JP2014161447A - 人形玩具及び人形玩具の製造方法 - Google Patents

人形玩具及び人形玩具の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
人型形状に形成され、衣服を替えることができることによって、意外性と興趣性を備えた人形玩具を提供することを目的とする。
【解決手段】
人形玩具1は、軟質合成樹脂によって形成された人型形状体2と衣服形状体20とからなる。人型形状体2には、衣服形状の輪郭の凹部3が形成され、この凹部3に相当する位置に磁石5が埋設されている。衣服形状体20は、人型形状体2の凹部3に嵌合するように形成され、強磁性体21が埋設されており、人型形状体2の凹部3に着脱可能に取り付けられる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、衣服を替えることができる人形玩具とその製造方法に関する。
従来、衣服を替えることができる人形玩具は、人型形状体と、再剥離可能な粘着剤層によって着脱可能に取り付けられる衣服形状体とからなる。人形玩具は、人型形状体に貼着する衣服形状体を取り替えることにより形態を変えることができる(例えば、特許文献1)。
特開平8−299602号公報
しかし、上記人形玩具は、衣服形状体が人型形状体に貼着されて取り付けられているので衣服形状体の周縁が表出しており、人型形状体から衣服形状体が剥がれ易く、携帯アクセサリーとしては利用することができないという問題点があった。
本願発明は、上記問題点に鑑み案出したものであって、衣服形状体を人型形状体から着脱することによって、人形形態を変化させて、見る者に意外性と興趣性を与えることができ、しかも、衣服形状体を人型形状体に外れ難く取り付けることができ、携帯アクセサリーとしても利用することができる人形玩具とその製造方法を提供することを目的とする。
本願請求項1に係る人形玩具は、上記目的を達成するため、軟質合成樹脂によって形成された人型形状体と衣服形状体とからなり、人型形状体には、衣服形状の輪郭の凹部が形成され、この凹部に相当する位置に磁石が埋設されており、衣服形状体は、人型形状体の凹部に嵌合するように形成され、強磁性体が埋設されており、人型形状体の凹部に着脱可能に取り付けられるように構成されていることを特徴とする。
本願請求項2に係る人形玩具は、上記目的を達成するため、前記凹部の底面には、前記衣服形状体と異なる衣服の模様が形成されていることを特徴とする。
本願請求項3に係る人形玩具は、上記目的を達成するため、前記人型形状体は、下部層と上部層からなる基部と、基部の一方の面に形成された造形部層とからなり、前記磁石は、下部層と上部層の間に配置され、造形部層は、衣服形状の輪郭の凹部が形成された人型形状に形成されていることを特徴とする。
本願請求項4に係る人形玩具は、上記目的を達成するため、前記衣服形状体は、第1層と第2層からなり、前記強磁性体は、第1層と第2層の間に配置されていることを特徴とする。
本願請求項5に係る人形玩具の製造方法は、上記目的を達成するため、軟質合成樹脂によって、衣服形状の輪郭の凹部が形成された人型形状の造形部層を成形する第1の工程と、軟質合成樹脂によって、前記造形部層に一方の面を接合させるようにして、磁性体の一部を他方の面から突出させた状態でインサート成形して上部層を形成する第2の工程と、軟質合成樹脂によって、前記上部層の他方の面に接合させるようにして、磁性体の一部をインサート成形して下部層を成形し、基部を形成する第3の工程と、前記磁性体を磁化して磁石にする第4の工程によって人型形状体を製造することを特徴とする。
本願請求項6に係る人形玩具の製造方法は、上記目的を達成するため、軟質合成樹脂によって、強磁性体の一部を表面から突出させた状態でインサート成形して第1層を成形する第5の工程と、軟質合成樹脂によって、第1層の表面に接合させるようにして、強磁性体の一部をインサート成形して第2層を成形する第6の工程によって衣服形状体を製造することを特徴とする。
本願発明に係る人形玩具は、軟質合成樹脂によって形成された人型形状体と衣服形状体とからなり、人型形状体には、衣服形状の輪郭の凹部が形成され、この凹部に相当する位置に磁石が埋設されており、衣服形状体は、人型形状体の凹部に嵌合するように形成され、強磁性体が埋設されており、人型形状体の凹部に着脱可能に取り付けられるように構成されている。
本願発明に係る人形玩具は、人型形状体の凹部に衣服形状体を嵌合して、所定の衣服を着た一つの人形形態にすることができ、人型形状体の凹部から衣服形状体を外すと、別の人形形態にすることができ、見る者に意外性と興趣性を与えることができるという効果がある。さらに、複数の衣服形状体を用意しておくことにより、衣替えのできる人形玩具として楽しむことができるという効果がある。また、軽量且つ薄型形状にすることができ、携帯に便利な携帯アクセサリーの構造にすることができるという効果がある。
本願発明に係る人形玩具は、衣服形状体が人型形状体の凹部に嵌合して取り付けられるので、衣服形状体の周縁が凹部内に収められて外れ難くなっていると共に、衣服形状体の強磁性体が人型形状体の磁石によって引き寄せられているので、衣服形状体が人型形状体に強固に固定され、携帯アクセサリーとして使用することができるという効果がある。さらに、本願発明に係る人形玩具は、人型形状体に内蔵された磁石により、冷蔵庫の扉、キャビネットの側壁等の強磁性体によって構成される壁面に吸着させることができ、インテリアの装飾品としても利用できるという効果がある。
本願発明に係る人形玩具は、上記効果を備え、前記凹部の底面に、前記衣服形状体と異なる衣服の模様が形成されていると、異なる衣服を着た二つの人形形態を有することになり、一層興趣あるものにすることができるという効果がある。
本願発明に係る人形玩具は、上記効果を備え、前記人型形状体は、下部層と上部層からなる基部と、基部の一方の面に形成された造形部層とからなり、前記磁石は、下部層と上部層の間に配置され、造形部層は、衣服形状の輪郭の凹部が形成された人型形状に形成されている。本願発明に係る人形玩具は、人型形状体が下部層、上部層、造形部層の3層構成からなり、磁石が下部層と上部層の間に配置され、凹部が造形部層によって形成されるので、凹部に相当する位置に磁石を取り付けることができ、凹部に嵌合する衣服形状体を確実に吸着して固定できるという効果がある。
本願発明に係る人形玩具は、上記効果を備え、前記衣服形状体は、第1層と第2層からなり、前記強磁性体は、第1層と第2層の間に配置されている。本願発明に係る人形玩具は、衣服形状体が第1層と第2層の2層構成からなり、強磁性体が第1層と第2層の間に配置され、衣服形状体を人型形状体の凹部に嵌合すると、人型形状体の凹部に相当する位置に取り付けられた磁石によって衣服形状体を強固に吸着して固定できるという効果がある。
本願発明に係る人形玩具の製造方法は、軟質合成樹脂によって、衣服形状の輪郭の凹部が形成された人型形状の造形部層を成形する第1の工程と、軟質合成樹脂によって、前記造形部層に一方の面を接合させるようにして、磁性体の一部を他方の面から突出させた状態でインサート成形して上部層を形成する第2の工程と、軟質合成樹脂によって、前記上部層の他方の面に接合させるようにして、磁性体の一部をインサート成形して下部層を成形し、基部を形成する第3の工程と、前記磁性体を磁化して磁石にする第4の工程によって人型形状体を製造する。
本願発明に係る人形玩具の製造方法は、人型形状の造形部層を成形する第1の工程と、上部層を成形する第2の工程と、下部層を成形して基部を形成する第3の工程と、磁性体を着磁して磁石にする第4の工程によって、簡単に人型形状体を製造することができるという効果がある。
本願発明に係る人形玩具の製造方法は、軟質合成樹脂によって、強磁性体の一部を表面から突出させた状態でインサート成形して第1層を成形する第5の工程と、軟質合成樹脂によって、第1層の表面に接合させるようにして、強磁性体の一部をインサート成形して第2層を成形する第6の工程によって衣服形状体を製造する。
本願発明に係る人形玩具の製造方法は、第1層を成形する第5の工程と、第2層を成形する第6の工程によって、簡単に衣服形状体を製造することができるという効果がある。
本願発明に係る人形玩具の正面図である。 人形玩具の分解正面図である。 人形玩具の背面図である。 人形玩具の断面図である。 人形玩具の他の形態の正面図である。 人形玩具の基部の正面図である。 人形玩具の造形部の正面図である。 人形玩具の断面図である。 人形玩具の人型形状体の製造過程を示す断面図である。 人形玩具の衣服形状体の製造過程を示す断面図である。
人形玩具1の概要について説明する。人形玩具1は、図1,2に示すように、軟質合成樹脂によって形成された人型形状体2と衣服形状体20とからなる。人型形状体2には、衣服形状の輪郭の凹部3が形成され、この凹部3に相当する位置に磁石5が埋設されている(図4参照)。衣服形状体20は、人型形状体2の凹部3に嵌合するように形成され、強磁性体21が埋設されており、人型形状体2の凹部3に着脱可能に取り付けられる。
人形玩具1は、人型形状体2の凹部3に衣服形状体20を嵌合して、所定の衣服を着た一つの人形形態にすることができ、人型形状体2の凹部3から衣服形状体20を外すと、別の人形形態にすることができ、このように形態を変化させることができるので、見る者に意外性と興趣性を与えることができる。
さらに、複数の衣服形状体20を用意しておくことにより、衣替えのできる人形玩具として楽しむことができる。例えば、夏衣服形状体と冬衣服形状体を用意しておき、夏場には夏衣服形状体20を凹部3に取り付け、冬場には冬衣服形状体20を凹部3に取り付けることにより、季節に応じて人形形態を変化させて楽しむことができる。また、軽量且つ薄型形状にすることができ、携帯に便利で、意外性と興趣性を備えた携帯アクセサリーの構造にすることができる。
人形玩具1は、衣服形状体20が人型形状体2の凹部3に嵌合して取り付けられるので、衣服形状体20の周縁が凹部3内に収められて外れ難くなっていると共に、衣服形状体20の強磁性体21が人型形状体2の磁石5によって引き寄せられているので、衣服形状体20が人型形状体2に強固に固定され、携帯アクセサリーとして使用することができる。さらに、人形玩具1は、人型形状体2に内蔵された磁石5により、冷蔵庫の扉、キャビネットの側壁等の強磁性体によって構成される壁面に吸着させることができ、インテリアの装飾品としても利用できる。
人形玩具1は、前記凹部3の底面8に、図5に示すように、前記衣服形状体20と異なる衣服の模様が形成されていると、異なる衣服を着た二つの人形形態を有することになり、一層興趣あるものにすることができる。
人形玩具1の前記人型形状体2は、図8に示すように、下部層11と上部層12からなる基部10と、基部10の一方の面13に形成された造形部層15とからなる。前記磁石5は、下部層11と上部層12の間に配置されている。造形部層15は、図7に示すように、衣服形状の輪郭の凹部3が形成された人型形状に形成されている。人形玩具1は、人型形状体2が下部層11、上部層12、造形部層15の3層構成からなり、磁石5が下部層11と上部層12の間に配置され、凹部3が造形部層15によって形成されるので、凹部3に相当する位置に磁石5を取り付けることができ、凹部3に嵌合する衣服形状体20を確実に吸着して固定できる。
人形玩具1の前記衣服形状体20は、第1層22と第2層23からなり、前記強磁性体21は、第1層22と第2層23の間に配置されている。人形玩具1は、衣服形状体20が第1層22と第2層23の2層構成からなり、強磁性体21が第1層22と第2層23の間に配置され、衣服形状体20を人型形状体2の凹部3に嵌合すると、人型形状体2の凹部3に相当する位置に取り付けられた磁石5によって衣服形状体20を強固に吸着して固定できる。
人形玩具の製造方法は、図9(a)に示すように、軟質合成樹脂によって、衣服形状の輪郭の凹部3が形成された人型形状の造形部層15を成形する第1の工程と、図9(b)に示すように、軟質合成樹脂によって、前記造形部層15に一方の面13を接合させるようにして、磁性体5の一部を他方の面14から突出させた状態でインサート成形して上部層12を形成する第2の工程と、図9(c)に示すように、軟質合成樹脂によって、前記上部層12の他方の面14に接合させるようにして、磁性体5の一部をインサート成形して下部層11を成形し、基部10を形成する第3の工程と、前記磁性体5を磁化して磁石にする第4の工程によって人型形状体2を製造する。
人形玩具の製造方法は、人型形状の造形部層15を成形する第1の工程と、上部層12を成形する第2の工程と、下部層11を成形して基部10を形成する第3の工程と、磁性体5を着磁して磁石にする第4の工程によって、簡単に人型形状体2を製造することができる。
人形玩具の製造方法は、図10(a)に示すように、軟質合成樹脂によって、強磁性体21の一部を表面から突出させた状態でインサート成形して第1層22を成形する第5の工程と、図10(b)に示すように、軟質合成樹脂によって、第1層22の表面22aに接合させるようにして、強磁性体21の一部をインサート成形して第2層23を成形する第6の工程によって衣服形状体20を製造する。人形玩具の製造方法は、第1層22を成形する第5の工程と、第2層23を成形する第6の工程によって、簡単に衣服形状体20を製造することができる。
さらに人形玩具について詳細に説明する。人形玩具1は、図1,2に示すように、人型形状体2と衣服形状体20とからなる。人型形状体2は、ポリ塩化ビニル等の軟質合成樹脂によって、約4〜5mm程度の厚みで人形形状に一体成形され、衣服に相当する部分に、衣服形状の輪郭を有する凹部3が約2mm程度の深さで形成されている。人型形状体2は、凹部3に相当する位置に磁石5がインサート成形されて埋設されている(図4参照)。
人型形状体2の外周端に半円状の突片6が一体成形されており、突片6には透孔7が形成されている。当該透孔7には、金属製のリング31が取り付けられ、リング31に係止金具33が設けられている。この係止金具33には、ストラップ35が取り付けられている。
衣服形状体20は、ポリ塩化ビニル等の軟質合成樹脂によって、約2mm程度の厚みで衣服形状に形成され、人型形状体2の凹部3に嵌合するように形成されている。衣服形状体20には、鉄片等の強磁性片21がインサート成形されて埋設されている(図4参照)。なお、強磁性片21は、磁石であっても構わない。衣服形状体20は、人型形状体2の凹部3に嵌合して着脱可能に取り付けられる。衣服形状体20は、強磁性片21が人型形状体2の磁石5の磁力によって引き寄せられているので、人型形状体2に確実に取り付けられる。
人形玩具1は、ポリ塩化ビニル等の軟質合成樹脂によって、軽量且つ薄型形状に形成されているので、携帯に便利な構造になっており、ストラップ35によって、携帯電話、バッグ、財布、鞄等に取り付けることができる。また、人形玩具1は、衣服形状体20の強磁性片21が人型形状体2の磁石5の磁力によって引き付けられているので、衣服形状体20が人型形状体2の凹部3に強固に取り付けられ、携帯時に、衣服形状体20が人型形状体2から外れ難くなっている。
また、人形玩具1は、軽量且つ薄型形状に形成されているので、人型形状体2に内蔵された磁石5によって、冷蔵庫の扉、キャビネットの側壁等の強磁性体によって構成される壁面に吸着させることができ、インテリアの装飾品として利用できる他、ストラップ35に鍵等を取り付けて、キーホルダーとしても使用することができる。
人形玩具1は、人型形状体2の凹部3に衣服形状体20が嵌合して取り付けられているので、所定の衣服を着た一つの人形形態となっているが、人型形状体2の凹部3から衣服形状体20を磁石5の磁力に抗して外すと、別の人形形態にすることができる。衣服形状体20は、凹部3に嵌合している場合、人型形状体2と略同一平面となっており、磁石5により人型形状体2に強固に固定されているので、人型形状体2から取り外せるものとは認識することが難しく、取り外すと別の人形形態に変化するので、見る者に驚きと意外性を与えることになる。なお、複数の衣服形状体20を用意しておくことにより、衣替えのできる、興趣ある人形玩具としても楽しむことができる。
人形玩具1は、図5に示すように、前記凹部3の底面8に、前記衣服形状体20と異なる衣服の模様が形成されていると、異なる衣服を着た二つの人形形態を有することになり、意外性のある、興趣あるものにすることができる。
人形玩具1の人型形状体2は、図8に示すように、下部層11と上部層12からなる基部10と、基部10の一方の面13に形成された造形部層15とからなる。前記磁石5は、下部層11と上部層12の間に配置されている。造形部層15は、図7に示すように、衣服形状の輪郭の凹部3が形成された人型形状に形成されている。人形玩具1の衣服形状体20は、第1層22と第2層23からなり、前記強磁性体21は、第1層22と第2層23の間に配置されている(図10参照)。
人形玩具1の人型形状体2の製造方法は、第1から第4の4つの工程からなる。第1の工程は、図9(a)に示すように、軟質合成樹脂によって、衣服形状の輪郭の凹部3が形成された人型形状の造形部層15を成形する。造形部層15は、人型形状を形成するので、多色で成形が行われる。第2の工程は、図9(b)に示すように、軟質合成樹脂によって、前記造形部層15に一方の面13を接合させるようにして、磁性体5の一部を他方の面14から突出させた状態でインサート成形して上部層12を形成する。第3の工程は、図9(c)に示すように、軟質合成樹脂によって、前記上部層12の他方の面14に接合させるようにして、磁性体5の一部をインサート成形して下部層11を成形し、基部10を形成する。上部層12及び下部層11は、基部10を形成するので、白色等の単一色で成形が行われる。第4の工程は、前記磁性体5を磁化して磁石にする。このように、第1〜第4の工程によって人型形状体2を製造する。
第1から第3の工程は、約300℃の高温で流動状態となった軟質合成樹脂の冷却成形が約3分間にわたって行われるため、最初から磁性体5が磁化されて磁石になっている場合、熱で磁気が消滅する可能性がある。そのため、磁性体5は、磁気のない、例えばネオジム鉄ホウ素の合金を使用する。第3の工程によって、人型形状体2が形成された後、この人型形状体2を磁場発生装置に置き、磁性体5を着磁して磁石にする(第4の工程)。このようにして、人型形状体2が完成する。
人形玩具1の衣服形状体20の製造方法は、第5から第6の2つの工程からなる。第5の工程は、図10(a)に示すように、軟質合成樹脂によって、強磁性体21の一部を表面から突出させた状態でインサート成形して第1層22を成形する。第6の工程は、図10(b)に示すように、軟質合成樹脂によって、第1層22の表面22aに接合させるようにして、強磁性体21の一部をインサート成形して第2層23を成形する。第1層22及び第2層23は、衣服形状を形成するので、多色で成形が行われる。このように2つの工程によって、衣服形状体20を製造する。
本願発明は、キーホルダー、ストラップに取り付けられる着せ替え人形玩具に利用可能である。
1 人形玩具
2 人型形状体
3 凹部
5 磁石
6 突片
7 透孔
8 底面
10 基部
11 下部層
11a 表面
12 上部層
13 一方の面
14 他方の面
15 造形部層
20 衣服形状体
21 強磁性体(強磁性片)
22 第1層
22a 表面
23 第2層
31 リング
33 係止金具
35 ストラップ

Claims (6)

  1. 軟質合成樹脂によって形成された人型形状体と衣服形状体とからなり、
    人型形状体には、衣服形状の輪郭の凹部が形成され、この凹部に相当する位置に磁石が埋設されており、
    衣服形状体は、人型形状体の凹部に嵌合するように形成され、強磁性体が埋設されており、人型形状体の凹部に着脱可能に取り付けられるように構成されていることを特徴とする人形玩具。
  2. 前記凹部の底面には、前記衣服形状体と異なる衣服の模様が形成されていることを特徴とする請求項1記載の人形玩具。
  3. 前記人型形状体は、下部層と上部層からなる基部と、基部の一方の面に形成された造形部層とからなり、
    前記磁石は、下部層と上部層の間に配置され、
    造形部層は、衣服形状の輪郭の凹部が形成された人型形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の人形玩具。
  4. 前記衣服形状体は、第1層と第2層からなり、
    前記強磁性体は、第1層と第2層の間に配置されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の人形玩具。
  5. 請求項3記載の人形玩具を製造する製造方法であって、
    軟質合成樹脂によって、衣服形状の輪郭の凹部が形成された人型形状の造形部層を成形する第1の工程と、
    軟質合成樹脂によって、前記造形部層に一方の面を接合させるようにして、磁性体の一部を他方の面から突出させた状態でインサート成形して上部層を形成する第2の工程と、
    軟質合成樹脂によって、前記上部層の他方の面に接合させるようにして、磁性体の一部をインサート成形して下部層を成形し、基部を形成する第3の工程と、
    前記磁性体を磁化して磁石にする第4の工程によって人型形状体を製造することを特徴とする人形玩具の製造方法。
  6. 軟質合成樹脂によって、強磁性体の一部を表面から突出させた状態でインサート成形して第1層を成形する第5の工程と、
    軟質合成樹脂によって、第1層の表面に接合させるようにして、強磁性体の一部をインサート成形して第2層を成形する第6の工程によって衣服形状体を製造することを特徴とする請求項5記載の人形玩具の製造方法。
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