JP2014153028A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】暖房運転時に室内風速を低下させる際、凝縮圧力の過上昇や低下を抑制でき、かつ、快適性を損なわず及び使い勝手の悪化を防止することもできる空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機100は、回転数可変な圧縮機1と、凝縮器となる室内熱交換器2と、膨張機構3と、蒸発器となる室外熱交換器4と、室内熱交換器に送風する回転数可変な室内送風機2aと、室内送風機2aの回転数を低下させる指令を受けた際、室内送風機2aの回転数に応じて圧縮機1の回転数を低下させる制御部10と、を備え、制御部10は、室内送風機2aの回転数を低下させる指令を受けた際、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を同時に低下させ始め、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数の低下が同時に終了するように、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を制御する。
【選択図】図4
【解決手段】空気調和機100は、回転数可変な圧縮機1と、凝縮器となる室内熱交換器2と、膨張機構3と、蒸発器となる室外熱交換器4と、室内熱交換器に送風する回転数可変な室内送風機2aと、室内送風機2aの回転数を低下させる指令を受けた際、室内送風機2aの回転数に応じて圧縮機1の回転数を低下させる制御部10と、を備え、制御部10は、室内送風機2aの回転数を低下させる指令を受けた際、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を同時に低下させ始め、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数の低下が同時に終了するように、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を制御する。
【選択図】図4
Description
本発明は、空気調和機に関し、特に、回転数可変な圧縮機を搭載した空気調和機に関する。
従来より、インバータ圧縮機等のような回転数可変な圧縮機を搭載した空気調和機(以下、単に空気調和機と称する)が提案されている。このような空気調和機は、回転数可変な圧縮機、室内熱交換器、膨張機構及び室外熱交換器で冷凍サイクル回路が構成されている。そして、暖房運転可能な空気調和機は、室内熱交換器が凝縮器として機能し、室外熱交換器が蒸発器として機能する。また、冷房運転可能な空気調和機は、室外熱交換器が凝縮器として機能し、室内熱交換器が蒸発器として機能する。また、従来の空気調和機には、圧縮機の吐出側に四方弁等の流路切替装置を設け、冷媒の循環方向を切り替えることにより冷房運転及び暖房運転の双方を可能にしたものも提案されている。
このような従来の空気調和機は、暖房運転時、凝縮圧力がある目標値になるように圧縮機の回転数を制御している。また、従来の空気調和機は、室内風速(室内機から吹き出される風の速度)が低下することで凝縮圧力が上昇することを防ぐため、室内風速の低下量によってある指定値だけ圧縮機の回転数を低下させる制御も行っている。しかしながら、冷凍サイクル回路内の凝縮圧力を低下させる際、当該凝縮圧力は蒸発圧力とのバランスをとりながら徐々に低下する。このため、室内風速の低下に伴う凝縮圧力の上昇を防止するために圧縮機の回転数を低下させても、以下の図5に示すように、過渡的に凝縮圧力が上昇してしまう。
図5は、従来の空気調和機の暖房運転時におけるタイムチャートである。
例えば、ユーザーが、リモコン等の指令手段より、時間t1において室内風速を強から弱へ変更するように室内機へ指令したとする。この変更指令を受けた室内機は、時間t1において、室内風速を低下させ始める。このとき、室内風速、つまり室内熱交換器に送風する室内送風機の風速(風量)が低下すると、室内熱交換器の放熱量が減少する。このため、圧縮機の回転数をそのままにしておくと、圧縮機から室内熱交換器へ供給する熱量(換言すると、高温高圧のガス冷媒)が室内熱交換器の放熱量を上回ってしまい、凝縮圧力が上昇してしまう。したがって、風速の低下指令を受けた室内機は、同じ時間t1で圧縮機の回転数を低下させ、つまり、圧縮機から室内熱交換器へ供給する熱量を低下させ、室内風速の低下に伴う凝縮圧力の上昇の防止を図る。
例えば、ユーザーが、リモコン等の指令手段より、時間t1において室内風速を強から弱へ変更するように室内機へ指令したとする。この変更指令を受けた室内機は、時間t1において、室内風速を低下させ始める。このとき、室内風速、つまり室内熱交換器に送風する室内送風機の風速(風量)が低下すると、室内熱交換器の放熱量が減少する。このため、圧縮機の回転数をそのままにしておくと、圧縮機から室内熱交換器へ供給する熱量(換言すると、高温高圧のガス冷媒)が室内熱交換器の放熱量を上回ってしまい、凝縮圧力が上昇してしまう。したがって、風速の低下指令を受けた室内機は、同じ時間t1で圧縮機の回転数を低下させ、つまり、圧縮機から室内熱交換器へ供給する熱量を低下させ、室内風速の低下に伴う凝縮圧力の上昇の防止を図る。
しかしながら、上述のように、冷凍サイクル回路内の凝縮圧力を低下させる際、当該凝縮圧力は蒸発圧力とのバランスをとりながら徐々に低下するため、時間がかかる。このため、室内風速の低下時間(t2−t1)と同じ時間で圧縮機の回転数を低下させようとすると、圧縮機に過剰な負荷がかかってしまうので、圧縮機の回転数を急激に低下させることができない。したがって、図5に示すように、室内風速の低下時間(t2−t1)は、圧縮機の回転数の低下時間(t4−t1)よりも短くなる。このため、圧縮機の回転数が低下する過程において、圧縮機から室内熱交換器へ供給する熱量が室内熱交換器の放熱量を上回ってしまう時間帯(t2→t4)が発生してしまい、過渡的に凝縮圧力が上昇してしまう。
そこで、従来の空気調和機には、暖房運転時に、リモコン等の指令手段によって室内風速を強から弱へ変更するように室内機へ指令があった際、上記のような過渡的な凝縮圧力の上昇の防止を図ったものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の空気調和機は、暖房運転時に、リモコン等の指令手段によって室内風速を強から弱へ変更するように室内機へ指令があった際、室内風速を低下させる前に圧縮機の回転数をあらかじめ低下させ、凝縮圧力が過上昇することを防いでいる。詳しくは、図6に示すように、ユーザーが、リモコン等の指令手段より、時間t1において室内風速を強から弱へ変更するように室内機へ指令したとする。この変更指令を受けた室内機は、室内風速を低下させ始める前に、まず、時間t1において圧縮機の回転数を低下させ始める。そして、圧縮機回転数の低下が完了する時間t4になってから、室内風速を低下させる。
特許文献1に記載の空気調和機は、暖房運転時に、リモコン等の指令手段によって室内風速を強から弱へ変更するように室内機へ指令があった際、圧縮機の回転数の低下が終了した後に、室内風速を低下させ始める。このため、特許文献1に記載の空気調和機は、ユーザーがリモコン等の指令手段によって室内風速の低下指令をしてから、実際に室内風速が低下し始めるまでの時間が遅くなってしまうため、使い勝手が悪いという問題点があった。更には、室内風速の低下指令から室内風速が低下し始めるまでの時間が遅くなると、ユーザーに空気調和機の故障と判断される可能性もあるという問題点もあった。特に、回転数可能な圧縮機としてDCモータを使用するインバータ圧縮機を用いる場合、圧縮機の脱調防止のために、圧縮機回転数の低下スピード(単位時間当たりの圧縮機回転数の低下量)を速くすることが困難であり、室内風速が低下するまでの時間がより長くなってしまう。
また、特許文献1に記載の空気調和機は、室内風速の低下指令から室内風速が低下し始めるまでの時間が遅くなるため、ユーザーによってリモコン等の指令手段が繰り返し操作される場合もあり、このような場合には圧縮機の回転数制御が不安定になるという問題点もあった。
また、特許文献1に記載の空気調和機は、圧縮機の回転数が低下している時間帯(t1→t4)において、室内熱交換器の放熱量が圧縮機から室内熱交換器へ供給する熱量を上回ってしまうため、凝縮圧力が低下してしまう。このため、特許文献1に記載の空気調和機は、圧縮機の回転数が低下している時間帯(t1→t4)において、室内機から吹き出される風の温度が低下してしまい、暖房の快適性を損なってしまうという問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、暖房運転時に室内風速を低下させる際、凝縮圧力の過上昇や低下を抑制でき、かつ、快適性を損なわず使い勝手の悪化を防止することもできる空気調和機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機は、回転数可変な圧縮機と、凝縮器となる室内熱交換器と、膨張機構と、蒸発器となる室外熱交換器と、室内熱交換器に送風する回転数可変な室内送風機と、前記室内送風機の回転数を低下させる指令を受けた際、前記室内送風機の回転数に応じて前記圧縮機の回転数を低下させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記室内送風機の回転数を低下させる指令を受けた際、前記圧縮機及び前記室内送風機の回転数を同時に低下させ始め、前記圧縮機及び前記室内送風機の回転数の低下が同時に終了するように、前記圧縮機及び前記室内送風機の回転数を制御するものである。
本発明は、室内熱交換器が凝縮器として機能する暖房運転時に、室内送風機の回転数を低下させる指令を受けた際、つまり室内風速を低下させる指令を受けた際、圧縮機及び室内送風機の回転数を同時に低下させ始め、圧縮機及び室内送風機の回転数の低下が同時に終了するように、圧縮機及び室内送風機の回転数を制御する。このため、本発明は、室内熱交換器の放熱量と圧縮機から室内熱交換器へ供給する熱量とのバランスがとれた状態で、圧縮機及び室内送風機の回転数が低下する。したがって、本発明は、暖房運転時に室内風速を低下させる際、凝縮圧力の過上昇や低下を抑制できる。
また、本発明は、暖房運転時に室内風速を低下させる際、凝縮圧力の過上昇や低下を抑制できるので、室内機から吹き出される風の温度変化を抑制できるため、快適性を損なうこともない。
また、本発明は、室内風速を低下させる指令を受けた際、圧縮機の回転数の低下が終了するまで室内送風機の回転数の低下を待たせるという必要がないので、使い勝手が悪化するということもない。
また、本発明は、暖房運転時に室内風速を低下させる際、凝縮圧力の過上昇や低下を抑制できるので、室内機から吹き出される風の温度変化を抑制できるため、快適性を損なうこともない。
また、本発明は、室内風速を低下させる指令を受けた際、圧縮機の回転数の低下が終了するまで室内送風機の回転数の低下を待たせるという必要がないので、使い勝手が悪化するということもない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の一例を示す構成図である。
本実施の形態に係る空気調和機100は、回転数可変な圧縮機1(インバータ圧縮機等)、室内熱交換器2、膨張弁等の膨張機構3及び室外熱交換器4が配管接続されて構成された冷凍サイクル回路を備えている。また、室内熱交換器2の近傍には、室内熱交換器2へ室内空気を供給する室内送風機2aが設けられ、室外熱交換器4の近傍には、室外熱交換器4へ室外空気を供給する室外送風機4aが設けられている。
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の一例を示す構成図である。
本実施の形態に係る空気調和機100は、回転数可変な圧縮機1(インバータ圧縮機等)、室内熱交換器2、膨張弁等の膨張機構3及び室外熱交換器4が配管接続されて構成された冷凍サイクル回路を備えている。また、室内熱交換器2の近傍には、室内熱交換器2へ室内空気を供給する室内送風機2aが設けられ、室外熱交換器4の近傍には、室外熱交換器4へ室外空気を供給する室外送風機4aが設けられている。
また、本実施の形態に係る空気調和機100は、冷暖房運転可能な空気調和機となっており、圧縮機1の吐出側に、冷媒の循環方向を切り替える四方弁等の流路切替装置5が設けられている。つまり、暖房運転時は、室内熱交換器2が凝縮器として機能し、室外熱交換器4が蒸発器として機能する。また、冷房運転時は、室外熱交換器4が凝縮器として機能し、室内熱交換器2が蒸発器として機能する。
上記の各構成は、室内機101又は室外機102に収納されている。詳しくは、室内熱交換器2及び室内送風機2aが、室内機101に収納されている。また、圧縮機1、膨張機構3、室外熱交換器4、室外送風機4a及び流路切替装置5が、室外機102に収納されている。
また、空気調和機100は、制御部10及びリモコン20も備えている。制御部10は、空気調和機100の各アクチュエータを制御するものである。本実施の形態では、制御部10は、互いに通信可能な室内制御部10a及び室外制御部10bで構成されている。室内制御部10aは、室内機101に収納されており、室内送風機2aの回転数(つまり、室内機101から吹き出される風の速度(室内風速))を制御する。室外制御部10bは、室外機102に収納されており、圧縮機1の回転数、膨張機構3の開度、室外送風機4aの回転数(つまり、室外熱交換器4に供給する室外空気の風量)、及び、流路切替装置5の流路を制御する。指令手段であるリモコン20は、ユーザーから入力された運転・停止、運転モード(暖房運転、冷房運転)、室内風速等の運転情報を制御部10(本実施の形態では室内制御部10a)に送信するものである。
このように構成された空気調和機100には、冷凍サイクル回路内を循環する冷媒として、R410A及びR32等のような、50℃での飽和圧力が3000KPa以上となる高圧冷媒を用いている。
なお、図1で示した空気調和機100の構成は、あくまでも一例である。例えば、膨張機構3を室内機101に収納し、室内制御部10aが膨張機構3の開度を調整してもよい。また、室内制御部10a及び室外制御部10bを一体形成して制御部10を構成し、当該制御部10を室内機101又は室外機102に収納してもよい。また、指令手段は、リモコン20に限定されるものではなく、例えば室内機101に設けられた操作部を指令手段としてもよい。
このように構成された空気調和機100は、暖房運転時に、ユーザーがリモコン20によって室内風速を低下させる指令を行った際、次のように動作する。
図2は、本発明の実施の形態に係る空気調和機における、室内風速の低下指令とそのときの圧縮機の回転数の低下量の設定例を示す図である。
図2に示すように、本実施の形態に係る空気調和機100は、室内機101の室内風速を、強(室内送風機2aの回転数:1500rpm)、中(室内送風機2aの回転数:1000rpm)、弱(室内送風機2aの回転数:600rpm)の3段階に設定できる構成となっており、ユーザーが自在に室内風速を変化させることができる。このように構成された空気調和機100における室内風速の低下量は、強(1500rpm)から弱(600rpm)、強(1500rpm)から中(1000rpm)、中(1000rpm)から弱(600rpm)の3パターンがある。つまり、室内風速が強から弱に低下した場合には、室内送風機2aの回転数の低下量(図2では「変化幅」と記載)は900rpmとなる。室内風速が強から中に低下した場合には、室内送風機2aの回転数の低下量は500rpmとなる。また、室内風速が中から弱に低下した場合には、室内送風機2aの回転数の低下量は400rpmとなる。
図2に示すように、本実施の形態に係る空気調和機100は、室内機101の室内風速を、強(室内送風機2aの回転数:1500rpm)、中(室内送風機2aの回転数:1000rpm)、弱(室内送風機2aの回転数:600rpm)の3段階に設定できる構成となっており、ユーザーが自在に室内風速を変化させることができる。このように構成された空気調和機100における室内風速の低下量は、強(1500rpm)から弱(600rpm)、強(1500rpm)から中(1000rpm)、中(1000rpm)から弱(600rpm)の3パターンがある。つまり、室内風速が強から弱に低下した場合には、室内送風機2aの回転数の低下量(図2では「変化幅」と記載)は900rpmとなる。室内風速が強から中に低下した場合には、室内送風機2aの回転数の低下量は500rpmとなる。また、室内風速が中から弱に低下した場合には、室内送風機2aの回転数の低下量は400rpmとなる。
また、本実施の形態に係る空気調和機100は、室内風速が低下することで凝縮圧力が上昇することを防ぐため、圧縮機1の回転数の低下量を室内風速の低下のパターンに基づいて予め設定している。詳しくは、室内風速が強から弱に低下した場合には、圧縮機1の回転数の低下量(図2では「変化幅」と記載)は30rpsとなる。室内風速が強から中に低下した場合には、圧縮機1の回転数の低下量は20rpsとなる。また、室内風速が中から弱に低下した場合には、圧縮機1の回転数の低下量は20rpsとなる。
ここで、冷凍サイクル回路内の凝縮圧力を低下させる際、当該凝縮圧力は蒸発圧力とのバランスをとりながら徐々に低下するため、時間がかかる。このため、圧縮機1の回転数を低下させようとすると、圧縮機1に過剰な負荷がかかってしまうので、圧縮機1の回転数を急激に低下させることができない。本実施の形態に係る空気調和機100の場合、室内風速が強から弱に低下した場合には、圧縮機1の回転数を30rps低下させるのに6秒必要となる。また、室内風速が強から中に低下した場合には、圧縮機1の回転数を20rps低下させるのに4秒必要となる。また、室内風速が中から弱に低下した場合には、圧縮機1の回転数を20rps低下させるのに4秒必要となる。このため、室内風速、つまり室内送風機2aの回転数を急激に低下させると、圧縮機1から室内熱交換器2へ供給する熱量(換言すると、高温高圧のガス冷媒)が室内熱交換器2の放熱量を上回ってしまい、凝縮圧力が過度に上昇してしまうことが懸念される。
そこで、本実施の形態に係る空気調和機100は、暖房運転時に室内風速を低下させる際、室内熱交換器2の放熱量と圧縮機1から室内熱交換器2へ供給する熱量とのバランスがとれた状態で、圧縮機1及び室内風速(室内送風機2aの回転数)を低下させるために、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を同時に低下させ始め、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数の低下が同時に終了するように、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を制御している。具体的には、圧縮機1の回転数が低下完了するまでの時間と、室内送風機2aの回転数が低下完了するまでの時間とを合わせるために、室内風速が強から弱に低下する場合の室内送風機2aの回転数の低下スピード(単位時間当たりの回転数の低下量)を150rpm/秒とし、室内風速が強から中に低下する場合の室内送風機2aの回転数の低下スピード(単位時間当たりの回転数の低下量)を125rpm/秒とし、室内風速が中から弱に低下する場合の室内送風機2aの回転数の低下スピード(単位時間当たりの回転数の低下量)を100rpm/秒に設定している。
このような制御は、以下の図3に示す制御アルゴリズムを用いて実現される。
図3は、本発明の実施の形態に係る空気調和機における、暖房運転時の室内風速低下時の制御アルゴリズムを示すフローチャートである。
リモコン20を介してユーザーから暖房運転の指令が出されると、当該指令を受信した室内制御部10aと、当該指令を室内制御部10aから受信した室外制御部10bとは、暖房運転を開始する(ステップS1)。そして、ステップS2において、室内制御部10aは、リモコン20から室内風速を低下させる指令が送信されているか否かを確認する。室内制御部10aは、リモコン20から室内風速を低下させる指令が送信されている場合はステップS3に進み、リモコン20から室内風速を低下させる指令が送信されていない場合はステップS2を継続する。
リモコン20を介してユーザーから暖房運転の指令が出されると、当該指令を受信した室内制御部10aと、当該指令を室内制御部10aから受信した室外制御部10bとは、暖房運転を開始する(ステップS1)。そして、ステップS2において、室内制御部10aは、リモコン20から室内風速を低下させる指令が送信されているか否かを確認する。室内制御部10aは、リモコン20から室内風速を低下させる指令が送信されている場合はステップS3に進み、リモコン20から室内風速を低下させる指令が送信されていない場合はステップS2を継続する。
リモコン20から室内風速を低下させる指令が送信されている場合、ステップS3において室内制御部10aは、室内風速の低下指令が「強から弱へ低下させる指令」であるか否かを判定する。そして、室内制御部10aは、室内風速の低下指令が「強から弱へ低下させる指令」である場合はステップS4に進み、室内風速の低下指令が「強から弱へ低下させる指令」でない場合はステップS5に進む。
室内風速の低下指令が「強から弱へ低下させる指令」である場合、ステップS4において室内制御部10aは、室内送風機2aの回転数を低下させ始めると共に、室外制御部10bへ室内風速を強から弱へ低下させることを送信する。この信号を受信した室外制御部10bは、圧縮機1の回転数を、強から弱への室内風速の低下に対応して予め設定されている回転数へ低下させ始める。ここで、上述のように、強から弱への室内風速の低下に対応して予め設定されている回転数へ圧縮機1の回転数を低下させる場合には、6秒必要になる。このため、室内制御部10aは、150rpm/秒の低下スピードで、室内送風機2aの回転数を1500rpm(強)から600rpm(弱)へ低下させる。つまり、室内制御部10aは、6秒で、室内送風機2aの回転数を1500rpmから600rpmへ低下させる。これにより、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を同時に低下させ始め、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数の低下を同時に終了させることができる。
室内風速の低下指令が「強から弱へ低下させる指令」でない場合、ステップS5において室内制御部10aは、室内風速の低下指令が「強から中へ低下させる指令」であるか否かを判定する。そして、室内制御部10aは、室内風速の低下指令が「強から中へ低下させる指令」である場合はステップS6に進み、室内風速の低下指令が「強から中へ低下させる指令」でない場合はステップS7に進む。
室内風速の低下指令が「強から中へ低下させる指令」である場合、ステップS6において室内制御部10aは、室内送風機2aの回転数を低下させ始めると共に、室外制御部10bへ室内風速を強から中へ低下させることを送信する。この信号を受信した室外制御部10bは、圧縮機1の回転数を、強から中への室内風速の低下に対応して予め設定されている回転数へ低下させ始める。ここで、上述のように、強から中への室内風速の低下に対応して予め設定されている回転数へ圧縮機1の回転数を低下させる場合には、4秒必要になる。このため、室内制御部10aは、125rpm/秒の低下スピードで、室内送風機2aの回転数を1500rpm(強)から1000rpm(中)へ低下させる。つまり、室内制御部10aは、4秒で、室内送風機2aの回転数を1500rpmから1000rpmへ低下させる。これにより、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を同時に低下させ始め、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数の低下を同時に終了させることができる。
一方、室内風速の低下指令が「強から中へ低下させる指令」でない場合、ステップS7において室内制御部10aは、室内風速の低下指令が「中から弱へ低下させる指令」であるか否かを判定する。本実施の形態に係る空気調和機100は、上述のように室内風速の低下のパターンが3パターンとなっている。このため、ステップS7に到達した時点で、室内風速の低下指令は「中から弱へ低下させる指令」である。このため、室内制御部10aはステップS8に進む。
ステップS8において室内制御部10aは、室内送風機2aの回転数を低下させ始めると共に、室外制御部10bへ室内風速を中から弱へ低下させることを送信する。この信号を受信した室外制御部10bは、圧縮機1の回転数を、中から弱への室内風速の低下に対応して予め設定されている回転数へ低下させ始める。ここで、上述のように、中から弱への室内風速の低下に対応して予め設定されている回転数へ圧縮機1の回転数を低下させる場合には、4秒必要になる。このため、室内制御部10aは、100rpm/秒の低下スピードで、室内送風機2aの回転数を1000rpm(中)から600rpm(弱)へ低下させる。つまり、室内制御部10aは、4秒で、室内送風機2aの回転数を1000rpmから600rpmへ低下させる。これにより、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を同時に低下させ始め、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数の低下を同時に終了させることができる。
暖房運転時に室内風速を低下させる際、本実施の形態のように圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を制御することにより、凝縮温度は図4のように変化する。
図4は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の暖房運転時におけるタイムチャートである。なお、この図4は、暖房運転時に室内風速を強から弱へ低下させるときの状態を示すタイムチャートである。
例えば、ユーザーが、リモコン20より、時間t1において室内風速を強から弱へ変更するように室内制御部10aへ指令したとする。この変更指令を受けた室内制御部10aは、室内送風機2aの回転数を低下させ始めると共に、室外制御部10bへ室内風速を強から弱へ低下させることを送信する。この信号を受信した室外制御部10bは、圧縮機1の回転数を、強から弱への室内風速の低下に対応して予め設定されている回転数へ低下させ始める。これにより、室内送風機2a及び圧縮機1は、時間t1で回転数が低下し始める。
例えば、ユーザーが、リモコン20より、時間t1において室内風速を強から弱へ変更するように室内制御部10aへ指令したとする。この変更指令を受けた室内制御部10aは、室内送風機2aの回転数を低下させ始めると共に、室外制御部10bへ室内風速を強から弱へ低下させることを送信する。この信号を受信した室外制御部10bは、圧縮機1の回転数を、強から弱への室内風速の低下に対応して予め設定されている回転数へ低下させ始める。これにより、室内送風機2a及び圧縮機1は、時間t1で回転数が低下し始める。
ここで、本実施の形態に係る空気調和機100は、上述のように、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を同時に低下させ始め、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数の低下を同時に終了させる構成となっている。このため、空気調和機100は、室内熱交換器2の放熱量と圧縮機1から室内熱交換器2へ供給する熱量とのバランスがとれた状態で、室内風速を低下させることができる。したがって、空気調和機100は、図4からわかるように、暖房運転時に室内風速を低下させる際、凝縮圧力をほとんど変化させることなく室内風速を低下させることができる。
以上、本実施の形態のように構成された空気調和機100においては、暖房運転時に室内風速を低下させる際、室内熱交換器2の放熱量と圧縮機1から室内熱交換器2へ供給する熱量とのバランスがとれた状態で、室内風速を低下させることができる。このため、本実施の形態に係る空気調和機100は、図4からわかるように、暖房運転時に室内風速を低下させる際、凝縮圧力の過上昇や低下を抑制することができる。
また本実施の形態に係る空気調和機100は、暖房運転時に室内風速を低下させる際、凝縮圧力の過上昇や低下を抑制できるので、室内機101から吹き出される風の温度変化を抑制できるため、快適性を損なうこともない。
また、本実施の形態に係る空気調和機100は、室内風速を低下させる指令を受けた際、圧縮機1の回転数の低下が終了するまで室内送風機2aの回転数の低下を待たせるという必要がないので、使い勝手が悪化するということもない。
また本実施の形態に係る空気調和機100は、暖房運転時に室内風速を低下させる際、凝縮圧力の過上昇や低下を抑制できるので、室内機101から吹き出される風の温度変化を抑制できるため、快適性を損なうこともない。
また、本実施の形態に係る空気調和機100は、室内風速を低下させる指令を受けた際、圧縮機1の回転数の低下が終了するまで室内送風機2aの回転数の低下を待たせるという必要がないので、使い勝手が悪化するということもない。
なお、本実施の形態で示した「圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を同時に低下させ始め、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数の低下を同時に終了させる」という構成の「同時」とは、厳密な意味での同時を示すものではなく、実質的に同時という意味を示すものである。例えば、通信のタイムラグ等により、圧縮機1が受信する回転数低下の指令と、室内送風機2aが受信する回転数低下の指令との間に時間的なずれが生じる場合がある。しかしながら、このような時間的なずれがあった場合でも、室内熱交換器2の放熱量と圧縮機1から室内熱交換器2へ供給する熱量とのバランスがとれた状態で室内風速を低下させることができれば、本実施の形態では「圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を同時に低下させ始め、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数の低下を同時に終了させる」という構成であるとする。発明者が鋭意検討した結果、暖房運転時に室内風速を低下させる際、凝縮圧力の変動幅が凝縮圧力の±5%以内であれば、凝縮圧力の過上昇や低下を抑制することができること(換言すると、室内機101から吹き出される風の温度変化をユーザーが不快と感じない範囲に抑制できること)がわかった。このことからすると、暖房運転時に室内風速を低下させる際、圧縮機1及び室内送風機2aが受信する回転数低下の指令に時間的なずれがあったとしても、凝縮圧力の変動幅が凝縮圧力の±5%以内であれば、本実施の形態における「圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を同時に低下させ始め、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数の低下を同時に終了させる」という構成とみなすことができる。
このとき、圧縮機1及び室内送風機2aが受信する回転数低下の指令の時間的なずれを考慮することにより、暖房運転時に室内風速を低下させる際の凝縮圧力の過上昇や低下をさらに抑制することができる。例えば、本実施の形態に係る空気調和機100の場合、リモコン20から室内送風機2aの回転数を制御する室内制御部10aへ室内風速の低下の指令が送られた後、当該室内風速の低下の指令が室内制御部10aから圧縮機1の回転数を制御する室外制御部10bへ送られる構成となっている。このため、室外制御部10bから圧縮機1へ送られた回転数低下指令は、室内制御部10aから室内送風機2aへ送られた回転数低下指令を室内送風機2aが受信するまでの時間よりも、所定の遅れ時間遅れて圧縮機1によって受信される。このような場合、室内制御部10aが、室内送風機2aに対して回転数低下開始時間及び回転数低下終了時間を前記遅れ時間分遅らせることにより、暖房運転時に室内風速を低下させる際の凝縮圧力の過上昇や低下をさらに抑制することができる。
また、本実施の形態では、50℃での飽和圧力が3000KPa以上となる高圧冷媒を用いる空気調和機100を例に本発明を説明したが、使用する冷媒は特に限定されるものではない。50℃での飽和圧力が3000KPa以上よりも低くなる冷媒を用いた空気調和機においても、暖房運転時に室内風速を低下させる際、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を同時に低下させ始め、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数の低下を同時に終了させる構成とすることにより、本実施の形態に係る空気調和機100と同様の効果を得ることができる。ただし、高圧冷媒を用いる場合、通常運転中の凝縮圧力と、圧縮機1及び室内熱交換器2の耐圧と、の間の圧力差が小さくなる。このため、暖房運転時に室内風速を低下させる際に凝縮圧力の過上昇を抑制できる本発明は、高圧冷媒を用いる場合に非常に有用である。
また、本実施の形態では、暖房運転時に室内風速を低下させる際、単位時間あたりの回転数の変化量が一定となるように、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を低下させた。これに限らず、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を低下させる期間内において、室内送風機2aの単位時間あたりの回転数の変化量を所定時間だけ速くし、所定時間後は室内送風機2aの単位時間あたりの回転数の変化量を遅くしながら、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を同時に低下させ始めて、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数の低下を同時に終了させてもよい。これにより、室内風速が変化したことをユーザーが気づきやすくなり、空気調和機100の使い勝手をより向上させることができる。なお、暖房運転時に室内風速を低下させる際、単位時間あたりの回転数の変化量が一定となるように圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を低下させることにより、室内熱交換器2の放熱量と圧縮機1から室内熱交換器2へ供給する熱量とのバランスが最もとれた状態となる。つまり、凝縮圧力の変動を最も抑制できる状態となる。このため、本実施の形態では、暖房運転時に室内風速を低下させる際、単位時間あたりの回転数の変化量が一定となるように、圧縮機1及び室内送風機2aの回転数を低下させている。
また、本実施の形態では、室内風速を3段階に設定できる空気調和機100について説明したが、室内風速を4段階以上に設定できる構成としても勿論よい。この場合、室内風速の低下量に応じて圧縮機1の回転数の低下量を予め設定しておくことにより、本発明を実施することができる。
1 圧縮機、2 室内熱交換器、2a 室内送風機、3 膨張機構、4 室外熱交換器、4a 室外送風機、5 流路切替装置、10 制御部、10a 室内制御部、10b 室外制御部、20 リモコン、100 空気調和機、101 室内機、102 室外機。
Claims (5)
- 回転数可変な圧縮機と、
凝縮器となる室内熱交換器と、
膨張機構と、
蒸発器となる室外熱交換器と、
室内熱交換器に送風する回転数可変な室内送風機と、
前記室内送風機の回転数を低下させる指令を受けた際、前記室内送風機の回転数に応じて前記圧縮機の回転数を低下させる制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記室内送風機の回転数を低下させる指令を受けた際、
前記圧縮機及び前記室内送風機の回転数を同時に低下させ始め、
前記圧縮機及び前記室内送風機の回転数の低下が同時に終了するように、前記圧縮機及び前記室内送風機の回転数を制御することを特徴とする空気調和機。 - 50℃での飽和圧力が3000KPa以上の冷媒を用いることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記制御部は、
前記室内送風機の回転数を低下させる指令を受けた際、
単位時間あたりの回転数の変化量が一定となるように、前記圧縮機及び前記室内送風機の回転数を低下させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気調和機。 - 前記制御部は、
前記圧縮機及び前記室内送風機の回転数を低下させる期間内において、
前記室内送風機の単位時間あたりの回転数の変化量を所定時間だけ速くし、所定時間後は前記室内送風機の単位時間あたりの回転数の変化量を遅くし、
前記圧縮機及び前記室内送風機の回転数を同時に低下させ始めて、前記圧縮機及び前記室内送風機の回転数の低下を同時に終了させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気調和機。 - 前記制御部から前記圧縮機へ送られた回転数低下指令は、前記制御部から前記室内送風機へ送られた回転数低下指令を前記室内送風機が受信するまでの時間よりも、所定の遅れ時間遅れて前記圧縮機によって受信され、
前記制御部は、
前記室内送風機に対して、回転数低下開始時間及び回転数低下終了時間を前記遅れ時間分遅らせることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の空気調和機。
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