JP2014159380A - 有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法 - Google Patents

有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014159380A
JP2014159380A JP2013029684A JP2013029684A JP2014159380A JP 2014159380 A JP2014159380 A JP 2014159380A JP 2013029684 A JP2013029684 A JP 2013029684A JP 2013029684 A JP2013029684 A JP 2013029684A JP 2014159380 A JP2014159380 A JP 2014159380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
aerosol
ester compound
present ester
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013029684A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Okamoto
央 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP2013029684A priority Critical patent/JP2014159380A/ja
Publication of JP2014159380A publication Critical patent/JP2014159380A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

【課題】有害生物に対して優れた防除効力を有する有害生物防除組成物を提供する。
【解決手段】式(I)〔式中、R1はメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基等のC1−C4アルキル基を表す。〕で示されるエステル化合物と、ピレトリン、アレスリン、プラレトリン、イミプロトリン、クロチアニジン、イミダクロピリド、ニテンピラム、アセタミプリド、ピリプロキシフェン、ジフルベンズロン、ヘキサフルムロン、ピペロニルブトキシド等からなる化合物群(A)より選ばれる1種以上の化合物とを有効成分として含有する有害生物防除組成物。
Figure 2014159380

【選択図】なし

Description

本発明は、有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法に関する。
従来、有害生物防除組成物の有効成分として、多くの化合物が知られている(例えば、非特許文献1参照。)。施用場面および対象有害生物によっては、より優れた防除効力を有する防除組成物が必要とされる場合がある。
The Pesticide Manual − 15th edition(BCPC刊)ISBN 978−1−901396−18−8
本発明は、有害生物に対して優れた防除効力を有する有害生物防除組成物、及び有害生物の防除方法を提供することを目的とする。
本発明者は、有害生物に対する優れた防除効力を有す る有害生物防除組成物を見出すべく検討した結果、下記式(I)で示される化合物と、下記群(A)から選ばれる1種以上の殺虫化合物とを含有する組成物が、有害生物に対する優れた防除効力を有することを見出した。
即ち、本発明は以下の通りである。
[1]式(I)
Figure 2014159380
〔式中、R1はC1−C4アルキル基を表す。〕
で示されるエステル化合物と、化合物群(A)より選ばれる1種以上の化合物とを有効成分として含有する有害生物防除組成物。
化合物群(A):
ピレトリン、アレスリン、プラレトリン、イミプロトリン、レスメトリン、テトラメトリン、フェノトリン、シフェノトリン、シフルトリン、ベーターシフルトリン、シハロトリン、ラムダシハロトリン、ガンマシハロトリン、シペルメトリン、フルメトリン、メトフルトリン、トランスフルトリン、プロフルトリン、ジメフルトリン、エンペントリン、フラメトリン、ビフェントリン、メパーフルトリン、アルファシペルメトリン、ベータシペルメトリン、シータシペルメトリン、ゼータシペルメトリン、デルタメトリン、エトフェンプロックス、フェンプロパトリン、フェンバレレート、エスフェンバレレート、フルシトリネート、フルバリネート、タウフルバリネート、ハルフェンプロックス、ペルメトリン、シラフルオフェン、テフルトリン、トラロメトリン、プロトリフェンビュート、
2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル=2,2−ジメチル−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−シクロプロパンカルボキシレート、
2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル=2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロエテニル)シクロプロパンカルボキシレート、
2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル=2,2−ジメチル−3−(3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−シクロプロパンカルボキシレート、
2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル=2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、
2,3,5,6−テトラフルオロ−4−プロパルギルベンジル=2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、
クロチアニジン、イミダクロピリド、ニテンピラム、アセタミプリド、チアクロプリド、チアメトキサム、フェニトロチオン、ジクロルボス、プロポクスル、ピリプロキシフェン、ビストリフルロン、ジフルベンズロン、ヘキサフルムロン、アミドフルメト、クロルフェナピル、シロマジン、ハイドロプレン、メトプレン、メトキサジアゾン、エトキサゾール、ピペロニルブトキシド、N−(2−エチルヘキシル)−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド、
及び、下記式で示される化合物
Figure 2014159380
〔式中、X1は2−メチルプロピル基または2−メチル−1−プロペニル基を表し、X2はメチル基を表し、X3は2−メチル−1−プロペニル基を表し、X4はメチル基を表す。〕
からなる群。
[2]式(I)で示されるエステル化合物と、群(A)より選ばれる1種以上の化合物との重量比が、300:1〜1:300の範囲である[1]に記載の有害生物防除組成物。
[3]式(I)で示されるエステル化合物と、群(A)より選ばれる1種以上の化合物との有効量を、有害生物または有害生物の生息場所に施用する有害生物の防除方法。
[4]有害生物を防除するための、式(I)で示されるエステル化合物と、群(A)より選ばれる1種以上の化合物との組み合わせの使用。
本発明組成物は、有害生物に対して優れた防除効果を発揮する。
本発明の有害生物防除組成物(以下、本発明組成物と記す。)は、上記の式(I)で示されるエステル化合物(以下、本エステル化合物と記す。)と、上記の化合物群(A)より選ばれる1種以上の化合物(以下、本化合物Aと記す。)とを有効成分として含有する。
本エステル化合物には、シクロプロパン環上の1位および3位に存在する2個の不斉炭素原子に由来する異性体、並びに、シクロプロパン環3位の置換基に存在する二重結合に由来する異性体が存在するが、本発明には有害生物防除活性を有する各異性体および任意の比率の異性体混合物を用いることができる。
本エステル化合物において、C1−C4アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基およびブチル基が挙げられる。
本エステル化合物としては、例えば以下の化合物が挙げられる。
式(I)において、シクロプロパン環1位の置換基とシクロプロパン環3位の置換基との相対立体配置がトランス配置である化合物;
式(I)において、シクロプロパン環1位の絶対立体配置がR配置である化合物;
式(I)において、シクロプロパン環1位の置換基とシクロプロパン環3位の置換基との相対立体配置がトランス配置である化合物;
式(I)において、シクロプロパン環1位の絶対立体配置がR配置であり、シクロプロパン環1位の置換基とシクロプロパン環3位の置換基との相対立体配置がトランス配置である化合物;
式(I)において、CH=C(CN)ORの二重結合がE配置である化合物;
式(I)において、シクロプロパン環1位の絶対立体配置がR配置であり、シクロプロパン環1位の置換基とシクロプロパン環3位の置換基との相対立体配置がトランス配置であり、CH=C(CN)ORの二重結合がE配置である化合物;
式(I)において、Rがメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基又はブチル基である化合物;
式(I)において、シクロプロパン環1位の絶対立体配置がR配置であり、シクロプロパン環1位の置換基とシクロプロパン環3位の置換基との相対立体配置がトランス配置であり、CH=C(CN)ORの二重結合がE配置であり、Rがメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基又はブチル基である化合物。
本エステル化合物の具体例としては、例えば以下の本エステル化合物1〜14が挙げられる。
本エステル化合物1
2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−メトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=50:50)
Figure 2014159380
本エステル化合物2
2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=50:50)
Figure 2014159380
本エステル化合物3
2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−プロポキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=50:50)
Figure 2014159380
本エステル化合物4
2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1E)−2−シアノ−2−メトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート
Figure 2014159380
本エステル化合物5
2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−ブトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=50:50)
Figure 2014159380
本エステル化合物6
2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−イソプロポキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=50:50)
Figure 2014159380
本エステル化合物7
2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−メトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=80:20)
Figure 2014159380
本エステル化合物8
2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−メトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=70:30)
Figure 2014159380
本エステル化合物9
2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=80:20)
Figure 2014159380
本エステル化合物10
2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=90:10)
Figure 2014159380
本エステル化合物11
2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=70:30)
Figure 2014159380
本エステル化合物12
2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=60:40)
Figure 2014159380
本エステル化合物13
2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1E)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート
Figure 2014159380
本エステル化合物14
2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=40:60)
Figure 2014159380
次に、本エステル化合物の製造方法について説明する。本エステル化合物は例えば、以下に示す方法により製造することができる。
(製造法1)
式(3)
Figure 2014159380
〔式中、Qは前記と同じ意味を表す。〕で示されるアルコール化合物と、
式(4)
Figure 2014159380
〔式中、Rは前記と同じ意味を表し、シクロプロパン環1位の置換基とシクロプロパン環3位の置換基との相対立体配置はトランス配置を表す。〕で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体とを反応させる方法。
該反応性誘導体としては、式(4)で示されるカルボン酸化合物の酸ハロゲン化物、該カルボン酸化合物の酸無水物および該カルボン酸化合物のエステル等が挙げられる。該酸ハロゲン化物としては、酸クロライド化合物、酸ブロマイド化合物が挙げられエステルとしてはメチルエステル、エチルエステルなどが挙げられる。
該反応は、通常、縮合剤又は塩基の存在下、溶媒中で行なわれる。
縮合剤としては、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド及び1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライドが挙げられる。
塩基としては、トリエチルアミン、ピリジン、N,N−ジエチルアニリン、4−ジメチルアミノピリジン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基が挙げられる。
溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン及びヘキサン等の炭化水素、ジエチルエ−テル及びテトラヒドロフラン等のエ−テル、並びに、クロロホルム、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン及びクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、及びこれらの混合溶媒等が挙げられる。
反応時間は、通常、5分間〜72時間の範囲である。
反応温度は、通常、−20℃〜100℃(但し、使用する溶媒の沸点が100℃未満の場合には、−20℃〜溶媒の沸点)の範囲であり、好ましくは−5℃〜100℃(但し、使用する溶媒の沸点が100℃未満の場合には、−5℃〜溶媒の沸点)の範囲である。
該反応において、式(3)で示されるアルコ−ル化合物と、式(4)で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体の使用モル比は任意に設定できるが、好ましくは等モル又はそれに近い比である。
縮合剤又は塩基は、式(3)で示されるアルコ−ル化合物1モルに対して、通常は0.25モルから過剰量まで任意の割合で使用することができ、好ましくは0.5モル〜2モルである。これらの縮合剤又は塩基は、式(4)で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体の種類により適宜選択される。
反応終了後の反応混合物は、これを濾過して濾液を濃縮する、又は、これを水に注加した後に有機溶媒抽出、濃縮する等の通常の後処理操作を施すことにより、本エステル化合物を得ることができる。得られた本エステル化合物はクロマトグラフィ−、蒸留等の操作によって精製することができる。
なお、式(3)で示されるアルコール化合物は市販品または特開昭57−158765号公報に記載の化合物であり、市販品を購入、または該公報および該特許に記載の方法で製造することができる。
本発明の中間体は、例えば以下の方法により製造することができる。
(参考製造法1)
式(4)で示されるカルボン酸化合物は、例えば以下に示した方法で製造することができる。
即ち、式(5)
Figure 2014159380
〔式中、RはC1−C5アルキル基を表し、シクロプロパン環1位の置換基とシクロプロパン環3位の置換基との相対立体配置はトランス配置を表す。〕で示されるカロンアルデヒドエステル誘導体と、
式(6)
Figure 2014159380
〔式中、Rは前記と同じ意味を表す。〕で示されるホスホネート化合物とを、塩基の存在下に反応させることにより、
式(7)
Figure 2014159380
〔式中、R及びRは前記と同じ意味を表し、シクロプロパン環1位の置換基とシクロプロパン環3位の置換基との相対立体配置はトランス配置を表す。〕で示される化合物を得、
更に、塩基の存在下で加水分解反応させることにより、
式(4)
Figure 2014159380
〔式中、Rは前記と同じ意味を表し、シクロプロパン環1位の置換基とシクロプロパン環3位の置換基との相対立体配置はトランス配置を表す。〕で示されるカルボン酸化合物を製造することができる。
該反応は、通常、式(5)で示されるカロンアルデヒドエステル誘導体1モルに対して、式(6)で示されるホスホネート化合物を1.0〜1.5モルの割合、塩基を1〜10モルの割合で用い、0℃〜80℃、好ましくは0℃から30℃で極性あるいは非極性溶媒中で反応させることにより、式(7)で示される化合物を製造することができる。該塩基としては、例えば、ナトリウムメチラートあるいはカリウムt−ブトキシド等のアルカリ金属化合物、水素化ナトリウム、水素化カリウム等のアルカリ金属水素化物、及び、ナトリウムビストリメチルシリルアミド、リチウムビストリメチルシリルアミド、リチウムジイソプロピルアミド等のアルカリ金属アミドが挙げられる。
該極性溶媒としては、ジエチルエーテル、テトラヒドロフランなどのエーテル化合物、N,N−ジメチルホルムアミド等の酸アミド、ジメチルスルホキシド等のスルホキシドが挙げられ、非極性溶媒としては、ベンゼン、トルエン、ヘキサン等の炭化水素類
、及びこれらの混合物が挙げられる。
反応終了後は、反応混合物を水に加えた後、有機溶媒で抽出し、有機層を乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、式(7)で示される化合物を得ることができる。
また、式(7)で示される化合物を加水分解反応させる工程においては、通常、式(7)で示される化合物1モルに対して、塩基を1〜10モルの割合で用い、0℃〜80℃、好ましくは0℃から30℃で溶媒中で反応させることにより、式(4)で示されるカルボン酸化合物を製造することができる。該塩基としては、例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属化合物が挙げられる。該溶媒としては、例えば、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類、メタノール、エタノール、プロパノール等のアルコール類、水及びこれらの混合物が挙げられる。
反応終了後は、反応液を酸性にした後、有機溶媒で抽出し、有機層を乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、式(4)で示されるカルボン酸化合物を得ることができる。
式(5)で示されるカロンアルデヒドエステル誘導体は、Tetrahedron 45,3039−3052(1989)に記載の方法に準じて合成することができる。
本化合物Aにおいて、ピレトリン、アレスリン、プラレトリン、イミプロトリン、レスメトリン、テトラメトリン、フェノトリン、シフェノトリン、シフルトリン、ベーターシフルトリン、シハロトリン、ラムダシハロトリン、ガンマシハロトリン、シペルメトリン、フルメスリン、メトフルトリン、トランスフルトリン、プロフルトリン、ジメフルトリン、エンペントリン、フラメトリン、ビフェントリン、メパーフルトリン、アルファシペルメトリン、ベータシペルメトリン、シータシペルメトリン、ゼータシペルメトリン、デルタメトリン、エトフェンプロックス、フェンプロパトリン、フェンバレレート、エスフェンバレレート、フルシトリネート、フルバリネート、タウフルバリネート、ハルフェンプロックス、ペルメトリン、シラフルオフェン、テフルトリン、トラロメトリン、プロトリフェンビュート、クロチアニジン、イミダクロピリド、ニテンピラム、アセタミプリド、チアクロプリド、チアメトキサム、フェニトロチオン、ジクロルボス、プロポクスル、ピリプロキシフェン、ビストリフルロン、ジフルベンズロン、ヘキサフルムロン、アミドフルメト、クロルフェナピル、シロマジン、ハイドロプレン、メトプレン、メトキサジアゾン、エトキサゾール及びピペロニルブトキシドは、いずれも公知の化合物であり、「THE PESTICIDE MANUAL − 13th EDITION(BCPC刊)ISBN 1901396134」に記載されている。これらの化合物は市販の製剤から得るか、公知の方法により合成することができる。
本化合物Aにおいて、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル=2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロエテニル)シクロプロパンカルボキシレート(以下、本化合物Aaと記す)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル=2,2−ジメチル−3−(2−シアノ−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート(以下、本化合物Abと記す)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル=2,2−ジメチル−3−(3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート(以下、本化合物Acと記す)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル=2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート(以下、本化合物Adと記す)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−プロパルギルベンジル=2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート(以下、本化合物Aeと記す)はいずれも公知な化合物であり、例えば本化合物Aaは米国特許第4370346号明細書に、本化合物Abは米国特許第6908945号明細書に、本化合物Acは中国特許公開公報101367722号明細書に、本化合物Adは特開昭57−165343号公開公報に、本化合物Aeは特開2001−302591号公開公報に記載された化合物である。これらの化合物は当該公報等に記載された方法に準じて合成することができる。
本化合物Aにおいて、下記式で示される化合物
Figure 2014159380
及び
Figure 2014159380
は国際公開番号WO2012/066690公開パンフレットに記載された化合物であり、該パンフレットに記載された方法により製造することができる。
本発明組成物が効力を有する有害生物としては、例えば有害昆虫、有害ダニ類等の有害節足動物が挙げられ、具体的には以下のものが挙げられる。
鱗翅目害虫:ニカメイガ、コブノメイガ、ノシメコクガ等のメイガ類、ハスモンヨトウ、アワヨトウ、ヨトウガ等のヨトウ類、モンシロチョウ等のシロチョウ類、コカクモンハマキ等のハマキガ類、シンクイガ類、ハモグリガ類、ドクガ類、ウワバ類、カブラヤガ、タマナヤガ等のアグロティス属害虫(Agrotisspp.)、ヘリコベルパ属害虫(Helicoverpa spp.)ヘリオティス属害虫(Heliothis spp.)、コナガ、イチモンジセセリ、イガ、コイガ等
双翅目害虫:アカイエカ、コガタアカイエカ、ネッタイイエカ等のイエカ類、ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等のヤブカ類、シナハマダラカ等のハマダラカ類、ユスリカ類、イエバエ、クロイエバエ、オオイエバエ、ヒメイエバエ等のイエバエ類、クロバエ類、ニクバエ類、タネバエ、タマネギバエ等のハナバエ類、ツヤホソバエ類、ミバエ類、ハモグリバエ類、キイロショウジョウバエ等のショウジョウバエ類、チョウバエ類、オオキモンノミバエ等のノミバエ類、アブ類、ブユ類、サシバエ類、ヌカカ類等
網翅目害虫:チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ワモンゴキブリ、トビイロゴキブリ、コバネゴキブリ等
膜翅目害虫:アリ類、スズメバチ類、アリガタバチ類、カブラハバチ等のハバチ類等
隠翅目害虫:イヌノミ、ネコノミ、ヒトノミ等
シラミ目害虫:ヒトジラミ、ケジラミ、アタマジラミ、コロモジラミ等
等翅目害虫:ヤマトシロアリ、イエシロアリ等
半翅目害虫:ヒメトビウンカ、トビイロウンカ、セジロウンカ等のウンカ類、ツマグロヨコバイ、タイワンツマグロヨコバイ等のヨコバイ類、アブラムシ類、カメムシ類、コナジラミ類、カイガラムシ類、トコジラミ等のトコジラミ類、グンバイムシ類、キジラミ類等
鞘翅目害虫:ヒメカツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシ、ウエスタンコーンルートワーム、サザンコーンルートワーム等のコーンルートワーム類、ドウガネブイブイ、ヒメコガネ等のコガネムシ類、コクゾウムシ、イネミズゾウムシ、ワタミゾウムシ、アズキゾウムシ等のゾウムシ類、チャイロコメノゴミムシダマシ、コクヌストモドキ等のゴミムシダマシ類、イネドロオイムシ、キスジノミハムシ、ウリハムシ等のハムシ類、シバンムシ類、ニジュウヤホシテントウ等のエピラクナ属(Epilachna spp.)、ヒラタキクイムシ類、ナガシンクイムシ類、カミキリムシ類、アオバアリガタハネカクシ等
総翅目害虫:ミナミキイロアザミウマ、ミカンキイロアザミウマ、ハナアザミウマ等
直翅目害虫:ケラ、バッタ等
ダニ類:コナヒョウヒダニ、ヤケヒョウヒダニ等のヒョウヒダニ類、ケナガコナダニ、ムギコナダニ等のコナダニ類、チリニクダニ、イエニクダニ、サヤアシニクダニ等のニクダニ類、クワガタツメダニ、フトツメダニ等のツメダニ類、ホコリダニ類、マルニクダニ類、イエササラダニ類、ナミハダニ、カンザワハダニ、ミカンハダニ、リンゴハダニ等のハダニ類、フタトゲチマダニ等のマダニ類、トリサシダニ、ワクモ等のワクモ類。
本発明組成物は、特に双翅目害虫に対して、優れた防除効力を有する。
本発明組成物において、本エステル化合物と本化合物Aとの重量比は、通常300:1〜1:300、好ましくは100:1〜1:100、より好ましくは50:1〜1:50の範囲である。
本発明組成物は、本エステル化合物と本化合物Aとを単に混合したものでもよいが、通常は下記のような製剤として使用する。その製剤としては、例えば油剤、乳剤、水和剤、フロアブル剤(水中懸濁剤、水中乳濁剤等)、マイクロカプセル剤、粉剤、粒剤、錠剤、エアゾール剤、炭酸ガス製剤、加熱蒸散剤(殺虫線香、電気殺虫マット、吸液芯型加熱蒸散殺虫剤等)、ピエゾ式殺虫製剤、加熱燻煙剤(自己燃焼型燻煙剤、化学反応型燻煙剤、多孔セラミック板燻煙剤等)、非加熱蒸散剤(樹脂蒸散剤、紙蒸散剤、不織布蒸散剤、編織物蒸散剤、昇華性錠剤等)、煙霧剤(フォッキング等)、直接接触剤(シート状接触剤、テープ状接触剤、ネット状接触剤等)、ULV剤及び毒餌が挙げられる。
製剤化の方法としては、例えば以下の方法を挙げることができる。
(1)本エステル化合物と本化合物Aとを、固体担体、液体担体、ガス状担体、餌等と混合し、必要であれば界面活性剤その他の製剤用補助剤を添加・加工する方法。
(2)本エステル化合物と本化合物Aとを、基材に含浸する方法。
(3)本エステル化合物、本化合物A及び基材を混合した後に成形加工する方法。
これらの製剤には、製剤形態にもよるが、本エステル化合物及び本化合物Aを、合計量にして通常0.001〜98重量%含有する。
製剤化の際に用いられる固体担体としては、例えば粘土類(カオリンクレー、珪藻土、ベントナイト、フバサミクレー、酸性白土等)、合成含水酸化珪素、タルク、セラミック類、その他の無機鉱物(セリサイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ等)、化学肥料(硫安、燐安、硝安、塩安、尿素等)等の微粉末及び粒状物、常温で固体の物質(2,4,6−トリイソプロピル−1,3,5−トリオキサン、ナフタリン、p−ジクロロベンゼン、樟脳、アダマンタン等)、並びに羊毛、絹、綿、麻、パルプ、合成樹脂(例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン等のポリエチレン系樹脂;エチレン−酢酸ビニル共重合体等のエチレン−ビニルエステル共重合体;エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸エチル共重合体等のエチレン−メタクリル酸エステル共重合体;エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体等のエチレン−アクリル酸エステル共重合体;エチレン−アクリル酸共重合体等のエチレン−ビニルカルボン酸共重合体;エチレン−テトラシクロドデセン共重合体;プロピレン単独重合体、プロピレン−エチレン共重合体等のポリプロピレン系樹脂;ポリ−4−メチルペンテン−1、ポリブテン−1、ポリブタジエン、ポリスチレン;アクリロニトリル−スチレン樹脂;アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂、スチレン−共役ジエンブロック共重合体、スチレン−共役ジエンブロック共重合体水素添加物等のスチレン系エラストマー;フッ素樹脂;ポリメタクリル酸メチル等のアクリル系樹脂;ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド系樹脂;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレエート、ポリシクロへキシレンジメチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂;ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリアクリルサルフォン、ポリアリレート、ヒドロキシ安息香酸ポリエステル、ポリエーテルイミド、ポリエステルカーボネート、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリウレタン、発泡ポリウレタン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン等の多孔質樹脂)、ガラス、金属、セラミック等の1種または2種以上からなるフェルト、繊維、布、編物、シート、紙、糸、発泡体、多孔質体及びマルチフィラメントが挙げられる。
液体担体としては、例えば芳香族または脂肪族炭化水素類(キシレン、トルエン、アルキルナフタレン、フェニルキシリルエタン、ケロシン、軽油、ヘキサン、シクロヘキサン等)、ハロゲン化炭化水素類(クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、トリクロロエタン等)、アルコール類(メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、ヘキサノール、ベンジルアルコール、エチレングリコール等)、エーテル類(ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等)、ニトリル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)、スルホキシド類(ジメチルスルホキシド等)、酸アミド類(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−ピロリドン等)、炭酸アルキリデン類(炭酸プロピレン等)、植物油(大豆油、綿実油等)、植物精油(オレンジ油、ヒソップ油、レモン油等)、及び水が挙げられる。
ガス状担体としては、例えばブタンガス、フロンガス、液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル、及び炭酸ガスが挙げられる。
界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキルアリールエーテル類、アルキルアリールエーテル類のポリオキシエチレン化物、ポリエチレングリコールエーテル類、多価アルコールエステル類及び糖アルコール誘導体が挙げられる。
その他の製剤用補助剤としては、固着剤、分散剤及び安定剤等、具体的には例えばカゼイン、ゼラチン、多糖類(でんぷん、アラビアガム、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体、ベントナイト、糖類、合成水溶性高分子(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン)、ポリアクリル酸等、BHT(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、及びBHA(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノールと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの混合物)が挙げられる。
殺虫線香の基材としては、例えば木粉、粕粉等の植物性粉末とタブ粉、スターチ、グルテン等の結合剤との混合物が挙げられる。
殺虫電気マットの基材としては、例えばコットンリンターを板状に固めたもの、及びコットンリンターとパルプとの混合物のフィリブルを板状に固めたものが挙げられる。
自己燃焼型燻煙剤の基材としては、例えば、硝酸塩、亜硝酸塩、グアニジン塩、塩素酸カリウム、ニトロセルロース、エチルセルロース、木粉等の燃焼発熱剤、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、重クロム酸塩、クロム酸塩等の熱分解刺激剤、硝酸カリウム等の酸素供給剤、メラミン、小麦デンプン等の支燃剤、珪藻土等の増量剤及び合成糊料等の結合剤が挙げられる。
化学反応型燻煙剤の基材としては、例えば、アルカリ金属の硫化物、多硫化物、水硫化物、酸化カルシウム等の発熱剤、炭素質物質、炭化鉄、活性白土等の触媒剤、アゾジカルボンアミド、ベンゼンスルホニルヒドラジド、ジニトロペンタメチレンテトラミン、ポリスチレン、ポリウレタン等の有機発泡剤、及び、天然繊維片、合成繊維片等の充填剤が挙げられる。
樹脂蒸散剤等の基材に用いられる樹脂としては、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン等のポリエチレン系樹脂;エチレン−酢酸ビニル共重合体等のエチレン−ビニルエステル共重合体;エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸エチル共重合体等のエチレン−メタクリル酸エステル共重合体;エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体等のエチレン−アクリル酸エステル共重合体;エチレン−アクリル酸共重合体等のエチレン−ビニルカルボン酸共重合体;エチレン−テトラシクロドデセン共重合体;プロピレン重合体、プロピレン−エチレン共重合体等のポリプロピレン系樹脂;ポリ−4−メチルペンテン−1、ポリブテン−1、ポリブタジエン、ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン樹脂;アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂、スチレン−共役ジエン共重合体、スチレン−共役ジエンブロック共重合体水素添加物等のスチレン系エラストマー;フッ素樹脂;ポリメタクリル酸メチル等のアクリル酸樹脂;ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド系樹脂;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリシクロへキシレンジメチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂;ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリアクリルサルフォン、ポリアリレート、ヒドロキシ安息香酸ポリエステル、ポリエーテルイミド、ポリエステルカーボネート、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリウレタンが挙げられ、これらの基材は、単独で用いても2種以上の混合物として用いても良く、これらの基材には必要によりフタル酸エステル類(フタル酸ジメチル、フタル酸ジオクチル等)、アジピン酸エステル類、ステアリン酸等の可塑剤が添加されていてもよい。樹脂蒸散剤は、本エステル化合物および本化合物を上記基材中に混練した後、射出成型、押出成型、プレス成型等により成型することにより得ることができる。得られた樹脂製剤は、必要により更に成型、裁断等の工程を経て、板状、フィルム状、テープ状、網状、ひも状等の形状に加工することもできる。これらの樹脂製剤は、例えば動物用首輪、動物用イヤータッグ、シート製剤、誘引ひも、園芸用支柱として加工される。
毒餌の基材としては、例えば、穀物粉、植物油、糖、結晶セルロース等の餌成分、ジブチルヒドロキシトルエン、ノルジヒドログアイアレチン酸等の酸化防止剤、デヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ粉末等の子どもやペットによる誤食防止剤、及びチーズ香料、タマネギ香料、ピーナッツオイル等の害虫誘引性香料があげられる。
本発明の有害生物防除方法は、本発明組成物を有害生物または有害生物の生息場所(植物体、土壌、家屋内、動物体等)に施用することにより行われる。また、本発明の有害生物防除方法は、本エステル化合物と、本化合物とを別々に有害生物または有害生物の生息場所に施用することによっても行うことができる。
本発明組成物の施用方法としては、具体的には、例えば以下の方法が挙げられ、それぞれの形態、使用場所等に応じて適宜選択できる。
(1)本発明組成物をそのまま有害生物または有害生物の生息場所に処理する方法。
(2)本発明組成物を水等の溶媒で希釈した後に、有害生物または有害生物の生息場所に散布処理する方法。
この場合には、通常、乳剤、水和剤、フロアブル剤、マイクロカプセル製剤等に製剤化された本発明組成物を、本エステル化合物及び本化合物Aの濃度が合計で0.01〜1000ppmとなるように希釈する。
(3)本発明組成物を有害生物の生息場所で加熱し、有効成分を揮散させる方法。
この場合、本エステル化合物及び本化合物Aの施用量、施用濃度はいずれも本発明組成物の形態、施用時期、施用場所、施用方法、被害状況等に応じて適宜定めることができる。
本発明組成物を防疫用として用いる場合は、その施用量は空間に適用するときは、本エステル化合物及び本化合物Aの量として通常0.0001〜1000mg/m3であり、平面に適用するときは0.0001〜1000mg/m2である。殺虫線香、電気殺虫マット等の加熱蒸散剤はその製剤形態に応じて加熱により有効成分を揮散させて施用する。樹脂製剤、紙製剤、錠剤、不織布製剤、編織物製剤、シート製剤等の非加熱蒸散剤は例えば施用する空間にそのまま放置する、及び該製剤に送風することにより使用できる。
本発明組成物を防疫用として施用する空間としては、例えばクローゼット、押入れ、タンス、食器棚、トイレ、浴場、物置、居間、食堂、倉庫、車内等が挙げられ、さらに野外の開放空間で施用することもできる。
本発明組成物をウシ、ウマ、ブタ、ヒツジ、ヤギ、ニワトリ等の家畜、イヌ、ネコ、ラット、マウス等の小動物の外部寄生虫防除に用いる場合は、獣医学的に公知の方法で動物に使用することができる。具体的な使用方法としては、全身抑制(systemic control)を目的にする場合には、例えば錠剤、飼料混入、坐薬、注射(筋肉内、皮下、静脈内、腹腔内等)により投与され、非全身的抑制(non-systemic control)を目的とする場合には、例えば油剤若しくは水性液剤を噴霧する、ポアオン(pour-on)処理若しくはスポットオン(spot-on)処理する、シャンプー製剤で動物を洗うまたは樹脂蒸散剤を首輪や耳札にして動物に付ける等の方法により用いられる。動物体に投与する場合の本エステル化合物及び本化合物の量は、通常動物の体重1kgに対して、0.01〜1000mgの範囲である。
本発明組成物は、本エステル化合物および本化合物Aの他に、他の殺虫剤、殺ダニ剤、忌避剤等の有害生物防除剤、共力剤、色素等を混用または併用してもよい。
本発明組成物としては、例えば以下の組成物が挙げられる。
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物と本化合物Aとを含有する組成物;
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物と本化合物Aとを、本エステル化合物:本化合物A=300:1〜1:300の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物と本化合物Aとを、本エステル化合物:本化合物A=100:1〜1:100の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物と本化合物Aとを、本エステル化合物:本化合物A=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ピレトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:アレスリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:プラレトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:イミプロトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:レスメトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:テトラメトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:フェノトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:シフェノトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:シフルトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ベーターシフルトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:シハロトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ラムダシハロトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ガンマシハロトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:シペルメトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:フルメトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:メトフルトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:トランスフルトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:プロフルトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ジメフルトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:エンペントリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:フラメトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ビフェントリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:メパーフルトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:シータシペルメトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ゼータシペルメトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:デルタメトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:エトフェンプロックス=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:フェンプロパトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:フェンバレレート=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:エスフェンバレレート=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:フルシトリネート=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:フルバリネート=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:タウフルバリネート=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ハルフェンプロックス=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ペルメトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:シラフルオフェン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:テフルトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:トラロメトリン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:プロトリフェンビュート=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:クロチアニジン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:イミダクロプリド=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ニテンピラム=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ジノテフラン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:アセタミプリド=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:チアクロプリド=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:チアメトキサム=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:フェニトロチオン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ジクロルボス=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:プロポクスル=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ピリプロキシフェン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ビストリフルロン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ジフルベンズロン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ヘキサフルムロン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:アミドフルメト=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:クロルフェナピル=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:シロマジン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ハイドロプレン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:メトプレン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:インドキサカルブ=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:メトキサジアゾン=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:エトキサゾール=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:ピペロニルブトキシド=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:N−(2−エチルヘキシル)−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:本化合物Aa=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:本化合物Ab=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:本化合物Ac=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:本化合物Ad=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:本化合物Ae=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:本化合物Af=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
本エステル化合物:本化合物Ag=50:1〜1:50の重量比で含有する組成物;
以下、製造例、製剤例及び試験例等により、本発明をさらに詳しく説明するが、本発明は、これらの例に限定されるものではない。
まず、本エステル化合物の製造例を示す。
なお、1H−NMRにおいて、例えば、「1.17+1.18(s+s,3H)」と記載している場合は、シングレット(s)のピークが1.17ppm及び1.18ppmに存在し、これら二つのピークの積分値の合計が3Hであることを意味する。
製造例1
3−ヒドロキシメチル−1−(2−プロピニル)イミダゾリジン−2,4−ジオン(252mg,1.50mmol)及び(1R)−トランス−3−[(1E)−2−シアノ−2−メトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(293mg,1.50mmol)のクロロホルム溶液(5mL)に、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(302mg、1.58mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(30mg)を加えた。室温で12時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式
Figure 2014159380
で示される2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1E)−2−シアノ−2−メトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート210mgを得た。
淡黄色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.17(s,3H)、1.32(s,3H)、1.58(d,1H)、2.27(dd,1H)、2.36(d,1H)、3.62(s,3H)、4.05(s,2H)、4.27(d,2H)、5.25(d,1H)、5.49〜5.62(dd,2H)
製造例2
3−ヒドロキシメチル−1−(2−プロピニル)イミダゾリジン−2,4−ジオン(193mg,1.15mmol)をテトラヒドロフラン(3mL)に溶かし、ピリジン0.15mLを加えた。ここに氷冷下で、(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸クロリド(250mg,1.10mmol、E:Z=2:1)のテトラヒドロフラン溶液(1mL)を加えた。室温で12時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を5%塩酸、飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式
Figure 2014159380
で示される2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=2:1)261mgを得た。
淡黄色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.17+1.18(s+s,3H)、1.26〜1.31(m,3H)、1.32+1.33(s+s,3H)、1.58(d,0.67H)、1.63(d,0.33H)、2.27(m,0.67H)、2.37(m,1H)、2.43〜2.47(m,0.33H)、3.84(q,1.34H)、4.04(q,0.66H)、4.06(m,2H)、4.27(m,2H)、5.18(d,0.33H)、5.29(d,0.67H)、5.47〜5.62(m,2H)
製造例3
製造例2において得られた2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−(エトキシ)エテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=2:1)をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=2:1)に付し、より極性の高い画分として、下記式
Figure 2014159380
で示される2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1E)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートを得た。
淡黄色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.17(s,3H)、1.24〜1.31(m,3H)、1.33(s,3H)、1.58(d,1H)、2.27(m,1H)、2.37(m,1H)、3.84(q,2H)、4.05(s,2H)、4.27(d,2H)、5.29(d,1H)、5.49〜5.62(dd,2H)
製造例4
製造例1において、(1R)−トランス−3−[(1E)−2−シアノ−2−メトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸の代わりに、(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−(イソプロポキシ)エテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(E:Z=4:1)を用いて、同様に操作を行って、下記式
Figure 2014159380
で示される2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−(イソプロポキシ)エテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=78:22)を得た。
無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.16〜1.32(m,12H)、1.59〜1.64(m,1H)、2.28(m,0.78H)、2.36(m,1H)、2.43〜2.46(m,0.22H)、4.06(s,2H)、4.28(d,2H)、4.27〜4.36(m,1H)、5.24(d,0.22H)、5.42(d,0.78H)、5.49〜5.62(m,2H)
製造例5
製造例4において得られた2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−(イソプロポキシ)エテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=78:22)をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=2:1)に付し、より極性の高い画分として、下記式
Figure 2014159380
で示される2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1E)−2−シアノ−2−(イソプロポキシ)エテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(以下、本エステル化合物(6)と記す。)を得た。
無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.16(s,3H)、1.24〜1.28(m,6H)、1.32(s,3H)、1.59(d,1H)、2.28(m,1H)、2.36(m,1H)、4.06(s,2H)、4.27〜4.31(m,3H)、5.42(d,1H)、5.49〜5.62(m,2H)
製造例6
製造例4において、(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−(イソプロポキシ)エテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸の代わりに、(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−(tert−ブトキシ)エテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸を用いて、同様に操作を行い、得られた2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−(tert−ブトキシ)エテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=78:22)をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=2:1)に付し、より極性の高い画分として、下記式
Figure 2014159380
で示される2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1E)−2−シアノ−2−(tert−ブトキシ)エテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートを得た。
無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.16(s,3H)、1.28(s,9H)、1.32(s,3H)、1.59(d,1H)、2.28(m,1H)、2.36(m,1H)、4.06(s,2H)、4.27〜4.31(m,2H)、5.42(d,1H)、5.49〜5.62(m,2H)
上記以外の具体的化合物を以下に示す。
下式
Figure 2014159380
で示される2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1E)−2−シアノ−2−(プロポキシ)エテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート;
下式
Figure 2014159380
で示される2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−メトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=1:1);
下式
Figure 2014159380
で示される2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=1:1);
下式
Figure 2014159380
で示される2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジニルメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−メトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=2:1)。
次に、上記の本エステル化合物の製造中間体の製造について、参考製造例を示す。
参考製造例1
水素化ナトリウム(55.2%、油性)0.42g(9.7mmol)を100mLのナスフラスコに加え、無水テトラヒドロフラン15mLを加えた。窒素気流下、氷冷下で、ジエチル メトキシ(シアノ)メチルホスホネート(2.0g、9.7mmol)を無水テトラヒドロフラン(5mL)に溶解した液を滴下した。氷冷下で30分間攪拌し、さらに25℃で1時間攪拌した。ここに、メチル=(1R)−トランス−3−ホルミル−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(1.40g、9.0mmol)を無水テトラヒドロフラン(5mL)に溶解した液を滴下した。25℃で2時間攪拌後、反応液を、5%塩酸10mLおよび氷水30mLの混合液に加え、酢酸エチル各々50mLで2回抽出した。得られた酢酸エチル層を合わせ、飽和重曹水および飽和食塩水30mLで順次洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、より極性の高い画分として、下記式
Figure 2014159380
で示されるメチル=(1R)−トランス−3−[(1E)−2−シアノ−2−メトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート480mgを得た。
無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.19(s,3H)、1.31(s,3H)、1.61(m,1H)、2.27(m,1H)、3.63(s,3H)、3.70(s,3H)、5.29(d,1H)
また、より極性の低い画分として、下記式
Figure 2014159380
で示されるメチル=(1R)−トランス−3−[(1Z)−2−シアノ−2−メトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート591mgを得た。
無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.31(s,3H)、1.35(s,3H)、1.66(m,1H)、2.46(m,1H)、3.69(s,3H)、3.77(s,3H)、5.21(d,1H)
参考製造例2
メチル=(1R)−トランス−3−[(1E)−2−シアノ−2−メトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(463mg、2.2mmol)をメタノール1.5mLおよび水0.5mLの混合液に溶かした後、水酸化カリウム(200mg、3.6mmol)を加え、室温で12時間攪拌した。反応液を氷水20mLに加え、酢酸エチル20mLで抽出した。得られた水層に、pH2となるまで塩酸を加えた後、酢酸エチル20mLで2回抽出した。得られた酢酸エチル層を合わせ、飽和食塩水20mLで2回洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧条件下に濃縮し、下記式
Figure 2014159380
で示される(1R)−トランス−3−[(1E)−2−シアノ−2−メトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸336mgを得た。
淡黄色結晶:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.22(s,3H)、1.36(s,3H)、1.62(d,1H)、2.32(m,1H)、3.64(s,3H)、5.29(d,1H)
参考製造例3
水素化ナトリウム(50.0%、油性)1.56g(32.5mmol)を200mLのナスフラスコに加え、無水テトラヒドロフラン43mLを加えた。窒素気流下、氷冷下で、ジエチル エトキシ(シアノ)メチルホスホネート(6.0g、27.1mmol)を無水テトラヒドロフラン(11mL)に溶解した液を滴下した。氷冷下で40分間攪拌し、さらに25℃で1時間攪拌した。ここに、メチル=(1R)−トランス−3−ホルミル−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(3.17g、20.3mmol)を無水テトラヒドロフラン(11mL)に溶解した液を滴下した。25℃で12時間攪拌後、反応液を、5%塩酸10mLおよび氷水100mLの混合液に加え、酢酸エチル各々100mLで2回抽出した。得られた酢酸エチル層を合わせ、飽和重曹水および飽和食塩水50mLで順次洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式
Figure 2014159380
で示されるメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=2:1)6.00gを得た。
無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.18+1.19(s+s,3H)、1.29+1.31(s+s,3H)、1.29〜1.34(m,3H)、1.61(d,0.67H)、1.65(d,0.33H)、2.25〜2.29(m、0.67H)、2.42〜2.46(m,0.33H)、3.69+3.70(s+s,3H)、3.83(q,1.34H)、4.03(q,0.66H)、5.24(d,0.33H)、5.34(d,0.67H)
参考製造例4
参考製造例3において得られたメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=2:1)4.0gをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=10:1)に付し、より極性の高い画分として、下記式、メチル=(1R)−トランス−3−[(1E)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート2.91gを得た。
Figure 2014159380
無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.18(s,3H)、1.31(s,3H)、1.29〜1.33(m,3H)、1.61(d,1H)、2.25〜2.29(m,1H)、3.70(s,3H)、3.83(q,2H)、5.34(d,1H)
参考製造例5
メチル=(1R)−トランス−3−[(1E)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(2.91g、13.0mmol)をメタノール17mLおよび水6mLの混合液に溶かした後、水酸化カリウム(1.56g、27.9mmol)を加え、室温で12時間攪拌した。得られた反応液を氷水45mLに加え、酢酸エチル45mLで抽出した。得られた水層に、pH2となるまで塩酸を加えた後、酢酸エチル45mLで2回抽出した。得られた酢酸エチル層を合わせ、飽和食塩水50mLで2回洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧条件下に濃縮し、下記式
Figure 2014159380
で示される(1R)−トランス−3−[(1E)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸2.64gを得た。
白色結晶:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.21(s,3H)、1.33(s,3H)、1.31〜1.35(t,3H)、1.66(d,1H)、2.46(m,1H)、4.05(q,2H)、5.24(d,1H)
参考製造例6
(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(E:Z=2:1)(500mg、2.39mmol)にトルエン3mLを加えた後、チオニルクロライド(370mg、3.11mmol)を加え、さらにN,N−ジメチルホルムアミド10mgを加えて内温60〜70℃で4時間攪拌した。室温まで放冷した反応液を減圧下に濃縮し、下記式
Figure 2014159380
で示される(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸クロリド(E:Z=2:1)550mgを得た。
参考製造例7
参考製造例3においてジエチル エトキシ(シアノ)メチルホスホネートの代わりにジエチル イソプロポキシ(シアノ)メチルホスホネートを用いて同様に反応を行い、下記式
Figure 2014159380
で示されるメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−(イソプロポキシ)エテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(E:Z=4:1)
を得た。無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm): 1.19〜1.31(m,12H)、1.62(d,0.8H)、1.65(d,0.2H)、2.28(m,0.8H)、2.43(m,0.2H)、3.69+3.70(s+s,3H)、4.29(q,0.8H)、4.37(q,0.2H),5.29(d,0.2H)、5.46(d,0.8H)
参考製造例8
参考製造例5においてメチル=(1R)−トランス−3−[(1E)−2−シアノ−2−エトキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートの代わりにメチル=(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−イソプロポキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートを用いて同様に反応を行い、下記式
Figure 2014159380
で示される(1R)−トランス−3−[(1EZ)−2−シアノ−2−イソプロポキシエテニル]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(E:Z=4:1)を得た。
淡黄色固体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.20〜1.36(m,12H)、1.62(d,0.8H)、1.66(d,0.2H)、2.31(m,0.8H)、2.48(m,0.2H)、4.30(q,0.8H)、4.39(q,0.2H),5.29(d,0.2H)、5.46(d,0.8H)
次に、式(6)
Figure 2014159380
〔式中、Rは前記と同じ意味を表す。〕
で示されるホスホネート化合物の製造法について説明する。
式(6)において、Rがメチル基である化合物、即ち、ジエチル メトキシ(シアノ)メチルホスホネートは、J.Org.Chem.(1976)41巻、2846〜2849に記載の方法に従って合成した。また、式(6)において、Rがエチル基、プロピル基、イソプロピル基であるホスホネート化合物、即ち、ジエチル エトキシ(シアノ)メチルホスホネート、ジエチル プロポキシ(シアノ)メチルホスホネート、ジエチル イソプロポキシ(シアノ)メチルホスホネートは、J.Org.Chem.(1976)41巻、2846〜2849に記載の方法において、メトキシアセトニトリルの代わりに、エトキシアセトニトリル、プロポキシアセトニトリルまたはイソプロポキシアセトニトリルを用いて同様に合成した。
次に、本発明組成物の製剤例を示す。尚、実施例において、特に明記しない限り、部は質量部を意味する。
製剤例1
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、ピレトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例2
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、ピレトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例3
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、ピレトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例4
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、アレスリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例5
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、アレスリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例6
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、アレスリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例7
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、プラレトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例8
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、プラレトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例9
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、プラレトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例10
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、イミプロトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例11
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、イミプロトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例12
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、イミプロトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例13
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、レスメトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例14
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、レスメトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例15
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、レスメトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例16
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、テトラメトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例17
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、テトラメトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例18
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、テトラメトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例19
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、フェノトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例20
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、フェノトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例21
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、フェノトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例22
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、シフェノトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例23
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、シフェノトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例24
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、シフェノトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例25
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、ベーターシフルトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例26
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、ベーターシフルトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例27
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、ベーターシフルトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例28
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、ラムダシハロトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例29
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、ラムダシハロトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例30
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、ラムダシハロトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例31
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、ガンマシハロトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例32
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、ガンマシハロトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例33
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、ガンマシハロトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例34
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、シペルメトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例35
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、シペルメトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例36
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、シペルメトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例37
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、フルメトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例38
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、フルメトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例39
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、フルメトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例40
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、メトフルトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例41
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、メトフルトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例42
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、メトフルトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例43
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、トランスフルトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例44
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、トランスフルトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例45
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、トランスフルトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例46
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、プロフルトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例47
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、プロフルトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例48
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、プロフルトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例49
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、ジメフルトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例50
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、ジメフルトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例51
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、ジメフルトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例52
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、エンペントリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例53
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、エンペントリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例54
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、エンペントリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例55
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、フラメトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例56
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、フラメトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例57
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、フラメトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例58
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、ビフェントリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例59
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、ビフェントリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例60
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、ビフェントリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例61
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、メパーフルトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例62
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、メパーフルトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例63
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、メパーフルトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例64
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、シータシペルメトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例65
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、シータシペルメトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例66
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、シータシペルメトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例67
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、デルタメトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例68
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、デルタメトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例69
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、デルタメトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例70
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、エトフェンプロックス0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例71
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、エトフェンプロックス0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例72
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、エトフェンプロックス0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例73
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、フェンプロパトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例74
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、フェンプロパトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例75
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、フェンプロパトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例76
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、エスフェンバレレート0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例77
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、エスフェンバレレート0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例78
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、エスフェンバレレート0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例79
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、フルシトリネート0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例80
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、フルシトリネート0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例81
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、フルシトリネート0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例82
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、タウフルバリネート0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例83
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、タウフルバリネート0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例84
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、タウフルバリネート0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例85
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、ハルフェンプロックス0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例86
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、ハルフェンプロックス0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例87
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、ハルフェンプロックス0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例88
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、ペルメトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例89
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、ペルメトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例90
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、ペルメトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例91
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、シラフルオフェン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例92
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、シラフルオフェン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例93
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、シラフルオフェン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例94
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、テフルトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例95
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、テフルトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例96
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、テフルトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例97
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、トラロメトリン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例98
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、トラロメトリン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例99
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、トラロメトリン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例100
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、プロトリフェンビュート0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例101
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、プロトリフェンビュート0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例102
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、プロトリフェンビュート0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例103
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、ハイドロプレン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例104
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、ハイドロプレン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例105
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、ハイドロプレン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例106
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、メトプレン0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例107
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、メトプレン0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例108
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、メトプレン0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例109
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、ピペロニルブトキシド0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例110
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、ピペロニルブトキシド0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例111
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、ピペロニルブトキシド0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例112
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、本化合物Aa0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例113
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、本化合物Aa0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例114
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、本化合物Aa0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例115
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、本化合物Ab0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例116
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、本化合物Ab0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例117
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、本化合物Ab0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例118
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、本化合物Ac0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例119
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、本化合物Ac0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例120
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、本化合物Ac0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例121
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、本化合物Ad0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例122
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、本化合物Ad0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例123
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、本化合物Ad0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例124
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、本化合物Ae0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例125
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、本化合物Ae0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例126
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、本化合物Ae0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例127
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、本化合物Af0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例128
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、本化合物Af0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例129
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、本化合物Af0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例130
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部、本化合物Ag0.05部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.85部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、アクチュエータを装着することにより、油性エアゾールを得る。
製剤例131
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5部、本化合物Ag0.05部、BHT0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.44部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部からなる混合物と、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。
製剤例132
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部、本化合物Ag0.02部およびネオチオゾール(中央化成株式会社製)49.78部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部及びLPG25部を充填し、振とうを加え、全量噴射型エアゾール用アクチュエータを装着することにより、全量噴射型エアゾール剤を得る。
製剤例133
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物9部とクロチアニジン0.9部とを、キシレン37.5部およびN,N−ジメチルホルムアミド37.5部に溶解し、これにポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル9.1部およびドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部を加え、よく撹拌混合して、乳剤を得る。
製剤例134
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物20部とイミダクロプリド20部とに、ソルポール5060(東邦化学登録商標名)5部を加え、よく混合して、カープレックス#80(塩野義製薬登録商標名、合成含水酸化ケイ素微粉末)32部、300メッシュ珪藻土23部を加え、ジュースミキサーで混合して、水和剤を得る。
製剤例135
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物3部とチアクロプリド0.3部とに、合成含水酸化珪素微粉末5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5部、ベントナイト30部およびクレー56.7部を加え、よく撹拌混合し、ついでこれらの混合物に適当量の水を加え、さらに撹拌し、増粒機で製粒し、通風乾燥して、粒剤を得る。
製剤例136
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物10部、アセタミプリド1部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩を半分量含むホワイトカーボン35部及び水54部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、粉剤を得る。
製剤例137
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.05部とトランスフルトリン0.1部とを、ジクロロメタン10部に溶解し、これをイソパラフィン溶剤(アイソパーM、エクソン化学登録商標名)89.85部に混合して、油剤を得る。
製剤例138
0.5cm(厚さ)×69cm(長さ)×0.2cm(幅)のハニカム構造の紙細工片を一方の端から巻いて、直径5.5cm、高さ0.2cmの略円柱状の担体を作製する。本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物5部とトランスフルトリン0.5部とをアセトン94.5部に溶解した溶液の適量を、前記担体に均一に塗布した後、アセトンを風乾させて、紙蒸散剤を得る。
製剤例139
エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(メタクリル酸メチル含有量:10重量%、MFR=2〔g/10分〕)97.8重量部、本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物2部およびトランスフルトリン0.2部を、45mmφ同方向二軸押出機にて130℃で溶融混練し、更に40mmφ押出機にて150℃で溶融混練し、Tダイからシート状に押出し、冷却ロールにて冷却して、樹脂蒸散剤を得る。
製剤例140
エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有量:10重量%、MFR=2〔g/10分〕)97.8重量部、v2部およびトランスフルトリン0.2部を、45mmφ同方向二軸押出機にて130℃で溶融混練し、更に40mmφ押出機にて150℃で溶融混練し、Tダイからシート状に押出し、冷却ロールにて冷却して、樹脂蒸散剤を得る。
製剤例141
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物3部とトランスフルトリン0.3部とをアセトン14.6部に溶解し溶液を得る。この溶液に、酸化亜鉛0.2部、α澱粉1.0部及びアゾジカルボンアミド42.8部を加え、更に水38.1部を加えて混練し、押出機で顆粒状に成形、乾燥して、顆粒を得る。中央部がアルミ製隔壁で区分された容器の上部空間に前記顆粒を、酸化カルシウム50gをこの容器の下部空間に収容し、燻煙剤を得る。
製剤例142
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.5gとトランスフルトリン0.05gとをアセトン20mLに溶解し、該溶液を蚊取り線香用担体(タブ粉:粕粉:木粉を4:3:3の重量比で混合)99.4gおよび緑色色素0.3gの混合物に加え、均一に攪拌混合した後、水120mLを加え、充分練り合わせたものを成型乾燥して、蚊取り線香を得る。
製剤例143
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物10部、トランスフルトリン1部、クエン酸アセチルトリブチル39.5部、アジピン酸イソノニル39.5部、青色色素5部および香料5部を混合して得られる溶液を、3.4cm×2.1cm、厚さ0.22cmの電気マット用基材(コットンリンターとパルプの混合物のフィブリルを板状に固めたもの)に均一に含浸させて、電気蚊取り用マットを得る。
製剤例144
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.1部とトランスフルトリン0.01部とを、脱臭灯油99.89部に溶解して、塩化ビニル製容器に入れ、上部をヒーターで加熱できるようにした吸液芯(無機粉体をバインダーで固め、焼結したもの)を挿入することにより、吸液芯型加熱蒸散剤用の部品を得る。
製剤例145
本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物0.2部とピリプロキシフェン0.02部とに、ジエチレングリコールモノエチルエーテル99.78部を加え、よく撹拌混合することにより、動物の外部寄生虫防除用のスポットオン剤を得る。
製剤例146
2,4,6−トリイソプロピル−1,3,5−トリオキサン4gを加圧成形(4t/cm2)して得た円盤状の固形物(直径3cm、厚さ3mm)に、本エステル化合物1〜14より選ばれる1種の本エステル化合物3部、ピリプロキシフェン0.3部およびアセトン96.7部とからなる溶液1mLを均一に塗布した後に乾燥することにより、錠剤を得る。
次に、本発明組成物が有害生物に対して優れた防除効力を有することを確認する試験方法を試験例として示す。
試験例1
本エステル化合物1〜14より選ばれる本エステル化合物を、イソパラフィン溶剤(アイソパーM、エクソンモービル有限会社製)とイソプロピルアルコールとの9:1の混合溶剤に希釈して、本エステル化合物の濃度が0.01w/v%の比較組成物(1)を調整する。
本化合物Aを、イソパラフィン溶剤(アイソパーM、エクソンモービル有限会社製)とイソプロピルアルコールとの9:1の混合溶剤に希釈して、本化合物Aの濃度が0.04w/v%の比較組成物(2)を調整する。
本エステル化合物と本化合物Aとを、イソパラフィン溶剤(アイソパーM、エクソンモービル有限会社製)とイソプロピルアルコールとの9:1の混合溶剤に希釈して、本エステル化合物の濃度が0.01w/v%で本化合物Aの濃度が0.04w/v%の本発明組成物を調整する。
ポリエチレンカップ(下部直径10.6cm、上部直径12cm、高さ7cm)にイエバエ成虫10頭(雄雌各5頭)を放飼し、16メッシュのナイロンゴースで蓋をする。また、イエバエを放飼していない同様のカップを用意する。一辺70cmの略立方体のチャンバー内の底面中央にイエバエの入ったカップを設置し、またその底面奥にイエバエを放飼していないカップを設置する。
該チャンバーの手前側面の中央部に設けられた小窓から、本発明組成物0.7mlをスプレーガンを用いてチャンバー内に噴霧する(噴霧圧力)。その後、10分後まで経時的にノックダウンした虫数をカウントする。散布後7分経過後のノックダウン率(KD率)を求める。
本発明により、有害生物に対して優れた効力を有する有害生物防除組成物、及び有害生物の防除方法を提供することができる。

Claims (4)

  1. 式(I)
    Figure 2014159380
    〔式中、R1はC1−C4アルキル基を表す。〕
    で示されるエステル化合物と、化合物群(A)より選ばれる1種以上の化合物とを有効成分として含有する有害生物防除組成物。
    化合物群(A):
    ピレトリン、アレスリン、プラレトリン、イミプロトリン、レスメトリン、テトラメトリン、フェノトリン、シフェノトリン、シフルトリン、ベーターシフルトリン、シハロトリン、ラムダシハロトリン、ガンマシハロトリン、シペルメトリン、フルメスリン、メトフルトリン、トランスフルトリン、プロフルトリン、ジメフルトリン、エンペントリン、フラメトリン、ビフェントリン、メパーフルトリン、アルファシペルメトリン、ベータシペルメトリン、シータシペルメトリン、ゼータシペルメトリン、デルタメトリン、エトフェンプロックス、フェンプロパトリン、フェンバレレート、エスフェンバレレート、フルシトリネート、フルバリネート、タウフルバリネート、ハルフェンプロックス、ペルメトリン、シラフルオフェン、テフルトリン、トラロメトリン、プロトリフェンビュート、
    2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル=2,2−ジメチル−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−シクロプロパンカルボキシレート、
    2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル=2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロエテニル)シクロプロパンカルボキシレート、
    2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル=2,2−ジメチル−3−(3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−シクロプロパンカルボキシレート、
    2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル=2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、
    2,3,5,6−テトラフルオロ−4−プロパルギルベンジル=2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、
    クロチアニジン、イミダクロピリド、ニテンピラム、アセタミプリド、チアクロプリド、チアメトキサム、フェニトロチオン、ジクロルボス、プロポクスル、ピリプロキシフェン、ビストリフルロン、ジフルベンズロン、ヘキサフルムロン、アミドフルメト、クロルフェナピル、シロマジン、ハイドロプレン、メトプレン、メトキサジアゾン、エトキサゾール、ピペロニルブトキシド、N−(2−エチルヘキシル)−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド、
    及び、下記式で示される化合物
    Figure 2014159380
    〔式中、X1は2−メチルプロピル基または2−メチル−1−プロペニル基を表し、X2はメチル基を表し、X3は2−メチル−1−プロペニル基を表し、X4はメチル基を表す。〕
    からなる群。
  2. 式(I)で示されるエステル化合物と、群(A)より選ばれる1種以上の化合物との重量比が、300:1〜1:300の範囲である請求項1に記載の有害生物防除組成物。
  3. 式(I)で示されるエステル化合物と、群(A)より選ばれる1種以上の化合物との有効量を、有害生物または有害生物の生息場所に施用する有害生物の防除方法。
  4. 有害生物を防除するための、式(I)で示されるエステル化合物と、群(A)より選ばれる1種以上の化合物との組み合わせの使用。
JP2013029684A 2013-02-19 2013-02-19 有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法 Pending JP2014159380A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013029684A JP2014159380A (ja) 2013-02-19 2013-02-19 有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013029684A JP2014159380A (ja) 2013-02-19 2013-02-19 有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014159380A true JP2014159380A (ja) 2014-09-04

Family

ID=51611404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013029684A Pending JP2014159380A (ja) 2013-02-19 2013-02-19 有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014159380A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106234405B (zh) * 2016-07-30 2018-11-02 江苏功成生物科技有限公司 一种含有氯氟醚菊酯与醚菊酯的杀虫组合物及其应用
KR20220135076A (ko) * 2021-03-29 2022-10-06 주식회사 노텍바이오 펠렛형 유해동물 기피제 및 그 제조방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106234405B (zh) * 2016-07-30 2018-11-02 江苏功成生物科技有限公司 一种含有氯氟醚菊酯与醚菊酯的杀虫组合物及其应用
KR20220135076A (ko) * 2021-03-29 2022-10-06 주식회사 노텍바이오 펠렛형 유해동물 기피제 및 그 제조방법
KR102605231B1 (ko) 2021-03-29 2023-11-23 주식회사 노텍바이오 펠렛형 유해동물 기피제 및 그 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6689969B2 (ja) エステル化合物及びその用途
JP6716686B2 (ja) エステル化合物及びその用途
JP6879449B2 (ja) エステル化合物及びその用途
JP2010173951A (ja) シクロプロパンカルボン酸エステル及びその用途
JP2014159380A (ja) 有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法
JP2010047561A (ja) エステル化合物及びその用途
JP5598204B2 (ja) 有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法
JP2010090137A (ja) 害虫防除用組成物
JP2017214310A (ja) エステル化合物及びその用途
JP5652080B2 (ja) 有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法
JP6910728B2 (ja) エステル化合物及びその用途
JP6618364B2 (ja) エステル化合物及びその用途
JP2014028763A (ja) 有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法
JP2013245184A (ja) 有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法
JP6382083B2 (ja) エステル化合物及びその用途
JP6061759B2 (ja) トランスエステル化合物及びその用途
JP6061758B2 (ja) トランスエステル化合物及びその用途
JP5589713B2 (ja) 有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法
JP2020200258A (ja) エステル化合物及びその用途
JP2012131779A (ja) 有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法
JP2018043961A (ja) エステル化合物及びその用途
JP2018048081A (ja) エステル化合物及びその用途
JP2019089717A (ja) 殺虫用組成物
JP2019043890A (ja) エステル化合物及びその用途
JP2013245182A (ja) 有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法