JP2014146322A - 画面割り当て方法 - Google Patents

Abstract

【課題】複数の電子装置間で容易に且つ迅速に表示画面を割り当てることができる方法を提供する。
【解決手段】サーバ１０がＤｉｒｅｃｔ Ｗｉ−Ｆｉを介して少なくとも１つのクライアント装置２０と接続されるＳ２０１と、前記サーバ１０が前記クライアント装置２０に画面共有要求を送信するＳ２０２と、前記クライアント装置２０が前記サーバ１０へクライアント側検証番号を送信するＳ２０４と、前記サーバ１０がユーザが入力したサービス側検証番号を受信するＳ２０５と、前記サーバ１０が前記クライアント側検証番号と前記サービス側検証番号とが互いにマッチングしているかどうかを判断するＳ２０６と、前記クライアント側検証番号が前記サービス側検証番号にマッチングしている場合、前記サーバ１０がリアルタイムの表示画面信号を前記クライアント装置２０に伝送するＳ２０７と、を備える。
【選択図】図２

Description

本発明は、通信領域に関し、特に複数の電子装置間で表示画面を割り当てることができる方法に関するものである。

会社内部で会議を開く際、通常、１つのメインコンピュータの表示画面を他の参加者のコンピュータに割り当ててデモンストレーションする必要がある。従来の画面割り当て方法は、先ずネットワークを構築して、前記メインコンピュータ及び参加者のコンピュータを前記ネットワークにアクセスさせて、当該ネットワークを介して参加者のコンピュータと前記メインコンピュータとの接続関係を確立することによって、これらのコンピュータ間で表示画面を割り当てる。しかし、前記ネットワークを構築する場合、ルータ、交換機やその他の第三の装置を必要とするため、ハードウェアのコストが高くなる。また、ネットワークの配置及び多くのコンピュータを前記ネットワークにアクセスさせるため、時間も掛かる。

そこで、本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、複数の電子装置間で容易に且つ迅速に表示画面を割り当てることができる方法を提供することを目的とする。

上記の課題を解決するために、本発明に係る画面割り当て方法は、サーバがＤｉｒｅｃｔ Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標）を介して少なくとも１つのクライアント装置と接続されるステップと、前記サーバが前記クライアント装置に画面共有要求を送信するステップと、前記サーバが前記クライアント装置からのクライアント側検証番号を受信するステップと、前記サーバがユーザが入力したサービス側検証番号を受信するステップと、前記サーバが前記クライアント側検証番号と前記サービス側検証番号とが互いにマッチングしているかどうかを判断するステップと、前記クライアント側検証番号が前記サービス側検証番号にマッチングしている場合、前記サーバはリアルタイムの表示画面信号を前記クライアント装置に伝送するステップと、を備える。

また、上記の課題を解決するために、本発明に係る画面割り当て方法は、少なくとも１つのクライアント装置がＤｉｒｅｃｔ Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標）を介してサーバと接続されるステップと、前記クライアント装置が前記サーバからの画面共有要求を受信するステップと、前記クライアント装置がユーザが入力したクライアント側検証番号を受信するステップと、前記クライアント装置が前記クライアント側検証番号を前記サーバに送信するステップと、前記クライアント装置が前記サーバからのリアルタイムの表示画面信号を受信するステップと、を備える。

従来の技術と異なり、本発明の画面割り当て方法は、Ｄｉｒｅｃｔ Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標）を介して、サーバとクライアント装置とをポイントツーポイントのように直接に接続させることによって、サーバの表示画面をクライアント装置に割り当てる。即ち、本発明は、第三の装置を必要とせずとも、複数の電子装置間で容易に且つ迅速に表示画面を割り当てることができる。これにより、第三の装置を購入するためのコスト及び他のネットワークを架設するのに必要な時間コストを節約することができる。

本発明の第一実施形態の画面割り当て方法に係る１つのサーバと１つのクライアント装置との接続状態を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る画面割り当て方法のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係るサーバがクライアント装置に画面共有サービスを提供する場合のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係るクライアント装置が画面共有サービスを受け取る場合のフローチャートを示す図である。 本発明の第二実施形態の画面割り当て方法に係る１つのサーバと複数クライアント装置との接続状態を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る画面割り当て方法のフローチャートを示す図である。

図１は、本発明の第一実施形態の画面割り当て方法に係るハードウェア装置を示している。図１に示すように、第一実施形態において、サーバ１０は１つのクライアント装置２０に接続されて、クライアント２０にその表示画面を割り当てる。サーバ１０及びクライアント装置２０は、それぞれデスクトップ型コンピュータ、ノート型パソコン、携帯情報端末（ＰＤＡ）、タブレットパソコン、スマートフォン或いは他のコンピューティング機能を有する装置である。また、サーバ１０及びクライアント装置２０は、Ｄｉｒｅｃｔ Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標）をサポートするモジュールをそれぞれ備える。従って、前記Ｄｉｒｅｃｔ Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標）を介してポイントツーポイント（ｐｏｉｎｔ ｔｏ ｐｏｉｎｔ）のように直接接続されるため、無線ルータ（Ｗｉｒｅｌｅｓｓ Ｒｏｕｔｅｒ）、無線アクセスポイント（ＡＰ）、中間サーバ或いは他の第三の装置を必要としなくて良い。

図２は、本発明の第一実施形態に係る画面割り当て方法のフローチャートを示している。図２に示すように、サーバ１０とクライアント装置２０は、Ｄｉｒｅｃｔ Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標）を介してポイントツーポイントのような接続関係を確立する。第一実施形態において、サーバ１０とクライアント装置２０は、表示画面を割り当てる際に、以下のステップを備える。

ステップＳ２０１において、サーバ１０はサービス側のデスクトップ共有サービスプログラムを実行すると共に、クライアント装置２０はクライアント側のデスクトップ共有プログラムを実行する。前記クライアント側のデスクトップ共有プログラムは、クライアント装置２０の所定のポート（例えば、ポート８０４８）を検知する。

ステップＳ２０２において、サーバ１０は、前記サービス側のデスクトップ共有サービスプログラムを介して、クライアント装置２０の前記ポートに画面共有要求（画面を割り当てるための要求）を送信する。

ステップＳ２０３において、クライアント装置２０は、前記クライアント側のデスクトップ共有プログラムを介して、前記ポートを介してサーバ１０からの画面共有要求を受信すると、ユーザインタフェースを提供して表示し、ユーザにより入力されたクライアント側検証番号を受信する。

ステップＳ２０４において、クライアント装置２０は、前記クライアント側のデスクトップ共有プログラムを介して、前記ポートを介して前記クライアント側検証番号をサーバ１０に送信する。

ステップＳ２０５において、サーバ１０は、前記サービス側のデスクトップ共有サービスプログラムを介してクライアント装置２０からのクライアント側検証番号を受信すると、ユーザインタフェースを提供して、ユーザが当該ユーザインタフェースに入力したサービス側検証番号を受信する。

ステップＳ２０６において、サーバ１０は、前記クライアント側検証番号と前記サービス側検証番号とが互いにマッチングしているかどうかを判断する。

ステップＳ２０７において、前記クライアント側検証番号が前記サービス側検証番号にマッチングしている場合、サーバ１０は前記サービス側のデスクトップ共有サービスプログラムを介してリアルタイムの表示画面信号を、クライアント装置２０の前記ポートに伝送する。

ステップＳ２０８において、クライアント装置２０は、前記クライアント側のデスクトップ共有プログラムを介して、前記ポートを介してサーバ１０からのリアルタイムの表示画面の信号を受信し、且つユーザインタフェースを提供して、当該ユーザインタフェースにおいて前記リアルタイムの表示画面を再生する。

図３は、本発明の実施形態に係るサーバ１０がクライアント装置２０に対して、画面共有サービスを提供する場合のフローチャートを示している。当該方法は、以下のステップを備える。

ステップＳ３０１において、サーバ１０は、Ｄｉｒｅｃｔ Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標）を介してクライアント装置２０とポイントツーポイントのように直接接続する。

ステップ３０２において、サーバ１０は、前記サービス側のデスクトップ共有サービスプログラムを実行すると共に、クライアント装置２０はクライアント側のデスクトップ共有プログラムを実行する。

ステップＳ３０３において、サーバ１０は、前記サービス側のデスクトップ共有サービスプログラムを介して、クライアント装置２０のポートに画面共有要求を送信する。

ステップＳ３０４において、サーバ１０は、前記サービス側のデスクトップ共有サービスプログラムを介してクライアント装置２０からのクライアント側検証番号を受信する。

ステップＳ３０５において、サーバ１０は、サービス側検証番号を入力するためのユーザインタフェースを提供して、ユーザにより入力されたサービス側検証番号を受信する。

ステップＳ３０６において、サーバ１０は、前記クライアント側検証番号と前記サービス側検証番号とが互いにマッチングしているかどうかを判断する。マッチングしている場合、ステップＳ３０７に入る。マッチングしていない場合、ステップＳ３０３に戻る。

ステップＳ３０７において、サーバ１０は前記サービス側のデスクトップ共有サービスプログラムを介して、クライアント装置２０の前記ポートにリアルタイムの画面信号を伝送する。

図４は、本発明の実施形態に係るクライアント装置２０が画面共有サービスを受け取る場合のフローチャートを示している。当該方法は、以下のステップを備える。

ステップＳ４０１において、クライアント装置２０は、Ｄｉｒｅｃｔ Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標）を介してサーバ１０とポイントツーポイントのような接続関係を確立する。

ステップＳ４０２において、クライアント装置２０は、クライアント側のデスクトップ共有プログラムを実行して、当該クライアント側のデスクトップ共有プログラムによりクライアント装置２０自身の１つのポートを検知する。

ステップＳ４０３において、クライアント装置２０は、前記クライアント側のデスクトップ共有プログラムを介して前記ポートから、サーバ１０が送信した画面共有要求を受信する。

ステップＳ４０４において、クライアント装置２０は、クライアント側検証番号を入力するためのユーザインタフェースを提供して、ユーザにより入力されたクライアント側検証番号を受信する。

ステップＳ４０５において、クライアント装置２０は、前記クライアント側のデスクトップ共有プログラムを介して、前記クライアント側検証番号をサーバ１０に送信する。

ステップＳ４０６において、クライアント装置２０は、前記クライアント側のデスクトップ共有プログラムを介して、前記ポートからサーバ１０が送信したリアルタイムの表示画面信号を受信し、且つユーザインタフェースを提供して、当該ユーザインタフェースにおいて前記リアルタイムの表示画面を再生する。

図５は、本発明の第二実施形態の画面割り当て方法に係るハードウェア装置を示している。図５に示すように、第二実施形態において、サーバ１０は複数のクライアント装置２０に接続されて、複数のクライアント２０にそれぞれ表示画面を割り当てる。サーバ１０は、Ｄｉｒｅｃｔ Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標）を介して、そのリアルタイムの表示画面を各クライアント装置２０に割り当てる。

図６は、本発明の第二実施形態に係る画面割り当て方法のフローチャートを示している。第二実施形態に係る画面割り当て方法は、以下のステップを備える。

ステップＳ６０１において、サーバ１０は、Ｄｉｒｅｃｔ Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標）をサポートする複数のモジュールを介して、複数のクライアント装置２０とそれぞれポイントツーポイントのように直接接続される。

ステップＳ６０２において、サーバ１０は前記サービス側のデスクトップ共有サービスプログラムを実行すると共に、複数のクライアント装置２０それぞれがクライアント側のデスクトップ共有プログラムを実行する。

ステップＳ６０３において、サーバ１０は前記サービス側のデスクトップ共有サービスプログラムを介して、それぞれのクライアント装置２０の所定のポートに画面共有要求を送信する。

ステップＳ６０４において、サーバ１０は、前記サービス側のデスクトップ共有サービスプログラムを介して各クライアント装置２０からのクライアント側検証番号を受信する。

ステップＳ６０５において、サーバ１０は、サービス側検証番号を入力するためのユーザインタフェースを提供して、ユーザにより入力されたサービス側検証番号を受信する。

ステップＳ６０６において、サーバ１０は、それぞれのクライアント側検証番号と前記サービス側検証番号とが互いにマッチングしているかどうかを判断する。あるクライアント側検証番号が前記サービス側検証番号にマッチングしている場合、サーバ１０は、前記サービス側のデスクトップ共有サービスプログラムを介してリアルタイムの表示画面信号を当該クライアント側検証番号に対応するクライアント装置２０のポートに伝送する。

従来の技術と異なり、本発明の画面割り当て方法は、Ｄｉｒｅｃｔ Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標）を介して、サーバ１０とクライアント装置２０とをポイントツーポイントのように直接に接続させることによって、サーバ１０の表示画面をクライアント装置２０に割り当てる。即ち、本発明は、第三の装置を必要とせずとも、複数の電子装置間で容易に且つ迅速に表示画面を割り当てることができる。これにより、第三の装置を購入するためのコスト及び他のネットワークを架設するのに必要な時間コストを節約することができる。

１０ サーバ
２０ クライアント装置

Claims (10)

1. サーバがＤｉｒｅｃｔ Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標）を介して少なくとも１つのクライアント装置と接続するステップと、
   前記サーバが前記クライアント装置に画面共有要求を送信するステップと、
   前記サーバが前記クライアント装置からのクライアント側検証番号を受信するステップと、
   前記サーバがユーザが入力したサービス側検証番号を受信するステップと、
   前記サーバが前記クライアント側検証番号と前記サービス側検証番号とが互いにマッチングしているかどうかを判断するステップと、
   前記クライアント側検証番号が前記サービス側検証番号にマッチングしている場合、前記サーバがリアルタイムの表示画面信号を前記クライアント装置に伝送するステップと、
   を備えることを特徴とする画面割り当て方法。
2. 前記サーバは、サービス側のデスクトップ共有サービスプログラムを実行するステップをさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の画面割り当て方法。
3. 前記サーバは、前記サービス側のデスクトップ共有サービスプログラムを介して、前記クライアント装置の所定のポートに前記画面共有要求を送信することを特徴とする請求項１又は２に記載の画面割り当て方法。
4. 前記サーバは、前記サービス側のデスクトップ共有サービスプログラムを介して、前記クライアント装置の前記ポートにリアルタイムの表示画面信号を出力することを特徴とする請求項３に記載の画面割り当て方法。
5. 前記クライアント側検証番号と前記サービス側検証番号とが互いにマッチングしない場合、前記サーバは前記クライアント装置に新たに画面共有要求を送信することを特徴とする請求項３に記載の画面割り当て方法。
6. 少なくとも１つのクライアント装置がＤｉｒｅｃｔ Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標）を介してサーバと接続されるステップと、
   前記クライアント装置が前記サーバからの画面共有要求を受信するステップと、
   前記クライアント装置がユーザが入力したクライアント側検証番号を受信するステップと、
   前記クライアント装置が前記クライアント側検証番号を前記サーバに送信するステップと、
   前記クライアント装置が前記サーバからのリアルタイムの表示画面信号を受信するステップと、を備えることを特徴とする画面割り当て方法。
7. 前記クライアント装置は、クライアント側のデスクトップ共有プログラムを実行するステップをさらに備えることを特徴とする請求項６に記載の画面割り当て方法。
8. 前記クライアント側のデスクトップ共有プログラムは、前記クライアント装置の所定のポートを検知することを特徴とする請求項７に記載の画面割り当て方法。
9. 前記クライアント側のデスクトップ共有プログラムは、前記ポートを介して前記サーバからの画面共有要求を受信することを特徴とする請求項８に記載の画面割り当て方法。
10. 前記クライアント側のデスクトップ共有プログラムは、前記ポートを介して前記サーバからのリアルタイムの画面信号を受信することを特徴とする請求項８に記載の画面割り当て方法。

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