JP2014154072A - 仮想プリンタドライバ、情報処理装置、及び情報処理システム - Google Patents

仮想プリンタドライバ、情報処理装置、及び情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】任意部数ごとに異なる設定の印刷を行うにあたり、異なる設定ごとに新たな機能を追加する必要がなく、かつユーザの作業負担を軽減するプリンタドライバを提供する。
【解決手段】印刷設定管理手段は、第1のユーザインターフェースにより、第2のユーザインターフェースへの遷移を受け付けた場合、第2のユーザインターフェースを表示して、実プリンタドライバにおける印刷設定を受け付け、データ構造体管理手段は、第1のユーザインターフェースにより、第2のユーザインターフェースへの遷移を受け付けた場合、一括管理された複数種のデータ構造体から実プリンタドライバで印刷設定を行うためのデータ構造体に再構成することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、任意部数ごとに異なる設定の印刷を行う仮想プリンタドライバ、情報処理装置、及び情報処理システムに関する。
従来、プリンタドライバの制御により複数部数の印刷物の印刷を行う場合、同一の印刷物を指定部数分得られるようにする事を目的としていくつかの方式が実現されている。また、従来同様、同一の印刷物を得るため、PC(Personal Computer)あるいはプリンタ装置などの記憶領域上に印刷用のデータを一旦保持し、必要部数分を繰り返しプリンタ装置に送るという処理方法が実現されている。
ところで、近年、複数部の印刷やコピーに関するユーザのニーズが多様化している。例えば、指定した総部数のうちの任意部数ごとに、それぞれ異なる印刷設定として、例えば、印刷品質、カラー、用紙サイズ、印刷方向、用紙トレイ、用紙種類、両面印刷などを設定し、スタートボタンを1回押すことによりまとめて印刷を実行し、任意部数ごとに異なる印刷結果を得たい、という要望がある。
上記の要望に応えるため、特許文献1に開示されたプリンタドライバは、印刷設定を行うためのUI(User Interface)において複数部数が設定された場合、当該部数を任意部数ごとのグループに分けるためのUIを提供している。
特許文献1に開示されたプリンタドライバによれば、一度のまとまった操作で、任意部数ごとに異なる設定の印刷が可能となる。よって、設定変更と印刷を何度も繰り返す必要がなくなり、ユーザの作業負担を軽減させることになる。
しかし、特許文献1に開示されたプリンタドライバは、それ自体に上記の『一度のまとまった操作で、任意部数ごとに異なる設定の印刷を可能とする』機能を追加しなければならないため、データ構造が複雑になるという問題がある。また、任意部数ごとに異なる設定を行うためのUIを逐一表示させることとなるため、印刷設定の指定方法がユーザにとって煩わしいという問題がある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、任意部数ごとに異なる設定の印刷を行うにあたり、異なる設定ごとに新たな機能を追加する必要がなく、かつユーザの作業負担を軽減する仮想プリンタドライバを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の仮想プリンタドライバは、所定のアプリケーションとの間で印刷設定情報の授受を行うためのデータ構造体を介して印刷設定を行う仮想プリンタドライバであって、コンピュータを、複数種の前記データ構造体を取得し、データ構造体が設定された実プリンタドライバと関連付けられた第1のユーザインターフェースを表示して、実プリンタドライバにおいて印刷設定を行うための第2のユーザインターフェースへの遷移を受け付ける印刷設定管理手段と、取得した複数種のデータ構造体を一括管理するデータ構造体管理手段、として機能させ、印刷設定管理手段は、第1のユーザインターフェースにより、第2のユーザインターフェースへの遷移を受け付けた場合、第2のユーザインターフェースを表示して、実プリンタドライバにおける印刷設定を受け付け、データ構造体管理手段は、第1のユーザインターフェースにより、第2のユーザインターフェースへの遷移を受け付けた場合、一括管理された複数種のデータ構造体から実プリンタドライバで印刷設定を行うためのデータ構造体に再構成することを特徴とする。
本発明によれば、任意部数ごとに異なる設定の印刷を行うにあたり、異なる設定ごとに新たな機能を追加する必要がなく、かつユーザの作業負担を軽減することが可能となる。
本発明の実施形態の画像処理システムの概略図である。 本発明の実施形態の仮想プリンタドライバの機能ブロック図である。 本発明の実施形態における印刷設定のためのUIの模式図である。 本発明の実施形態における印刷設定のためのUIの模式図である。 本発明の実施形態における印刷設定のためのUIの模式図である。 本発明の実施形態の仮想プリンタドライバの内部構成を示す模式図である。 本発明の実施形態の仮想プリンタドライバの内部構成を示す模式図である。 本発明の実施形態の印刷処理の流れを示すフローチャートである。
本発明の実施形態の仮想プリンタドライバについて図面を参照して以下に説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実施形態に限定されるものではない。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化乃至省略する。
本発明の概略を説明すると、通常、アプリケーションとプリンタドライバの間でやり取りされる印刷設定値(以下『DEVMODE』とする。)が1つだけであるところ、仮想プリンタドライバを設け、この仮想プリンタドライバにおける仮想DEVMODEの中に取りこまれた複数の実DEVMODEにより、一度の操作で任意部数ごとの異なる設定の印刷処理を実現するというものである。
『DEVMODE』とは、例えばWindows(登録商標)環境で利用されるデータ構造体であり、このDEVMODEを利用して、アプリケーションからの印刷指示がプリンタドライバへ伝達される。DEVMODEには、プリンタドライバが備える印刷機能を余すことなくその設定情報を保持することができる。つまり、DEVMODEは、印刷設定情報の授受を行うためのデータ構造体である。
ここで、通常、プリンタドライバは、アプリケーションからの印刷指示に対し、物理プリンタに対する1つのプリンタを作成し、その中で印刷設定を行い、印刷を実行する。つまり、通常、アプリケーションとの間で利用されるDEVMODEは、1つだけが管理されやり取りされるため、通常の印刷指示では複数のプリンタや、複数のDEVMODEをやり取りする事はできない。
本実施形態の仮想プリンタドライバによれば、アプリケーションから見ると1つのプリンタであり、通常のプリンタドライバと同様の動作を実現することができる。本実施形態の仮想プリンタドライバには、各プリンタドライバに対する関連付けを行い、各プリンタドライバ固有の複数のDEVMODEを管理する構造を備えている。
このため、アプリケーションから見ると、通常の印刷を行うのと同様の印刷指示を行うことになる。一方、プリンタドライバ内部では、アプリケーションとのやり取りで使用された仮想DEVMODE内に隠蔽された複数の実DEVMODEを利用して、仮想プリンタドライバから実プリンタドライバに対して、印刷処理を行う事ができる。
この際、印刷指示データとして、スプーラに保持されたメタデータとしてのEMF(Enhanced Meta File)形式のデータ(以下『EMFデータ』とする)を必要な印刷設定数分、各プリンタに送信することで印刷処理を実現する事ができる。
本発明の実施形態のプリンタドライバがやり取りされる情報処理システムの概略構成について図1を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態の情報処理システムは、情報処理装置1と、画像形成装置2と、ネットワーク3で構成される。
情報処理装置1は、例えば、本実施形態のプリンタドライバやプリンタドライバに印刷指示を与えるアプリケーションプログラムがインストールされたPC等が相当する。また、画像形成装置2はプリンタエンジン等の画像形成手段を備え、例えば上記のプリンタドライバの制御を受けて印刷処理を行うプリンタ、複合機、FAX等が含まれる。また、ネットワーク3は、情報処理装置1と画像形成装置2の間で印刷データをやり取りするための、例えばLANやインターネット等の通信回線が相当する。
次に、本発明の実施形態の仮想プリンタドライバの概略構成について図2を参照して説明する。本実施形態の仮想プリンタドライバ10は、例えば情報処理装置1にインストールされ、後述する各処理を情報処理装置1に実行させることにより、本発明の各機能を実現するプログラムである。
本実施形態の仮想プリンタドライバ10は、印刷設定管理手段としての印刷設定管理部11と、データ構造体管理手段としてのDEVMODE管理部12と、印刷指示データ管理手段としてのスプールデータ管理部13と、送信手段としての印刷処理部14で構成されている。
印刷設定管理部11は仮想プリンタドライバを視覚化したUI画面上における各印刷設定アイコンの管理を行う。また、印刷設定管理部11は印刷設定アイコンに紐付けされた実プリンタ側のUI画面の起動を行う。そして、印刷設定管理部11は実プリンタ側のUIで設定されたDEVMODEを複数種類、仮想プリンタドライバ10の仮想DEVMODEとして取り込む。印刷設定管理部11は、上記のUIを表示して、ユーザの印刷設定の設定を受け付ける設定受付手段として機能する。
DEVMODE管理部12は印刷設定管理部11により仮想プリンタドライバ10に取り込まれたDEVMODEの構成内容を一括管理する。DEVMODEの構成内容とは、仮想プリンタドライバ10における各DEVMODEの大きさと、各DEVMODEが仮想プリンタドライバ10領域のどこからどこまでに割当てられているか等の管理情報のことをいう。そして、DEVMODE管理部12は必要に応じて対象のプリンタドライバごとのDEVMODEに分割・再構成を行う。なお、DEVMODE管理部12は、実プリンタドライバ20がどのような構成で、どのような値が設定されているのかについてまでは管理しない。
スプールデータ管理部13は、アプリケーションから送信されたスプールデータとして上述したEMFデータを管理する。
印刷処理部14は、DEVMODE管理部12で再構成された実プリンタ用のDEVMODEとスプールデータ管理部13で管理されているEMFデータの送信により実プリンタドライバ20に印刷指示を与える。そして、印刷指示を受けた実プリンタドライバ20から印刷データとしてのPDL(Page Description Language)を受信した画像処理装置2により実際の印刷処理が行われる。
次に、本発明の実施形態における印刷設定のためのUI画面例について図3から図5を参照して説明する。まず、本実施形態の仮想プリンタドライバ10を視覚化したUI画面100と、そのUI画面100における各設定アイコンと実プリンタドライバ20との関連について図2を参照して説明する。
UI画面100には、各設定アイコンを管理するための領域100aと、設定追加アイコン110と、OKアイコン120と、キャンセルアイコン130と、ヘルプアイコン140が表示される。
領域100aには、例えば印刷設定アイコン101と、両面/片面印刷設定アイコン102と、割付設定アイコン103が表示されている。なお、本発明が、上述した各設定アイコンに限定されるものではなく、これら以外の設定アイコンを表示することとしてもよい。ここでは、本発明が、あくまで仮想プリンタドライバ10において異なる設定値を保持できることを便宜的に表現したに過ぎない。
設定追加アイコン110は、領域100aに新たな設定アイコンを追加するためのアイコンである。例えばユーザは、マウス等の操作によりポインタ150を設定追加アイコン110に合わせ、設定追加アイコン110上にポインタ150が重畳された状態でマウスをクリックすることにより、後述するプリンタ関連付け画面を表示させる。
OKアイコン120は、例えばユーザが印刷設定アイコン101を選択し、印刷設定アイコン101が色反転表示された状態で、クリックすることで印刷設定画面200へ遷移させる、いわゆる確定ボタンとして機能する。
キャンセルアイコン130は、上記の例において、ユーザが印刷設定アイコン101の選択を解除するための解除ボタンとして機能する。また、ヘルプアイコン140は、例えばユーザが印刷設定アイコン101にポインタ150を重畳させた状態でクリックすることで、印刷設定アイコン101の機能説明を別画面により、あるいはポップアップにより表示させるユーザ支援ボタンである。
ユーザが、領域100aに表示された各設定アイコンをクリックすることにより、各設定画面に遷移する。例えば、印刷設定アイコン101をクリックすることにより、印刷設定画面200が表示される。また、両面/片面設定アイコン102をクリックすることにより、両面/片面設定画面300が表示される。さらに、割付設定アイコン103をクリックすることにより、割付設定画面400が表示される。
つまり、各設定アイコンは実プリンタドライバ20のUI画面を起動させるために紐付けられる。そして、各設定アイコン等を選択すると、対象の実プリンタドライバ20のUIが表示され、実プリンタドライバ20のUI上で各設定を変更する事ができる。
印刷設定画面200には、例えば、印刷サイズを設定するための印刷サイズ設定アイコン201と、印刷部数を設定するための印刷部数設定アイコン202と、用紙種類を設定するための用紙種類設定アイコン203が表示される。
また、両面/片面設定画面300には、例えば、両面印刷あるいは片面印刷を設定する両面/片面設定アイコン301と、ステープル位置を設定するステープル位置設定アイコン302が表示される。
また、割付設定画面400には、例えば、2面割付を設定する2面割付アイコン401と、4面割付を設定する4面割付アイコン402が表示される。なお、上述した各設定画面の表示構成は一例であり、本発明の表示構成がこれらに限定されないことは言うまでもない。
なお、本実施形態では、異なる設定による印刷処理を印刷部数単位ごとに行うことについて例示したが、本発明はこれに限定されず、後述する、異なるプリンタへの印刷処理を印刷部数単位ごとに行うこととしてもよい。
次に、上述した各設定アイコンにおいて、共通の項目を設定するためのUI画面の例について図4を参照して説明する。例えば、ユーザによる、マウスの右クリック等の操作により、図の右上に示した共通設定画面500が表示される。
共通設定画面500には、例えば、スタンプ印字設定アイコン501、印字するスタンプを編集する編集アイコン502、ヘッダー/フッター設定チェックボックス群503、その詳細を設定する詳細アイコン504が表示されている。共通設定画面500では、各設定アイコンに共通する項目を一括設定することができる。
次に、仮想プリンタドライバ10を視覚化したUI画面100において、設定アイコンを新たに追加する手順について図5を参照して説明する。まず、図5(a)に示すように、ユーザはマウス等の操作により、設定追加アイコン110を選択した状態でOKアイコン120をクリックする。
そうすると、図5(b)に示すようにプリンタ関連付け画面600に遷移する。プリンタ関連付け画面600には、例えばWindows(登録商標)システム上に組み込まれているプリンタ等の一覧が表示され、ユーザはこの中から何れかを選択することができる。ここでは、ユーザはマウス等の操作により、例えばプリンタ4を示すプリンタアイコン604を選択した状態でOKアイコン120をクリックする。そうすると、図5(c)に示すように領域100aに新たな設定アイコン104が追加される。
次に、本実施形態の仮想プリンタドライバ10におけるDEVMODE管理部12が管理するDEVMODEの内部構成について図6を参照して説明する。図6(a)に示すように、通常、仮想プリンタのDEVMODE700はPublic DEVMODE701とPrivate DEVMODE702で構成されている。
Public DEVMODE701は、例えばWindows(登録商標)により規定される、どのプリンタドライバでも共通の機能に関する設定値を格納する領域であり、サイズやデータのメンバについても固定である。
一方、Private DEVMODE702は、プリンタドライバにより独自に規定される、プリンタドライバごとに異なる機能に関する設定値を格納する領域である。Private DEVMODE702については当該プリンタドライバのみが内容を把握する事ができ、アプリケーション等からは直接確認する事はできないようになっている。
なお、仮想プリンタのDEVMODE700はあくまで上述の規定に沿った形で形成される。ただし、Private DEVMODE702については、プリンタ設定値の数やサイズ情報といった管理情報以外は、実際に印刷される実プリンタドライバ20のDEVMODEを、設定されたアイコン分だけが保持されている。
なお、図6(a)に示すように、本実施形態では、例えばPrivate DEVMODE702に印刷設定1のPrivate DEVMODE801と、印刷設定2のPrivate DEVMODE802と、印刷設定3のPrivate DEVMODE803と、印刷設定4のPrivate DEVMODE804が格納されている。
次に、仮想プリンタのDEVMODEを実プリンタで印刷する場合の再構成について図6(b)を参照して説明する。仮想プリンタが管理しているDEVMODEのPrivate DEVMODE702に格納されている各プリンタのDEVMODEは、再び、プリンタ毎にPublic領域とPrivate領域として再構成される。そして、実際の印刷用のDEVMODEとして実プリンタに対して印刷指示として渡される。
例えば、印刷設定1のPrivate DEVMODE801は、実プリンタ用のPublic DEVMODE・Private DEVMODE901に再構成される。なお、ここでは、印刷設定1のPrivate1 DEVMODE801という領域内に実プリンタ用のPublic DEVMODEも格納されているように示されているが、本発明はこの構成に限定されず、印刷設定1のPrivate DEVMODE801に実プリンタ用のPublic DEVMODEが格納されていなくてもよい。
この場合、図6(c)に示すように、例えば、仮想プリンタのPublic DEVMODE701に格納されているものをそのまま利用する事で印刷設定1のPublic DEVMODE・Private DEVMODE911を再構成することができる。
次に、上述した図4を説明した共通項目が設定されている時のDEVMODEの構成について図7を参照して説明する。図7に示すように、共通項目の設定値は各Private DEVMODEの後に配置されて保持される。例えば、印刷設定1の各Private DEVMODE1101の後に印刷設定1の共通項目1111が配置されて保持される。
共通項目の設定値はEMFデータを実プリンタドライバ20に送信する際に参照され、EMFデータの送信に合わせて設定値に従って描画処理される。図4ではスタンプ文字列とヘッダフッタ文字列が追加印字される共通項目を設定していた。これらの機能は実プリンタドライバ20が有していなくても実現できる事になる。
次に、本実施形態の仮想プリンタドライバ10を利用した実際の印刷処理手順について図8を参照して説明する。まず、仮想プリンタドライバ10は、取得した印刷設定部数を変数Mにセットする(ステップS1)。次に、現在の印刷部数を示す変数Nを初期化し、N=0に設定する(ステップS2)。
次に、仮想プリンタドライバ10は、設定部数分の印刷が終了しているか否かを判定する(ステップS3)。つまり、N=Mか否かを判定する。設定部数分の印刷が終了しているときは(ステップS3、YES)、処理を終了する(END)。
一方、設定部数分の印刷が終了していないときは(ステップS3、NO)、仮想プリンタドライバ10は、Nに対応したPrivate DEVMODEを取得する(ステップS4)。そして、取得したPrivate DEVMODEに基づいて対象プリンタ用のDEVMODEとして再構築される(ステップS5)。
そして、仮想プリンタドライバ10からEMFデータを取得して印刷指示を受けた実プリンタドライバ20は、取得したPrivate DEVMODEと共にEMFデータを対象プリンタへ送信する(ステップS6)。そして、実プリンタドライバ20は、印刷部数を示す変数NをN=N+1に加算する。例えば、N=1であった場合には、N=2にセットされる。
以上、上述した本実施形態によれば、部数単位で異なる設定値、もしくは異なるプリンタへの印刷処理をアプリケーションからの一度の印刷命令で実行する事が可能となる。また、異なる設定に際し、新たにプリンタドライバを作成せず、既存のプリンタドライバを利用するため、データ構造が複雑にならず、処理が簡便になる。
また、ユーザは上述した各設定アイコンを直感的に選択することで各印刷設定を指定することができるので、ユーザの作業負担が軽減される。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、上述した本発明の実施形態においては、ソフトウェアプログラムとしてのプリンタドライバがネットワークを介した送信先の情報処理装置としてのPCに実装されて実行される構成を説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、本実施形態のプリンタドライバと同一の機能が情報処理装置に予め組み込まれている構成であってもよい。また、本実施形態のプリンタドライバを、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される構成としてもよい。
1 情報処理装置
2 画像形成装置
3 ネットワーク
10 仮想プリンタドライバ
11 印刷設定管理部
12 DEVMODE管理部
13 スプールデータ管理部
14 印刷処理部
20 実プリンタドライバ
特開2010−244383号公報

Claims (9)

  1. 所定のアプリケーションとの間で印刷設定情報の授受を行うためのデータ構造体を介して印刷設定を行う仮想プリンタドライバであって、
    コンピュータを、
    複数種の前記データ構造体を取得し、前記データ構造体が設定された実プリンタドライバと関連付けられた第1のユーザインターフェースを表示して、前記実プリンタドライバにおいて印刷設定を行うための第2のユーザインターフェースへの遷移を受け付ける印刷設定管理手段と、
    前記取得した複数種のデータ構造体を一括管理するデータ構造体管理手段、として機能させ、
    前記印刷設定管理手段は、
    第1のユーザインターフェースにより、第2のユーザインターフェースへの遷移を受け付けた場合、第2のユーザインターフェースを表示して、前記実プリンタドライバにおける印刷設定を受け付け、
    前記データ構造体管理手段は、
    第1のユーザインターフェースにより、第2のユーザインターフェースへの遷移を受け付けた場合、前記一括管理された複数種のデータ構造体から前記実プリンタドライバで印刷設定を行うためのデータ構造体に再構成することを特徴とする仮想プリンタドライバ。
  2. コンピュータを、
    アプリケーションから送信された印刷指示データを管理する印刷指示データ管理手段と、
    前記印刷指示データと前記再構成されたデータ構造体を前記実プリンタドライバに送信する送信手段、として機能させることを特徴とする請求項1記載の仮想プリンタドライバ。
  3. 前記データ構造体管理手段は、前記実プリンタドライバにおいて管理される通りの形式で前記取得したデータ構造体を管理することを特徴とする請求項1又は2記載の仮想プリンタドライバ。
  4. 前記送信手段は、前記印刷指示データと前記再構成されたデータ構造体を必要な印刷設定数分くり返し送信することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の仮想プリンタドライバ。
  5. 前記印刷設定管理手段は、第1のユーザインターフェースを表示して、前記実プリンタドライバにおける共通設定を行うための第3のユーザインターフェースへの遷移を受け付け、
    第1のユーザインターフェースにより、第3のユーザインターフェースへの遷移を受け付けた場合、第3のユーザインターフェースを表示して、前記実プリンタドライバにおける共通設定を受け付けることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の仮想プリンタドライバ。
  6. 所定のアプリケーションとの間で印刷設定情報の授受を行うためのデータ構造体を介して印刷設定を行う仮想プリンタドライバを実装する情報処理装置であって、
    複数種の前記データ構造体を取得し、前記データ構造体が設定された実プリンタドライバと関連付けられた第1のユーザインターフェースを表示して、前記実プリンタドライバにおいて印刷設定を行うための第2のユーザインターフェースへの遷移を受け付ける印刷設定管理手段と、
    前記取得した複数種のデータ構造体を一括管理するデータ構造体管理手段とを備え、
    前記印刷設定管理手段は、
    第1のユーザインターフェースにより、第2のユーザインターフェースへの遷移を受け付けた場合、第2のユーザインターフェースを表示して、前記実プリンタドライバにおける印刷設定を受け付け、
    前記データ構造体管理手段は、
    第1のユーザインターフェースにより、第2のユーザインターフェースへの遷移を受け付けた場合、前記一括管理された複数種のデータ構造体から前記実プリンタドライバで印刷設定を行うためのデータ構造体に再構成することを特徴とする情報処理装置。
  7. アプリケーションから送信された印刷指示データを管理する印刷指示データ管理手段と、
    前記印刷指示データと前記再構成されたデータ構造体を前記実プリンタドライバに送信する送信手段とを備えることを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 所定のアプリケーションとの間で印刷設定情報の授受を行うためのデータ構造体を介して印刷設定を行う仮想プリンタドライバを実装する情報処理装置と、画像形成装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    複数種の前記データ構造体を取得し、前記データ構造体が設定された実プリンタドライバと関連付けられた第1のユーザインターフェースを表示して、前記実プリンタドライバにおいて印刷設定を行うための第2のユーザインターフェースへの遷移を受け付ける印刷設定管理手段と、
    前記取得した複数種のデータ構造体を一括管理するデータ構造体管理手段とを備え、
    前記印刷設定管理手段は、
    第1のユーザインターフェースにより、第2のユーザインターフェースへの遷移を受け付けた場合、第2のユーザインターフェースを表示して、前記実プリンタドライバにおける印刷設定を受け付け、
    前記データ構造体管理手段は、
    第1のユーザインターフェースにより、第2のユーザインターフェースへの遷移を受け付けた場合、前記一括管理された複数種のデータ構造体から前記実プリンタドライバで印刷設定を行うためのデータ構造体に再構成し、
    前記画像形成装置は、
    前記実プリンタドライバから送信された印刷データに基づいて印刷を行う画像形成手段を備えることを特徴とする情報処理システム。
  9. 前記情報処理装置は、
    アプリケーションから送信された印刷指示データを管理する印刷指示データ管理手段と、
    前記印刷指示データと前記再構成されたデータ構造体を前記実プリンタドライバに送信する送信手段とを備えることを特徴とする請求項8記載の情報処理システム。
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