013-02-27 2013-02-27 内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014161645A true JP2014161645A (ja) 2014-09-08
JP6091252B2 JP6091252B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=51612847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013037643A Active JP6091252B2 (ja) 2013-02-27 2013-02-27 内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6091252B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019111543A1 (ja) * 2017-12-06 2019-06-13 オリンパス株式会社 内視鏡

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012061162A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Olympus Corp 内視鏡

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012061162A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Olympus Corp 内視鏡

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019111543A1 (ja) * 2017-12-06 2019-06-13 オリンパス株式会社 内視鏡
US11382491B2 (en) 2017-12-06 2022-07-12 Olympus Corporation Endoscope, distal end structure of endoscope and method for modifying distal end structure of endoscope

Also Published As

Publication number Publication date
JP6091252B2 (ja) 2017-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4477519B2 (ja) 内視鏡
JP4323441B2 (ja) 内視鏡
JP5932151B2 (ja) 副鼻腔内視鏡
WO2006106881A1 (ja) 内視鏡
JP6349041B1 (ja) 湾曲管および内視鏡
US20170172385A1 (en) Endoscope
CN108697303B (zh) 弯曲操作装置和内窥镜
JP6180679B2 (ja) 内視鏡
US9848759B2 (en) Coil structure used in endoscope and endoscope and treatment instrument including coil structure
JPWO2018193866A1 (ja) 内視鏡湾曲部および内視鏡
KR101828289B1 (ko) 와이어를 이용한 연성 카테터
JP5927000B2 (ja) 挿入機器
WO2005009229A1 (ja) 内視鏡
JP6203132B2 (ja) ガイド装置および手術システム
JP2007054400A (ja) 内視鏡
JP5544045B2 (ja) 処置具及び内視鏡処置システム
JP6091252B2 (ja) 内視鏡
US20170224194A1 (en) Endoscope
JP2010068891A (ja) 内視鏡
JP6284182B2 (ja) 屈曲処置具用操作部
JP6279169B1 (ja) 内視鏡
JP4777005B2 (ja) 内視鏡
JP2005254002A (ja) 内視鏡
WO2019069747A1 (ja) 内視鏡湾曲部及び内視鏡
JP2020044202A (ja) 内視鏡および内視鏡用湾曲管

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20150422

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20150525

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170207

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6091252

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250