JP2014146467A - 蓄電装置 - Google Patents

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俊雄 小田切
Yasunari Akiyama
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Abstract

【課題】未塗工電極間に短絡電流が流れた時の発熱を抑制することができる蓄電装置を提供する。
【解決手段】二次電池100は、正極30及び負極40を有する電極組立体20と、第1導電板16と、第2導電板14とを備えている。第1導電板16は、縁部から突出した形状のタブ16dを有している。第1導電板タブ16dと、正極導電部材32との溶接部である正極溶接部38が複数形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、蓄電装置に関する。
下記特許文献1に記載されるように、正極と負極とがセパレータを介して積層されて形成された電極組立体を備える蓄電装置が知られている。また、例えば、電極組立体の両外側(電極組立体とケースとの間)に、活物質が塗工されていない一対の金属箔(以下、「未塗工電極」とも称す)を配置すると共に、一方の未塗工電極を正極端子まで延びる正極導電部材に接続し、他方の未塗工電極を負極端子まで延びる負極導電部材に接続した蓄電装置が知られている。この蓄電装置では、蓄電装置を圧潰させる力が加わったり、蓄電装置に釘などが刺さったりした場合に、未塗工電極間で短絡電流を流すことにより、活物質が塗工された正極と負極とが短絡した時の熱暴走を防止する。
このような蓄電装置では、電極組立体における正極の縁部から突出した複数の正極タブ(引用文献1参照)と、一方の未塗工電極の縁部から突出したタブとが、重ねられた状態で正極導電部材に接続される。同様に、電極組立体における負極の縁部から突出した複数の負極タブ(引用文献1参照)と、他方の未塗工電極の縁部から突出したタブとが、重ねられた状態で負極導電部材に接続される。
特開2007−234466号公報
しかしながら、上記従来の蓄電装置では、未塗工電極間に短絡電流が流れると、正極導電部材及び負極導電部材における接続部において発熱し、未塗工電極が溶融するおそれがある。未塗工電極が溶融すると短絡電流が流れなくなるおそれがある。
そこで、本発明の主な目的は、未塗工電極間に短絡電流が流れた時の発熱を抑制することができる蓄電装置を提供することにある。
本発明の一側面に係る蓄電装置は、ケースと、ケース内に収容され、正極と、負極と、正極と負極との間に配置されたセパレータと、を有する電極組立体と、ケースと電極組立体との間に配置された第1導電板及び第2導電板と、第1導電板と第2導電板との間に配置された絶縁部材と、正極及び負極の一方と、第1導電板と電気的に接続される導電部材と、を備え、第1導電板は、縁部から突出した形状の第1導電板タブを有し、第1導電板タブと、導電部材との溶接部が複数形成されている。
この蓄電装置では、第1導電板と第2導電板との間に流れる短絡電流が、第1導電板タブと導電部材との溶接部を流れる。この溶接部は、複数形成されているので、短絡電流が複数の溶接部に分散して流れ、電流量の二乗に比例して発生する溶接部での発熱を抑制することができる。
正極及び負極は、縁部から突出した形状の正極タブ及び負極タブをそれぞれ有し、正極タブ又は負極タブが溶接部に溶接されていてもよい。
例えば、第1導電板が正極に接続される場合には、第1導電板と第2導電板との間に流れる短絡電流が、第1導電板タブと第1導電板に接続される正極タブと導電部材との溶接部を流れる。この蓄電装置では、複数の上記溶接部が形成されているので、短絡電流が複数の溶接部に分散して流れ、電流量の二乗に比例して発生する溶接部での発熱を抑制することができる。例えば、第1導電板が負極に接続されている場合には、第1導電板と第2導電板との間に流れる短絡電流が、第1導電板タブと第1導電板に接続される負極タブと導電部材との溶接部を流れる。この蓄電装置では、複数の上記溶接部が複数形成されているので、短絡電流が複数の溶接部に分散して流れ、電流量の二乗に比例して発生する溶接部での発熱を抑制することができる。
第1導電板が、アルミニウム又はアルミニウム合金により形成されていてもよい。
この場合、相対的に融点が低く、溶融しやすいアルミニウム又はアルミニウム合金により形成される第1導電板が接続される溶接部での発熱を抑制することができる。
第1導電板タブが、複数形成されていてもよい。
この構成によれば、複数のタブごとに導電部材への溶接を行うことにより、簡易に複数の溶接部を形成することができる。また、それぞれのタブを細いものとすることができるので、設計の自由度が上がる。
一の溶接部が抵抗溶接によって溶接され、残りの溶接部が超音波溶接によって溶接されていてもよい。
ここで、第1導電板タブと、導電部材とを溶接する場合、1箇所は抵抗溶接による溶接が可能であるが、2箇所目からは、先の溶接箇所へ溶接電流が回り込むので抵抗溶接による溶接ができない。この構成の蓄電装置では、一方の溶接部が抵抗溶接によって溶接され、他方の溶接部が超音波溶接によって溶接されている。これにより、複数の溶接部を確実に形成することができる。
上記蓄電装置が、二次電池であってもよい。
本発明によれば、未塗工電極間に短絡電流が流れた時の発熱を抑制することができる。
第1実施形態に係る蓄電装置を模式的に示す断面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 正極タブと第1導電板タブと正極導電部材との溶接部を拡大した斜視図である。 負極タブと第2導電板タブと負極導電部材との溶接部を拡大した斜視図である。 第2実施形態に係る蓄電装置の正極タブと第1導電板タブと正極導電部材との溶接部を拡大した斜視図である。
以下、図面を参照して第1及び第2実施形態について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。また、説明中、「上」、「下」などの方向を示す語は、図面に示された状態に基づいた便宜的な語である。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る蓄電装置を模式的に示す断面図である。図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。図1及び図2に示される蓄電装置としての二次電池100は、例えばリチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池である。
二次電池100は、ケース10と、ケース10内に収容された電極組立体20とを備える。ケース10は、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金などの金属から形成されてもよい。電極組立体20は、正極30と、負極40と、正極30と負極40との間に配置されたセパレータ50とを備える。正極30及び負極40は、例えばシート状である。セパレータ50は、例えばシート状であるが、袋状であってもよい。複数の正極30及び複数の負極40が、セパレータ50を介して交互に積層されている。セパレータ50が袋状である場合には、セパレータ50内に、例えば正極30が収容される。ケース10内には電解液60が充填され得る。電解液60の例には、有機溶媒系及び非水系の電解液などが含まれる。ケース10の内壁面上には、絶縁フィルム11が配置される。
正極30は、金属箔30bと、金属箔30bの両面に設けられた正極活物質層30cとを備え得る。金属箔30bは、例えばアルミニウム箔又はアルミニウム合金箔である。正極活物質層30cは、正極活物質とバインダとを含んでもよい。正極活物質の例には、複合酸化物、金属リチウム、硫黄などが含まれる。複合酸化物は、マンガン、ニッケル、コバルト及びアルミニウムの少なくとも1つとリチウムとを含む。
正極30は、縁部から突出した形状の正極タブ30aを有している。正極タブ30aには、正極活物質が担持されていない。正極30は、正極タブ30aを介して正極導電部材(導電部材)32に接続される。正極導電部材32は、正極端子34に接続され得る。正極端子34は、絶縁リング36を介してケース10に取り付けられてもよい。
負極40は、金属箔40bと、金属箔40bの両面に設けられた負極活物質層40cとを備え得る。金属箔40bは、例えば銅箔又は銅合金箔である。負極活物質層40cは、負極活物質とバインダとを含んでもよい。負極活物質の例には、黒鉛、高配向性グラファイト、メソカーボンマイクロビーズ、ハードカーボン、ソフトカーボンなどのカーボン、リチウム、ナトリウムなどのアルカリ金属、金属化合物、SiOx(0.5≦x≦1.5)などの金属酸化物、ホウ素添加炭素などが含まれる。
負極40は、縁部から突出した形状の負極タブ40aを有している。負極タブ40aには、負極活物質が担持されていない。負極40は、負極タブ40aを介して負極導電部材42に接続される。負極導電部材42は、負極端子44に接続され得る。負極端子44は、絶縁リング46を介してケース10に取り付けられてもよい。
セパレータ50の例には、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)などのポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルム、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、メチルセルロースなどからなる織布、及び不織布などが含まれる。
ケース10と電極組立体20との間には、第2導電板14が配置される。第2導電板14は、例えば、単一の板状部材から形成されるが、積層された複数の金属箔から形成されてもよい。第2導電板14には、活物質層が設けられていない。第2導電板14は、安全対策用の未塗工電極である。
ケース10と第2導電板14との間には、第1導電板16が配置される。第1導電板16は、例えば、単一の板状部材から形成されるが、積層された複数の金属箔から形成されてもよい。第1導電板16には、活物質層が設けられていない。第1導電板16は、安全対策用の未塗工電極である。
第2導電板14と第1導電板16との間には、絶縁部材18が配置される。絶縁部材18は、絶縁シート又は絶縁層であってもよい。絶縁部材18としては、例えば樹脂シート、樹脂層、又はセパレータ50が用いられてもよい。
第2導電板14は、正極30及び負極40の一方と電気的に接続される。第1導電板16は、正極30及び負極40の他方と電気的に接続される。本実施形態においては、第2導電板14は、負極40と電気的に接続される。第1導電板16は、正極30と電気的に接続される。この場合、例えば、第2導電板14は銅から形成され、第1導電板16はアルミニウム又はアルミニウム合金から形成される。
第2導電板14は、縁部から突出した形状の第2導電板タブ14dを有している。第2導電板タブ14dの厚みは、第2導電板14における他の部分の厚みに比べて薄くてもよい。
第1導電板16は、縁部から突出した形状の第1導電板タブ16dを有している。第1導電板タブ16dの厚みは、第1導電板16における他の部分の厚みに比べて薄くてもよい。
図3は、正極タブと第1導電板タブと正極導電部材との溶接部を拡大した斜視図である。図4は、負極タブと第2導電板タブと負極導電部材との溶接部を拡大した斜視図である。図3に示すように、第1導電板タブ16dは、積層方向において、正極タブ30aと重なるように配置される。第1導電板タブ16dと、正極タブ30aと、正極導電部材32とは、溶接によって接続されている。この溶接による接続部を正極溶接部(溶接部)38と称す。図4に示すように、第2導電板タブ14dは、積層方向において、負極タブ40aと重なるように配置される。第2導電板タブ14dと、負極タブ40aと、負極導電部材42とは、溶接によって接続されている。この溶接による接続部を負極溶接部48と称す。
第1導電板タブ16dは、第1、第2、・・・、第nの複数のタブを有しており、第1実施形態では、第1のタブ16d及び第2のタブ16dの2つを有している。正極タブ30aは、第1、第2、・・・、第nの複数のタブを有しており、第1実施形態では、第1のタブ30a及び第2のタブ30aの2つを有している。第1導電板タブ16d及び正極タブ30aの第1のタブ16d,30a同士が互いに重ね合わされて、正極導電部材32に溶接されている。また、第1導電板タブ16d及び正極タブ30aの第2のタブ16d,30a同士が互いに重ね合わされて、正極導電部材32に溶接されている。
第1導電板タブ16d、正極タブ30a、及び正極導電部材32は、互いに重ねられる第1導電板タブ16d、正極タブ30a、及び正極導電部材32ごとに、少なくとも1箇所が溶接されて、正極溶接部38が形成される。第1実施形態では、互いに重ねられる第1導電板タブ16d、正極タブ30a、及び正極導電部材32ごとに1箇所が溶接されて、1つの正極溶接部38が形成される。第1実施形態では、第1のタブ16d,30a及び第2のタブ16d,30aの2つのタブが形成されている。このため、互いに重ねられる第1導電板タブ16d、正極タブ30a、及び正極導電部材32ごとに1箇所溶接することにより、二つの正極溶接部38が形成される。
上述したように、二次電池100は、正極溶接部38を、2つ(複数)有している。一方の正極溶接部38は、抵抗溶接により溶接されている。他方の正極溶接部38は、超音波溶接により溶接されている。負極溶接部48は、一つ形成されており、抵抗溶接により溶接されている。
上述したとおり、ケース10内には、ケース10の内方に向かうにしたがって、第1導電板16、絶縁部材18、第2導電板14、及び電極組立体20が、この順に積層されている。第2導電板14には、電極組立体20のうち最外層に配置された負極40が隣接している。第1導電板16、絶縁部材18、及び第2導電板14は、電極組立体20の積層方向における他方の端部(不図示)においても、同様に設けられる。一方に配置された第1導電板16、絶縁部材18、及び第2導電板14と、他方に配置された第1導電板16、絶縁部材18、及び第2導電板14とは、電極組立体20の積層方向に垂直な面に関して面対称をなしている。なお、第1導電板16、絶縁部材18、及び第2導電板14は、電極組立体20の積層方向における一方のみに設けられてもよい。
ケース10内には、ケース10の内方に向かうにしたがって、第2導電板14、絶縁部材18、第1導電板16及び電極組立体20が、この順に積層されてもよい。第1導電板16に、電極組立体20のうち最外層に配置された負極40が隣接する場合には、第1導電板16と負極40との間には絶縁部材18またはセパレータ50が配置される。
電極組立体20では、ケース10の内方に向けて、負極40、セパレータ50、及び正極30がこの順に配置されるが、正極30、セパレータ50、及び負極40がこの順に配置されてもよい。電極組立体20の最外層に正極30が配置される場合、正極30と第2導電板14との間には絶縁部材18またはセパレータ50が配置される。
以上説明した構成を有する二次電池100によれば、正極溶接部38が複数形成されているので、未塗工電極である第2導電板14と未塗工電極である第1導電板16との間を流れる短絡電流は、複数の正極溶接部38に分散して流れる。このため、電流量の二乗に比例して発生する正極溶接部38での発熱を抑制することができる。
また、上記実施形態の二次電池100では、第1導電板16がアルミニウム又はアルミニウム合金により形成されており、アルミニウム又はアルミニウム合金より形成された第1導電板16が有する第1導電板タブ16dに接続される正極溶接部38が二つ形成されている。この二次電池100によれば、相対的に融点が低く、溶融しやすいアルミニウム又はアルミニウム合金により形成される第1導電板16が接続される正極溶接部38での発熱を抑制することができる。これにより、第1導電板16が溶融するおそれをより低減することができる。
また、上記実施形態の二次電池100では、正極30、負極40、第2導電板14及び第1導電板16が有するタブ30a,40a,14d,16dのうち、正極導電部材32に溶接されるタブ30a,16dが複数形成されている。この二次電池100では、図3に示すように、正極30及び第1導電板16にそれぞれ形成された第1のタブ30a,16d同士を重ね、また第2のタブ30a,16d同士を重ね合わせ、それぞれの重ね合わせた部分と正極導電部材32とを溶接することにより、簡易に複数の正極溶接部38を形成することができる。また、各タブ30a,16dの幅を細くすることができるので、設計の自由度が上がる。
また、上記実施形態の二次電池100では、一方の正極溶接部38が抵抗溶接によって溶接され、他方の正極溶接部38が超音波溶接によって溶接されている。これにより、溶接による接続部である複数の正極溶接部38を確実に形成することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る二次電池100Aについて、主に図5を参照しながら説明する。図5は、第2実施形態に係る蓄電装置の正極タブと第1導電板タブと正極導電部材との溶接部を拡大した斜視図である。第2実施形態の二次電池100Aと、第1実施形態の二次電池100とは、複数の正極溶接部138の形成のされ方が異なる。以下、ここでは、この正極溶接部138について詳細に説明し、第1実施形態の二次電池100と共通する点については説明を省略する。
図5に示すように、第1導電板タブ116dは、積層方向において、正極タブ130aと重なるように配置される。第1導電板タブ116dと、正極タブ130aと、正極導電部材32とは、溶接によって接続されている。この溶接による接続部を正極溶接部138と称す。
第2実施形態では、互いに重ねられる第1導電板タブ116d、正極タブ130a、及び正極導電部材132ごとに、二つの溶接部、すなわち、二つの正極溶接部138が形成されている。二つの正極溶接部138を形成するために、第1導電板タブ116d及び正極タブ130aの幅が適宜調整される。
正極溶接部138は、図5に示すように二つ(複数)形成されている。一方の正極溶接部138は、抵抗溶接により溶接されている。他方の正極溶接部138は、超音波溶接により溶接されている。
二次電池100Aによれば、第1実施形態の二次電池100と同様の作用効果が奏される。すなわち、正極溶接部138が複数形成されているので、未塗工電極である第2導電板14と第1導電板16との間を流れる短絡電流は、複数の正極溶接部138に分散して流れる。このため、電流量の二乗に比例して発生する正極溶接部138での発熱を抑制することができる。
以上、第1及び第2実施形態について説明したが、本発明は、上記第1及び第2実施形態に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記第1及び第2実施形態の二次電池100,100Aでは、アルミニウム又はアルミニウム合金により形成された第1導電板16が接続される正極溶接部38,138が複数形成されている例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、第1導電板16がアルミニウム又はアルミニウム合金以外の銅又は銅合金などの金属から形成される場合であっても、この第1導電板16が接続される正極溶接部が複数形成されてもよい。
上記第1及び第2実施形態の二次電池100,100Aでは、負極溶接部48が一つしか形成されない例(複数形成されない例)を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数形成されてもよい。正極溶接部38,138及び負極溶接部48を複数形成する場合には、それぞれ二つ形成するだけでなく、三つ以上形成してもよい。また、正極溶接部38,138と負極溶接部48との間で数が異なっていてもよい。
上記第1及び第2実施形態の二次電池100,100Aでは、一方の正極溶接部38,138が抵抗溶接によって溶接され、他方の正極溶接部38,138が超音波溶接によって溶接されている例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。複数の正極溶接部38,138を形成する場合には、例えば、全ての正極溶接部38,138が超音波溶接によって形成されていてもよいし、超音波溶接とレーザ溶接とが適宜組み合わせて形成されていてもよい。また、一の正極溶接部が抵抗溶接によって溶接され、残りの正極溶接部がレーザ溶接によって溶接されていてもよい。なお、複数の負極溶接部48を形成する場合も同様である。
例えば、積層型の電極組立体20に代えて巻回型の電極組立体が用いられてもよい。巻回型の電極組立体は、帯状の正極30、帯状の負極40及び帯状のセパレータ50を積層させた状態で軸線の周りに巻回することによって作製される。
また、電極組立体20は、最外層を構成する電極の外側に、絶縁フィルムが配置されてもよい。
蓄電装置として、二次電池100,100Aの他に、例えば電気二重層キャパシタなどが挙げられる。
二次電池100,100Aなどの蓄電装置は、例えば、車両に搭載されてもよい。車両の例には、例えば、電気自動車、ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド自動車、ハイブリッド鉄道車両、電気車椅子、電動アシスト自転車、電動二輪車などが含まれる。
10…ケース、11…絶縁フィルム、14…第2導電板、14d…第2導電板タブ、16…第1導電板、16d…第1導電板タブ、18…絶縁部材、20…電極組立体、30…正極、30a…正極タブ、32…正極導電部材(導電部材)、38,138…正極溶接部(溶接部)、40…負極、40a…負極タブ、42…負極導電部材、48…負極溶接部、50…セパレータ、60…電解液、100,100A…二次電池(蓄電装置)、116d…第2導電板タブ、130a…正極タブ、132…正極導電部材、138…正極溶接部。

Claims (6)

  1. ケースと、
    前記ケース内に収容され、正極と、負極と、前記正極と前記負極との間に配置されたセパレータと、を有する電極組立体と、
    前記ケースと前記電極組立体との間に配置された第1導電板及び第2導電板と、
    前記第1導電板と前記第2導電板との間に配置された絶縁部材と、
    前記正極及び前記負極の一方と、前記第1導電板と電気的に接続される導電部材と、
    を備え、
    前記第1導電板は、縁部から突出した形状の第1導電板タブを有し、
    前記第1導電板タブと、前記導電部材との溶接部が複数形成されている、蓄電装置。
  2. 前記正極及び前記負極は、縁部から突出した形状の正極タブ及び負極タブをそれぞれ有し、
    前記正極タブ又は前記負極タブが前記溶接部に溶接されている、
    請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記第1導電板がアルミニウム又はアルミニウム合金により形成されている、
    請求項1又は2に記載の蓄電装置。
  4. 前記第1導電板タブが、複数形成されている、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の蓄電装置。
  5. 一の前記溶接部が抵抗溶接によって溶接され、残りの前記溶接部が超音波溶接によって溶接されている、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の蓄電装置。
  6. 前記蓄電装置が二次電池である、
    請求項1〜5の何れか一項に記載の蓄電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110679002A (zh) * 2017-06-30 2020-01-10 株式会社村田制作所 电池组
CN115413384A (zh) * 2020-05-29 2022-11-29 宁德新能源科技有限公司 电池和具有所述电池的用电装置

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