JP2014154228A - 燃料電池の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】製造方法は、(a)電極体を準備する工程と、(b)熱硬化性樹脂を含む充填部材を塗布する工程と、(c)充填部材の一部分であってシール部材と膜電極接合体とによって挟まれた第1充填部分と、充填部材の他の一部分であって隙間から第1のガス拡散層より記膜電極接合体の積層方向外側にはみ出した露出部分と、を形成する工程と、(d)充填部材のうち、第1充填部分を硬化させて、シール付き電極体を形成する工程と、(e)シール部材の面上と第1のガス拡散層の面上とに第1のセパレータを配置する際に、露出部分を硬化させる工程と、を備える。
【選択図】図4
Description
A.第1実施形態および参考例
B:第2実施形態:
C:第3実施形態:
D.変形例:
A−1:第1実施形態:
A−1−1:燃料電池の構成:
図1は、第1の実施形態における燃料電池システム5の概略構成を示す説明図である。燃料電池システム5は、燃料電池200と、水素タンク50と、エアコンプレッサ40と、制御部26と、を備える。水素タンク50は、燃料ガスとしての水素を貯蔵する。エアコンプレッサ40は、酸化ガスとしての圧縮空気を燃料電池200に供給する。制御部26は、燃料電池システム5全体の制御を行う。
図4は、燃料電池200の製造方法を説明するための図である。まず、膜電極接合体80を準備する(ステップS10)。次に、膜電極接合体80に、第1の撥水層70が取り付けられた第1のガス拡散層66を取り付けると共に、第2の撥水層72が取り付けられた第2のガス拡散層68を取り付ける(ステップS12)。すなわち、ステップS12は、電極体90を準備する工程である。
図5は、第1の参考例の燃料電池200pの製造方法を説明するための図である。第1実施形態の製造方法と異なる点は、シール部材69を電極体90に取り付ける際に、充填部材120pの全てを硬化させて、その後に第1と第2のセパレータ(図示せず)をシール付き電極体91に取り付ける点である。すなわち、この参考例では、ステップS17(図4)において、充填部材120pを全て硬化させている。その他の構成については第1実施形態の燃料電池200と同一の構成である為、同一の構成については同一符号を付すと共に説明を省略する。
図6は、第2の参考例の燃料電池200rの製造方法を説明するための図である。第1実施形態の製造方法と異なる点は、シール部材69を電極体90に取り付ける際に、充填部材120rの全てを硬化させた後に、第1と第2のセパレータ(図示せず)をシール付き電極体91に取り付ける点である。すなわち、この参考例では、ステップS17において、充填部材120rを全て硬化させている。その他の構成については第1実施形態の燃料電池200と同一の構成である為、同一の構成については同一符号を付すと共に説明を省略する。
一方で、上記実施形態では、充填部材120の第1充填部分121を硬化させることでシール部材69を膜電極接合体80に取り付けている(図4のステップS16)。これにより、シール付き電極体91を容易に次の工程に搬送できる。また、シール部材69に膜電極接合体80を取り付ける際には露出部分122を硬化させることなく、第1のセパレータ62をシール付き電極体91に取り付ける際に露出部分122を硬化させている(図4のステップS17)。すなわち、第1のセパレータ62をシール付き電極体91に配置する際に、露出部分122を硬化させる。これにより、露出部分122が第1のセパレータ62とシール付き電極体91との隙間で流動した後に硬化するため、対応MEA部分に過剰な圧力が加わる可能性を低減できる。よって、膜電極接合体80が損傷する可能性を低減できる。また、充填部材120を隙間Mからはみ出させているため、充填部材120が第1のガス拡散層66よりも外側に出ない程度に薄くなることがない。これにより、対応MEA部分にも設計した適切な圧力を加えることができる。よって、膜電極接合体80が座屈変形する可能性を低減でき、膜電極接合体80が損傷する可能性を低減できる。
図7は、燃料電池200aの製造方法を説明するための図である。第1実施形態と同一の工程について同一符号を付すと共に説明を省略する。また、第1実施形態と燃料電池200と同一の構成については、同一符号を付すと共に説明を省略する。ステップS10,S12の後に、膜電極接合体80の外周部のうち、第1のガス拡散層66が配置された側の第1面89上に、液状の充填部材120aを塗布する(ステップS14a)。充填部材120aは、熱硬化性樹脂と電気伝導体とを含む。電気伝導体としては、例えば、カーボン、スチール、タングステン、錫、アルミニウム、銅、真鍮などの金属を用いることができる。また、電気伝導体は強磁性体であることが好ましい。電気伝導体が強磁性体であることで、後述する誘導加熱の際に、ヒステリシス損によって短時間で所定温度まで充填部材120aを加熱できる。また、電気伝導体は膜電極接合体80に対しダメージを加えないように、数十μmの粉状や、微細な粉体であることが好ましい。
図8は、燃料電池200bの製造方法を説明するための図である。第2実施形態と異なる点は、第1実施形態の充填部材120を用いた点と、シール部材69bの構成である。その他の製造工程および構成については第2実施形態と同一であるため、同一の構成については同一符号を付すと共に説明を省略する。
D−1.第1変形例:
上記実施形態のうち、第2実施形態と第3実施形態を組み合わせて燃料電池を製造しても良い。すなわち、電気伝導体を含む充填部材120aを用いると共に、電気伝導体を含むシール部材69bを用いても良い。こうすることで、より短時間で第1充填部分121aを硬化温度まで昇温させて硬化させることができる。
10,10a,10p,10r…単セル
20…電解質膜
21…エンドプレート
22…絶縁板
23…集電板
24…テンションロッド
25…ナット
26…制御部
27…駆動部
40…エアコンプレッサ
41…酸化ガス供給路
43…冷媒循環流路
45…ラジエータ
46…冷媒循環ポンプ
47…冷媒循環流路
48…カソード排ガス路
50…水素タンク
51…減圧弁
52…圧力調整弁
53…水素ガス供給路
54…アノード排ガス路
61…外周部
62…第1のセパレータ
62…第2のセパレータ
63…外周部
66…第1のガス拡散層
68…第2のガス拡散層
69,69b…シール部材
70…第1の撥水層
72…第2の撥水層
80…膜電極接合体
82…カソード
83…外周部
84…電解質膜
86…アノード
89…第1面
90…電極体
シール付き91…電極体
92…第1対応部分
120,120a,120p、120r…充填部材
121,121a…第1充填部分
122,122a…露出部分
141…第1の構造体
142…第2の構造体
200,200a,200b,200p,200r…燃料電池
610…接触部分
S…空間
M…隙間
Claims (5)
- 燃料電池の製造方法であって、
(a)膜電極接合体と、前記膜電極接合体の両側に配置された第1と第2のガス拡散層と、を備える電極体であって、前記第1のガス拡散層は、前記第2のガス拡散層よりも面積が小さく、前記第1のガス拡散層の外周部は、前記膜電極接合体の外周部および前記第2のガス拡散層の外周部よりも内側に位置する、電極体を準備する工程と、
(b)前記膜電極接合体の外周部のうち、前記第1のガス拡散層が配置された側の第1面上に、熱硬化性樹脂を含む充填部材を塗布する工程と、
(c)シール部材を前記第1のガス拡散層に対して隙間をあけて配置すると共に、塗布した前記充填部材上に前記シール部材を配置することで、前記充填部材の一部分であって前記シール部材と前記膜電極接合体とによって挟まれた第1充填部分と、前記充填部材の他の一部分であって前記隙間から前記第1のガス拡散層よりも前記膜電極接合体の積層方向外側にはみ出した露出部分と、を形成する工程と、
(d)前記第1充填部分を硬化させて、シール付き電極体を形成する工程と、
(e)前記シール部材の面上と前記第1のガス拡散層の面上とに第1のセパレータを配置すると共に、前記露出部分を硬化させる工程と、を備える製造方法。 - 請求項1に記載の製造方法であって、
前記工程(d)は、
前記シール付き電極体のうち、前記第1充填部分が配置された部分を、一対の構造体で挟持して圧縮方向に力を加えつつ、前記第1充填部分を加熱して硬化させる工程を含み、
前記圧縮方向に力を加える期間において、
前記一対の構造体のうち、前記第1のガス拡散層側に配置した第1の構造体は、前記充填部材が硬化する温度より低い温度に維持され、
前記一対の構造体のうち、前記第2のガス拡散層側に配置した第2の構造体は、前記充填部材が硬化する温度以上に維持されている、製造方法。 - 請求項1に記載の製造方法であって、
前記充填部材は、電気伝導体を含み、
前記工程(d)は、
前記第1充填部分を誘導加熱によって硬化させる工程を含む、製造方法。 - 請求項1又は請求項3に記載の製造方法であって、
前記シール部材は、前記第1充填部分と接する面を含む接触部分に電気伝導体を含み、
前記工程(d)は、
前記接触部分を誘導加熱することで前記第1充填部分を硬化させる工程を含む、製造方法。 - 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の製造方法であって、
前記工程(b)において塗布する前記充填部材の量は、前記シール部材と前記電極体との間に形成された空間の容積の1.2倍以上2.0倍以下である、製造方法。
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JP2005317252A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Aisin Seiki Co Ltd | 燃料電池 |
JP2007066766A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Nissan Motor Co Ltd | 電解質膜−電極接合体 |
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