JP2014146529A - 照明装置 - Google Patents

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JP2014146529A
JP2014146529A JP2013015057A JP2013015057A JP2014146529A JP 2014146529 A JP2014146529 A JP 2014146529A JP 2013015057 A JP2013015057 A JP 2013015057A JP 2013015057 A JP2013015057 A JP 2013015057A JP 2014146529 A JP2014146529 A JP 2014146529A
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光 長澤
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Abstract

【課題】簡素な構成で、組み付け容易性も確保しつつ、光洩れを有効に抑制できる照明装置を提供する。
【解決手段】組み付け時に、ケース3に対して側方から保持部材32を接近させると、上方の水平板32bがケース3の本体31の上面に係合した後に滑動し、これに沿って下方の水平板32bが、折り曲げられた反射シート5の保持部5bをたたみ始め、更に反射シート5の保持部5bをガイドとしてスムーズに挿入を行うことができ、そして保持部5bを介して弾性体6を圧縮し始める。保持部材32の垂直板32aが、反射シート5の固定部5aに当接する位置にくると、保持部5bは第1主面11とほぼ平行になり、下方の水平板32bが適切な付勢力で弾性体6を圧縮変形させ、且つ反射シート7が第1主面11に密着するようになる。使用時に、LED2から出射して下方に向かい、反射シート5で反射した後、弾性体6に入射した光は、ここで吸収されるので、洩れ光となることがなく、照明の品質が保たれる。
【選択図】図4

Description

本発明は、照明装置に関し、例えば、住宅や店舗等の空間演出で使用される照明器具に用いられると好適な照明装置に関する。
従来から、板状導光板の端面に、線状または直線上に配列された光源を配置し、端面である入射面から導光板内に光源の光を入射し、導光板内を導光させ、入射端面と隣接し対向する2面のいずれかに光取り出し手段を設け、この光取り出し手段により導光板内を導光する光を少しずつ外部に射出し、結果として面状発光を行わせる、所謂、エッジライトタイプの照明装置が知られている。この導光板を用いたエッジライトタイプの照明装置は、液晶モニターのバックライトとして多く用いられてきたが、このようなバックライトを照明装置に転用できれば、薄形でデザイン性に優れた照明装置を提供できる。
ここで、特許文献1には、導光板の側縁に配置した点光源からの光を、導光板の正面で出射させる照明装置が開示されている。特許文献1の導光板では、出射面における側縁近傍に遮光部材を設けることで光洩れを抑制している。特に、遮光部材を反射部材とした場合、導光板から洩れ出た光の一部を導光板に戻すことができるので照明効率を高くすることができる。しかしながら、特許文献1には、どのようにして遮光部材を設けるか具体的な開示がない。
特許第3799749号明細書 特開2003-346535号公報 特許第4438539号明細書 特開2001-184924号公報
これに対し特許文献2には、導光板の側縁に配置した冷陰極型蛍光ランプからの光を、導光板の正面で出射させる面状光源装置が開示されている。特許文献2によれば、遮光部材として、折り曲げた反射シートを平面筐体から延在させ、これを前面筐体の突起状の当接部で抑えることで、洩れ光を抑制するようにしている。しかるに、特許文献1の面状光源装置において、反射シートと導光板とを密着するために、前面筐体を背面筐体に強く押しつけて組み付けると、前面筺体の応力が高くなりすぎて部材の変形等を招く恐れがある。一方、変形等を抑制すべく前面筐体と背面筐体との付勢力を弱めると、反射シートと導光板との密着不良が生じ、光洩れが発生する恐れがある。また、突起部が設けられている場合、背面筐体に内包された反射シートの折り曲げ部分が開いた状態となっていると、前面筐体で反射シートを押さえながら組立てを行う際に、前面筐体の突起部により反射シートの動きが規制され、反射シートを正規の位置に納め、前面筐体を組立てる作業が容易ではないという問題があった。
これに対し特許文献3には、同様な面状光源装置において、前面筐体に当接部と当接部の頂部から前面筐体の側面まで延在させる延在部を設けることで、反射シートを導光板に押しつける構成が開示されている。特許文献3の技術によれば、当接部と当節部の頂部から前面筐体の側面まで延在させる延在部で反射シートを押圧するので、前面筐体の突起部により反射シートの動きが規制されることはなくなるが、平面で反射シートを押圧するので、特許文献2のように決められた当接部で押圧する構成に対して押圧位置がバラツキやすく、特に前面筺体が傾いて取り付いた際には隙間ができやすい。また、組み付け時に作業者が直接視認できないため、寸法バラツキなどによって当接部と反射シートとの間に隙間が生じていても認識できず、光源を発光させて初めて不具合に気づくという問題がある。又、前面筐体と背面筐体とをどこまで係合させて良いか、手の感触からでは作業者がわからないため、作業者間での組み付け誤差が生じやすく、組み付け容易性に劣る。
一方、特許文献4には、複数のLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)チップを実装した基板を筐体に取り付けてなる面光源装置が開示されている。特許文献4の構成では、導光板の周囲を、LEDチップをはめ込む穴を有する反射シートを介在させつつ筐体で囲う必要があるため、構造が複雑となってコスト増を招くこととなる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、簡素な構成で、組み付け容易性も確保しつつ、光洩れを有効に抑制できる照明装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の照明装置は、
光源と、
前記光源から出射された光を入射する入射面と、前記入射面から入射した光を出射する第1主面と、前記第1主面に対向し光路偏向手段を形成した第2主面とを有する導光板と、
前記光源と前記導光板を保持する筐体と、
前記筐体と前記導光板の前記第1主面との間に渡って設けられた反射部材と、
前記反射部材と前記導光板との間に配置され、前記第1主面に当接する面を備え,遮光機能を持つ弾性体と、
前記筐体に対して前記反射部材を取り付ける為の保持部材と、を有し、
前記保持部材は、前記弾性体を前記第1主面に対して押圧するように前記反射部材を付勢する付勢部と、前記筐体に係合することによって前記反射シートと前記第1主面との間隔を調整できるようになっている係合部とを有することを特徴とする。
前記保持部材が、前記筐体に係合することによって前記反射シートと前記第1主面との間隔を調整できるようになっている係合部を有するので、部材の寸法バラツキがあっても前記保持部材の係合部を前記筐体に係合するのみで、前記反射部材と前記導光板との間に配置された前記弾性体が部材に合わせて変形してくれるから、組付けが容易にもかかわらず、前記弾性体と前記第1主面との間に隙間ができることを回避して光洩れを有効に抑制できる。「遮光機能を持つ弾性体」としては、株式会社ロジャースイノアックの製品名PORON(登録商標)Hシリーズ等を用いることができる。
請求項2に記載の照明装置は、請求項1に記載の発明において、前記光源は、発光部と基板とを有し、前記筐体は、端部が折り曲げられた板材を含み、前記折り曲げられた端部の内側面に前記基板を取り付けており、前記反射部材はシート状であって、その一端側を前記折り曲げられた端部の外側面に取り付けていることを特徴とする。
前記反射部材がシート状であって、その一端側を前記折り曲げられた端部の外側面に取り付けているので、構成が簡素になり、また前記保持部材の係合部を前記筐体に係合するのみで、前記付勢部が適度な付勢力で前記反射部材を付勢するから、これにより組付けが容易にもかかわらず、前記弾性体と前記第1主面との間に隙間ができることを回避して光洩れを有効に抑制できる。
請求項3に記載の照明装置は、請求項1又は2に記載の発明において、前記保持部材は、前記第1主面に沿って延在し前記反射シートを付勢する前記付勢部としての第1面部と、前記第2主面に沿って延在し前記筐体に係合する前記係合部としての第2面部と、前記第1面部と前記第2面部とを連結する連結部とを有することを特徴とする。
これにより前記保持部材を、金属板をプレスすることで形成できるので、安価な照明装置を提供できる。但し、前記保持部材は金属板をプレスする以外の方法で製造されても良い。
請求項4に記載の照明装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記弾性体は、前記反射部材に固定されていることを特徴とする。
予め前記弾性体を両面テープ等で前記反射部材に固定しておけば、組付性に優れる。
請求項5に記載の照明装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記弾性体と前記導光板との間に、前記導光板から入射した光を反射する反射層を設けたことを特徴とする。
前記弾性体を光吸収率が高い素材から形成した場合、前記導光板の前記第1主面から出射する光の量が少なくなり、出射効率が低下する。一方、前記弾性体を光吸収率が高い素材から形成した場合、前記弾性体からの反射光が増大して、輝線などの不具合を生じさせる恐れがある。そこで、前記弾性体と前記導光板との間に反射層を設けることで、前記弾性体の素材や経時劣化にかかわらず、かかる不具合を回避できる。尚、反射層としては塗装でも良いし反射シートを貼り付けても良い。反射層の反射率は反射シートを用いる場合は、90%以上、塗装の場合は80%以上であることが望ましい。反射シート又は反射層の具体例としては、東レ株式会社製の商品名ルミラーや、株式会社きもと製の商品名レフホワイトなどがある。
請求項6に記載の照明装置は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、前記光源は、複数のLEDチップを含むことを特徴とする。
消費電力の少ないLEDチップを光源として用いることで、省エネ効果の高い照明装置を提供できる。
請求項7に記載の照明装置は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記光路偏向手段は、複数の拡散ドットから形成されてなることを特徴とする。
前記拡散ドットのパターンや密度を調整することで、均一な照度分布を与えることができる。但し、前記光路偏向手段は、拡散ドットに限らず、複数のV字もしくは台形溝を前記第1主面もしくは第2主面に設けた構成でも良い。
本発明によれば、簡素な構成で、組み付け容易性も確保しつつ、光洩れを有効に抑制できる照明装置を提供することができる。
(a)は、本実施の形態にかかる照明装置10を組み付け前に下方から見た斜視図であり、(b)は、本実施の形態にかかる照明装置10を組み付け後に下方から見た斜視図である。 照明装置10を組み付けた状態で、導光方向を通る垂直面で切断した図である。 照明装置10から、保持部材32と、反射シート5と、導光板1を取り外した状態で示す斜視図である。 (a)は、組み付け前の照明装置10を導光方向に切断した図であり、(b)は、組み付け後の照明装置10を導光方向に切断した図である。 光源と導光板のみを示す断面図である。 別な実施の形態にかかる照明装置10の下方から見た部分斜視図である。 別な実施の形態にかかる照明装置10の上方から見た部分斜視図である。 別な実施の形態にかかる図5と同様な断面図である。 別な実施の形態にかかる照明装置10の下方から見た部分斜視図である。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1〜5は、照明装置10を示す図である。本実施の形態に係る照明装置は、面発光する照射面を備えた照明装置10であって、例えば、屋内の天井CL等に取り付けられて、屋内照明として用いられると好適である。この照明装置10は、図4(b)に示すように、面発光する第1主面11、および、この第1主面に対向して略平行に延在する第2主面12を備える矩形状の導光板1と、第1主面11と第2主面12とに交差する方向に延在し該導光板1の入射面13となる対向する側面部に対向して配設される複数の発光素子2と、を備えて、発光素子2が射出する光を、導光板1内に導光して第1主面11から射出するものである。
導光板1は、図4に示すように平板状であって、第1主面11を露出するようにして、発光素子2と共にケース(筐体)3に一体的に収容されて構成される。この際、導光板1の第1主面11の下方に保護シートを配置しても良く、保護シートは拡散機能を有していても良い。金属製のケース3は、導光板1の第2主面12と入射面13を囲う本体31と、本体31の一辺に装着される保持部材32とを有する。本体31は、縁部が折り曲げられた板材からなり、すなわち第2主面12に対向する上板31aと、入射面13に対して間隔をあけて対向する側板31bとを有する。側板31bの内側面には、発光素子2の基板21が固定されている。上板31aと導光板1との間には、薄板状の反射シート4が挟持されている。反射シート4の端部は、発光素子2の近傍まで延在している。反射シート4を設ける代わりに、本体31の下面に白色の塗装を施しても良い。
一方、保持部材32は、金属板をコ字状にプレスして形成されてなり、垂直板(連結部)32aと、その上下縁から延在する水平板32b、32bとからなる。下方の水平板(第1面部)32bが付勢部を構成し、垂直板32a及び上方の水平板(第2面部)32bが係合部を構成する。垂直板32aと、本体31の側板31bとの間には、薄板状の反射シート(反射部材)5の一部が挟持されている。フレキシブルな板状の反射シート5は、導光板1の幅方向全体にわたる寸法を持ち予め中央で折り曲げられた形状を有し、垂直板32aと側板31bとの間に挟持された固定部5aと、固定部5aの下端から略水平方向に延在する保持部5bとからなる。固定部5aは、垂直板32aの高さ方向全範囲に渡っている必要はなく、一部で良い。保持部5bの先端と導光板1の第1主面11との間には、導光板1の幅方向全体にわたる寸法を持つ角柱状の弾性体6が挟持されている。遮光機能を持つ弾性体6は、反射シート5側に接着されていても良い。尚、本実施の形態では、弾性体6と第1主面11との間には、導光板1側から入射した光を反射して,再び導光板1内に戻す為の反射シート(反射層)7が設けられている。
ケース3に取り付けられた発光素子2は、導光板1の入射面13の方向に照明光を射出する光源であればよく、例えば、線状の光源(冷陰極管)や入射面13の長手方向に間隔をおいて配設する複数の点状光源(LED)を用いることができる。また、低消費電力で発光強度が高いLEDを用いることが好ましい。LEDは、白色LEDや電球色LEDが用途によって選択される。また、白色LEDと電球色LED両方を用い、それぞれの発光量を制御することで調色機能を有することもできる。本実施形態では白色LEDを用いることとした。ここで、発光素子2に代えてLED2として以後説明する。LED2は、ケース3の内側の側壁31aに取り付けられる基板21の長手方向(紙面に垂直な方向)に、直線的に略等間隔(例えば、約10mmピッチ)で複数配列されている。LED2と基板21とで光源を構成する。
LED2は、白色LEDであり、青色LEDと、青色LEDからの光に励起されて所定波長の励起光を発光する蛍光体(例えば、黄色蛍光体)を組み合わせて白色発光するものである。また、白色LEDは、赤色LED、青色LED、緑色LEDを組み合わせた高演色LEDを用いてもよい。高演色LEDを用いることにより、高い色再現性の必要な用途に好適な照明装置を実現することが可能である。
図3に示すように、ケース3の側板3bに、ねじSCで固定される基板21は、例えば、入射面13の長手方向の全幅程度の長さとされ、この基板21に複数のチップ型のLED2を所定ピッチで搭載する。このように、基板21は、長手方向に一体とされるが、複数の基板に分け、それぞれを電気的に接続する構成としてもよい。基板21は放熱性を良くするため、両面テープを併用し、ケース3の側板3bに密着させることが好ましく、両面テープは熱伝導率の良いものを用いることが望ましい。ねじSCを使わず両面テープのみで固定しても良い。また、基板21は、照明装置外部に配置される電源回路(不図示)と配線により接続され、電気回路に設ける明るさ調整ボタンにより、LEDに流れる電流を調整することで、照明装置の明るさや発光色を調整可能である。尚、ねじSCは基板21とのショートを防ぐため、樹脂製のねじを用いるか、間に樹脂製のワッシャーを用いることが望ましい。ねじSCのねじ頭は、スペーサとして用いても良く、LED2の発光面と入射面13との間隔を精度良く調整しても良い。
本実施の形態では、図1に示すように、LED2に対向する入射面13は、導光板1の対向する1つの側面部となっているが、2つ或いは4つの側面部全てを入射面としても良い。但し、いずれかの側面部を入射面13としない場合、入射面に対向する側面部(図5では対向面14という)に反射テープ15を貼り付けることが望ましい。これにより側面部から光が出射して照明に用いられないことを回避できる。又、入射面13以外の側面部は、保持部材32に類似な形状の側部カバー33(図1,3参照)により覆われることが望ましい。側部カバー33に設けた切欠33aは、基板21を固定するためのねじSC用のナット配置部である。
図5は、LED2から出射した光が導光板1内を導光する状態を示す模式図である。導光板1の第2主面12上には、光路偏向手段として、例えば、拡散ドット12aがプリント等による付与されており、具体的には酸化チタン(TiO2)、炭酸カルシウム(CaCo3)、各種顔料系インク、または樹脂微粒子等からなるドットである。但し、同様な拡散ドットを印刷したフィルム(シート)を第2主面12に貼ったり、または、スタンパーやレーザー加工等でドット状に凹部を作成しても良い。
第2主面12上で、導光光量に従い、拡散ドット12aの密度が調整されると好ましい。例えば入射面13から遠ざかるに従い、導光光量が低下するので、拡散ドット12aは、LED2から遠ざかるに従って、その密度が大きくなるように形成されると、出射光の照度分布の均一化を図れるので好ましい。密度を大きくするとは、面積一定でピッチを細かくする事と、ピッチは一定で印刷半径を大きくすることの双方を含む。両方同時に行っても良い。
図5を参照して、本実施の形態の動作について説明する。LED2から出射して、導光板1の入射面13から入射した光は、全反射しながら導光板1内を導光する。このとき、入射面13に近い位置の第1主面11に入射した光は、全反射条件を満たさないので、外部へと出射する恐れがあるが、弾性体6と第1主面11との間に反射シート7が設けられているので、外部へと出射することがなく、再び導光板1内へと戻される。更に、対向面14に至った光は、ここで反射して逆方向に導光される。導光途中で、拡散ドット12aに入射した光は、種々の方向に拡散する。拡散ドット12aで下方に拡散された光は、対向する下面(第1主面11)に向かい、全反射条件を満足する光は、さらに導光板1内を導光し続けるが、全反射条件から外れた光は、第1主面11から外部へと射出され照明光となる。一方、拡散ドット12aで上方に拡散された光は、第2主面12から出射して、反射シート4(図5では一部のみ図示)で反射し、再び導光板1内に入射し、第1主面11を透過して外部へ射出される。
ここで、LED2から出射して斜め上方に向かう光は、反射シート4で反射した後、入射面13から入射して、その一部が導光板1内を導光される。又、LED2から出射して斜め下方に向かう光は、反射シート5で反射した後、弾性体6に入射して、ここで吸収されるので、洩れ光となることがなく照明の品質が保たれる。
次に、本実施の形態にかかる照明装置10の製造方法について説明する。図4(a)又は図1(a)に示すように、ケース3の本体31の上板31aの下面に、反射シート4を介して導光板1を取り付ける。又、本体31の側板31bの内側に、発光素子2の基板21を固定する。更に、側板31bの外側に、反射シート5の固定部5aを接着する。このとき、反射シート5の保持部5bの先端には、弾性体6が接着されており、弾性体6の第1主面11側の面には反射シート7が接着されている。このとき、反射シート5の保持部5bは、重力に抗して略水平方向に折り曲げられた状態を維持しているので、保持部材32の挿入を阻害することがない。
かかる状態で、ケース3に対して側方から保持部材32を接近させると、上方の水平板32bがケース3の本体31の上面に係合した後に滑動し、これに沿って下方の水平板32bが、折り曲げられた反射シート5の保持部5bを付勢し始め、このとき反射シート5の保持部5bをガイドとしてスムーズに挿入を行うことができ、更に保持部5bを介して弾性体6を圧縮することとなる。ここで、弾性体6を圧縮することにより、垂直板32aの長さばらつきを吸収することができるので、保持部材32の垂直板32aが、反射シート5の固定部5aに当接する位置にくると、保持部5bは第1主面11とほぼ平行になり、且つ反射シート7が第1主面11に密着するようになる。保持部材32は、押圧した弾性体6の反発力に起因する摩擦力にてケース3に固定される。その後、側部カバー33を側部に取り付け、L字状の角部カバー34(図1参照)を角部に取り付けることで、照明装置10が完成する。尚、側部カバー33は、保持部材32の組み付け前に組み付けても良い。
次に、別な実施の形態にかかる照明装置について説明する。図6は、本実施の形態にかかる照明装置10の下方から見た部分斜視図、図7は、本実施の形態にかかる照明装置10の上方から見た部分斜視図、図8は、本実施の形態にかかる図5と同様な断面図である。
図8において、本実施の形態にかかる照明装置10は、保持部材32’の上方の水平板32bの下面に凸部32cを設けている。かかる凸部32cは、反対面からプレスにより押圧することで容易に成形できる。又、ケース3’の本体31’の上面に、貫通する孔31cを形成している。図8の矢印に示すように、本体31’に対して側方から保持部材32’を接近させると、上方の水平板32bが本体31’の上面に係合した後に滑動するが、所定位置に来たときに、凸部32cが孔31cに嵌合して、本体31’に対して保持部材32’が係止される。これにより、保持部材32’が本体31’から不用意に脱落することが抑制される。それ以外の構成は、上述した実施の形態と同様である。
更に、別な実施の形態にかかる照明装置について説明する。図9は、本実施の形態にかかる照明装置10の下方から見た部分斜視図である。本実施形態で、保持部材32”より先に組み付けられる側部カバー33’は、側面に凹部33dを形成している。一方、保持部材32”は、断面がコ字状ではなく、図10に示すように、細長い水平板部(付勢部)32dの両端から立ち上がるようにして端部垂直板部32eを形成し、且つ水平板部32dの一側縁から立ち上がるようにして側部垂直板部32fとを有している。端部垂直板部32eの上端は内向きに鈎状に曲がっており、ここに係止部(係合部)32gを形成し、側部垂直板部32fの上端も内向きに鈎状に曲がっており、ここに係止部(係合部)32hを形成している。
組み付け時に、本体31に対して側方から保持部材32”を接近させると、一対の端部垂直板部32eが側部カバー33’の側面を、水平板部32dが反射シート5上を滑動することでガイドされつつ、保持部材32”が所定位置まで移動し、端部垂直板部32eの係止部32gが、側部カバー33’の凹部33dに嵌合する。又、側部垂直板部32fの係止部32hは、本体31の上面に係合する。これにより、本体31に対して保持部材32”が固定されることとなる。又、端部垂直板部32e、側部垂直板部32fの長さがばらついたとしても弾性体6を圧縮することによりばらつきを吸収できるので、係止部32g、32hが係合したときに、水平板部32dにより付勢された反射シート5の保持部5bと第1主面11とに隙間が発生しない。これにより、有効な遮光がなされる。
本発明は、明細書に記載の実施例に限定されるものではなく、他の実施例・変形例を含むことは、本明細書に記載された実施例や思想から本分野の当業者にとって明らかである。例えば、光路偏向手段は、第2主面において発光素子の基板に対して平行に設けたV字状又は台形状の複数の溝であっても良い。又、本発明の照明装置は、看板の裏面側から照明を行う用途に用いられても良い。
1 導光板
2 発光素子
3、3’ ケース
4 反射シート
5 反射シート
5a 固定部
5b 保持部
6 弾性体
7 反射シート
10 照明装置
11 第1主面
12 第2主面
12a 拡散ドット
13 入射面
14 対向面
15 反射テープ
21 基板
31、31’ 本体
31a 上板
31b 側板
31c 孔
32、32’、32” 保持部材
32a 垂直板
32b 水平板
32c 凸部
32d 水平板部
32e 端部垂直板部
32f 側部垂直板部
32g 係止部
32h 係止部
33、33’ 側部カバー
33a 切欠
33d 凹部
34 角部カバー
CL 天井

Claims (7)

  1. 光源と、
    前記光源から出射された光を入射する入射面と、前記入射面から入射した光を出射する第1主面と、前記第1主面に対向し光路偏向手段を形成した第2主面とを有する導光板と、
    前記光源と前記導光板を保持する筐体と、
    前記筐体と前記導光板の前記第1主面との間に渡って設けられた反射部材と、
    前記反射部材と前記導光板との間に配置され、前記第1主面に当接する面を備え,遮光機能を持つ弾性体と、
    前記筐体に対して前記反射部材を取り付ける為の保持部材と、を有し、
    前記保持部材は、前記弾性体を前記第1主面に対して押圧するように前記反射部材を付勢する付勢部と、前記筐体に係合することによって前記反射シートと前記第1主面との間隔を調整できるようになっている係合部とを有することを特徴とする照明装置。
  2. 前記光源は、発光部と基板とを有し、前記筐体は、端部が折り曲げられた板材を含み、前記折り曲げられた端部の内側面に前記基板を取り付けており、前記反射部材はシート状であって、その一端側を前記折り曲げられた端部の外側面に取り付けていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記保持部材は、前記第1主面に沿って延在し前記反射シートを付勢する前記付勢部としての第1面部と、前記第2主面に沿って延在し前記筐体に係合する前記係合部としての第2面部と、前記第1面部と前記第2面部とを連結する連結部とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記弾性体は、前記反射部材に固定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の照明装置。
  5. 前記弾性体と前記導光板との間に、前記導光板から入射した光を反射する反射層を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の照明装置。
  6. 前記光源は、複数のLEDチップを含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の照明装置。
  7. 前記光路偏向手段は、複数の拡散ドットから形成されてなることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020181682A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具

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