JP2014160011A - 瞬時電圧低下検出装置及び瞬時電圧低下検出方法 - Google Patents

瞬時電圧低下検出装置及び瞬時電圧低下検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】交流電源電圧の数msオーダの短時間の瞬時電圧低下から電気機器を保護することができる瞬時電圧低下検出装置及び瞬時電圧低下検出方法を提供することを目的としている。
【解決手段】瞬時電圧低下検出装置4は、入力交流電圧Vin(t)を1周期分の時間Tだけ遅延させる遅延回路5と、入力交流電圧Vin(t)を1周期前の入力交流電圧Vin(t−T)で除算する除算器6と、異常判定基準となる基準値SとVin(t)/Vin(t−T)とを比較し、基準値Sを超えた場合に瞬低検出信号を発生させる比較器(A)7と、瞬低検出信号の継続時間Tと異常判定基準となる基準時間Tと、継続時間Tが基準時間Tを超えた場合に瞬低異常信号を発生させる比較器(B)10と、により構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、商用交流電源の瞬時電圧低下から電気機器を保護するための瞬時電圧低下検出装置及び瞬時電圧低下検出方法に関するものである。
電気機器を安定的に動作させるために、商用交流電源電圧の瞬断による停電や瞬時の電圧低下から保護する対策が必要である。その際、電気機器を確実に保護するためには、できるだけ短時間で瞬停や瞬低を検出することが求められる。
そこで、瞬停や瞬低を検出する方法として、例えば、特許文献1の停電検出方法では、交流電圧の1周期を隔てた二つのサンプリング時点のデータの差ΔV(=Vk−1−V)を所定の停電判定レベルと比較して、停電を検出する。三相の交流電圧を各相、個別に絶対値演算し、各相の絶対値の加算値と停電判定レベルとを比較して停電を検出する。交流電圧の変化率を演算し、この変化率と停電判定レベルとを比較して停電を検出する。交流電圧の絶対値と前記交流電圧の変化率の絶対値とを演算し、両絶対値のレベルを合わせて加算すると共に、この加算値と停電判定レベルとを比較して停電を検出する。これにより、商用電源電圧等の交流電圧の停電を高速に検出することができる。また、一相のみの停電も確実に検出することができる。
特開平10−90314号公報
しかしながら、特許文献1の停電検出方法において用いられる単相交流を電源とする電気機器の瞬時電圧低下検出回路(停電検出回路)は、入力交流電圧の計測値を実効値に変換し、比較器にて瞬低検出レベルと比較し、瞬低検出レベルを超過した場合に、カウントアップを開始し、瞬低異常を検出する方法であった。しかし、実効値データの更新は、半サイクルもしくは1サイクル周期であり、短時間(数msオーダ)の瞬低を検出することができず、このため短時間の瞬低に対して電気機器を安全に停止させることができないという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、交流電源電圧の数msオーダの短時間の瞬時電圧低下(以下、瞬低と称する。)から電気機器を保護することができる瞬時電圧低下検出装置及び瞬時電圧低下検出方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の瞬時電圧低下検出装置は、入力交流電圧を1周期遅延させる入力電圧遅延手段と、前記入力交流電圧を前記遅延された入力交流電圧で除算する除算手段と、前記除算手段にて得られた値を所定の基準値と比較するとともに、前記除算手段にて得られた値が前記基準値を超えた場合に瞬時電圧低下と判定し、瞬時電圧低下検出信号を出力する瞬時電圧低下検出手段と、前記瞬時電圧低下検出信号の継続する時間が所定の基準時間を超えた場合に瞬時電圧低下異常と判定し、瞬時電圧低下異常信号を出力する瞬時電圧低下異常判定手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の瞬時電圧低下検出方法は、入力交流電圧を1周期遅延させた前記入力交
流電圧で除算し、前記除算して得られた値を所定の基準値と比較して、前記除算して得られた値が前記基準値を超えた場合に瞬時電圧低下と判定し、瞬時電圧低下検出信号を出力させ、さらに、前記瞬時電圧低下検出信号の継続する時間が所定の基準時間を超えた場合に瞬時電圧低下異常と判定し、瞬時電圧低下異常信号を出力させることを特徴とするものである。
本発明の瞬時電圧低下検出装置及び瞬時電圧低下検出方法によれば、入力交流電圧を1周期前の入力交流電圧で除した瞬低検出用の信号を用いて、瞬低の異常判定基準となる基準値を超える継続時間が基準時間を超えた場合に瞬低異常であると判定することにより、交流電源電圧の数msオーダの短時間の瞬低に対しても電気機器を保護することができる。
実施の形態1に係る瞬時電圧低下検出装置を備えた電気機器示す概略構成図である。 実施の形態1に係る瞬時電圧低下検出装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る瞬時電圧低下検出装置の瞬低検出動作の信号波形を示す図である。 実施の形態2に係る瞬時電圧低下検出装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る瞬時電圧低下検出装置の瞬低検出動作の信号波形を示す図である。 実施の形態3に係る瞬時電圧低下検出装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態4に係る瞬時電圧低下検出装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態に係る瞬時電圧低下検出装置及び瞬時電圧低下検出方法について図1〜図7を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この瞬時電圧低下検出装置を備えた電気機器を示す概略構成図であり、図2は、実施の形態1に係る瞬時電圧低下検出装置の構成を示すブロック図である。図3は、瞬時電圧低下検出装置の瞬低検出動作の信号波形を示す図である。
図1に示すように、瞬時電圧低下検出装置を備えた電気機器1には、商用交流電源2の交流電圧Vを計測するための入力交流電圧Vin(t)に分圧する分圧抵抗3と、分圧抵抗3で分圧された入力交流電圧Vin(t)を入力とする瞬時電圧低下検出装置4と、により構成されている。また、図2に示すように、瞬時電圧低下検出装置4は、入力交流電圧Vin(t)の1周期分の時間Tだけ遅延させる入力電圧遅延手段である遅延回路5と、入力交流電圧Vin(t)を1周期前の入力交流電圧Vin(t−T)で除算する除算手段である除算器6と、瞬低の異常判定基準となる基準値S(瞬低検出レベル)と除算器6から出力されたVin(t)/Vin(t−T)とを比較し、Vin(t)/Vin(t−T)が基準値Sを超えた場合に瞬低検出信号を発生させる瞬時電圧低下検出手段である比較器(A)7と、クロック信号を生成するクロック8と、クロック信号で駆動され、瞬低検出信号の継続時間Tを計測するカウンタ9と、瞬低異常継続時間の異常判定基準となる基準時間Tと、継続時間Tが基準時間Tを超えた場合に瞬低異常信号を発生させる瞬時電圧低下異常判定手段である比較器(B)10と、により構成されている。
次に、図2を用いて、瞬時電圧低下検出装置4の動作について説明する。図1に示す電気機器1において、商用交流電源2の交流電圧Vを分圧抵抗3にて、分圧された入力交流電圧Vin(t)を用いて、瞬低の検出を行う。図2の瞬時電圧低下検出装置4では、まず、遅延回路5にて、1周期の時間Tだけ前の入力交流電圧Vin(t−T)を生成する。続いて、除算器6にて、時間tにおける入力交流電圧Vin(t)を1周期の時間Tだけ前の入力交流電圧Vin(t−T)で除算し、瞬低検出用の信号Vin(t)/Vin(t−T)を生成する。さらに、比較器(A)7にて、瞬低検出用の信号Vin(t)/Vin(t−T)と瞬低の異常判定基準となる基準値(瞬時電圧低下の大きさ)Sとが比較され、基準値Sを超えた場合に瞬低検出信号が出力される。ここで、比較器(A)7の入力側には、入力波形を鈍らせるフィルタ要素が無いため、瞬低が発生したタイミングを正確に検出することができる。
比較器(A)7から瞬低検出信号が出力されると、カウンタ9にて、クロック8のクロック信号によりカウントアップ信号が生成され、比較器(B)10に入力される。ここで、カウンタアップ信号は、瞬低検出信号の継続時間Tを意味する。比較器(B)10では、瞬低検出信号の継続時間Tと瞬低異常を検出する基準時間Tとを比較し、継続時間Tが基準時間Tを超過した場合に、瞬低の大きさと継続時間を示す瞬低異常信号が出力される。この瞬低異常信号が出力された場合に、瞬低異常であると判定する。
また、図3に瞬時電圧低下検出装置の瞬低検出動作の信号波形を示す。図3において、Vin(t)は、時間tにおける入力交流電圧波形を、Vin(t−T)は、1周期の時間Tだけ前の入力交流電圧波形を、Vin(t)/Vin(t−T)は、瞬低検出用の信号を示す。瞬低が発生していない場合には、Vin(t)とVin(t−T)とが同じであり、Vin(t)/Vin(t−T)は100%となる。図3では、任意の時刻t0に、瞬低(30%低下)を発生させたときの瞬低検出用の信号Vin(t)/Vin(t−T)の推移を示しており、瞬低発生と同時にVin(t)/Vin(t−T)が70%にまで低下し、瞬低検出信号が出力されていることから、理論上、瞬低発生時刻を正確に検出することが可能であり、瞬低保証時間が短い電気機器に対しても保護することができるようになる。
従って、数msオーダ(1〜3ms程度)の瞬低を検出するために、計測された入力交流電圧の瞬時値データと1周期前の入力交流電圧の瞬時値データとを逐次照合することにより、瞬低発生時間を詳細に検出することができる。これにより、瞬低保証時間が、数msオーダ(1〜3ms程度)である電気機器に適用することで、電気機器を安全に停止させることができる。
このように、実施の形態1に係る瞬時電圧低下検出装置では、入力交流電圧を1周期前の入力交流電圧で除した瞬低検出用の信号を用いて、瞬低の異常判定基準となる基準値を超える継続時間が基準時間を超えた場合に瞬低異常であると判定することにより、交流電源電圧の数msオーダ(1〜3ms程度)の短時間の瞬低に対しても電気機器を保護することができるという顕著な効果がある。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係る瞬時電圧低下検出装置の構成を示すブロック図である。図5は、瞬時電圧低下検出装置の瞬低検出動作の信号波形を示す図である。実施の形態1の瞬時電圧低下検出装置4と実施の形態2の瞬時電圧低下検出装置14との相違点は、実施の形態2では、図2に示す実施の形態1の比較器(A)7とカウンタ9の間にラッチ回路11が設けられており、また、ラッチ回路11の前値を保持するために、入力交流電圧の入力部とラッチ回路11との間に保護対策手段である比較器(C)12が設けられている点である。他の構成要素は、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
次に、図4を用いて、瞬時電圧低下検出装置14の動作について説明する。上記実施の形態1では、時間tにおける入力交流電圧Vin(t)と1周期の時間Tだけ前の入力交流電圧Vin(t−T)とを常時比較し、瞬低異常を検出する瞬時電圧低下検出装置について述べたが、入力交流電圧の電圧ゼロ点近傍では、入力交流電圧Vin(t)と1周期の時間Tだけ前の入力交流電圧Vin(t−T)の電圧が共に小さく、それぞれの電圧の僅かな誤差により瞬低を検出してしまうことから、検出精度を期待することができない。また、入力交流電圧の電圧ゼロ点近傍での瞬低は、一般的に電気機器に悪影響を及ぼす原因とはならない。そこで、実施の形態2では、図4に示すように、比較器(A)7の出力部にラッチ回路11を設け、入力交流電圧Vin(t)が所定値以下の場合には、ラッチ回路11の出力を前値で保持させるための信号を生成する比較器(C)12を設置している。ラッチ回路11と比較器(C)12を追加することで、入力交流電圧が電圧ゼロ点近傍で、電気機器に悪影響を及ぼす原因とならないゼロクロス点近傍での瞬低異常を検出しないようにする瞬時電圧低下検出装置を構築することができる。他の回路動作は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
また、図5に瞬時電圧低下検出装置の瞬時電圧低下検出動作の信号波形を示す。図3と同様、図5において、Vin(t)は、時間tにおける入力交流電圧波形を、Vin(t−T)は、1周期の時間Tだけ前の入力交流電圧波形を、Vin(t)/Vin(t−T)は、瞬低検出用の信号を示す。瞬低が発生していない場合には、Vin(t)とVin(t−T)とが同じであり、Vin(t)/Vin(t−T)は100%となる。図5では、任意の時刻t0に、瞬低(30%低下)を発生させたときの瞬低検出用の信号Vin(t)/Vin(t−T)の推移を示しており、瞬低発生と同時にVin(t)/Vin(t−T)が70%にまで低下する。ここで、比較器(C)12に設定された非検出領域(設定値:±Vs)の入力交流電圧Vin(t)が印加されている期間は、比較器(A)7からの出力は、ラッチ回路11により前値で保持されているため、ゼロクロス近傍の瞬低に対しては、瞬低検出信号は出力されない。これに対して、入力交流電圧Vin(t)が設定値±Vsを超えた時刻t1から瞬低検出信号が出力される。実施の形態1と同様に、入力交流電圧が所定の設定値以上の場合には、通常通りに瞬低異常を検出されるため、電気機器に影響を及ぼす入力交流電圧の領域で瞬低異常を検出することができる。これにより、瞬時電圧低下検出装置が組み込まれた電気機器の安定した動作が期待できる。
このように、実施の形態2に係る瞬時電圧低下検出装置では、実施の形態1と同様の機能を有するとともに、さらに、非検出領域が設けられ、入力交流電圧が電圧ゼロ点近傍の所定の値以下では、動作しないように設定されているので、電気機器に悪影響を及ぼす原因とならない瞬低異常は検出されることがなく、安定した動作を期待できるという顕著な効果がある。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3に係る瞬時電圧低下検出装置の構成を示すブロック図である。実施の形態2の瞬時電圧低下検出装置14と実施の形態3の瞬時電圧低下検出装置24との相違点は、図4に示す実施の形態2の遅延回路5からの出力と比較器(B)10からの瞬低異常信号の出力とを記憶する記録手段であるメモリ13が設けられている点である。他の構成要素は、実施の形態2と同様であるので説明を省略する。
次に、図6を用いて、瞬時電圧低下検出装置24の動作について説明する。比較器(B)10から瞬低異常信号が出力された際に、瞬低異常信号の出力が記録開始信号としてメモリ13に入力され、それと同時に、メモリ13は遅延回路5からの出力である1周期の時間Tだけ前の入力交流電圧Vin(t−T)の波形から記録を開始する。すなわち、瞬低が発生した時刻の前後の入力交流電圧Vin(t)の波形を記録することになる。これにより、メモリ13に記録された瞬低発生時の入力交流電圧Vin(t)の波形の結果を基に、瞬低の発生原因等を解析することが可能となる。また、同じ商用交流電源を使用している他の電気機器において、瞬低により誤動作が発生した場合に、本実施の形態3の瞬時電圧
低下検出装置24が組み込まれた電気機器1のメモリ13に記録された結果から短時間に誤動作の原因解明を図ることもできる。他の回路動作は、実施の形態2と同様であるので、説明を省略する。
このように、実施の形態3に係る瞬時電圧低下検出装置では、実施の形態2と同様の機能を有するとともに、さらに、瞬低発生時の入力交流電圧Vin(t−T)の波形を記録することにより、その波形を解析して、その発生原因を解明することができるという顕著な効果がある。
実施の形態4.
図7は、実施の形態4に係る瞬時電圧低下検出装置の構成を示すブロック図である。実施の形態3の瞬時電圧低下検出装置24と実施の形態4の瞬時電圧低下検出装置34との相違点は、図6に示す実施の形態3に設けられているメモリ13を、遅延機能を有する記録手段である遅延機能を有するメモリ15に置き換えた点である。他の構成要素は、実施の形態3と同様であるので説明を省略する。
次に、図7を用いて、瞬時電圧低下検出装置34の動作について説明する。遅延機能を有するメモリ15は、通常は遅延回路として、入力交流電圧Vin(t)を1周期の時間Tだけ遅延させた入力交流電圧Vin(t−T)を出力する。比較器(B)10から瞬低異常信号が出力された際に、瞬低異常信号の出力が記録開始信号として遅延機能を有するメモリ15に入力され、それと同時に、遅延機能を有するメモリ15は遅延機能からの出力である1周期の時間Tだけ前の入力交流電圧Vin(t−T)の波形から記録を開始する。すなわち、瞬低が発生した時刻の前後の入力交流電圧Vin(t)の波形を記録することになる。これにより、遅延機能を有するメモリ15に記録された瞬低発生時の入力交流電圧Vin(t)の波形の結果を基に、瞬低の発生原因等を解析することが可能となる。他の回路動作は、実施の形態3と同様であるので、説明を省略する。メモリを商用交流電源の周波数の1周期分の遅延時間を与える部品として併用することで、遅れ時間要素を与えるためだけに設けていた遅延回路の部品を削減できるため、コスト削減に寄与することができる。
このように、実施の形態4に係る瞬時電圧低下検出装置では、実施の形態3と同様の機能を有するとともに、記録手段に遅延機能を併せ持たせることで、遅延手段の部品を削減できるという顕著な効果がある。
なお、上記実施の形態では、瞬時電圧低下検出装置について述べたが、瞬時電圧低下検出方法については、上記実施の形態の説明を参照して方法として実施すればよい。
また、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
また、図において、同一符号は、同一または相当部分を示す。
1 電気機器、2 商用交流電源、3 分圧抵抗、4,14,24,34 瞬時電圧低下検出装置、5 遅延回路、6 除算器、7 比較器(A)、8 クロック、9 カウンタ、10 比較器(B)、11 ラッチ回路、12 比較器(C)、13 メモリ、15 遅延回路機能を有するメモリ。

Claims (7)

  1. 入力交流電圧を1周期遅延させる入力電圧遅延手段と、
    前記入力交流電圧を前記遅延された入力交流電圧で除算する除算手段と、
    前記除算手段にて得られた値を所定の基準値と比較するとともに、前記除算手段にて得られた値が前記基準値を超えた場合に瞬時電圧低下と判定し、瞬時電圧低下検出信号を出力する瞬時電圧低下検出手段と、
    前記瞬時電圧低下検出信号の継続する時間が所定の基準時間を超えた場合に瞬時電圧低下異常と判定し、瞬時電圧低下異常信号を出力する瞬時電圧低下異常判定手段と、
    を備えたことを特徴とする瞬時電圧低下検出装置。
  2. 前記入力交流電圧が電圧ゼロ点を中心とする所定電圧の範囲内である場合には、前記瞬時電圧低下検出信号を出力しないようにする保護対策手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の瞬時電圧低下検出装置。
  3. 前記瞬時電圧低下検出信号が出力された場合に、その前後の前記入力電圧を記録する記録手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の瞬時電圧低下検出装置。
  4. 前記記録手段に遅延機能を保有させ、前記遅延機能を保有する記録手段を前記遅延手段の替わりに置き換えたことを特徴とする請求項3に記載の瞬時電圧低下検出装置。
  5. 入力交流電圧を1周期遅延させた前記入力交流電圧で除算し、前記除算して得られた値を所定の基準値と比較して、前記除算して得られた値が前記基準値を超えた場合に瞬時電圧低下と判定し、瞬時電圧低下検出信号を出力させ、さらに、前記瞬時電圧低下検出信号の継続する時間が所定の基準時間を超えた場合に瞬時電圧低下異常と判定し、瞬時電圧低下異常信号を出力させることを特徴とする瞬時電圧低下検出方法。
  6. 前記入力交流電圧が電圧ゼロ点を中心とする所定電圧の範囲内である場合には、前記瞬時電圧低下検出信号を出力しないようにしたことを特徴とする請求項5に記載の瞬時電圧低下検出方法。
  7. 前記瞬時電圧低下検出信号が出力された場合に、その前後の前記入力電圧を記録させることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の瞬時電圧低下検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019188064A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 ダイキン工業株式会社 電圧検出回路、電圧監視回路、冷凍装置、およびコンテナ用冷凍装置
JP2022066004A (ja) * 2020-10-16 2022-04-28 Necプラットフォームズ株式会社 異常検出装置、異常検出方法およびプログラム

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