JP2014161604A - 昇降椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】狭所に設置しても通行人が通る空間を構成可能とし、且つ、昇降椅子の利用者及び通行人の安全を確保できる昇降椅子を提供すること。
【解決手段】ベース部2の上方に配設される回動機構4を備えた基部3と、該基部3に駆動手段6により上下方向に昇降可能に設けられる可動部5と、該可動部5に回動可能に設けた座部7と、該座部7の下方に配設される操作機構を備えた操作部8と、前記操作機構と前記回動機構4を連結させる第一ケーブル9及び第二ケーブル10を具備し、前記座部7の昇降高さに拘らず前記操作機構を回動操作時には前記座部7を回動可能とし、前記操作機構を非回動操作時には前記座部7がどの回動位置であってもロック可能に構成し、前記座部7を回動させて折り畳むことで空間Sを構成可能とし、前記ベース部2を構成する部材にフットカバー29を付設したことを特徴とする段差を乗り越えるための昇降椅子である。
【選択図】図1

Description

本発明は、体の不自由な人などが、玄関などの段差を上り下りする際に使用する昇降椅子に関するものである。
近年建築される住宅やマンションなどバリアフリー化が進んでいるが、一般的に我が国の住宅やマンションなどは、玄関において屋内フロアが土間から高くなるように段差が設けられている(上がり框)。また、玄関だけでなく浴室や障子の枠など、あらゆる所に大小異なる高さの段差がある。この段差を体の不自由な人が上り下りすることは困難であり、健常な人でも足を引っ掛けて転倒し、怪我をすることも少なくない。
段差を楽に上り下りする方法として、段差のある壁面に手摺りや踏台を設置する方法、昇降式の床に住宅を改修する方法など考えられてきたが、手摺りや昇降式の床は壁面や床面にピット工事などの住宅改修をする必要があり、設置費用が高くなる可能性があった。また、手摺りや踏台はある程度の握力や脚力がある人であれば有効な上り下りする方法ではあるが、体の不自由な人にとっては有効な上り下りする方法とはならない場合があった。
そこで、住宅改修する必要なく体の不自由な人などが段差を楽に上り下りする方法として据え置き型の昇降椅子が従来より考えられている。
特許第4751682号公報
特許文献1に記載の昇降用椅子は、利用者が座部体に着座し、リモートコントローラを操作することで上下可動体を昇降させること及び座部体を回転させることが出来るので、利用者は足腰に大きな負担をかけることなく段差を移動することが出来るようになっている。
また、足載せ体を折り畳み可能に構成していることや、脚部材の先端を湾曲させて空間部を構成することで利用者の足を降ろし易くしている。
しかしながら、上下可動体の上面に設けられた回転機構が座部体と直接連結していることで座部体が折り畳めない構成になっており、玄関の狭い住宅やマンションなどに設置すると通行人が容易に通る空間が確保できないことが考えられる。また、座部体が回転して方向転換を行うことで、座部体と上下可動体との間に身体の一部や衣類などが巻き込まれる隙間が生じる恐れや、角筒状の脚部材自体が隆起物となることで利用者や通行人が脚部材で脚を引っ掛けて転倒する恐れが考えられる。
本発明は、上述した問題点を解決するため、回動機構と座部をそれぞれ独立させて構成することにより座部を折り畳むことで狭所でも通行人が通る空間を構成可能とし、且つ、利用者の安全を確保できる昇降椅子を提供することである。
請求項1の発明は、段差の低位置に設置したベース部と、該ベース部の上方に配設される回動機構を備えた基部と、該基部に駆動手段により上下方向に昇降可能に配設される可動部と、該可動部の前端部に配設される座部と、該座部の下方に配設される操作機構を備えた操作部と、前記操作機構と前記回動機構を連結させる第一ケーブル及び第二ケーブルを具備した段差の低位置と高位置を移動するための昇降椅子において、前記座部の昇降高さに拘らず前記操作機構を回動操作時には前記座部を回動可能とし、前記操作機構を非回動操作時には前記座部が、どの回動位置であってもロック可能に構成したことを特徴とする昇降椅子。
請求項2の発明は、前記可動部の先端に前記座部を回動可能に軸着することにより、該座部を回動させて折り畳むことで狭所に設置しても通行人が通る空間を構成可能とした請求項1に記載の昇降椅子。
請求項3の発明は、前記ベース部にフットカバーを付設したことを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の昇降椅子。
本発明の昇降椅子は、座部の昇降高さに拘らず座部の回動操作が可能であり、回動機構と座部をそれぞれ独立させて構成することにより座部を折り畳むことで狭所に設置しても通行人が通る空間を構成可能とし、且つ、利用者や通行人の安全を確保できる昇降椅子を提供することができる。
以下、本発明について、図1から図18を参照して説明する。なお、図面の対応関係を分かり易くするため、必要に応じて前後左右の方向を図示している。
本願発明における昇降椅子1は、主としてベース部2と基部3、回動機構4、可動部5、駆動手段6、座部7、操作部8、第一ケーブル9、第二ケーブル10から構成される。
前記ベース部2について説明する。該ベース部2は図2に示すように、一定間隔離間させたサイドフレーム21,21と、該サイドフレーム21,21を連結するツナギフレーム22,22を平面視において略矩形状に固着し、該ツナギフレーム22の略中央部に穿設した孔に軸部材23を挿通して固着している。さらに、該軸部材23の一端側にV型の溝部23aを設けており、後述する前記回動機構4のピン44を係止可能にしている。
また、前記ツナギフレーム22の一端側に補強プレート24と、前記サイドフレーム21,21の一端側にアジャスタプレート25,25を固着し、前記補強プレート24には先端に脚部材26,26を、前記アジャスタプレート25,25にはナット27,27を固着し、該ナット27,27にアジャスタボルト28,28を螺着している。
そして、前方向、右方向、左方向から前記軸部材23方向にテーパ形状に形成されるフットカバー29を、平面視において該フットカバー29の略中央に穿設した孔を前記軸部材23に挿通して固着している。
このように前記ベース部2を構成することで、前記アジャスタボルト28,28で高さ調整すると玄関などの床面の状態に合わせて安定した設置ができるようになる。そして、前記フットカバー29を設けることで、該ベース部2を構成する各部材の凸凹を隠すことができ、利用者や通行者が脚を引っ掛けて転倒しないように安全を確保することができる。また、前記フットカバー29の上面に滑り止め部材(図示しない)を敷設すると、より効果を高めることができる。
なお、本願発明ではテーパ形状で説明したが、利用者や通行者の脚が引っ掛からない形状であれば任意に設定すれば良い。
前記基部3について説明する。該基部3は図3及び図9に示すように、前方に円弧状のカバーを設けた正面視において逆凹字状の基部フレーム31に、該基部フレーム31に穿設した孔と同等の内径及び軸径を有する基部内フレーム32,32及び軸フレーム33,ピン34を孔の軸心と同一線上となるように固着し、下面には平面視において略中央位置に、後述する前記第一ケーブル9及び前記第二ケーブル10を取り付けるケーブルトリツケプレート35及び後端部に設けた略U字状切欠から後述する前記駆動手段6が取り付け可能な位置に該駆動手段6を軸着する孔を穿設した駆動トリツケプレート36を固着している。さらに、該軸フレーム33の上端にはボス部材37を固着し、該基部内フレーム32,32及び該ボス部材37の上方に、それぞれを連結するツナギプレート38,39を固着している。また、該基部内フレーム32,32の上端外周に平面視において樹脂製の凹形状のスラシ部材310,310を配設している。
前記回動機構4について説明する。該回動機構4は図3及び図9に示すように、前記基部3の内側に配設している。なお、図示するように、回動機構4を構成する各部品の2点鎖線が通過する軸及び内径の軸心は、前記軸フレーム33及び前記ボス部材37の軸心と同一線上に位置するように配設している。
まず、回動軸43の外径及び前記軸フレーム33の内径と当接(または近接)するように内径と外径を形成した樹脂製のブッシュ部材45を挿嵌し、外周に溝部42,42,・・・を設けた回動内プレート41を前記回動軸43の内径に孔43aを穿設した一端側に固着し、該回動軸43に側面側から穿設した孔に前記ピン44を挿通して固着し、前記軸フレーム33の下方から挿通している。
次に、内径46aが前記回動内プレート41の外径と当接(または近接)するように形成した回動外プレート46を前記回動内プレート41の外周に配設し、該回動外プレート46が回動しないように該回動外プレート46に穿接した孔46bを前記基部3の前記ピン34に挿通して回り止めとしている。さらに、前記回動外プレート46の内径46aと前記回動内プレート41の溝部42,42,・・・から構成される楔空間A,B,C,Dに、弾性体47,47,・・・及び転動体48,48,・・・を配設し、回動支持部49の突出部493c,493c,・・・が前記楔空間A,B,C,Dの中に収まるように該回動支持部49を前記回動軸43に挿通している。なお、前記楔空間A,B,C,Dを構成する各部品の形状及び配設位置については後述する。
そして、内径が前記回動軸43の外径に当接(または近接)するように形成することで前記回動内プレート41と前記回動支持部49を密接させる役割があり、部品のガタツキを防止するためのスペーサー410を該回動軸43に挿通し、前記回動機構4の上方への抜け止めとして嵌着部材411を該回動軸43の一端側に設けた溝部に嵌着している。
一方、前記ボス部材37の内径及び前記回動軸43の一端側の外径にそれぞれ当接(または近接)するように内径及び外径が選定された軸受412を前記ボス部材37の上方より挿通し、スペーサー413を介してボルト414にて前記軸フレーム33の一端に穿設した孔に螺着し、下方への抜け止めとして前記ボス部材37に設けた溝部に嵌着部材415を嵌着している。
続いて、前記回動支持部49の構成について説明する。該回動指示部49は図4(a)に示すように、それぞれの部品の内径の軸心が同一線上とする3つの部品から構成されている。まず、鍵穴状に切り欠いた係合溝491a,491bを設けたプレート491の上に該係合溝491a,491bが隠れないように切り欠いた面492aを設けたプレート492を配設し、さらにその上に、前記係合溝491a,491bの丸溝と同径の孔493a,493b及び上方に突出部493c,493c,・・・と、回動操作時に前記ピン34と干渉する面493d,493dを設けたプレート493を配設し、前記係合溝491a,491bの丸溝と孔493a,493bの軸心が同一線上、且つ、該係合溝491a,491bの丸溝及び該孔493a,493bが前記プレート492に塞がれないように面492aを配設して取り付けている。
なお、取り付け方法は図示しないが各部品に孔を穿設して栓溶接をする固着方法やボルトによる螺着方法など、後述する前記第一ケーブル9及び前記第二ケーブル10が摺動する面492bに影響が出ない方法で取り付ければ良い。また、3つの部品構成で説明しているが、1つの部品として1つの母材から製作しても良い。
前記可動部5について説明する。該可動部5は図5及び図9に示すように、平面視において凹字状の可動フレーム51の外周に、後述する座部7の軸部材78を軸着するための孔52a,52aを穿設した座部ツナギプレート52,52と、略中央部に配設した螺子54,54を挿通することによって背受け53を取り付けるための孔を穿設している平面視において凹字状、且つ、側面視においてテーパ状となる背受けトリツケプレート55と、該背受けトリツケプレート55を取り付ける面(前側)と反対側の面(後側)の四隅に、ウシロカバー56を該ウシロカバー56の四隅に穿設した孔に挿通してボルト57,57,・・・で螺着するためのナット58,58,・・・と、下方に該可動フレーム51の凹字状の開き及び捩れを防止するためのツナギプレート59をそれぞれ固着し、内周には後述する前記駆動手段6を軸着する孔を穿設した駆動トリツケプレート510を固着している。
また、前記基部3の前記基部内フレーム32,32が前記可動フレーム51内を昇降する際のガタ防止として動きを安定させるために、平面視において樹脂製の凹字状のスラシ部材511,511を前記可動フレーム51の下端内周に配設している。
なお、前記背受け53はカバー材(図示しない)の中に前記螺子54,54を配設することで、前記背受けトリツケプレート55の孔に挿通した該螺子54,54を、前記可動フレーム51に穿設した孔より前記可動フレーム51の内側からナット512,512で固定することで、締結部品が極力外側から見えないように構成することができ、外観向上に繋げている。
前記駆動手段6について説明する。該駆動手段6は図9に示すように、アクチュエーター61及び該アクチュエーター61を制御するコントロールボックス62から成り、該アクチュエーター61の一端側の孔を前記駆動トリツケプレート36の孔に、他端側の孔を前記可動部5の駆動トリツケプレート510の孔にそれぞれピン63,63によって軸着している。
よって、前記基部3の前記基部内フレーム32,32の外周に前記可動部5の前記可動フレーム51が前記スラシ部材310,310及び前記スラシ部材511,511を介して配設することで、コントロールボックス62に接続したリモートコントローラ(図示しない)を操作することにより、アクチュエーター61が伸縮することで前記可動部5を上下方向に昇降可能にしている。
なお、駆動手段は限定するものではなく、可動部5を昇降可能に構成したものであれば良い。
前記座部7について説明する。該座部7は図6及び図9に示すように、正面視において逆凹字状の座部フレーム71に、該座部フレーム71の内周には前記第一ケーブル9及び前記第二ケーブル10を取り付けるためのケーブルトリツケプレート72と、後述する操作部8を構成する部品を取り付けるための軸部材73を固着している。また、前記座部フレーム71の上方にはカバー材(図示しない)を設けた腰受け74を配設している。該腰受け74の構成については前記背受け53の構成と同等であるため詳細は省略する。
次に、前記座部フレーム71の両側面の孔より正面視において略逆ヘ字状に屈曲したテスリフレーム75,75を挿通して該テスリフレーム75,75のそれぞれの一端を当接(または近接)して固着し、それぞれの他端にはプレート76,76を固着し、該プレート76,76に肘掛部材77,77を上方回動可能に軸着してテスリを構成している。
なお、テスリの構成は利用者の前記座部7への移乗を考慮した跳ね上げ式が望ましいと考えるが、利用状況にあわせて固定式にしても、テスリを設けなくても問題はなく任意に設定すれば良い。
そして、前記座部7の該座部フレーム71の後方に穿設した孔71a,71aに前記可動部5の座部ツナギプレート52,52の孔52a,52aを合わせて軸部材78によって軸着し、抜け止めとして嵌着部材79,79を該軸部材78の両端に設けた溝部に嵌着している。
よって、前記座部ツナギプレート52,52の面52a,52aに前記テスリフレーム75,75が係止することで着座できる状態と、前記座部7を前記軸部材78を回動の中心として上方向へ跳ね上げて折り畳む状態が可能となり、前記座部7を折り畳み可能に構成することが出来る。よって、前記昇降椅子1を狭所に設置しても通行人が通ることができる空間Sを構成可能にしている。
前記操作部8について説明する。該操作部8は、図6に示すように平面視において左右両端にボス82,82を固着したプレート81の略中央に穿設した孔81aに後述する操作機構83のボス834を挿通し、螺子84,84を前記プレート81に穿設した孔81b,81bに挿通して前記操作機構83のナット835,835に螺着している。次に、右ハンドル85及び左ハンドル86を前記ボス82,82の内径に挿通し、抜け止めとして嵌着部材87,87を該右ハンドル85及び該左ハンドル86の一端側の溝部に嵌着している。そして、前記座部7の前記軸部材73に、両端に樹脂製のブッシュ部材88,88を挿入した前記ボス834及びスペーサー89を挿通し、抜け止めとして嵌着部材810を前記軸部材78の一端側の溝部に嵌着している。最後に、操作部8を構成する各部品を隠すカバー811を該カバー811に穿設した孔に螺子812,812を挿通して前記プレート81に固着した正面視において略凹字状のプレート813に螺設した孔に螺着している。
なお、前記右ハンドル85及び前記左ハンドル86は前記ボス82,82の内径を摺動するので、操作時は引き出して使用し、未操作時には収納することが出来る。
続いて、前記操作機構83の構成について説明する。該操作機構83は図7(a)に示すように、それぞれの部品の内径の軸心を同一線上とする4つの部品と2つの締結部品から構成している。まず、鍵穴状に切り欠いた係合溝831a,831bが形成されるプレート831の上に、該係合溝831a,831bが隠れないように切り欠いた面832a,832aを持つプレート832を配設し、その上に前記係合溝831a,831bの丸溝と同等の径を持つ孔833a,833bを有するプレート833を配設する。そして、前記係合溝831a,831bの丸溝と前記孔833a,833bの軸心を同一線上にし、且つ、溝及び孔が前記プレート832に塞がれないように前記面832a,832aを配設して取り付けている。最後に、前記プレート831,832,833の内径にボス834を挿通し、該プレート831の下方には前記ナット835,835を配設して固着している。
なお、前記回動支持部49と同様に、後述する前記第一ケーブル9及び第二ケーブル10のインナーケーブル92,102が摺動する面832bに影響が出ない取り付け方法を選択すれば良い。
前記第一ケーブル9及び前記第二ケーブル10の取り付けについて説明する。まず、前記回動支持部49への取り付けは、図4(b)に示すようにアウターケーブル91,101の中を摺動する前記インナーケーブル92,102の一端側の末端に設けられる所謂タイコと呼ばれる円筒状の嵌着部材93,103を前記回動支持部49の前記プレート491の下方から該鍵穴状溝491a,491bの矩形状溝に前記インナーケーブル92,102を、該鍵穴状溝491a,491bの丸溝及び前記プレート493の孔493a,493bに前記嵌着部材93,103を挿通して嵌着し、前記嵌着部材93,103を回動の軸として前記インナーケーブル92,102前記プレート492の面492bに当接(または近接)するように巻きつけ、雄ネジを螺設した前記アウターケーブル91,101の一端側を前記ケーブルトリツケプレート35の長孔に挿通し、ボルト94,94,104,104で螺着している。
そして、前記操作機構83への取り付けも同様に、図7(b)に示すように前記インナーケーブル92,102の一端側の末端に設けられる円筒状の嵌着部材95,105を前記操作機構83の前記プレート831の下方から前記鍵穴状溝831a,832bの矩形状溝に前記インナーケーブル92,102を、前記鍵穴状溝831a,832bの丸溝及び前記プレート833の孔833a,833bに前記嵌着部材95,105を挿通して嵌着し、前記嵌着部材95,105を回動の軸として前記インナーケーブル92,102を前記プレート832の面832bに当接(または近接)するように巻きつけ、外周に雄ネジを螺設した前記アウターケーブルの一端側を前記ケーブルトリツケプレート72の長孔部に挿通し、ボルト96,96,106,106で螺着している。また、前記第一ケーブル9及び前記第二ケーブル10の経路を前記基部フレーム31に穿設した孔及び前記基部内フレーム32の内側を経由させて前記ウシロカバー56の横に設けた切欠56aから取り出している。
なお、前記回動支持部49は平面視において前記第一ケーブル9の前記嵌着部材93は右側及び前記第二ケーブル10の前記嵌着部材103は左側に配設し、前記操作機構83も同様に、平面視において前記第一ケーブル9の前記嵌着部材95は右側及び前記第二ケーブル10の前記嵌着部材105は左側に配設している。このように配設することで、前記回動支持部49と前記操作指示部83を連動可能にしている。
このように前記第一ケーブル9及び前記第二ケーブル10を構成することで、前記回動機構と前記座部7をぞれぞれ独立させて構成することが可能となり、且つ、前記座部7の昇降高さに拘らず該座部7を回動可能にしている。さらに、前記第一ケーブル9及び前記第二ケーブル10の無駄な露出を抑えており、各構成部品による挟み込みで前記第一ケーブル9及び前記第二ケーブル10の破損が起こること及び利用者が露出した前記第一ケーブル9及び前記第二ケーブル10に足を引っ掛けて転倒することを未然に防止している。
前記楔空間A,B,C,Dに配設される部品の詳細な配設位置について説明する。図10で示すように該楔空間A,B,C,Dは、平面視において左上から反時計回りに90度間隔で構成している。
まず、前記楔空間A,Cには、前記溝部42の面42aに当接(または近接)するように前記弾性体47,47を、該弾性体47,47に当接(または近接)するように前記転動体48,48を、該転動体48,48と前記溝部42の面42dの間に前記突出部493c,493cを前記回動内プレート41の軸心を中心に反時計回りに配設している。
そして、前記楔空間B,Dには、前記楔空間A,Cに配設した順番と逆方向、つまり前記回動内プレート41の軸心を中心に時計回りに前記弾性体47,47、前記転動体48,48、前記突出部493c,493cを配設している。
配設位置を説明した図10は停止状態を示している。この状態は、前記右ハンドル85もしくは前記左ハンドル86が回動操作されていない状態か、何かしらの力が加わっても前記弾性体47,47,・・・の弾性力に及ばない場合であり、前記楔空間A,B,C,Dそれぞれの前記弾性体47,47,・・・によって、前記転動体48,48,・・・が前記回動外プレート46の前記内径46a及び前記溝42,42,・・・のテーパ状の面42b,42b,・・・に食い込むように押勢される。この時、前記プレート493の突出部493c,493c,・・・が面42d,42dに接していない状態、もしくは、前記弾性体47,47,・・・に接していないか、接していても力が加わっていない状態である。
この状態になると、前記転動体48,48,・・・を前記内径46a及び前記面42b,42b,・・・に食い込むように押勢した前記弾性体47,47,・・・の弾性力のみ働くことになる。よって、前記転動体48,48,・・・が楔(くさび)の役割となり、前記回動内プレート41と前記回動外プレート46が離れないように繋ぎ合わせる楔効果が発生し、前記回動軸43を回動の中心として前記楔空間A及びCは反時計回り力(図10矢印(イ)参照)が働き、前記楔空間B及びDは時計回りに力(図10矢印(ロ)参照)が働くためそれぞれの力が相殺しあって前記回動内プレート41が時計回りにも反時計回りにも回動出来ないロックされた状態となる(図10矢印(イ)参照)。
以上、停止状態を説明したが、図13及び図16で示すように後述する右回動操作もしくは左回動操作している最中に、前記右ハンドル85もしくは前記左ハンドル86の回動操作を止めた時にも同様の状態となり、どの回動位置にあってもロック可能となる。また、このように構成すると、不意に人の手などが前記右ハンドル85もしくは前記左ハンドル86に触れるなど何かしらの力が加わっても直ぐにロック解除がされないようになっているのでより安全に使用することが出来る。
図11に前記楔空間Aの前述したロック状態と後述する回動状態を示す詳細図を示している。図11(a)は操作力が加わらない状態で前記弾性体47の弾性力のみが働き、前記転動体48が楔効果を発揮している状態(図11矢印(イ)参照)を示している。次に、図11(b)は操作力が加わり前記突出部493cが前記弾性体47の弾性力より大きい力で前記転動体48を直接押勢することで、該転動体48の楔効果を解除している状態(図11矢印(ロ)参照)を示している。最後に、図11(c)は操作力が加わり前記突出部493cが面42dを直接押勢する力が加わっている状態(図11矢印(ハ)参照)を示している。
なお、前記楔空間A以外の前記楔空間B,C,Dも同様に操作力が加わっているか加わっていないかで、前記転動体48が楔効果を発揮している状態(図11矢印(イ))か、操作力が加わり前記転動体48の楔効果が解除されている状態(図11矢印(ロ))か、操作力が加わり前記突出部493cにより面42dを押勢する状態(図11矢印(ハ))の状態となり、それぞれの力の組合せでロック状態と回動状態を構成することができる。
図12から図14は、平面視において前面に前記座部7が停止した状態から右回動操作して90度の位置で停止するまでの状態を示している。前記右ハンドル85及び前記左ハンドル86をそれぞれもしくは同時に時計回りに回動操作することで前記回動支持部49及び前記操作機構83に取り付けた前記第一ケーブル9及び前記第二ケーブル10が作用する。
まず、前記操作機構83側の前記プレート832の前記面832bに接する前記第一ケーブル9の前記インナーケーブル92が前記アウターケーブル91から時計回りに引き出され、前記第二ケーブル10の前記インナーケーブル102が前記アウターケーブル101から時計回りに収納される。そして、前記回動支持49側の前記プレート492の前記面492bに接する前記第一ケーブル9の前記インナーケーブル92が前記アウターケーブル91に時計回りに収納され、前記第二ケーブル10の前記インナーケーブル102が前記アウターケーブル101に時計回りに引き出される。つまり、前記操作機構83は前記軸部材73を回動の軸として時計回りに、前記回動支持49は前記回動軸43を回動の軸として反時計回りにそれぞれ回動しようとする。
そして、前記回動支持部49は前記楔空間A,Cは前記プレート493の前記突出部493c,493cが前記面42d,42dを反時計回りに押勢し(図12矢印(ハ)参照)、前記楔空間B,Dは前記突出部493c,493cが前記転動体48,48を前記弾性体47,47の弾性力より大きい力で押勢して前記転動体48,48の楔効果を解除する(図12矢印(ロ)参照)。つまり、図12に示すように、前記楔空間A,B,C,Dの全てにおいて反時計回りの力が加わり、前記回動内プレート41を反時計回りに押勢しようとする。
そこで、該回動内プレート41は前述したように前記回動軸43に固着されており、且つ、該回動軸43は該回動軸43に固着した前記ピン44によって前記ベース部2の前記軸部材23のV型の前記溝部23aに係止しているので、該ベース部2は位置を変えずに、前記回動軸43を回動の軸として前記基部3、前記回動機構4、前記可動部5、前記駆動手段6、前記座部7、前記操作部8が時計回りに回動して方向転換するようになっている。そして、図14に示すように、回動操作して前記座部7が90度の位置で前記ピン34に前記回動支持部49の面493dが当接することで回り止めとなり、回動途中であってもこれ以上回動出来ないようにしている。
図15から図17は、平面視において前面に前記座部7が停止した状態から左回動操作して90度の位置で停止するまでの状態を示している。なお、前述した右回動操作から90度の位置で停止するまでの状態と逆の操作方法及び各構成部品の動作となるため詳細は省略する。
以上、回動操作する状態を説明したが、本発明は前記回動機構4と前記座部7を独立させて足元で回動させることで、回動中に身体の一部や衣類などが巻き込まれる心配がない。また、本発明では平面視において前面に座部7が停止した状態から左右に90度回動するように説明したが、回動可能範囲は前記面493d,493dや前記ピン34の位置を変更することで制限したり拡げたり任意に設定することが可能である。
なお、弾性体47をスプリング、転動体48を球で図示しているが、弾性体47はゴムなど弾性を有するもの、転動体48は円柱などの形状でも良い。また、溝部及び楔空間を4ヶ所、弾性体及び転動体、突出部を4ヶずつの2対の組み合わせで説明しているが、1対で構成されても、2対以上で構成されても良く、本発明の目的を果たすのであれば任意に設定すれば良い。
以上、本発明の説明を行ったが、ほとんどの部品を左右対称に加工及び組立することができるので、製造者にとって加工及び組立がし易くなっていることで作業に対するストレスを緩和でき、不適合品の発生を減らすことができる。
また、実施の形態は特に限定されるものではなく、当業者が想定できる改良方法で実施することが可能である。
例えば、前記右ハンドル85及び前記左ハンドル86の代わりに、リモートコントローラ(図示しない)で回動操作するように構成しても良い。
なお、本発明では利用者の脚受け(図示しない)を構成しないで説明しているが、前記座部7と連動して跳ね上がるように構成するなどして前記空間Sが確保できるように脚受けを配設することも可能である。
また、本発明は座部7を一定角度毎に段階的にロックする構成が可能である。図18で示すように、回動内プレート41の外周に一定角度毎に任意の数の溝41aを設け、該溝41aのいずれか1つに係止する突出部416aを設けたロックプレート416を基部フレーム31に固着したピン34に孔416bを挿通して回動可能に取り付け、該ロックプレート416に固着したピン417にカイジョケーブル11のインナーケーブルの先端に丸孔が穿設された嵌着部材111を挿通し、前記ロックプレート416に設けた突出部416cにスプリングなどの弾性体420を挿通する。そして、前記カイジョケーブル11の一端は右ハンドル85もしくは左ハンドル86に取り付けたレバー(図示しない)に連結している。
このように構成することで、前記レバーを把持しながら前記右ハンドル85もしくは前記左ハンドル86を回動操作することで前記カイジョケーブル11が作用して前記ロックプレート416が前記ピン34を回動の中心として回動することで、前記溝41aのいずれか1つに係止していた突出部416aが解除され、前記回動内プレート41が回動可能となる。そして、座部7を右方向もしくは左方向に回動させた後、前記レバーを離すことで前記弾性体420が作用してケーブルトリツケプレート35の面より前記ロックプレート416を押勢することで、前記突出部416aが前記溝41aのいずれか1つに係止してロックされる。よって、座部7を一定角度毎に段階的にロックすることが可能となる。
昇降椅子の(a)着座時の右側面図(b)座部折り畳み時の右側面図 ベース部の斜視図 基部及び回動機構、第一ケーブル、第二ケーブルの分解斜視図 回動支持部の(a)分解斜視図(b)第一ケーブル及び第二ケーブル組み付け時の平面図 可動部の分解斜視図 座部及び操作部、第一ケーブル、第二ケーブルの分解斜視図 操作機構の(a)分解斜視図(b)第一ケーブル及び第二ケーブル組み付け時の平面図 昇降椅子の正面図 昇降椅子の左側面A−A断面図 基部及び回動機構、第一ケーブル、第二ケーブルの平面図 楔空間Aの(a)停止状態を示す平面図(b)右回動状態を示す平面図(c)左回動状態を示す平面図 右回動操作時の(a)座部の状態を示す平面図(b)回動機構の状態を示す平面図 右回動操作途中で停止時の(a)座部の状態を示す平面図(b)回動機構の状態を示す平面図 右回動操作時にピンに突出部が当接した時の(a)座部の状態を示す平面図(b)回動機構の状態を示す平面図 左回動操作時の(a)座部の状態を示す平面図(b)回動機構の状態を示す平面図 左回動操作途中で停止時の(a)座部の状態を示す平面図(b)回動機構の状態を示す平面図 左回動操作時にピンに突出部が当接した時の(a)座部の状態を示す平面図(b)回動機構の状態を示す平面図 段階的にロックする構成を示す回動機構の平面図
1 昇降椅子1
2 ベース部2
3 基部3
4 回転機構4
5 駆動手段5
6 可動部6
7 座部7
8 操作部8
9 第一ケーブル9
10 第二ケーブル10
S 空間S

Claims (3)

  1. 段差の低位置に設置したベース部と、該ベース部の上方に配設される回動機構を備えた基部と、該基部に駆動手段により上下方向に昇降可能に配設される可動部と、該可動部の前端部に配設される座部と、該座部の下方に配設される操作機構を備えた操作部と、前記操作機構と前記回動機構を連結させる第一ケーブル及び第二ケーブルを具備した段差の低位置と高位置を移動するための昇降椅子において、前記座部の昇降高さに拘らず前記操作機構を回動操作時には前記座部を回動可能とし、前記操作機構を非回動操作時には前記座部が、どの回動位置であってもロック可能に構成したことを特徴とする昇降椅子。
  2. 前記可動部の先端に前記座部を回動可能に軸着することにより、該座部を回動させて折り畳むことで狭所に設置しても通行人が通る空間を構成可能とした請求項1に記載の昇降椅子。
  3. 前記ベース部にフットカバーを付設したことを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の昇降椅子。
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