JP2014151794A - 軌道式車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】懸架枠から車体に伝達される振動を抑制して、乗り心地(振動や騒音)の向上を図ることが可能な軌道式車両を提供する。
【解決手段】車体2と、該車体2の下部に固定されて、該車体2の下方に向かって延びる懸架枠12と、駆動部5によって回転駆動される輪軸と、車両進行方向に延びて一端が輪軸に接続され、他端が懸架枠12に接続される牽引リンク11と、を有し、車体2を下方から支持する走行装置3と、懸架枠12に設けられ、車両進行方向の振動を抑制する動吸振器4と、を備えることを特徴としている。
【選択図】図1

Description

この発明は、ガイドレール等に案内されて軌道を走行する軌道式車両に関する。
バスや鉄道以外の新たな交通手段として、ゴムタイヤを装着した車輪によって軌道を走行する軌道系交通システムが知られている。この種の軌道系交通システムは、一般に、「新交通システム」や「APM(Automated People Mover)」等と呼ばれている。この軌道系交通システムにあっては、車両の両側部などに配された案内輪が、軌道に沿って設けられたガイドレールに案内される。
上述した軌道系交通システムにあっては、車体に上下方向の弾性振動などが発生する場合があるため、上下方向の弾性振動を抑制する制振装置を車体の床面などに取り付けたものがある(特許文献1参照)。この制振装置は、可動マスと、ダンパ要素およびばね要素と、可動マスの固有振動数を変化させる機構とを備え、車両重量に応じて可動マスの固有振動数を変化させて、車体の弾性振動を打ち消すように可動マスの慣性力を作用させている。
図11は、一般的な軌道式車両401の概略構成を示している。車体402の床構造には、防振ゴム413aを介して電動機405が取り付けられている。さらに、車体402の床構造には、下方に向かって延びる懸架枠412が取り付けられている。懸架枠412は、車輪409による駆動力および制動力、すなわち車両進行方向の力を車体402に伝達する部材である。懸架枠412は、牽引リンク411を介して車輪409を軸支する台車枠(図示せず)に接続されている。牽引リンク411は、上下平行に配置された一対のリンク部材417,418を二組備えている。これら二組のリンク部材417,418は、それぞれ車幅方向に離間して配置された台車枠と上記懸架枠412とに対して、上下方向に揺動可能にピン結合されている。
電動機405は、回転動力を伝達するための駆動軸406を介してギヤボックス407に接続されている。ギヤボックス407には、車軸(図示せず)が接続され、電動機405からの回転動力が車軸に分配されるようになっている。車軸は、車幅方向両側に延びてそれぞれ走行用の車輪409に接続されている。ここで、図示を省略するが、台車枠と車体402との間には、空気ばねなどの緩衝装置が設けられており、路面の凹凸などに起因する台車枠の上下方向の振動が、車体402に伝達され難いようになっている。
特開2010−241356号公報
ところで、上述した軌道式車両401にあっては、電動機405を支持する防振ゴム413aや、台車枠と車体402との間に配される緩衝装置によって車体402への振動の伝達が防止されている。また、車体402においてもフロアに制振装置を設けることで上下方向の振動が抑制可能となっている。
しかしながら、電動機405等の回転振動は、牽引リンク411および懸架枠412を介して車体402に伝達されてしまう場合がある。より具体的には、電動機405などの回転振動が、駆動軸406及びギヤボックス407に伝わり、台車枠に伝わる。そして、この台車枠に伝わった振動のうち、主に、牽引リンク411が懸架枠412に伝達する力の方向と一致する車両進行方向の振動が懸架枠412に伝達されてしまう。懸架枠412は、車両進行方向の力を効率よく車体402に伝達するように構成されているため、懸架枠412の振動(例えば、図11中、二点差線で示す方向への変位)が車体402に伝達されてしまい乗員の乗り心地(振動や騒音)が悪化してしまう虞がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、懸架枠から車体に伝達される振動を抑制して、乗り心地(振動や騒音)の向上を図ることが可能な軌道式車両を提供するものである。
上記の課題を解決するために以下の構成を採用する。
この発明に係る軌道式車両は、車体と、該車体の下部に固定されて、該車体の下方に向かって延びる懸架枠と、駆動部によって回転駆動される輪軸と、車両進行方向に延びて一端が前記輪軸に接続され、他端が前記懸架枠に接続される牽引リンクと、を有し、前記車体を下方から支持する走行装置と、前記懸架枠に設けられ、車両進行方向の振動を抑制する動吸振器と、を備えることを特徴としている。
このように構成することで、牽引リンクを介して懸架枠に伝達される車両進行方向の振動を、懸架枠に設けられた動吸振器によって抑制することができる。
さらに、この発明に係る軌道式車両は、上記動吸振器が、前記懸架枠の前記車体に固定される基部とは反対側の端部に配されるようにしてもよい。
懸架枠は、車体に固定される基部側を支点として揺動するように振動する。つまり、基部側よりも端部側の振幅が大きくなるので、この振幅が大きい端部側を動吸振器によって制振することができる。
さらに、この発明に係る軌道式車両は、上記動吸振器が、該動吸振器の固有振動数を変化させる固有振動数可変機構を備えていてもよい。
このように構成することで、振動周波数のピークなどに応じて動吸振器の固有振動数を変化させることができる。
さらに、この発明に係る軌道式車両は、上記固有振動数可変機構を動作させるアクチュエータと、該アクチュエータを駆動制御する固有振動数制御部とを備えていてもよい。
このように構成することで、固有振動数制御部によって動吸振器の固有振動数を変化させることができる。
さらに、この発明に係る軌道式車両は、上記軌道式車両において、車両状態を検出する車両状態検出部と、前記車両状態検出部の検出結果に基づき前記懸架枠の振動周波数を求める振動数算出部と、該振動数算出部により算出された前記懸架枠の振動周波数に基づき前記アクチュエータの動作量を算出する動作量算出部と、を備えていてもよい。
このように構成することで、車両状態に応じた懸架枠の振動周波数を求めて、この振動周波数に基づいた動作量だけアクチュエータを動作させることができる。すなわち動吸振器の固有振動数を変化させることができる。
さらに、この発明に係る軌道式車両は、上記車両状態検出部が、前記駆動部の回転数を検出する回転数検出部を備え、前記動作量算出部は、回転数検出部の検出結果に基づいて前記アクチュエータの動作量を算出するようにしてもよい。
このように構成することで、駆動部の回転数の変化により振動周波数が変化した場合であっても、その振動周波数の変化に応じて動吸振器の固有振動数を変化させることができる。
さらに、この発明に係る軌道式車両は、上記車両状態検出部が、前記輪軸の振動を検出する振動検出部を備え、前記動作量算出部が、振動検出部の検出結果に基づいて前記アクチュエータの動作量を算出するようにしてもよい。
このように構成することで、振動検出部の検出結果に基づいて、動吸振器の固有振動数をアクチュエータによってフィードバック制御することができる。
さらに、この発明に係る軌道式車両は、上記車両状態検出部が、予め設定された運行速度パターンを記憶する運行速度パターン記憶部を備え、前記動作量算出部が、運行速度パターンに基づいて前記アクチュエータの動作量を算出するようにしてもよい。
運行速度パターン、すなわち車両速度のパターンと駆動部の回転数とは対応関係にあるため、運行速度パターンに基づいて、懸架枠の振動を抑制する固有振動数となるように、動吸振器の固有振動数を、アクチュエータによってフィードフォワード制御することができる。
この発明に係る軌道式車両によれば、懸架枠から車体に伝達される振動を抑制して、乗り心地(振動や騒音)の向上を図ることが可能になる。
この発明の第一実施形態における軌道式車両の概略構成を示す側面図である。 上記軌道式車両が備える走行装置の概略構成を示す平面図である 上記軌道式車両におけるパワートレインから車体までの振動の伝達経路の説明図である。 この発明の第一実施形態の第一変形例における軌道車両の図1に相当する側面図である。 この発明の第一実施形態の第二変形例における図1に相当する側面図である。 この発明の第二実施形態における軌道式車両の構成図である。 上記第二実施形態における制御部の機能ブロック図である。 この発明の第二実施形態の第一変形例における軌道式車両の構成図である。 この発明の第二実施形態の第二変形例における軌道式車両の構成図である。 上記第二実施形態の第二変形例におけるダンパ部の断面図であって、(a)は、支持部材の断面二次モーメントを最も低くした場合を示し、(b)は、支持部材の断面二次モーメントを最も高くした場合を示している。 一般的な軌道式車両における図1に相当する側面図である。
次に、この発明の第一実施形態における軌道式車両について図面に基づき説明する。
図1は、この第一実施形態の軌道式車両1の概略構成を示す側面図である。また、図2は、走行装置3の概略構成を示す平面図である。
図1、図2に示すように、軌道式車両1は、車体2と、走行装置3と、動吸振器4と、を備えている。
車体2は、前後方向に長い略直方体の中空形状をなしている。この車体2の内部には、乗客を収容可能な空間が形成されている。
走行装置3は、電動機5と、ドライブシャフト6と、ギヤボックス7と、アクスルシャフト8と、走行用の車輪9と、台車枠10と、緩衝装置(図示せず)と、牽引リンク11と、懸架枠12と、を備えている。車輪9は、ゴムタイヤが装着されたタイヤ付車輪である。
電動機5(駆動部)は、外部から供給される電力を用いて回転動力を発生する。この電動機5の駆動軸(図示せず)には、ドライブシャフト6が接続されている。電動機5は、このドライブシャフト6を介してギヤボックス7に接続されている。また、電動機5は、外部を覆うケーシング13を有しており、このケーシング13が、防振ゴム等の防振材13aを介して車体2の床部14下面に取り付けられている。
ギヤボックス7は、差動機構および減速機構等の動力伝達機構を収容している。電動機5からドライブシャフト6を介してギヤボックス7に伝達される回転動力は、アクスルシャフト8に分配される。アクスルシャフト8は、ギヤボックス7から車幅方向両側に延びてそれぞれ走行用の車輪9に連係される。
台車枠10は、アクスルシャフト8を回転可能に支持する。台車枠10は、車幅方向に離間して設けられ車幅方向両側で各アクスルシャフト8を支持している。これらアクスルシャフト8と車輪9と台車枠10によって輪軸15が構成されている。つまり、電動機5によって輪軸15が回転駆動される。また、これら台車枠10と車体2の床部14との間には、空気ばね等を備える緩衝装置(図示せず)が配されている。台車枠10は、走行用の車輪9からの駆動力および制動力、すなわち、輪軸15に作用する車両進行方向の力を受けとめる。
牽引リンク11は、緩衝装置の空気ばね等の伸縮動作による台車枠10の上下方向への変位を許容しつつ、台車枠10から懸架枠12に上記車両進行方向の力を伝達する。牽引リンク11は、互いに略平行に車両進行方向に延びる上リンク部16と下リンク部17とを備えている。これら上リンク部16と下リンク部17とは、上下方向に揺動可能に台車枠10および懸架枠12に結合されている。
懸架枠12は、牽引リンク11から伝達される車両進行方向の力を車体2に伝達する部材である。懸架枠12は、固定部18と、垂下部19と、を備えている。固定部18は、車体2の床部14に固定される部分であって、車輪9の上方において車両進行方向に延在している。垂下部19は、牽引リンク11の上リンク部16と下リンク部17とを揺動可能に支持する部位であって、車体2の床部14から垂直下方に延びるように形成されている。この垂下部19の下面20は、下リンク部17を支持する位置の直ぐ下に配されている。ここで、上述した懸架枠12の垂下部19は、基部側が車体2に固定されるため、車体2から離間するほど、車両進行方向の振幅が大きくなる傾向がある。
動吸振器4は、主に懸架枠12に加わる車両進行方向の振動を抑制する。この動吸振器4は、懸架枠12の垂下部19の下面20に取り付けられている。より具体的には、動吸振器4は、垂下部19の下面20に固定されたダンパ部21と、このダンパ部21の下面22に固定されたおもり部23と、を備えている。ダンパ部21は、ばね要素を有する金属やゴム等の弾性体により形成されている。おもり部23は、所定の質量を有する金属等により形成されている。これらダンパ部21の厚さ寸法(換言すれば、上下方向の長さ寸法)や、おもり部23の質量は、打ち消す対象となる振動周波数に対応した固有振動数が得られるように調整される。
次に、この第一実施形態の軌道式車両1における振動の伝達経路について図3を参照しながら説明する。
まず、パワートレインに起因する加振が発生する(ステップS01)。ここで、パワートレインとは、駆動部である電動機5、ドライブシャフト6、および、ギヤボックス7等、回転動力伝達系である。パワートレインから発せられる振動としては、電動機5の電磁的な振動、ギヤの噛み合いによる振動などがある。なお、電動機5の振動は、防振材13aにより直接的に車体2へ伝達されないようになっている。また電動機5の電磁的な振動には、インバータのスイッチングに起因する微振動も含まれる。
次いで、台車枠10を介して牽引リンク11が振動する(ステップS02)。
さらに、牽引リンク11からの振動が懸架枠12に伝わり、懸架枠12が振動する(ステップS03)。ここで、牽引リンク11は、車両進行方向の力を懸架枠12に伝達する機構であり、また、懸架枠12が上下に長い形状であるため、主に車両進行方向に振動する。図1中、懸架枠12の振動方向を矢印で示している(以下、図4、図5も同様)。
次に、懸架枠12の振動が垂下部19を介して車体2の床部14に伝達される(ステップS04)。すると、この振動により床部14がスピーカとして機能し音(例えば、数百ヘルツ以上)が発する(ステップS05)。そして、この音が車室内の騒音となる(ステップS06)。
すなわち、動吸振器4を牽引リンク11が連結された懸架枠12に取り付けることで、ダンパ部21に対して弾性体のせん断方向に振動の力が加わり、おもり部23が車両進行方向に振動する。つまり、動吸振器4によって、上述したパワートレインからの車両進行方向の振動が、車体2に伝わる前に打ち消されることとなる。そして、上述したステップS03の段階で振動の伝達を遮断できるため、パワートレインに起因する車室内の騒音が低減される。
したがって、上述した第一実施形態の軌道式車両1によれば、牽引リンク11を介して懸架枠12に伝達される車両進行方向の振動を、懸架枠12に設けられた動吸振器4によって抑制して、懸架枠12から車体2に伝達される振動を抑制できるため、車室内の騒音を低減して、乗り心地の向上を図ることが可能となる。
また、ダンパ部21およびおもり部23を下方に向かって重ねて取り付けていることで、例えば、ダンパ部21やおもり部23を交換するなどして動吸振器4の固有振動数を調整する際に、他の周辺部品を外さずに作業性が可能となるため、作業者の負担を軽減できる。
なお、上述した第一実施形態においては、動吸振器4を懸架枠12の下面に配置する場合について説明したが、動吸振器4の配置は上記配置に限られるものではない。動吸振器4を、例えば図4に示す第一実施形態の第一変形例のように配置しても良い。すなわち、動吸振器4を、懸架枠12の側面24に設けても良い。この第一変形例の配置によれば、懸架枠12が振動すると、動吸振器4のダンパ部21が圧縮伸長して、おもり部23が車両進行方向に振動することとなる。そのため、上述したパワートレインからの車両進行方向の振動を、車体2に伝わる前に打ち消すことができる。この場合、振幅がより大きくなる懸架枠12の下端部にできるだけ近い位置に動吸振器4を配置させることが望ましい。さらに側面24に動吸振器4を取り付ける場合、動吸振器4をできる限り牽引リンク11の近くに配置させることが好ましい。
さらに、動吸振器4は、図5に示す第一実施形態の第二変形例のように配置しても良い。この第二変形例の動吸振器4は、ブラケット25を介して懸架枠12に固定されている。より具体的には、ブラケット25は、懸架枠12の側面24から車両進行方向に延在する取付上壁部26、上下方向に延在する側壁27、および、車両進行方向に延在する下壁28を有している。そして、取付上壁部26の下面には、動吸振器4が取り付けられている。すなわち、この第二変形例の動吸振器4の配置によれば、上述した第一実施形態の動吸振器4と同様に、ダンパ部21をせん断方向で動作させて、懸架枠12の振動を打ち消すことができる。この第二変形例の動吸振器4の配置は、とりわけ懸架枠12の下面20の下方に十分なスペースが確保できない場合に有効である。なお、上記第二変形例においては、ブラケット25の側壁27および下壁28を省略しても良い。
次に、この発明の第二実施形態における軌道式車両について図面を参照して説明する。なお、この第二実施形態の軌道式車両101は、上述した第一実施形態の軌道式車両1に対して、動吸振器104の固有振動数を変化させる固有振動数可変機構36を追加したものであるため、上述した第一実施形態と同一部分には同一符号を付して説明するとともに、重複する説明を省略する。
図6に示すように、第二実施形態における軌道式車両101は、車体2と、走行装置3と、動吸振器104と、第一振動検出部30と、第二振動検出部31と、回転数検出部32と、記憶部33と、制御部34と、を備えている。なお、図示都合上、図6において、電動機5と、ドライブシャフト6と、ギヤボックス7と、輪軸15と、を省略している。
動吸振器104は、ダンパ部121と、おもり部123と、アクチュエータ部35と、固有振動数可変機構36とを備えている。
ダンパ部121は、上下方向に延在するネジ部材37を備えている。ネジ部材37は、車両進行方向に弾性的に揺動可能な金属弾性体からなる。
おもり部123は、ネジ部材37が螺入されるネジ孔38を有している。また、おもり部123は、回転止め機構(図示せず)により懸架枠12に対する上下変位が許容された状態で回動が規制されている。
アクチュエータ部35は、懸架枠12の下面20とおもり部123との距離を変化させるものであり、制御部34の制御指令に基づいてその動作量が制御される。より具体的には、アクチュエータ部35は、制御部34からの回転方向および回転量の制御指令に従ってネジ部材37を回転させる。
固有振動数可変機構36は、おもり部123のネジ孔38に形成された雌ネジ39と、ネジ部材37に形成された雄ネジ40と、から構成される。
すなわち、ネジ部材37がアクチュエータ部35によって回動されることで、おもり部123は、ネジ部材37の回転量および回転方向に応じて上下方向に所定距離だけ変位するようになっている。このように、おもり部123を上下方向に変位させることで、おもり部123と懸架枠12との間のダンパ部121がその長さに応じたばね定数に変化する。そのため、おもり部123の上下位置が変化することで動吸振器104の固有振動数が変化する。
第一振動検出部30および第二振動検出部31は、振動を検出する装置であって、加速度センサなどを備えている。第一振動検出部30は、輪軸15に取り付けられ、輪軸15の振動を検出する。また、第二振動検出部31は、おもり部123に取り付けられ、おもり部123の振動を検出する。これら第一振動検出部30および第二振動検出部31の検出結果は、制御部34に入力される。なお、この第二実施形態においては、台車枠10に第一振動検出部30が取り付けられている。
回転数検出部32は、駆動部である電動機5の回転数を検出する。この回転数検出部32による検出結果は、制御部34に入力される。一般に、電動機5の回転数は、車両速度と比例し、車両速度が高いほど回転数が増加する。
記憶部33は、不揮発性のメモリ等からなる記憶装置であって、軌道式車両101の運行速度パターンが記憶されている。ここで、運行速度パターンとは、軌道式車両101の走行位置に対応する車両速度を予め規定したものである。この運行速度パターンの情報は、制御部34に入力される。
図7に示すように、制御部34は、振動数算出部41と、動作量算出部42と、周波数分析部43と、動作補正部44と、を備えている。
振動数算出部41は、第一加振周波数算出部45と、第二加振周波数算出部46と、第三加振周波数算出部47と、を備えている。
また、動作量算出部42は、第一動作量算出部49と、第二動作量算出部50と、第三動作量算出部51と、第四動作量算出部52と、を備えている。
第一加振周波数算出部45は、記憶部33に記憶されている運行速度パターンを参照して、懸架枠12に伝達されるであろう振動の周波数を算出する。より具体的には、振動周波数を、速度と振動周波数とのテーブル、マップ、数式等を用いて求める。そして、第一加振周波数算出部45は、算出した振動周波数を、第一動作量算出部49に向けて出力する。
第一動作量算出部49は、第一加振周波数算出部45により算出された振動周波数に基づいて、動吸振器104の固有振動数を、振動周波数と固有振動数とのテーブル、マップ、数式等を用いて求める。さらに、第一動作量算出部49は、求められた動吸振器104の固有振動数に基づいて、アクチュエータ部35の動作量を求める。より具体的には、第一動作量算出部49は、求められた動吸振器104の固有振動数が得られるおもり部123の位置と、現在のおもり部123の位置との差分を求めて、この差分に応じたアクチュエータ部35の動作量を求める。そして、第一動作量算出部49は、この動作量の情報を動作補正部43に出力する。ここで、動吸振器104の固有振動数とおもり部123の位置との関係は、実測などにより予め求めることができる。上述した運行速度パターンに基づき動吸振器104の固有振度数を変化させる制御は、フィードフォワード制御となっている。
第二加振周波数算出部46は、電動機5の回転数に基づいて、懸架枠12に伝達される振動の周波数を算出する。より具体的には、振動周波数を、回転数と周波数とのテーブル、マップ、数式等を用いて求める。そして、第二振周波数算出部は、算出した振動周波数を、第二動作量算出部50に向けて出力する。一般に、電動機5の回転数が高いほど、懸架枠12に伝達される振動周波数も高くなる。
第二動作量算出部50は、第一動作量算出部49と同様に、第二加振周波数算出部46により算出された周波数に基づいて、動吸振器104の固有振動数を、周波数と固有振動数とのテーブル、マップ、数式等を用いて求める。さらに、第二動作量算出部50は、第一動作量算出部49と同様に、求められた動吸振器104の固有振動数に基づいて、アクチュエータ部35の動作量を求める。そして、第二動作量算出部50は、この動作量の情報を動作補正部43に出力する。上述した電動機5の回転数に基づき動吸振器104の固有振度数を変化させる制御は、回転数の実測値を用いておりフィードバック制御となっている。
周波数分析部43は、輪軸15に取り付けられた第一振動検出部30の検出結果に基づいて、周波数分析を行う。より具体的には、周波数分析部43は、検出された振動に含まれる周波数分布を特定する。
第三加振周波数算出部47は、周波数分析部43の分析結果に基づいて、懸架枠12に伝達される振動の周波数を算出する。また、第三加振周波数算出部47は、検出された振動に含まれる周波数のうち最も振幅が大きい周波数(ピーク周波数)を抽出する。そして、第三振周波数算出部は、算出した振動周波数を抑制すべき振動周波数の情報として、第三動作量算出部51に向けて出力する。
第三動作量算出部51は、第一動作量算出部49と同様に、第三加振周波数算出部47により算出された周波数に基づいて、動吸振器104の固有振動数を、周波数と固有振動数とのテーブル、マップ、数式等を用いて求める。さらに、第三動作量算出部51は、求められた動吸振器104の固有振動数に基づいて、アクチュエータ部35の動作量を求める。そして、第三動作量算出部51は、この動作量の情報を動作補正部43に出力する。この第一振動検出部30の検出結果に基づいて動吸振器104の固有振度数を変化させる制御も、振動の実測値を用いておりフィードバック制御となっている。
第四動作量算出部52は、第二振動検出部31の検出結果に基づいて、動吸振器104の現在の固有振動数を求める。また、第四動作量算出部52は、求められた動吸振器104の現在の固有振動数と、動吸振器104の固有振動数の制御値との差分を求めて、アクチュエータ部35の動作量を求める。ここで、第四動作量算出部52は、振幅の大きさが所定の閾値を超えた場合に、現在の固有振動数と、固有振動数の制御値とのずれが大きくなっていると判定して、比例制御等によるアクチュエータの動作量を求めて、この動作量を動作量補正部44に向けて出力する。つまり、第二振動検出部31の検出結果に基づいて動吸振器104の固有振動数を変化させる制御は、フィードフォワード制御によるずれ分を補正するフィードバック制御となっている。
動作量補正部44は、第一動作量算出部49の算出結果を、第二動作量算出部50から第三動作量算出部51までの算出結果に基づいて補正する。また、動作量補正部44は、第四動作量算出部52の算出結果に基づいて、現在の固有振動数と、固有振動数の制御値とのずれを補正する。動作量補正部44は、補正結果であるアクチュエータ部35の動作量の制御指令をアクチュエータ部35に向けて出力する。
したがって、上述した第二実施形態の軌道式車両101によれば、振動のピーク周波数などに応じて動吸振器104の固有振動数を変化させることができるため、効果的に懸架枠12の制振を行うことができる。
さらに、制御部34によって動吸振器104の固有振動数を変化させることができるため、固有振動数の変更を容易に行うことができる。
また、車両状態、すなわち運行速度、電動機5の回転数、輪軸15および台車枠10の振動状態に応じた懸架枠12の振動周波数を求めて、この振動周波数に基づいた動作量だけアクチュエータ部35を動作させて動吸振器104の固有振動数を変化させることができる。その結果、車両状態に応じて振動周波数が変化した場合であっても、動吸振器104の固有振動数を自動的に変化させて効率よく振動を抑制することができる。
さらに、電動機5の回転数の変化により振動周波数が変化した場合であっても、その振動周波数変化に応じて動吸振器104の固有振動数を変化させることができる。その結果、電動機5の回転数に応じて変化する振動を効果的に抑制することができる。
また、第一振動検出部30の検出結果に基づいて、動吸振器104の固有振動数をアクチュエータ部35によってフィードバック制御することができる。その結果、動吸振器104の固有振動数を、実際に発生している振動周波数に対応した最適な固有振動数に変化させることができる。
さらに、運行速度パターンと電動機5の回転数とは対応関係にあるため、運行速度パターンに基づいて、懸架枠12の振動を効果的に抑制可能な固有振動数となるように、動吸振器104の固有振動数をアクチュエータ部35によってフィードフォワード制御することができる。その結果、動吸振器104の固有振動数を変化させる際の応答遅れを防止することができる。
また、固有振動数可変機構36が雌ネジ39と雄ネジ40とを備えることで、ダンパ部121に対するおもり部123の着脱を容易に行えるため、交換作業の負担を軽減することができる。
なお、この発明は上述した各実施形態の構成に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。
上述した第二実施形態では、アクチュエータ部35によりネジ部材37を回動させておもり部123の位置を上下させて動吸振器104の固有振動数を変化させる構成を説明したが、この構成に限られるものではない。例えば、第一変形例として図8に示すように、空気ばねからなるダンパ部221を用いても良い。この場合アクチュエータ部235として、空気配管54を介して供給される圧縮空気をダンパ部221に対して供給可能な状態と、ダンパ部221から圧縮空気を排気する状態とを切換可能な電磁制御弁(図示せず)を用いることができる。このように構成した場合、おもり部123の位置を上下方向に変化させることができるので、ダンパ部221のばね定数を変化させることができる。その結果、第二実施形態と同様に、動吸振器204の固有振動数を変化させることができる。
さらに、第二変形例として図9、図10(a),(b)に示すように、上述したネジ部材37に代えて、楕円柱形状などの支持部材55をダンパ部321として用いても良い。この支持部材55は、上記ネジ部材37と同様に、金属弾性体からなり、アクチュエータ部35によって回転可能である。支持部材55は、例えば、図10(a),(b)に示すように回転角度を変化させることで、車両進行方向(図10中、矢印で示す方向)における厚さを変化させることができる。なお、支持部材55の回転時、おもり部123と懸架枠12の下面20との距離は変化しない。
つまり、車両進行方向の振動に対する、ダンパ部321の断面二次モーメントを変化させることができる。その結果、第二実施形態と同様に、動吸振器304の固有振動数を変化させることができる。なお、図9、図10においては、支持部材55を2本設ける場合を示したが、1本だけ設けたり、3本以上設けたりするようにしても良い。また、断面二次モーメントを変化させることができる形状であれば、支持部材55は、上述した断面楕円形状に限られるものではない。また、支持部材55の回転角度を変化させる構成と、おもり部123と下面20との距離を変化させる構成とを組み合わせて用いてもよい。
また、第二実施形態においては、運行速度パターンに基づき求めたアクチュエータ部35の動作量を、輪軸15の振動、および、電動機5の回転数の検出結果に基づいて補正する場合について説明したが、この構成に限られるものではない。例えば、輪軸15の振動検出に基づいて求めたアクチュエータ部35の動作量のみでアクチュエータ部35の駆動制御を行ってもよく、また電動機5の回転数に基づいて求めたアクチュエータ部35の動作量のみでアクチュエータ部35の駆動制御を行っても良い。
さらに、これら輪軸15の振動、電動機5の回転数、および、運行速度パターンの何れか2つを適宜組み合わせてアクチュエータ部35の動作量を求めるようにしても良い。
とりわけ、運転者が乗車しない無人運転の場合には、フィードフォワード制御となる運行速度パターンに基づく制御を用いることが好ましい。また、運転者が乗車している有人運転の場合には、フィードバック制御である電動機5の回転数や、輪軸15などの振動を用いることが好ましい。
さらに、車輪9の摩耗など、経年変化による振動の周波数変化を補正するための各種補正値を用いるようにしても良い。
また、上述した各実施形態では、ゴムタイヤが装着された車輪9により軌道の走行路上を走行する車両を一例に説明したが、ゴムタイヤが装着されない走行輪を備えた車両や、レール上を走行する車両に適用しても良い。
さらに、おもり部23,123の形状は上述した各実施形態の形状に限られるものではない。
また、上述した各実施形態においては、駆動部として電動機5を具備する場合を一例に説明したが、駆動部は、電動機5に限られるものではなく内燃機関などを用いてもよい。
2 車体
3 走行装置
4 動吸振器
5 電動機(駆動部)
11 牽引リンク
12 懸架枠
15 輪軸
20 下面(端部)
32 回転数検出部(車両状態検出部)
33 記憶部(運行速度パターン記憶部、車両状態検出部)
30 第一振動検出部(振動検出部、車両状態検出部)
34 制御部(固有振動数制御部)
35 アクチュエータ部(アクチュエータ)
36 固有振動数可変機構
41 振動数算出部
42 動作量算出部

Claims (8)

  1. 車体と、該車体の下部に固定されて、該車体の下方に向かって延びる懸架枠と、
    駆動部によって回転駆動される輪軸と、車両進行方向に延びて一端が前記輪軸に接続され、他端が前記懸架枠に接続される牽引リンクと、を有し、前記車体を下方から支持する走行装置と、
    前記懸架枠に設けられ、車両進行方向の振動を抑制する動吸振器と、
    を備えることを特徴とする軌道式車両。
  2. 前記動吸振器は、前記懸架枠の前記車体に固定される基部とは反対側の端部に配される請求項1に記載の軌道式車両。
  3. 前記動吸振器は、該動吸振器の固有振動数を変化させる固有振動数可変機構を備える請求項1又は2に記載の軌道式車両。
  4. 前記固有振動数可変機構を動作させるアクチュエータと、
    該アクチュエータを駆動制御する固有振動数制御部と、を備える請求項3に記載の軌道式車両。
  5. 車両状態を検出する車両状態検出部と、
    前記車両状態検出部の検出結果に基づき前記懸架枠の振動周波数を求める振動数算出部と、
    該振動数算出部により算出された前記懸架枠の振動周波数に基づき前記アクチュエータの動作量を算出する動作量算出部と、を備える請求項4に記載の軌道式車両。
  6. 前記車両状態検出部は、
    前記駆動部の回転数を検出する回転数検出部を備え、
    前記動作量算出部は、回転数検出部の検出結果に基づいて前記アクチュエータの動作量を算出する請求項5に記載の軌道式車両。
  7. 前記車両状態検出部は、
    前記輪軸の振動を検出する振動検出部を備え、
    前記動作量算出部は、振動検出部の検出結果に基づいて前記アクチュエータの動作量を算出する請求項5又は6に記載の軌道式車両。
  8. 前記車両状態検出部は、
    予め設定された運行速度パターンを記憶する運行速度パターン記憶部を備え、
    前記動作量算出部は、運行速度パターンに基づいて前記アクチュエータの動作量を算出する請求項5から7の何れか一項に記載の軌道式車両。
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