JP2014157717A - 電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】単電池の内部抵抗に基づく単電池の異常判定を好適に行う電池システムを提供する。
【解決手段】電池システムは、直列接続された複数の電池セル21を備える組電池20と、電池セル21の出力電圧をそれぞれ検出する電圧センサ41と、組電池20の充放電電流を検出する電流センサ42と、制御装置10とを備える。制御装置10は、複数の電池セル21のうちいずれかを基準セルとして設定する。また、制御装置10は、電池セル21の出力電圧の検出値と、組電池の充放電電流の検出値とに基づいて、基準セルの内部抵抗の値と、その基準セルと異なる電池セルの内部抵抗の値との比である抵抗比をそれぞれ算出する。そして、制御装置10は、抵抗比に基づいて、電池セルごとに温度の異常上昇が発生するか否かを判定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の単電池を備える組電池の異常を判定する電池システムに関する。
複数個の単電池を備える組電池について、単電池ごとに温度を監視し、単電池の劣化や破裂等を抑制する技術が提案されている。例えば、単電池の内部抵抗の値をそれぞれ取得し、その抵抗値に基づいて単電池の温度の異常上昇を抑制する技術が提案されている(特許文献1)。
具体的には、組電池を構成する単電池ごとに出力電圧を検出する。また、組電池の充放電電流を検出する。そして、その検出された出力電圧及び充放電電流に基づいて、単電池ごとに内部抵抗の値を算出する。単電池の内部抵抗の値と所定の閾値とを比較し、内部抵抗の値が所定の閾値を超えている場合に、その単電池において過度の昇温が生じる可能性があるため、その単電池に異常が生じたと判定する。
特開2001−196102号公報
ここで、組電池の充放電電流を検出する電流センサの検出誤差による内部抵抗の値の誤差が問題となる。検出誤差を含む充放電電流の検出値に基づいて内部抵抗の値を算出し、その算出された内部抵抗の値に基づいて単電池の異常を判定すると、誤判定が生じることとなる。
本発明は、単電池の内部抵抗の大きさに基づく単電池の異常判定を好適に行う電池システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、直列接続された複数の単電池(21)を備える組電池(20)と、前記複数の単電池の出力電圧をそれぞれ検出する電圧検出手段(41)と、前記組電池の充放電電流を検出する電流検出手段(42)と、前記複数の単電池のうちいずれかを基準電池として設定する基準電池設定手段(10)と、前記電圧検出手段によって検出される前記各単電池の出力電圧の値と、前記電流検出手段によって検出される前記組電池の充放電電流の値とに基づいて、前記基準電池設定手段により設定された基準電池の内部抵抗の値と、その基準電池と異なる単電池の内部抵抗の値との比である抵抗比をそれぞれ算出する抵抗比算出手段(10)と、前記抵抗比算出手段により算出された抵抗比に基づいて、前記単電池ごとに温度の異常上昇が発生するか否かを判定する異常判定手段(10)と、を備える電池システムである。
単電池同士が直列接続されているため、基準電池に流れている充放電電流の値と、基準電池と異なる単電池に流れている充放電電流の値とは等しい。流れる電流の値が等しい場合において、単電池の発熱量は、単電池それぞれの内部抵抗の値に比例する(W=I・V=I^2・R)。この場合、基準電池の発熱量と、基準電池と異なる単電池の発熱量との比は、内部抵抗の値の比、即ち、抵抗比に等しくなる。このため、基準電池の内部抵抗の値と、その基準電池と異なる単電池の内部抵抗の値との比である抵抗比に基づいて、その単電池において温度の異常上昇が発生するか否かを判定することができる。
また、流れる充放電電流の値が等しいことを前提に、単電池同士の抵抗比を求める構成であり、その抵抗比を求める際に、各単電池に流れる電流分をキャンセルできる。これにより、仮に電流が正しく求められない状況下においても、抵抗比を正しく求めることができる。このため、単電池において温度の異常上昇が発生するか否かを好適に判定することができる。
実施形態における組電池の概略図。 実施形態における電池システムの電気構成図。 組電池の温度分布の具体例を示す図。 基準セル及び監視セルの温度の時間変化を示す図。 冷却ファン制御処理を示すフロー図。 基準セル選択処理を示すフロー図。 異常判定処理を示すフロー図。 変形例における基準セル選択処理を示すフロー図。 変形例における基準セル選択処理を示すフロー図。
以下、車載電源システムとしての一実施形態を説明する。はじめに、電源としての組電池の構成を説明する。組電池は、単電池を構成する電池セルを複数有し、それらが互いに直列接続されてなる直列接続体がケース部材に収容されることで構成されている。そして、電池セルごとに出力電圧が検出されるとともに、その検出された出力電圧に基づいて、各電池セルの充電状態(SOC:State of Charge)等が算出されるようになっている。
組電池において各電池セルは図1のように配置されている。本実施形態の組電池20は、複数の電池セル21から構成されている。電池セル21は、リチウムイオン蓄電池よりなり、それぞれ同一の直方体形状をなしている。説明の便宜上、各電池セル21にC1,C2,C3・・・等のセル番号を付しており、例えばセル番号C1の電池セル21を「電池セルC1」、セル番号C2の電池セル21を「電池セルC2」とも言う。なお、組電池における電池セルの数は任意でよい。
各電池セル21の正極側及び負極側には導電部材としてのバスバー22が接続され、そのバスバー22により、隣り合う電池セル21同士の各電極が電気的に接続されている。具体的には、各電池セル21は正極と負極とが互い違いになるように配置されており、隣り合う電池セル21のうち一方の電池セル21の正極と他方の電池セル21の負極とに架け渡すようにしてバスバー22が設けられ、そのバスバー22によりセル間の電気的な接続がなされている。なお、各電池セル21は直方体状以外でもよく、円柱状や角柱状をなすものであってもよい。電池セルC1の正極側に接続されたバスバーは組電池20における正側出力端子23となっており、電池セルC8の負極側に接続されたバスバーは組電池20における負側出力端子24となっている。
組電池20の全電池セル21のうちいずれかの電池セル(図1では、C1,C5,C8)は、それら各セルの温度を検出する温度センサ40をそれぞれ備える。温度センサ40は、電池セル21の外装ケースの表面温度を計測するものである。なお、電池セル21の内部溶液の温度を計測するものであってもよい。温度センサ40は、電池セルC1,C5,C8の温度をそれぞれ検出して、検出信号を出力する。
図2に電池システムの電気構成図を示す。電池システムは、組電池20と、組電池20を制御する制御装置10と、を備える。また、組電池20から外部の電気負荷への電力の供給経路には、制御装置10によって開閉が制御されるスイッチ30が設けられている。組電池20を構成する電池セル21には、その出力電圧を検出する電圧センサ41がそれぞれ接続されている。また、上述のように、複数の電池セル21の一部に温度センサ40が設けられている。ここで、温度センサ40が設けられている電池セル21を温度検出電池とも言う。また、組電池20と電気負荷とを接続する経路上に、組電池20の充放電電流を検出する電流センサ42が設けられている。温度センサ40、電圧センサ41、電流センサ42は、その検出結果を検出信号として出力する。制御装置10は、温度センサ40から取得した温度検出電池の温度に基づいて、冷却ファン31を制御して、組電池20の冷却を行う。
図3に組電池20の温度分布を示す。ここでは、一列に並べて設けられる電池セルC1−C13を有する構成の組電池20を想定している。組電池20では、充放電に伴いそれぞれの電池セル21において発熱が生じ、更に、冷却ファン31によって冷却される。ここで、各電池セル21の発熱量はそれぞれの内部抵抗に応じたものとなる。また、各電池セル21の放熱量は、電池ケース内における各セルの配置や冷却風の経路等に応じたものとなる。このため、組電池20の温度は一様ではなく、温度の高低が生じる。各電池セル21の実際の温度を黒丸で示す。
電池セルC1,C7,C13は温度センサ40が設けられている温度検出電池であるとしている。電池セルC1,C7,C13についての検出温度を白丸で示す。制御装置10は、温度センサ40から入力される検出信号に基づいて、温度検出電池のそれぞれの温度を取得する。
制御装置10は、温度センサ40が設けられている電池セルC1,C7,C13のうち最も温度が高い電池セル21を基準セルとして選択する(図ではC7)。基準セルとは、制御装置10が組電池20の温度制御を行うときに、その検出温度を基準として用いる電池セル21のことである。そして、その基準セルの温度Th_refが所定の制御温度Th_c以下となるように冷却ファン31の駆動状態を調整する。
各電池セル21の温度は、温度検出電池(C1,C7,C13)の温度から推定が可能であり、例えば、電池ケース内における各セルの配置や冷却風の経路等からすれば、図の破線のような温度分布になると考えられる。ここでは、基準セルの温度Th_refが全ての電池セル21の温度のうちで最高の温度になるとしており、冷却ファン31の制御が行われることで、図示の温度分布(破線)のごとく各電池セル21の温度は制御温度Th_c以下になる。リチウムイオン蓄電池は、高温環境下で充放電を行うと劣化の進行が速くなる。制御温度Th_cとして適切な温度を設定しておくことで、各電池セル21における劣化が抑制される。
全電池セル21の内部抵抗の値は所定の正常範囲内となるように設計されている。ここで、図3に示す温度分布において、劣化等を原因として電池セルC11の内部抵抗の値が正常範囲を超えて大きくなっている状態を考える。電池セルC11の内部抵抗の値が大きいことで充放電時における発熱量が大きくなり、冷却ファン31による冷却制御を行っているにも関わらず、電池セルC11の温度が異常温度Th_eを超えるおそれがある。ここで、異常温度Th_eとは、制御温度Th_cより高い温度であり、電池セル21の温度がその異常温度Th_eに達すると、体積の膨張などの異常が発生する可能性がある温度である。
本実施形態において、制御装置10は、電池セルC11のように電池セル21の中で内部抵抗の値が最も大きいものを監視対象(以下、監視セル)とし、その内部抵抗の大きさに基づいて、監視セルの温度Th_wtcが異常温度Th_eに達する可能性があるか否かを判定する。そして、制御装置10は、その判定結果に基づいて冷却ファン31の駆動状態を調整し、また、スイッチ30を開状態に制御し組電池20の充放電を停止させるなどのフェールセーフ処理を行い、監視セルの温度Th_wtcが異常温度Th_eに達することを抑制する。監視セルの内部抵抗の値が組電池20を構成する全ての電池セル21の中で最も大きいため、監視セルの温度Th_wtcは、全電池セル21の温度の中で最も高い温度になると推定される。このため、監視セルの温度Th_wtcが異常温度に達することを抑制することで、組電池20を構成する全ての電池セル21について温度が異常温度Th_eに達することを抑制することができる。これにより、電池セル21において、体積の膨張などの異常が発生することを抑制することができる。
組電池20において充放電をさせたときの、監視セル及び基準セルの温度の時間変化を図4に示す。基準セルの温度Th_refを破線で、監視セルの温度Th_wtcを実線で示す。組電池20において充放電が開始される時刻T0において、基準セルの温度Th_ref及び監視セルの温度Th_wtcは共に周囲温度Th0と等しい温度となっている。なお、充放電が開始される初期状態において、基準セル及び監視セルを含む全電池セル21の温度は、周囲温度Th0とそれぞれ等しい温度となっている。
組電池20において充放電が開始されると、電池セル21の内部抵抗において発熱が生じる。この発熱に伴い、基準セル及び監視セルの温度が共に上昇する。電池セル21の内部抵抗における発熱Wは、電池セル21に流れる電流の電流値をI、電池セル21の内部抵抗の値をRとすると、W=I・V=I^2・Rとなる。各電池セル21に流れる電流の電流値Iは、組電池20全体を流れる充放電電流の電流値と等しい。このため、各電池セル21における発熱量は、各電池セル21の内部抵抗の値Rに比例する。また、放熱量を無視した場合、各電池セル21における発熱量と、各電池セル21における温度上昇の上昇値は比例する。
つまり、放熱量を無視した場合、基準セルにおける温度上昇の上昇値ΔTh_refと監視セルにおける温度上昇の上昇値ΔTh_wtcとの比は、基準セルの内部抵抗の値R_refと監視セルの内部抵抗の値R_wtcとの比RRと等しい(ΔTh_wtc/ΔTh_ref=R_wtc/R_ref=RR)。
時刻T1において、基準セルの温度Th_refは、その最高温度である制御温度Th_cに達し、その後、冷却ファン31の制御と充放電の制限とが実施されることで制御温度Th_c以下に保持される。基準セルの温度の上昇値ΔTh_refと監視セルの温度の上昇値ΔTh_wtcとは、放熱量を無視した場合に、抵抗比RRを係数として比例関係にあるため、時刻T1において、監視セルの温度Th_wtcは最高値となる可能性がある。
そこで、異常温度Th_eと制御温度Th_cとに基づいて、抵抗比の異常判定に用いる異常判定値αが予め設定されている。そして、制御装置10は、監視セルと異常セルとの抵抗比RRと、その異常判定値αと、を比較する。抵抗比RRが異常判定値α以上のとき、制御装置10は、監視セルの温度Th_wtcが異常温度Th_eに達する可能性があると判定する。
2つの電池セルCa,Cbの内部抵抗の比を算出する方法について、以下の式1〜3を用いて説明する。電池セルCaの内部抵抗の値Raは、組電池20の充放電電流の検出値Iと、電池セルCaの出力電圧の検出値Vaとのn個の組み合わせに基づき、最小二乗法を用いて、式1に示すように算出することができる。なお、簡略化のため、n=2としている。
Figure 2014157717
電池セルCbの内部抵抗の値Rbは、電池セルCaの内部抵抗の値Raと同様に、組電池20の充放電電流の検出値Iと、電池セルCbの出力電圧の検出値Vbとのn個の組み合わせに基づき、最小二乗法を用いて、式2に示すように算出することができる。
Figure 2014157717
電池セルCaの内部抵抗の値Raと、電池セルCbの内部抵抗の値Rbとの比は、式3に示すように算出することができる。
Figure 2014157717
抵抗比Rb/Raを算出すると、組電池20の充放電電流の検出値Iの項が打ち消される。このため、電流センサ42の検出値に誤差が含まれる場合であっても、その誤差の抵抗比Rb/Raの算出値に対する影響は、抵抗値Ra,Rbの算出値に比べて少ない。つまり、抵抗比Rb/Raは、抵抗値Ra,Rbに比べて精度よく算出することができる。このため、各電池セル21の内部抵抗の値と所定の値とを比較して異常判定を行う場合と比べて、抵抗比を異常判定に用いると好適に異常判定を行うことができる。
図5に本実施形態における冷却ファン制御処理を示す。本処理は、制御装置10によって所定周期毎に実施される処理である。ステップS10において、基準セルの温度Th_refが制御温度Th_cより低いか否かを判定する。基準セルの温度Th_refが制御温度Th_cより低い場合(S10:YES)、ステップS11において、冷却ファン31の回転速度を通常値に設定して処理を終了する。基準セルの温度Th_refが制御温度Th_c以上の場合(S10:NO)、ステップS12において、冷却ファン31の回転速度を通常より速く設定し、処理を終了する。ステップS10〜S12に示す処理により、基準セルの温度Th_refが制御温度Th_c以下とされる。
図6に本実施形態における基準セル選択処理を示す。本処理は、制御装置10によって、組電池20の充放電の開始時に実施される処理である。
ステップS20において、温度センサ40によって検出される温度検出電池の検出温度をそれぞれ取得する。ステップS21において、取得した温度検出電池の検出温度に基づいて、最も温度の高い温度検出電池を判定する。そして、ステップS22において、最も温度の高い温度検出電池を基準セルとして選択し、処理を終了する。
図7に、本実施形態における異常判定処理を示す。本処理は、制御装置10によって所定の周期ごとに行われる。
ステップS30において、電池セル21の内部抵抗値をそれぞれ算出する。具体的には、電圧センサ41によって検出された電圧値と電流センサ42によって検出された電流値との組み合わせに基づいて、最小二乗法を用いて電流値と電圧値との関係を表す一次関数を求め、その一次関数の傾きを電池セル21の内部抵抗の値として算出する(R=−ΔV/ΔI)。
ステップS31において、ステップS30で算出した全電池セル21の内部抵抗値に基づいて、監視セルを選択する。この場合、基準セルを除く各電池セル21のうち、内部抵抗値が最も大きいものが監視セルとして設定される。ステップS32において、監視セルの内部抵抗の値を基準セルの内部抵抗の値で割ることで抵抗比RRを算出する。ステップS33において、抵抗比RRと異常判定値αとの比較を行う。異常判定値αは、異常温度Th_e及び制御温度Th_cに基づいて、予め所定の値に定められている。抵抗比RRが異常判定値αより小さい場合(S33:NO)、ステップS34において、異常カウンタの値を初期化して、処理を終了する。
抵抗比RRが異常判定値αより大きい場合(S33:YES)、ステップS35において、異常カウンタに1を加算する。次に、ステップS36において、異常カウンタと異常カウンタ閾値との比較を行う。異常カウンタが異常カウンタ閾値より大きい場合(S36:YES)、ステップS37において、監視セルにおいて温度の異常上昇が発生する可能性があると判定する。また、異常カウンタが異常カウンタ閾値以下の場合(S36:NO)、そのまま処理を終了する。ここで、電圧センサ41及び電流センサ42の検出値には、検出誤差が含まれる。この検出誤差により、抵抗比RRの算出値には誤差が含まれる。また、電池セル21の内部抵抗は温度依存性があり、基準セルの温度と監視セルの温度とが異なるため、算出タイミングによって、抵抗比RRの算出値は変動する。このため、一時的に抵抗比RRが判定値を超えた場合であったとしても、監視セルには異常が発生していないという状態が考えられる。このような場合に、異常カウンタが異常カウンタ閾値に達するまで、監視セルに異常が発生していると判定しないことで、抵抗比の算出値の変動に伴う誤判定を抑制することができる。
次に、ステップS38において、フェールセーフ処理を行う。具体的には、冷却ファン31の回転速度を調整して組電池20を冷却するとともに、スイッチ30を制御して組電池20の充放電を停止させる。そして、ステップS39において、監視セルにおいて異常が発生したことを記憶して、処理を終了する。
本実施形態の奏する効果について述べる。
基準セルの発熱量と、基準セルと異なる電池セル21の発熱量との比は、内部抵抗の値の比、即ち、抵抗比に等しくなる。このため、基準セルの内部抵抗の値と、その基準セルと異なる電池セル21の内部抵抗の値との比である抵抗比に基づいて、その電池セル21において温度の異常上昇が発生するか否かを判定することができる。
また、流れる充放電電流の値が等しいことを前提に、電池セル21同士の抵抗比を求める構成であり、その抵抗比を求める際に、各電池セル21に流れる電流誤差分をキャンセルできる。これにより、仮に電流が正しく求められない状況下においても、抵抗比を正しく求めることができる。このため、各電池セルにおいて温度の異常上昇が発生するか否かを好適に判定することができる。
基準セル(温度検出電池)では、実際の電池温度を温度センサ40により把握でき、その実温度によって冷却制御を実施できる。これにより、基準電池の温度は制御温度Th_c以下となる。また、温度センサ40を有していない電池セル21においても、温度検出電池を基準として温度制御が実施されるため、温度センサ40を有していない電池セル21についても適正な温度管理を実施できる。この場合、全ての電池セル21について個別に温度センサ40を設ける必要はなく、低コスト化を図りつつも、全ての電池セル21について電池温度の適正化を実施できる。
複数の温度検出電池の各温度センサによって検出される電池温度は、電池ごとに異なることが考えられる。この場合、例えば、比較的高温なものを選ぶと、その電池温度に基づいて温度制御を行うことで、全ての電池セルについて温度が過度に上昇することを抑制し、好適に全ての電池セルについて電池温度の適正化を実施できる。
温度センサ40が温度検出電池から外れたり、温度センサ40自身に異常が生じると、温度センサ40によって検出される基準セルの温度の検出値が、実際値に比べて低くなる場合がある。基準セルの温度の検出値が実際値より低くなることで、冷却制御が正常に行われず、監視セルの温度Th_wtcが異常温度Th_eを超える可能性がある。そこで、温度検出電池のうち、温度の検出値が最も高いものを基準セルとして設定する。
これにより、温度検出電池の温度センサ40に異常が生じ、温度の検出値が実際値に比べて低くなっている場合に、その異常が生じている温度検出電池以外の温度検出電池が基準セルとして選択される。これにより、監視セルの温度の異常上昇の見過ごしを抑制できる。
さらに、基準セルの温度Th_refの最高値は制御温度Th_cとなるため、電池セル21それぞれについて上昇し得る温度の最高値は、制御温度Th_cと抵抗比RRとに基づいて定まる。つまり、監視セルの抵抗比と、制御温度Th_cと異常温度Th_eとに基づき設定された異常判定値αと、を比較することで、監視セルの温度が異常温度Th_e以上まで上昇するか否かを判定することができる。これにより、監視セルに温度の異常上昇が発生するか否かを好適に判定することができる。
(他の実施形態)
・上記実施形態においては、図6に示す基準セル選択処理において、検出温度が最高の電池セル21を基準セルとして選択する構成としたが、これに加えて、現在基準セルとして選択されている電池セル21と異なる電池セル21を新たに基準セルとして選択する構成としてもよい。具体的には、図8に示すように、ステップS20の前におけるステップS40において、現在の基準セルを基準セルの選択対象から除外する。図8に示す基準セル選択処理は、制御装置10において、異常判定処理が実施される周期に比べて充分に長い周期で実施される。これにより、異常判定処理の実施中に、頻繁に基準セルが変更されることを抑制する。
現在の基準セルを基準セルの選択対象から除外することで、現在基準セルとして選択されている温度検出電池と異なる温度検出電池が基準セルとして新たに選択される。これにより、1つの温度検出電池が継続して基準セルとして選択されることを抑制する。そして、基準セルとして新たに選択された温度検出電池の内部抵抗の値に基づいて、各電池セル21の抵抗比を算出し、その算出された抵抗比に基づいて異常判定を行う。これにより、仮に現在基準セルとして選択されている温度検出電池の内部抵抗に異常が発生している場合であっても、新たに選択される基準セルの内部抵抗に基づいて抵抗比が算出されるため、好適に各電池セル21の内部抵抗値の異常上昇について判定を行うことが可能になる。
・制御装置10は、所定の条件が成立するごとに、温度センサ40を備える電池セル21を、予め定めた順序で基準セルとして選択する構成としてもよい。ここで、所定の条件として、具体的には、基準セルの検出温度が変化したこと、単電池に流れる電流の値が変化したこと、前回基準セルが選択してから所定の時間が経過したこと、等である。
・上記実施形態においては、図6に示す基準セル選択処理において、検出温度が最高の電池セル21を基準セルとして選択する構成としたが、これに代えて、温度センサ40を備えた電池セル21のうち、内部抵抗の値が最大の電池セル21を基準セルとして選択する構成としてもよい。具体的には、図9に示すように、ステップS50において電池セル21それぞれの内部抵抗の値を取得する。ステップS51において温度センサ40を備えた電池セル21のうち内部抵抗の値が最大の電池セル21を判定し、ステップS52において、その電池セル21を基準セルとして選択する。
・上記実施形態においては、監視セルと基準セルとの抵抗比RRを算出し、その抵抗比RRと異常判定値αとを比較して異常判定を行ったが、全ての電池セル21と基準セルとの抵抗比を算出し、電池セル21と基準セルとの抵抗比と、異常判定値αとをそれぞれ比較して異常判定を行うものであってもよい。
・上記実施形態においては、一つの電池セルにより一つの単電池を構成するとしたが、これに代えて、複数の電池セルにより一つの単電池を構成するとしてもよい。
・上記実施形態においては、組電池20が複数の温度検出電池を備える構成としたが、これに代えて、一つの温度検出電池を備える構成としてもよい。この場合、その一つの温度検出電池が基準セルとして設定される。
・上記実施形態においては、一部の電池セル21が温度センサ40を備えている構成としたが、これに代えて、全電池セル21が温度センサ40を備えている構成としてもよい。全電池セル21が温度センサ40を備えている構成においても、抵抗比に基づいて電池セル21の異常判定を行うことで、温度センサ40に異常が生じている場合であっても、電池セル21の温度が異常温度に達することを抑制することができる。
10…制御装置(基準電池設定手段、抵抗比算出手段、異常判定手段)、20…組電池、21…電池セル(単電池)、41…電圧センサ(電圧検出手段)、42…電流センサ(電流検出手段)。

Claims (7)

  1. 直列接続された複数の単電池(21)を備える組電池(20)と、
    前記複数の単電池の出力電圧をそれぞれ検出する電圧検出手段(41)と、
    前記組電池の充放電電流を検出する電流検出手段(42)と、
    前記複数の単電池のうちいずれかを基準電池として設定する基準電池設定手段(10)と、
    前記電圧検出手段によって検出される前記各単電池の出力電圧の値と、前記電流検出手段によって検出される前記組電池の充放電電流の値とに基づいて、前記基準電池設定手段により設定された基準電池の内部抵抗の値と、その基準電池と異なる単電池の内部抵抗の値との比である抵抗比をそれぞれ算出する抵抗比算出手段(10)と、
    前記抵抗比算出手段により算出された抵抗比に基づいて、前記単電池ごとに温度の異常上昇が発生するか否かを判定する異常判定手段(10)と、
    を備える電池システム。
  2. 前記複数の単電池のうち少なくとも一つの単電池は、その単電池の温度を検出する温度センサ(40)を備え、
    前記基準電池設定手段は、前記温度センサが設けられている単電池である温度検出電池を前記基準電池として設定することを特徴とする請求項1に記載の電池システム。
  3. 前記複数の単電池には、前記温度検出電池が複数含まれており、
    前記基準電池設定手段は、前記複数の温度検出電池から一つの温度検出電池を選択して、前記基準電池として設定することを特徴とする請求項2に記載の電池システム。
  4. 前記基準電池設定手段は、前記複数の温度検出電池の各温度センサによって検出される電池温度に基づいて、前記複数の温度検出電池から一つの温度検出電池を選択して、前記基準電池として設定することを特徴とする請求項3に記載の電池システム。
  5. 前記複数の温度検出電池のうち、前記温度センサによって検出される前記各単電池の温度が最も高い温度検出電池がどれであるかを判定する最高温度判定手段(10)を備え、
    前記基準電池設定手段は、前記温度検出電池のうち、前記最高温度判定手段により判定された前記温度が最も高い温度検出電池を基準電池として設定することを特徴とする請求項3又は4に記載の電池システム。
  6. 前記温度センサによって検出される前記基準電池の検出温度に基づいて、前記組電池を冷却する冷却ファン(31)の駆動状態を調整し、前記基準電池の温度を所定の制御温度以下に冷却制御する温度制御手段(10)を備え、
    前記異常判定手段は、前記単電池の抵抗比と、所定の異常温度と前記制御温度とに基づき設定された異常判定値とを比較し、その比較の結果により前記単電池ごとに温度の異常上昇が発生するか否かを判定することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の電池システム。
  7. 前記基準電池設定手段は、予め定められた所定の条件が成立すると、前記基準電池として選択されている温度検出電池と異なる温度検出電池を新たに前記基準電池として選択することを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の電池システム。
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