JP2014160110A - 駆動装置、表示装置、電子機器および駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示不具合を低減すること。
【解決手段】駆動装置は、光源からの光を変調するための複数の画素を有する電気光学パネルを映像信号に応じて駆動をし、当該駆動において正極性の電圧を印加する第1期間と負極性の電圧を印加する第2期間とを含む所定の期間の電圧印加を繰り返し、前記第1期間と前記第2期間との長さが異なる駆動手段と、前記第1期間および前記第2期間のうち長い方の一部において、前記光源を消灯させる制御を行う光源制御手段とを有する。
【選択図】図10
【解決手段】駆動装置は、光源からの光を変調するための複数の画素を有する電気光学パネルを映像信号に応じて駆動をし、当該駆動において正極性の電圧を印加する第1期間と負極性の電圧を印加する第2期間とを含む所定の期間の電圧印加を繰り返し、前記第1期間と前記第2期間との長さが異なる駆動手段と、前記第1期間および前記第2期間のうち長い方の一部において、前記光源を消灯させる制御を行う光源制御手段とを有する。
【選択図】図10
Description
本発明は、表示不具合を改善する技術に関する。
液晶等の電気光学素子を用いた電気光学装置において、直流電圧が印加され続けると電気光学素子が劣化してしまうことが知られている。劣化を防ぐため、一般に電気光学素子は交流駆動される。例えば液晶装置においては、液晶層を挟む画素電極基板と対向電極基板との物理的な構造が異なるため、例えば対向電極の電位を基準として正極性電圧が印加された場合と負極性電圧が印加された場合とでは、電極と配向膜との界面や配向膜と液晶層等との界面における抵抗値が異なってしまう。たとえ正極性電圧および負極性電圧の実効電圧が等しくても、電流量すなわち電荷の移動量に非対称性が生じる。電荷の移動量の非対称性により、液晶内部の電荷に偏りが生じて内部電界が発生する。内部電界の影響により、実際に液晶層に印加される電圧が正極性と負極性とで非対称となり、直流成分を含んでしまう。この問題に対処するため、特許文献1は、正極性電圧を印加する期間および負極性電圧を印加する期間の時間比を調整することを開示している。
例えば中間フレーム生成などにより動画質の改善を行う技術のように、正極性電圧を印加する期間と負極性電圧を印加する期間において異なる画像が表示される場合、特許文献1の技術によっても、例えば等速で移動しているはずの図形が等速で移動しているように見えなくなるといった表示不具合が発生する可能性がある。
これに対し本発明は、上記の表示不具合を低減する技術を提供する。
これに対し本発明は、上記の表示不具合を低減する技術を提供する。
本発明は、光源からの光を変調するための複数の画素を有する電気光学パネルを映像信号に応じて駆動をし、当該駆動において正極性の電圧を印加する第1期間と負極性の電圧を印加する第2期間とを含む所定の期間の電圧印加を繰り返し、前記第1期間と前記第2期間との長さが異なる駆動手段と、前記第1期間および前記第2期間のうち長い方の一部において、前記光源を消灯させる制御を行う光源制御手段とを有する駆動装置を提供する。
この駆動装置によれば、第1期間および第2期間の長さが違うことに起因する表示不具合を低減することができる。
この駆動装置によれば、第1期間および第2期間の長さが違うことに起因する表示不具合を低減することができる。
前記光源制御手段は、前記光源が一定の周期で点灯するように前記制御を行ってもよい。
この駆動装置によれば、光源が点灯する周期を一定にすることができる。
この駆動装置によれば、光源が点灯する周期を一定にすることができる。
前記光源制御手段は、前記映像信号が動画を示している場合に前記制御を行ってもよい。
この駆動装置によれば、動画において第1期間および第2期間の長さが違うことに起因する表示不具合を低減することができる。
この駆動装置によれば、動画において第1期間および第2期間の長さが違うことに起因する表示不具合を低減することができる。
前記光源制御手段は、与えられた条件に応じて前記第1期間および前記第2期間の時間比を変更し、少なくとも前記時間比の可変範囲に応じて決められる時間は前記光源を点灯するように前記制御を行ってもよい。
この駆動装置によれば、条件に応じて第1期間および第2期間の時間比が変更される装置における表示不具合を低減することができる。
この駆動装置によれば、条件に応じて第1期間および第2期間の時間比が変更される装置における表示不具合を低減することができる。
前記光源制御手段は、前記第1期間および前記第2期間の最小値以上の時間は前記光源を点灯するように前記制御を行ってもよい。
この駆動装置によれば、光源が点灯する時間が第1期間および第2期間の最小値よりも短い場合と比較して、より明るい画像を表示することができる。
この駆動装置によれば、光源が点灯する時間が第1期間および第2期間の最小値よりも短い場合と比較して、より明るい画像を表示することができる。
この駆動装置は、前記電気光学パネルにおけるフリッカーを検出する検出手段を有し、前記光源制御手段は、前記検出手段による検出結果に応じて前記時間比を変更してもよい。
この駆動装置によれば、電気光学パネルにおいて検出されたフリッカーに応じて時間比が変更される装置における表示不具合を低減することができる。
この駆動装置によれば、電気光学パネルにおいて検出されたフリッカーに応じて時間比が変更される装置における表示不具合を低減することができる。
前記光源制御手段は、前記第1期間において前記光源が点灯している時間と前記第2期間において前記光源が点灯している時間が等しくなるように、前記制御を行ってもよい。
この駆動装置によれば、第1期間において光源が点灯している時間と第2期間において光源が点灯している時間が異なっている場合と比較して、表示不具合をより低減することができる。
この駆動装置によれば、第1期間において光源が点灯している時間と第2期間において光源が点灯している時間が異なっている場合と比較して、表示不具合をより低減することができる。
また、本発明は、光源と、前記光源からの光を変調するための複数の画素を有する電気光学パネルと、前記電気光学パネルを映像信号に応じて駆動をし、当該駆動において正極性の電圧を印加する第1期間と負極性の電圧を印加する第2期間とを含む所定の期間の電圧印加を繰り返し、前記第1期間と前記第2期間との長さが異なる駆動手段と、前記第1期間および前記第2期間のうち長い方の一部において、前記光源を消灯させる制御を行う光源制御手段とを有する表示装置を提供する。
さらに、本発明は、上記の表示装置を有する電子機器を提供する。
この電子機器によれば、第1期間および第2期間の長さが違うことに起因する表示不具合を低減することができる。
この電子機器によれば、第1期間および第2期間の長さが違うことに起因する表示不具合を低減することができる。
さらに、本発明は、光源からの光を変調するための複数の画素を有する電気光学パネルを映像信号に応じて駆動をし、当該駆動において正極性の電圧を印加する第1期間と負極性の電圧を印加する第2期間とを含む所定の期間の電圧印加を繰り返し、前記第1期間と前記第2期間との長さが異なるステップと、前記第1期間および前記第2期間のうち長い方の一部において、前記光源を消灯させる制御を行うステップとを有する電気光学装置の駆動方法を提供する。
この駆動方法によれば、第1期間および第2期間の長さが違うことに起因する表示不具合を低減することができる。
この駆動方法によれば、第1期間および第2期間の長さが違うことに起因する表示不具合を低減することができる。
1.概要
本実施形態は、正極性電圧を印加する期間および負極性電圧を印加する期間の時間長が異なる場合に、光源を間欠的に点灯することにより、時間長の違いに起因する表示不具合を低減するものである。以下、まずはこの表示不具合について説明する。
本実施形態は、正極性電圧を印加する期間および負極性電圧を印加する期間の時間長が異なる場合に、光源を間欠的に点灯することにより、時間長の違いに起因する表示不具合を低減するものである。以下、まずはこの表示不具合について説明する。
図1は、液晶装置(表示装置)の概略構成を示す図である。この液晶装置は、液晶パネル100と、走査線駆動回路130と、データ線駆動回路140とを有する、電気光学装置の一例である。
液晶パネル100は、供給される信号に応じて画像を表示する装置である。液晶パネル100は、m行n列のマトリクス状に配置された画素111を有する。画素111は、走査線駆動回路130及びデータ線駆動回路140から供給される信号に応じた光学状態を示す。液晶パネル100は、複数の画素111の光学状態を制御することにより画像を表示する。
液晶パネル100は、素子基板100aと、対向基板100bと、液晶105とを有する。素子基板100aと対向基板100bとは、一定の間隙を保って貼り合わせられている。この間隙に、液晶105が挟まれている。
素子基板100aは、対向基板100bとの対向面において、m行の走査線112およびn列のデータ線114を有する。走査線112はX(横)方向に沿って、データ線114はY(縦)方向に沿って、それぞれ設けられており、互いに絶縁されている。一の走査線112を他の走査線112と区別するときは、図において上から順に第1、第2、第3、…、第(m−1)、および第m行の走査線112という。同様に、一のデータ線114を他のデータ線114と区別するときは、図において左から順に第1、第2、第3、…、第(n−1)、第n列のデータ線114という。画素111は、X軸およびY軸に垂直な位置にある視点からみたときに、走査線112およびデータ線114の交差に対応して設けられている。
図2は、画素111の等価回路を示す図である。画素111は、TFT(Thin Film Transistor)116と、液晶素子120と、保持容量125とを有する。液晶素子120は、画素電極118と、液晶105と、コモン電極108とを有する。画素電極118は、画素111毎に個別に設けられた電極である。コモン電極108は、すべての画素111に共通の電極である。画素電極118は素子基板100aに、コモン電極108は対向基板100bに、それぞれ設けられている。液晶105は、画素電極118およびコモン電極108に挟まれている。コモン電極108には、コモン電圧LCcomが印加される。
TFT116は、画素電極118への電圧の印加を制御するスイッチング素子の一例であり、この例では、nチャネル型の電界効果トランジスターである。TFT116は、画素111毎に個別に設けられている。第i行第j列のTFT116のゲートは第i行の走査線112に、ソースは第j列のデータ線114に、ドレインは画素電極118に、それぞれ接続されている。保持容量125は、一端が画素電極118に、他端が容量線115に、それぞれ接続されている。容量線115には、時間的に一定の電圧が印加される。
第i行の走査線112にH(High)レベルの電圧(以下「選択電圧」という)が印加されると、第i行第j列のTFT116はオン状態となり、ソースとドレインが導通する。このとき、第j列のデータ線114に、第i行第j列の画素111の階調値(データ)に応じた電圧(以下「データ電圧」という)が印加されると、データ電圧は、TFT116を介して第i行第j列の画素電極118に印加される。
その後、第i行の走査線112にL(Low)レベルの電圧(以下「非選択電圧」という)が印加されると、TFT116はオフ状態になり、ソースとドレインは高インピーダンス状態となる。TFT116がオン状態のとき画素電極118に印加された電圧は、液晶素子120の容量性および保持容量125によって、TFT116がオフ状態になった後も保持される。
液晶素子120には、データ電圧とコモン電圧との電位差に相当する電圧が印加される。液晶105の分子配向状態は、液晶素子120に印加される電圧に応じて変化する。画素111の光学状態は、液晶105の分子配向状態に応じて変化する。例えば、液晶パネル100が透過型のパネルである場合、変化する光学状態は透過率である。
再び図1を参照する。走査線駆動回路130は、m本の走査線112の中から一の走査線112を順次排他的に選択する(すなわち走査線112を走査する)回路である。具体的には、走査線駆動回路130は、制御信号Yctrに従って、第i行の走査線112に、走査信号Yiを供給する。この例で、走査信号Yiは、選択される走査線112に対しては選択電圧となり、選択されない走査線112に対しては非選択電圧となる信号である。
データ線駆動回路140は、n本のデータ線114にデータ電圧を示す信号(以下「データ信号」という)を出力する回路である。具体的には、データ線駆動回路140は、画像処理回路10から供給されるデータ信号Vxを、制御信号Xctrに従ってサンプリングし、第1〜第n列のデータ線114にデータ信号X1〜Xnとして出力する。なお、本説明において電圧については、液晶素子120の印加電圧を除き、特に明記しない限り図示省略した接地電位を基準(ゼロV)として表す。
液晶パネル100に表示される画像は、所定の周期で書き換えられる。以下、この書き換えの周期を「フレーム」という。例えば、画像が60Hzで書き換えられる場合、1フレームは約16.7msecである。走査線駆動回路130が1フレームに1回、m本の走査線112を走査し、データ線駆動回路140がデータ信号を出力することにより、液晶パネル100に表示される画像が書き換えられる。
図3は、駆動回路により出力されるデータ電圧Vdatの波形を例示する図である。図3において、横軸は時間を、縦軸は電圧を示している。データ電圧Vdatは、所定の電位(例えば接地電位)を基準とした電圧である。液晶素子120には、画素電極118の電位と共通電位LCcomの電位差に相当する電圧が印加される。液晶素子120に電圧を印加する際には、液晶素子120におけるフリッカーや焼き付きを防止するため、同じ大きさのデータ電圧を正極性および負極性でそれぞれ書き込むのが理想的である。図3の電位Vcntaは、データ電圧Vdatの中心電位を示している。データ電圧の振幅は2Vaである。理想的には、中心電位Vcntaと共通電位LCcomを一致させることにより(Vcnta=LCcom)、液晶素子120に印加される電圧は、最初の期間においては+Va、次の期間においては−Vaとなる。これにより、正極性電圧と負極性電圧は等しくなり(すなわち印加電圧は正負対称となり)、フリッカーは最小となるはずである。
しかし、実際には、共通電位LCcomを変化させながらフリッカーを測定すると、フリッカーが最小となる電位は、中心電位Vcよりも低いことがわかる。データ電圧Vdatの中心電位Vcと、フリッカーが最小となる共通電位LCcom(最適LCcom)との差を「LCcomずれ」といい、ΔLccomで表す(次式(1))。
ΔLCcom=LCcom−Vc …(1)
である。
ΔLCcom=LCcom−Vc …(1)
である。
初期状態において、LCcomずれは、画素111のTFT116において発生するいわゆるフィードスルー(プッシュダウンまたはプッシュアップともいう)現象によるものである。フィードスルー現象とは、TFT116のゲート/ソース間電圧がHレベルからLレベルに変化したときに、ゲート/ドレイン間の(寄生容量による)容量性結合により、ドレインの電位すなわち画素電極118の電位が変化する現象をいう。フィードスルーにより電位が変化する方向は、TFT116のチャネルの伝導型に依存している。具体的には、TFT116がnチャネル型であれば電位は下降し、pチャネル型であれば電位は上昇する。
フリッカーを最小にするためには、初期状態において、共通電位LCcomは、最適LCcomに設定される。しかし、最適LCcomは経時変化することが知られている。
図4は、最適LCcomの経時変化を例示する図である。図4において、縦軸は一定時間経過後の最適LCcomの変化量(初期状態からの変化)を、横軸は正極性電圧および負極性期間が印加される期間の時間比(以下単に「時間比」という)を示す。時間比が1の場合、正極性電圧が印加される期間と負極性電圧が印加される期間の時間長が等しい。時間比が1を超えている場合、負極性電圧が印加される期間よりも正極性電圧が印加される期間が長いことを示している。時間比が1を下回っている場合、正極性電圧が印加される期間よりも負極性電圧が印加される期間が長いことを示している。また、図4において、(1)および(2)はそれぞれ異なるパネルの特性を示している。すなわち、(1)および(2)はパネルの特性のバラツキの例を示している。図4からわかるように、時間比を調整することにより、最適LCcomの経時変化を補償することができる(すなわち電荷の蓄積を抑制することができる)。
しかし、パネルの特性によっては、電荷の蓄積を抑制するため、時間比が正極性側または負極性側に大きく偏る場合がある。この場合において、例えばある図形が等速で移動する動画が表示されるとき、等速で移動しているはずの図形が等速で移動しているように見えないという表示不良が発生する場合がある。以下、この表示不良について説明する。
図5は、表示不良を説明する図である。図5において、横軸は時間を示している。図5は、1フレームが2つのフィールドに分割され、第1フィールドで正極性電圧が、第2フィールドで負極性電圧が、それぞれ印加される例を示している。以下の説明において、正極性電圧が印加されるフィールドおよび負極性電圧が印加されるフィールドをそれぞれ、「正極性フィールド」および「負極性フィールド」という。表示画像は、円が等速で移動する動画である。この例では、同画質改善のため中間フレームが生成され、正極性フィールドと負極性フィールドとで異なる画像が表示される。図5(A)は正極性フィールドと負極性フィールドの時間長が等しい例(時間比が1の例)を、図5(B)は正極性フィールドが負極性フィールドよりも長い例(時間比が1より大の例)を、それぞれ示している。図5(A)にように時間比が1の場合は、円が等速で移動しているように見え、表示不良は発生しない。しかし、図5(B)のように時間比が偏っている場合(この例では正極性側に偏っている)、正極性電圧から負極性電圧に切り替わったときに高速で、負極性電圧から正極性電圧に切り替わったときに低速で円が移動しているように見える可能性がある。本実施形態は、この問題に対処するものである。
図6は、本実施形態の概要を説明する図である。上記の問題に対処するため、本実施形態においては、正極性フィールドと負極性フィールドのうち少なくとも長い方の一部において、光源を間欠的に消灯させる。
2.構成
図7は、一実施形態に係る電子機器1の構成を示す図である。この例で、電子機器1は、プロジェクターである。電子機器1は、画像処理回路10(画像処理装置の一例)と、電源20と、光源駆動回路30と、光源40と、液晶パネル100と、投射レンズ60と、MCU70とを有する。画像処理回路10は、入力映像信号Vid−inに対して画像処理を行う装置である。画像処理回路10は、入力映像信号Vid−inに応じて、データ信号Vxおよびその他の制御信号を液晶パネル100に出力する。電源20は、光源駆動回路30等に電力を供給する。光源駆動回路30は、光源40を点灯させる装置である。光源40は、投射の光源となる装置、例えば、高圧水銀ランプ、ハロゲンランプ、若しくはメタルハライドランプなどのランプ、または半導体レーザーなどの固体光源である。液晶パネル100は、光源40から照射された光を画像処理回路10から供給される信号に応じて変調する光変調器である。投射レンズ60は、液晶パネル100により変調された光により示される映像をスクリーン(図示略)に投射するレンズである。液晶パネル100の構成は、図1で説明したとおりである。
図7は、一実施形態に係る電子機器1の構成を示す図である。この例で、電子機器1は、プロジェクターである。電子機器1は、画像処理回路10(画像処理装置の一例)と、電源20と、光源駆動回路30と、光源40と、液晶パネル100と、投射レンズ60と、MCU70とを有する。画像処理回路10は、入力映像信号Vid−inに対して画像処理を行う装置である。画像処理回路10は、入力映像信号Vid−inに応じて、データ信号Vxおよびその他の制御信号を液晶パネル100に出力する。電源20は、光源駆動回路30等に電力を供給する。光源駆動回路30は、光源40を点灯させる装置である。光源40は、投射の光源となる装置、例えば、高圧水銀ランプ、ハロゲンランプ、若しくはメタルハライドランプなどのランプ、または半導体レーザーなどの固体光源である。液晶パネル100は、光源40から照射された光を画像処理回路10から供給される信号に応じて変調する光変調器である。投射レンズ60は、液晶パネル100により変調された光により示される映像をスクリーン(図示略)に投射するレンズである。液晶パネル100の構成は、図1で説明したとおりである。
この例で、画像処理回路10は、光源40の点灯および消灯のタイミングを制御するために、光源制御信号Pctlを光源駆動回路30に対して出力する。すなわち、画像処理回路10は、光源40からの光を変調するための複数の画素111を有する電気光学パネル(液晶パネル100)を映像信号Vid−inに応じて駆動をする。この駆動において、画像処理回路10は、正極性の電圧を印加するフィールド(第1期間)と負極性の電圧を印加するフィールド(第2期間)とを含む所定の期間の電圧印加を繰り返す。なおここで、第1期間と第2期間とは時間長が異なる。さらに、画像処理回路10は、第1期間および第2期間のうち長い方の一部において、光源40を消灯させる制御を行う光源制御手段の一例である。
3.動作
図8は、電子機器1の動作を示すタイミングチャートである。図8は、1フレームが4つのフィールドに分割される、いわゆる4倍速駆動の例を示している。例えば、映像信号Vid−inにより示される画像が60Hzで更新される場合、1フレームは約16.7ミリ秒である。この場合、データ信号Vxは240Hzの信号であり、1フィールドは約4.17ミリ秒である。
図8は、電子機器1の動作を示すタイミングチャートである。図8は、1フレームが4つのフィールドに分割される、いわゆる4倍速駆動の例を示している。例えば、映像信号Vid−inにより示される画像が60Hzで更新される場合、1フレームは約16.7ミリ秒である。この場合、データ信号Vxは240Hzの信号であり、1フィールドは約4.17ミリ秒である。
各フィールドにおいて、走査線駆動回路130は、m本の走査線112を順次排他的に選択する走査信号Yiを出力する。データ線駆動回路140は、第i行の走査線112が選択されているときに、第i行第1〜n列の画素のデータ信号Vxをサンプリングし、データ信号X1〜Xnとして出力する。データ信号Vxの電圧は、奇数フィールドにおいて正極性であり、偶数フィールドにおいて負極性である。データ信号Vxは、白表示に相当する電圧Vwおよび黒表示に相当する電圧Vbを含む範囲の電圧を示す。データ信号Vxの振幅の中心電位は電位Vcntである。いわゆるプッシュダウン(フィードスルー)の影響を考慮し、コモン電圧LCcomは、中心電位Vcntよりも低い値に設定されている。
なお図8では図面を簡略化するため時間比が1、すなわち、正極性電圧の印加時間と負極性電圧の印加時間とが等しい例を示しているが、実際には、時間比は1ではなく、正極性電圧の印加時間と負極性電圧の印加時間とは異なっている。
図9は、電子機器1の動作を示すフローチャートである。ステップS100において、画像処理回路10は、点灯時間を調整するためのオフセット時間t1を設定する。時間t1は、例えば次式(2)によって決められる。
t1={tp+tn−(tonp+tonn)}/2 …(2)
ここで、tpおよびtnはそれぞれ正極性および負極性の電圧が印加される時間を、tonpは正極性フィールドにおいて光源40を点灯させる時間を、tonnは負極性フィールドにおいて光源40を点灯させる時間を、それぞれ示す。この例では、tonn=tonpである。時間tpおよびtnは、次式(3)および(4)で示されるように、フレーム周波数、駆動の速度、および時間比に応じて決まる。
tp+tn=tf/(n/2) …(3)
tp/tn=r …(4)
ここで、tfは1フレームの時間(例えばフレーム周波数60Hzの場合、16.7ミリ秒)を示す。nは駆動速度(例えば4倍速ならn=4)を示す。rは時間比を示す。
t1={tp+tn−(tonp+tonn)}/2 …(2)
ここで、tpおよびtnはそれぞれ正極性および負極性の電圧が印加される時間を、tonpは正極性フィールドにおいて光源40を点灯させる時間を、tonnは負極性フィールドにおいて光源40を点灯させる時間を、それぞれ示す。この例では、tonn=tonpである。時間tpおよびtnは、次式(3)および(4)で示されるように、フレーム周波数、駆動の速度、および時間比に応じて決まる。
tp+tn=tf/(n/2) …(3)
tp/tn=r …(4)
ここで、tfは1フレームの時間(例えばフレーム周波数60Hzの場合、16.7ミリ秒)を示す。nは駆動速度(例えば4倍速ならn=4)を示す。rは時間比を示す。
ステップS110において、画像処理回路10は、極性反転信号IpがLレベルであるか判断する。極性反転信号IpがLレベルであると判断された場合(S110:YES)、画像処理回路10は、処理をステップS130に移行する。極性反転信号IpがHレベルであると判断された場合(S110:NO)、画像処理回路10は、処理をステップS120に移行する。
ステップS120において、画像処理回路10は、極性反転信号IpがLレベルからHレベルに変わってから、時間t1が経過したか判断する。極性反転信号IpがHレベルに変わってから時間t1が経過したと判断された場合(S120:YES)、画像処理回路10は、処理をステップS130に移行する。極性反転信号IpがHレベルに変わってから時間t1が経過していないと判断された場合(S120:NO)、画像処理回路10は、処理をステップS110に移行する。
ステップS130において、画像処理回路10は、Hレベルの光源制御信号Pctlを出力する。ステップS140において、画像処理回路10は、光源制御信号PctlがHレベルに変わってから時間tonが経過したか判断する。光源制御信号PctlがHレベルに変わってから時間tonが経過したと判断された場合(S140:YES)、画像処理回路10は、処理をステップS150に移行する。光源制御信号PctlがHレベルに変わってから時間tonが経過していないと判断された場合(S140:NO)、画像処理回路10は、Hレベルの光源制御信号Pctlを出力し続ける(ステップS130)。
ステップS150において、画像処理回路10は、Lレベルの光源制御信号Pctlを出力する。ステップS160において、画像処理回路10は、極性反転信号IpがHレベルであるか判断する。極性反転信号IpがHレベルであると判断された場合(S160:YES)、画像処理回路10は、Lレベルの光源制御信号Pctlを出力し続ける(ステップS150)。極性反転信号IpがLレベルであると判断された場合(S160:NO)、画像処理回路10は、処理をステップS130に移行する。
図10は、本実施形態に係る光源の点灯制御を示すタイミングチャートである。図10には、極性反転信号Ipおよび光源制御信号Pctlが示されている。液晶パネル100においては、極性反転信号IpがHレベルのときは正極性電圧が、極性反転信号IpがLレベルのときは負極性電圧が印加される。また、光源駆動回路30は、光源制御信号PctlがHレベルのときは光源40を点灯させ、光源制御信号PctlがLレベルのときは光源40を消灯させる。図10の例では、1フレームの間に正極性電圧および負極性電圧を印加するサイクルが1回繰り返される。また、図10の例では、時間比は正極性に大きく偏っている。各フレームの始期から時間t1が経過すると、光源制御信号PctlがHレベルとなり光源が点灯する。光源は、時間tonの間、継続して点灯し、時間tonが経過すると消灯する。
以上で説明したように本実施形態によれば、正極性フィールドおよび負極性フィールドにおいて、光源40が点灯する時間を等しく、かつ一定の周期で点灯することができる。したがって、電子機器1によれば、正極性フィールドおよび負極性フィールドの時間長が異なることに起因する表示不良が低減される。
4.変形例
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用いられてもよい。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用いられてもよい。
4−1.変形例1
電子機器1は、特定の条件が満たされたとき、例えば映像信号Vid−inが動画を示している場合に光源40を消灯させる制御を行い、それ以外の場合、例えば映像信号Vid−inが静止画を示している場合に光源40を消灯させない(点灯させ続ける)制御を行ってもよい。別の例で、電子機器1は、正極性フィールドおよび負極性フィールドで異なる画像が表示される場合に光源40を消灯させる制御を行い、正極性フィールドおよび負極性フィールドで同じ画像が表示される場合に光源40を消灯させない(点灯させ続ける)制御を行ってもよい。さらに別の例で、正極性フィールドおよび負極性フィールドの時間長の差がしきい値(例えば55%)以上である場合には光源40を消灯させる制御を行い、しきい値未満である場合には光源40を消灯させない(点灯させ続ける)制御を行ってもよい。
電子機器1は、特定の条件が満たされたとき、例えば映像信号Vid−inが動画を示している場合に光源40を消灯させる制御を行い、それ以外の場合、例えば映像信号Vid−inが静止画を示している場合に光源40を消灯させない(点灯させ続ける)制御を行ってもよい。別の例で、電子機器1は、正極性フィールドおよび負極性フィールドで異なる画像が表示される場合に光源40を消灯させる制御を行い、正極性フィールドおよび負極性フィールドで同じ画像が表示される場合に光源40を消灯させない(点灯させ続ける)制御を行ってもよい。さらに別の例で、正極性フィールドおよび負極性フィールドの時間長の差がしきい値(例えば55%)以上である場合には光源40を消灯させる制御を行い、しきい値未満である場合には光源40を消灯させない(点灯させ続ける)制御を行ってもよい。
4−2.変形例2
電子機器1は、与えられた条件に応じて正極性フィールドおよび負極性フィールドの時間比を適応的に変化させてもよい。例えば、電子機器1は、液晶パネル100において実際に発生しているフリッカーを測定するためのセンサーを有し、センサーによる測定結果に応じてフリッカーを低減するように時間比を変化させてもよい。この場合において、時間比の可変範囲には上限および下限が設けられ、光源40を継続して点灯する時間tonは、正極性フィールドおよび負極性フィールドの時間長の可変範囲に応じて決定されてもよい。具体的には、時間tonは、正極性フィールドおよび負極性フィールドの最小値以上の時間、光源40を継続して点灯する値に設定されてもよい。なお、時間比を変化させるための条件は、フリッカーの測定によるものに限定されない。例えば、電子機器1は、動作モード(例えば通常モードとフリッカー低減モード)、駆動条件(環境温度)などに応じて時間比を変化させてもよい。
電子機器1は、与えられた条件に応じて正極性フィールドおよび負極性フィールドの時間比を適応的に変化させてもよい。例えば、電子機器1は、液晶パネル100において実際に発生しているフリッカーを測定するためのセンサーを有し、センサーによる測定結果に応じてフリッカーを低減するように時間比を変化させてもよい。この場合において、時間比の可変範囲には上限および下限が設けられ、光源40を継続して点灯する時間tonは、正極性フィールドおよび負極性フィールドの時間長の可変範囲に応じて決定されてもよい。具体的には、時間tonは、正極性フィールドおよび負極性フィールドの最小値以上の時間、光源40を継続して点灯する値に設定されてもよい。なお、時間比を変化させるための条件は、フリッカーの測定によるものに限定されない。例えば、電子機器1は、動作モード(例えば通常モードとフリッカー低減モード)、駆動条件(環境温度)などに応じて時間比を変化させてもよい。
4−3.変形例3
実施形態においては、正極性フィールドにおいて光源40を点灯させる時間tonpと負極性フィールドにおいて光源40を点灯させる時間tonnとが同じ時間長である例を説明したが、時間tonpと時間tonnとは異なっていてもよい。また、電子機器1は、条件に応じて、時間tonpと時間tonnとが同一であるモードと、時間tonpと時間tonnとが異なるモードとを切り替えてもよい。この条件としては、たとえは変形例1で説明したものが用いられる。
実施形態においては、正極性フィールドにおいて光源40を点灯させる時間tonpと負極性フィールドにおいて光源40を点灯させる時間tonnとが同じ時間長である例を説明したが、時間tonpと時間tonnとは異なっていてもよい。また、電子機器1は、条件に応じて、時間tonpと時間tonnとが同一であるモードと、時間tonpと時間tonnとが異なるモードとを切り替えてもよい。この条件としては、たとえは変形例1で説明したものが用いられる。
4−4.変形例4
図11は、変形例4に係る、光源40の点灯および消灯のタイミング制御を例示する図である。光源40の点灯および消灯のタイミング制御の具体例は、図9および図10で説明したものに限定されない。この例では、正極性フィールドと負極性フィールドとで連続して、光源40が点灯し続ける。すなわち、正極性フィールドと負極性フィールドとが切り替わったときに、光源40の点灯/消灯が切り替わらない。この例によれば、光源の制御は図10の例より低速で行うことができるので、回路の負荷が低減される。
図11は、変形例4に係る、光源40の点灯および消灯のタイミング制御を例示する図である。光源40の点灯および消灯のタイミング制御の具体例は、図9および図10で説明したものに限定されない。この例では、正極性フィールドと負極性フィールドとで連続して、光源40が点灯し続ける。すなわち、正極性フィールドと負極性フィールドとが切り替わったときに、光源40の点灯/消灯が切り替わらない。この例によれば、光源の制御は図10の例より低速で行うことができるので、回路の負荷が低減される。
4−5.変形例5
図12は、変形例5に係る、光源40の点灯および消灯のタイミング制御を例示する図である。この例では、極性反転信号IpがLレベルになってから時間t2が経過したときに、光源制御信号PctlがHレベルに変化する。すなわち、正極性フィールドおよび負極性フィールドのうち短い方(この例では負極性フィールド)の一部においても、光源40が消灯される。例えば、光源40が点灯している時間tonが時間比によらず一定である場合を考える。ここで、負極性フィールドの時間の最小値に合わせて時間tonを設計した場合において、負極性フィールドの時間が最小値よりも大きいときは、負極性フィールドの一部において光源40が消灯される。
図12は、変形例5に係る、光源40の点灯および消灯のタイミング制御を例示する図である。この例では、極性反転信号IpがLレベルになってから時間t2が経過したときに、光源制御信号PctlがHレベルに変化する。すなわち、正極性フィールドおよび負極性フィールドのうち短い方(この例では負極性フィールド)の一部においても、光源40が消灯される。例えば、光源40が点灯している時間tonが時間比によらず一定である場合を考える。ここで、負極性フィールドの時間の最小値に合わせて時間tonを設計した場合において、負極性フィールドの時間が最小値よりも大きいときは、負極性フィールドの一部において光源40が消灯される。
4−6.他の変形例
電子機器1のハードウェア構成は図7で説明したものに限定されない。例えば、実施形態において画像処理回路10が有していた機能の少なくとも一部を、画像処理回路10とは別のハードウェア要素が有していてもよい。
電子機器1のハードウェア構成は図7で説明したものに限定されない。例えば、実施形態において画像処理回路10が有していた機能の少なくとも一部を、画像処理回路10とは別のハードウェア要素が有していてもよい。
電子機器1は、実施形態で例示したプロジェクターの他にも、テレビジョンや、ビューファインダー型・モニタ直視型のビデオテープレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳、電卓、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、デジタルスチルカメラ、携帯電話機、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。
液晶105は、VA液晶に限定されない。TN液晶等、VA液晶以外の液晶が用いられてもよい。また、液晶105は、ノーマリーホワイトモードの液晶であってもよい。また、液晶以外の電気光学素子が用いられてもよい。
実施形態で説明したパラメーター(例えば、階調数、フレーム周波数、画素数など)および信号の極性やレベルはあくまで例示であり、本発明はこれに限定されない。
実施形態で説明したパラメーター(例えば、階調数、フレーム周波数、画素数など)および信号の極性やレベルはあくまで例示であり、本発明はこれに限定されない。
1…電子機器、10…画像処理回路、20…電源、30…光源駆動回路、40…光源、60…投射レンズ、70…MCU、100…液晶パネル、105…液晶、108…コモン電極、111…画素、112…走査線、114…データ線、115…容量線、116…TFT、118…画素電極、120…液晶素子、125…保持容量、130…走査線駆動回路、140…データ線駆動回路
Claims (10)
- 光源からの光を変調するための複数の画素を有する電気光学パネルを映像信号に応じて駆動をし、当該駆動において正極性の電圧を印加する第1期間と負極性の電圧を印加する第2期間とを含む所定の期間の電圧印加を繰り返し、前記第1期間と前記第2期間との長さが異なる駆動手段と、
前記第1期間および前記第2期間のうち長い方の一部において、前記光源を消灯させる制御を行う光源制御手段と
を有する駆動装置。 - 前記光源制御手段は、前記光源が一定の周期で点灯するように前記制御を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。 - 前記光源制御手段は、前記映像信号が動画を示している場合に前記制御を行う
ことを特徴とする請求項1または2に記載の駆動装置。 - 前記光源制御手段は、与えられた条件に応じて前記第1期間および前記第2期間の時間比を変更し、
少なくとも前記時間比の可変範囲に応じて決められる時間は前記光源を点灯するように前記制御を行う
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の駆動装置。 - 前記光源制御手段は、前記第1期間および前記第2期間の最小値以上の時間は前記光源を点灯するように前記制御を行う
ことを特徴とする請求項4に記載の駆動装置。 - 前記電気光学パネルにおけるフリッカーを検出する検出手段を有し、
前記光源制御手段は、前記検出手段による検出結果に応じて前記時間比を変更する
ことを特徴とする請求項4または5に記載の駆動装置。 - 前記光源制御手段は、前記第1期間において前記光源が点灯している時間と前記第2期間において前記光源が点灯している時間が等しくなるように、前記制御を行う
ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の駆動装置。 - 光源と、
前記光源からの光を変調するための複数の画素を有する電気光学パネルと、
前記電気光学パネルを映像信号に応じて駆動をし、当該駆動において正極性の電圧を印加する第1期間と負極性の電圧を印加する第2期間とを含む所定の期間の電圧印加を繰り返し、前記第1期間と前記第2期間との長さが異なる駆動手段と、
前記第1期間および前記第2期間のうち長い方の一部において、前記光源を消灯させる制御を行う光源制御手段と
を有する表示装置。 - 請求項8に記載の表示装置を有する電子機器。
- 光源からの光を変調するための複数の画素を有する電気光学パネルを映像信号に応じて駆動し、当該駆動において正極性の電圧を印加する第1期間と負極性の電圧を印加する第2期間とを含む所定の期間の電圧印加を繰り返し、前記第1期間と前記第2期間との長さが異なるステップと、
前記第1期間および前記第2期間のうち長い方の一部において、前記光源を消灯させる制御を行うステップと
を有する電気光学装置の駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013029727A JP2014160110A (ja) | 2013-02-19 | 2013-02-19 | 駆動装置、表示装置、電子機器および駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013029727A JP2014160110A (ja) | 2013-02-19 | 2013-02-19 | 駆動装置、表示装置、電子機器および駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014160110A true JP2014160110A (ja) | 2014-09-04 |
Family
ID=51611848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013029727A Pending JP2014160110A (ja) | 2013-02-19 | 2013-02-19 | 駆動装置、表示装置、電子機器および駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014160110A (ja) |
-
2013
- 2013-02-19 JP JP2013029727A patent/JP2014160110A/ja active Pending
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