JP2014153312A - 測定装置、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】マーカーに対する波形の情報を、測定者が任意の位置に簡便に表示することのできる測定装置を提供する。
【解決手段】測定装置1は、表示画面17上の接触位置を検出可能なタッチパネル16と、測定データを記憶する記憶部19と、表示画面17に測定データに基づく波形A,Bを表示する波形表示処理手段30と、波形A上の接触位置にマーカーMa1を表示すると共にマーカーMa1の位置に対応する波形Aの情報を示す情報表示枠Ca1を表示画面17に表示して、情報表示枠Ca1の表示位置を、情報表示枠Ca1に対する接触位置の移動に対応させて移動させる情報表示処理手段31とを備えている。
【選択図】図5
【解決手段】測定装置1は、表示画面17上の接触位置を検出可能なタッチパネル16と、測定データを記憶する記憶部19と、表示画面17に測定データに基づく波形A,Bを表示する波形表示処理手段30と、波形A上の接触位置にマーカーMa1を表示すると共にマーカーMa1の位置に対応する波形Aの情報を示す情報表示枠Ca1を表示画面17に表示して、情報表示枠Ca1の表示位置を、情報表示枠Ca1に対する接触位置の移動に対応させて移動させる情報表示処理手段31とを備えている。
【選択図】図5
Description
本発明は、表示画面に測定データに基づく波形を表示する測定装置、及び、コンピュータの表示画面に測定データに基づく波形を表示させるプログラムに関するものである。
測定装置には、例えば、波形記録装置、デジタルオシロスコープ、データロガーなど、測定結果を波形で表示するものがある。
このような測定装置の中には、波形上の任意の位置にマーカーを表示して、マーカーの位置の縦軸の値(電圧、電流、電力、温度等の測定データ)や横軸の値(時間等)を示す数値を表示したり、波形のチャネル番号を表示したりするように、マーカーの位置の波形の情報を文字で表示できるものがある。
例えば特許文献1には、表示画面を複数領域に分割して、マーカーと重ならない領域にテキスト情報を移動させる波形測定装置が記載されている。
特許文献1の測定装置では、マーカーと重ならない位置に自動的に情報(テキスト情報)が表示される。しかしながら、情報が波形と重なって判別し難くなる場合もあり、測定者(操作者)が任意の位置に情報を表示させたいという要求がある。
本発明は前記の課題を解決するためになされたもので、マーカーに対する波形の情報を、操作者が任意の位置に簡便に表示することのできる測定装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するためになされた、特許請求の範囲の請求項1に記載された測定装置は、表示画面上の接触位置を検出可能なタッチパネルと、測定データを記憶する記憶部と、前記測定データに基づく波形を前記表示画面に表示する波形表示処理手段と、前記波形上の接触位置にマーカーを表示すると共に前記マーカーの位置に対応する前記波形の情報を前記表示画面に表示して、前記情報の表示位置を、前記情報に対する接触位置の移動に対応させて移動させる情報表示処理手段とを、備えることを特徴とする。
請求項2に記載された測定装置は、請求項1に記載のものであり、前記情報表示処理手段が、前記波形に対する前記マーカー及び前記情報の表示位置を、前記波形に対して再表示可能に、前記記憶部に記憶させることを特徴とする。
請求項3に記載された測定装置は、請求項1又は2に記載のものであり、前記情報に対しコメントを入力するためのコメント入力手段を備え、前記情報表示処理手段が、入力された前記コメントを前記情報に追加して表示することを特徴とする。
請求項4に記載された測定装置は、請求項1から3のいずれかに記載のものであり、外部機器と接続するための外部インタフェース部、及び/又は、外部記録媒体に書き込むための外部記録装置を備え、前記情報表示処理手段が、前記表示画面に表示されている表示画像データを、前記外部インタフェース部から出力可能であり、及び/又は、前記外部記録装置から前記外部記録媒体に書き込み可能であることを特徴とする。
請求項5に記載された測定装置は、請求項1から4のいずれかに記載のものであり、前記情報表示処理手段が、前記波形のスクロール表示に対応させて、前記波形と共に前記マーカー及び前記情報の表示位置を移動させることを特徴とする。
請求項6に記載された測定装置は、請求項1から5のいずれかに記載のものであり、前記情報表示処理手段が、前記情報と前記マーカーとを繋ぐ引き出し線を表示することを特徴とする。
請求項7に記載された測定装置は、請求項1から6のいずれかに記載のものであり、前記情報表示処理手段が、前記記憶部に記憶された前記マーカー及び前記情報の表示位置を検索可能であることを特徴とする。
請求項8に記載された測定装置は、請求項1から7のいずれかに記載のものであり、前記情報表示処理手段が、前記マーカーの表示位置を、前記マーカーに対する接触位置の移動に対応させて、前記波形上を移動させることを特徴とする。
請求項9に記載されたプログラムは、表示画面上の接触位置を検出可能なタッチパネルを備えるコンピュータに、測定データに基づく波形を表示させるプログラムであって、前記コンピュータを、測定データを記憶する記憶部と、前記測定データに基づく波形を前記表示画面に表示する波形表示処理手段と、前記波形上の接触位置にマーカーを表示すると共に前記マーカーの位置に対応する前記波形の情報を前記表示画面に表示して、前記情報の表示位置を、前記情報に対する接触位置の移動に対応させて移動させる情報表示処理手段として、動作させることを特徴とする。
請求項10に記載されたプログラムは、請求項9に記載のものであり、前記情報表示処理手段が、前記波形に対する前記マーカー及び前記情報の表示位置を、前記波形に対して再表示可能に、前記記憶部に記憶させることを特徴とする。
請求項11に記載されたプログラムは、請求項9又は10に記載のものであり、前記コンピュータを、前記情報に対しコメントを入力するためのコメント入力手段として動作させ、前記情報表示処理手段が、入力された前記コメントを前記情報に追加して表示することを特徴とする。
請求項12に記載されたプログラムは、請求項9から11のいずれかに記載のものであり、前記コンピュータが、外部機器と接続するための外部インタフェース部、及び/又は、外部記録媒体に書き込むための外部記録装置を備えており、
前記情報表示処理手段が、前記表示画面に表示されている表示画像データを、前記外部インタフェース部から出力可能であり、及び/又は、前記外部記録装置から前記外部記録媒体に書き込み可能であることを特徴とする。
前記情報表示処理手段が、前記表示画面に表示されている表示画像データを、前記外部インタフェース部から出力可能であり、及び/又は、前記外部記録装置から前記外部記録媒体に書き込み可能であることを特徴とする。
請求項13に記載されたプログラムは、請求項9から12のいずれかに記載のものであり、前記情報表示処理手段が、前記波形のスクロール表示に対応させて、前記波形と共に前記マーカー及び前記情報の表示位置を移動させることを特徴とする。
請求項14に記載されたプログラムは、請求項9から13のいずれかに記載のものであり、前記情報表示処理手段が、前記情報と前記マーカーとを繋ぐ引き出し線を表示することを特徴とする。
請求項15に記載されたプログラムは、請求項9から14のいずれかに記載のものであり、前記情報表示処理手段が、前記記憶部に記憶された前記マーカー及び前記情報の表示位置を検索可能であることを特徴とする。
請求項16に記載されたプログラムは、請求項9から15のいずれかに記載のものであり、前記情報表示処理手段が、前記マーカーの表示位置を、前記マーカーに対する接触位置の移動に対応させて、前記波形上を移動させることを特徴とする。
本発明の測定装置及びプログラムによれば、表示画面上に表示したマーカーに対応する波形の情報を、タッチパネルの接触位置の移動に対応させて移動させることにより、測定者(操作者)の所望する任意の位置に、簡便な操作で情報を表示させることができる。
情報表示処理手段が、波形に対するマーカー及び情報の表示位置を、波形に対して再表示可能に記憶部に記憶する場合、測定者は、任意の時に、波形と共にマーカー及び情報の位置関係を再現させて表示させることができる。
情報に対するコメント入力手段を備えて、情報表示処理手段が入力されたコメントを情報に追加して表示する場合、コメントを情報と共に表示できるので便利である。
情報表示処理手段が、表示画面に表示されている表示画像データを、外部インタフェース部から外部機器に出力したり、外部記録装置から外部記録媒体に書き込む場合、測定者は、例えば外部のコンピュータで表示画像データを利用したり、紙に印刷して利用したり、外部記録媒体に保存したりすることができる。
情報表示処理手段が、波形のスクロール表示に合わせて、マーカー及び情報の表示位置を波形と共に移動させる場合、例えば情報の表示位置を移動させない場合と比較して、波形や情報を見やすくすることができる。
情報表示処理手段が、情報とマーカーとを繋ぐ引き出し線を表示する場合、情報の位置を移動させても、情報とマーカーとの関連付けを直ちに視認することができる。
情報表示処理手段が、記憶部に記憶されたマーカー及び情報の表示位置を検索可能である場合、例えば一画面内に波形を表示できない長い期間の測定データであっても、測定者はマーカーを付した波形の位置を直ちに確認することができる。
以下、発明を実施するための形態を詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらの形態に限定されるものではない。
図1に、本発明を適用する測定装置1を示す。測定装置1は、測定用センサ11、測定部12、CPU(中央処理演算装置)15、タッチパネル16、記憶部19、外部I/F部20、及び外部記録装置21を備えている。
測定用センサ11は、例えば温度センサ、電流センサ、電圧センサ、測定プローブなどである。測定用センサ11は、測定チャネル分備えられている。測定装置1は、測定用センサ11を着脱可能なコネクタを備えていてもよい。測定部12は、一例として、測定用センサ11によって測定された測定値を適正なレベルに増幅する増幅器13、及び、増幅された測定値をアナログ/デジタル変換して測定データをCPU15に出力するアナログ/デジタル変換器14を備えている。測定用センサ11及び測定部12は、公知の測定装置と同様のものである。
CPU15は、記憶部19に記憶されているプログラムに従って動作して、測定装置1の動作を統括的に制御して、測定部12の動作を制御して測定を行わせると共に、後述するように、波形表示処理手段30、情報表示処理手段31、操作種別判別手段32、及びコメント入力手段33として動作する。
タッチパネル16は、画像を表示可能な液晶パネルなどの表示画面17と、表示画面17上の接触位置を検知可能なタッチパッドなどの操作部18とを組み合わせたものである。タッチパネル16は、表示画面17が操作部18を兼ねているので、以下では操作部18を表示画面17ともいう。
記憶部19は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、CPU15の動作用のプログラム、測定データ、マーカーの表示位置、情報の表示位置、コメント、必要性に応じてマーカー位置の波形の情報を記憶するものである。記憶部19は、例えば、フラッシュメモリなどの半導体メモリやハードディスクである。記憶部19を、プログラム記憶部、測定データ記憶部、マーカー情報記憶部として各々別個のメモリを用いてもよいし、同図に示すように1つのメモリを共用して用いてもよい。
外部I/F部20は、外部機器接続用のインタフェースである。外部I/F部20は、例えば、無線や有線によるLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)、モデム、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、Bluetooth(登録商標)、プリンタ接続インタフェースなどである。
外部記録装置21は、USBメモリやSD(エスディー)メモリカードなどの携帯可能な半導体メモリや、CD(コンパクトディスク)−R(レコーダブル)/RW(リライタブル)といった光学ディスクメモリなどの外部記録媒体にデータを記録したり、外部記録媒体からデータを読み込んだりするための外部記憶媒体の書込/読込装置である。
次に、測定装置1の動作について図1〜図10を参照して説明する。図2に測定装置1の動作を示すフローチャートを示し、図3〜図10にタッチパネル16の表示例や操作例を示す。
測定装置1(図1参照)のCPU15は、電源が投入されると記憶部19のプログラムに従って動作する。CPU15は、測定部12を制御して測定を実行し、測定データを取得する。CPU15は、取得した測定データを記憶部19に記憶させる。この測定動作は、従来の測定装置と同様である。
また、CPU15は波形表示処理手段30として動作して、表示画面17に測定データに基づく波形を表示する(図2の波形表示処理ステップS1)。波形表示処理手段30は、測定中にリアルタイムに波形を表示してもよいし、測定終了後に、測定者による波形表示操作によって波形を表示してもよい。波形表示処理手段30は、波形として、電圧などの測定データを時間軸に沿って波形表示したり、電圧及び電流の測定データに基づきインピーダンス等に演算処理してから時間軸に沿って波形表示したりする。測定装置1が、測定プローブを移動機構で順次移動させて測定を行うものである場合、測定位置を横軸とする波形を表示するものであってもよい。波形を表示する縦軸・横軸、グラフの種類等は、公知の測定装置の波形表示方法と同様であり、測定対象物や測定データの種類によって異なる。波形の表示スケールや表示するデータ範囲は、タッチパネル16の操作により、適宜設定できる。
波形を表示すると、CPU15は情報表示処理手段31として動作して、波形上の接触位置にマーカーを表示すると共に、マーカーの位置に対応する波形の情報を表示画面17に表示して、情報の表示位置を、情報に対する接触位置の移動に対応させて移動させる。以下、具体的に説明する。
図3に、波形表示処理ステップS1(図2参照)で、タッチパネル16の表示画面17に、波形表示処理手段30が測定データに基づく波形を表示した例を示す。同図には、チャネル1の波形A、チャネル2の波形Bの表示例を示している。
同図に示すように、測定者は、マーカーを表示させる波形上の任意の位置を、指90で接触する。指90に換えてタッチペンで接触してもよい。
情報表示処理手段31(図1参照)は、図2の接触検出ステップS2で表示画面17への接触を検出すると、表示内容判別ステップS3に進み、接触位置の表示内容を判別する。
表示内容判別ステップS3で、情報表示処理手段31が表示内容を波形であると判別すると、操作種別判別ステップS4に進み、CPU15が操作種別判別手段32(図1参照)として動作する。操作種別判別手段32は、表示画面17上の接触による操作種別を判別する。ここで、操作種別とは、指90によるタッチパネル16の操作の種別であり、一例として、画面に触れてすぐ離す操作である「タップ」、画面に触れてすぐ離すことを短時間に2回行う操作である「ダブルタップ」、画面に一定時間以上触れてから離す操作である「ロングタップ」、移動対象に触れてそのまま移動させたい位置まで画面から離さずにスライドさせる操作である「ドラッグ」などがある。
操作種別判別ステップS4で、操作種別判別手段32が操作種別を一例としてロングタップであると判別すると、マーカー表示ステップS5に進み、情報表示処理手段31が、表示画面17の波形上の指90の接触位置に、マーカーを表示する。ロングタップでマーカーを表示するようにすると、意図しない短い接触でマーカーが表示されることを防止できるため好ましいが、必要性に応じてタップ、ダブルタップなどの波形上に接触する他の操作でマーカーを表示するようにしてもよい。
続いて、情報表示ステップS6に進み、情報表示処理手段31がマーカーの位置の測定データを記憶部19から読み込み、必要に応じて演算処理して、マーカーの位置に対応する波形の情報を表示画面17に表示する。ここで波形の情報とは、波形の縦軸・横軸の値、波形を演算処理して表示している場合は元の測定データ、波形の測定チャネルなどであり、従来の測定装置がマーカーに対応させて表示する情報と同様であってもよい。
続いて、記憶ステップS7に進み、情報表示処理手段31は、波形に対するマーカー及び情報の表示位置を、波形に対して再現して表示画面17に再表示可能なように、記憶部19に記憶させる。一例として、情報表示処理手段31は、マーカーの表示位置として、例えばデータ番号や横軸の値など、マーカーの位置の測定データを特定する情報を記憶部19に記憶させる。また、一例として、情報表示処理手段31は、情報の表示位置として、マーカーに対する相対的なXY座標や、相対的な距離及び方向など、マーカーに対する相対的な表示位置を記憶部19に記憶させる。
表示した情報の内容については、情報表示処理手段31が記憶部19の測定データから再現することができる場合には記憶部19に記憶させなくてもよいが、記憶部19に記憶させてもよい。再現できない場合には、情報の内容を記憶部19に記憶させる。図2に示す操作種別判別ステップS4で、操作種別判別手段32がロングタップでないその他の操作であると判別したときは、接触検出ステップS2に戻る。
図4に、マーカーMa1、情報表示枠Ca1(情報)の表示例を示す。同図では、マーカーMa1を丸印で示しているが、公知のマーカーのように、三角形等の多角形や、波形を縦方向や横方向に横切るラインで示してもよい。情報表示枠Ca1は、マーカーMa1に対する波形の情報を囲んで表示する枠線である。同図では、一例として、情報表示枠Ca1内に、横軸に対応する時間「14.2s」、チャネル「CH2」、縦軸に対応する電圧「82.3V」、コメント「最小値」を情報として表示している。コメントは測定者が入力したものであり、その入力については後述する。情報表示枠Ca1内に情報を表示することで、情報が見やすくなるため好ましい。情報表示枠Ca1全体の表示色を背景色と異ならせて表示してもよい。情報表示枠Ca1の形状は、同図に示すように四角形のような多角形であってもよいし、楕円であってもよいし、特に限定されない。情報は、情報表示枠Ca1のような枠線を表示せず、文字だけを表示してもよい。
同図に示すように、情報表示処理手段31は、マーカーMa1と情報表示枠Ca1とを繋ぐ引き出し線La1を表示することが好ましい。引き出し線La1を表示することで、マーカーMa1に対する情報表示枠Ca1(情報)がどこに表示されているか、測定者は直ちに視認することができる。情報表示処理手段31が情報表示枠Ca1を最初に表示する位置は、マーカーMa1の近くの波形A,Bと重ならない位置に表示することが好ましいが、情報表示枠Ca1は後述するように移動させることが可能なので、最初に何れの位置に表示するようにしてもよい。情報を囲む枠線の情報表示枠Ca1を表示しないときには、文字だけでマーカーMa1に対応する情報を表示して、その文字の近くまで、引き出し線La1を表示するようにしてもよい。
情報表示枠Ca1の表示位置を移動させるときは、図5に示すように、測定者は、表示させたい任意の位置まで、情報表示枠Ca1を指90でドラッグする。
このとき、図2の接触検出ステップS2で、情報表示処理手段31が指90の接触を検出して、表示内容判別ステップS3で、情報表示処理手段31が指90の接触位置の表示内容を情報表示枠Ca1であると判別する。これにより、操作種別判別ステップS8に進み、操作種別判別手段32が、ドラッグ操作であるか、ダブルタップ操作であるかその他の操作であるか判別する。操作種別判別ステップS8で、操作種別判別手段32が、ドラッグであると判別したときに、情報表示枠移動ステップS9に進み、情報表示処理手段31は、指90の接触位置の移動に合わせて、情報表示枠Ca1の表示位置を移動させる。これにより、指90の接触位置の移動と共に情報表示枠Ca1が移動していく。
情報表示処理手段31は、図5に示すように、情報表示枠Ca1の移動に合わせて、マーカーMa1と情報表示枠Ca1とを繋ぐように引き出し線La1も移動させて表示することが好ましい。引き出し線La1は、マーカーMa1に最も近い情報表示枠Ca1の角部につなぐようにしてもよいし、マーカーMa1に最も近い辺の中央部と繋ぐようにしてもよいし、繋ぐ位置は適宜決めればよい。
測定者は、情報表示枠Ca1を配置したい任意の位置までドラッグさせて、指90を表示画面17から離す。ドラッグが終了すると、情報表示処理手段31は、移動した情報表示枠Ca1の表示位置を、記憶部19に記憶させる(記憶ステップS7)。
なお、情報表示処理手段31は、図5の表示画面17の左上に示すように、情報表示枠Ca1の削除用のごみ箱Tのアイコンを表示させるようにしてもよい。このゴミ箱Tアイコンは、図2の表示内容判別ステップS3で情報表示枠Ca1であると判別したときに表示させるようにしてもよいし、情報表示枠移動ステップS9で情報表示枠Ca1を移動させるときに表示させるようにしてもよいし、常時表示させるようにしてもよい。情報表示処理手段31は、情報表示枠移動ステップS9(図2参照)で、ごみ箱Tの位置に情報表示枠Ca1がドラッグされたときは、マーカーMa1、情報表示枠Ca1、及び引き出し線La1の表示を表示画面17から消すと共に、記憶部19からこれらの情報を消去する。情報表示枠Ca1の消去方法は、ごみ箱Tを用いた方法に限られず、例えば情報表示枠Ca1がロングタップされたときに、情報表示処理手段31が消去するか否かの確認表示を表示画面17に表示させて、消去が選択されたときに消すようにしてもよい。このようにゴミ箱Tを表示すると、情報表示枠Ca1等を簡便な操作で削除することができる。
また、測定者は、情報表示枠Ca1の情報にコメントを追加したい場合、情報表示枠Ca1を一例としてダブルタップする。コメントの入力操作は、ダブルタップ以外の操作(例えばロングタップ)で入力できるようにしてもよい。
このとき、図2に示す接触検出ステップS2で、情報表示処理手段31が接触を検出したときに、表示内容判別ステップS3で表示内容が情報表示枠Ca1であると判別する。続いて、操作種別判別ステップS8で、操作種別判別手段32が、情報表示枠Ca1をダブルタップ操作されたと判別したときに、コメント入力ステップS10に進み、CPU15はコメント入力手段として動作する。コメント入力手段33は、一例として、図示しないが表示画面17に、コメント入力用の仮想キーボード(ソフトウエアキーボード)を表示させる。測定者は、コメント入力手段33(キーボード)の操作によりコメントを入力する。実際のキーボードを用いてコメントを入力してもよい。情報表示処理手段31は、コメント表示ステップS11で、入力されたコメントを情報表示枠Ca1内の情報に付して、表示画面17に表示する。また、情報表示処理手段31は、情報表示枠Ca1内にコメントを再表示可能に、記憶部19に記憶させる(記憶ステップS7)。例えば、情報表示処理手段31は、コメントをマーカー、測定データ、又は情報表示枠に対応付けて、記憶部19に記憶させる。なお、操作種別判別ステップS8で、その他の操作が行われたときは、接触検出ステップS2に戻る。
また、図6に示すように、測定者は、波形上を指90でなぞるようにマーカーMa1をドラッグ操作することで、波形上のマーカーMa1の表示位置を変更することができる。
このとき、図2の接触検出ステップS2で、情報表示処理手段31が接触を検出したときに、表示内容判別ステップS3で、指90の接触位置の表示内容がマーカーMa1であると判別する。これにより、操作種別判別ステップS12に進み、操作種別判別手段32がドラッグ操作を判別すると、マーカー移動ステップS13に進む。マーカー移動ステップS13では、情報表示処理手段31がマーカーMa1の表示位置を、指90の接触位置の移動に合わせて波形上を移動させる。情報表示処理手段31は、移動させているマーカーMa1の表示位置に対応させて、情報表示枠Ca1内の情報を逐次更新して表示する。このとき、情報表示処理手段31は、情報表示枠Ca1の位置は移動させず、引き出し線La1がマーカーMa1と情報表示枠Ca1とを繋ぐように表示させる。
測定者は、マーカーMa1を希望の任意の位置までドラッグさせて、指90を表示画面17から離す。ドラッグが終了すると、情報表示処理手段31は、マーカーMa1や情報表示枠Ca1の表示位置を再現して表示可能に、マーカーMa1の表示位置等を、記憶部19に記憶させる(記憶ステップS7)。なお、操作種別判別ステップS12で、その他の操作が行われたときは、接触検出ステップS2に戻る。
このように、情報表示枠Ca1の表示位置や、マーカーMa1の表示位置を、指90のドラッグ操作で、測定者の希望する任意の位置に移動させることができる。
図7に、表示画面17に、複数のマーカーMa1,Ma2,Ma3,Mb1、及びそれらの情報を示す情報表示枠Ca1,Ca2,Ca3,Cb1を表示した例を示す。マーカーMa1,Ma2,Ma3,Mb1と情報表示枠Ca1,Ca2,Ca3,Cb1とは、それぞれ対応する引き出し線La1,La2,La3,Lb1で繋いで表示している。この表示例は、測定者がタッチパネル16を操作して、情報表示枠Ca1,Ca2,Ca3,Cb1を、波形A,Bに重ならない位置に移動させて表示した例である。このように、波形A,Bと重ならない位置に移動できるので、情報表示枠Ca1,Ca2,Ca3,Cb1の情報を、見やすく表示することができる。
情報表示枠Ca1,Ca2,Ca3,Cb1の表示サイズは、それぞれ適宜調整できるようにすることが好ましい。
図8に、情報表示枠Ca2の表示サイズを調整する場合の操作例を示す。情報表示枠Ca2を大きく表示させる場合、測定者は、図8(a)に示すように、情報表示枠Ca2を2本の指90a,90bで触って、そのまま指90a,90bの間隔を広げるピンチアウト操作を行う。操作種別判別手段32が操作種別判別ステップS8(図2参照)でこのピンチアウト操作を判別したときに、情報表示処理手段31は、ピンチアウト操作の指90a,90bの間隔に対応させて、情報表示枠Ca2や情報の文字サイズを大きくして表示する。この場合、情報表示処理手段31は、情報表示枠Ca2の表示サイズや文字サイズを再現して表示可能に記憶部19に記憶させる。
情報表示枠Ca2を小さく表示させる場合、測定者は、図8(b)に示すように、間隔を広げた2本の指90a,90bで情報表示枠Ca2を触って、そのまま指90a,90bの間隔を狭くするピンチイン操作を行う。操作種別判別手段32がこのピンチイン操作を判別したときに、情報表示処理手段31は、狭くした指90a,90bの間隔に対応させて、情報表示枠Ca2や情報の文字サイズを小さくして表示する。情報表示処理手段31は、情報表示枠Ca2の表示サイズや文字サイズを再現して表示可能に記憶部19に記憶させる。
このように、情報表示枠Ca1〜Cb1の表示サイズや文字サイズを可変調整できようにすることで、例えば波形が込み合っている場所に情報表示枠を表示させる場合や数多くの情報表示枠を表示させる場合に、表示サイズを調整して、情報表示枠を見やすく表示することができる。また、重要な情報表示枠は大きく表示させ、重要でない情報表示枠を小さく表示させるような使い方もできる。
測定装置1は、波形データを記憶部19に記憶すると共に、マーカーMa1〜Mb1の表示位置、情報表示枠Ca1〜Cb1の表示位置(表示サイズを含む)、コメント、及び必要に応じて情報の内容を記憶部19に記憶している。このため、波形表示処理手段30が、図2の波形表示ステップS1で測定データを記憶部19から読み込んで波形A,Bを表示したときに、情報表示処理手段31が、マーカーMa1〜Mb1及び情報表示枠Ca1〜Cb1の表示位置、コメント等を記憶部19から読み込んで、マーカーMa1〜Mb1、情報表示枠Ca1〜Cb1(情報、コメント)、引き出し線La1,La2,La3,Lb1を、波形A,Bに対して位置関係を再現して表示画面17に表示することができる。情報表示処理手段31が、記憶ステップS7で、波形A,Bの表示スケール、及び波形A,Bの例えば表示開始位置等の表示位置も記憶部19に記憶させておくと、表示画像を全く同様に再現できるので、より好ましい。
また、波形のスクロール(移動)表示と共に、マーカー及び情報表示枠も波形と共に移動させることが好ましい。
その場合、測定者が波形A,Bを左右方向(又は上下方向)に移動させるスクロール操作をしたときに、波形表示処理手段30が測定データを記憶部19から読み込んで波形A,Bをスクロールさせて表示すると共に、情報表示処理手段31がマーカーMa1〜Mb1及び情報表示枠Ca1〜Cb1に対するデータを記憶部19から読み込んで、波形A,Bのスクロール表示に対応させて、マーカーMa1〜Mb1及び情報表示枠Ca1〜Cb1、及び引き出し線La1,La2,La3,Lb1の表示位置を移動させる。
図9に、図7に示す波形をスクロールした表示例を示す。測定者は、波形A,Bをスクロール表示するときに、一例として、表示画面17を指90でスクロースさせる方向(上下左右)に短く弾く操作であるフリック操作を行う。図9では、表示画面17を右方向にフリック操作して、波形A,Bを右方向にスクロールさせた例を示している。マーカーMa1,Ma2,Mb1、情報表示枠Ca1,Ca2,Cb1、及び引き出し線La1,La2,Lb1の波形A,Bに対する相対的な位置関係は維持される。スクロールにより表示画面17からはみ出したマーカーMa3、情報表示枠Ca3、及び引き出し線La3は表示しない。
測定装置1(波形表示処理手段30及び情報表示処理手段31)は、記憶部19からデータを読み込んで、波形A,B、マーカーMa1〜Mb1、情報表示枠Ca1〜Cb1、及び引き出し線La1〜Lb1を、表示画面17に再現して表示することができる。このため、測定者は、過去に表示させたマーカーや情報表示枠を、過去に設定した表示位置のまま表示画面17に表示させて、その内容を確認することができる。
また、測定装置1(情報表示処理手段31)は、表示画面17に表示されている表示画像データを、外部I/F部20から外部のコンピュータやプリンタなどの外部機器に出力したり、外部記録装置21に装着した外部記録媒体に記録したりすることができるようにすることが好ましい。表示画像データは、例えばBMP形式、JPG形式、GIF形式等の画像ファイル形式に変換して、または、DWF形式、DXF形式、DWG形式等のCADソフトやドローイングソフトで読み込み可能なファイル形式に変換して外部I/F部20等から出力するようにしてもよい。表示画面17に表示されている表示画像データを外部I/F部20等から出力する場合、表示画像をハードコピーして、外部I/F部20等から出力するようにしてもよい。
このように外部I/F部20や外部記録装置21から外部に表示画像データを出力可能にすることで、測定者は、波形A,BにマーカーMa1等、情報表示枠Ca1等を配置した画像を外部のコンピュータで利用したり、プリンタで紙に印刷したりして利用することができる。
情報表示処理手段31は、記憶部19に記憶されているマーカー及び情報表示枠を検索して、その表示位置の波形を波形表示処理手段30に表示画面17に表示させると共に、マーカー、情報表示枠、及び引き出し線を表示画面17に表示可能であることが好ましい。
例えば、表示画面17を指90でロングタップすると、CPU15は、表示画面17に機能選択用のメニュー(図示せず)を表示させる。そのメニューの中から、マーカー(または情報表示枠)選択表示機能が選択されると、CPU15は、記憶部19の中からマーカーや情報表示枠を検索して、図10に示すように、一例として一覧表形式で表示する。測定者は、表示させたいマーカーの欄を指90で接触(例えばタップ)して選択する。情報表示処理手段31は、選択されたマーカー(例えばマーカーMa1)に対応させて、例えば図1や図7に示すように、波形A,B、マーカーMa1や情報表示枠Ca1を、表示画面17に再現して表示する。なお、同図に示したマーカーや情報(コメント含む)を示す一覧表自体を、外部I/F部20や外部記録装置21から出力できるようにしてもよい。
情報表示処理手段31は、マーカー及び情報表示枠を記憶部19から1つずつ順番に検索して、検索する毎に、マーカーや情報表示枠の位置まで波形をジャンプさせて、マーカー等と共に表示画面17に表示させるようにしてもよい。
なお、操作種別判別手段32が、ロングタップ、ダブルタップ、ピンチイン、ピンチアウトなどの複数の操作の種別を検出する例について説明したが、単に接触位置を検出するだけでよければ、操作種別判別手段32を用いずに、情報表示処理手段31が接触位置に応じた動作をするようにしてもよい。
また、図示しないが、情報表示処理手段31が表示画面17に記録ボタンを表示させて、この記録ボタンが操作されたときに、マーカー及び情報表示枠の表示位置を、記憶部19に再現可能に記憶させるようにしてもよい。また、タッチパネル16以外に、操作ボタン(スイッチ)やキーボードなどの操作部18を設け、タッチパネル16と併用して、測定装置1を操作するようにしてもよい。例えば、操作ボタンとして、上記の記録ボタンや、記憶部19に記憶されているマーカー等を波形と共に再表示する画像表示ボタン、波形スクロール用のカーソル(十字)ボタンが例示できる。
また、情報表示処理手段31は、マーカーMa1〜Mb1及び情報表示枠Ca1〜Cb1の表示を、測定者の操作に従って、それぞれ独立的にオン/オフできるようにしてもよい。
次に、本発明を適用するプログラムについて説明する。
図11に、本発明のプログラムで動作させたコンピュータ50の使用状態を示す概略図を示す。なお、以下において既に説明した構成と同様の構成については、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
コンピュータ50は、一例として、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯型汎用コンピュータなどのタッチパネル16を搭載したタブレット型の携帯情報端末である。コンピュータ50は、タッチパネル16以外に操作ボタンを備えていてもよい。コンピュータ50として、図示しないが、タッチパネルと本体とが別体型のいわゆるデスクトップ型のコンピュータを用いてもよい。
測定ユニット51は、測定用センサ11を備えて測定データを測定するものである。測定ユニット51は、コンピュータ50に測定データを無線又は有線で送信可能になっている。コンピュータ50は、測定ユニット51が測定した測定データを受信して、タッチパネル16に波形表示したり、記録したりする。測定ユニット51が測定した測定データを外部記録媒体に記録して、コンピュータ50が外部記録媒体から測定データを読み込むようにしてもよい。コンピュータ50と測定ユニット51とによって測定装置が構成されるようにしてもよいし、コンピュータ50を、何れかの測定装置が測定した測定データに基づく波形を表示する表示装置として用いてもよい。コンピュータ50と測定ユニット51とによって測定装置を構成する場合、測定ユニット51の動作設定や測定開始や停止などの測定ユニット51の操作は、コンピュータ50の操作で行えるようにしてもよい。この場合、測定ユニット51に関する設定項目や操作信号は、コンピュータ50から測定ユニット51に無線又は有線で送信する。
図12に、コンピュータ50のブロック図を示す。
同図に示すように、コンピュータ50は、CPU41、タッチパネル16、記憶部19、外部I/F(インタフェース)部20a、及び外部記録装置21を備えている。
CPU41は、記憶部19に記憶された本発明のプログラムに従って動作して、コンピュータ50の動作を統括的に制御して、既に説明した測定装置1のCPU15と同様に、波形表示処理手段30、情報表示処理手段31、操作種別判別手段32、及びコメント入力手段33として動作する。
外部I/F部20aは、外部機器接続用のインタフェースである。外部I/F部20aを、外部機器である測定ユニット51と接続してデータ通信するために用いたり、表示画像データを外部に出力するために用いたりする。コンピュータ50には、無線や有線によるLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)、モデム、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、Bluetooth(登録商標)などの外部I/F部20aを有している場合が多いので、これらを利用することが好ましい。外部I/F部20aとして、無線LANやBluetoothを用いると、離れた場所に設置した測定ユニット51と無線でデータ通信できることから、測定ユニット51の設置性に優れるため、特に好ましい。
本発明のプログラムは、CPU41が、外部記録装置21に装着した外部記録媒体や、LANなどの外部I/F部20を介して外部のコンピュータから読み込んで、記憶部19に記憶させてもよい。
図13に、測定ユニット51のブロック図を示す。
測定ユニット51は、測定用センサ11、測定部12、CPU61、記憶部62、及び外部I/F部20bを備えている。CPU61は、測定ユニット51の動作を統括的に制御して、測定部12に測定を行わせ、測定データをコンピュータ50に送信する。記憶部62は、CPU61の動作用のプログラムや、設定項目等を記憶する書き換え可能な不揮発性メモリである。外部I/F部20bは、コンピュータ50の外部I/F部20aと接続するためのインタフェースである。なお、測定ユニット51が、表示画面や設定部を備えていてもよい。
次に、コンピュータ50の動作について説明する。
本発明のプログラムは、表示画面17上の接触位置を検出可能なタッチパネル16を備えるコンピュータ50に、測定データに基づく波形を表示させるプログラムであって、コンピュータ50を、測定データを記憶する記憶部19と、表示画面17に測定データに基づく波形を表示する波形表示処理手段30と、波形上の接触位置にマーカーを表示すると共にマーカーの位置に対応する波形の情報を表示画面17に表示して、情報の表示位置を、情報に対する接触位置の移動に対応させて移動させる情報表示処理手段31として、動作させる。このプログラムは、情報表示処理手段31が、波形に対するマーカー及び情報の表示位置を、波形に対して再表示可能に、記憶部19に記憶させることが好ましい。このプログラムは、コンピュータ50を、情報に対しコメントを入力するためのコメント入力手段33として動作させ、情報表示処理手段31が、入力されたコメントを情報に追加して表示することが好ましい。コンピュータ50が、外部機器と接続するための外部インタフェース部、及び/又は、外部記録媒体に書き込むための外部記録装置を備えている場合、このプログラムは、情報表示処理手段31が、表示画面17に表示されている表示画像データを、外部インタフェース部20aから出力可能であり、及び/又は、外部記録装置21から前記外部記録媒体に書き込み可能であることが好ましい。このプログラムは、情報表示処理手段31が、波形のスクロール表示に対応させて、波形と共にマーカー及び情報の表示位置を移動させることが好ましい。このプログラムは、情報表示処理手段31が、情報とマーカーとを繋ぐ引き出し線を表示することが好ましい。このプログラムは、情報表示処理手段31が、記憶部19に記憶されたマーカー及び情報の表示位置を検索可能であることが好ましい。このプログラムは、情報表示処理手段31が、マーカーの表示位置を、マーカーに対する接触位置の移動に対応させて、波形上を移動させることが好ましい。
コンピュータ50のCPU41は、記憶部19のプログラムにより、波形表示処理手段30、情報表示処理手段31、操作種別判別手段32、及びコメント入力手段33として動作する。これらの動作は、既に説明した測定装置1の動作と同様であるため、説明は省略する。コンピュータ50は、本発明のプログラムに従って動作することで、測定装置1と同様に図2に示すフローチャートに従って動作して、例えば図3〜図10に示すような表示や操作が可能になる。
1は測定装置、11は測定用センサ、12は測定部、13は増幅器、14はアナログ/デジタル変換器、15はCPU、16はタッチパネル、17は表示画面、18は操作部、19は記憶部、20・20a・20bは外部I/F部、21は外部記録装置、30は波形表示処理手段、31は情報表示処理手段、32は操作種別判別手段、33はコメント入力手段、41はCPU、50はコンピュータ、51は測定ユニット、61はCPU、62は記憶部、90・90a・90bは指、A・Bは波形、Ca1・Ca2・Ca3・Cb1は情報表示枠、La1・La2・La3・Lb1は引き出し線、Ma1・Ma2・Ma3・Mb1はマーカー、Tはごみ箱アイコン、
S1は波形表示処理ステップ、S2は接触検出ステップ、S3は表示内容判別ステップ、S4は操作種別判別ステップ、S5はマーカー表示ステップ、S6は情報表示ステップ、S7は記憶ステップ、S8は操作種別判別ステップ、S9は情報表示枠移動ステップ、S10はコメント入力ステップ、S11はコメント表示ステップ、S12は操作種別判別ステップ、S13はマーカー移動ステップである。
S1は波形表示処理ステップ、S2は接触検出ステップ、S3は表示内容判別ステップ、S4は操作種別判別ステップ、S5はマーカー表示ステップ、S6は情報表示ステップ、S7は記憶ステップ、S8は操作種別判別ステップ、S9は情報表示枠移動ステップ、S10はコメント入力ステップ、S11はコメント表示ステップ、S12は操作種別判別ステップ、S13はマーカー移動ステップである。
Claims (16)
- 表示画面上の接触位置を検出可能なタッチパネルと、
測定データを記憶する記憶部と、
前記測定データに基づく波形を前記表示画面に表示する波形表示処理手段と、
前記波形上の接触位置にマーカーを表示すると共に前記マーカーの位置に対応する前記波形の情報を前記表示画面に表示して、前記情報の表示位置を、前記情報に対する接触位置の移動に対応させて移動させる情報表示処理手段とを、備えることを特徴とする測定装置。 - 前記情報表示処理手段が、前記波形に対する前記マーカー及び前記情報の表示位置を、前記波形に対して再表示可能に、前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
- 前記情報に対しコメントを入力するためのコメント入力手段を備え、
前記情報表示処理手段が、入力された前記コメントを前記情報に追加して表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の測定装置。 - 外部機器と接続するための外部インタフェース部、及び/又は、外部記録媒体に書き込むための外部記録装置を備え、
前記情報表示処理手段が、前記表示画面に表示されている表示画像データを、前記外部インタフェース部から出力可能であり、及び/又は、前記外部記録装置から前記外部記録媒体に書き込み可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の測定装置。 - 前記情報表示処理手段が、前記波形のスクロール表示に対応させて、前記波形と共に前記マーカー及び前記情報の表示位置を移動させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の測定装置。
- 前記情報表示処理手段が、前記情報と前記マーカーとを繋ぐ引き出し線を表示することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の測定装置。
- 前記情報表示処理手段が、前記記憶部に記憶された前記マーカー及び前記情報の表示位置を検索可能であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の測定装置。
- 前記情報表示処理手段が、前記マーカーの表示位置を、前記マーカーに対する接触位置の移動に対応させて、前記波形上を移動させることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の測定装置。
- 表示画面上の接触位置を検出可能なタッチパネルを備えるコンピュータに、測定データに基づく波形を表示させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
測定データを記憶する記憶部と、
前記測定データに基づく波形を前記表示画面に表示する波形表示処理手段と、
前記波形上の接触位置にマーカーを表示すると共に前記マーカーの位置に対応する前記波形の情報を前記表示画面に表示して、前記情報の表示位置を、前記情報に対する接触位置の移動に対応させて移動させる情報表示処理手段として、動作させることを特徴とするプログラム。 - 前記情報表示処理手段が、前記波形に対する前記マーカー及び前記情報の表示位置を、前記波形に対して再表示可能に、前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
- 前記コンピュータを、前記情報に対しコメントを入力するためのコメント入力手段として動作させ、
前記情報表示処理手段が、入力された前記コメントを前記情報に追加して表示することを特徴とする請求項9又は10に記載のプログラム。 - 前記コンピュータが、外部機器と接続するための外部インタフェース部、及び/又は、外部記録媒体に書き込むための外部記録装置を備えており、
前記情報表示処理手段が、前記表示画面に表示されている表示画像データを、前記外部インタフェース部から出力可能であり、及び/又は、前記外部記録装置から前記外部記録媒体に書き込み可能であることを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載のプログラム。 - 前記情報表示処理手段が、前記波形のスクロール表示に対応させて、前記波形と共に前記マーカー及び前記情報の表示位置を移動させることを特徴とする請求項9から12のいずれかに記載のプログラム。
- 前記情報表示処理手段が、前記情報と前記マーカーとを繋ぐ引き出し線を表示することを特徴とする請求項9から13のいずれかに記載のプログラム。
- 前記情報表示処理手段が、前記記憶部に記憶された前記マーカー及び前記情報の表示位置を検索可能であることを特徴とする請求項9から14のいずれかに記載のプログラム。
- 前記情報表示処理手段が、前記マーカーの表示位置を、前記マーカーに対する接触位置の移動に対応させて、前記波形上を移動させることを特徴とする請求項9から15のいずれかに記載のプログラム。
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