JP2014148864A - 表層土分別システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 篩によって篩う一次分別工程と、それに続く工程であって、該一次分別工程によって不要物として分別された一次不要物を、水平に対して25度から40度に傾けたベルトコンベアによって上方に搬送することにより、該一次不要物に含まれる土壌や石のような重量物が該ベルトコンベアでは上方に搬送できないことによって分別する二次分別工程からなるもの。
【選択図】 図1
Description
例えば、40mm程度の通過孔(網の目等)をもった篩を通過することによって、それ以下のサイズの土壌や石が篩の目から落下する。その落下物は通常は土壌として再使用できるものである。
定量化工程とは、掘削した表層土は、パワーショベル、バックホーやクレーン等で分別装置に導入する場合、当然連続的に導入することはできない。そこで、間欠的に導入された表層土を一旦貯蔵し、そこから連続的に排出することによって、分別工程に連続的に移送するものである。この定量化工程は、貯蔵するホッパーと移送するコンベアからなるもの、ホッパーと移動する搬送板を用いたもの等がよい。
即ち、本体である筒状体、該筒状体に土壌を導入するための導入口、筒状体内部で回転する攪拌装置から成り、該筒状体は回転駆動され、該攪拌装置は回転軸に攪拌具を多数固着したものであり、該筒状体は出側に向かって下方に傾斜し且つ途中からメッシュ状に構成されている装置である。
通常は連続運転するため、攪拌分別されたものを排出する先端部は開放が好適であるが、攪拌をより確実にするため、時々閉止できるようにしてもよい。
ここでいうメッシュとは、単に多数の孔があるという意味であり、網状のものでも、織ったものでも、板に多数の孔を設けたものでも、エキスパンドメタル等どのようなものでもよい。この孔のサイズは、5mm〜100mm程度(好ましくは、10〜40mm)であり、除去するもののサイズによって決めればよい。
この筒状体、即ち、通常の攪拌機でいえば容器であるが、これが回転するところが新しいのである。それも土壌等を上に持ち上げて回転のたびに、攪拌具の上からかけるように回転するのである。これは、前記した跳ね上げ板を設ければより効果的である。
投入する土壌によって、角度を変えて効率よくするのである。
要するに材質は何でもよいということである。上記した通り、ここでいう攪拌は破砕を含めたものである。即ち、攪拌具によって破砕を行なってもよいということである。
また、スパイラル状に配置してネジ山のような構造にしてもよい。
攪拌具はすべて同じ構造、同じサイズである必要はなく、ランダムに異なるものを設けても、順次変化させてもよい。
また、攪拌具の数や密度、その取り付け位置等は自由である。全体として一様でも、変化させてもよい。例えば、スパイラル状に幅の小さい板状体を全体に取り付ける等である。また、まったくのランダムに刃を固定する方法もある。
更に、攪拌具は最初は間隔を開けて、徐々にその間隔を狭くしている方法もある。
このようにすれば、停止時の交換や掃除等が容易である。
即ち、一次分別工程によって不要物として分別された一次不要物を、水平に対して25度から40度に傾けたベルトコンベアによって上方に搬送することにより、該一次不要物に含まれる土壌や石のような重量物が該ベルトコンベアによって上方に搬送できないことによって分別する工程である。
(1) 特別な装置を用いないで簡単に分別ができる。
(2) 掘削した土壌を分別して再利用できる量が増加する。
(3) 簡単に分別でき、産業廃棄物となる量が減少する。
図1は、本発明システムを実施する装置1の流れを示すフローシートである。
定量化工程2、一次分別工程3及び二次分別工程4から構成されている。掘削された表層土5は定量化工程2に導入され、そこから定量的に一次分別工程3に送られる。一次分別工程では、篩にかけられ、篩の目を通過した土壌6は下方に落下し、一次分別土壌となる。これは、ほぼ土壌として使用できるものである。勿論、土壌として使用できるか否かはその用途での条件によるものである。
この底板13は固定のもので、底板13の左右に設けられた回転具15に固定された搬送板16が底板13上を移動する。回転具15がチェーンコンベアのように回転すると、この搬送板16に押されて土壌が移送される。底板13の横から土壌が落下しないように側壁17が両側に設けられている。
この装置によって、ホッパー11の壁面で一定量に調整された量だけが連続的に移送される。
ここでは底板13が移動せず、搬送板16のみが移動するものであるが、通常のベルトコンベアのように底の部分も移動するタイプであってもよい。
2 定量化工程
3 一次分別工程
4 二次分別工程
5 表層土
6 篩の目を通過した土壌
7 篩の目を通過しなかったもの
8 残存物
9 二次分別物
10 定量化工程に用いる装置
11 ホッパー
12 表層土
13 底板
14 天井板
15 回転具
16 搬送板
17 側壁
20 一次分別工程に使用する装置
21 入口
22 出口
23 混合部
24 分別部
25 回転軸
26 攪拌翼
27 貫通孔
30 本発明システムの二次分別工程に使用する装置
31 ベルトコンベア
32 土壌や石等
33 木の根や茎その他のゴミ
Claims (4)
- 掘削した表層土を分別する方法であって、篩によって篩う一次分別工程と、それに続く工程であって、該一次分別工程によって不要物として分別された一次不要物を、水平に対して25度から40度に傾けたベルトコンベアによって上方に搬送することにより、該一次不要物に含まれる土壌や石のような重量物が該ベルトコンベアでは上方に搬送できないことによって分別する二次分別工程からなることを特徴とする表層土の分別システム。
- 該ベルトコンベアの表面は、進行方向に対して直角方向に平面状である請求項1記載の表層土の分別システム。
- 該一次分別工程の前段階に、掘削した表層土を定量移送する定量化工程を設けたものである請求項1又は2記載の表層土の分別システム。
- 該一次分別は、本体である筒状体、該筒状体に土壌を導入するための導入口、筒状体内部で回転する攪拌装置から成り、該筒状体は回転駆動され、該攪拌装置は回転軸に攪拌具を多数固着したものであり、該筒状体は出側に向かって下方に傾斜し且つ途中からメッシュ状に構成されている一次分別装置を用いて行うものである請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表層土の分別システム。
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JP2013019110A JP2014148864A (ja) | 2013-02-04 | 2013-02-04 | 表層土分別システム |
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JP2013019110A JP2014148864A (ja) | 2013-02-04 | 2013-02-04 | 表層土分別システム |
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JP2014148864A true JP2014148864A (ja) | 2014-08-21 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2013
- 2013-02-04 JP JP2013019110A patent/JP2014148864A/ja active Pending
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