JP2014156144A - 移動体、移動体の制御方法及び制御プログラム - Google Patents

移動体、移動体の制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利便性の向上に寄与する移動体を提供する。
【解決手段】本発明の一形態に係る移動体1は、同軸上に配置された車輪と、車輪を駆動する駆動部4L、4Rと、移動体の姿勢を検出する姿勢検出部5と、姿勢検出部5の検出結果に基づいて、移動体を倒立制御するべく、駆動部4L、4Rを制御する制御部8と、電源9と、を備える。制御部8は、移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外で第1の時間経過すると、電源9をOFFにする又は制御部8をスリープ状態にする。
【選択図】図2

Description

本発明は、移動体、移動体の制御方法及び制御プログラムに関し、特に同軸上に配置された車輪を駆動する駆動部を制御することで倒立制御を実現する移動体、移動体の制御方法及び制御プログラムに関する。
同軸上に配置された車輪を駆動する駆動部を制御することで倒立制御を実現する移動体が実用化されている。このような移動体は、一般的に電源スイッチをON/OFFすることで、電源をON/OFFしている(例えば特許文献1を参照)。
特開2011−168236号公報
特許文献1の移動体は、電源をOFFにする際に電源スイッチを操作する必要があり、当該操作が煩雑で利便性向上の余地がある。
本発明は、利便性の向上に寄与する移動体、移動体の制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とするものである。
本発明の一形態に係る移動体は、同軸上に配置された車輪と、前記車輪を駆動する駆動部と、移動体の姿勢を検出する姿勢検出部と、前記姿勢検出部の検出結果に基づいて、前記移動体を倒立制御するべく、前記駆動部を制御する制御部と、電源と、を備え、前記制御部は、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外で第1の時間経過すると、前記電源をOFFにする又は前記制御部をスリープ状態にする。
上述の移動体において、情報通知部を備え、前記制御部は、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外で前記第1の時間より短い第2の時間経過すると、前記電源をOFFにする又は前記制御部をスリープ状態にすることを前記情報通知部に通知させることが好ましい。
上述の移動体において、使用者が乗車するステップと、前記ステップに設けられた乗車検出部と、を備え、前記制御部は、前記乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車していないとの検出結果のとき、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外であるか否かの判定を継続し、前記乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車したとの検出結果のとき、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外であるか否かの判定を中止することが好ましい。
上述の移動体において、前記制御部は、前記移動体の移動アシスト制御として、前記乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車していないとの検出結果のとき、前記移動体の前後方向への傾動角度に基づいて前記駆動部を制御することが好ましい。
上述の移動体において、ハンドルと、前記ハンドルに設けられ、使用者の前記ハンドルの把持を検出する把持検出部と、を備え、前記制御部は、前記把持検出部の検出結果が前記ハンドルを使用者が把持していないとの検出結果のとき、前記移動体の移動アシスト制御を停止することが好ましい。
本発明の一形態に係る移動体の制御方法は、同軸上に配置された車輪を駆動する駆動部を制御することで倒立制御される移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外で第1の時間経過すると、電源をOFFにする又は制御部をスリープ状態にする。
上述の移動体の制御方法において、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外で前記第1の時間より短い第2の時間経過すると、前記電源をOFFにする又は前記制御部をスリープ状態にすることを外部に通知することが好ましい。
上述の移動体の制御方法において、使用者が乗車するステップに設けられた乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車していないとの検出結果のとき、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外であるか否かの判定を継続し、前記乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車したとの検出結果のとき、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外であるか否かの判定を中止することが好ましい。
上述の移動体の制御方法において、前記移動体の移動アシスト制御として、前記乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車していないとの検出結果のとき、前記移動体の前後方向への傾動角度に基づいて前記駆動部を制御することが好ましい。
上述の移動体の制御方法において、使用者のハンドルの把持を検出する把持検出部の検出結果が前記ハンドルを使用者が把持していないとの検出結果のとき、前記移動体の移動アシスト制御を停止することが好ましい。
本発明の一形態に係る移動体の制御プログラムは、コンピュータに、同軸上に配置された車輪を駆動する駆動部を制御することで倒立制御される移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外で第1の時間経過すると、電源をOFFにする又はスリープ状態にする処理を実行させる。
上述の移動体の制御プログラムにおいて、コンピュータに、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外で前記第1の時間より短い第2の時間経過すると、前記電源をOFFにする又はスリープ状態にすることを外部に通知する処理を実行させることが好ましい。
上述の移動体の制御プログラムにおいて、コンピュータに、使用者が乗車するステップに設けられた乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車していないとの検出結果のとき、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外であるか否かの判定を継続し、前記乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車したとの検出結果のとき、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外であるか否かの判定を中止する処理を実行させることが好ましい。
上述の移動体の制御プログラムにおいて、コンピュータに、前記移動体の移動アシスト制御として、前記乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車していないとの検出結果のとき、前記移動体の前後方向への傾動角度に基づいて前記駆動部を制御する処理を実行させることが好ましい。
上述の移動体の制御プログラムにおいて、コンピュータに、使用者のハンドルの把持を検出する把持検出部の検出結果が前記ハンドルを使用者が把持していないとの検出結果のとき、前記移動体の移動アシスト制御を停止する処理を実行させることが好ましい。
以上、説明したように、本発明によると、利便性の向上に寄与する移動体、移動体の制御方法及び制御プログラムを提供することができる。
(a)は、本発明の実施の形態1の移動体を概略的に示す側面図である。(b)は、本発明の実施の形態1の移動体を概略的に示す正面図である。 本発明の実施の形態1の移動体の制御系ブロック図である。 本発明の実施の形態1における、電源をOFFにする動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2の移動体を概略的に示す側面図である。 本発明の実施の形態2の移動体の制御系ブロック図である。 本発明の実施の形態2における、電源をOFFにする動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3の移動体を概略的に示す側面図である。 本発明の実施の形態3の移動体の制御系ブロック図である。 本発明の実施の形態3における、電源をOFFにする動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4の移動体における、電源をOFFにする傾動範囲を示す図である。 本発明の実施の形態4における、電源をOFFにする動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5の移動体における、電源をOFFにする傾動範囲を示す図である。 本発明の実施の形態5における、電源をOFFにする動作を示すフローチャートである。 使用者が移動体を牽引する様子を示す図である。 本発明の実施の形態6の移動体の制御系ブロック図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
<実施の形態1>
先ず、本実施の形態の移動体の基本構成を説明する。図1(a)は、本実施の形態の移動体1を概略的に示す側面図であり、図1(b)は、本実施の形態の移動体1を概略的に示す正面図である。図2は、本実施の形態の移動体1の制御系ブロック図である。
移動体1は、使用者が立った姿勢で乗車する同軸二輪車である。但し、着座式の移動体であってもよく、要するに同軸上に配置された車輪を駆動する駆動部を制御することで倒立制御を実現する移動体であればよい。
この移動体1は、図1(a)、(b)及び図2に示すように、車体2、左右の車輪3L並びに3R、左右の駆動部4L並びに4R、姿勢検出部5、角度検出部6、左右の速度検出部7L並びに7R、制御部8及び電源9を備えている。
車体2は、移動体1の骨格を成すフレーム体である。車体2は、使用者が乗車するステップ10を備えている。ステップ10は、例えば車体2の上部において当該車体2の左右方向へ回転可能とされている。車体2には、前方中央部からハンドル11が立設されている。
左右の車輪3L、3Rは、左右方向に延伸する軸を共通の回転軸として配置されている。左側の車輪3Lは、左側の駆動部4Lに取り付けられており、当該左側の駆動部4Lから駆動力が伝達される。右側の車輪3Rは、右側の駆動部4Rに取り付けられており、当該右側の駆動部4Rから駆動力が伝達される。
左右の駆動部4L、4Rは、例えば電動モータや減速機等を備えている。左側の駆動部4Lは、車体2の左側に取り付けられている。右側の駆動部4Rは、車体2の右側に取り付けられている。これらの駆動部4L、4Rは、制御部8の制御信号に基づいて制御される。
姿勢検出部5は、少なくとも移動体1の前後方向の傾動角度を検出する。例えば姿勢検出部5は、加速度センサやジャイロセンサ等を備えている。姿勢検出部5は、検出信号を制御部8に出力する。
角度検出部6は、例えば車体2に対するステップ10の傾動角度を検出する。例えば角度検出部6は、ポテンショメータやバリコン構造のセンサ等を備えている。角度検出部6は、検出信号を制御部8に出力する。
左側の速度検出部7Lは、左側の車輪3Lの回転速度を検出する。右側の速度検出部7Rは、右側の車輪3Rの回転速度を検出する。これらの速度検出部7L、7Rは、エンコーダやレゾレバ等のセンサを備えており、検出信号を制御部8に出力する。
制御部8は、左右の駆動部4L及び4Rを制御することで、走行制御及び移動体1の姿勢制御を行う。すなわち、制御部8は、姿勢検出部5、角度検出部6及び速度検出部7L、7Rからの検出信号に基づき所定の演算処理を実行して必要な制御信号を生成し、左右の駆動部4L、4Rに出力する。制御部8は、例えば、マイクロコンピュータ(CPU)を有する演算回路と、プログラムメモリやデータメモリその他のRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等を有する記憶装置等を備えている。
電源9は、左右の駆動部4L、4Rや制御部8等の電力源である。電源9は、例えばバッテリーを備えている。
このような構成の移動体1を旋回させる際には、使用者がステップ10を旋回方向へ回転させる。このとき、角度検出部6は、車体2に対するステップ10の傾動角度を検出し、検出信号を制御部8に出力する。制御部8は、当該検出信号に基づいて所定の演算処理を行い、どの程度、旋回方向の内側の車輪の回転速度を減速させるか、又は旋回方向の外側の車輪の回転速度を加速させるかを算出し、算出結果に基づく制御信号を左右の駆動部4L、4Rに出力する。左右の駆動部4L、4Rは、当該制御信号に基づいて左右の車輪3L、3Rを回転駆動させる。このようにして、移動体1の旋回が実現される。
また、移動体1を前方又は後方へ移動させる際には、使用者がステップ10に搭乗して、使用者が荷重を前方又は後方へ移動させ、当該移動体1を前後方向へ傾動させると、姿勢検出部5が移動体1の角速度及び加速度を検出し、検出信号を制御部8に出力する。制御部8は、当該検出信号に基づいて所定の演算処理を行い、移動体1が倒れないように安定化させるのに必要な駆動トルクを算出し、算出結果を示す信号に基づく制御信号を左右の駆動部4L、4Rに出力する。左右の駆動部4L、4Rは、当該制御信号に基づいて左右の車輪3L、3Rを回転駆動させる。このようにして、移動体1の前方又は後方への走行が実現される。
ちなみに、上述のような旋回時及び前後進時において、制御部8は、算出結果に実際の車輪の回転速度が近づくように、速度検出部7の検出信号も用いて制御信号を生成する。
次に、本実施の形態の移動体1における電源9をOFFにする動作について説明する。上述のように電源スイッチを操作して電源9をOFFにする動作は、使用者が煩雑である。そこで、本実施の形態の制御部8は、移動体1が略等しい姿勢で第1の時間経過すると、電源9をOFFにする。
図3は、本実施の形態における電源9をOFFにする動作を示すフローチャートである。図3に示すように、制御部8は、電源9がONの状態で時間の経過の計測を開始する(S1)。次に、制御部8は、姿勢検出部5の検出信号に基づいて、移動体1の姿勢(例えば、前後方向の傾動角度)を断続的に又は継続的に演算して記憶する(S2)。
次に、制御部8は、移動体1の姿勢の記憶を開始すると、一度、時間の経過の計測をリセットし(S3)、その後、時間の経過の計測を再開する(S4)。
次に、制御部8は、時間の経過の計測が再開されると、断続的に又は継続的に演算している移動体1の姿勢が時間の経過の計測を再開してから略等しいか否かを判定する(S5)。制御部8は、移動体1の姿勢が変化していると(S5のYES)、S2の工程に戻る。
一方、制御部8は、移動体1の姿勢が変化していないと(S5のNO)、時間の経過が第1の時間以上か否かを判定する(S6)。制御部8は、時間の経過が第1の時間未満であると(S6のNO)、S4の工程に戻り、時間の経過の計測を続ける。
一方、制御部8は、時間の経過が第1の閾値以上であると(S6のYES)、電源9をOFFにする。
このように移動体1の姿勢に基づいて電源9を切断するので、使用者が電源スイッチ等を操作する必要がなく、利便性向上に寄与できる。
<実施の形態2>
本実施の形態の移動体は、電源をOFFにすることを外部に通知する構成とされている。なお、本実施の形態の移動体は、実施の形態1と略等しい構成とされているため、重複する説明は省略し、同一の要素には同一の符号を用いる。
図4は、本実施の形態の移動体21を概略的に示す側面図である。図5は、本実施の形態の移動体21の制御系ブロック図である。図4及び図5に示すように、本実施の形態の移動体21は、実施の形態1の移動体1の要素に加えて、情報通知部22を備えている。
情報通知部22は、例えばハンドル11に設けられている。情報通知部22は、視覚的に通知できる手段(例えばLED(Light Emitting Diode)等)、聴覚的に通知できる手段(例えばブザー等)、触覚的に通知できる手段(例えばバイブレーター)のいずれかを少なくとも備えており、制御部23の制御に基づいて動作する。
但し、情報通知部22は、使用者に電源9をOFFにすることを通知できる手段を備えていればよく、設置場所も使用者が認識し易い場所であればよい。
図6は、本実施の形態における電源9をOFFにする動作を示すフローチャートである。図6に示すように、本実施の形態における電源9をOFFにする動作は、実施の形態1の電源をOFFにする動作と略等しいが、情報通知部22によって通知する工程を含んでいる。
詳細には、制御部23は、S5の工程の後に、時間の経過が第1の時間より短い第2の時間以上か否かを判定する(S21)。制御部23は、時間の経過が第2の時間以上であると(S21のYES)、情報通知部22を制御して外部に電源9をOFFにすることを通知する(S22)。その後、制御部23は、S6の工程に移行する。
一方、制御部23は、時間の経過が第2の時間未満であると(S21のNO)、S4の工程に戻る。
このように電源9をOFFにする前に、事前に外部に通知するので、使用者に電源9をOFFにすることを周知することができる。
<実施の形態3>
本実施の形態の移動体は、ステップ10に使用者が乗車したか否かを検出することができる構成とされている。本実施の形態の移動体は、実施の形態2の移動体21と略等しい構成とされているため、重複する説明は省略し、同一の要素には同一の符号を用いる。
図7は、本実施の形態の移動体31を概略的に示す側面図である。図8は、本実施の形態の移動体31の制御系ブロック図である。図7及び図8に示すように、本実施の形態の移動体31は、実施の形態2の移動体21の要素に加えて、乗車検出部32を備えている。乗車検出部32は、ステップ10に設けられている。乗車検出部32は、感圧センサ等を備えており、検出信号を制御部33に出力する。制御部33は、乗車検出部32から入力される検出信号に基づいて、電源9をOFFにする動作を実行する。但し、乗車検出部32は、使用者が移動体31に乗車したことを検出できる構成であればよい。
図9は、本実施の形態における電源9をOFFにする動作を示すフローチャートである。図9に示すように、本実施の形態における電源9をOFFにする動作は、実施の形態2の電源9をOFFにする動作と略等しいが、S4の工程とS5の工程との間に、S31、S32及びS33の工程を有する。
詳細には、制御部33は、時間の経過を計測する工程(S4)の後に、乗車検出部32から検出信号が入力されたか否かを判定する(S31)。制御部33は、乗車検出部32から検出信号が入力されると(S31のYES)、倒立制御を行う(S32)。一方、制御部33は、乗車検出部32から検出信号が入力されないと、S5の工程に移行する。
次に、制御部33は、倒立制御の実行中に例えば乗車検出部32からの検出信号が途絶えた等の理由により、倒立制御を終了させるか否かを判定する(S33)。制御部33は、倒立制御を終了させると判定すると(S33のYES)、S2の工程に戻る。一方、制御部33は、倒立制御を終了させないと判定すると(S33のNO)、S32の工程に戻る。
このように使用者がステップ10に乗車しているか否かに基づいて、電源9をOFFにする動作を行うので、使用者が乗車中に電源9がOFFになることを防ぐことができる。
<実施の形態4>
本実施の形態の移動体は、電源9をOFFにするための判断方法が実施の形態2の移動体と異なる。但し、本実施の形態の移動体の基本構成は、実施の形態2の移動体と略等しいため、重複する説明は省略し、同一の要素には同一の符号を用いる。
図10は、本実施の形態の移動体41における、電源9をOFFにする傾動範囲を示す図である。本実施の形態の移動体41の制御部は、当該移動体41の前後方向への傾動角度θが図10に示すように所定の傾動角度範囲(図10ではαからβの範囲)で第1の時間経過すると、電源9をOFFにする。
図11は、本実施の形態における電源9をOFFにする動作を示すフローチャートである。図11に示すように、本実施の形態における電源9をOFFにする動作は、実施の形態2の電源9のOFFにする動作と略等しいが、S2の工程とS3の工程との間に、移動体41の前後方向への傾動角度θがα≦θ≦βの状態であるか否かを判定する工程(S41)を有する。
詳細には、制御部は、移動体41の前後方向への傾動角度θがα≦θ≦βであると(S41のYES)、S3の工程に移行する。一方、制御部は、移動体41の前後方向への傾動角度θがα≦θ≦βでないと(S41のNO)、S1の工程に戻る。
このような移動体41の前後方向への傾動角度θがα≦θ≦βであるか否かの判定を続けつつ、S3→S4→S21→S22→S6の工程を実行する。つまり、制御部は、移動体41の前後方向への傾動角度θがα≦θ≦βの状態で第2の時間経過すると情報通知部22に電源9がOFFになることを通知させ、第1の時間経過すると電源9をOFFにする。
本実施形態の移動体41も、当該移動体41の姿勢に基づいて電源9を切断するので、使用者が電源スイッチ等を操作する必要がなく、利便性向上に寄与できる。
ちなみに、電源9がOFFになった後、移動体41の前後方向への傾動角度θがα未満又はβ以上となると、又は実施の形態3の移動体31のようにステップ10に設けられた乗車検出部から検出信号が入力されると、制御部は電源9をONにすればよい。
<実施の形態5>
本実施の形態の移動体は、電源9をOFFにするための判断方法が実施の形態4の移動体と異なる。但し、本実施の形態の移動体は、実施の形態4の移動体と略等しいため、重複する説明は省略し、同一の要素には同一の符号を用いる。
図12は、本実施の形態の移動体51における、電源9をOFFにする傾動範囲を示す図である。本実施の形態の移動体51の制御部は、当該移動体51の前後方向への傾動角度θが図12に示すように所定の角度γ以上の状態で第1の時間経過すると、電源9をOFFにする。
図13は、本実施の形態における電源9をOFFにする動作を示すフローチャートである。図13に示すように、本実施の形態における電源9をOFFにする動作は、実施の形態4の電源の切断動作と略等しいが、S41の工程の代わりに、移動体51の前後方向への傾動角度θが所定の角度γ以上か否かを判定する工程(S51)を有する。
詳細には、制御部は、移動体51の前後方向への傾動角度θが所定の角度γ以上であると(S51のYES)、S3の工程に移行する。一方、制御部は、移動体51の前後方向への傾動角度θが所定の角度γ未満であると(S51のNO)、S1の工程に戻る。
このような移動体51の前後方向への傾動角度θが所定の角度γ以上であるか否かの判定を続けつつ、S3→S4→S21→S22→S6の工程を実行する。つまり、制御部は、移動体41の前後方向への傾動角度θがγ≦θの状態で第2の時間経過すると情報通知部22に電源9がOFFになることを通知させ、第1の時間経過すると電源9をOFFにする。
本実施の形態の移動体51も、当該移動体51の姿勢に基づいて電源9を切断するので、使用者が電源スイッチ等を操作する必要がなく、利便性向上に寄与できる。
ちなみに、電源9がOFFになった後、移動体51の前後方向への傾動角度θが所定の角度γ未満となると、又は実施の形態3の移動体31のようにステップ10に設けられた乗車検出部から検出信号が入力されると、制御部は電源9をONにすればよい。
<実施の形態6>
本実施の形態の制御部は移動アシストモードを備えている。詳細には、本実施の形態の移動体は、実施の形態3の移動体31と略等しい構成とされているが、乗車検出部から検出信号が入力されていない状態で、移動体が前後方向に傾動すると、制御部は移動アシストモードになり、移動体の前後方向への傾動角度に基づいて左右の駆動部4L及び4Rを制御する。
例えば制御部は、移動体の前方への傾動角度が大きくなるに従って、前方への速度が速くなるように左右の駆動部4L及び4Rを制御し、移動体の後方への傾動角度が大きくなるに従って、後方への速度が速くなるように左右の駆動部4L及び4Rを制御する。
このように制御部が移動アシストモードを備えることで、使用者は楽に移動体を引いて又は押して移動させることができる。
ここで、図14は、使用者が移動体を牽引する様子を示す図である。図15は、本実施の形態の移動体61の制御系ブロック図である。図14に示すように、使用者はハンドル11を把持して移動体を引くと、移動体を楽に移動させることができる。このとき、使用者がハンドルから手を放した際に、移動体が停止することが好ましい。そこで、本実施の形態の移動体61は、図15に示すように、ハンドル11に把持検出部62を備えている。
把持検出部62は、使用者がハンドル11を把持していることを検出し、検出信号を制御部に出力する。制御部は、入力される検出信号に基づいて、使用者がハンドル11を把持しているか否かを判定し、使用者がハンドル11を把持していないと判定すると、移動アシストモードを解除する。つまり、制御部は駆動部を停止させる。これにより、使用者は移動体を安全に移動させることができる。
<他の実施の形態>
上記実施の形態では、電源9をOFFにしたが、制御部をスリープモードにしてもよい。このとき、制御システムが二重系の場合、一方の制御部をスリープモードに設定し、他方の制御部への電力の供給を遮断してもよく、両方の制御部をスリープモードに設定してもよく、両方の制御部の電力の供給を遮断してもよい。
また、移動体の姿勢だけでなく、移動体が降車スイッチや電源スイッチを備えている場合、降車スイッチや電源スイッチの操作も、電源9をOFFにする条件に加えてもよい。
また、移動体の姿勢だけでなく、速度検出部の検出信号に基づいて車輪が動いたか否かを判定し、判定結果を電源9をOFFにする条件に加えてもよい。
また、移動体を遠隔操作する操作部を備えている場合は、操作部からの入力信号の有無を、電源9をOFFにする条件に加えてもよい。このとき、当該操作部に電源9をOFFにすることを表示することが好ましい。
また、移動体の前後方向への傾動角度に限らず、移動体の左右方向への傾動や移動体の旋回等に基づいて電源を制御してもよい。
また、移動体の電源がOFFの状態又は制御部がスリープ状態になった後、移動体の姿勢が変化すると電源をONにすれば、利便性をより向上させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記の構成に限らず、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で、変更することが可能である。
1 移動体
2 車体
3L、3R 車輪
4L、4R 駆動部
5 姿勢検出部
6 角度検出部
7L、7R 速度検出部
8 制御部
9 電源
10 ステップ
11 ハンドル
21 移動体
22 情報通知部
23 制御部
31 移動体
32 乗車検出部
33 制御部
41 移動体
51 移動体
61 移動体
62 把持検出部
θ 移動体の前後方向への傾動角度

Claims (15)

  1. 同軸上に配置された車輪と、
    前記車輪を駆動する駆動部と、
    移動体の姿勢を検出する姿勢検出部と、
    前記姿勢検出部の検出結果に基づいて、前記移動体を倒立制御するべく、前記駆動部を制御する制御部と、
    電源と、を備え、
    前記制御部は、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外で第1の時間経過すると、前記電源をOFFにする又は前記制御部をスリープ状態にする移動体。
  2. 情報通知部を備え、
    前記制御部は、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外で前記第1の時間より短い第2の時間経過すると、前記電源をOFFにする又は前記制御部をスリープ状態にすることを前記情報通知部に通知させる請求項1に記載の移動体。
  3. 使用者が乗車するステップと、
    前記ステップに設けられた乗車検出部と、を備え、
    前記制御部は、前記乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車していないとの検出結果のとき、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外であるか否かの判定を継続し、前記乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車したとの検出結果のとき、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外であるか否かの判定を中止する請求項1又は2に記載の移動体。
  4. 前記制御部は、前記移動体の移動アシスト制御として、前記乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車していないとの検出結果のとき、前記移動体の前後方向への傾動角度に基づいて前記駆動部を制御する請求項3に記載の移動体。
  5. ハンドルと、
    前記ハンドルに設けられ、使用者の前記ハンドルの把持を検出する把持検出部と、を備え、
    前記制御部は、前記把持検出部の検出結果が前記ハンドルを使用者が把持していないとの検出結果のとき、前記移動体の移動アシスト制御を停止する請求項4に記載の移動体。
  6. 同軸上に配置された車輪を駆動する駆動部を制御することで倒立制御される移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外で第1の時間経過すると、電源をOFFにする又は制御部をスリープ状態にする移動体の制御方法。
  7. 前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外で前記第1の時間より短い第2の時間経過すると、前記電源をOFFにする又は前記制御部をスリープ状態にすることを外部に通知する請求項6に記載の移動体の制御方法。
  8. 使用者が乗車するステップに設けられた乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車していないとの検出結果のとき、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外であるか否かの判定を継続し、前記乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車したとの検出結果のとき、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外であるか否かの判定を中止する請求項6又は7に記載の移動体の制御方法。
  9. 前記移動体の移動アシスト制御として、前記乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車していないとの検出結果のとき、前記移動体の前後方向への傾動角度に基づいて前記駆動部を制御する請求項8に記載の移動体の制御方法。
  10. 使用者のハンドルの把持を検出する把持検出部の検出結果が前記ハンドルを使用者が把持していないとの検出結果のとき、前記移動体の移動アシスト制御を停止する請求項9に記載の移動体の制御方法。
  11. コンピュータに、
    同軸上に配置された車輪を駆動する駆動部を制御することで倒立制御される移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外で第1の時間経過すると、電源をOFFにする又はスリープ状態にする処理を実行させる移動体の制御プログラム。
  12. コンピュータに、
    前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外で前記第1の時間より短い第2の時間経過すると、前記電源をOFFにする又はスリープ状態にすることを外部に通知する処理を実行させる請求項11に記載の移動体の制御プログラム。
  13. コンピュータに、
    使用者が乗車するステップに設けられた乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車していないとの検出結果のとき、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外であるか否かの判定を継続し、前記乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車したとの検出結果のとき、前記移動体の姿勢が所定の範囲内又は所定の範囲外であるか否かの判定を中止する処理を実行させる請求項11又は12に記載の移動体の制御プログラム。
  14. コンピュータに、
    前記移動体の移動アシスト制御として、前記乗車検出部の検出結果が前記ステップに使用者が乗車していないとの検出結果のとき、前記移動体の前後方向への傾動角度に基づいて前記駆動部を制御する処理を実行させる請求項13に記載の移動体の制御プログラム。
  15. コンピュータに、
    使用者のハンドルの把持を検出する把持検出部の検出結果が前記ハンドルを使用者が把持していないとの検出結果のとき、前記移動体の移動アシスト制御を停止する処理を実行させる請求項14に記載の移動体の制御プログラム。
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