JP2014152593A - ロータリーディスクタンブラー錠 - Google Patents

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Abstract

【課題】外筒体或いは内筒体の軸線方向に少なくとも3種類の可動障害子の配列を任意に変更することにより、鍵違いの増大化を得ることができる多種類のシリンダー錠を提供する。
【解決手段】内周面にロックカム溝11を有する外筒体2、外筒体に回動自在に嵌合すると共に半径方向の解錠切欠13を有する内筒体3、内筒体3に設けられていると共にロックカム溝11と係脱するロッキングバー12、内筒体3のタンブラー収容部27にダンブラーバネ42のバネ力に抗して半径方向にスライド自在に設けられかつ合鍵のブレードの異なる部位にそれぞれ形成された少なくとも3種類の被係合部分に対応して係合する係合部分45,55,65を有する少なくとも3種類の可動障害子Zとから成り、合鍵のブレードの各被係合部分に可動障害子Zの各係合部分45,55,65が係合することにより、内筒体3が外筒体2に対して相対回動するロータリーディスクタンブラー錠。
【選択図】図17

Description

本発明はロータリーディスクタンブラー錠(シリンダー錠)に関し、特に可動障害子が外筒体の半径方向にスライドする方式のロータリーディスクタンブラー錠(シリンダー錠)に関する。
特許文献1は、「タンブラー」と称される可動障害子が支軸を中心にして揺動する振り子式のロータリーディスクタンブラー錠である点で、本発明とは技術的原理が相違する。また特許文献2は、本発明と同様に可動障害子が直線移動するスライド方式のロータリーディスクタンブラー錠なので、本発明と技術的原理が同じである。これらの特許文献に記載の公知発明は、「鍵違いの増大化」を図ることができる点で、本発明の課題と共通するものの、錠前を構成する各部材が同一であっても、可動障害子の配列を任意に変更することにより、鍵違いの増大化を得ることができる多種類のシリンダー錠を提供することができないという問題点がある。
特許第4008302号 特開2011−74613号
本発明の所期の目的は、製造時、錠前を構成する各部材が同一であっても、長筒状の外筒体或いは内筒体の軸線方向に少なくとも3種類の可動障害子の配列を任意に変更することにより、鍵違いの増大化を得ることができる多種類のシリンダー錠を提供することである。第2の目的は、3種類の可動障害子の内、少なくとも2種類の可動障害子をそれぞれ二分割し、これらを任意に組み合わせ、さらに鍵違いの増大化を得ることができる多種類のシリンダー錠を提供することである。
本発明のロータリーディスクタンブラー錠は、内周面にロックカム溝を有する長筒状の外筒体と、この外筒体に回動自在に嵌合すると共に半径方向の解錠切欠を有する内筒体と、この内筒体に設けられていると共に前記ロックカム溝と係脱するロッキングバーと、前記内筒体のタンブラー収容部にダンブラーバネのバネ力に抗して半径方向にスライド自在に設けられ、かつ合鍵のブレードの異なる部位にそれぞれ形成された少なくとも3種類の被係合部分に対応して係合する係合部分をそれぞれ有する少なくとも3種類の可動障害子とから成り、合鍵のブレードを内筒体のキー孔に差し込んだ時、前記ブレードの各被係合部分に前記可動障害子の各係合部分がそれぞれ係合することにより、所定方向に移動した該可動障害子の各受け入れ凹所が記ロッキングバーの係合板部分に対して一致し、以て、合鍵と共に内筒体を解錠方向へ回動させた時、前記ロックカム溝と前記ロッキングバーとの間に生じる楔作用により、内筒体が外筒体に対して相対回動することを特徴とする。
上記構成に於いて、3種類の可動障害子は、合鍵のブレードの外周面に形成された長溝と窪みとの間に非連通状態に位置し、かつ平面視上前記外周面から中央部寄りの部位に向かって形成された切欠溝と係合する第1ダンブラーと、合鍵のブレードの平面視上の中央部部分にブレードの挿入方向に沿って波状に形成された前記長溝と係合する第2ダンブラーと、合鍵のブレードの側面視上の側壁部分に形成された前記窪みと係合する第3ダンブラーとから成ることを特徴とする。また、合鍵は、そのブレードの平坦部の縁部分に形成された切欠溝と、同じく前記平坦部の中央部部分にブレードの挿入方向に沿って波状に形成された長溝と、合鍵のブレードの側端部の中央部分に形成された窪みをそれぞれ有することを特徴とする。また、ロックカム溝が、外筒体の軸線を基準にして対称形成され、これに対応して、一対のロッキングバーがそれぞれ付勢バネにより半径外方向に付勢された状態で内筒体の解錠切欠にそれぞれ配設されていることを特徴とする。さらに、第1ダンブラー、第2ダンブラー、第3ダンブラーの内、少なくともいずれか2以上のダンブラーは、ガイド棒を介して二分割されていることを特徴とする。
(a)請求項1に記載の発明は、製造時、錠前を構成する各部材が同一であっても、長筒状の外筒体或いは内筒体の軸線方向に少なくとも3種類の可動障害子の配列を任意に変更することにより、合鍵のブレードに形成された3種類の被係合部分に対応して係合する係合部分をそれぞれ有する前記3種類の可動障害子の存在によって、鍵違いの増大化を得ることができる多種類のシリンダー錠を提供することができる。
(b)請求項2に記載の発明は、3種類の可動障害子は、合鍵のブレードの外周面に形成された長溝と窪みとの間に非連通状態に位置し、かつ平面視上前記外周面から中央部寄りの部位に向かって形成された切欠溝と係合する第1ダンブラーと、合鍵のブレードの平面視上の中央部部分にブレードの挿入方向に沿って波状に形成された前記長溝と係合する第2ダンブラーと、合鍵のブレードの側面視上の側壁部分に形成された前記窪みと係合する第3ダンブラーから成るので、合鍵のブレードの半径方向の縦断面形状が円形状、小判形状、一側上面及び一側下面がそれぞれ円弧状等の円形状の合鍵、又は前記縦断面形状が四角形以外の五角形、六角形等の多角形の合鍵にも適用することができる。
(c)請求項3に記載の発明は、合鍵は、そのブレードの平坦部の縁部分に形成された切欠溝と、同じく前記平坦部の中央部部分にブレードの挿入方向に沿って波状に形成された長溝と、合鍵のブレードの側端部の中央部分に形成された窪みをそれぞれ有するので、前記ブレードが普通一般に使用されている長板状の合鍵に適用することができる。
(d)請求項4に記載の発明は、ロッキングバーの数が増えるので、より解錠が困難なシリンダー錠を提供することができる。
(e)請求項5に記載の発明は、3種類の可動障害子の内、少なくとも2種類の可動障害子をそれぞれ二分割し、これらを任意に組み合わせるので、さらに鍵違いの増大化を得ることができる多種類のシリンダー錠を提供することができる。
図1乃至図30は本発明の第1実施形態を示す各説明図。図31至図41は本発明の他の実施形態を示す各説明図。
使用態様の一例を示す外観斜視図。 図1で示したタンブラー錠Xの軸線0を含む面で切断した概略縦断面図。 合鍵の挿入方向Aに直交する面で切断した概略縦断面図(第1タンブラーが見える)。 外筒体の概略断面図。 内筒体を構成する主たる部材の概略説明図。 第1タンブラーの正面図。 図6の7−7線断面図。 図6の8−8線断面図。 合鍵の挿入方向Aに直交する面で切断した概略縦断面図(第2タンブラーが見える)。 第2タンブラーの正面図。 図10の11−11線断面図。 図10の12−12線断面図。 合鍵の挿入方向Aに直交する面で切断した概略縦断面図(第3タンブラーが見える)。 第3タンブラーの正面図。 図14の15−15線断面図。 図14の16−16線断面図。 シリンダー錠の内部構造を示す説明図(断面の位置によって第1乃至第3タンブラーが見える)。 合鍵のブレードの一例を示す斜視からの説明図。 ブレードの異なる部位に「3種類の被係合部分」が存在することを示す便宜的な説明図。 図19の20−20線断面図。 図19の21−21線断面図。 図19の22−22線断面図。 3種類の可動障害子Xの各係合部分45、55、65との係合関係を示す概略説明図。 図3に於いて、第1タンブラーが解錠位置へ移動した概略縦断面図。 図9に於いて、第2タンブラーが解錠位置へ移動した概略縦断面図。 図13に於いて、第3タンブラーが解錠位置へ移動した概略縦断面図。 図24に於いて、合鍵Yと共に内筒体3を解錠方向へ回動させた途中時の概略縦断面図。 図25に於いて、合鍵Yと共に内筒体3を解錠方向へ回動させた途中時の概略縦断面図。 図26に於いて、合鍵Yと共に内筒体3を解錠方向へ回動させた途中時の概略縦断面図。 (a)と(b)と(c)は、第1乃至第3タンブラーの配列パターン(例えば便宜上6枚で組み合わせた場合)の一例を示す説明図。 本発明を構成する第1タンブラーの異なる実施形態を示す概略説明図(上下に二分割)。 図31の要部(第1タンブラー)の正面図。 本発明を構成する第2タンブラーの異なる実施形態を示す概略説明図(上下に二分割)。 図33の要部(第2タンブラー)の正面図。 合鍵の第2実施形態を示す斜視図。 図35の36−36線概略断面説明図。 (a)は第1タンブラーの第1係合部分と合鍵の切欠溝aとの係合を示す概略説明図、(b)は第2タンブラーの第2係合部分と合鍵の長溝bとの係合を示す概略説明図、(c)は第3タンブラーの第3係合部分と合鍵の窪みcとの係合を示す概略説明図。 本発明を構成する第3タンブラーの異なる実施形態を示す概略説明図(上下に二分割) 図38の要部(第3タンブラー)の正面図。 合鍵の第3実施形態を示す斜視図。 図40の41−41線概略断面説明図。
図1乃至図30は、本発明の一実施形態のロータリーディスクタンブラー錠X(以下、「タンブラー錠」という。)の各説明図である。図1は本発明のタンブラー錠Xを扉1の壁部1aに取り付け、それと共に合鍵Yを示した外観斜視図である。まずこの図1に於いて、Xはタンブラー錠で、このタンブラー錠Xは合鍵Yの操作力により、複数の部材を組み合わせて形成された内筒体3が長筒状の外筒体2に対して相対回動する。
実施形態では、扉1(例えば、住宅の扉、自動販売機の扉など)の壁部1aにタンブラー錠Xが水平状態に固着され、前記内筒体3を構成する錠先端部4に化粧カバー5が外嵌合している。
図1で示すようにキー孔6を有する錠先端部4及び化粧カバー5は、壁部1aの外壁面から突出している。また内筒体3を構成する錠後端部7は、外筒体2あるいは内筒体3の軸線0上に位置するテールピース(出力片)8を有している。なお、符号Aは合鍵Yの挿入方向である。本発明のタンブラー錠Xは、後述の可動障害子Zの係合部分45、55、65及び該係合部分に対応する合鍵Yの被係合部分a、b、cに特徴がある。
次に、図2は図1で示したタンブラー錠Xの軸線0を含む面で切断した概略縦断面図である。一方、図3は合鍵Yの挿入方向Aに直交する面で切断した概略縦断面図である。図2及び図3を参照してタンブラー錠Xの基本的な構成部材を説明する。
前述したように、2は長筒状の外筒体で、この外筒体の内周面2aには、該外筒体2の母線に沿ってロックカム溝11が形成されている(図4参照)。実施形態では、略ハの字形あるいは略逆ハの字形の一対のロックカム溝11が母線に沿って、かつ外筒体2の軸線0を基準にして上下の中心部に対称に形成されている。実施形態では外筒体2の上下にロックカム溝11、11が設けられていることから、これに対応して一対のロッキングバー12、12が上下に配設されている。
図3で示すように、ロッキングバー12は、外筒体2のロックカム溝11に対して係脱する外側の尖頭部12aと、この尖頭部に連設形成された内側の係合板部分12bとから成り、内筒体3の外周端部に形成された該内筒体の長手方向の解錠切欠13に適宜に組み込まれている。そして、図2で示すように、内筒体3の錠先端部4の後方に配設された前側の付勢バネ14と、錠後端部7の内端部に配設された後側の付勢バネ14により、各ロッキングバー12は内筒体3の半径外方向にそれぞれ常時付勢されている。
次に図5は、主に内筒体3を構成する部材を、説明の便宜上、適宜に判り易く示した概略説明図である。実施形態の内筒体3は、中心部にキー孔6を有する錠先端部4と、出力突起片としてのテールピース8を中心部に有する錠後端部7と、この錠後端部7と前記錠先端部4との間に設けられ、かつ該軸線方向と直交する複数の仕切板16によって区画形成される複数のタンブラー収容部27並びに複数のタンブラーバネ用収容部28、不番の仕切板用スロット、軸線方向の解錠切欠13等を有すると共に、断面弧状の上下の分割体を複数の仕切板等を介して長筒状に形成された内筒本体15と、この内筒本体に軸線方向に沿って列状に併設されていると共に該軸線方向と直交し、かつ前記タンブラー収容部27及びダンブラーバネ収容部28を形成する複数のトラック形状の仕切板16と、前記内筒本体15の一端開口27aから差し込まれた前記仕切板16の連結孔18を貫通して前記錠先端部4及び錠後端部7に架設された所定長の連結棒19と、同じく前記仕切板16の貫通小孔21を貫通して前記錠先端部4及び錠後端部7に架設された所定長のガイド兼連結棒22とから成る。
ここで、図2、図3及び図5を参照にして、さらに内筒体3の構成を説明する。まず図3及び図5を参照にすると、錠先端部4は、短筒状のヘッド部分4aと、このヘッド部分4aに連設する環状のフランジ部分4bを有し、前述したようにその中心部にキー孔6が形成されている。キー孔6の形状や大きさは、合鍵YのブレードBに対応して適宜に形成されている。そして、前記ヘッド部分4aの先端面は、前記キー孔6に向かってすり鉢形状に形成された案内曲面となっている。また、前記キー孔6の同心円上には、錠先端部4の後端面から内部に向かって所定長の前支持孔25が形成されている。実施形態では二本の連結棒19を用いているので、前支持孔25は所定間隔を有して上下に一対設けられている。
次に図2を参照にすると、26は錠先端部4のフランジ部分4bの後端面に面接触するように内筒本体15の先端部に組み込まれた防御プレートで、この防御プレート26は適宜に焼き入れされていると共に、その中心部にキー孔6と一致する不番の中心孔、その中心部寄りの部位に前支持孔25と一致する不番の挿通孔等が適宜に形成されている。なお、防御プレート26は、例えば内筒本体15の先端部の上方に形成された長孔状の切欠部分を介して内筒本体15内に組み込まれる。
次に5図を基準にすると、内筒本体15は、ハッチングで示した上下の段差状実体部分15a、15aを除き、外周の一端部(図面上、右側)が幅広く、一方、他端部(図面上、左側)が幅狭のタンブラー収容部27を有している。このタンブラー収容部27は、前述したように、複数のトラック形状の仕切板16を内筒本体15に側壁部分に形成された一端開口27aから差し込まれることによって、例えば11個の仕切り空間として形成される(図2参照)。
しかして、図5で示すように、トラック形状の仕切板16によって区画された一つのタンブラー収容部27(手前に見える非ハッチングの部分)は、上下のタンブラーバネ用収容部28と連通すると共に、その上下・左右の幅は、後述する可動障害子(3種類のタンブラー)Zの外周形状に対応して適宜に設定される。実施形態では、一つのタンブラー収容部27の間口に相当する一端開口27aは幅広く、上下の段差状ストッパー面15b、15b側の奥口に相当する他端開口27bは幅狭である。このタンブラー収容部27は、実施形態では合鍵Yの挿入方向Aに仕切板16を介して列状に合計11個設けられている。
しかして、13は内筒本体15の上部と下部に対称的に形成された解錠切欠で、この解錠切欠13は前述した上下の実体部分15a、15aの中央部に半径内方向に向かって段差状に形成され、その外側幅広切欠13aはロッキングバー12の尖端部12aを嵌合案内し、一方、タンブラー収容部27と連通する内側幅狭切欠13bは前記ロッキングバー12の係合板部分12bを嵌合案内する。28はタンブラー収容部27内の適宜箇所に形成されたバネ端支持面を有するタンブラーバネ収容部で、実施形態では、上下の段差状実体部分15a、15aの内側に対向して水平方向に一対設けられている。
次に同様に図5を参照にして仕切板16を説明する。なお、設計如何によっては仕切板16を円形や楕円形に形成し、内筒本体15の解錠切欠13と一致する仕切板解錠切欠を形成しても良いが、実施形態では、外観上、図5で示すようなトラック形状に形成している。また設計如何によっては、複数の仕切板16を内筒本体15自体に一体形成しても良い。本実施形態では、出願人が提案した特許第4008302号の特許発明(図3、図4)と同様に、内筒本体15と仕切板16は別個の部材であり、二つの弧状分割片を一体的に組み合わせて内筒本体15を形成した後に、該内筒本体15に多数の仕切板16を一体的に組み込み、タンブラー収容部27を区画形成している。
ところで、両端部又は挿入部端(図面上、左端部)が弧状の嵌合突片を有するトラック形状の仕切板16は、矩形状の連結孔18、小円形状の貫通小孔21及び中央部に形成された横長矩形状の案内開口29を有する。
次に図2と図5を参照にして錠後端部7側の構成を説明する。前述したように、錠後端部7はテールピース8を有するが、該テールピース8は、外筒体2の後端部に設けられたワッシヤーリング31a、ストッパーリング31b等の止め具31を介して外筒体2の後端部内に回動自在に嵌合するテールプラグ32の中心部に取付けられている。
錠後端部7を構成するテールプラグ32は、錠先端部4と同様に連結棒19の後端部を支持する後支持孔33を一対有している。連結棒19は、内筒本体15に組み込まれた後述の可動障害子Z及び仕切板16を貫通した状態で、その先端部は前支持孔25に、一方、後端部は後支持孔33に支持され、実施形態では、前記前支持孔25に組み込まれた連結棒付勢バネ34によって錠後端部7の方向に付勢されている。またガイド兼連結棒22も連結棒19と同様に可動障害子Z及び仕切板16を貫通した状態で、図示しない前後の支持孔にそれぞれ支持されている。
ここから本発明の特徴事項について説明する。まず図6乃至図8を参照にして環状に形成された可動障害子Zを説明する。図6は可動障害子Zを構成する3種類のタンブラーの内の第1タンブラー41の正面図である。この図6を基準にすると、右側の大きな弧状に形成された右端部(ここでは「一端部41a」とする)は、外筒体2の内周面2aの曲率に対応して形成されているので、ダンブラーバネ42に付勢されている状態(施錠状態)では、外筒体2の内周面2aに圧接する。左側の小さな弧状端面を有する突起状の左端部(ここでは「突起状他端部41b」とする)は、解錠時、タンブラー収容部27を構成する左側の他端開口27bに係入可能であると共に、その小さな弧状端面は外筒体2の内周面2aにも当接可能である。水平面を有する上側の端部(ここでは「上端部41c」とする)は、ロッキングバー12の係合板部分12用の受け入れ凹所48を有し、水平面を有する下側の端部(ここでは「下端部41d」とする)も、同様に前記係合板部分12用の受け入れ凹所48を有する。なお、後述するように可動障害子Zは、鍵違いの増大化を図るためにその中心部を水平方向に切断して「ニ分割」にしても良いが、実施形態では全体として非真円形状の環状板体に形成している。
しかして、43は中心部に形成されたブレード用貫通孔で、このブレード用貫通孔43は、実施形態では内周縁としての左右の垂直端43aと上下の水平端43bを有する横方向の矩形状に形成されている。そして、ブレード用貫通孔43を形成する左右の垂直端43a、43aの略中央部分には、ブレード用貫通孔43と連通する半径外方向の小さな切欠溝44、44が対向状態に形成され、これにより、小さな切欠溝44の水平端とブレード用貫通孔43の前記垂直端43aが略直交状態に交わる角部分(実施形態では4個)が、例えば合鍵YのブレードBの平坦部71の縁部分71aに形成された切欠溝aと係合する第1係合部分45に相当する。実施形態では、前記第1係合部分45は合鍵Yの平坦部71の一側上面と一側下面に形成された上下一対の切欠溝aに係合するように上下に一対形成されている。それ故に、前記切欠溝aと前記第1係合部分45の係合位置如何によって、第1タンブラー41のスライト位置が決定付けられる。
46はブレード用貫通孔43を挟むように上下に形成された連結棒19用貫通孔で、この連結棒19用貫通孔46は、第1タンブラー41がダンブラーバネ42のバネ力に抗して図面上左側にスライドすることから、長孔矩形状に形成されている。したがって、連結棒19用貫通孔46は第1タンブラー41を案内する案内長孔としての機能を果たす。さらに、47は一端部41aと突起状他端部41bに一対形成された案内長孔で、これらの案内長孔47にはガイド兼連結棒22がそれぞれ挿通する。
次に、図9乃至図12を参照にして環状に形成された第2の可動障害子Zを説明する。図9は図3と同様の縦断面図で、内筒本体15の各タンブラー収容部27内にそれぞれダンブラーバネ42に付勢された状態で外筒体2の内周面2aに大きな弧状面の一端部が圧接した状態で見えるのが第2タンブラー51である。
したがって、図10は可動障害子Zを構成する3種類のタンブラーの内の第2タンブラー51の正面図である。この第2タンブラー51は、ブレード用貫通孔53及び該ブレード用貫通孔53を形成する上下の水平端53bの中央部に半径内方向に突設形成された第2係合部分55を除き、その余の構成は前述した第1タンブラー41と同様なので、説明の便宜上、同一の符号を付して重複する説明を割愛する。
なお、図10で示すように、第1タンブラー41の場合と同様に上下左右の各端部は、ここでも「一端部51a」、「突起状他端部51b」、「上端部51c」、「下端部51d」とする。この第2タンブラー51も第1タンブラー41と同様に非真円形状の環状形態であるが、鍵違いの増大化を図るためにその中心部を水平方向に切断して「ニ分割」にしても良い。
しかして、第1タンブラー41の第1係合部分45と異なる第2タンブラー51の前記第2係合部分55は、ブレードBの平坦部71の中央部部分にブレードBの挿入方向に沿って波状に形成された長溝bと係合する。付言すると、前記長溝bと前記第2係合部分55の係合位置如何によって、第2タンブラー51のスライト位置が決定付けられる。
図13乃至図16を参照にして環状に形成された第3の可動障害子Zを説明する。図13は図3(図9)と同様の縦断面図で、内筒本体15の各タンブラー収容部27内にそれぞれダンブラーバネ42に付勢された状態で外筒体2の内周面2aに大きな弧状面の一端部が圧接した状態で見えるのが第3タンブラー61である。
したがって、図14は可動障害子Zを構成する3種類のタンブラーの内の第3タンブラー51の正面図である。この第3タンブラー61は、ブレード用貫通孔63及び該ブレード用貫通孔63を形成する左右の垂直端63aのいずれか一方(実施形態)又は両方の中央部に半径内方向に突設形成された第3係合部分65を除き、その余の構成は前述した第1タンブラー41や第2タンブラー51と同様なので、説明の便宜上、第1タンブラー41と同一の符号を付して重複する説明を割愛する。
なお、図14で示すように、第1タンブラー41の場合と同様に上下左右の各端部は、ここでも「一端部61a」、「突起状他端部61b」、「上端部61c」、「下端部61d」とする。
しかして、第1タンブラー41の第1係合部分45と異なる第3タンブラー61の前記第3係合部分65は、ブレードBの平坦部71の側端部の中央部分に形成された窪みcと係合する。付言すると、前記窪みcと前記第3係合部分65の係合位置如何によって、第2タンブラー51のスライト位置が決定付けられる。
図17は、本発明のシリンダー錠が、内周面2aにロックカム溝11を有する外筒体2と、この外筒体2に回動自在に嵌合すると共に半径方向の解錠切欠13を有する内筒体3と、この内筒体3に設けられていると共に前記ロックカム溝11と係脱するロッキングバー12(一つでも良い)と、前記内筒体3のタンブラー収容部27にダンブラーバネ42のバネ力に抗して半径方向にスライド自在に設けられ、かつ合鍵YのブレードBの異なる部位にそれぞれ形成された少なくとも3種類の被係合部分(望ましくは大小の切欠溝aと、波状の長溝bと、望ましくは大小の窪みc)に対応して係合する3種類の係合部分(第1係合部分45、第2係合部分55、第3係合部分65)をそれぞれ有する少なくとも3種類の可動障害子Zとから成ることを示す。
図18乃至図23を参照にして、本発明の合鍵Yの一例を説明する。これらの図に於いて、Yは合鍵、Bはブレード(差し込み部分)、71は平坦部、71aは平坦部の一側上面、71bは平坦部の一側下面、bは合鍵のブレードの平面視上或いは斜視上の中央部部分にブレードの挿入方向に沿って波状に形成された長溝、cはブレードBの側面視上の側壁部分の略中央部に形成された窪み、aは前記長溝bと窪みcとの間に非連通状態に位置し、かつ平面視上或いは斜視上の外周面(一側上面71)の縁部から中央部寄りの部位に向かって形成された切欠溝である。
付言すると、実施形態の合鍵Yは、4つの直線状縁部を有する長板状ブレードBの平坦部71の前記縁部分71aに幅方向に形成された複数の切欠溝aと、同じく前記平坦部の中央部部分にブレードBの挿入方向に沿って一本の波状に形成された長溝bと、ブレードBの側端部の中央部分に形成された複数の窪みcをそれぞれ有し、一方、実施形態の3種類の可動障害子Zは、合鍵YのブレードBの平坦面(実施形態では一側上面及び一側下面)に形成された長溝bと左右の側壁面に形成された窪みcとの間に非連通状態に位置し、かつ平面視上或いは斜視上、直線状縁部から中央部寄りの部位に向かって形成された大小複数の切欠溝aと係合する第1ダンブラー41と、合鍵YのブレードBの平面視上或いは斜視上の中央部部分にブレードの挿入方向に沿って波状に形成された前記長溝bと係合する第2ダンブラー51と、合鍵YのブレードBの側面視上の側壁部分に形成された前記窪みcと係合する第3ダンブラー61とから成る。
なお、図19はブレードBの外面の適宜箇所に形成された切欠溝aと、長溝b及び窪みcを判り易く示したものである。また図23は、3種類の可動障害子Xの各係合部分45、55、65との係合関係を概略的に示したものである。
図24乃至図26は、合鍵Yをキー孔6に差し込んだ場合に於における3種類の可動障害子Zのスライド位置をそれぞれ示している。合鍵YのブレードBを内筒体3のキー孔6に差し込んだ時、前記ブレードBの各被係合部分(切欠溝a、長溝b及び窪みc)に前記可動障害子Zの各係合部分(第1係合部分45、第2係合部分55、第3係合部分65)がそれぞれ係合することにより、所定方向へ移動した該可動障害子Zの各受け入れ凹所48がロッキングバー12の係合板部分12bに対して完全に一致する。
図27乃至図29は、図24乃至図26の状態に於いて、合鍵Yと共に内筒体3を解錠方向へ回動させた時、ロックカム溝11とロッキングバー12との間に生じる楔作用により、内筒体3が外筒体2に対して相対回動することを示す。本発明は可動障害子Zがタンブラーバネ42のバネ力に抗して、その受け入れ凹所48がロッキングバー12の係合板部分12bと整合する点で、基本的には可動障害子Zが外筒体の半径方向にスライドする方式のロータリーディスクタンブラー錠である点で、可動障害子Zが支軸を中心にして揺動する振り子式のロータリーディスクタンブラー錠(特許第4008302号の特許発明)とは技術的原理が相違する。
まず実施形態では、第1乃至第3タンブラーの形状を任意に設計変更することができる。また図31及び図32は、本発明を構成する第1タンブラー41の異なる実施形態を示す概略説明図で、該第1タンブラー41Aは上下に二分割されている。また図33及び図34は、本発明を構成する第2タンブラー51の異なる実施形態を示す概略説明図で、該第1タンブラー51Aも、図31等で示す第1タンブラー41Aと同様に上下に二分割されている。なお、第3タンブラー61には変更はない。このように構成すると、3種類の可動障害子Zの内、少なくとも2種類の可動障害子をそれぞれ二分割し、これらの上下を任意に組み合わせることで、さらに鍵違いの増大化を得ることができる多種類のシリンダー錠を提供することができる。
次に、図35は合鍵の第2実施形態を示す斜視図である。実施形態の合鍵YのブレードBは、普通一般に使用されている長板のものであるが、例えば合鍵Y1のブレードB1は、長板のものではなく、図35及び図36に示すように外周面の一部又は全部が曲線状に形成された棒状のものであっても良い。この場合には、ブレードB1に「明確な縁部」が存在しないものもあり得るので、図36の概略断面説明図を参照にして、第1乃至第3タンブラー41A、51A、61の3種類の各係合部分(第1係合部分45、第2係合部分55、第3係合部分65)に対応するブレードB1の3種類の各被係合部分(切欠溝a、波状長溝b、窪みc)の形成位置を説明すると次の通りである。
すなわち、図36に於いて、HはブレードB1の断面の中心部(軸線)Oと直交する水平線とし、一方、Vを前記中心部(軸線)Oと直交する垂直線とした場合に於いて、前記垂直線Vが通るブレードB1の外周面の一部に前記波状長溝bが形成され、この波状長溝bの形成位置に対して略90度と成る前記水平線Hが通るブレードB1の外周面の一部に前記窪みcが形成され、さらに、前記波状長溝bと前記窪みcの間で、これらの被係合部分と連通しないようにブレードB1の外周面の一部に前記切欠溝aがブレードB1の中心部寄りの部位に向かって形成されている。実施形態では、前記窪みcはすり鉢形状であり、また前記切欠溝aは端面L字形状である。
しかして、図37の(a)は上下に二分割した第1タンブラー41Aの第1係合部分45と合鍵YIのブレードB1の切欠溝aとの係合を示す概略説明図、図37の(b)は上下に二分割した第2タンブラー51Aの第2係合部分55と前記ブレードB1の長溝bとの係合を示す概略説明図、図37の(c)は第3タンブラー61の第3係合部分65とブレードB1の窪みcとの係合を示す概略説明図である。
ところで、図37の(a)乃至(c)は、第1ダンブラー41A、第2ダンブラー51Aの2種類のみ二分割されている実施形態であるが、次に説明するように第3ダンブラー61Aも、前記第1ダンブラー41Aや第2ダンブラー51Aと同様に二分割しても良い。
すなわち、第1ダンブラー、第2ダンブラー及び第3ダンブラーの全部が、複数のガイド棒22を介して二分割されている実施形態である。そこで、念のために図38及び図39は、第3ダンブラー61Aもガイド棒を介して二分割されていることを示す。
ここで、図39を参照にして第1実施形態の第3ダンブラー61(図14)との相違点を簡単に説明すると、第3ダンブラー61Aは上下に二分割されていることから、第1実施形態の第3ダンブラー61の中央部の左右の案内長孔47が、第3ダンブラー61Aでは左右に切断された空間部分47A、47Aとなっている。その余の構成は第3ダンブラー61(図14)と同様なので、同一の符号を付して重複する説明を割愛する。
図40及び図41は、タンブラー錠が第3ダンブラー61Aを採用した場合に使用される合鍵Y2の第3実施形態を示す各説明図である。この合鍵Y2は、第2実施形態の合鍵Y1の設計変更例であるから、合鍵Y1と同一の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略する。この合鍵Y2は、第3ダンブラー61Aの突起状の上下の係合部分65、65に対応するように、断面トラック形状の左右の側壁部分に上下の窪みc、cがそれぞれ形成され、これら上下の窪みc、cは、ブレードB1の長手方向(合鍵の挿入方向)に所要間隔を有して複数個形成されている。
以上のように、他の実施形態では、第1ダンブラー、第2ダンブラー、第3ダンブラーの内、少なくともいずれか2以上のダンブラーは、ガイド棒を介して二分割されているので、列方向の上下のダンブラーを任意に組み合わせ、さらに複雑な鍵違いを得ることができる。
なお、錠本体のキー孔(鍵挿入孔)6の形状は、鍵のブレードB、B1、B2の半径方向の断面形状に対応して適宜に設計されている。
本発明は、錠前や建具の分野で利用することができる。
X…タンブラー錠、
Y、Y1…合鍵、
Z…可動障害子、
B、B1、B2…ブレード、
a、b、c…被係合部分(切欠溝a、波状長溝b、窪みc)、
1…扉、2…外筒体、3…内筒体、
4…錠先端部、6…キー孔、
7…錠後端部7、8…テールピース、
11…ロックカム溝、
12…ロッキングバー、12a…尖端部、12b…係合板部分、
13…解錠切欠、14…付勢バネ、
15…内筒本体、
16…仕切板
18…連結孔、
22…ガイド兼連結棒(ガイド棒)、
27…タンブラー収容部、
28…ダンブラーバネ収容部28、
Z…可動障害子、
41、41A…第1ダンブラー、
51、51A…第2ダンブラー、
61、61A…第3ダンブラー、
42…ダンブラーバネ、
45、55、65…係合部分、
45…第1係合部分、47…案内長孔、47A…切断された空間部分、
48…受け入れ凹所
55…第2係合部分、65…第3係合部分、
71…平坦部、71a…縁部分。

Claims (5)

  1. 内周面にロックカム溝を有する長筒状の外筒体と、この外筒体に回動自在に嵌合すると共に半径方向の解錠切欠を有する内筒体と、この内筒体に設けられていると共に前記ロックカム溝と係脱するロッキングバーと、前記内筒体のタンブラー収容部にダンブラーバネのバネ力に抗して半径方向にスライド自在に設けられ、かつ合鍵のブレードの異なる部位にそれぞれ形成された少なくとも3種類の被係合部分に対応して係合する係合部分をそれぞれ有する少なくとも3種類の可動障害子とから成り、合鍵のブレードを内筒体のキー孔に差し込んだ時、前記ブレードの各被係合部分に前記可動障害子の各係合部分がそれぞれ係合することにより、所定方向に移動した該可動障害子の各受け入れ凹所が記ロッキングバーの係合板部分に対して一致し、以て、合鍵と共に内筒体を解錠方向へ回動させた時、前記ロックカム溝と前記ロッキングバーとの間に生じる楔作用により、内筒体が外筒体に対して相対回動するロータリーディスクタンブラー錠。
  2. 請求項1に於いて、3種類の可動障害子は、合鍵のブレードの外周面に形成された長溝と窪みとの間に非連通状態に位置し、かつ平面視上前記外周面から中央部寄りの部位に向かって形成された切欠溝と係合する第1ダンブラーと、合鍵のブレードの平面視上の中央部部分にブレードの挿入方向に沿って波状に形成された前記長溝と係合する第2ダンブラーと、合鍵のブレードの側面視上の側壁部分に形成された前記窪みと係合する第3ダンブラーとから成ることを特徴とするロータリーディスクタンブラー錠。
  3. 請求項1に於いて、合鍵は、そのブレードの平坦部の縁部分に形成された切欠溝と、同じく前記平坦部の中央部部分にブレードの挿入方向に沿って波状に形成された長溝と、合鍵のブレードの側端部の中央部分に形成された窪みをそれぞれ有することを特徴とするロータリーディスクタンブラー錠。
  4. 請求項1に於いて、ロックカム溝が、外筒体の軸線を基準にして対称形成され、これに対応して、一対のロッキングバーがそれぞれ付勢バネにより半径外方向に付勢された状態で内筒体の解錠切欠にそれぞれ配設されていることを特徴とするロータリーディスクタンブラー錠。
  5. 請求項1に於いて、第1ダンブラー、第2ダンブラー、第3ダンブラーの内、少なくともいずれか2以上のダンブラーは、ガイド棒を介して二分割されていることを特徴とするロータリーディスクタンブラー錠。
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