JP2014161542A - 電気掃除機 - Google Patents

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Tomokazu Yoshioka
友和 吉岡
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Abstract

【課題】叩打装置により床面を適切な叩き負荷で叩打掃除できる電気掃除機を提供する。
【解決手段】電気掃除機は、床面Fに対向して開口し電動送風機の吸込側と連通する吸込口34を有するケース体31、および、床面Fに対向してケース体31に配置され床面Fを叩打可能な叩打装置38を備えた床ブラシ23を有する。電気掃除機は、床ブラシ23の吸込口34から吸い込む塵埃量を検出する塵埃量検出手段を有する。電気掃除機は、叩打装置38を床面Fに対して複数の叩き負荷で動作させるとともに、これら動作の際に塵埃量検出手段により検出した塵埃量に基づき、叩打装置38による床面Fの叩き負荷を所定値に調整する制御手段を有する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、被掃除面を叩打可能な叩打装置を有する吸込口体を備えた電気掃除機に関する。
従来、電気掃除機に用いられる吸込口体としての床ブラシにおいて、被掃除面である床面と対向する下部に吸込口が開口されたケース体に、上下方向に振動可能な叩打装置を取り付け、床面が例えば絨毯や畳である場合に、これらを叩打装置により叩打することで、内部に入り込んだ塵埃を叩き出すものがある。
しかしながら、掃除する床面の種類は様々に異なっているため、一定の叩き負荷ではなく、それぞれの床面に適した叩き負荷で叩打掃除することが望ましい。
特開平2−299626号公報
本発明が解決しようとする課題は、叩打装置により被掃除面を適切な叩き負荷で叩打掃除できる電気掃除機を提供することである。
実施形態の電気掃除機は、電動送風機を備えた掃除機本体を有する。また、この電気掃除機は、被掃除面に対向して開口し電動送風機の吸込側と連通する吸込口を有するケース体、および、被掃除面に対向してこのケース体に配置され被掃除面を叩打可能な叩打装置を備えた吸込口体を有する。さらに、この電気掃除機は、吸込口体の吸込口から吸い込む塵埃量を検出する塵埃量検出手段を有する。そして、この電気掃除機は、叩打装置を被掃除面に対して複数の叩き負荷で動作させるとともに、これら動作の際に塵埃量検出手段により検出した塵埃量に基づき、叩打装置による被掃除面の叩き負荷を所定値に調整する制御手段を有する。
一実施形態の電気掃除機の吸込口体を示す縦断側面図である。 同上吸込口体を下方から示す平面図である。 同上吸込口体の一部を示す縦断正面図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。 同上電気掃除機の塵埃量検出手段を模式的に示す説明図である。 同上電気掃除機の内部構造を示すブロック図である。 同上電気掃除機の制御の一部を示すフローチャートである。
以下、一実施形態の構成を図面を参照して説明する。
図4において、11はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、掃除機本体12と、この掃除機本体12に着脱可能に接続される管部である風路形成体13とを有している。
掃除機本体12は、被掃除面としての床面F(図1)上を旋回および走行可能な中空状の本体ケース15を備えており、この本体ケース15の内部に、電動送風機16が収容されている。また、掃除機本体12には、本体ケース15の内部に、または、本体ケース15に着脱可能に、電動送風機16の吸込側と連通しこの電動送風機16の駆動により吸い込んだ塵埃を捕集する集塵部17が配置されている。そして、本体ケース15には、集塵部17に連通するとともに風路形成体13の基端側が接続される本体吸込口19が開口形成されている。
また、風路形成体13は、ホース体21と、このホース体21に対して着脱可能な例えば合成樹脂製の直管状の延長管22と、この延長管22に対して着脱可能な吸込口体としての床ブラシ23とを備えている。
ホース体21は、可撓性を有するホース部25と、このホース部25の基端側(下流側)に設けられ本体吸込口19に接続される接続管部26と、ホース部25の先端側(上流側)に設けられた手元操作部27とを有している。
手元操作部27には、延長管22の基端側(下流側)が着脱可能に接続される。また、この手元操作部27には、使用者が把持する把持部28が基端側に突出して形成されており、この把持部28には電動送風機16の動作モードなどを設定するための設定ボタン29が配置されている。
床ブラシ23は、図1ないし図4に示すように、床面F上を走行することにより床面F上の塵埃を吸い込むものである。なお、以下、前後方向および左右方向(両側方向、幅方向)はこの床ブラシ23の走行方向を基準とする。そして、この床ブラシ23は、左右方向に延びる長手状、すなわち横長に形成されたケース体31と、このケース体31の後部に回転可能に接続され延長管22の先端側(上流側)に着脱可能に接続される回転管としての接続管32とを備えている。
ケース体31は、例えば合成樹脂などにより成形された複数のケース部からなり、上方から見て凸字状となっている。また、このケース体31の床面Fに対向する下部には、横長の吸込口34と、この吸込口34の後方に位置する横長の取付凹部35とが設けられており、吸込口34には、回転清掃体としての回転ブラシ37が回転可能に軸支され、取付凹部35には、叩打装置38が可動的に取り付けられている。そして、吸込口34と取付凹部35との間には、複数の切欠部41が形成されて、これら切欠部41によって吸込口34と取付凹部35とが互いに連通している。さらに、ケース体31の内部には、吸込口34から接続管32に亘って連続する風路部42が形成されている。また、このケース体31には、床ブラシ23を床面F上で走行させる複数の走行輪43が前端および後端のそれぞれの左右両側に回転可能に取り付けられている。
回転ブラシ37は、例えば絨毯などの床面Fに入り込んだ塵埃などを掻き出すもので、長尺状に形成された軸部45と、この軸部45から径方向へと突出する複数の清掃部材46とを備えている。そして、軸部45の両端部がケース体31の吸込口34の両側の位置でこのケース体31に回動可能に保持されている。清掃部材46としては、例えば塵埃を掃き取る毛ブラシが用いられ、これら清掃部材46は、軸部45の外周に螺旋状にねじれた状態で配置されている。さらに、この回転ブラシ37は、駆動手段としての電動機48により回転駆動される。この電動機48は、ケース体31内の後部一側に配置されており、回転軸48aに接続されたプーリ49およびこのプーリ49と回転ブラシ37との間に巻き掛けられたタイミングベルト50などからなる伝達手段51により、回転ブラシ37に対して回転力を伝達するように構成されている。そして、この電動機48(回転ブラシ37)は、例えば設定ボタン29の操作によってオンオフが切り換えられるようになっている。
叩打装置38は、例えば絨毯、あるいは畳などの床面Fから塵埃を叩き出すもので、例えば合成樹脂などにより円柱状に形成されて軸方向に並べて配置された複数の叩打体である回転ローラ54と、例えばピアノ線などの弾性を有する部材により長尺状に形成され回転ローラ54の中心を軸方向に沿って貫通して保持する弾性軸部55とを備えている。この弾性軸部55は、両端部がケース体31の取付凹部35の両側の位置でこのケース体31に保持部57,57によって保持されている。そして、この叩打装置38は、駆動源としての振動装置58により保持部57,57間で弾性軸部55が上下に振動することで回転ローラ54が床面Fを叩打するように構成されている(図1の想像線に示す)。
振動装置58は、例えば電磁石、あるいは電動機などのアクチュエータであり、ケース体31内の後部他側に配置されている。そして、この振動装置58は、剛性を有する連結体61によって弾性軸部55と連結され、この弾性軸部55を上下方向に所定の振動数、例えば商用交流電源e(図6)の周波数(50/60Hz)、または、その2倍の周波数(100/120Hz)などで振動させるように構成されている。また、この振動装置58は、連結体61を介して弾性軸部55(叩打装置38)を振動させる際の上下方向の振幅W、すなわち叩打装置38による床面Fの叩き負荷を多段階、あるいは無段階に可変設定可能となっている。そして、この振動装置58(叩打装置38)は、例えば設定ボタン29の操作によってオンオフが切り換えられるようになっている。
一方、接続管32は、軸心回り(軸心の周囲)に回動可能な第1回動部としての上流側回動部である前側回動部64と、この前側回動部64に対して軸方向と交差する方向に回動可能に軸支された第2回動部としての後側回動部65とを一体的に備えている。したがって、後側回動部65は、前側回動部64の回転位置に応じて、上下方向や左右方向などに回動可能である。
次に、電気掃除機11の内部構造を説明する。
掃除機本体12内には、図6に示すように、電動送風機16、電動機48および振動装置58の動作を例えばトライアックなどの制御素子を介して制御する制御手段68が配置されている。そして、この制御手段68には、電動送風機16、設定ボタン29、電動機48および振動装置58の他に、床面F(図1)の種類を判定する被掃除面判定手段としての床面判定手段69と、床ブラシ23の風路部42に吸い込まれた塵埃を検出する塵埃量検出手段70とがそれぞれ電気的に接続されている。
制御手段68は、例えば設定ボタン29による操作を判定する操作判定手段、および、各種データを記憶した記憶手段などが電気的に接続されてこれらとともにマイコンを構成しており、例えば電動送風機16の排気風路内などに配置されている。また、この制御手段68は、例えば電源部としての外部電源である商用交流電源eから給電される。そして、この制御手段68は、設定ボタン29により設定された電動送風機16の動作モード(例えば強モード、中モード、あるいは弱モード)に応じて制御素子を介して電動送風機16を所定の入力で駆動させたり、設定ボタン29によりオンされた電動機48あるいは振動装置58を所定の入力で駆動させたりすることが可能である。
床面判定手段69は、周知の任意の構成とすることが可能であるが、例えば床面F上での走行時の走行輪43の回転負荷を検出したり、走行時の床ブラシ23のケース体31の振動の大きさを検出したり、回転ブラシ37を駆動させたときの電動機48に流れる電流値を介して回転ブラシ37の回転負荷を検出したりすることで、例えばフローリング、絨毯、畳などの床面Fの種類を判定できるようになっている。そして、この床面判定手段69は、判定した床面Fの種類を示す結果を常時、あるいは所定の短時間毎に制御手段68へと出力している。したがって、制御手段68は、床面判定手段69を介して床面Fの種類を監視している。
塵埃量検出手段70は、図5に示すように、例えば赤外光を発光する発光手段としての発光部74と、この発光部74により発光された赤外光を受光する受光手段としての受光部75とを互いに対向する位置に備えた光センサであり、少なくとも電動送風機16が動作している掃除中において、風路部42中を通過する塵埃量に対応する信号を制御手段68に出力可能となっている。すなわち、風路部42中を通過する塵埃の量が相対的に多い場合には、発光部74からの赤外光が塵埃によって相対的に多く遮られて受光部75での受光量が相対的に減少し、風路部42中を通過する塵埃の量が相対的に少ない場合には、その反対に受光部75での受光量が相対的に増加する。したがって、塵埃量検出手段70は、発光部74からの赤外光の受光部75での受光量および受光時間などに基づき、風路部42中を通過する塵埃の量を検出できる。そして、この塵埃量検出手段70は、検出した塵埃量を常時、あるいは所定の短時間毎に制御手段68へと出力している。したがって、制御手段68は、塵埃量検出手段70を介して床ブラシ23に吸い込んだ塵埃量を監視している。
発光部74は、赤外光などの光を出力するLEDなどの発光素子74aと、この発光素子74aからの発光を風路部42内へと導く発光側導光部材としての発光側レンズ74bとを有している。
発光素子74aは、例えば風路部42の上部に、下方に向けて配置されており、この下方へと赤外光を出力するように構成されている。
発光側レンズ74bは、発光素子74aの赤外光の出力側である下方に配置されており、一端側である上端側が発光素子74aに対向し、他端側である下端側が風路部42の上面に臨んで配置されている。なお、この発光側レンズ74bの外縁は、風路部42に対して気密に閉塞されており、この発光側レンズ74bの周辺から風路部42内の空気が風路部42の外部へと流出することはない。
同様に、受光部75は、発光部74から出力された赤外光を検出するフォトトランジスタなどの受光素子75aと、発光部74から出力された光を受光素子75aへと導く受光側導光部材としての受光側レンズ75bとを有している。
受光素子75aは、例えば風路部42の下部に、上方すなわち発光素子74a側に向けて配置されており、この発光素子74aから出力された赤外光を受光するように構成されている。
受光側レンズ75bは、受光素子75aに対する赤外光の入力側である上方に配置されており、一端側である上端側が風路部42の下面に臨み、他端側である下端側が受光素子75aに対向して配置されている。なお、この受光側レンズ75bの外縁は、風路部42に対して気密に閉塞されており、この受光側レンズ75bの周辺から風路部42内の空気が風路部42の外部へと流出することはない。
次に、上記一実施形態の動作を図7に示すフローチャートも参照しながら説明する。
掃除の際には、使用者が、図示しない電源コードを壁面のコンセントなどに接続し、把持部28を把持して設定ボタン29を操作し、所望の動作モードを設定すると、制御手段68がこの設定を判定し、設定された動作モードで電動送風機16を駆動させ、電気掃除機11を起動させる。
この起動の後、制御手段68は、設定ボタン29により動作モードが変更された場合には、その変更された動作モードで電動送風機16を駆動させる。また、設定ボタン29により停止モードが設定された場合には、電動送風機16を停止させ、掃除を終了する。
掃除中において、制御手段68は、叩打装置38のオンオフを設定するように設定ボタン29が操作されているかどうかを判断している(ステップ1)。このステップ1において、設定ボタン29が操作されたと判断した場合には、制御手段68は、叩打装置38(振動装置58)が動作中であるかどうかを判断する(ステップ2)。そして、このステップ2において、叩打装置38(振動装置58)が動作中であると制御手段68が判断した場合には、使用者が叩打装置38の動作を停止(オフ)させるために設定ボタン29を操作したものと判断し、制御手段68が叩打装置38(振動装置58)を停止させ(ステップ3)、ステップ1に戻る。一方、ステップ2において、叩打装置38(振動装置58)が動作中でないと制御手段68が判断した場合には、使用者が叩打装置38を起動(オン)するために設定ボタン29を操作したものと判断し、ステップ4に進む。また、ステップ1において、設定ボタン29が操作されていないと制御手段68が判断した場合にもステップ4に進む。
ステップ4において、制御手段68は、床面判定手段69により判定した床面Fが叩打装置38による叩打掃除に適するか否かを判断している。床面判定手段69により判定した床面Fが例えばフローリングなどの、硬質かつ平坦で厚み方向(内部)に塵埃が入り込まず表面に付着するものであると判断した場合には、制御手段68は、叩打装置38による叩打掃除に適さない床面Fであり、叩打装置38を動作させる必要はないものと判断して、叩打装置38が既に動作しているかどうかを判断する(ステップ5)。このステップ5において、叩打装置38が動作していると判断した場合には、制御手段68は叩打装置38(振動装置58)を停止させ(ステップ6)、ステップ1に戻る。また、ステップ5において、叩打装置38が動作していないと判断した場合には、そのままステップ1に戻る。
また、ステップ4において、床面判定手段69により判定した床面Fが例えば絨毯、あるいは畳などの、塵埃が厚み方向に入り込み得るものであると判断した場合には、制御手段68は、さらに、塵埃量検出手段70により検出した塵埃量が予め設定された所定量以上であるかどうかを判断する(ステップ7)。このステップ7において、塵埃量検出手段70により検出した塵埃量が予め設定された所定量以上でない(所定量未満である)と制御手段68が判断した場合には、床面Fに塵埃が少なく叩打装置38を駆動させて叩打掃除をする必要がないものと判断し、ステップ5に進む。また、このステップ7において、塵埃量検出手段70により検出した塵埃量が予め設定された所定量以上であると判断した場合には、制御手段68は、叩打装置38による叩打掃除に適する床面Fであると判断して、まず、振動装置58により所定の叩き負荷(振幅W1)で叩打装置38を上下動させて床面Fを叩き(試し打ちし)(ステップ8)、この床面Fを叩いたときに床ブラシ23の風路部42に吸い込まれて塵埃量検出手段70により検出された塵埃量D1を読み込む(ステップ9)。叩打装置38は、振動装置58によって連結体61が上下に動作されることで、弾性軸部55が弾性的に撓み、各回転ローラ54が床面Fを叩くこととなる。なお、ステップ8において、叩打装置38は、床面Fを1回のみ叩いてもよいし、所定の複数回叩いてもよい。そして、ステップ8において、叩打装置38が床面Fを複数回叩いた場合には、制御手段68は、床面Fを叩く毎に塵埃量検出手段70により検出した塵埃量を読み込んで積算した値を塵埃量D1とする。
次いで、制御手段68は、振動装置58により、ステップ8の叩き負荷よりも叩き負荷を増加させて(振幅W1よりも大きい振幅W2で)叩打装置38を上下動させて床面Fを叩き(試し打ちし)(ステップ10)、この床面Fを叩いたときに床ブラシ23の風路部42に吸い込まれて塵埃量検出手段70により検出された塵埃量D2を読み込む(ステップ11)。なお、ステップ10において、叩打装置38は、ステップ8のときと同じ回数床面Fを叩くことが好ましい。そして、ステップ10において、叩打装置38が床面Fを複数回叩いた場合には、制御手段68は、床面Fを叩く毎に塵埃量検出手段70により検出した塵埃量を読み込んで積算した値を塵埃量D2とする。
そして、ステップ9で読み込んだ塵埃量D1とステップ11で読み込んだ塵埃量D2とのどちらが大きいかを比較し(ステップ12)、塵埃量D1が塵埃量D2以上である(D1≧D2)と判断した場合、すなわち叩き負荷を増加させても塵埃量が少なくとも増加しない場合には、叩き負荷を大きくしても床面Fから叩き出される塵埃量が増加しない、換言すれば叩き負荷を増加させても除塵効果の増加が少ない(叩き負荷が過剰である)と判断し、制御手段68が振動装置58により叩打装置38の叩き負荷(振幅W)を低下させた状態で叩打装置38を動作させ(ステップ13)、ステップ1に戻る。このとき、叩打装置38による叩き負荷(振幅W)は、例えばステップ8での叩き負荷以下の叩き負荷(振幅W1以下の振幅)とする。
一方、ステップ12で、塵埃量D2が塵埃量D1よりも大きい(D2>D1)と判断した場合、すなわち叩き負荷を増加させたときに塵埃量が増加した場合には、叩き負荷を大きくするほど床面Fから塵埃から叩き出される塵埃量が増加する、換言すれば叩き負荷が不足していると判断し、制御手段68が振動装置58により叩打装置38の叩き負荷を少なくとも低下させずに、すなわち叩き負荷を増加または維持した状態で叩打装置38を動作させ(ステップ14)、ステップ1に戻る。このとき、叩打装置38による叩き負荷は、例えばステップ10での叩き負荷以上の叩き負荷(振幅W2以上の振幅)とする。
これらステップ8ないしステップ14による叩き負荷の調整制御は、使用者が設定ボタン29を操作して叩打装置38を動作させようとしたときに例えば1秒以内などの短時間に行われるので、叩打装置38の叩き負荷の調整が終了するまで長時間待つことなく、叩打掃除を直ちに開始できる。
なお、これらステップ8ないしステップ14の制御をより多段階的に行う、すなわち、叩き負荷の増加、塵埃量の読み込み、塵埃量の比較、および、叩き負荷の調整のサイクルを順次繰り返すことで、叩打装置38による叩き負荷をより適切に調整できるようにしてもよいが、回数を増加させすぎると、適切な叩き負荷に設定されるまでに時間を要するため、それらのバランスを考慮して回数を適宜設定する。
また、ステップ8ないしステップ14では、ステップ8からステップ10において叩き負荷を増加させたときに塵埃量検出手段70により検出した塵埃量が増加したかどうかに基づいて叩き負荷が適切かどうかを判断したが、叩き負荷を減少させたときに塵埃量検出手段70により検出した塵埃量が減少したかどうかに基づいて判断してもよい。すなわち、制御手段68は、叩打装置38による床面Fの叩き負荷の増減に伴う塵埃量検出手段70により検出される塵埃量の増減に基づいて床面Fの叩き負荷が適切であるかどうかを判断することが可能である。
また、上記のステップ1ないしステップ14の制御は、掃除中に常時行っているが、例えば使用者が叩打装置38を動作させるために設定ボタン29を操作したときや、叩打装置38の動作中において床面判定手段69により判定した床面Fの種類が変化したときなどに、ステップ4ないしステップ14の制御のみ行ってもよい。
さらに、回転ブラシ37についても、上記叩打装置38と同様に、床面判定手段69によって床面Fの種類を判定し、回転ブラシ37による塵埃の掻き取りに適さない種類、例えばフローリングなどである場合には、使用者が設定ボタン29を操作して電動機48(回転ブラシ37)を仮に動作させるように設定しても、制御手段68が電動機48(回転ブラシ37)を回転駆動させないように制御してもよい。
以上説明した一実施形態によれば、叩打装置38を床面Fに対して互いに異なる複数の叩き負荷で動作させ、これら動作の際に塵埃量検出手段70により検出した塵埃量(塵埃量D1,D2)に基づき、叩打装置38による床面Fの叩き負荷を制御手段68によって調整する、換言すれば、叩き負荷の増減に伴う塵埃量検出手段70により検出した塵埃量の増減に基づいて叩打装置38による床面Fの叩き負荷を制御手段68によって調整することで、叩打装置38により床面Fを適切な叩き負荷で叩打掃除できる。
したがって、必要最小限の叩き負荷で床面Fを叩き、効率よく塵埃を出すことができる。この結果、叩打装置38を動作させるための電力を最小限とすることができ、省エネルギ化を図ることができるとともに、床面Fを必要以上に強い叩き負荷で叩いて傷付けることなどもない。
また、塵埃量検出手段70により検出した床面Fの塵埃量が所定量以上でない場合には叩打装置38を動作させない(停止させる)ので、叩打装置38による叩打掃除によって叩き出す塵埃が少ない場合、換言すれば叩打装置38による床面Fから塵埃の多量の叩き出しが期待できない場合には、叩打装置38を不必要に動作させず、より省エネルギ化を図ることができる。
さらに、制御手段68は、床面判定手段69により判定した床面Fが叩打掃除に適する種類でない場合、すなわちフローリングなどの塵埃が厚み方向に入り込まず叩打装置38による塵埃の叩き出しが不要な硬質の床面Fに対しては、叩打装置38を動作させないので、叩打装置38を不必要に動作させず、より省エネルギ化を図ることができるとともに、叩打装置38(回転ローラ54)により床面Fを傷付けることなども確実に防止できる。
そして、叩き負荷を相対的に弱い状態から徐々に強くして塵埃量検出手段70により検出した塵埃量の増加の検出の有無によって叩き負荷を調整するので、特に叩き負荷を多段階的に調整する場合には、床面Fに対して過剰に強い叩き負荷を与えることがなく、床面Fをより傷めにくい。
なお、上記一実施形態において、叩打装置38による叩き負荷を変える際には、例えば振幅Wを一定として叩打装置38の床面Fに対する高さ位置を変えてもよいし、振幅Wと高さとをそれぞれ変えてもよい。
また、電動機48に代えて、エアタービンなどを用いて回転ブラシ37を回転させてもよいし、回転ブラシ37および電動機48を備えない構成としてもよい。
さらに、電源部としては、商用交流電源eから給電するものだけでなく、例えば掃除機本体12に内蔵した(二次)電池から給電するものなどでもよい。
そして、電気掃除機11としては、キャニスタ型に限らず、上下方向に沿って長手状の掃除機本体12の下部に床ブラシ23を接続したアップライト型、ハンディ型、あるいは吸込口体と掃除機本体とが一体的に構成された自律走行式クリーナ(ロボットクリーナ)などであっても対応して用いることができる。
本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 電気掃除機
12 掃除機本体
16 電動送風機
23 吸込口体としての床ブラシ
31 ケース体
34 吸込口
38 叩打装置
68 制御手段
69 被掃除面判定手段としての床面判定手段
70 塵埃量検出手段
F 被掃除面としての床面

Claims (2)

  1. 電動送風機を備えた掃除機本体と、
    被掃除面に対向して開口し前記電動送風機の吸込側と連通する吸込口を有するケース体、および、被掃除面に対向してこのケース体に配置され被掃除面を叩打可能な叩打装置を備えた吸込口体と、
    この吸込口体の吸込口から吸い込む塵埃量を検出する塵埃量検出手段と、
    前記叩打装置を被掃除面に対して複数の叩き負荷で動作させ、これら動作の際に前記塵埃量検出手段により検出した塵埃量に基づき、前記叩打装置による被掃除面の叩き負荷を調整する制御手段と
    を具備していることを特徴とした電気掃除機。
  2. 吸込口体が配置された被掃除面の種類を判定する被掃除面判定手段を具備し、
    制御手段は、前記被掃除面判定手段により判定した被掃除面が叩打掃除に適する種類でない場合に、叩打装置を動作させない
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
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