JP2014154536A - 発光素子の電気接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み付け作業を煩雑にすることなく発光素子の光軸が所定の方向に向けられるように組み付けすることができる発光素子の電気接続構造を提供すること。
【解決手段】一対のバスバー40f,40rが発光素子300の2極の電極300aに接続し、かつ発光素子300を固定するとともに、電源供給導電路100に電気的に接続されてなる発光素子の電気接続構造1において、電源供給導電路100は、各バスバー40f,40rに接続されるように並んで配置されてなる一対の突出端子110を有し、各バスバー40f,40rは、弾性的に開閉される一対の挟持片81によって突出端子110を挟持することによって突出端子110に接続固定される端子接続用挟持部80を有してなり、発光素子300が固定された一対のバスバー40f,40rが端子接続用挟持部80によって一対の突出端子110に接続された場合、発光素子300の光軸が所定の方向に向けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、一対のバスバーが光源となる発光素子に接続するとともに、電源に接続される導電路である電源供給導電路に電気的に接続されてなる発光素子の電気接続構造に関する。
従来、照明装置等に用いられる発光素子の電気接続構造としては、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子と、電源に接続される導電路である電源供給導電路との間にフレキシブル配線板、あるいは導電部材であるバスバーを介して電源供給導電路に接続させるようにしたものがある(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特許文献1に記載された発光素子の電気接続構造は、フレキシブル配線の柔軟性を利用して発光素子の光軸の向きを調整することが可能である。
また、特許文献2記載された発光素子の接続構造においても、電源供給導電路に接続される電線の柔軟性を利用して発光素子の光軸の向きを調整することが可能である。
特開2011−235685号公報 特開2012−109163号公報
しかしながら、上述した従来の発光素子の電気接続構造では、発光素子の電気接続構造を組み付ける際、フレキシブル配線板、あるいはバスバーを電源供給導電路へ接続するとともに、発光素子の光軸が所定の方向に向けられるように発光素子の取り付け部分周辺を固定するという2ステップの作業が必要であり、しかもフレキシブル配線板、あるいは電線のかみこみに注意しながら組み付け作業を行う必要があるため、組み付け作業が煩雑になってしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、組み付け作業を煩雑にすることなく発光素子の光軸が所定の方向に向けられるように組み付けすることができる発光素子の電気接続構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係る発光素子の電気接続構造は、一対のバスバーが光源となる発光素子を間にして並んで配置された状態で該発光素子の2極の電極に接続し、かつ前記発光素子を固定するとともに、電源に接続される導電路である電源供給導電路に電気的に接続されてなる発光素子の電気接続構造において、前記電源供給導電路は、前記一対のバスバーの各バスバーに接続されるように該一対のバスバーの並び方向に沿って並んで配置されてなる一対の突出端子を有し、前記各バスバーは、弾性的に開閉される一対の挟持片によって前記突出端子を挟持することによって前記突出端子に接続固定される端子接続用挟持部を有してなり、前記発光素子が固定された前記一対のバスバーが前記端子接続用挟持部によって前記一対の突出端子に接続された場合、前記発光素子の光軸が所定の方向に向けられることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る発光素子の電気接続構造は、上記の発明において、前記各バスバーは、前記発光素子が固定される部分に対して前記一対の挟持片の先端の向きが所定の向きに向けられることによって前記発光素子の光軸方向が調整されてなることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る発光素子の電気接続構造は、上記の発明において、前記各バスバーの前記一対の挟持片は、前記一対のバスバーの並び方向に直交する方向に平行な状態で所定の向きに向けられてなることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る発光素子の電気接続構造は、上記の発明において、前記一対のバスバーの各端子接続用挟持部は、前記一対の挟持片が先端を前記突出端子の突出方向に対して斜め方向に向けるようにして前記突出端子を挟持してなり、前記一対のバスバーが前記一対の突出端子の突出方向に対して斜めに傾斜して並ぶことによって前記発光素子の光軸方向が調整されてなることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る発光素子の電気接続構造1は、前記一対の挟持片が前記突出端子を挟持することによって前記バスバーが前記突出端子に接続固定される場合、前記一対の挟持片が前記突出端子の突出方向に対して先端の向きが所定の角度に設定されることによって、前記発光素子の光軸がターゲット内の所定の方向に向けられるとともに、前記各バスバーが前記電源供給導電路に接続されるので、前記一対のバスバーを前記電源供給導電路に接続するという1ステップの組み付け動作で、前記発光素子の光軸の向きが設定され、しかも前記一対のバスバーが、電線、あるいはフレキシブル配線板等の柔軟性のある部材を介在させず直接的に前記電源供給導電路に接続されるため、柔軟性のある部材によるかみこみが発生しないので、組み付け作業を煩雑にすることなく発光素子の光軸が所定の方向に向けられるように組み付けすることができる。
本発明の請求項2に係る発光素子の電気接続構造は、前記発光素子が固定される部分に対して前記一対の挟持片の先端の向きを予め設定することによって、組み付け作業をより容易にすることができる。
本発明の請求項3に係る発光素子の電気接続構造は、前記一対のバスバーが互いに干渉され難いように前記各バスバーの前記一対の挟持片が方向付けられているため、一対のバスバーが並んで配置された場合に互いに干渉され難くすることができる。
本発明の請求項4に係る発光素子の電気接続構造は、前記突出端子の突出方向と、前記一対の挟持片の先端の方向との間の角度を調整することによって、前記発光素子の光軸方向の調整を容易に行うことができる。
図1は、本発明の実施例に係る発光素子の電気接続構造が組み込まれた照明装置の分解斜視図である。 図2は、図1に示した照明装置の意匠部を取り付ける前の状態を意匠面側から視た図である。 図3は、図2に示した発光素子ユニットの周辺を拡大した図である。 図4は、図3に示した照明装置を左側から視た図である。 図5は、図1に示したユニット設置部の周辺を拡大した図である。 図6は、図2に示した照明装置のB−B線断面図である。 図7は、図2に示した照明装置のA−A線断面図である。 図8は、図1に示した発光素子ユニットの分解斜視図である。 図9は、(a)が、図1に示した発光素子ユニットをレンズ側から視た斜視図であり、(b)が、図1に示した発光素子ユニットをレンズ裏面側から視た斜視図である。 図10は、図2に示した一対のバスバーのうち一方のバスバーを示した図である。 図11は、発光素子ユニットの組み付け手順を示した図である。 図12は、発光素子ユニットの組み付け手順を示した図である。 図13は、照明装置の組み付け手順を示した図である。 図14は、照明装置の組み付け手順を示した図である。 図15は、本発明の実施例に係る発光素子の電気接続構造の変形例の発光素子の電気接続構造を示した図である。 図16は、(a)が、図15に示した発光素子の電気接続構造の図6に対応した断面図であり、(b)が図15に示した発光素子の電気接続構造の図7に対応した断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る発光素子の電気接続構造の好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る発光素子の電気接続構造1が組み込まれた照明装置600の分解斜視図である。図2は、図1に示した照明装置600の意匠部10を取り付ける前の状態を意匠面側から視た図である。図3は、図2に示した発光素子ユニット30の周辺を拡大した図である。図4は、図3に示した照明装置600を左側から視た図である。図5は、図1に示したユニット設置部210の周辺を拡大した図である。図6は、図2に示した照明装置600のB−B線断面図である。図7は、図2に示した照明装置600のA−A線断面図である。図8は、図1に示した発光素子ユニット30の分解斜視図である。図9は、(a)が、図1に示した発光素子ユニット30をレンズ31側から視た斜視図であり、(b)が、図1に示した発光素子ユニット30をレンズ31裏面側から視た斜視図である。図10は、図2に示した一対のバスバー40f,40rのうち一方のバスバー40fを示した図である。
なお、便宜上、図中に示すように前後、左右及び上下方向を定義する。
本発明の実施例に係る発光素子の電気接続構造1は、一対のバスバー40f,40rがLED等の発光素子300を間にして並んで配置された状態で発光素子300の2極の電極300a,300aに接続し、かつ発光素子300を固定するとともに、不図示の電源に接続される導電路である電源供給導電路100に電気的に接続されてなるものであり、例えば自動車等の室内に設けられる照明装置600に組み込まれものである。
この照明装置600は、図1に示すように、意匠部10と、照明機能部20と、電源供給導電路100と、照明装置600を室内天井等の取り付け先に固定するための複数のクリップ12と、を有してなる。
意匠部10は、照明装置600の各部のうち室内側に設けられることによって意匠部分を構成するとともに、発光素子300から出射された光を集光するレンズ機能を有してなる。
この意匠部10は、3つの操作スイッチ11が露出されるスイッチ取付部10aが各操作スイッチ11に対応して3箇所に設けられている。
照明機能部20は、発光素子300を含む二つの発光素子ユニット30,30と、電源供給導電路100と、二つの発光素子ユニット30,30および電源供給導電路100が収容されるハウジング200と、を有してなる。
各発光素子ユニット30は、図8および図9に示すように、一対のバスバー40f,40rと、発光素子300と、ツェナーダイオード400と、二つの抵抗500と、レンズ31と、ユニットハウジング90と、を有してなる。
なお、二つの発光素子ユニット30,30は同様な構成であるため、右側に配置される発光素子ユニット30について詳細に説明し、左側に配置される発光素子ユニット30につついては説明を省略する。
一対のバスバー40f,40rの各バスバー40f,40rは、導電性の板状部材が曲げあるいは打ち抜き等のプレス加工によって成形されたものである。
ここで、一対のバスバー40f,40rについてより詳細に説明する。
なお、一対のバスバー40f,40rは、互いの形状が並び間隔の中心線に対して鏡面対称形状になっているため、図4中、前側に配置されるバスバー40f(以下、前側バスバー40fという。)について詳細に説明し、後側に配置されるバスバー40r(以下、後側バスバー40rという。)の説明を省略する。
前側バスバー40fは、図10に示すように、発光素子300の一方の電極300aに接続しつつ発光素子300を固定する発光素子接続固定部50と、ツェナーダイオード400の一方の電極400aに接続しつつツェナーダイオード400を固定するツェナーダイオード接続固定部60と、抵抗500の2つの接点500a,500aに接続されるように抵抗500を固定する抵抗接続固定部70と、電源供給導電路100の後述する突出端子110に接続固定される端子接続用挟持部80と、を有してなる。
前側バスバー40fは、発光素子接続固定部50およびツェナーダイオード接続固定部60が前側バスバー40fの右端縁に発光素子の挿入口、およびツェナーダイオードの挿入口が上下に並ぶように設けられ、その左方に抵抗接続固定部と、端子接続用挟持部80とが順次連接されてなる。
このような前側バスバー40fは、左右方向で、右端側の発光素子接続固定部50およびツェナーダイオード接続固定部60から、その左方に連接される抵抗接続固定部70までの区間がU字状に屈曲されてなる。
このため、前側バスバー40fは、U字状に屈曲された区間で、前後方向で向かい合う外側壁41と、内側壁42とが形成されるようになっている。この外側壁41および内側壁42は、前側バスバー40fが後側バスバー40rに並んで配置された場合、前側バスバー40fの外側壁41が外側に位置され、内側壁42が内側に位置されるようになっている。
また、外側壁41および内側壁42は、打ち抜き加工がさらに施されることによって発光素子接続固定部50と、ツェナーダイオード接続固定部60と、抵抗接続固定部70とが成形されるようになっている。
発光素子接続固定部50は、発光素子300の一方の電極300aに向けて弾性的に付勢力が作用されながら発光素子300の一方の電極300aに接続される発光素子接続用弾性接触片51と、発光素子接続用弾性接触片51によって下方に向けた力が負荷された発光素子300の下面が当接される発光素子当接迫出し壁部52と、を有してなる。
発光素子接続用弾性接触片51は、内側壁42の一部が片状に成形されるように打ち抜かれ、その先端部に下方に頂点を有する三角形状部が形成されてなる。この発光素子接続用弾性接触片51は、この三角形状部の頂点が発光素子300の一方の電極300aに接続される接点になっている。
発光素子当接迫出し壁部52は、外側壁41と内側壁42との間で発光素子接続用弾性接触片51を形成するための打ち抜き加工が施されることによって、発光素子接続用弾性接触片51から切り離されてできた端部が外側壁41に対して内側直角方向に迫出すように成形された壁である。
この発光素子当接迫出し壁部52は、光の照射方向で発光素子300の発光部に干渉されないように円弧状に切り欠かれた光通過用切り欠き部52aが形成されている。
このような発光素子接続固定部50は、発光素子接続用弾性接触片51と、発光素子当接迫出し壁部52とで発光素子300の一方の電極300aに接続しつつ発光素子300を挟持固定するようになっている。
ツェナーダイオード接続固定部60は、ツェナーダイオード400の一方の電極400aに向けて弾性的に付勢力が作用されながらツェナーダイオード400の一方の電極400aに接続されるツェナーダイオード接続用弾性接触片61と、ツェナーダイオード接続用弾性接触片61によって上方に向けた力が負荷されたツェナーダイオード400の上面が当接されるツェナーダイオード当接片部62と、を有してなる。
ツェナーダイオード接続用弾性接触片61は、外側壁41の一部が片状に成形されるように打ち抜かれ、その先端部に上方に頂点を有する三角形状部が形成されてなる。このツェナーダイオード接続用弾性接触片61は、この三角形状部の頂点がツェナーダイオード400の一方の電極400aに接続される接点になっている。
ツェナーダイオード当接片部62は、ツェナーダイオード接続用弾性接触片61を形成するため打ち抜き加工が施されることによって、ツェナーダイオード接続用弾性接触片61から切り離された外側壁41の一部である。
このようなツェナーダイオード接続固定部60は、ツェナーダイオード接続用弾性接触片61と、ツェナーダイオード当接片部62とでツェナーダイオード400の一方の電極400aに接続しつつツェナーダイオード400を挟持固定するようになっている。
端子接続用挟持部80は、弾性的に開閉される一対の挟持片81,81によって突出端子110を挟持することによって突出端子110に接続固定される部分である。
一対の挟持片81,81は、先端とは逆側端部が連結部82によって弾性的に開閉可能に連結され、かつ先端に向けて互いの間隔を狭めるように対峙されてなる。
また、各端子接続用挟持部80は、発光素子300が固定される部分となる発光素子接続固定部50に対して一対の挟持片81,81の先端の向きが所定の向きに向けられている。これによって、発光素子300の光軸方向が調整されるようになっている。
なお、この実施例では、図6に示すように、一対の挟持片81,81の先端の向き(図中、矢印A参照)が光軸の向き(図中、矢印B参照)に対して所定の角度で傾斜されるように調整されている。
また、各端子接続用挟持部80は、一対の挟持片81,81が先端を突出端子110の突出方向に対して斜め方向に向けるようにして突出端子110を挟持してなり、一対のバスバー40f,40rが突出端子110の突出方向に対して斜めに傾斜して並ぶことによって発光素子300の光軸方向が調整されるようになっている。
なお、各挟持片81が外側壁41と内側壁42との間隔に比して大きい幅になっている。このように各挟持片81の幅ができるだけ大きく設定することによって、一対の挟持片81,81が各突出端子110の突出方向に対して斜めに傾いた状態で各突出端子110を挟持する場合であっても、各突出端子110に確実に固定されるための接触面積を確保することができる。
このような一対のバスバー40f,40rの各端子接続用挟持部80は、一対の挟持片81,81が一対のバスバー40f,40rの並び方向に直交する方向に平行な状態で所定の向きに向けられてなることによって、一対のバスバー40f,40rが並んで配置した場合に互いに干渉され難いようになっている。
ユニットハウジング90は、絶縁性の樹脂材料からなり、発光素子ユニット30の各部が収容されるとともにレンズ31が取り付けられるブロック状の筐体である。
このユニットハウジング90は、ほぼ矩形状の底壁91と、底壁91の4辺のそれぞれから立設された、右壁92と、右壁92と向かい合う左壁93と、向かい合う一対の側壁94,94とを有してなる。ユニットハウジング90は、これらの壁91,92,93,94によって形成された収容空間が、隔壁95によって仕切られることによって各バスバー40f,40rが収容される一対のバスバー収容部96が形成されるとともに下面に一対のバスバー40f,40rが挿入可能な開口部90aが形成されるようになっている。
右壁92は、発光素子300の挿入口となる発光素子挿入口92a、およびツェナーダイオード400の挿入口となるツェナーダイオード挿入口92bが上下に並んで形成されている。
また、底壁91は、各抵抗500の挿入口となる抵抗挿入口91aが2箇所に形成されている。
また、ユニットハウジング90は、各バスバー収容部96の端子接続用挟持部80が収容される部分となる端子接続側収容部96aが端子接続用挟持部80の幅に対応して幅を拡大するように形成されている。
また、ユニットハウジング90の底壁91の端子接続側収容部96aに対応する部分には各端子接続用挟持部80の一対の挟持片81,81の先端縁面81aに面一になるように傾斜されてなる傾斜面部91bが形成されている。
この傾斜面部91bには、一対の突出端子110が挿入される部分となる端子挿入用開口部91cが形成されている。
電源供給導電路100は、導電性の板状部材が曲げあるいは打ち抜き等のプレス加工によって成形されたものであり、各バスバー40に接続される突出端子110と、不図示の電源に接続される外部接続端子111と、を有してなる。
この電源供給導電路100には、各発光素子ユニット30の一対のバスバー40f,40rの各バスバー40f,40rに接続される一対の舌片状の突出端子110が各発光素子ユニット30のセット位置に対応して2組設けられている。
ハウジング200は、下面が意匠部10を嵌め込み可能に開口された箱形形状をなす絶縁性の樹脂材料からなり、電源供給導電路100、および二つの発光素子ユニット30が内部に収容されるようになっている。
このハウジング200は、図1に示すように、各発光素子ユニット30が設置される部分となる二箇所のユニット設置部210,210が左右方向に間隔を空けて設けられている。
ここで、二箇所のユニット設置部210,210は、左右対称構成であるため、左側のユニット設置部210について詳細に説明し、右側のユニット設置部210については説明を省略する。
ユニット設置部210は、図5に示すように、発光素子ユニット30が載置されるユニット載置部211と、発光素子ユニット30をユニット設置部210に設置する際の位置決めガイドとして機能される位置決めガイド壁213と、を有してなる。
このユニット載置部211は、発光素子ユニット30の傾斜面部91bが載置されるとともに一対の突出端子110の先端部分が露出されるように一対の突出端子110,110を保持する部分となる突出端子保持部212を有してなる。
また、ユニット載置部211は、発光素子ユニット30が載置される載置面211aがユニットハウジング90の底壁91の底面形状に対応して屈曲された面が形成されてなることによって、図6に示すように、発光素子300の光軸が上下直線方向に対して左右方向に傾斜した向きに設定されるとともに、図7に示すように、発光素子300の光軸が上下直線方向に対して前後方向に傾斜された向きに設定される。
すなわち、発光素子300は、上下直線方向の軸に対して、前後直線方向の軸と、左右直線方向の軸との2軸方向で光軸が調整されるようになっている。
ここで、図11および図12を用いて、発光素子ユニット30の組み付け手順について説明する。図11および図12は、発光素子ユニットの組み付け手順を示した図である。
まず、作業者は、ユニットハウジング90の各バスバー収容部96に一対のバスバー40f,40rの各バスバー40f,40rを収容する(図11(a)参照)。この工程によって、各バスバー40f,40rが並んで配置される。
その後、作業者は、ツェナーダイオード400をツェナーダイオード挿入口92bからユニットハウジング90内に挿入することによってツェナーダイオード400を一対のバスバー40f,40rに電気的に接続させる(図11(b)参照)。この工程によって、ツェナーダイオード400は、一対のツェナーダイオード接続用弾性接触片61,61と、一対のツェナーダイオード当接片部62,62とで挟持固定されつつ、各電極400aが各接点に接続される。
その後、作業者は、発光素子300を発光素子挿入口92aからユニットハウジング90内に挿入することによって発光素子300を一対のバスバー40f,40rに電気的に接続させる(図11(c)参照)。この工程によって、発光素子300は、一対の発光素子接続用弾性接触片51,51と、一対の発光素子当接迫出し壁部52,52とで挟持固定されつつ、各電極300aが各接点に接続される。
その後、作業者は、各抵抗500を各抵抗挿入口91aからユニットハウジング90内に挿入することによって各抵抗500を一対のバスバーに電気的に接続させる(図12(a)参照)。
最後に、作業者は、レンズ31を取り付けることによって発光素子ユニット30の組み付けを完了させる(図12(b),(c)参照)。
次に、図13および図14を用いて、照明装置600の組み付け手順について説明する。図13および図14は、照明装置の組み付け手順を示した図である。
なお、図14は、発光素子がハウジングに取り付けられる状態を拡大して示すとともに、ユニットハウジングを省略して示した図である。
まず、作業者は、二つの発光素子ユニット30,30をハウジング200に取り付ける(図13(a),図14参照)。この工程では、図14に示すように、各発光素子ユニット30,30を各ユニット設置部210,210に設置することによって、各発光素子ユニット30の一対のバスバー40f,40rの各端子接続用挟持部80が各突出端子110を挟持し、各バスバー40f,40rと各突出端子110とが電気的に接続される。
しかも、各発光素子ユニット30の発光素子300が上下直線方向の軸に対して、前後直線方向の軸と、左右直線方向の軸との2軸方向で光軸が調整され、発光素子300の光軸が所定の方向に向けられる。すなわち、1ステップで、各バスバー40f,40rと電源供給導電路100とが電気的に接続されるとともに、発光素子300の光軸が所定の方向に向けられるように一対のバスバー40f,40rがハウジング200内に固定される。
その後、作業者は、各操作スイッチ11が組み込まれた状態の意匠部10、および各クリップ12をハウジング200に取り付けることによって照明装置600の組み付け作業を完了させる(図13(a),(b))。
本発明の実施例に係る発光素子の電気接続構造1は、一対の挟持片81,81が突出端子110を挟持することによって各バスバー40f,40rが各突出端子110に接続固定される場合、一対の挟持片81,81が突出端子110の突出方向に対して先端の向きが所定の角度に設定されることによって、発光素子300の光軸がターゲット内の所定の方向に向けられるとともに、各バスバー40f,40rが電源供給導電路100に接続されるので、一対のバスバー40f,40rを電源供給導電路100に接続するという1ステップの組み付け動作で、発光素子300の光軸の向きが設定され、しかも一対のバスバー40f,40rが、電線、あるいはフレキシブル配線板等の柔軟性のある部材を介在させず直接的に前記電源供給導電路100に接続されるため、柔軟性のある部材によるかみこみが発生しないので、組み付け作業を煩雑にすることなく発光素子300の光軸が所定の方向に向けられるように組み付けすることができる。
また、本発明の実施例に係る発光素子の電気接続構造1は、発光素子300が固定される部分に対して一対の挟持片81,81の先端の向きを予め設定することによって、組み付け作業をより容易にすることができる。
また、本発明の実施例に係る発光素子の電気接続構造1は、一対のバスバー40f,40rが互いに干渉され難いように各バスバー40f,40rの一対の挟持片81,81が方向付けられているため、一対のバスバー40f,40rが並んで配置された場合に互いに干渉され難くすることができる。
また、本発明の実施例に係る発光素子の電気接続構造1は、突出端子110の突出方向と、一対の挟持片81,81の先端の方向との間の角度を調整することによって、発光素子300の光軸方向の調整を容易に行うことができる。
(変形例)
次に、図15および図16を用いて本発明の実施例に係る発光素子の電気接続構造1の変形例の発光素子の電気接続構造2について説明する。図15は、本発明の実施例に係る発光素子の電気接続構造1の変形例の発光素子の電気接続構造2を示した図である。図16は、(a)が、図15に示した発光素子の電気接続構造2の図6に対応した断面図であり、(b)が図15に示した発光素子の電気接続構造2の図7に対応した断面図である。
この変形例の発光素子の電気接続構造2は、上下直線方向の軸に対して1軸方向で光軸が調整されている点で実施例の発光素子の電気接続構造1と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付している。
この発光素子の電気接続構造2は、図16(a)に示すように、一対の挟持片81,81の先端の向き(図中、矢印A参照)が光軸の向き(図中、矢印B参照)と平行になるように調整されている。
すなわち、発光素子の電気接続構造2は、上下直線方向の軸に対して前後直線方向の軸の1軸方向で光軸が調整されるようになっている。
この変形例の発光素子の電気接続構造2は、光軸が上下直線方向の軸に対して前後直線方向の軸の1軸方向のみの調整で所定の向きに調整可能な場合、実施例の発光素子の電気接続構造1と同様に、一対の挟持片81,81が突出端子110を挟持することによって各バスバー40f,40rが各突出端子110に接続固定される場合、一対の挟持片81,81が突出端子110の突出方向に対して先端の向きが所定の角度に設定されることによって、発光素子300の光軸がターゲット内の所定の方向に向けられるとともに、各バスバー40f,40rが電源供給導電路100に接続されるので、一対のバスバー40f,40rを電源供給導電路100に接続するという1ステップの組み付け動作で、発光素子300の光軸の向きが設定され、しかも一対のバスバー40f,40rが、電線、あるいはフレキシブル配線板等の柔軟性のある部材を介在させず直接的に前記電源供給導電路100に接続されるため、柔軟性のある部材によるかみこみが発生しないので、組み付け作業を煩雑にすることなく発光素子300の光軸が所定の方向に向けられるように組み付けすることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1,2 発光素子の接続構造
10 意匠部
10a スイッチ取付部
11 操作スイッチ
12 クリップ
20 照明機能部
30 発光素子ユニット
31 レンズ
40f,40r バスバー
41 外側壁
42 内側壁
50 発光素子接続固定部
51 発光素子接続用弾性接触片
52 発光素子当接迫出し壁部
52a 光通過用切り欠き部
60 ツェナーダイオード接続固定部
61 ツェナーダイオード接続用弾性接触片
62 ツェナーダイオード当接片部
70 抵抗接続固定部
80 端子接続用挟持部
81 挟持片
81a 先端縁面
82 連結部
90 ユニットハウジング
90a 開口部
91 底壁
91a 抵抗挿入口
91b 傾斜面部
91c 端子挿入用開口部
92 右壁
92a 発光素子挿入口
92b ツェナーダイオード挿入口
93 左壁
94 側壁
95 隔壁
96 バスバー収容部
96a 端子接続側収容部
100 電源供給導電路
110 突出端子
111 外部接続端子
200 ハウジング
210 ユニット設置部
211 ユニット載置部
211a 載置面
212 突出端子保持部
213 位置決めガイド壁
300 発光素子
300a 電極
400 ツェナーダイオード
400a 電極
500 抵抗
500a 接点
600 照明装置

Claims (4)

  1. 一対のバスバーが光源となる発光素子を間にして並んで配置された状態で該発光素子の2極の電極に接続し、かつ前記発光素子を固定するとともに、電源に接続される導電路である電源供給導電路に電気的に接続されてなる発光素子の電気接続構造において、
    前記電源供給導電路は、
    前記一対のバスバーの各バスバーに接続されるように該一対のバスバーの並び方向に沿って並んで配置されてなる一対の突出端子を有し、
    前記各バスバーは、
    弾性的に開閉される一対の挟持片によって前記突出端子を挟持することによって前記突出端子に接続固定される端子接続用挟持部
    を有してなり、
    前記発光素子が固定された前記一対のバスバーが前記端子接続用挟持部によって前記一対の突出端子に接続された場合、前記発光素子の光軸が所定の方向に向けられることを特徴とする発光素子の電気接続構造。
  2. 前記各バスバーは、
    前記発光素子が固定される部分に対して前記一対の挟持片の先端の向きが所定の向きに向けられることによって前記発光素子の光軸方向が調整されてなることを特徴とする請求項1に記載の発光素子の電気接続構造。
  3. 前記各バスバーの前記一対の挟持片は、
    前記一対のバスバーの並び方向に直交する方向に平行な状態で所定の向きに向けられてなることを特徴とする請求項2に記載の発光素子の電気接続構造。
  4. 前記一対のバスバーの各端子接続用挟持部は、
    前記一対の挟持片が先端を前記突出端子の突出方向に対して斜め方向に向けるようにして前記突出端子を挟持してなり、
    前記一対のバスバーが前記一対の突出端子の突出方向に対して斜めに傾斜して並ぶことによって前記発光素子の光軸方向が調整されてなることを特徴とする請求項1、2、または3に記載の発光素子の電気接続構造。
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