JP2014147145A - 流体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体機械と回転電気機械とを有する流体装置において、例えば回転電気機械や電力変換制御装置などの冷却性能の向上を図りつつ小型化し、保守、整備性の向上を図る。
【解決手段】本流体装置において、水力機械(15)と、上記水力機械(10)の回転軸(10a)に接続された回転電気機械(11)とを備える。上記水力機械の上流側と下流側とをバイパスする冷却配管(40,41)の流体を液冷に用いる冷却器(30,31)が配置される。上記水力機械(10)と上記回転電気機械(11)とは、取り外し可能に連結される。
【選択図】図1

Description

本発明は、水車又はポンプの水力機械と発電機又は電動機の回転電気機械とを備えた流体装置の改良に関し、特に、その装置の整備性の向上対策に関する。
従来、水車と発電機とを備えた水力発電装置として、水車と、その水車に回転軸が接続された発電機とを1つのケーシング内に配置し、上記ケーシングの一端に供給される水流を上記水車に与えた後、上記ケーシングの他端から流出させて、水車を回転駆動し、その水車の回転により上記発電機の回転軸を回転駆動して発電させると共に、上記ケーシング内に流入した水流によりそのケーシング内に配置した発電機を冷却する構造が知られている。また、水車と発電機とを備えた水力発電装置において発電機を水冷式としたものとしては、特許文献1に記載がある。
更に、従来、ポンプと電動機を備えたポンプシステムとして、電動機の回転軸に水ポンプを連結し、その水ポンプと電動機とを上下に配置すると共に、上記電動機を制御するインバータ等の電力変換制御装置を電動機の側方に連結配置した構造とすると共に、その水ポンプを流入管と流出管との接続部分に配置して、電力を受けた電動機により水ポンプを回転駆動して、流出管から水流を供給する構成が知られている。
特開2011−89476号公報
しかしながら、上記水力発電装置では、ケーシング内に流入した水流で発電機を冷却して、発電機を水冷式とするので、発電機の冷却性能を高めて小型化を図ることが可能であるものの、発電機が水車と共にケーシング内にビルトインされた構造であるため、発電機の保守や整備性が低い欠点がある。
また、上記ポンプシステムでは、電動機及びその側方に配置したインバータ等の電力変換制御装置は空冷式となっており、このため、それ等機器の冷却性能は低く、また大型化する欠点がある。
本発明は、上記欠点に鑑み、その目的は、水車又はポンプの水力機械と発電機又は電動機の回転電気機械とを備えた流体装置において、その回転電気機械又は電力変換制御装置を水冷式として、その冷却性能を高めると共に、取り外し可能に連結して小型化し、その回転電気機械の保守、整備性の向上を図ることにある。
上記目的を達成するため、第1の発明の流体装置は、水力機械(15)と、上記水力機械(15)に連結された回転電気機械(11)とを備えた流体装置において、上記水力機械(15)の上流側と下流側とをバイパスして流体を流す冷却配管(40,41)と、上記冷却配管(40,41)の途中に配置され、上記冷却配管(40,41)を流通する流体を液冷に用いる冷却器(30,31)とを備え、上記水力機械(15)と上記回転電気機械(11)とは、取り外し可能に連結されていることを特徴とする。
上記第1の発明の流体装置では、冷却配管を経て流体が冷却器に流通して、この冷却器により例えば回転電気機械や電力変換制御装置を冷却できるので、この回転電気機械や電力変換制御装置を液冷式として、その冷却性能が高くなると共に小型化が図られる。
しかも、上記水力機械と回転電気機械とが取り外し可能に連結されているので、水力機械や回転電気機械の保守、整備時には、これを簡易に且つ短時間で行うことが可能である。
第2の発明は、上記流体装置において、電力変換制御装置(20,21)を備え、上記冷却器(30,31)は、上記回転電気機械(11)と上記電力変換制御装置(20,21)との間に挟まれて配置され、上記冷却配管(40,41)を流通する流体により上記回転電気機械(11)と電力変換制御装置(20,21)との双方を冷却する双方冷却器(30,31)であることを特徴とする。
上記第2の発明では、双方冷却器の両側に回転電気機械と電力変換制御装置とが位置するので、この1つの冷却器により回転電気機械と電力変換制御装置とが同時に冷却される。ここに、回転電気機械と電力変換制御装置とに対する冷却系統は1系統であるので、回転電気機械と電力変換制御装置の冷却方式を液冷としながら、流体装置全体を小型化、軽量化することができ、低価格化、省スペース化や、工事、メンテナンスの簡略化が可能である。
第3の発明は、上記流体装置において、上記電力変換制御装置(20,21)は、上記回転電気機械(11)で得られた電力又は電源からの電力を変換又は制御する第1の電力変換制御装置(20)と、上記第1の電力変換制御装置(20)で変換又は制御された電力を更に変換又は制御する第2の電力変換制御装置(21)とを備え、上記双方冷却器(30,31)は、上記回転電気機械(11)と上記第1の電力変換制御装置(20)との間に挟まれて配置された第1の冷却器(30)と、上記回転電気機械(11)と上記第2の電力変換制御装置(21)との間に挟まれて配置された第2の冷却器(30)とを備えることを特徴とする。
上記第3の発明では、第1の冷却器の両側に回転電気機械と第1の電力変換制御装置とが位置すると共に、第2の冷却器の両側に回転電気機械と第2の電力変換制御装置とが位置して、これ等の回転電気機械と第1及び第2の電力変換制御装置とが同時に冷却されるので、回転電気機械と第1及び第2の電力変換制御装置との冷却方式を液冷としながら、回転電気機械と第1及び第2の電力変換制御装置を含む流体装置全体の小型化、軽量化、低価格化、省スペース化、工事及びメンテナンスの簡略化が可能である。
第4の発明は、上記流体装置において、上記冷却配管(40,41)の流体が供給され、上記回転電気機械(11)を冷却する回転電気機械用冷却器(32)を備え、上記回転電気機械用冷却器(32)は、上記回転電気機械(11)の端部のうち上記第1の冷却器(30)及び第2の冷却器(31)が位置する端部以外の端部に位置することを特徴とする。
上記第4の発明では、回転電気機械が上記双方冷却器である第1及び第2の冷却器に加えて回転電気機械用冷却器でも冷却されるので、その回転電気機械の冷却性能が更に向上する。
第5の発明は、上記流体装置において、上記回転電気機械(11)は上記水力機械(15)の上方に位置し、上記第1及び第2の電力変換制御装置(20)、(21)並びに上記第1及び第2の冷却器(30)、(31)は、上記水力機械(15)での流体の流通方向とは直交する上記回転電気機械(11)の側方に位置し、上記回転電気機械用冷却器(32)は上記回転電気機械(11)の上方に位置することを特徴とする。
上記第5の発明では、第1及び第2の電力変換制御装置並びに第1及び第2の冷却器の配置位置が特定されて、これ等が回転電気機械の側方のうち、水力機械での流体の流通方向とは直交する側に配置されるので、これ等の回転電気機械や電力変換制御装置の保守、整備時には、水力機械に接続される流体の流入管や流出管に邪魔されることなく、それ等の保守、整備を容易に行うことができる。また、回転電気機械用冷却器により回転電気機械において比較的高温となると考えられるステータのコイルエンド、軸受を個別に効果的に冷却することができる。
第6の発明は、上記流体装置において、上記回転電気機械(11)は上記水力機械(15)の上方に位置し、上記第1及び第2の電力変換制御装置(20)、(21)並びに上記第1及び第2の冷却器(30)、(31)は、上記水力機械(15)での流体の流通方向とは平行となる上記回転電気機械(11)の側方に位置し、上記回転電気機械用冷却器(32)は上記回転電気機械(11)の上方に位置することを特徴とする。
上記第6の発明では、第1及び第2の電力変換制御装置並びに第1及び第2の冷却器の配置位置が特定されて、これ等が回転電気機械の側方のうち、水力機械での流体の流通方向とは平行となる側に配置されるので、水力機械に接続される流体配管の延びる方向に第1及び第2の電力変換制御装置並びに第1及び第2の冷却器が沿うので、流体装置全体のスリム化、コンパクト化が可能である。
第7の発明は、上記流体装置において、上記冷却配管(40,41)は、上記双方冷却器(30,31)の第1の冷却器(30)、第2の冷却器(31)及び回転電気機械用冷却器(32)に並列に分岐することを特徴とする。
上記第7の発明では、双方冷却器の第1の冷却器、第2の冷却器及び回転電気機械用冷却器は冷却配管に並列に接続されるので、冷却配管での流体供給の抵抗が小さくなる。従って、本流体装置が落差の小さい流体路に配置された場合や、流体機械として備えるポンプの容量が小容量の場合であっても、これ等の3つの冷却器に十分な流体を供給できるので、回転電気機械や第1及び第2の電力変換制御装置を良好に冷却することができる。
上記第1の発明の流体装置によれば、例えば回転電気機械や電力変換制御装置を液冷式にできて、その回転電気機械又は電力変換制御装置の冷却性能の向上及び小型化を図りつつ、水力機械と回転電気機械とを取り外し可能に連結して、その水力機械や回転電気機械の保守、整備を簡易に且つ短時間で行うことが可能である。
また、第2の発明によれば、回転電気機械と電力変換制御装置との冷却系統を1系統としながら、流体装置全体を小型化、軽量化することができ、低価格化、省スペース化、工事及びメンテナンスの簡略化が可能である。
更に、第3の発明によれば、電力変換制御装置が複数存在する場合であっても、回転電気機械及びそれ等の電力変換制御装置の冷却系統を簡易にして、これ等の機器を含む流体装置全体の小型化、軽量化、低価格化、省スペース化、工事及びメンテナンスの簡略化が可能である。
加えて、第4の発明によれば、回転電気機械を3つの冷却器で冷却して、回転電気機械の冷却性能の一層の向上を図ることができる。
また、第5の発明によれば、回転電気機械や電力変換制御装置の保守、整備時に、水力機械に接続される流体の流入管や流出管に邪魔されることなく、それ等の保守、整備を容易に行うことができ、かつ回転電気機械の高温となる部分を効果的に冷却することができる。
更に、第6の発明によれば、電力変換制御装置及びその冷却器を水力機械の流体の流通方向に沿わせたので、流体装置全体としてスリム化、コンパクト化が可能である。
加えて、第7の発明によれば、本流体装置が落差の小さい流体路に配置された場合や、備えるポンプの容量が小容量の場合であっても、回転電気機械や複数の電力変換制御装置を良好に冷却することができる。
図1は第1の実施形態に係る流体装置の概略正面図である。 図2は同流体装置の概略側面図である。 図3は同流体装置に備える水車に備える羽根車の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、又はその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る流体装置の概略正面図を示し、図2は同流体装置の概略側面図を示す。
図1及び図2において、(1)は水流の流入管、(2)は水流の流出管であって、流入側配管(1)には水供給配管(3)が、流出管(2)には水排出配管(4)が接続されていて、それ等の水流の流入経路と流出経路とが一直線上に配置されたインライン型である。
上記流入管(1)と流出管(2)とで形成する水流経路の途中には図3に示す羽根車(10)を内蔵するケーシング(14)が配置される。上記羽根車(10)は、上下方向に配置された回転軸(10a)の下端が接続され、その回転軸(10a)が接続される中心部(10b)には複数枚のブレード(10c)が渦巻き状に配置されている。そして、流入側配管(1)からの水流により複数枚のブレード(10c)が圧力を受けて回転して、回転軸(10a)を回転させる構成である。この羽根車(10)は、例えば渦巻きポンプに備えるインペラが流用される。
そして、上記流入管(1)、流出管(2)、回転軸(10a)を有する羽根車(10)、及び上記水車(15)の回転軸(10a)の周囲を囲む中空の台座(13)、並びに上記ケーシング(14)により、水流を受けて回転軸(10a)を回転駆動する水車(水力機械)(15)を構成する。
上記水車(15)の上方には、その上下方向に配置された回転軸(10a)の上端に接続される発電機(回転電気機械)(11)が配置されていて、この発電機(11)の下方に配置したフロントカバー(12)と上記水車(15)の回転軸(10a)の周囲を囲む中空の台座(13)とがボルト等の締結具により締結されて、水車(15)と発電機(11)とが取り外し可能に連結固定されており、本流体装置は、水車(15)と発電機(11)とが上下方向に配置された立型となっている。
上記発電機(11)は、上記水車(15)の回転軸(10a)に連結されて回転駆動されて、三相交流電力を発生する。
そして、上記発電機(11)の図2左側方(水車(15)に流通する水流の方向とは直行する水平方向)には、上記発電機(11)で発電された電力又は電源(22)からの電力を変換又は制御する装置又はその一部品としての第1の電力変換制御装置(20)が配置される。この第1の電力変換制御装置(20)は、本実施形態では、一例として、上記発電機(11)で発電した三相交流電力を直流に変換するAC/DCコンバータを例示する。また、上記発電機(11)の図2右側方には、上記第1の電力変換制御装置(20)で変換又は制御された電力を更に変換又は制御する装置又はその一部品としての第2の電力変換制御装置(21)が配置される。この第2の電力変換制御装置(21)は、本実施形態では、一例として、上記例示したAC/DCコンバータにより変換された直流電力を例えば商用電源(22)に変換するために交流電力に変換するDC/ACコンバータを例示する。これ等のAC/DCコンバータ(20)及びDC/ACコンバータ(21)は、共に、図1から判るように、上記発電機(11)とほぼ同一高さ及び同一幅に形成されている。
上記AC/DCコンバータ(20)は、発電機(11)で発電した三相交流を直流に変換する。また、上記DC/ACコンバータ(21)は、上記AC/DCコンバータ(20)で変換された直流を交流に変換して例えば商用電源(22)に返還する。
尚、上記第1の電力変換制御装置(20)としてAC/DCコンバータを例示し、第2の電力変換制御装置(21)としてDC/ACコンバータを例示したが、これ等の電力変換制御装置(20)、(21)は複数であっても良い。
次に、本立型流体装置において、上記発電機(11)、AC/DCコンバータ(20)及びDC/ACコンバータ(21)を冷却する冷却系統について説明する。
上記発電機(11)の図2で左側方には、この発電機(11)とAC/DCコンバータ(20)との間に水冷ジャケット(双方冷却器の第1の冷却器)(30)が配置されていて、この水冷ジャケット(30)を介して発電機(11)とAC/DCコンバータ(20)とが取り外し可能に連結、固定されている。
そして、上記水車(15)の上流側の流路、即ち、流入管(1)に接続された水供給配管(3)には、この水供給配管(3)から上記水車(15)をバイパスした一部の水流が流れ出す冷却配管(40)が接続される。この冷却配管(40)は、水車(15)側に水平方向に延びた後、流入管(1)の上方に立ち上がり、発電機(11)の下部付近(I)で横方向に折れ曲がって、上記水冷ジャケット(30)の冷却水通路の水車(15)上流側の一端に接続されて、水流が水冷ジャケット(30)に供給される。この水冷ジャケット(30)の冷却水通路の水車(15)下流側の他端には、水流排出用の冷却配管(41)が接続される。この冷却配管(41)は、水車(15)下流側に水平方向に延びた後、下方に曲がり、流出管(2)の直上方の位置にて更に水車(15)下流側に水平方向に延びて、流出管(2)に接続された水排出配管(4)の上部に接続されて、水流を水排出配管(4)に戻す。
従って、水冷ジャケット(30)への水流は、水車(15)の上流側から冷却配管(40)を介して供給され、その後、冷却配管(41)を経て水車(15)の下流側に戻される。
上記発電機(11)の図2で右側方には、左側方と同様に、発電機(11)とDC/ACコンバータ(21)との間に水冷ジャケット(双方冷却器の第2の冷却器)(31)が配置されていて、この水冷ジャケット(31)を介して発電機(11)とDC/ACコンバータ(21)とが取り外し可能に連結、固定されている。
そして、上記水車(15)上流側の流入管(1)に接続された冷却配管(40)は、その上記発電機下部付近(I)にて図2右側方に分岐して、水冷ジャケット(31)の冷却水通路の水車(15)上流側の一端に接続されて、水流が水冷ジャケット(31)に供給されると共に、水排出配管(4)に接続された冷却配管(41)は、発電機下部付近(O)にて図2右側方に分岐して、水冷ジャケット(31)の冷却水通路の水車(15)下流側の一端に接続されて、水冷ジャケット(31)流通後の水流が冷却配管(41)を経て水排出配管(4)に戻される。
更に、上記発電機(11)の上方には水冷リアカバー(回転電気機械用冷却器)(32)が配置され、その下面が発電機(11)の上面に取り外し可能に固定されている。上記水冷リアカバー(32)は、その水車(15)に対する水流の方向の長さ及びその直行方向の幅において発電機(11)の同長さ及び幅とほぼ同一長さ及び幅に形成されている。更に、上記水冷リアカバー(32)は、内部に冷却水通路(図示せず)を有し、この冷却水通路は例えば発電機(11)のコイルエンド近傍に位置するように配置されると共に、その一端は水車(15)の上流側に開口し、その他端は水車(15)の下流側に開口する。
そして、上記水供給配管(3)に接続された冷却配管(40)は、その発電機下部付近(I)にて分岐して上方に延びた後、水車(15)下流側に折れ曲がって、上記水冷リアカバー(32)の冷却水通路の一端と接続されて、水流が水冷リアカバー(32)に供給されると共に、上記水排出配管(4)に接続された冷却配管(41)も、発電機下部付近(O)にて分岐して上方に延びた後、水車(15)上流側に折れ曲がって、上記水冷リアカバー(32)の冷却水通路の他端と接続されて、水冷リアカバー(32)流通後の水流が冷却配管(41)を経て水排出配管(4)に戻される。
従って、上記水供給配管(3)に接続された冷却配管(40)及び水排出配管(4)に接続された冷却配管(41)は、共に、発電機下部付近(I)、(O)で図2左側方、右側方及び上方に3分岐して、各々、水冷ジャケット(30)、水冷ジャケット(31)及び水冷リアカバー(32)に水流を並列に供給する。
従って、本実施形態の立型流体装置では、水供給配管(3)の水流の一部が冷却配管(40)、(41)を介して水冷ジャケット(30)、(31)に流通して発電機(11)が冷却されるので、この発電機(11)を水冷式として、風冷の場合に比してその冷却性能を高めることが可能であると共に、外扇ファンやそのファンカバー等を不要にできて小型化を図ることが可能である。
更に、発電機(11)と水車(15)とが取り外し可能に連結されているので、それ等の発電機(11)又は水車(15)の保守、整備時には、発電機(11)と水車(15)とを分離して保守、整備することができ、その整備性の向上を図ることが可能である。
また、AC/DCコンバータ(20)を水冷ジャケット(30)で冷却し、DC/ACコンバータ(21)を水冷ジャケット(31)で冷却するので、これ等の機器も水冷式として、風冷の場合に比して冷却性能を高めることが可能であると共に、風冷の場合の冷却フィン等を削減できて、小型、軽量化を図ることができる。
加えて、発電機(11)の図2左側方にAC/DCコンバータ(20)が配置され、その発電機(11)とAC/DCコンバータ(20)との間に水冷ジャケット(30)が配置されているので、1つの水冷ジャケット(30)のみで発電機(11)とAC/DCコンバータ(20)の双方を良好に冷却することが可能である。
同様に、発電機(11)の図2右側方に配置したDC/ACコンバータ(21)と発電機(11)とを、その間に配置した水冷ジャケット(31)で冷却する構造であるので、1つの水冷ジャケット(31)のみで発電機(11)とDC/ACコンバータ(21)の双方を良好に冷却することが可能である。
しかも、発電機(11)とAC/DCコンバータ(20)との間、及び発電機(11)とDC/ACコンバータ(21)との間が各々水冷ジャケット(30)、(31)のみを挟んで近接しているので、それ等機器間の配線ハーネスを削減でき、配線の簡略化、低価格化が可能である。
更に、発電機(11)の図2の側方、すなわち、水車(15)への水流の流通方向とは直交する水平方向には、水冷ジャケット(30)、(31)、AC/DCコンバータ(20)及びDC/ACコンバータ(21)が配置されているので、これ等の機器や水車(15)の保守、整備時には、流入管(1)や流出管(2)及びこれ等に接続される水供給配管(3)や水排出配管(4)に邪魔されることなく、それ等の保守、整備を容易に行うことができる。
また、上記発電機(11)の上部は、冷却配管(40)、(41)の途中に配置した水冷リアカバー(32)により冷却されるので、発電機(11)はその左側方及び右側方に加えて上部をも冷却されて、発電機(11)の冷却性能を高めることができる。
更に、上記発電機(11)の側方に配置した2つの水冷ジャケット(30)、(31)及び発電機(11)の上方に配置した水冷リアカバー(32)へは、3分岐した水供給側の冷却配管(40)及び水排出用の冷却配管(41)により水流が並列に供給されるので、これ等の冷却配管(40)、(41)の抵抗を小さくできて、本立型流体装置が落差の低い箇所に設置された場合であっても、発電機(11)、AC/DCコンバータ(20)及びDC/ACコンバータ(21)を良好に冷却することが可能である。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態では、水車(15)、発電機(11)、AC/DCコンバータ(20)及びDC/ACコンバータ(21)、2つの水冷ジャケット(30)、(31)及び水冷リアカバー(32)を取り外し可能に一体化した立型流体装置としたが、本発明はこれに限定されず、その他、例えば水車(15)と発電機(11)とを上下方向に配置する立型とせず、横型とする構成を採用可能であるし、更には、DC/ACコンバータ(21)を発電機(11)の側方に配置せず、DC/ACコンバータ(21)及び水冷ジャケット(31)を別置きとする構成を採用可能である。加えて、本発明は、発電機(11)、AC/DCコンバータ(20)及びDC/ACコンバータ(21)の全てを同時に冷却する場合に限らず、AC/DCコンバータ(20)又はDC/ACコンバータ(21)のみを冷却する場合にも適用でき、要は、発電機(回転電気機械)(11)及び電力変換制御装置(20,21)の少なくとも一方を冷却する場合にも適用可能である。
また、上記実施形態では、冷却配管(40)、(41)を3分岐させて、2つの水冷ジャケット(30)、(31)と水冷リアカバー(32)とに水流を並列に供給する構成を採用したが、本立型流体装置が落差の高い箇所に設置される場合等では、冷却配管(40)、(41)を分岐させずに、水冷ジャケット(30)、(31)及び水冷リアカバー(32)に水流を直列に供給する構成を採用しても良い。
加えて、回転電気機械用冷却器としてリアカバー(32)を例として挙げたが、フロントカバー(12)を採用して、同様にコイルエンドを冷却しても良い。また、リアカバー、フロントカバーに内包する軸受部分を同時に冷却しても良い。
更に、上記実施形態では、第1及び第2の電力変換制御装置(20)、(21)並びに上記第1及び第2の冷却器(30)、(31)を水車(15)での水流の方向とは直交する発電機(11)の側方に配置したが、本発明はこれに限定されず、その他、例えば、これ等の機器(20)、(21)、(30)、(31)を水車(15)での水流の方向と平行となる発電機(11)の側方に配置しても良い。この場合には、これ等の機器(20)、(21)、(30)、(31)が水車(15)に接続される水供給配管(3)及び水排出配管(4)と沿うので、流体装置全体のスリム化、コンパクト化が可能となる。
加えて、羽根車(10)は流入管(1)と流出管(2)との接続部位に配置されて水流を生成する構成としたが、本発明の流体装置は、その他、冷媒は水に限らず、羽根車(10)は他の種々の流体の流れに対しても同様な構成を取り得ることは勿論である。
尚、上記実施形態では、水流を受ける羽根車(10)の回転により発電機(11)を駆動して発電する流体装置を説明したが、本発明はこれに限定されず、上記発電機(11)を電動機に置換し、水車(15)をポンプに置換すれば、電力を受けた電動機の回転によりポンプを駆動して流体流れを発生させる流体装置に適用可能である。この流体装置では、上記AC/DCコンバータ(第1の電力変換制御装置)20は、商用電源(22)からの交流電力を直流に変換し、上記DC/ACコンバータ(第2の電力変換制御装置)21は、上記AC/DCコンバータで変換された直流を三相交流に変換してその三相交流を電動機に供給する。
以上説明したように、本発明は、発電機や電動機の回転電気機械又は電力変換制御装置の冷却性能の向上を図りつつ、水車やポンプの流体機械と回転電気機械や電力変換制御装置とを取り外し可能に連結して小型化し、それ等の保守、整備性の向上を図ったので、水車及び発電機を含む流体装置やポンプ及び電動機を含む流体装置に適用して、有用である。
1 流入管
2 流出管
3 水供給配管
4 水排出配管
10 羽根車
10a 回転軸
10c ブレード
11 発電機(回転電気機械)
12 フロントカバー
15 水車(水力機械)
20 AC/DCコンバータ(第1の電力変換制御装置)
21 DC/ACコンバータ(第2の電力変換制御装置)
30 水冷ジャケット(双方冷却器、第1の冷却器)
31 水冷ジャケット(双方冷却器、第2の冷却器)
32 水冷リアカバー(回転電気機械用冷却器)
40、41 冷却配管
本発明は、水車又はポンプの水力機械と発電機又は電動機の回転電気機械とを備えた流体装置の改良に関し、特に、その装置の整備性の向上対策に関する。
従来、水車と発電機とを備えた水力発電装置として、水車と、その水車に回転軸が接続された発電機とを1つのケーシング内に配置し、上記ケーシングの一端に供給される水流を上記水車に与えた後、上記ケーシングの他端から流出させて、水車を回転駆動し、その水車の回転により上記発電機の回転軸を回転駆動して発電させると共に、上記ケーシング内に流入した水流によりそのケーシング内に配置した発電機を冷却する構造が知られている。また、水車と発電機とを備えた水力発電装置において発電機を水冷式としたものとしては、特許文献1に記載がある。
更に、従来、ポンプと電動機を備えたポンプシステムとして、電動機の回転軸に水ポンプを連結し、その水ポンプと電動機とを上下に配置すると共に、上記電動機を制御するインバータ等の電力変換制御装置を電動機の側方に連結配置した構造とすると共に、その水ポンプを流入管と流出管との接続部分に配置して、電力を受けた電動機により水ポンプを回転駆動して、流出管から水流を供給する構成が知られている。
特開2011−89476号公報
しかしながら、上記水力発電装置では、ケーシング内に流入した水流で発電機を冷却して、発電機を水冷式とするので、発電機の冷却性能を高めて小型化を図ることが可能であるものの、発電機が水車と共にケーシング内にビルトインされた構造であるため、発電機の保守や整備性が低い欠点がある。
また、上記ポンプシステムでは、電動機及びその側方に配置したインバータ等の電力変換制御装置は空冷式となっており、このため、それ等機器の冷却性能は低く、また大型化する欠点がある。
本発明は、上記欠点に鑑み、その目的は、水車又はポンプの水力機械と発電機又は電動機の回転電気機械とを備えた流体装置において、その回転電気機械又は電力変換制御装置を水冷式として、その冷却性能を高めると共に、取り外し可能に連結して小型化し、その回転電気機械の保守、整備性の向上を図ることにある。
上記目的を達成するため、第1の発明の流体装置は、水力機械(15)と、上記水力機械(15)に連結された回転電気機械(11)とを備えた流体装置において、上記水力機械(15)の上流側と下流側とをバイパスして流体を流す冷却配管(40,41)と、上記冷却配管(40,41)の途中に配置され、上記冷却配管(40,41)を流通する流体を液冷に用いる冷却器(30,31)とを備え、上記水力機械(15)と上記回転電気機械(11)とは、取り外し可能に連結されており、更に、電力変換制御装置(20,21)を備え、上記冷却器(30,31)は、上記回転電気機械(11)と上記電力変換制御装置(20,21)との間に挟まれて配置され、上記冷却配管(40,41)を流通する流体により上記回転電気機械(11)と電力変換制御装置(20,21)との双方を冷却する双方冷却器(30,31)であり、上記電力変換制御装置(20,21)は、上記回転電気機械(11)で得られた電力又は電源からの電力を変換又は制御する第1の電力変換制御装置(20)と、上記第1の電力変換制御装置(20)で変換又は制御された電力を更に変換又は制御する第2の電力変換制御装置(21)とを備え、上記双方冷却器(30,31)は、上記回転電気機械(11)と上記第1の電力変換制御装置(20)との間に挟まれて配置された第1の冷却器(30)と、上記回転電気機械(11)と上記第2の電力変換制御装置(21)との間に挟まれて配置された第2の冷却器(30)とを備えることを特徴とする。
上記第1の発明の流体装置では、冷却配管を経て流体が冷却器に流通して、この冷却器により例えば回転電気機械や電力変換制御装置を冷却できるので、この回転電気機械や電力変換制御装置を液冷式として、その冷却性能が高くなると共に小型化が図られる。
しかも、上記水力機械と回転電気機械とが取り外し可能に連結されているので、水力機械や回転電気機械の保守、整備時には、これを簡易に且つ短時間で行うことが可能である。
また、双方冷却器の両側に回転電気機械と電力変換制御装置とが位置するので、この1つの冷却器により回転電気機械と電力変換制御装置とが同時に冷却される。ここに、回転電気機械と電力変換制御装置とに対する冷却系統は1系統であるので、回転電気機械と電力変換制御装置の冷却方式を液冷としながら、流体装置全体を小型化、軽量化することができ、低価格化、省スペース化や、工事、メンテナンスの簡略化が可能である。
更に、第1の冷却器の両側に回転電気機械と第1の電力変換制御装置とが位置すると共に、第2の冷却器の両側に回転電気機械と第2の電力変換制御装置とが位置して、これ等の回転電気機械と第1及び第2の電力変換制御装置とが同時に冷却されるので、回転電気機械と第1及び第2の電力変換制御装置との冷却方式を液冷としながら、回転電気機械と第1及び第2の電力変換制御装置を含む流体装置全体の小型化、軽量化、低価格化、省スペース化、工事及びメンテナンスの簡略化が可能である。
第2の発明は、上記流体装置において、上記冷却配管(40,41)の流体が供給され、上記回転電気機械(11)を冷却する回転電気機械用冷却器(32)を備え、上記回転電気機械用冷却器(32)は、上記回転電気機械(11)の端部のうち上記第1の冷却器(30)及び第2の冷却器(31)が位置する端部以外の端部に位置することを特徴とする。
上記第2の発明では、回転電気機械が上記双方冷却器である第1及び第2の冷却器に加えて回転電気機械用冷却器でも冷却されるので、その回転電気機械の冷却性能が更に向上する。
第3の発明は、上記流体装置において、上記回転電気機械(11)は上記水力機械(15)の上方に位置し、上記第1及び第2の電力変換制御装置(20)、(21)並びに上記第1及び第2の冷却器(30)、(31)は、上記水力機械(15)での流体の流通方向とは直交する上記回転電気機械(11)の側方に位置し、上記回転電気機械用冷却器(32)は上記回転電気機械(11)の上方に位置することを特徴とする。
上記第3の発明では、第1及び第2の電力変換制御装置並びに第1及び第2の冷却器の配置位置が特定されて、これ等が回転電気機械の側方のうち、水力機械での流体の流通方向とは直交する側に配置されるので、これ等の回転電気機械や電力変換制御装置の保守、整備時には、水力機械に接続される流体の流入管や流出管に邪魔されることなく、それ等の保守、整備を容易に行うことができる。また、回転電気機械用冷却器により回転電気機械において比較的高温となると考えられるステータのコイルエンド、軸受を個別に効果的に冷却することができる。
第4の発明は、上記流体装置において、上記回転電気機械(11)は上記水力機械(15)の上方に位置し、上記第1及び第2の電力変換制御装置(20)、(21)並びに上記第1及び第2の冷却器(30)、(31)は、上記水力機械(15)での流体の流通方向とは平行となる上記回転電気機械(11)の側方に位置し、上記回転電気機械用冷却器(32)は上記回転電気機械(11)の上方に位置することを特徴とする。
上記第4の発明では、第1及び第2の電力変換制御装置並びに第1及び第2の冷却器の配置位置が特定されて、これ等が回転電気機械の側方のうち、水力機械での流体の流通方向とは平行となる側に配置されるので、水力機械に接続される流体配管の延びる方向に第1及び第2の電力変換制御装置並びに第1及び第2の冷却器が沿うので、流体装置全体のスリム化、コンパクト化が可能である。
第5の発明は、上記流体装置において、上記冷却配管(40,41)は、上記双方冷却器(30,31)の第1の冷却器(30)、第2の冷却器(31)及び回転電気機械用冷却器(32)に並列に分岐することを特徴とする。
上記第5の発明では、双方冷却器の第1の冷却器、第2の冷却器及び回転電気機械用冷却器は冷却配管に並列に接続されるので、冷却配管での流体供給の抵抗が小さくなる。従って、本流体装置が落差の小さい流体路に配置された場合や、流体機械として備えるポンプの容量が小容量の場合であっても、これ等の3つの冷却器に十分な流体を供給できるので、回転電気機械や第1及び第2の電力変換制御装置を良好に冷却することができる。
上記第1の発明の流体装置によれば、例えば回転電気機械や電力変換制御装置を液冷式にできて、その回転電気機械又は電力変換制御装置の冷却性能の向上及び小型化を図りつつ、水力機械と回転電気機械とを取り外し可能に連結して、その水力機械や回転電気機械の保守、整備を簡易に且つ短時間で行うことが可能である。
また、回転電気機械と電力変換制御装置との冷却系統を1系統としながら、流体装置全体を小型化、軽量化することができ、低価格化、省スペース化、工事及びメンテナンスの簡略化が可能である。
更に、電力変換制御装置が複数存在する場合であっても、回転電気機械及びそれ等の電力変換制御装置の冷却系統を簡易にして、これ等の機器を含む流体装置全体の小型化、軽量化、低価格化、省スペース化、工事及びメンテナンスの簡略化が可能である。
加えて、第2の発明によれば、回転電気機械を3つの冷却器で冷却して、回転電気機械の冷却性能の一層の向上を図ることができる。
また、第3の発明によれば、回転電気機械や電力変換制御装置の保守、整備時に、水力機械に接続される流体の流入管や流出管に邪魔されることなく、それ等の保守、整備を容易に行うことができ、かつ回転電気機械の高温となる部分を効果的に冷却することができる。
更に、第4の発明によれば、電力変換制御装置及びその冷却器を水力機械の流体の流通方向に沿わせたので、流体装置全体としてスリム化、コンパクト化が可能である。
加えて、第5の発明によれば、本流体装置が落差の小さい流体路に配置された場合や、備えるポンプの容量が小容量の場合であっても、回転電気機械や複数の電力変換制御装置を良好に冷却することができる。
図1は第1の実施形態に係る流体装置の概略正面図である。 図2は同流体装置の概略側面図である。 図3は同流体装置に備える水車に備える羽根車の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、又はその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る流体装置の概略正面図を示し、図2は同流体装置の概略側面図を示す。
図1及び図2において、(1)は水流の流入管、(2)は水流の流出管であって、流入側配管(1)には水供給配管(3)が、流出管(2)には水排出配管(4)が接続されていて、それ等の水流の流入経路と流出経路とが一直線上に配置されたインライン型である。
上記流入管(1)と流出管(2)とで形成する水流経路の途中には図3に示す羽根車(10)を内蔵するケーシング(14)が配置される。上記羽根車(10)は、上下方向に配置された回転軸(10a)の下端が接続され、その回転軸(10a)が接続される中心部(10b)には複数枚のブレード(10c)が渦巻き状に配置されている。そして、流入側配管(1)からの水流により複数枚のブレード(10c)が圧力を受けて回転して、回転軸(10a)を回転させる構成である。この羽根車(10)は、例えば渦巻きポンプに備えるインペラが流用される。

そして、上記流入管(1)、流出管(2)、回転軸(10a)を有する羽根車(10)、及び上記水車(15)の回転軸(10a)の周囲を囲む中空の台座(13)、並びに上記ケーシング(14)により、水流を受けて回転軸(10a)を回転駆動する水車(水力機械)(15)を構成する。
上記水車(15)の上方には、その上下方向に配置された回転軸(10a)の上端に接続される発電機(回転電気機械)(11)が配置されていて、この発電機(11)の下方に配置したフロントカバー(12)と上記水車(15)の回転軸(10a)の周囲を囲む中空の台座(13)とがボルト等の締結具により締結されて、水車(15)と発電機(11)とが取り外し可能に連結固定されており、本流体装置は、水車(15)と発電機(11)とが上下方向に配置された立型となっている。
上記発電機(11)は、上記水車(15)の回転軸(10a)に連結されて回転駆動されて、三相交流電力を発生する。
そして、上記発電機(11)の図2左側方(水車(15)に流通する水流の方向とは直行する水平方向)には、上記発電機(11)で発電された電力又は電源(22)からの電力を変換又は制御する装置又はその一部品としての第1の電力変換制御装置(20)が配置される。この第1の電力変換制御装置(20)は、本実施形態では、一例として、上記発電機(11)で発電した三相交流電力を直流に変換するAC/DCコンバータを例示する。また、上記発電機(11)の図2右側方には、上記第1の電力変換制御装置(20)で変換又は制御された電力を更に変換又は制御する装置又はその一部品としての第2の電力変換制御装置(21)が配置される。この第2の電力変換制御装置(21)は、本実施形態では、一例として、上記例示したAC/DCコンバータにより変換された直流電力を例えば商用電源(22)に変換するために交流電力に変換するDC/ACコンバータを例示する。これ等のAC/DCコンバータ(20)及びDC/ACコンバータ(21)は、共に、図1から判るように、上記発電機(11)とほぼ同一高さ及び同一幅に形成されている。
上記AC/DCコンバータ(20)は、発電機(11)で発電した三相交流を直流に変換する。また、上記DC/ACコンバータ(21)は、上記AC/DCコンバータ(20)で変換された直流を交流に変換して例えば商用電源(22)に返還する。
尚、上記第1の電力変換制御装置(20)としてAC/DCコンバータを例示し、第2の電力変換制御装置(21)としてDC/ACコンバータを例示したが、これ等の電力変換制御装置(20)、(21)は複数であっても良い。
次に、本立型流体装置において、上記発電機(11)、AC/DCコンバータ(20)及びDC/ACコンバータ(21)を冷却する冷却系統について説明する。
上記発電機(11)の図2で左側方には、この発電機(11)とAC/DCコンバータ(20)との間に水冷ジャケット(双方冷却器の第1の冷却器)(30)が配置されていて、この水冷ジャケット(30)を介して発電機(11)とAC/DCコンバータ(20)とが取り外し可能に連結、固定されている。
そして、上記水車(15)の上流側の流路、即ち、流入管(1)に接続された水供給配管(3)には、この水供給配管(3)から上記水車(15)をバイパスした一部の水流が流れ出す冷却配管(40)が接続される。この冷却配管(40)は、水車(15)側に水平方向に延びた後、流入管(1)の上方に立ち上がり、発電機(11)の下部付近(I)で横方向に折れ曲がって、上記水冷ジャケット(30)の冷却水通路の水車(15)上流側の一端に接続されて、水流が水冷ジャケット(30)に供給される。この水冷ジャケット(30)の冷却水通路の水車(15)下流側の他端には、水流排出用の冷却配管(41)が接続される。この冷却配管(41)は、水車(15)下流側に水平方向に延びた後、下方に曲がり、流出管(2)の直上方の位置にて更に水車(15)下流側に水平方向に延びて、流出管(2)に接続された水排出配管(4)の上部に接続されて、水流を水排出配管(4)に戻す。
従って、水冷ジャケット(30)への水流は、水車(15)の上流側から冷却配管(40)を介して供給され、その後、冷却配管(41)を経て水車(15)の下流側に戻される。
上記発電機(11)の図2で右側方には、左側方と同様に、発電機(11)とDC/ACコンバータ(21)との間に水冷ジャケット(双方冷却器の第2の冷却器)(31)が配置されていて、この水冷ジャケット(31)を介して発電機(11)とDC/ACコンバータ(21)とが取り外し可能に連結、固定されている。
そして、上記水車(15)上流側の流入管(1)に接続された冷却配管(40)は、その上記発電機下部付近(I)にて図2右側方に分岐して、水冷ジャケット(31)の冷却水通路の水車(15)上流側の一端に接続されて、水流が水冷ジャケット(31)に供給されると共に、水排出配管(4)に接続された冷却配管(41)は、発電機下部付近(O)にて図2右側方に分岐して、水冷ジャケット(31)の冷却水通路の水車(15)下流側の一端に接続されて、水冷ジャケット(31)流通後の水流が冷却配管(41)を経て水排出配管(4)に戻される。
更に、上記発電機(11)の上方には水冷リアカバー(回転電気機械用冷却器)(32)が配置され、その下面が発電機(11)の上面に取り外し可能に固定されている。上記水冷リアカバー(32)は、その水車(15)に対する水流の方向の長さ及びその直行方向の幅において発電機(11)の同長さ及び幅とほぼ同一長さ及び幅に形成されている。更に、上記水冷リアカバー(32)は、内部に冷却水通路(図示せず)を有し、この冷却水通路は例えば発電機(11)のコイルエンド近傍に位置するように配置されると共に、その一端は水車(15)の上流側に開口し、その他端は水車(15)の下流側に開口する。
そして、上記水供給配管(3)に接続された冷却配管(40)は、その発電機下部付近(I)にて分岐して上方に延びた後、水車(15)下流側に折れ曲がって、上記水冷リアカバー(32)の冷却水通路の一端と接続されて、水流が水冷リアカバー(32)に供給されると共に、上記水排出配管(4)に接続された冷却配管(41)も、発電機下部付近(O)にて分岐して上方に延びた後、水車(15)上流側に折れ曲がって、上記水冷リアカバー(32)の冷却水通路の他端と接続されて、水冷リアカバー(32)流通後の水流が冷却配管(41)を経て水排出配管(4)に戻される。
従って、上記水供給配管(3)に接続された冷却配管(40)及び水排出配管(4)に接続された冷却配管(41)は、共に、発電機下部付近(I)、(O)で図2左側方、右側方及び上方に3分岐して、各々、水冷ジャケット(30)、水冷ジャケット(31)及び水冷リアカバー(32)に水流を並列に供給する。
従って、本実施形態の立型流体装置では、水供給配管(3)の水流の一部が冷却配管(40)、(41)を介して水冷ジャケット(30)、(31)に流通して発電機(11)が冷却されるので、この発電機(11)を水冷式として、風冷の場合に比してその冷却性能を高めることが可能であると共に、外扇ファンやそのファンカバー等を不要にできて小型化を図ることが可能である。
更に、発電機(11)と水車(15)とが取り外し可能に連結されているので、それ等の発電機(11)又は水車(15)の保守、整備時には、発電機(11)と水車(15)とを分離して保守、整備することができ、その整備性の向上を図ることが可能である。
また、AC/DCコンバータ(20)を水冷ジャケット(30)で冷却し、DC/ACコンバータ(21)を水冷ジャケット(31)で冷却するので、これ等の機器も水冷式として、風冷の場合に比して冷却性能を高めることが可能であると共に、風冷の場合の冷却フィン等を削減できて、小型、軽量化を図ることができる。
加えて、発電機(11)の図2左側方にAC/DCコンバータ(20)が配置され、その発電機(11)とAC/DCコンバータ(20)との間に水冷ジャケット(30)が配置されているので、1つの水冷ジャケット(30)のみで発電機(11)とAC/DCコンバータ(20)の双方を良好に冷却することが可能である。
同様に、発電機(11)の図2右側方に配置したDC/ACコンバータ(21)と発電機(11)とを、その間に配置した水冷ジャケット(31)で冷却する構造であるので、1つの水冷ジャケット(31)のみで発電機(11)とDC/ACコンバータ(21)の双方を良好に冷却することが可能である。
しかも、発電機(11)とAC/DCコンバータ(20)との間、及び発電機(11)とDC/ACコンバータ(21)との間が各々水冷ジャケット(30)、(31)のみを挟んで近接しているので、それ等機器間の配線ハーネスを削減でき、配線の簡略化、低価格化が可能である。
更に、発電機(11)の図2の側方、すなわち、水車(15)への水流の流通方向とは直交する水平方向には、水冷ジャケット(30)、(31)、AC/DCコンバータ(20)及びDC/ACコンバータ(21)が配置されているので、これ等の機器や水車(15)の保守、整備時には、流入管(1)や流出管(2)及びこれ等に接続される水供給配管(3)や水排出配管(4)に邪魔されることなく、それ等の保守、整備を容易に行うことができる。
また、上記発電機(11)の上部は、冷却配管(40)、(41)の途中に配置した水冷リアカバー(32)により冷却されるので、発電機(11)はその左側方及び右側方に加えて上部をも冷却されて、発電機(11)の冷却性能を高めることができる。
更に、上記発電機(11)の側方に配置した2つの水冷ジャケット(30)、(31)及び発電機(11)の上方に配置した水冷リアカバー(32)へは、3分岐した水供給側の冷却配管(40)及び水排出用の冷却配管(41)により水流が並列に供給されるので、これ等の冷却配管(40)、(41)の抵抗を小さくできて、本立型流体装置が落差の低い箇所に設置された場合であっても、発電機(11)、AC/DCコンバータ(20)及びDC/ACコンバータ(21)を良好に冷却することが可能である。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態では、水車(15)、発電機(11)、AC/DCコンバータ(20)及びDC/ACコンバータ(21)、2つの水冷ジャケット(30)、(31)及び水冷リアカバー(32)を取り外し可能に一体化した立型流体装置としたが、本発明はこれに限定されず、その他、例えば水車(15)と発電機(11)とを上下方向に配置する立型とせず、横型とする構成を採用可能であるし、更には、DC/ACコンバータ(21)を発電機(11)の側方に配置せず、DC/ACコンバータ(21)及び水冷ジャケット(31)を別置きとする構成を採用可能である。加えて、本発明は、発電機(11)、AC/DCコンバータ(20)及びDC/ACコンバータ(21)の全てを同時に冷却する場合に限らず、AC/DCコンバータ(20)又はDC/ACコンバータ(21)のみを冷却する場合にも適用でき、要は、発電機(回転電気機械)(11)及び電力変換制御装置(20,21)の少なくとも一方を冷却する場合にも適用可能である。
また、上記実施形態では、冷却配管(40)、(41)を3分岐させて、2つの水冷ジャケット(30)、(31)と水冷リアカバー(32)とに水流を並列に供給する構成を採用したが、本立型流体装置が落差の高い箇所に設置される場合等では、冷却配管(40)、(41)を分岐させずに、水冷ジャケット(30)、(31)及び水冷リアカバー(32)に水流を直列に供給する構成を採用しても良い。
加えて、回転電気機械用冷却器としてリアカバー(32)を例として挙げたが、フロントカバー(12)を採用して、同様にコイルエンドを冷却しても良い。また、リアカバー、フロントカバーに内包する軸受部分を同時に冷却しても良い。
更に、上記実施形態では、第1及び第2の電力変換制御装置(20)、(21)並びに上記第1及び第2の冷却器(30)、(31)を水車(15)での水流の方向とは直交する発電機(11)の側方に配置したが、本発明はこれに限定されず、その他、例えば、これ等の機器(20)、(21)、(30)、(31)を水車(15)での水流の方向と平行となる発電機(11)の側方に配置しても良い。この場合には、これ等の機器(20)、(21)、(30)、(31)が水車(15)に接続される水供給配管(3)及び水排出配管(4)と沿うので、流体装置全体のスリム化、コンパクト化が可能となる。
加えて、羽根車(10)は流入管(1)と流出管(2)との接続部位に配置されて水流を生成する構成としたが、本発明の流体装置は、その他、冷媒は水に限らず、羽根車(10)は他の種々の流体の流れに対しても同様な構成を取り得ることは勿論である。
尚、上記実施形態では、水流を受ける羽根車(10)の回転により発電機(11)を駆動して発電する流体装置を説明したが、本発明はこれに限定されず、上記発電機(11)を電動機に置換し、水車(15)をポンプに置換すれば、電力を受けた電動機の回転によりポンプを駆動して流体流れを発生させる流体装置に適用可能である。この流体装置では、上記AC/DCコンバータ(第1の電力変換制御装置)20は、商用電源(22)からの交流電力を直流に変換し、上記DC/ACコンバータ(第2の電力変換制御装置)21は、上記AC/DCコンバータで変換された直流を三相交流に変換してその三相交流を電動機に供給する。
以上説明したように、本発明は、発電機や電動機の回転電気機械又は電力変換制御装置の冷却性能の向上を図りつつ、水車やポンプの流体機械と回転電気機械や電力変換制御装置とを取り外し可能に連結して小型化し、それ等の保守、整備性の向上を図ったので、水車及び発電機を含む流体装置やポンプ及び電動機を含む流体装置に適用して、有用である。
1 流入管
2 流出管
3 水供給配管
4 水排出配管
10 羽根車
10a 回転軸
10c ブレード
11 発電機(回転電気機械)
12 フロントカバー
15 水車(水力機械)
20 AC/DCコンバータ(第1の電力変換制御装置)
21 DC/ACコンバータ(第2の電力変換制御装置)
30 水冷ジャケット(双方冷却器、第1の冷却器)
31 水冷ジャケット(双方冷却器、第2の冷却器)
32 水冷リアカバー(回転電気機械用冷却器)
40、41 冷却配管

Claims (7)

  1. 水力機械(15)と、上記水力機械(15)に連結された回転電気機械(11)とを備えた流体装置において、
    上記水力機械(15)の上流側と下流側とをバイパスして流体を流す冷却配管(40,41)と、
    上記冷却配管(40,41)の途中に配置され、上記冷却配管(40,41)を流通する流体を液冷に用いる冷却器(30,31)とを備え、
    上記水力機械(15)と上記回転電気機械(11)とは、取り外し可能に連結されている
    ことを特徴とする流体装置。
  2. 上記請求項1記載の流体装置において、
    電力変換制御装置(20,21)を備え、
    上記冷却器(30,31)は、
    上記回転電気機械(11)と上記電力変換制御装置(20,21)との間に挟まれて配置され、上記冷却配管(40,41)を流通する流体により上記回転電気機械(11)と電力変換制御装置(20,21)との双方を冷却する双方冷却器(30,31)である
    ことを特徴とする流体装置。
  3. 上記請求項2記載の流体装置において、
    上記電力変換制御装置(20,21)は、
    上記回転電気機械(11)で得られた電力又は電源からの電力を変換又は制御する第1の電力変換制御装置(20)と、
    上記第1の電力変換制御装置(20)で変換又は制御された電力を更に変換又は制御する第2の電力変換制御装置(21)とを備え、
    上記双方冷却器(30,31)は、
    上記回転電気機械(11)と上記第1の電力変換制御装置(20)との間に挟まれて配置された第1の冷却器(30)と、
    上記回転電気機械(11)と上記第2の電力変換制御装置(21)との間に挟まれて配置された第2の冷却器(30)とを備える
    ことを特徴とする流体装置。
  4. 上記請求項3記載の流体装置において、
    上記冷却配管(40,41)の流体が供給され、上記回転電気機械(11)を冷却する回転電気機械用冷却器(32)を備え、
    上記回転電気機械用冷却器(32)は、
    上記回転電気機械(11)の端部のうち上記第1の冷却器(30)及び第2の冷却器(31)が位置する端部以外の端部に位置する
    ことを特徴とする流体装置。
  5. 上記請求項4記載の流体装置において、
    上記回転電気機械(11)は上記水力機械(15)の上方に位置し、
    上記第1及び第2の電力変換制御装置、(21)並びに上記第1及び第2の冷却器(30)、(31)は、上記水力機械(15)での流体の流通方向とは直交する上記回転電気機械(11)の側方に位置し、
    上記回転電気機械用冷却器(32)は上記回転電気機械(11)の上方に位置する
    ことを特徴とする流体装置。
  6. 上記請求項4記載の流体装置において、
    上記回転電気機械(11)は上記水力機械(15)の上方に位置し、
    上記第1及び第2の電力変換制御装置、(21)並びに上記第1及び第2の冷却器(30)、(31)は、上記水力機械(15)での流体の流通方向とは平行となる上記回転電気機械(11)の側方に位置し、
    上記回転電気機械用冷却器(32)は上記回転電気機械(11)の上方に位置する
    ことを特徴とする流体装置。
  7. 上記請求項4〜6の何れか1項に記載の流体装置において、
    上記冷却配管(40,41)は、上記双方冷却器(30,31)の第1の冷却器(30)、第2の冷却器(31)及び回転電気機械用冷却器(32)に並列に分岐する
    ことを特徴とする流体装置。
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