JP2014152920A - 転がり軸受装置の製造方法および転がり軸受装置の製造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】軸方向に間隔をあけて同軸に配列される2つの転がり軸受の内輪に軸部材が圧入状態で嵌合された転がり軸受装置組立体の前記内輪を、該内輪どうしが軸方向に相互に近接する方向に押し込む押し込み工程と、該押し込み工程により前記内輪を押し込む押し込み力を測定する測定工程とを含み、該測定工程により測定された前記内輪の押し込み力の変化量が所定値にほぼ達した場合に、前記押し込み工程による前記内輪の押し込みを終了する転がり軸受装置の製造方法を提供する。
【選択図】図2
Description
本発明は、軸方向に間隔をあけて同軸に配列される2つの転がり軸受の内輪に軸部材が圧入状態で嵌合された転がり軸受装置組立体の前記内輪を、該内輪どうしが軸方向に相互に近接する方向に押し込む押し込み工程と、該押し込み工程により前記内輪を押し込む押し込み力を測定する測定工程とを含み、該測定工程により測定された前記内輪の押し込み力の変化量が所定値にほぼ達した場合に、前記押し込み工程による前記内輪の押し込みを終了する転がり軸受装置の製造方法を提供する。
このように構成することで、転がり軸受に予圧がかかり始める直前まで、押し込み力の変動を抑制して内輪をほぼ一定の押し込み力でスムーズに押し込むことができる。これにより、予圧を高精度に付加することができる。
このように構成することで、所望の予圧量に近づくに従い内輪を押し込む量を微調整でき、押し込み過ぎを防止することができる。
このように構成することで、所望の予圧量に近づくに従い内輪の押し込み力の変化に迅速に対応し、押し込み過ぎを防止することができる。
このように構成することで、転がり軸受に予圧がかかり始める直前まで、押し込み力の変動を抑制して内輪をほぼ一定の押し込み力でスムーズに押し込むことができ、予圧を高精度に付加することができる。
このように構成することで、所望の予圧量に近づくに従い外輪を押し込む量を微調整でき、押し込み過ぎを防止することができる。
このように構成することで、所望の予圧量に近づくに従い外輪の押し込み力の変化に迅速に対応し、押し込み過ぎを防止することができる。
このように構成することで、転がり軸受に予圧がかかる直前まで、測定ノイズの影響を抑えて内輪あるいは外輪を精度よく押し込むことができる。
このように構成することで、測定ノイズの影響を抑え、予圧量を精度よく調整することができる。
このように構成することで、内輪あるいは外輪の押し込み過ぎを防止し、予圧量を精度よく調整することができる。
このように構成することで、所望の予圧量に近づくに従い内輪を押し込む量を微調整でき、押し込み過ぎを防止することができる。
このように構成することで、所望の予圧量に近づくに従い内輪の押し込み力の変化に迅速に対応し、押し込み過ぎを防止することができる。
このように構成することで、所望の予圧量に近づくに従い外輪の押し込み力を微調整でき、押し込み過ぎを防止することができる。
このように構成することで、所望の予圧量に近づくに従い外輪の押し込み力の変化に迅速に対応し、押し込み過ぎを防止することができる。
このように構成することで、転がり軸受に予圧がかかる直前まで、測定ノイズの影響を抑えて内輪あるいは外輪を精度よく押し込むことができる。
このように構成することで、測定ノイズの影響を抑え、予圧量を精度よく調整することができる。
このように構成することで、内輪あるいは外輪の押し込み過ぎを防止し、予圧量を精度よく調整することができる。
以下、本発明の第1実施形態に係る転がり軸受装置の製造方法および転がり軸受装置の製造装置について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る転がり軸受装置の製造方法および製造装置は、例えば、ハードディスクドライブ装置(HDD装置)等に用いられる図1に示すような転がり軸受装置1を製造することができるようになっている。
転がり軸受装置1は、同図に示すように、軸方向に間隔をあけて同軸に配列される第1転がり軸受10および第2転がり軸受20と、これらの転がり軸受10,20に嵌合されるシャフト(軸部材)31と、転がり軸受10,20間に軸方向に挟まれる円環形状のスペーサ33とを備えている。
本実施形態に係る転がり軸受装置1の製造方法は、転がり軸受装置組立体1Aの第2転がり軸受20の内輪21を内輪11,21どうしが相互に近接する方向に押し込む押し込み工程と、押し込み工程により内輪21を押し込む押し込み力を測定する測定工程とを含んでいる。そして、測定工程により測定された内輪21の押し込み力の変化量が所定値にほぼ達した場合に、押し込み工程による内輪21の押し込みを終了するようになっている。
製造装置40は、転がり軸受装置組立体1Aを支持する受け台(支持部)41と、受け台41により支持された転がり軸受装置組立体1Aの内輪21を軸方向に押し込む内輪プッシャー(押し込み部)43と、内輪プッシャー43を軸方向に進退させる第1アクチュエータ(第1駆動部)45Aおよびリ第2アクチュエータ(第2駆動部)45Bと、内輪21の押し込み力を測定するロードセル(測定部)47と、これらのアクチュエータ45A,45Bを制御する制御装置(制御部)49とを備えている。
本実施形態に係る転がり軸受装置の製造方法および製造装置40により転がり軸受装置1を製造するには、まず、図4に示すように、転がり軸受装置組立体1Aのシャフト31を受け台41に固定し、受け台41により転がり軸受装置1Aを支持させる。
まず、ガタつめ工程では、図5のフローチャートに示されるように、制御装置49によりアクチュエータ45A,45Bが選択的に駆動されて、内輪プッシャー43により内輪21が内輪11に近接する方向に所定量押し込まれる(ステップSA1、押し込み工程)。
次に、本発明の第2実施形態に係る転がり軸受装置の製造方法および製造装置について説明する。
本実施形態に係る転がり軸受装置1の製造方法は、ロードセル47による内輪21の押し込み力の測定タイミングが第1実施形態と異なる。転がり軸受装置の製造装置40に関しては第1実施形態と共通である。
以下、第1実施形態に係る転がり軸受装置の製造方法および製造装置40と構成を共通する箇所には、同一符号を付して説明を省略する。
ロードセル47は、測定工程において、押し込み工程の予圧付加前期間と予圧付加中期間とを通して、内輪21が押し込まれている最中にその押し込み力を測定するようになっている。また、ロードセル47は、予圧付加中期間中には、一定の測定間隔で内輪21の押し込み力を測定するようになっている。
本実施形態に係る転がり軸受装置の製造方法および製造装置40により転がり軸受装置1を製造するには、ガタつめ工程では、まず、図9のフローチャートに示されるように、制御装置49によりアクチュエータ45A,45Bが選択的に駆動されて、内輪プッシャー43により内輪21が内輪11に近接する方向に一定の速度で押し込まれる(ステップSC1)。
上記各実施形態においては、制御装置49が、測定工程において、予圧付加前期間中に複数回にわたり測定された押し込み力の測定値の近似曲線に基づく計算値と予圧付加中期間に測定した押し込み力の測定値との差分により内輪21の押し込み力の変化量を算出することとした。これに対して、第1変形例としては、制御装置49が、測定工程において、予圧付加中期間においても複数回にわたり測定された押し込み力の測定値の近似曲線を作成して、その近似曲線に基づいて内輪の押し込み力の計算値を算出することとしてもよい。そして、予圧付加前期間中に複数回にわたり測定された押し込み力の測定値の近似曲線に基づく計算値から、予圧付加中期間に複数回にわたり測定された押し込み力の測定値の近似曲線に基づく計算値を減算して、その差分により内輪21の押し込み力の変化量を算出することとしてもよい。このようにすることで、測定ノイズの影響を抑え、予圧量を精度よく調整することができる。
1A 転がり軸受装置組立体
10 第1転がり軸受
11,21 内輪
13,23 外輪
15,25 転動体
20 第2転がり軸受
31 シャフト(軸部材)
41 受け台(支持部)
43 内輪プッシャー(押し込み部)
45A 第1アクチュエータ―(第1駆動部)
45B 第2アクチュエータ―(第2駆動部)
47 ロードセル(測定部)
49 制御装置(制御部)
Claims (32)
- 軸方向に間隔をあけて同軸に配列される2つの転がり軸受の内輪に軸部材が圧入状態で嵌合された転がり軸受装置組立体の前記内輪を、該内輪どうしが軸方向に相互に近接する方向に押し込む押し込み工程と、
該押し込み工程により前記内輪を押し込む押し込み力を測定する測定工程とを含み、
該測定工程により測定された前記内輪の押し込み力の変化量が所定値にほぼ達した場合に、前記押し込み工程による前記内輪の押し込みを終了する転がり軸受装置の製造方法。 - 前記内輪に嵌合される領域が均一な直径を有する前記軸部材を用いる請求項1に記載の転がり軸受装置の製造方法。
- 前記押し込み工程が、前記内輪を押し込み始めてから前記測定工程により測定される押し込み力の増加量が所定の閾値を超える直前までの予圧付加前期間と、前記押し込み力の増加量が所定の閾値を超えた直後から前記内輪の押し込みを終了するまでの予圧付加中期間とを通して、前記測定工程により押し込み力を測定する間は前記内輪の押し込みを一旦停止する請求項1または請求項2に記載の転がり軸受装置の製造方法。
- 前記押し込み工程が、前記予圧付加期間中は、前記測定工程により前記内輪の押し込み力を測定するごとに、該内輪を押し込む量を徐々に低減していく請求項3に記載の転がり軸受装置の製造方法。
- 前記押し込み工程が、前記内輪を押し込み始めてから前記測定工程により測定される押し込み力の増加量が所定の閾値を超える直前までの予圧付加前期間と、前記押し込み力の増加量が所定の閾値を超えた直後から前記内輪の押し込みを終了するまでの予圧付加中期間とを通して一定の速度で前記内輪を押し込み、
前記測定工程が、前記押し込み工程により前記内輪を押し込んでいる最中の押し込み力を測定する請求項1または請求項2に記載の転がり軸受装置の製造方法。 - 前記測定工程が、前記予圧付加期間中は前記内輪の押し込み力の測定間隔を徐々に短くしていく請求項5に記載の転がり軸受装置の製造方法。
- 軸方向に間隔をあけて同軸に配列される2つの転がり軸受の外輪を嵌合部材に圧入状態で嵌合させた転がり軸受装置組立体の前記外輪を、該外輪どうしが軸方向に相互に近接する方向に押し込む押し込み工程と、
該押し込み工程により前記外輪を押し込む押し込み力を測定する測定工程とを含み、
該測定工程により測定された前記外輪の押し込み力の変化量が所定値にほぼ達した場合に、前記押し込み工程による前記外輪の押し込みを終了する転がり軸受装置の製造方法。 - 前記外輪を嵌合する領域が均一な内径を有する前記嵌合部材を用いる請求項7に記載の転がり軸受装置の製造方法。
- 前記押し込み工程が、前記外輪を押し込み始めてから前記測定工程により測定される押し込み力の増加量が所定の閾値を超える直前までの予圧付加前期間と、前記押し込み力の増加量が所定の閾値を超えた直後から前記外輪の押し込みを終了するまでの予圧付加中期間とを通して、前記測定工程により押し込み力を測定する間は前記外輪の押し込みを一旦停止する請求項7または請求項8に記載の転がり軸受装置の製造方法。
- 前記押し込み工程が、前記予圧付加期間中は、前前記測定工程により前記外輪の押し込み力を測定するごとに、該外輪を押し込む量を徐々に低減していく請求項9に記載の転がり軸受装置の製造方法。
- 前記押し込み工程が、前記外輪を押し込み始めてから前記測定工程により測定される押し込み力の増加量が所定の閾値を超える直前までの予圧付加前期間と、前記押し込み力の増加量が所定の閾値を超えた直後から前記外輪の押し込みを終了するまでの予圧付加中期間とを通して一定の速度で前記外輪を押し込み、
前記測定工程が、前記押し込み工程により前記外輪を押し込んでいる最中の押し込み力を測定する請求項7または請求項8に記載の転がり軸受装置の製造方法。 - 前記測定工程が、前記予圧付加期間中は前記外輪の押し込み力の測定間隔を徐々に短くしていく請求項11に記載の転がり軸受装置の製造方法。
- 前記測定工程が、前記予圧付加前期間中は、複数回にわたり測定した押し込み力の測定値の近似曲線に基づく計算値と押し込み力の最新の測定値との差分により前記押し込み力の増加量を算出する請求項3から請求項6および請求項9から請求項12のいずれかに記載の転がり軸受装置の製造方法。
- 前記予圧付加前期間中に複数回にわたり測定した押し込み力の測定値の近似曲線の95%信頼区間の上限値または下限値を前記所定の閾値とする請求項3から請求項6および請求項9から請求項13のいずれかに記載の転がり軸受装置の製造方法。
- 前記測定工程が、前記予圧付加前期間中に複数回にわたり測定した押し込み力の測定値の近似曲線に基づく計算値と前記予圧付加中期間に測定した押し込み力の測定値との差分により前記押し込み力の変化量を算出する請求項3から請求項6および請求項9から請求項14のいずれかに記載の転がり軸受装置の製造方法。
- 前記測定工程が、前記予圧付加前期間中に複数回にわたり測定した押し込み力の測定値の近似曲線に基づく計算値と前記予圧付加中期間に複数回にわたり測定した押し込み力の測定値の近似曲線に基づく計算値との差分により前記押し込み力の変化量を算出する請求項3から請求項6および請求項9から請求項14のいずれかに記載の転がり軸受装置の製造方法。
- 前記測定工程が、前記予圧付加前期間中に複数回にわたり測定した押し込み力の測定値の近似曲線に基づく計算値と前記予圧付加中期間に測定した押し込み力の測定値との差分と、前記予圧付加前期間中に複数回にわたり測定した押し込み力の測定値の近似曲線に基づく計算値と前記予圧付加中期間に複数回にわたり測定した押し込み力の測定値の近似曲線に基づく計算値との差分の大きい方を前記押し込み力の変化量とする請求項3から請求項6および請求項9から請求項14のいずれかに記載の転がり軸受装置の製造方法。
- 同軸に配置された相対回転可能な内輪と外輪を有し軸方向に間隔をあけて同軸に配列される2つの転がり軸受と、該2つの転がり軸受の各前記内輪に圧入状態で嵌合された軸部材とを備える転がり軸受装置組立体を支持する支持部と、
前記2つの転がり軸受の前記内輪どうしが軸方向に近接する方向に該内輪を押し込む押し込み部と、
所定の第1変位量で前記支持部と前記押し込み部とを前記軸方向に相対的に移動可能な第1駆動部と、
該第1駆動部の前記第1変位量よりも大きく総変位量よりも小さい第2変位量で、前記支持部と前記第1駆動部とを前記軸方向に相対的に移動可能な第2駆動部と、
前記支持部と前記押し込み部との間に発生する前記内輪の押し込み力を測定する測定部と、
前記第1駆動部の駆動および前記第2駆動部の駆動を制御し、前記測定部により測定された前記内輪の押し込み力の変化量が所定値にほぼ達した場合に、前記第1駆動部の駆動および前記第2駆動部の駆動を終了する制御部とを備える転がり軸受装置の製造装置。 - 前記制御装置が、前記内輪を押し込み始めてから前記測定部により測定される押し込み力の増加量が所定の閾値を超える直前までの予圧付加前期間と、前記押し込み力の増加量が所定の閾値を超えた直後から前記内輪の押し込みを終了するまでの予圧付加中期間とを通して、前記測定部により押し込み力を測定する間は前記内輪の押し込みを一旦停止する請求項18に記載の転がり軸受装置の製造装置。
- 前記制御装置が、前記予圧付加期間中は、前記測定部により前記内輪の押し込み力を測定するごとに、該内輪を押し込む量を徐々に低減していく請求項19に記載の転がり軸受装置の製造装置。
- 前記制御部が、前記内輪を押し込み始めてから前記測定部により測定される押し込み力の増加量が所定の閾値を超える直前までの予圧付加前期間と、前記押し込み力の増加量が所定の閾値を超えた直後から前記内輪の押し込みを終了するまでの予圧付加中期間とを通して一定の速度で前記内輪を押し込み、
前記測定部が、前記内輪を押し込んでいる最中の押し込み力を測定する請求項18に記載の転がり軸受装置の製造装置。 - 前記測定部が、前記予圧付加期間中は前記内輪の押し込み力の測定間隔を徐々に短くしていく請求項21に記載の転がり軸受装置の製造装置。
- 同軸に配置された相対回転可能な内輪と外輪を有し軸方向に間隔をあけて同軸に配列される2つの転がり軸受と、該2つの転がり軸受の各前記外輪を圧入状態で嵌合させた嵌合部材とを備える転がり軸受装置組立体を支持する支持部と、
前記2つの転がり軸受の前記外輪どうしが軸方向に近接する方向に該外輪を押し込む押し込み部と、
所定の第1変位量で前記支持部と前記押し込み部とを前記軸方向に相対的に移動させる第1駆動部と、
該第1駆動部の前記第1変位量よりも大きく総変位量よりも小さい第2変位量で、前記支持部と前記第1駆動部とを前記軸方向に相対的に移動させる第2駆動部と、
前記支持部と前記押し込み部との間に発生する前記外輪の押し込み力を測定する測定部と、
前記第1駆動部の駆動および前記第2駆動部の駆動を制御し、前記測定部により測定された前記外輪の押し込み力の変化量が所定値にほぼ達した場合に、前記第1駆動部の駆動および前記第2駆動部の駆動を終了する制御部とを備える転がり軸受装置の製造装置。 - 前記制御装置が、前記外輪を押し込み始めてから前記測定部により測定される押し込み力の増加量が所定の閾値を超える直前までの予圧付加前期間と、前記押し込み力の増加量が所定の閾値を超えた直後から前記外輪の押し込みを終了するまでの予圧付加中期間とを通して、前記測定部により押し込み力を測定する間は前記外輪の押し込みを一旦停止する請求項23に記載の転がり軸受装置の製造装置。
- 前記制御装置が、前記予圧付加期間中は、前前記測定部により前記外輪の押し込み力を測定するごとに、該外輪を押し込む量を徐々に低減していく請求項24に記載の転がり軸受装置の製造装置。
- 前記制御装置が、前記外輪を押し込み始めてから前記測定部により測定される押し込み力の増加量が所定の閾値を超える直前までの予圧付加前期間と、前記押し込み力の増加量が所定の閾値を超えた直後から前記外輪の押し込みを終了するまでの予圧付加中期間とを通して一定の速度で前記外輪を押し込み、
前記測定部が、前記外輪を押し込んでいる最中の押し込み力を測定する請求項23に記載の転がり軸受装置の製造装置。 - 前記測定部が、前記予圧付加期間中は前記外輪の押し込み力の測定間隔を徐々に短くしていく請求項26に記載の転がり軸受装置の製造装置。
- 前記測定部が、前記予圧付加前期間中は、複数回にわたり測定した押し込み力の測定値の近似曲線に基づく計算値と押し込み力の最新の測定値との差分により前記押し込み力の増加量を算出する請求項19から請求項22および請求項24から請求項27のいずれかに記載の転がり軸受装置の製造装置。
- 前記予圧付加前期間中に複数回にわたり測定した押し込み力の測定値の近似曲線の95%信頼区間の上限値または下限値を前記所定の閾値とする請求項19から請求項22および請求項24から請求項28のいずれかに記載の転がり軸受装置の製造装置。
- 前記制御装置が、前記予圧付加前期間中に複数回にわたり測定した押し込み力の測定値の近似曲線に基づく計算値と前記予圧付加中期間に測定した押し込み力の測定値との差分により前記押し込み力の変化量を算出する請求項19から請求項22および請求項24から請求項29のいずれかに記載の転がり軸受装置の製造装置。
- 前記制御装置が、前記予圧付加前期間中に複数回にわたり測定した押し込み力の測定値の近似曲線に基づく計算値と前記予圧付加中期間に複数回にわたり測定した押し込み力の測定値の近似曲線に基づく計算値との差分により前記押し込み力の変化量を算出する請求項19から請求項22および請求項24から請求項29のいずれかに記載の転がり軸受装置の製造装置。
- 前記制御装置が、前記予圧付加前期間中に複数回にわたり測定した押し込み力の測定値の近似曲線に基づく計算値と前記予圧付加中期間に測定した押し込み力の測定値との差分と、前記予圧付加前期間中に複数回にわたり測定した押し込み力の測定値の近似曲線に基づく計算値と前記予圧付加中期間に複数回にわたり測定した押し込み力の測定値の近似曲線に基づく計算値との差分の大きい方を前記押し込み力の変化量とする請求項19から請求項22および請求項24から請求項29のいずれかに記載の転がり軸受装置の製造装置。
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