JP2014150087A - 配線基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子素子が搭載された複数の配線基板を互いに密接するように回路基板上に実装する場合に、搭載された電子素子の間に隙間を発生させることなく実装可能な配線基板を提供すること。
【解決手段】絶縁基板1の上面に電子素子Eが搭載される搭載面1aを有するとともに絶縁基板1の下面に回路基板Bに実装される接続面1bを有し、複数個が互いに密接するように回路基板B上に実装される配線基板10であって、絶縁基板1は、互いに密接する方向に沿った断面形状が接続面1b側よりも搭載面1a側が外側に飛び出した形状である。
【選択図】図2

Description

本発明は、固体撮像素子等の電子素子を搭載するための配線基板に関するものである。
従来、固体撮像素子等の電子素子を搭載するための配線基板として、複数の絶縁層と導体層とを交互に多層に積層して成る多層配線基板が用いられている。
図6(a)、(b)に従来の配線基板30を示す。従来の配線基板30は、複数の絶縁層が積層されて成る絶縁基板21の表面および絶縁層間に配線導体22を配設して成る。各絶縁層を挟んで上下に位置する配線導体22同士は、絶縁層を貫通する貫通導体23により所望のもの同士が互いに電気的に接続されている。
絶縁基板21の上面は、固体撮像素子Eを搭載するための搭載面21aとなっている。固体撮像素子Eは、搭載面21a上にエポキシ樹脂等の接着材を介して接着固定される。搭載面21aの外周部には、固体撮像素子Eの電極Tと電気的に接続されるボンディングパッド24が配線導体22の一部により形成されている。固体撮像素子Eの電極Tとボンディングパッド24とは、ボンディングワイヤ25により接続される。
絶縁基板21の下面は、例えばCTスキャン装置等の撮像装置内の回路基板Bに実装するための接続面21bとなっている。接続面21bには、回路基板Bの実装パッドMと電気的に接続するための接続パッド26が配線導体22の一部により形成されている。これらの接続パッド26は、絶縁基板21の内部に配設された配線導体22および貫通導体23を介して所望のもの同士が電気的に接続されている。そして、撮像装置内の回路基板B上に接続面21bを対向させて接続パッド26と回路基板Bの実装パッドMとを半田を介して接続することにより固体撮像素子Eを搭載した配線基板30が回路基板B上に実装される。
なお、CTスキャン装置等の撮像装置では、装置内の回路基板B上に多数個の撮像素子Eを互い密接するように並べて実装する場合がある。この場合、隣接する固体撮像素子E同士の間が隙間なく密接することが好ましい。隣接する固体撮像素子E同士の間に大きな隙間が形成されると、その部分により撮像装置における解像度の低下を招いてしまう。
ところで、このような配線基板30は、図7(a)、(b)に示すように、配線基板形成用の大型のパネルPから多数個が同時に製造される。具体的には、図7(a)に示すように、配線基板形成用の大型のパネルPの中に多数個の配線基板30を縦横の並びに一体的に同時に形成し、そのパネルPを図7(b)に示すように、個々の配線基板30に切断することにより形成される。パネルPの切断には、ダイシングマシーンが使用される。ダイシングマシーンは、表面にダイヤモンド粒子が付着した薄い円板状のブレードを高速で回転させながら、ブレードの厚みに対応した幅で切断するものである。ブレードの厚みは0.2〜0.3mm程度である。
しかしながら、ダイシングマシーンのブレードは、0.2〜0.3mmと薄いことから、パネルPを切断する際に、若干の撓みや傾きが発生することがある。そのため、切断され配線基板30の側面が配線基板30の上面および下面に対して垂直とならずに傾いて切断される場合があった。
このように、配線基板30の側面が配線基板30の上面および下面に対して垂直とならずに傾いて切断された場合、図8に示すように、固体撮像素子Eが搭載された複数の配線基板30を回路基板B上に互いに密接するようにして実装すると、接続面21b側同士は互いに隙間なく密接するものの搭載面21a側同士の間が密接せずに、その結果、固体撮像素子E同士の間にも隙間が発生してしまい、その隙間により撮像装置における解像度が低下してしまうことがあった。
特表2004−536313号公報
本発明は、電子素子が搭載された複数の配線基板を互いに密接するように回路基板上に実装する場合に、搭載された電子素子の間に隙間を発生させることなく実装可能な配線基板を提供することを課題とする。
本発明の配線基板は、絶縁基板の上面に電子素子が搭載される搭載面を有するとともに前記絶縁基板の下面に回路基板に実装される接続面を有し、複数個が互いに密接するように前記回路基板上に実装される配線基板であって、前記絶縁基板は、互いに密接する方向に沿った断面形状が前記接続面側よりも前記搭載面側が外側に飛び出した形状であることを特徴とするものである。
本発明の配線基板によれば、絶縁基板は、互いに密接する方向に沿った断面形状が接続面側よりも搭載面側が外側に飛び出した形状であることから、電子素子が搭載された複数個を互いに密接するように回路基板上に実装すると、接続面側同士の間には隙間が形成されるものの、それより外側に飛び出した搭載面側は互いに密接することになるので、搭載する電子素子の間に隙間を発生させることなく実装可能である。
図1は、本発明の配線基板の実施形態の一例を示す断面図である。 図2は、電子素子を搭載した図1に示す配線基板の複数個を回路基板上に互いに密接するように実装した場合を示す断面図である。 図3は、図1に示す配線基板の製造方法を説明するための断面図である。 図4は、本発明の配線基板の実施形態の別の例を示す断面図である。 図5は、図4に示す配線基板の製造方法を説明するための断面図である。 図6は、従来の配線基板を示す断面図である。 図7は、従来の配線基板の製造方法を説明するための斜視図である。 図8は、従来の配線基板の複数個を回路基板に実装した状態を示す断面図である。
次に、本発明の配線基板における実施形態の一例を図1を基に説明する。本例の配線基板10は、複数の絶縁層が積層されて成る絶縁基板1の表面および絶縁層の間に配線導体2を配設して成る。各絶縁層を挟んで上下に位置する配線導体2同士は、絶縁層を貫通する貫通導体3により所望のもの同士が互いに電気的に接続されている。
絶縁層は、例えばガラスクロスに熱硬化性樹脂を含浸させて硬化させた樹脂系の電気絶縁材料から成る。絶縁層の厚みはそれぞれ50〜200μm程度である。配線導体2は、例えば銅箔や銅めっき層により形成されている。配線導体2の厚みは、5〜20μm程度である。貫通導体3は、例えば導電性ペーストの硬化物から成る。貫通導体3の直径は50〜200μm程度である。
絶縁基板1の上面は、固体撮像素子Eを搭載するための搭載面1aとなっている。この搭載面1a上に固体撮像素子Eがエポキシ樹脂等の接着材を介して固着されて搭載される。固体撮像素子Eはその幅が搭載面1aの幅と実質的に同じ幅になっており、搭載面1aから外側にはみ出さないように搭載されている。搭載面1aの外周部には、固体撮像素子Eの電極Tと電気的に接続されるボンディングパッド4が配線導体2の一部により形成されている。このボンディングパッド4には、固体撮像素子Eの電極Tがボンディングワイヤ5を介して電気的に接続される。
絶縁基板1の下面は、CTスキャン装置等の撮像装置内の回路基板Bに実装するための接続面1bとなっている。接続面1bには、回路基板Bの実装パッドMと電気的に接続するための接続パッド6が配線導体2の一部により形成されている。これらの接続パッド6は、絶縁基板1の内部に配設された配線導体2および貫通導体3を介して所望のもの同士が電気的に接続されている。そして、撮像装置内の回路基板B上に接続面1bを対向させて接続パッド6と回路基板Bの実装パッドMとを半田を介して接続することにより固体撮像素子Eを搭載した配線基板10が回路基板B上に実装される。
ところで、本例の配線基板10においては、図2に示すように、複数個が互いに密接するようにして回路基板B上に実装される。そして、本例の配線基板10においては、絶縁基板1は、互いに密接する方向に沿った断面形状が、接続面1b側よりも搭載面1a側が外側に飛び出した形状となっている。具体的には、絶縁基板1の互いに密接する方向に沿った断面形状は逆台形形状をしている。このような形状であることにより、固体撮像素子Eが搭載された複数個を互いに密接するように回路基板B上に実装すると、接続面1b側同士の間には隙間が形成されるものの、それより外側に飛び出した搭載面1a側は互いに密接することになるので、搭載する固体撮像素子Eの間に隙間を発生させることなく実装可能である。このように固体撮像素子Eを隙間なく配置することにより高解像度の画像を得ることが可能となる。
絶縁基板1の互いに密接する方向に沿った断面形状を逆台形形状とするには、まず、図3(a)に示すように、配線基板10を搭載面1a側を基準にして配線基板形成用のパネルから切り出した後、図3(b)に示すように、絶縁基板1の側面を平面研削盤を用いて研磨することにより逆台形形状とする方法が採用される。
なお、本発明は上述の実施形態の一例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば、種々の変更は可能であり、例えば図4に示すように、絶縁基板1の互いに密接する方向に沿った断面形状をT字形状としてもよい。この場合も、固体撮像素子Eが搭載された複数個を互いに密接するように回路基板B上に実装すると、接続面2b側同士の間には隙間が形成されるものの、それより外側に飛び出した搭載面2a側は互いに密接することになるので、搭載する固体撮像素子Eの間に隙間を発生させることなく実装可能である。
絶縁基板1の互いに密接する方向に沿った断面形状をT字形状とするには、図5(a)に示すように、配線基板形成用のパネルPに各配線基板20の境界に沿って接続面1b側から幅の広い溝Gを形成した後、図5(b)に示すように、搭載面1a側を基準にして溝Gよりも幅の狭いブレードにより切断すればよい。
1 絶縁基板
1a 搭載面
1b 接続面
10 配線基板
B 回路基板
E 電子素子

Claims (1)

  1. 絶縁基板の上面に電子素子が搭載される搭載面を有するとともに前記絶縁基板の下面に回路基板に実装される接続面を有し、複数個が互いに密接するように前記回路基板上に実装される配線基板であって、前記絶縁基板は、互いに密接する方向に沿った断面形状が前記接続面側よりも前記搭載面側が外側に飛び出した形状であることを特徴とする配線基板。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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